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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN54 アントン・トゥルキャリ アンドレ・ペトロスキー イボ・アスラン エリン・ブランクフィールド エルベウチ・バーンズ カイル・ネルソン クリス・ワイドマン コナー・マシューズ ジェイコブ・マルクーン ジュリオ・アルセ ジョアキン・バックリー セドリクス・デュマ チディ・ンジョグアニ デニス・ブズーキア ヌルスルタン・ルジボエフ ネイト・ランドヴェール ビル・アレジオ ブルーノ・シウバ マノン・フィオホ メリッサ・ガト ルピタ・ゴディネス ヴィクトリア・ダダコワ ヴィセンチ・ルケ ヴィルナ・ジャンジローバ 食事

【UFC ESPN54】ウスベキスタンMMAのパイオニア=ヌルスルタン・ルジボエフ「何かを残す」

【写真】セレモニアル計量には、ウズベキスタン国旗とともに臨んだ(C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで開催されるUFC on ESPN54「Blanchfield vs Firot」。同大会にカザフスタン、キルギスに続き、中央アジアから台頭しつつあるウズベキスタン人ファイターのヌルスルタン・ルジボエフが出場し、メインカードでセドリクス・デュマと対戦する。
Text by Manabu Takashima

大会開催地であるアトランティックシティ近隣の大都市は、実は州を跨いだフィラデルフィア。ウズベキスタンMMA界のルジボエフは、現在フィラデルフィア在住でご当地ファイターということになる。フィラデルフィアに存在するウズベキスタン・コミュニティに支えられ、ルジボエフを65カ月振りにインタビューした。


――ヌルスルタン、2018年11月にキルギスで取材をさせてもらって以来、5年5カ月振りにインタビューできて凄く嬉しいです。

「あぁ、WEFでマルコス・ソウザと戦った次の日にインタビューをしてもらったね。覚えているよ(笑)」

──あの時、ヌルスルタンはUFCかBellatorファイターになってウズベキスタンのMMAを盛り上げたいと言っていました。そして今、UFCファイターになっています。

「サンキュー。あれから、僕も随分と場数を踏んできた。それと同じように、ウズベキスタンのMMAも成長してきた。あの頃、ウズベキスタンではMMAの大会も行われてもいなかったけど、今ではいくつかの団体があってイベントも定期的に開かれている。良い感じで成長しているよ」

──当時は国内に良い練習環境がなく、チェチェンで練習をしていると言っていました。その後、練習環境はどのようになっているのでしょうか。

「あれからウズベキスタンでもMMAの練習ができるようになっていたけど、3年前から米国にやってきてフィラデルフィアのマルコスMMAで、ジョアォン・マルコスの指導を受けているんだ」

──言葉、食事、習慣、随分とウズベキスタンと米国と違うと思いますが、困難なことはなかったですか。

「ペンシルヴァニアにはウズベキスタン料理のレストランもあるし、ウズベキスタンのコミュニティが、しっかりと存在しているので何も問題はない。今の練習環境を与えてくれたスポンサーにはとても感謝している」

──日本ではないですが、韓国のスウォンに中央アジアやコーカサスのファイターが集まって練習しているジムもありました。

「あぁアジスベク・ノロフのところだろう?」

──ハイ、そうです!!

「アジスベクはとても仲が良いんだ、普段から頻繁に連絡を取り合っている。彼もウズベキスタンを離れて頑張っている。ウズベキスタンでも練習環境は整いつつあるけど、僕と毎日練習したいと思う相手がいなかった。だから、米国で練習しようと思ったんだ(笑)。米国では1日に3部練をすることも可能だ。休んで、食べて、練習──その繰り返しの日々を送ることができる」

──そのような練習環境を経て、UFC2戦目を迎えます。今の気持ちは?

「全て順調に調整できている。3カ月かけて、しっかりと準備してきた。その全てを土曜日の夜に披露したいと思っている」

──では対戦相手の印象を教えてください。

「若いのに3度も、UFCで戦っている。良い選手だと思う」

──どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「それは秘密だ。試合を見てほしい」

──どのような作戦かということでなく、どのような試合を見せたいのかを教えてもらっても良いですか。

「ケージのなかでは何が起こるか分からない。でも、何かを残したい。そして、ウズベキスタンに持っているフィットネスジムの皆に、この間の練習の成果を見せたい」

■視聴方法(予定)
3月31日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN54対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ジョアキン・バックリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
クリス・ワイドマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
セドリクス・デュマ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
リース・マッキー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ランドヴェール(米国)
ジャマル・エマース(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ジュリオ・アルセ(米国)
エルベウチ・バーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
コナー・マシューズ(米国)
デニス・ブズーキア(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<女子フライ級/5分3R>
メリッサ・ガト(ブラジル)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<バンタム級/5分3R>
エンジェル・パチェコ(米国)
キャオラン・ローラン(アイルランド)

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45 Brave CF MMA MMAPLANET o TOMA UFC UFC ESPN54   アントン・トゥルキャリ アンドレ・ペトロスキー イボ・アスラン エリン・ブランクフィールド カイル・ネルソン キック クリス・ワイドマン コナー・マシューズ ジョアキン・バックリー チディ・ンジョグアニ デニス・ブズーキア ヌルスルタン・ルジボエフ ネイト・ランドヴェール ビル・アレジオ ブルーノ・シウバ ボクシング マノン・フィオホ メリッサ・ガト ルピタ・ゴディネス ヴィクトリア・ダダコワ ヴィセンチ・ルケ ヴィルナ・ジャンジローバ 宇野薫 本田良介

【UFC ESPN54】ウィーン在住・熱血トルコ人ファイター、イボ・アスラン「俺はホンダが大好きだ」

【写真】ニックネームのTHE LAST OTTOMANは最後のオスマン帝国トルコ人という意味 (C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで開催されるUFC on ESPN54「Blanchfield vs Firot」。女子フライ級のエリン・ブランクフィールド×マノン・フィオホがメインの同大会で、興味深いUFCデビュー戦を迎えるファイターがいる。
Text by Shojiro Kameike

今から21年と1カ月前に宇野薫がBJ・ペンとライト級王座決定戦で引き分けたボードウォーク・ホールでオクタゴン初陣を迎えるイボ・アスランにとって、この一戦は2020年8月──コロナ禍の欧州でKSWに次ぎ、イベントを再開させたBRAVE CFのストックホルム大会でキャリア唯一の敗北を喫したアントン・トゥルキャリへのリベンジ戦となる。

世界最高峰での第一歩を示すファイトは、ただ敗北を喫しただけでなく個人的に想うところがありまくるトゥルキャリを相手の因縁マッチに。心からトルコを愛し、本田良介の人柄にベタ惚れのイボ・アスランの激熱・初インタビューをお届けしたい。


――イボ、まずバックグラウンドを教えてもらえますか。コンテンダーシリーズ出場時にグラフィックではトルコ国旗が見られましたが、BRAVE CFに出場していた時にオーストリア在住という説明もありました。

「僕はトルコのニーデで生まれた。イスタンブールから800キロメートル離れている小さな村だよ。7歳の時にオーストリアのウィーンに移り住んだ。両親がより良い職を求め、より良い生活をするためにトルコを離れたんだ。パスポートはオーストリアだけど、いつだってトルコを代表して戦っている。オーストリアは住んでいる場所に過ぎない。それに今ではイスタンブールとウィーンに拠点があって、頻繁に行き来しているよ」

──格闘技を始めたのは、オーストリアだったのですか。

「そうだよ。サッカーをずっとやっていて、年齢的にもまだアマチュアリーグに在籍していたけどプロを目指していた。自分でいうのもなんだけど、凄く上手かったよ(笑)。ただし、チームの他のメンバーは僕のように真剣にやっていなかった。僕はサッカーでも絶対に負けることが嫌で、常に勝ち続けたいと思っていたのに。対してチームメイトはパーティーを楽しんだり、必死にサッカーに取り組んでいなかったんだ。

そしてオーストリアでも有名なフットボール・アカデミーから勧誘されたのに、そのチームは僕の保有権を持っていると主張して移籍を許してくれなかった。『あと1年、ここにいろ』ってね。その時『クソ野郎ども。俺はもうこんなチームを辞めて、ただ自分のためだけに汗をかく』って宣言をして、ボクシングを始めたんだ」

──なんと(笑)……状況が状況であったとしても、そういう発言をするということはチーム・スポーツには向いていない性格だったのでしょうね(笑)。

「皆が僕のように規律正しく、しっかりとやるべきことに向き合っているのであればチーム・スポーツも好きだよ。でも100パーセント全力で取り組まない連中と、一緒にやっていくことが嫌だったんだ。同じゴールを見ていないと。何かをやるなら、100パーセント力を注ぐ。そういう性格なんだ。ボクシングは合っていたよ。自分が頑張れば、結果は出る。凄く楽しかった」

──なるほど。ただし人気ナンバーワン・スポーツで才能があったのに、勿体ないとも感じてしまいます。

「まぁ、ファミリーに流れる血のなせる業だろうね。父親は空手の黒帯だった。叔父や兄もファイターだ。父から今も言われているんだけど、僕は子供の頃に絶対にエレベーターに乗らず、階段を走って昇っていたそうなんだ(笑)。いつも体を動かして、エネルギーは発散していたようだ。そのエネルギーを燃やす場がサッカーからボクシング、そしてMMAに移り変わっていった。でも、その全てに100パーセントの力を注いできたことは絶対だよ」

──ボクシングからMMAに転向したのは?

「ボクシングをやりながら、レスリングも始めた。そこでグラップリングを知って、この3つの練習をしているのだから、MMAこそ自分が究める戦いだと思ったんだ」

──オーストリアに関しても、トルコに関してもMMAの普及具合が分からないのですが、試合前はどちらで練習をしているのでしょうか。

「イスタンブールではレスリングとグラップリングの練習をしている。場所も一カ所でなく、いくつかのジムを回ってね。ウィーンでは、HERO GYMにボクシングとキックボクシングのトレーナーがいて、彼らと練習をしている。試合が決まればMMAのトレーニングをするためにラスベガスのエクストリーム・クートゥアーでキャンプを張るんだ。最高のMMAコーチ、トレーニングパートナーが揃っている。試合前のキャンプは、ベガスで仕上げをしている」

──今回も試合前はベガスで調整したということですね。

「ベガスに入る前に、プーケットのタイガームエタイで最初のキャンプを行った。タイガームエタイで5週間、ベガスは4週間のキャンプだったよ。タイガームエタイでは多くの日本人選手を見かけたよ。1人、本当にナイスガイで凄く親切にしてくれる日本人もいたよ。ホンダだ。アイツは最高のヤツだよ、いつもニコニコ笑っていて。さっきも言ったように僕は何でも全力を尽くす。どのクラスだって力の限り練習をしている。ホンダもそうなんだ。しかも、アイツはそれが幸せでたまらないようで笑顔を絶やさない」

──本田良介選手ですね。私も昨年11月にタイガームエタイで会ったのですが、MMAファイター生活を心の底からエンジョイしていました。

「そのうえ、本気で僕を助けてくれた。あんな気持ちの良いヤツに出会ったのは始めてだよ。ホンダに会えて、本当に良かった。朝6時のランニングですら、嬉しそうにしているんだよ。全く理解不能だ(笑)。どうやって朝の6時から楽しそうに走ることができるんだ!! 彼の精神性に触れることができて、本当にハッピーだ。

僕は常に、誰よりも練習をしている。でもジムに行くと、絶対にホンダもいる。『お前、俺より練習しているわけないよな』って伝えても、『僕は君より練習しているよ』って笑っているんだ。タイガームエタイは広いし、ストレッチとかフィジカルはMMAトレーニング場とは違う場所を使うこともある。凄くクラスも多いし。でも、アイツは先にいて、僕が体を動かしている際中に違う場所に移動して、違う練習を始めている……。俺はホンダが大好きだ。

そうだこのインタビューを通して、彼に伝えてくれ。『ホンダ、マイ・フレンド!! すぐに会いたいよ』って」

──承知しました(笑)。ところでにこやかに本田選手について話してくれたイボですが、今週末にUFC初陣というとても重要な試合が控えています。改めて今の気持ちを教えてください。

「15年間のハードワークを経て、今ここにいることを神に感謝している。自分の能力を世界で一番の大会で、皆に見てもらいたい。凄くハッピーだ。家族、コーチ、練習仲間、そしてトルコの皆のために戦う。唯一のUFCトルコ人ファイターとして、9000万人の期待を背中に受け、我が国を代表してアントン・トゥルキャリを倒す」

──2020年8月にBRAVE CFで戦い、キャリア唯一の黒星を喫した相手へのリベンジマッチでもあります。

「2020年8月はコロナ禍でオーストリアではジムも閉められ、何もかも止まっている状態だった。外出も許されていなかったよ。練習環境は全く整っていなくて、簡単な状況ではなかった。どの大会もコロナでなくなり、バーのセキュリティで生計を立てていたけど、当然のようにバーやクラブも営業停止になっていた。

金がなかった。だから5日前のオファーを受けた。当時のマネージャーから連絡があり、僕が気になったのはファイトマネーの額と対戦相手だった。それを確認し、映像をチェックして戦うことを了承した。彼はアマチュアでも豊富な経験があることも調べた上で、動きを確認して戦うことにしたんだ。僕のレベルにないことは分かったから。

でも、そこからはドタバタ続きだった。オファーは100キロ契約で、僕は107キロ。5日間で100キロまでなら落とせるという判断をしたんだ。そうしたら向うから93キロにしてほしいという連絡があった」

──えっ……それは駆け引きですね。

「そうプレイが始まった。100キロと93キロは全く違う。でも、ファイトが必要だったから『99キロまでなら落とす』と返答すると、今度は『94キロだ』って言うんだよ(苦笑)。マネージャーを介して試合の直前まで、そんなやりとりが続いたんだ」

──確か98キロ契約で実施されたかと。

「発表は98キロだったけど、実際は97キロ契約だった。つまり5日間で10キロ落とした。あの試合はコンテンダーシリーズや米国で戦うためのオファーを待っていて、1年半振りの試合だった」

──よく、そこから3キロアンダーになって試合を受けましたね。

「金が必要だった。そんな状況でも序盤は、力強く動けたんだ。でもアゴ、鼻をケガし、カットもあった。結果、2Rに背中を見せてフィニッシュされた。『おめでとう。アントン』だよ。でも今回は全てが違う。本当の俺を見せてやる」

──言ってみると、最高の場所で自己証明できる機会を得たということですね。

「UFCがアントンと戦わせてくれて、本当に感謝している。4年間、アントンは俺から逃げ続けた。4年間だよ。『もう一度、戦おう』とポッドキャストや色々な手段を使ってアピールしたけど逃げ続けた。でも、もう彼は僕の前から逃げることはできない。土曜日の夜、ケージに入ると誰も彼を助けることはできない。誰も、ね。

ホーホホホホホ。土曜日は会場入りしてから、試合まで全てを楽しむつもりだ。UFCで戦うことは世界中のファイターにとって夢だ。UFCから配られたコスチュームに袖を通し、トルコ国旗を掲げてケージに向かう。アントンなんか気にしない。その瞬間を楽しみたい。最高のデビュー戦になるだろう。アイツのことなんて、どうでも良い。僕のトルコ人パワーの凄まじさを皆に見てもらう。皆が、目撃者になるんだ」

──イボ、本当に興味深い話をありがとうございました。最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「日本の皆の行動力が本当に好きなんだ。トルコを多くのジャパニーズガールズが訪れている。ただ、椅子に座って時間が過ぎるのは待っているんじゃなくて活動的だ。トルコにもオーストリアにも、日本人の友達がいる。その皆が本当に博学なんだ。MMAのことも知っているし、サッカープレイヤーのことも知っている。ゴルフにも詳しい。そして日本のファンは、凄く選手想いだと聞いている。そんなことは、オーストリアはありえない。日本のファンがUFCだけでなく、他の団体も含め全てのMMAをサポートしてくれていることに感謝している。いつか、日本を訪れて日本の皆と練習したい。ホンダ、一緒に行くぞ!!」

──(笑)。

「そうだ、僕の一番の夢が何か尋ねてくれなかったよね」

──ハ、ハイ。イボの一番の夢は何でしょうか。

「UFCイスタンブール大会を実現させることだ。もしUFCがイスタンブールで大会を開けば、スィナン・エルデヌ・スポル・サロフに2万人以上のファンが集まるはずだ。それが僕の一番大きな夢なんだ。1年半、時間が欲しい。僕がKO勝ちを続けることで、その時がやってくるだろう。インシャーアッラー」

■視聴方法(予定)
3月31日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN54対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ジョアキン・バックリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
クリス・ワイドマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
セドリクス・デュマ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
リース・マッキー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ランドヴェール(米国)
ジャマル・エマース(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ジュリオ・アルセ(米国)
エルベウチ・バーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
コナー・マシューズ(米国)
デニス・ブズーキア(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<女子フライ級/5分3R>
メリッサ・ガト(ブラジル)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<バンタム級/5分3R>
エンジェル・パチェコ(米国)
キャオラン・ローラン(アイルランド)

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45 AB F1 JAM MMA o UFC YouTube   カイル・ネルソン クリス・ワイドマン フリオ・アルセ ブルーノ・シウバ ホアキン・バックリー

『UFC on ESPN 54: Blanchfield vs. Fiorot』前日計量動画

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MAIN CARD (ESPN, 10 p.m. ET)

・Erin Blanchfield (125) vs. Manon Fiorot (125.25)
・Joaquin Buckley (170) vs. Vicente Luque (170)
・Bruno Silva (186) vs. Chris Weidman (186)
・Sedriques Dumas (185) vs. Nursulton Ruziboev (185)
・Bill Algeo (146) vs. Kyle Nelson (145)
・Rhys McKee (170.25) vs. Chidi Njokuani (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Nate Landwehr (145.25) vs. Jamall Emmers (145)
・Loopy Godinez (115) vs. Virna Jandiroba (115)
・Julio Arce (147)* vs. Herbert Burns (145)
・Dennis Buzukja (145.25) vs. Connor Matthews (145)
・Ibo Aslan (205) vs. Anton Turkalj (205)
・Viktoriia Dudakova (125) vs. Melissa Gatto (125)
・Jacob Malkoun (185) vs. Andre Petroski (186)
・Caolan Loughran (135) vs. Angel Pacheco (135)

 『UFC on ESPN 54: Blanchfield vs. Fiorot』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでフリオ・アルセが147ポンドと1ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・エリン・ブランチフィールド vs. マノン・フィオロはブランチフィールド支持8人、フィオロ支持3人。

・ヴィセンテ・ルケ vs. ホアキン・バックリーはルケ支持9人、バックリー支持2人。

・クリス・ワイドマン vs. ブルーノ・シウバはワイドマン支持1人、シウバ支持10人。

・ヌルスルトン・ルジボエフ vs. セドリケス・デュマスはルジボエフ支持8人、デュマス支持3人。

・ビル・アルジェオ vs. カイル・ネルソンはアルジェオ支持9人、ネルソン支持2人。

・チディ・エンジョクアーニ vs. リース・マッキーは11人全員エンジョクアーニ支持。続きを読む・・・
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AB o UFC カイル・ネルソン キック クリス・ワイドマン コナー・マシューズ タイラ・サントス ダナ・ホワイト フリオ・アルセ ブルーノ・シウバ ユライア・ホール

UFC on ESPN54:オッズ/予想と展望

エリン・ブランチフィールド 1.52
マノン・フィオロ 2.60
ビセンテ・ルーケ 1.89
ホアキン・バックリー 1.93
クリス・ワイドマン 3.30
ブルーノ・シウバ 1.35
ヌルスルトン・ルジボエフ 1.39
セドリケス・ドゥマス 3.10
ビル・アルジオ 1.44
カイル・ネルソン 2.85
チディ・エンジョクアニ 1.70
リース・マッキー 2.20
ネイト・ランドワー 2.80
ジャマル・エマース 1.46
ビルナ・ジャンジロバ 2.80
ルーピー・ゴディネス 1.46
フリオ・アルセ 1.25
ハーバート・バーンズ 4.10
デニス・ブズカ 1.80
コナー・マシューズ 2.05
イボ・アスラン 1.80
アントン・トゥルカリ 2.05
ビクトリア・ドゥダコバ 2.30
メリッサ・ガ1.65
アンドレ・ペトロスキー 2.70
ジェイコブ・マルクーン 1.49
エンジェル・パチェコ 3.80
ケイラン・ロフラン 1.28

メインで予定されていたウェルター級8位ショーン・ブラディ vs. 11位ビセンテ・ルーケ がブラディの欠場によりノーランカーのバックリーとの対戦に変更となったため、セミに格下げとなり、替わってセミで組まれていた女子フライ級戦がメインに昇格。

2位ブランチフィールドと3位フィオロはともにUFC6戦全勝。どちらかが次期挑戦者になることが確実と思われていたが、両者の直接対決が組まれることに。さすがにこの試合の勝者が次期挑戦者になることは確実ではないかと思われた矢先、王者グラッソと前王者シェフチェンコのTUFコーチ就任が発表されたため、実質次のタイトルマッチがTUF後の両者の3連戦目になることが確定した。ブランチフィールド、フィオロのどちらが勝っても、年内のタイトル挑戦はないと思われる。

地元ニュージャージー出身のブランチフィールドは7歳から始めた柔術、9歳から始めたキックがバックボーンで、12歳の時にすでにプロの選手となることを決めていた。UFCでの6勝のうち、一本勝ちが3回。前戦は、当時絶対王者だったシェフチェンコ相手にスプリット判定まで持ち込んだタイラ・サントス戦で、ひたすらタックルを仕掛け、テイクダウンは奪えなかったもののサントスのスタミナを削ったうえで打撃のヒットで上回っての判定勝ち。

フランスのフィオロは空手・ムエタイがバックボーンのストライカー。半身の体勢からのサイドキック・関節蹴りで距離を取った打撃を武器にしているが、組んでからのテイクダウンも強い。前戦は地元フランスで元ストロー級王者のローズ・ナマユナス相手に打撃で上回っての判定勝ち。

ブランチフィールドは2回目、フィオロは初となるUFCでのメイン登場。5Rマッチになったことで、組みでスタミナを削るブランチフィールドが優勢に試合を進めることになりそう。

ブランチフィールド判定勝ち。

セミ前には元ミドル級王者ワイドマンが登場。21年のユライア・ホール戦で、カーフキックをカットされスネが真っ二つに折れる大怪我を負い、昨年8月に2年4ヶ月のブランクで復帰。元ランカーブラッド・タバレスからカーフキックで攻められ、左足を完全に殺された後、スイッチして前に出した右足もカーフで蹴られて完敗。試合後、ダナ・ホワイトが「頼むから引退してくれ」とコメントするほど、かつての王者の実力が見る影もない内容だった。

今回はほぼ地元でプロデビューから4戦を戦ったアトランティックシティでの試合。ラストマッチにはちょうどいい舞台ではあるが、契約はまだこの試合を含めて2試合残っているとのことで、ワイドマン自身はまだ現役を続ける意向の模様。相手はUFC4勝4敗で、直近5戦では1勝4敗(1勝の相手は前回ワイドマンに勝ったタバレス)。しかしブラジルキック王者で、23勝のうちKO勝ちが20あるストライカー。ワイドマンにとっては厳しい試合になることは避けられないか。

第1試合開始は31日朝8時から。速報します。

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MMA MMAPLANET o UFN UFN227 カイル・ネルソン キック フェルナンド フェルナンド・パディーリャ ボクシング

【UFN227】ボクシングも追い足ないパディーリャが、ボクシング&キックのネルソンに下る

<フェザー級/5分3R>
カイル・ネルソン(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
フェルナンド・パディーリャ(メキシコ)

ジャブを伸ばすネルソン。長身&ソップ型のパディーリャが左ローから右関節蹴りを繰り出す。ネルソンも右カーフを蹴り、パディーリャがジャブから右を伸ばそうとするとカウンターを打っていく。パディーリャは左インロー後にジャブを被弾し、カーフを蹴られる。ワンツーフックのパディーリャに、ネルソンは左を当てる。一瞬、腰が落ちたパディーリャはカーフで前足が削られてきたか。スイッチを見せるようになり、自ら左ミドルを蹴ったパディーリャがワンツーで距離を詰める。さらに首相撲からダーティボクシング、離れ際にアッパーを狙う。

ネルソンは受動的な動きが多く、左ミドルを蹴って左に回る。パディーリャは前に出てカウンターを受けても、そのまま前に出てダブルレッグを切る。ネルソンもジャブを当てて左に回るが、パディーリャはどんどん距離を詰めていく。多少はパンチを被弾しても前に出るパディーリャ、初回は落としたか。それでもネルソンは圧を掛けられ、精神的に削られているようでもあった。

2R、まずネルソンが左ミドルから右カーフを蹴る。パディーリャは前蹴りで突き放そうととしたが、右を被弾して動きが止まったところに右ハイを蹴られる。ネルソンは距離を詰めてラッシュをかけると、パディーリャが左も打ち返す。間合いを取ったネルソンが蹴りから左ボディ、パディーリャは前に出て首相撲&ヒザを狙う。距離を詰めたパディーリャにエルボーを入れて離れたネルソンが、カーフを続ける。前蹴りに右を大きく振るうネルソン、続く左ハイは空振りに。結果、ネルソンは右カーフと左ミドルを決める。追ってジャブを受けるパディーリャがスイッチして左ミドルから、インロー。ショートのアッパーを放つ。さらに左インローのパディーリャは蹴り足をキャッチしてケージにネルソンを押しこむ。すぐに離れたネルソンが、リードを広げた。

最終回、圧を掛けてもスピードに欠けるパディーリャが前蹴りも、蹴り終わりに右を打たれる。ネルソンは左ハイを見せるが、右カーフを2度蹴られる。踏み込んで右のネルソン、距離が詰まるとパディーリャがヒザを狙う。この際に足首がネルソンの急所に入り試合は中断――間延びし、締まらない試合に。

再開後、ネルソンが左ミドルを決める。ジャブから右を見せても、左ミドル&右カーフを蹴られるパディーリャは打開策がない。それでも左アッパー&右ハイを繰り出すが、クリーンヒットはしない。ネルソンは手が減り、ローに右を合わされる。それでも左ボディを決めたネルソンが足を使って、時間を稼ぐ。残り20秒、ダブルをスプロールしたパディーリャが近距離でヒザをボディに突き上げるも、ダメージを与えるには至らず時間となった。

結果、3-0でネルソンが判定勝ちした。


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DWCS K-1 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN227   アレクサ・グラッソ エドガー・チャイレス カイル・ネルソン クリストス・ギアゴス ケヴィン・ホランド ジャスミン・ジュスダヴィチェス ジャック・デラ・マダレナ ダナ・ホワイト ダニエル・ラセルダ チャーリー・キャンベル テレンス・ミッチェル フェルナンド マーニック・マン ライカ ラウル・ロサスJr ルピタ・ゴディネス ロマン・コピロフ ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFN227】Noche UFC計量終了 DWCSで契約を逃したキヌットソンが急転直下のオクタゴンデビューへ

【写真】やはりフィジカル的にはシェフチェンコが優位に立っているか。グラッソは正確なタイミング、高い精度が欠かせない (C) Zuffa/UFC

16日(土・現地時間)、ネヴァダ州のTモバイル・アリーナで開催されるNoche UFC(※UFCの夕べ)ことUFN227「 Grasso vs Shevchenco 2」の計量が15日(金・同)に行われている。
Text by Takashima Manabu

セレモニアル計量は現地、Tモバイル・アリーナ正面の東芝ブラザで強い日差しが照り付けるなか、マリアッチの演奏から始まった。


メインでアレクサ・グラッソの持つUFC世界女子フライ級王座に挑む元チャンピオン=ヴァレンチーナ・シェフチェンコはブーイングを送るファンに対して、「明日はハレの日。私の心、力、精神の全てを戦いに注ぎ込む。ありがとう、皆の──」と一呼吸をおいて「サポートを」と話した。

対してグラッソは大声援を受けて「素晴らしい週末を過ごしてもらって、全てを尽くしてベルトを再び皆に持って来るから」とコメントした。

メキシコのための大会といっても過言でない今大会だが、5人のメキシコ籍ファイターに加え、ラウル・ロサスJr、トレイシー・コーテズ、アレックス・レイエスなどメキシコ系米国人も多く出場している。

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そんななか第1試合でジョセフィン・キヌットソンが、マーニック・マンを相手にUFCデビューを行う。K1で活躍し、MMAに転向したキヌットソンは8月22日のコンテンダーシリーズ第3週でイシス・ファーバックとのストライカー対決を制しながら、「素晴らしい実績を残しているが、今日はその片鱗を伺わせなかった」という厳しい評価から、契約が見送られていた。

そのキヌットソンが急転直下、今大会でオクタゴン初陣を戦う。もちろん、キヌットソンにとってもこのような展開は予想だにしていなかっただろう。あのダナ・ホワイトの言葉、契約が流れたキヌットソンが、誰よりも早く今年のコンテンダーシリーズ出場選手のなかからUFCデビューを迎えることとなった。

K-1クイーンの本当の意味での旅立ち、非常に興味深い。

なお今大会ではUFCにとって初めて民族ベルトが創られ、お披露目されている。メキシコのミシュテカ及びサポテカ文化の色彩を採り入れ、熟練、勇気、力、規律などの意味合いを持つデザインが成された特別仕様のベルトはセレモニアル計量では確認できなかったが、明日のメインでグラッソの腰に巻かれた際にはメキシコ独立記念日のUFCの夕べをより彩ることになるだろう。

■視聴方法(予定)
9月17日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFN227対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]アレクサ・グラッソ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
テレンス・ミッチェル: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
フェルナンド・パディーリャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス: 116ポンド(52.62キロ)
エリス・リード: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョシュ・フレムド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 126ポンド(57.15キロ)
ダニエル・ラセルダ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・キャンベル: 155ポンド(70.31キロ)
アレックス・レイエス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジョセフィン・キヌットソン: 115.5ポンド(52.38キロ)
マーニック・マン: 115ポンド(52.16キロ)

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UFC289:第1試合・ディアナ・ベルビタ vs. マリア・オリベイラ

女子ストロー級

ルーマニアのベルビダは現在カナダ在住の地元ファイター。メインカードに登場するマイク・マロット、カイル・ネルソンと同じハウス・オブ・チャンピオンズMMA所属。UFCデビューから2戦はフライ級で2連敗。3戦目からストロー級に落とし、170cmの長身から繰り出す打撃で圧倒し判定勝ちしたが、前戦はUFC0勝2敗のグロリア・ジ・パウラのテイクダウン狙いをほぼ防いでいたが、打撃のヒット数が僅差でどちらに入ってもおかしくない接戦の末判定負け。柔道・拳法・キックがバックボーン。26歳。

オリベイラはUFC1勝2敗だが、1勝の相手はベルビダに勝っているグロリア・ジ・パウラ。2017年のRIZINスーパーアトム級GPに出場、初戦は判定勝ちしたが、準決勝で浅倉カンナに腕十字で一本負け。UFCでも簡単にテイクダウンを許し、グラウンドで下になるとリカバリーがなく敗れている。26歳。

打撃戦。パンチの打ち合い。両者パンチを思い切り振っている。ベルビダワンツーロー。間合いが近く、パンチが当たる距離。オリベイラ飛び膝。ベルビダの右がヒット。ジャブ。オリベイラテンカオ。首相撲に捕らえたベルビダだが、オリベイラニータップでテイクダウン。ガードを取るベルビダ。下から三角を狙うが防ぐオリベイラ。下から肘を入れるベルビダ。立とうとするベルビダだがオリベイラ立たせず上から鉄槌。ケージ際まで移動し下から蹴り上げるベルビダ。オリベイラストレートフットロック。が、外したベルビダが上に。オリベイラすぐにスクランブルを仕掛けて立つ。離れ際に首相撲からの膝を入れたベルビダ。右左右のコンボを打ち込むベルビダ。連打で先手を取るベルビダ。ホーン。

1R打撃の手数でベルビダ。

2R。打撃戦からオリベイラすぐにテイクダウン。倒した。ガードのオリベイラ、ラバーガードに捕らえて下から肘を入れる。オリベイラ鉄槌。じわじわケージ際まで移動したベルビダ。ケージを使って立つが、オリベイラはボディロックからテイクダウン狙い。ケージでこらえるベルビダ。パンチを入れて抵抗するベルビダ。オリベイラ動きがなく膠着気味。差し返したベルビダ。ボディに膝を入れていく。両脇を差して膝を入れると逆に押し込むベルビダ。オリベイラは動きがない。ブレイク。大振りのフックを打ち込むベルビダ。オリベイラの蹴りをキャッチするとまたケージに押し込みボディに膝。後方に倒してテイクダウン。肘を入れるベルビダ。ホーン。

2Rは完全にベルビダ。

3R。パンチで出るベルビダ。3連コンボヒット。ボディ・顔面にパンチを入れて出る。組むオリベイラだがケージに押し込まれる。引き剥がし離れたオリベイラオリベイラテンカオ。オリベイラ組んでテイクダウンを狙ったが防いだベルビダ。ケージに押し込むオリベイラだが脇を差されている。離れた。右をヒットさせたベルビダ。オリベイラバック肘。ベルビダが手を出していく。オリベイラは後手後手になっている。積極的に手を出していくベルビダ。飛び膝をジャブでストップされたオリベイラ。また飛び膝。ヒットしたが浅い。また飛び膝。残り1分。ひたすら飛び膝だが、さすがに読まれた。オリベイラタックル。切られる。手数を出していくベルビダ。オリベイラまた飛び膝。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でベルビダ勝利。1Rはテイクダウンから上を取ったオリベイラに入れたジャッジもいたか。

地元ベルビダ、スタンドでの手数・積極性で勝利。倒す打撃はなく、やや前半は簡単にテイクダウンされすぎではあったが、後半は警戒してテイクダウンを許さなかった。

オリベイラは連敗で1勝3敗に。

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MMA MMAPLANET o UFC uFC289 アイリーン・アルダナ アオリーチーラン アダム・ヒューギット アマンダ・ヌネス イリャ・トプリア エイマン・ザハビ エリク・アンダース カイル・ネルソン クリス・カーティス ジャスミン・ジュスダヴィチェス スティーブ・アーセグ ダン・イゲ ダヴィッド・ドヴォルザーク ナソーディン・イマボフ ネイト・ランドヴェール マイク・マロット マット・シュネル マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ マフクアンドレ・バリユー マリア・オリヴェイラ ミランダ・マーヴェリック

【UFC289】豪州からの新顔アーセグと対戦、ダヴィッド・ドヴォルザーク「欧州でも準備はできる」

【写真】2連敗の経験を糧とできるか(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、カナダはバンクーバーのロジャース・アリーナで開催されるUFC 289「Nunes vs Aldana」で、ダヴィッド・ドヴォルザークがスティーブ・アーセグと対戦する。

チェコ人ファイターのドヴォルザークはオクラゴン・デビュー以来3連勝を達成するも、その後はマテウス・ニコラウとマネル・ケイプに連敗を喫した。トップ5を伺う位置で足踏みを経験したドヴォルザークだが、「この敗北は成長するために必要だった」と断言した。


――ここ2戦、タフな試合でタフな試合結果となりました。

「確かにハードな時を過ごした。でも、でも試合内容は悪くなかったし多くを学ぶことができた。この2つの敗北は、僕の成長を促した。マテウス・ニコラフとマネル・ケイプ戦の敗北は、長い目で見て僕のキャリアに必要だったんだと思う。そう、僕が成長するために必要だったんだ」

――特に何を学ぶことができ、成長できたのでしょうか。

「一つは忍耐力だ。ニコラウとの試合は、僕にとっては未経験のおかしな試合だった。彼は足を使って動くばかりで、攻めてこなかった。ずっと僕がミスをするのを待っていたんだ。それが我慢できなくて、僕は追いかけ続けた。そして2Rの中盤に、パンチを被弾した。

マネル・ケイプは、僕にフライ級ファイターも力強くあるべきだと教えてくれた。ニコラウとの試合で、予期しない状態になった時に自分が如何に動くのかを考えないといけないことが分かった。マネル・ケイプ戦では、力強く打撃戦を戦う必要があることを知った。マネルは本当に色々なことを教えてくれたよ。

その学んだことをジムに持ち帰って、僕はあらゆる面で成長えきた。ストレングス&コンディショニング・トレーニング、リフティングに力を入れ、以前より速くなった。以来、スパーリングをしていても自分のやるべきことを貫くことができるようになったんだ。もう様子見もラッシュも必要なくなった。自分のペースで戦える」

――今回も試合の準備はベガスでやってきたのですか。

「ノー。ベガスには行ってないんだ。まずチェコで、色々なジムを訪れて練習し、そこからスペインのアリカンテにあるクリメント・ファイトクラブで2週間トレーニングしてきた。イリャ・トプリアが所属しているジムなんだけど、しっかりとサポートしてもらって彼には凄く感謝しているよ」

――ベガスに行かずともスペインで準備ができるということですか。

「そうだね、ヨーロッパにいても準備はできる。今回はもともと、僕より背の高い相手と戦う予定だったから、多くのバンタム級ファイターと練習をしてきた。凄く良い時間を過ごせたよ。彼らと練習していて、とても楽しかった」

――では、ラスベガスでなくてバンクーバーで戦うことでファイトウィークに何か変化はありますか。

「とにかく自然が豊かだ。ダウンタウンはドラッグディーラーやホームレスがたくさんいて米国と変わりない。でも郊外に30キロほど行くと、凄く自然が豊かになる。だから、午前中の練習を終えると僕は山に行って、自然の中を歩くようにしてきたんだ。とても大切な時間になっている。自然に囲まれていると、心の底からリラックスできるからね」

――ところでUFCフライ級は層も厚くなってきてトップ15に入っても、トップ5との間には一枚壁が存在しているように感じられます。そんななかで10位のダヴィッドはデビュー戦のニューカマーと今回戦います。この状況をどのように感じていますか。

「僕には他に選択肢がなかった。もともとマット・シュネルと対戦予定だったけど、ケガで欠場になった。彼に何が起こったのか正確には分かっていないけど、UFCからは日程を変更して戦うかという話があったんだ。でも、そんな考えは僕らにはなかった。ずっと、今週末に試合をするために準備をしてきたからね。

カナダにも早目に着て、そこは自分で費用を捻出している。僕は予定通りの相手でなくても、予定通りの日時に戦わなければいけなかった。結果、UFCからもらった代案は一つだけ。それがスティーブ・アーセグ戦だった。この試合を受けることもリスクではあったよ。でも、僕はファイターだ。試合をするためなら、どんな条件だって従う。今週末に勝つために、過ごしてきた。対戦相手が代わることよりも、試合がなくなる方が怖かったんだ」

――では、急遽戦うことになったアーセグの印象を教えてください。

「5日前に対戦が決まった相手だからね、それまで全く視界に入ってきたことがなかった。(※取材は7日に行われた)。ほんと、どういう選手か話せるほど分かっていないというのが正直なところだよ。レスリングが出来て、危険な打撃の持ち主でもあるようだね。彼にとっても最高のチャンスだろうから、しっかりと集中して戦うよ。どんな動きをするのかも、分かっていないからね」

――まさに試合前から、予期できない状況になっていたわけですね。

「イエス。その通りだよ。試合の1週間前に対戦相手が代わるなんて、誰も予期していなかった。でもUFC3戦目でファンカミロ・ロンデロスと戦った時と、同じ状況だから」

――先ほど忍耐をニコラウ戦で学んだといっていましたが……チェスではないですが、私は将棋など忍耐力の勝負のように感じることがあります。なので忍耐力はプロのチェスプレイヤーだったダヴィッドには、既に備わっていると思っていました。

「確かにチェスでは忍耐力、怠けるということではなくて相手のミスを待つことは経験済みったね。時には引いて、守る必要がある。そう指摘されて、それを思い出したよ」

――ではトップ5の壁の超えるためにの機会を得るために、今回の試合で何を見せないといけないと考えていますか。

「とにかく今回の試合に勝つこと。それはもう疑いようがないことだよね。しっかりと力を見せて勝ち、次はマット・シュネルと戦う。彼は8位で、僕は10位。マット・シュネルは僕が戦ってきた相手のなかで最上位のランカーになる。彼に勝てば、トップ5に近づくことができるだろう。そこからトップ5の誰と戦えるのか、そこは全く分からないけどね(笑)」

■視聴方法(予定)
6月10日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時半~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(ブラジル)
[挑戦者] アイリーン・アルダナ(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴィエラ(ブラジル)
べニール・ダリューシュ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・マロット(カナダ)
アダム・ヒューギット(米国)

<フェザー級/5分5R>
ダン・イゲ(米国)
ネイト・ランドヴェール(米国)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
クリス・カーティス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
アオリーチーラン(中国)

<フェザー級/5分3R>
ブレーク・ビルダー(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク(チェコ)
スティーブ・アーセグ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
マリア・オリヴェイラ(ブラジル)

The post 【UFC289】豪州からの新顔アーセグと対戦、ダヴィッド・ドヴォルザーク「欧州でも準備はできる」 first appeared on MMAPLANET.
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o UFC アイリーン・アルダナ アマンダ・ヌネス エリク・アンダース カイル・ネルソン クリス・カーティス クレベル・コイケ ダン・イゲ ブレイク・ビルダー マイク・マロット

UFC289:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヌネス 1.31
アイリーン・アルダナ 3.65
チャールズ・オリベイラ 2.20
ベニール・ダリウシュ 1.71
マイク・マロット 1.49
アダム・フューギット 2.75
ダン・イゲ 1.39
ネイト・ランドワー 3.15
マルク・アンドレ・バリオー 1.74
エリク・アンダース 2.15
ナッソーディン・イマボフ 1.65
クリス・カーティス 2.35
ミランダ・マーベリック 1.34
ジャスミン・ジャスダビシアス 3.45
アイマン・ザハビ 1.95
アオリ・チロン 1.87
カイル・ネルソン 3.00
ブレイク・ビルダー 1.42
ダビッド・ドボジャーク 1.38
ティーブン・エルセグ 3.25
ディアナ・ベルビタ 1.87
マリア・オリベイラ 1.95

コロナ以降初、4年ぶりのカナダ大会。

当初はヌネスとジュリアナ・ペーニャの3連戦目が予定されていたが、ペーニャ負傷欠場でアルダナがタイトル初挑戦する。正直3回連続となるともういいよという感じなので、かえって良かった。

UFC7勝4敗のアルダナ。現在2連続KO勝ち中だが、前戦はテイクダウンされた後、下からの蹴り上げがボディに入ってKOという珍しい結末。パンチの重いストライカーだが、ホリー・ホルムには5Rすべてテイクダウンを取られて攻められての完敗。ここまでテイクダウンを取られまくったのはホルム戦のみだが。同じようにジュリアナ・ペーニャをテイクダウンしまくって勝利したヌネス相手だと相性が悪いかもしれないが、一発入ればわからない。

ヌネスがパウンドでKOと予想。

セミはもともとは先月組まれていたカードだったが、オリヴェイラの負傷により1ヶ月延期に。オリヴェイラは昨年10月にイスラム・マカチェフに敗れて王座陥落して以来の再起戦。対するダリウシュは8連勝中。勝ってもなかなかチャンスが与えられなかったが、前回はクレベル・コイケにも勝っているマテウス・ガムロのテイクダウンを切って打撃を打ち込む展開で判定勝ちし、ようやくトップ5ランク入り。勝てば次戦でようやくタイトル挑戦のチャンスが回ってくるかもしれない。ふたりともグラップラーだったが打撃が急成長したもの同士。ただオリヴェイラは最近特にダウンが増えていて、ダメージの蓄積も気になるところ。

第1試合開始は11日朝8時。速報します。

 

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Interview MMA News o UFC   カイル・ネルソン チェ・ドゥホ

『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』スプリットデシジョン、マジョリティドローだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点


Jeong-yeong Lee defeats Zha Yi(MMA Decisions)

 リー・ジョンヨン vs. イー・ジャーのジャッジの採点。David Lethabyが1,3Rリー、2Rイーで29-28リー勝利。Junichiro Kamijoが1Rイー、2,3Rリーで29-28リー勝利。Jacob Montalvoはフルマークでイーで27-30イー勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28リー支持5人、28-29イー支持2人、27-30イー支持1人でした。


Kyle Nelson drew with Doo Ho Choi(MMA Decisions)

 チェ・ドゥホ vs. カイル・ネルソンのジャッジの採点。3Rはヘッドバットでチェに1ポイント減点がありました。Adalaide Byrdが1,2Rチェ、3R9-9で29-27チェ勝利。Eric ColonとChris Leeが1Rチェ、2Rネルソン、3R9-9で28-28ドローでした。

 主要サイトの採点は28-28ドロー支持2人、29-27チェ支持9人でした。


 なお、試合後会見でデイナ・ホワイトはチェ・ドゥホは「勝ちを盗まれた」ことから勝利ボーナスを支払うとコメントしています。続きを読む・・・