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【BRAVE CF46】BRAVE初陣のバガウティノフ、リチコヴァカを殴り続け圧勝。フライ級王座獲りへ!!

【写真】バンタム級ではなく、フライ級王座を目指すこととなったバガウティノフ(C)BRAVE CF

<59.5キロ契約/5分3R>
アリ・バガウティノフ(ロシア)
Def.3-0:30-25.30-25.30-26
オレッグ・リチコヴァカ(ロシア)

サウスポーのバガウティノフが勢いのある右ローを蹴り込む。リチコヴァカのローにテイクダウンを合わせたバガウティノフがパウンドを落とす。外ヒールにも思いきりパンチを落とすバガウティノフは、ヒザをついてハーフで抑えパンチを続ける。リチコヴァカは左腕を差すが、頭を抱えて上を浮かせたバガウティノフが顔面を殴りつける。

背中を向けたリチコヴァカの体を跨いで馬乗りになりパンチ、スクランブルではワンフックでバックから殴る。バガウティノフは正面に回るが、ここでリチコヴァカが体を入れ替えて逆にシングルレッグへ。ならばと強烈な勢いで肩口にエルボーを落とすと、リチコヴァカが溜まらず引き込みガードを取る。構わず殴るバガウティノフは背中を見せたリチコヴァカに対し、両足をフックしてパウンド。タイムアップとなったが、一方的なラウンドとなった。

2R、右ストレートを当てたリチコヴァカだが、ローの直後にダブルレッグでテイクダウンから即バックマウントを許す。ケージキックにもバックマウントをキープしたバガウティノフ、リチコヴァカは上を向きつつ足を戻す。バガウティノフが立ち上がりロー、足を畳んで殴り、座った状態リチコヴァカの胸にヒザを蹴り込む。

一方的に攻められ続けるリチコヴァカは、シングルをギロチンで切られたが立ち上がったボディロックテイクダウンを決めると、そのままバックマウントを取る。絞めを狙いつつ、後方から殴るリチコヴァカだが、フックを外したバガウティノフが尻をずらして胸を合わせスクランブルでバックへ。逆に両足をフックし背中を伸ばしエルボーとパンチを入れた。

最終回、バガウティノフが左ロー、リチコヴァカはさすがにローを出さずに右オーバーハンドを振るっていく。と、シングルレッグを仕掛けたリチコヴァカはそのまま引き込んでしまい流れてバックを許す。立ち上がって後方に弧を描くようにスープれっすを決めたバガウティノフは、そのままケージ際でワンフックに取り殴っていく。

胸を合わせたリチコヴァカだが、ケージにもたれて座っている状態でギロチンからマウントを許す。両足を破産状態から腰をコントロールして背中をつけさせたバガウティノフが足を捌いてパウンド。リコチヴァカは後方回転も、すかされバックを取られる。胸を合わせても座って殴られ、立ち上がろうとするとバックからパンチを受けるリコチヴァカ。

一方的に攻めるバガウティノフは強引なブルドックチョークは極め切れず、最後はシングルレッグを潰してエルボーを落とし試合終了を迎えた。判定ながら圧勝したバガウティノフは、フライ級決定トーナメントでダスティン・オーティズと戦うことをアピールした。


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【BRAVE CF46】「小学生の時、ヒョードルのPRIDEの試合を見たのが初MMAだった」エルダル・エルダロフ

【写真】BRAVE CFスーパーライト級のベルトとバーレーン国旗を持つエルダノフ。弱いわけがない風貌だ (C)BRAVE CF

16日(土・現地時間)にロシアはソチのWOWアリーナで開催されるBRAVE CF46。そのメインでBRAVE CFスーパーライト級王者エルダル・エルダロフが、レアンドロ・マフラの挑戦を受ける。

バーレーンをIMMAF=アマMMAでトップに成長させた立役者は、キャリア12勝1敗。唯一の敗北は18歳の時にカビブ・フルマゴメドフに喫したモノだ。

バーレーンMMA界の重鎮ながら、まだ29歳のロシア人ファイターに初インタビューを試みた。


──22カ月間、試合から遠ざかっていましたが、現在の体調はいかがでしょうか。

「心身ともに最高の状態にあるよ。自分のキャリアを真剣に考え、このタイトル戦がいかに重要か理解している。この試合のために3カ月以上も準備をしてきたんだ。絶好調だよ」

──挑戦者マフラの印象を教えてください。

「きっとタフな相手だろう。自分のキャリアのなかでも経験豊かな選手だ。でも余り気にしていない。打撃に自信があるようだけど、過去の試合ではレスリングやグラップリングも少し見せていた。彼は私のプレッシャーの前に何もできないはずだ。きっと、試合が始まると1秒後には私のプレッシャーを感じるようになる」

──母国ロシアでの試合になります。

「家族や友人が多くやって来るから、そこに関しては少しプレッシャーを感じている。でも、その分応援も多いし、母国のファンの声は何よりもモチベーションになるよ」

──ロシアはあらゆる格闘技が普及していますが、エルダルのベースは?

「サンボだよ。ロシアでチャンピオンになり、コンバットサンボでも戦った。コンバットサンボはジャケットを着たMMAのようなものだから、MMAに転向するのは問題なかったよ」

──今はバーレーンに住んでいますが、国籍もバーレーンに移したのですか。

「ノー。バーレーンのパスポートは持っていない。ただし、住んでいるのも練習をしているのもバーレーンだから、今やバーレーンが自分のホームだと思っている」

──バーレーンと関係が深くなったのは?

「2015年に友人のハムザ・アルコヘージのファイトキャンプをサポートするためにバーレーンに滞在し、彼が勝利した後にKHK MMAのコーチになって欲しいと言われたんだ。そして、バーレーンに住むことを決めてアマチュアファイターの育成、プロファイターの指導、自分自身のトレーニングとファイトをしてきた。

バーレーンは今やIMMAFの本拠地があり、アマチュアMMAが最も盛んな国になっている。ランキングでもバーレーンは1位だ。アマチュアでトップということは、彼らがプロに転向して活躍する日も近い。きっとプロでも、アマと同じようにバーレーンはMMAで最強の国になるだろう。

何よりBRAVE CFというプロの場があることが、バーレーンのファイターの成長を後押しすることは間違いない。BRAVEは今や世界のベストMMAプロモーションの一つだからね。世界一のプロモーションに成長する可能性もあるし、輝かしい未来がバーレーンのMMAには待っているはずだ」

──エルダルはスーパーライト級という殆どのMMA大会にはない階級のチャンピオンです。

「この階級を設けたことが、BRAVE CFの決定のなかでベストの一つだと思っている。私のようにウェルター級では小さくて、ライト級では大きな選手が世界中にいるはずだ。でも、どちらかに合わせて戦うしかない。ベストな状況で戦うことができないんだ。私自身がそうだった。でも、このスーパーライト級という体重で戦えることでベストパフォーマンスを見せることができる。

ただし、私はライト級でもウェルター級でも、問題なく戦うことができるけどね」

──マフラとの防衛戦、どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ファイヤーワークスだ。KOか一本かは分からないけど、必ずフィニッシュするよ」

──では最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「私が小学生の時、エメリヤーエンコ・ヒョードルが日本のPRIDEで戦っていたことを覚えている。椅子に座ったヒョードルの試合を見た。それが私にとって初めて目にしたMMAだったんだ。日本はMMAの歴史を創ってきた。それと東京五輪には、バーレーン・レスリングチームの試合を見に日本に行くつもりだよ」

■視聴方法(予定)
1月17日(日・日本時間)、
午前0時30分~ FITE
午前0時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF46対戦カード

<BRAVE CFスーパーライト級選手権試合/5分5R>
[王者]エルダル・エルダロフ(バーレーン)
[挑戦者]レオナルド・マフラ(ブラジル)

<59.5キロ契約/5分3R>
アリ・バガウティノフ(ロシア)
オレッグ・リチコヴァカ(ロシア)

<67キロ契約/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
ナルザン・アキシェフ(カザフスタン)

<ヘビー級/5分3R>
コンスタンチン・エローヒン(ロシア)
ジルガルベク・チョモノフ(キルギス)

<68キロ契約/5分3R>
マゴメド・アブドゥサラモフ(ロシア)
アンドレイ・レザネフ(ウクライナ)

<71キロ契約/5分3R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
ジャホンギル・セイジャモロフ(タジキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ガムザット・ヒラマゴメドフ(ロシア)
ラスタム・シエブ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
べア・シュテピン(ロシア)
アレクサンドル・キェシュトフ(ロシア)

<スーパーライト級/5分3R>
クンカルパシャ・オスマエフ(ロシア)
ユーリ・ヴェリニチン(ロシア)

<90キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タル・アハリ(バーレーン)
ドミトリー・ウリヴレタス(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ムラッド・ビラロフ(ロシア)
ヒョードル・バビッチ(カザフスタン)

<59キロ契約/5分3R>
マゴメド・カラモフ(ロシア)
ゾキルスホン・ホシモフ(ウスベキスタン)

<スーパーライト級/5分3R>
セイギドグセイン・シュルクハエフ(ロシア)
エルキンバイ・アブシュラモフ(キルギス)

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【BRAVE CF46】強力ロシアンがズラリ、2021年第一弾プレリミ注目数はキルギスの野生馬クバチニエフ

【写真】キルギスの野生馬、クバチニエフ。とにかく立っても寝ても、殴り続ける(C)BRAVE CF

16日(土・現地時間)、バーレーン王国ベースのBRAVE CFが2021年の最初のイベントをロシアはソチのWOWアリーナで開催する。KREPOST FCと共同開催の同大会──メインはバーレーンMMA界の重鎮エルダル・エルダノフがBRAVE CFスーパーライト級防衛戦戦でレオナルド・マフラの挑戦を受ける。


バーレーンのアマMMAを短期間でIMMAFのトップに育てた手役者は、抜群のテイクダウン&コントロール能力を誇る。そんなエルダノフにとって22カ月振りの防衛戦は母国凱旋試合となる。

今後BRAVE CFのバンタム級とフェザー級を主要キャストになるであろうアリ・バガウティノフとロマン・ボガトフの初出場。さらにコンスタンチン・エローヒン✖ジルガルベク・チョモノフというヘビー級戦、共同プロモーションのKREPOST FC期待のフェザー級ファイターでキャリア6勝で負け無しのマゴメド・アブドゥサラモフが、68キロ契約でアンドレイ・レザネフとのマッチアップなど5試合がメインカードとして組まれている。

8試合のプレリミで注目は71キロ契約でタジキスタンのジャホンギル・セイジャモロフと中央アジア対決に臨む、キルギスのアブディサラム・クバチニエフだ。戦績は16勝3敗で現在は3連勝中、カザフのAlash Pride、母国のWEFからロシアのACBヤングイーグルを経てBRAVEと契約したクバチイエフは右肩上がりの8連勝中だ。

クバチニエフはボクシング&レスリングを融合させたスタイルで、近距離でのアッパーやトップ&バックコントロールから力強いパウンドが持ち味だ。直ぐに組める距離で思い切りパンチを入れ、組み崩して殴り続ける。野性味あふれるファイトで、中央アジア対決を制すると──クバチニエフは、フランスのアミン・アユブが王者になったばかりのライト級王座挑戦が視界に入っている。

■視聴方法(予定)
1月17日(日・日本時間)、
午前0時30分~ FITE
午前0時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF46対戦カード

<BRAVE CFスーパーライト級選手権試合/5分5R>
[王者]エルダル・エルダノフ(バーレーン)
[挑戦者]レオナルド・マフラ(ブラジル)

<59.5キロ契約/5分3R>
アリ・バガウティノフ(ロシア)
オレッグ・リチコヴァカ(ロシア)

<67キロ契約/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
ナルザン・アキシェフ(カザフスタン)

<ヘビー級/5分3R>
コンスタンチン・エローヒン(ロシア)
ジルガルベク・チョモノフ(キルギス)

<68キロ契約/5分3R>
マゴメド・アブドゥサラモフ(ロシア)
アンドレイ・レザネフ(ウクライナ)

<71キロ契約/5分3R>
アブディサラム・クバチニエフ(キルギス)
ジャホンギル・セイジャモロフ(タジキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ガムザット・ヒラマゴメドフ(ロシア)
ラスタム・シエブ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
べア・シュテピン(ロシア)
アレクサンドル・キェシュトフ(ロシア)

<スーパーライト級/5分3R>
クンカルパシャ・オスマエフ(ロシア)
ユーリ・ヴェリニチン(ロシア)

<90キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タル・アハリ(バーレーン)
ドミトリー・ウリヴレタス(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ムラッド・ビラロフ(ロシア)
ヒョードル・バビッチ(カザフスタン)

<59キロ契約/5分3R>
マゴメド・カラモフ(ロシア)
ゾキルスホン・ホシモフ(ウスベキスタン)

<スーパーライト級/5分3R>
セイギドグセイン・シュルクハエフ(ロシア)
エルキンバイ・アブシュラモフ(キルギス)

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【BRAVE CF46】重鎮エルダロフの挑戦者はマフラ。ロマン・ボガトフ、アリ・バガウティノフが初参戦

【写真】ボガトフはM-1復帰やACA転身でなく、BRAVE CFを選択した(C)Zuffa/UFC

1月16日(土・現地時間)にロシアはソチのWOWアリーナで開催されるBRAVE CF46の対戦カードがほぼ固まっている。

コロナ期において、国際大会の連続開催能力を見せたことでMMA界で確固たるポジションを築いたBRAVE CF。2021年のスタートは、ロシアから。そして中東色はバーレーン国籍のロシア人スーパーライト級王者エルダフ・エルダロフとIMMAF世界王者✖2度から11月にプロデビューを果たしたばかりのムルタザ・タルハ・アリの出場ぐらいで、ロシア濃度の高いイベントとなる。

現状予定されている9試合、出場18選手の国籍の内訳はバーレーンが2名、ブラジルが1人、この他はロシアが10人、キルギスが2人、この他はカザフスタン、タジキスタン、ウクライナが各1選手ずつとなっている。


中東の重鎮ファイター=エルダロフの挑戦者は、レオナルド・マフラに決まった。マフラはかつてパンクラスで北岡悟のヒールフックに敗れおり、北岡戦から4年で3試合、BRAVEでは1勝1敗の戦績を残している。いわば重鎮の凱旋帰国マッチに、供えられた生贄との見方もできるタイトルマッチだ。

セミ以下のカードで注目はロマン・ボガトフだ。M-1ライト級王者から、昨年7月にUFCデビューも反則のグラウンドでのヒザ蹴りによる2P減点もあり、レオ・サントスに大差の判定負けを喫している。UFCはアイポークなど計3度の反則攻撃を重視し、わずか1戦でボガトフをリリース、捲土重来BRAVEではライト級でなくフェザー級王座を目指しての参戦となる。

今回はそのための準備期間といえ、67キロ契約でナルザン・アキシェフと対戦する。10勝1敗のボガトフに対して、アキシェフも10勝1敗──カザフスタンのBushido FCのフェザー級トーナメント・ウィナーだ。パワーサブミッションのファイターのアキシェフと、UFCでは本領発揮できなかったウェルラウンダーのボガトフのマッチアップ。その勝者はババ・ジェンキンスが返上して空位となっているBRAVE CFフェザー級王座に近づくことは間違いない。

またコ・メインには元UFCファイターでオクタゴンでは4勝4敗──ジョン・リネケルやティム・エリオットに勝利し、堀口恭司に敗れているアリ・バガウティノフが59キロのキャッチウェイト戦でオレッグ・リチコヴァカとBRAVE初戦を戦う。

ボクシングからMMAに戻ってきたバガウティノフが、今後はフライ級かバンタム級のどちらで戦っていくかは不明だ。いずれにせよ、以前のようなKOパンチを引っ提げてMMAを戦うことができるなら──現在王座決定戦が行われているフライ級戦線、チームラカイのスティーブン・ローマンが長期政権にあるバンタム級戦線で台風の目になることは間違いないだろう。

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【BRAVE CF46】砂漠のMMA王国、2021年はロシアのソチから。Sライト級王者=至宝エルダロフが防衛戦

【写真】打撃は粗いが、打つタイミングが堅実なエルダロフ。勝負所のテイクダウン奪取能力の高さと無慈悲なパウンドが最大の武器だ (C)BRAVE CF

7日(月・現地時間)、中東バーレーンを拠点とするBRAVE CFが来年1月16日(土・同)にロシアはソチのWOWアリーナで開催するBRAVE CF46にスーパーライト級王者エルダル・エルダロフが出場し、王座防衛戦を行うことを発表している。

パンデミック後UFC、Bellator、ONEに続く存在感を示すようになったBRAVE CFは、ロシアのクレポスト・コレクションとの共同開催となるソチ大会で2021年のスタートを切り、そこにロシア出身で現在はバーレーン国籍となっているエルダロフの出場が決まった。


キャリア12勝1敗、11年前にカブビ・ヌルマゴメドフに喫した敗北以降、負け知らずのチャンピオンが1年8カ月振りの実戦復帰だ。レスリング&サンボからMMAに転じたエルダロフは、スーパーライト級という他団体にない階級の王者で、ある意味──特別扱い、そしてBRAVE CFにとって特別なファイターといえる。

上記にあるように今ではバーレーン国籍となっているエルダロフは、BRAVE CFと共同プロジェクトといえるKHKスポーツというスポーツ事業展開の一環として活動するKHKジム及びバーレーンのアマMMAナショナルチームのヘッドコーチを務め、IMMAFランキングでバーレーンが1位を獲得する立役者となっている。

ライト級では大きく、ウェルター級では小さい──そんなエルダロフが、BRAVE CFで3連勝を挙げると、BRAVE首脳は彼のためにスーパーライト級王座を創設し、今年の7月にUFCデビューを飾ったチュニジアのムニール・ラジスを下し初代王者となっている。

とにかくレスリング力に優れたエルダロフ、モハメド・ファフレディンBRAVE CF代表が「私の立場として、こういうことを言ってはいけないが、エルダルは特別なチャンピオン。負ける姿が想像できない」と断言するバーレーンMMA界の至宝、初防衛戦の相手が誰になるのか気になるところだ。

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