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BELLATOR Bellator247 Report ケイト・ジャクソン デニス・キルホンツ ブログ

【Bellator247】左フック一閃、43秒KO勝のキルホンツ。「ブルー(キック)に続き、赤いベルトが欲しい」

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホンツ(オランダ)
Def.1R0分43秒by KO
ケイト・ジャクソン(英国)

やや遠い距離で左ジャブを繰り出すジャクソンに対し、キルホンツは踏み込んで左ジャブを伸ばす。さらにジャブから左フックという動きを見せたキルホンツは、ジャクソンのステップインに左フックを合わせていく。キルホンツは右ローを入れ、右オーバーハンドを打ち込むと、組んできたジャクソンに左フック一閃。そのまま頭からマットに崩れ、横に一回転したジャクソンにパウンドの追い打ちをしたキルホンツが圧倒的なKO劇を見せた。

急ぎストップしたレフェリーの指示を効かすパンチを続けたことをジャクソンとレフェリーに詫びたキルホンツは、「狙っていたわけじゃないけど、こうなるようにいつもボブ・シュクライバーと練習しているから。女子の試合がメインになって、素晴らしいこと。今も夢の中にいるみたい(笑)。誰とでも戦う準備はできている。私はBellatorのキック世界王者、ブルーのベルトに続き、赤いベルトが欲しいわ」と笑顔で話した。


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BELLATOR Bellator247 Report ノルベルト・ノヴェニーJr ブログ

【Bellator247】最強の父を持つノルベルト・ノヴェニーJrが、ノヴェニーJrがゼウニをトライアングル葬

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr(ハンガリー)
Def.1R4分36秒 by 三角絞め
レイ・ゼウニ(フランス)

モスクワ五輪グレコローマン金メダリストで、フルコンキックで世界王者、2009年にWFCAで53歳にしてチャンピオンになったノルベルト・ノヴァニーを父に持つJrは、これまでキャリア4勝0敗だ。腰とガードが低いサイド気味の構えから左を伸ばすノヴェニーJrに対し、距離を詰めたゼウニは左フックでダウンを奪う。起き上ってシングルからダンブルでケージに押し込んだノヴェニーJrはテイクダウンに成功する。

ノヴェニーJrはスクランブルでバックに回り、正面を向いてもう一度テイクダウン。首を抱えるゼウニに対し、ヴァンフルーからパスを決める。サイドで抑えてエルボーを落とすノヴェニーJrはブリッジからスクランブルに持ち込んだゼウニにアナコンダチョーク。ここもブリッジで上を取ったゼウニはエスケープに成功するが、ノヴェニーJrは右腕を差してエレベータースイープで上を取り返す。ここも足を抜くと同時にマウントを狙いにいったノヴェニーJrは、ゼウニのブリッジで下にされると落ち着いて三角絞めをセットしタップを奪った。


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BELLATOR Bellator247 Report ブライアン・ムーア ブログ

【Bellator247】左アッパーでダウンを喫したムーアが、右アッパーで形勢逆転。右フック2発でKO勝ち

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
Def.2R3分55秒by KO
シモーネ・ダンナ(イタリア)

左ジャブを入れたムーアは、右フックを受けて間合いを取り直す。ローから右を伸ばし、先手を打つ旦那が右ロー。ダンナのワンツーからのハイをかわしたムーアは右を打ち込んで、距離を詰める。再び右をヒットさせたムーアはローを動きが止まるシーンも。すかさず右ローを蹴り返したムーアはジャブを入れ、ダンナは右ローを2発当てる。ここからフックを連打、右ローを蹴るダンナは近距離での打撃戦に応じ、左ハイを繰り出す。

この打撃戦は付き合わされているのか、動きが落ちてきたダンナはワンツーを被弾し、ケージに押し込まれる。ムーアはボディを入れ、離れると右アッパーを突き上げる。それでもダンナも前蹴りからジャブを伸ばすが、踏み込みが弱くなってきた。ダンナはここで組みに切り替えダブルレッグからバックへ。ムーアは胸を合わせて押し込み返した。

2R、ダンナが左ロー、続いてハイから左ミドルを放つ。さらにワンツーから右を打ち込み、手をマットについたムーアに左ボディを入れ、直後に左アッパーでダウンを奪う。ボディから顔面にパンチを入れたダンナに対し、ムーアは蹴り上げを狙う。ダンナはエルボーを入れ、蹴り上げから立ち上がったムーアがケージに押し込み、大内でテイクダウンを狙う。

耐えたダンナだが、ハイクロッチからシングルとケージレスリングに付き合わされ、ムーアがダメージを回復。距離を取り直すと、ムーアが逆に右アッパーをヒットさせる。ダンナの右ローでムーアは姿勢が乱れる場面もあったが、直後に右アッパーで動きを止める。ムーアは左フック、右アッパー、前に出てくるところで右フックを2発を打ち込み試合を決めた。


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BELLATOR Bellator247 Report クリス・ダンカン ブログ

【Bellator247】背中に「剣で生きる者は剣で死ぬ」という刺青を入れたダンカンがパンチを纏め7連勝達成

<160ポンド契約/5分3R>
クリス・ダンカン(英国)
Def.2R3分58秒by TKO
イアニキ・フォルタード(ギニアビサウ)

ダンカンが右ミドルを蹴ると、フォルタードが左ミドル。ダンカンはさらに右ミドルを続け、フォルタードがそこに右フックを当てていく。ローを入れ、組んでいったダンカンがケージに詰めていく。フォルタードが押し返しヒザ蹴り、ダンカンが再びケージに押し込むが離れる。ダンカンの右ハイ後に、左ストレートを入れたフォルタードだがパンチに真っすぐ下がってしまう。

ダンカンはそこに後ろ回し蹴りをボディに当てる。フォルタードの左フックを遠い位置から打っていく。左は当たるが、右がないフォルタードはローで姿勢を崩し、そこに右フックを被弾する。ダンカンは右カーフを続け、ワンツーで圧力をかける。フォルタードもローに左を合わせ、左から右のワンツーを決める。ガード上から右ハイを蹴ったダンカンだがペースを握るというところまでもっていくことはできなかった。

2R、右ミドルからパンチをまとめたダンカン。距離を取り直したフォルタードに左を入れる。フォルタードは前足を蹴られ、ケージ前に追い込まれる。ここでダンカンが右ハイ、フォルタードも右に回って間合を取り直すが、左足にローを受け姿勢が乱れる。コンパクトな右フックを見せるダンカンに対し、フォルタードのフックを大きい。それでもフォルタードが左ストレートを当てるが、ケージの前に詰まった状態が続く。

組みに行ったフォルタードだが、逆にエルボーを受けてケージに追い込まれヒジ、右を被弾。かなり消耗してきたフォルタードはケージから離れてボディ打ちも、ローで体が一直線に。そこに右ストレートを被弾し、アッパー、左右のフックとパンチを纏められたフォルタードはダウンしダンカンが鉄槌の追撃でTKO勝ちを決めた。

背中に「剣で生きる者は剣で死ぬ」というタトゥーを入れるダンカンはキャリア7連勝とし、マーロス・クーネンのインタビューで母の形見であるクロスのネックレスを披露した。


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BELLATOR Bellator247 Report キーワン・グレイシー・ベーリンギ コンスタンチン・グヌサリノフ. ブログ

【Bellator247】グレイシーとベーリングを継承する男、キーワン──十字を極め切れず0-3の判定負け

<ウェルター級/5分3R>
コンスタンチン・グヌサリノフ(モルドバ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
キーワン・グレイシー・ベーリンギ(ブラジル)

サウスポーのキーワンが左ハイを見せる。グヌサリノフも右ハイを返し、右ローを当てる。グヌサリノフが先に組みつき、キーワンはジャンピングガードからギロチンを狙うも、頭を抜かれる。クローズドのキーワンは左足を左腕抱えるようにハイガードを取り、腕十字へ移行する。グヌサリノフが体重をかけると、自ら技を解いたキーワンは下の状態が続く。

ケージを蹴って腕十字をもう一度狙ったキーワンだが、ここも自らクローズドに戻る。3度目の腕十字は腹ばいになって仕掛けたが、時間となった。

2R、右ローから右ハイを狙ったグヌサリノフに対し、キーワンも蹴りを放つ。グヌサリノフが右ミドルを決めて前に出るが、キーロンがボディロックテイクダウンを決める。パス狙いのキーワンの頭部にエルボーやパンチを入れるグヌサリノフだが、ハーフから残った足も抜いたキーワンがマウントを奪う。

キーワンはブリッジを潰し、腕十字をセットアップ。しかし顔を刈ることができず、下になってクローズドを選択する。初回と同じように、自らの足を抱えたガードを見せたキーロンだが、動きは鈍くクローズドを取る。ボディにエルボーをまとめたグヌサリノフが肩パンチを繰り出す。キーワンは仕掛けの無いままラウンド終了を向けた。

最終回、ハイを見せあった両者。グヌサリノフが距離を詰めると、キーワンがボディロックから後方へテイクダウン。そのままリバーサルでグヌサリノフが上を取る。クローズドで腕をしぼるキーワンだが、腕十字まで持っていけない。

オープンガードを取ることがないキーワンは背中をマットにつけたまま、エルボーを顔面に打たれる。左目尻をカットしたキーワンは、スイープを仕掛ける。残り30秒を切り、キーワンは最後の腕十字を察知され、下からパンチを見せる。起き上ったグヌサリノフがパウンドを落としタイムアップに。1Rと2Rもジャッジ3人の支持を得ることができなかったキーワンは0-3で敗れた。


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BELLATOR Bellator247 Preview キーワン・グレイシー・ベーリンギ ブログ

【Bellator247】マクレガーに勝利──カーロスの孫で、ヒクソンの一番弟子の息子キーワンがベラトール初陣

【写真】父マルセーロ・ベーリンギと目元がソックリなキーワン (C)BELLATOR

1日(木・現地時間)にイタリアはミラノのアリアンツ・クラウドで開催されるBellator247「Kielholtz vs Jackson」で、新たなグレイシーがサークルケイジに足を踏み入れる。

それがキーワン・グレイシー・ベーリンギだ。ホイス、ネイマン、コンリー、そしてホブソン・グレイシーJrに次ぎ、BELLATORで戦うグレイシーとなったキーワンは既に31歳でMMAは2戦目だ。このキーワン、“だだの”という表現はグレイシーには相応しくないが、ただのグレイシーではない。上にあるように彼はベーリンギという名も継承している。


エリオ・グレイシーの高弟フラービオ・ベーリンギと、カーロス・グレイシーを祖父に持つキーワン。母はカーロスの3度目の妻ライルとの間に生まれた──カーロスにとって最後の血筋となるキルラで、父はフラービオの息子マルセーロだ。

マルセーロはヒクソンの一番弟子で、そのヒクソンがブラジルを離れた後の80年代終盤から90年代初頭にかけて、グレイシー柔術を代表するナンバーワン・バーリトゥード・ファイターであった。

1991年8月31日に行われた柔術✖ルタリーブリの対抗戦にもマルセーロは柔術側のエースとして出場しヒクソンの天敵ウゴ・デュアルチと対戦予定だったが、ヒジの負傷で欠場となってしまった。

その後もヒクソンの下とブラジルを行き来し、サンパウロのベーリンギ柔術で指導を行っていたが、1995年に──一説によるとドラッグの問題で──命を落とした。そんなマルセーロの息子がキーワンだ。父を亡くす直前の4歳の頃から柔術を始め、ここ10年に渡りロンドンのホジャー・グレイシーの下で指導を行っている。今では黒帯を巻くキーワンは紫帯時代の2012年にノーギ柔術でコナー・マクレガーに勝利している。

カリーニョスやヒリオンというカーロスとライルの間に生まれたグレイシーの直系の叔父たちと、マルセーロ・ベーリンギの精悍な面影を併せ持つキーワンが、現代MMAでどのようなファイトを見せることができるか。いってみれば敢えて戦う必要がないのにMMAに挑む。これこそグレイシーとベーリンギの血といえるだろう。

■視聴方法(予定)
10月2日(金・日本時間)
午前2時00分~プレリミBellator Mobile App & Bellator MMA Youtube Channel
午前5時00分~メインDAZN

■ Bellator247計量結果

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー: 172.6ポンド(78.29キロ)
デレック・アンダーソン: 170.4ポンド(77.29キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホンツ: 123.4ポンド(55.97キロ)
ケイト・ジャクソン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr: 185.6ポンド(84.18キロ)
レイ・ゼウニ: 182.6ポンド(82.82キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 145.8ポンド(66.13キロ)
シモーネ・ダンナ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
クリス・ダンカン: 159.2 ポンド(72.21キロ)
イアニキ・フォルタード: 159 ポンド(72.12キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・ロング: 170.6ポンド(77.38キロ)
ジャンニ・ミリッロ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メンディ・ブルン: 125.8ポンド(57.06キロ)
フィレ・エイコウト: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ウォルター・ガハージャ: 170ポンド(77.11キロ)
ウロシュ・ユリシッチ: 171.1ポンド(77.6キロ)

<ウェルター級/5分3R>
キーワン・グレイシー・ベーリンギ: 170.4ポンド(77.29キロ)
コンスタンチン・グヌサリノフ: 169ポンド(76.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
リー・チャドウィック: 204.8ポンド(92.89キロ)
エデウソン・マセド: 204ポンド(92.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ブライン・オドリスコール: 125ポンド(56.7キロ)
サラ・エルカ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<女子アトム級/5分3R>
ジェ・ジョホン: 105.6ポンド(47.89キロ)
モニカ・ホフリコワ: 106ポンド(48.08キロ)

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