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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN236   アンドレ・フィーリ ダン・イゲ レローン・マーフィー

【UFN236】右クロス一閃! ダン・イゲが代役フィーリを一撃でマットに沈める

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.1R2分43秒 by KO
アンドレ・フィーリ(米国)

当初はレローン・マーフィーと対戦する予定だったイゲだが、マーフィーの負傷欠場により、フィーリとの試合に臨む。サウスポーのフィーリに対し、イゲが左ジャブを突く。下がりながらローを見せるフィーリ。スイッチして左ジャブを繰り出すフィーリだが、イゲの右カーフが当たる。イゲの右ボディストレートに、フィーリが左フックを返した。フィーリがサウスポーになると、イゲが右インローを当てる。ガードを固めるイゲは、ケージ中央で右クロス一閃! この一撃でフィーリがダウンし、イゲが追撃のパウンドを決めてKO勝ちした。


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BELLATOR Brave CF Cage Warriors IMMAF MMA MMAPLANET o UFC UFC286   オマル・モラレス カマル・ウスマン クリス・ダンカン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール サム・パターソン ジェイク・ハードリー ジェイ・ハーバート ジェニファー・マイア ジャスティン・ゲイジー ジャック・ショア ジュリアナ・ミラー ジョアン・ウッド ドゥスコ・トドロビッチ ブライアン・バルベレナ マクワン・アミルカーニ マルコム・ゴードン マーヴィン・ヴェットーリ ムハマド・モカエフ ヤナル・エシュモズ ラファエル・フィジエフ ルドヴィット・クライン レオン・エドワーズ レローン・マーフィー ロイベルテ・エチェベリア

【UFC286】計量終了 エドワーズがファンと共に「HSD」チャント。モカエフ&ハードリーも見逃せない

【写真】セレモニアル計量時にモカエフはフィリョよりもしっかりとリカバリーできているようだった(C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC 286「Edwards vs Usman」の計量が17日(金・同)に行われている。

メインは昨年8月と立場を変えたUFC世界ウェルター級選手権試合=王者レオン・エドワーズ✖カマル・ウスマン戦、コメインでライト級のジャスティン・ゲイジー✖ラファエル・フィジエフが組まれている。

全15試合のPPV大会で米国勢の出場は僅かに4選手、コメインとオープニングマッチのヴェロニカ・マセド✖ジュリアナ・ミラー以外は全て英国もしくは欧州勢が出場している。


フィニッシュしかないという状況で右を見せて反応させ、左ハイでKOというアップセットを起こしたエドワーズとの再戦に向け、ステージに登壇したウスマンは地鳴りのようなブーイングを受ける。

反対にこの日、一番のサポートを受けたエドワーズは、フェイスオフで興奮気味に言葉をウスマンとぶつけ合う。「今も話してきたけど、明日の夜オクタゴンで話そう」とウスマン。エドワーズは「ヘッドショット・デッド」と観客を煽り、「明日の夜には、またヘッドショットを決めて王座防衛できることにワクワクしている」とコメントした。

上記にあるように欧州勢が目立つイベントのなかで、11人に及ぶジョンブル魂(?)の持ち主たち。ここではフライ級の2選手に注目したい。オクタゴン3連勝、プロMMA戦績は8勝0敗──アマからの通算戦績は30連勝というモカエフは、IMMAFからBRAVE CFでプロデビューし、6戦目にUFCデビューを果たしたダゲスタンから移住ファイターだ。

対戦相手のジェフェフ・フィリョは昨年のコンテンダーシリーズでロイベルテ・エチェベリアと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドアウトしている。レスリング的というよりもMMAとしてテイクダウン&スクランブルを身につけ、KOパンチもあるフィリョを相手に、英国レスリング界で活躍しバーレーンのKHK MMAのエルダル・エルダノフにケージレスリングを学んだモカエフが、組み勝てるのか。

順調すぎるキャリアアップで、ピンチや土壇場での粘りに課題があるとモカエフは見られていたが、前回のマルコム・ゴードン戦で腕十字による逆転勝ちをし、勝負強さも見せている。とはいっても、このままトップ10&トップ5と進むには経験値を挙げる必要があると思われるモカエフだが、果たして──。

もう1人のフライ級英国ファイター=ジェイク・ハードリーは、モカエフに逆転負けを喫したゴードンとの対戦だ。EFC WorldwideとCage Warriorsでフライ級のベルトを巻いたハードリー、話題性ではモカエフに遅れをとるが、経験値の高さと実力的には上と見られていた。

ハードリー自身がモカエフと比較してくれるなという空気を醸し出していたが、UFCでは2戦目で敗北を喫し立場は逆転した。それでも──計算できる部分でモカエフより安定した力があるという見方は成り立つハードリーだけに、母国でのゴードン戦は逆転ではないフィニッシュ勝利が求められる。

またライト級ではクリス・ダンカンとサム・パターソンはという2人のコンテンダーシリーズ出身英国人選手がオクタゴン・デビューを飾る試合も注目したい。

ダンカンはBellator欧州大会で3連勝しながらオクタゴンを目指し、コンテンダーシリーズへ。2021年には敗北を喫したが、諦めずに昨年も参戦し契約を勝ち取っている。

一方のパターソンはBRAVE CFで6勝1敗のレコードを残し、タイトル戦線で浮上しながら、砂漠からコンテンダーシリーズというオアシスも求めた。

ダンカンは9勝1敗、パターソンは10勝1敗1分。それぞれがオマル・モラレス、そしてヤナル・エシュモズを相手に10勝目と11勝目を狙う試合は──英国の今&これからを知るうえで、フライ級の2試合とともに見逃せない。

■視聴方法(予定)
3月19日(日・日本時間)
午前2時~UFC FIGHT PASS
午前6時~PPV
午前6時~WOWOWライブ

■UFC286 計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]レオン・エドワーズ: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
グンナー・ネルソン: 170ポンド(77.11キロ)
ブライアン・バルベレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

<ミドル級/5分3R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・デリツ: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ショアー: 146ポンド(66.22キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)
オマル・モラレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
サム・パターソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ヤナル・エシュモズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
ジェフェウ・フィリョ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ガブリエル・サントス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリスチャン・リロイ・ダンカン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 129.5ポンド(58.74キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・カロリーナ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 156ポンド(70.76キロ)
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴェロニカ・マセド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジュリアナ・ミラー: 125.5ポンド(56.92キロ)

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Interview Special UFC UFC ESPN13 ヒカルド・ハモス ブログ レローン・マーフィー 岡田遼

【Special】岡田遼が語りたい、UFCプレリミ戦─09─マーフィー✖ハモス「スクランブルorクローズド?」

【写真】強烈無比なパウンドで無名のマーフィーがハモスを倒した (C)Zuffa/UFC


修斗暫定世界バンタム級チャンピオン岡田遼が岡田遼の語りたいUFCプレリミマッチ。

第9回は7月16日(木・現地時間)のUFC ESPN13で行われたフェザー級戦=レローン・マーフィー✖ヒカルド・ハモス戦について話してもらった。


──岡田遼が気になる7月のUFCプレリミマッチ、最後の試合をお願いします。

「レローン・マーフィー✖ヒカルド・ハモスです」

──またまた英国人絡みですね。

「勝ち、負けときて、今回は勝ちですね。マーフィー、全く知らなかったですけど、コイツ凄く良くないですか?」

──初回は完全にハモスの試合だったのですが……。

「そうなんですよね。ハモスって田中選手に勝っているし、日本のバンタム級ファイターとして勝ち続けてくよ──しっかり頼むぜというのはあります。

この試合はフェザー級だったということは踏まえても……ちゃんとやってくれと。だいたい、あの後ろ足を前足の裏からチョイと出す、意味不明の蹴りは何ですか!! しかも2度もやっていましたよ。あの動きは本当に理解に苦しみました」

──昔の私なら八百長が始まる合図かと勘繰ってしまいますよ(笑)。でも、あんな蹴りを見せていたら質量がガクンと落ちました。

「落ちましたねぇ。本当に意味不明で……不可解でした。逆にマーフィーは、あれだけ追い込まれて反撃できた。凄く良い組手、四つ組みからしっかりとテイクダウンし、それからもハモスを金網に押し込んでパウンドを打って。

ハモスを動かなくして殴る。これがパウンドだっていうパンチでしたね。ちょっと前かがみかもしれないですけど、相手が動けなくなっているので、反撃を気にせずに殴っていました。ハモスはエルボーを効かされたのもあって、蹴り上げても右のパンチで殴れると、もう動けなかったです」

──背中は譲らなかったですが、横を向いて殴られ続けました。

「だいぶ頑張って上を向いていたのですが……頭のてっぺんを金網に押し付けられ、下半身を束ねられて担がれ気味になるともう動けないですね。窮屈な態勢で腰を上げられると、体を伸ばせないですし、足を効かすこともできないですからね」

──岡田選手があの状態で下になると、意識がクリアで動ける体力があったとして、どのように対処しますか。

「いやぁ……これは……。僕だったら、うつ伏せになります。あの状態でもうつ伏せにはなれるでしょうし」

──でも足をフックされて首を取られないですか。

「そのリスクを冒してでも動かないとダメですね。まだ1分以上時間も残っていましたしね。半面、スクランブルMMAの時代ですが、下になるとマイナスというなかで、パンチを効かされた状態では背中を見せてのスクランブルよりも、クローズドガードを取る方が見えない攻撃はないのではないかと考えることもあります。殴られて倒れた人は反応のスピードも遅いですしね」

──あぁそういう考え方もあるのですね。

「勿論、絶対でないですけどね。クローズドを取っても殴られることはいくらでもありますし。だから……現状の僕だったら、背中を見せて逃げる方が助かる可能性が高まると思います。あのえぐいパウンドを上を向いてもらう方が、倒される確率は高い。なら、動いて逃げる可能性に賭けます」

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UFC ESPN13 UFC Result カムザット・チマエフ ジミー・リベラ ブログ ムニール・ラジズ レローン・マーフィー

【UFC ESPN13】試合結果 ジミー・リベラがステーマンに快勝。中東育ち?!ラジズ&チマエフの次戦に注目

【写真】フェザー級で組まれたバンタム級トップ10対決。ジミー・リベラがコディ・ステーマンに快勝した(C)Zuufa/UFC

16日(木・現地時間)にUFC ESPN13「Kattar vs Ige」がUAEはアブダビのヤス島=UFC Fight Islandで開催された。

メインのフェザー級マッチはカルヴィン・ケイターがダン・イゲに判定勝ち、コ・メインでのフライ級戦ではティム・エリオットがライアン・ベノイトを同じく判定で下している。

新チャンピオン=ピョートル・ヤンが誕生したバンタム級では、試合の5日前にフェザー級で戦うことが決まったジミー・リベラ✖コディ・ステーマン戦が組まれ、リベラがステーマンのテイクダウンや打撃の距離を殺すファイトで3-0で勝利した。

ファイトアイランド大会はは中東バーレーンがベースのBrave CFやアブダビ・ウォリアーからステップアップした選手の活躍も多いの特徴だ。今大会で目立っていたのは体重アブドゥル・ラザクを破り、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したムニール・ラジズ。

またジョン・フィリップスに何もさせずダースチョークで勝利し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの5万ドルを獲得したスウェーデン在住のダゲスタン人ファイター=カムザット・チマエフも次戦が楽しみだ。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ムニール・ラジズ✖アブドゥル・ラザク
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=カムザット・チマエフレローン・マーフィー



UFC ESPN13「Kattar vs Ige」
<フェザー級/5分5R>
○カルヴィン・ケイター(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ダン・イゲ(米国)
<フライ級/5分3R>
○ティム・エリオット(米国)3R
判定
×ライアン・ベノイト(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジミー・リベラ(米国)3R
判定
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×コディ・ステーマン(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○タイラ・サントス(ブラジル)3R
判定
×モリー・マクマン(英国)
<174ポンド契約/5分3R>
○ムニール・ラジズ(チュニジア)3R
判定
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×アブドゥル・ラザク(米国)
<ミドル級/5分3R>
○カムザット・チマエフ(スウェーデン)2R1分12秒
ダースチョーク
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×ジョン・フィリップス(英国)
<フェザー級/5分3R>
○レローン・マーフィー(英国)3R
判定
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×ヒカルド・ハモス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)1R5分00秒
TKO
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×アンドレアス・ミハイリディス(ギリシャ)
<149ポンド契約/5分3R>
○フェザー級/5分3R3R
判定
×クリス・フィッシュゴールド(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○リアナ・ジョフア(ジョージア)1R2分23秒
腕十字
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×ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
<バンタム級/5分3R>
○ジャック・ショア(英国)3R
判定
×アーロン・フィリップス(米国)
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Report UFC UFC ESPN13 ヒカルド・ハモス ブログ レローン・マーフィー

【UFC ESPN13】ヒカルド・ハモスがテイクダウンからパウンドアウトで、レローン・マーフィーに完敗!!

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー(英国)
Def.4分18秒by TKO
ヒカルド・ハモス(ブラジル)

華麗な後ろ回し蹴りを連続で見せたハモスに対し、マーフィーは右ロー。そこに右を合わせていったハモスが、続いて右を当てる。カーフを3連続で蹴ったハモスは右ストレートから組んで一瞬にしてバックへ。前方にスラムしたハモスは、立ち上がったマーフィーの顔面にヒザを狙う。これをキャッチして胸を合わせたマーフィーがケージにハモスを押し込む。すぐに離れた両者、マーフィーもカーフを蹴るが、ハモスは右ストレートをヒットさせる。

左足の後ろを通す、右の蹴りという奇怪な攻撃を2度見せたハモスはテイクダウンを取られると同時にリバーサルしてバックへ。スクランブルで離れたマーフィーが手を取られた状況で左ハイを狙う。マーフィーはハモスのスピニングバックフィストにテイクダウンを合わせトップへ。エルボーを効かされたハモスは蹴り上げが当たらない。足をかわしてパンチを落としたマーフィー、続く右のパウンドでハモスが動きを止める。

横を向いたハモスの顔面にパンチを連打したマーフィーがTKO勝ちを決めた。