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UFC on ESPN+94:メインイベント・ジャック・ハーマンソン vs. ジョー・パイファー

ミドル級5分5R。ハーマンソン11位。

スウェーデン出身・ノルウェイ在住のハーマンソン。元フロントライン・アカデミー所属(現在はヨアキム・ハンセンが主宰するチーム・ヘルボーイ所属)で、かつてはADCC王者ユラノフ・エイネモが所属していたこともあり、ハーマンソンもグラップラー。ギロチンが得意で、ケルヴィン・ガステラムからは外ヒールでタップを奪っている。スタンドでは一発の重さがあるパンチでKO勝ちも多い。ランカーになってからは勝ったり負けたりで、ランキングは10位前後に留まり、タイトル挑戦圏内までは入っていけない存在。ここ最近では、ジャレッド・キャノニア、マーヴィン・ヴェットーリ、ショーン・ストリックランドと、後にタイトルに挑戦した相手に敗戦。前戦は先週メインで敗れたロマン・ドリーゼに、ガードからカーフスライサーを仕掛けられ、うつ伏せで足を極められた状態でのパウンドでKO負け。負傷もあり、昨年は試合をしておらず、1年2ヶ月ぶりの復帰戦となる。UFC10勝6敗の35歳。

パイファーは今回がUFC初メイン。寝ても立っても常にフィニッシュの匂いを感じさせる攻めを見せることで、コンテンダーシリーズで勝った時からダナ・ホワイトからは気に入られている。その期待に応えるように、UFCデビューから3連続フィニッシュ勝利。スタンドの打撃では、一発入れば倒せそうな強打を打ち込み、実際にデビューから2戦は連続KO勝ち。前戦はアブドゥル・ラザクにカーフキックを効かされたが、タックルでテイクダウンを奪い肩固めで一本勝ちした。グラップリングマッチでもエリク・アンダースやジェラルド・マーシャートに勝利しており、組みの強さもある。一方、前戦を見る限り、打撃のディフェンスには穴もありそうで、上位陣相手にどこまでできるかが問われる。UFC3勝0敗の27歳。

オッズはノーランカーのパイファーがフェイバリット。

ジャブを入れたパイファー。カーフから飛び込んでのジャブが顔面を捕らえる。さらにまたカーフ。距離を詰めるパイファー。またカーフ。ジャブがヒット。ハーマンソン後退。また出てきたパイファー。右がかすめてハーマンソンちょっとぐらついた。左ボディ。ハーマンソン関節蹴り。残り30秒。強烈な右を放ったパイファーだがクリーンヒットは避けたハーマンソン。ジャブをヒットさせるパイファー。ホーン。

1Rパイファー。

2R。また詰めるパイファー。ワンツー。際どいところで大きなダメージを逃れたハーマンソン。ジャブから右オーバーハンドを入れるパイファー。ハーマンソンシングルレッグに。しかし脇を差して受け止めたパイファーが離れた。パイファーカーフキック。ハーマンソンが前に出ていくが、先にパイファーの打撃をもらう。パイファーがフェイントを見せると距離を取るハーマンソン。パイファーカーフ。ハーマンソンもカーフを返した。ボディを入れるパイファー。ハーマンソン前に出てパイファーがケージ際まで下がった。しかしハーマンソンカーフを入れると下がる。逆に出たパイファー。ケージを背負うハーマンソンに左ボディ。ワンツー。パイファーのカーフキックに右を合わせたハーマンソン。ホーン。

2Rもパイファー。

3R。詰めてジャブを入れるハーマンソンだが、パイファーもジャブで出ると右ボディ。ワンツー。カーフ。パイファーの右フックがヒット。詰めてきたパイファーにジャブを入れたハーマンソン。ワンツー。ハーマンソンのカーフで足が流れたパイファー。また効かされたか。ハーマンソンのパンチをもらい下がったパイファー。アイポーク?しかしレフェリー問題ないと下がる。パンチが目に入った模様。ハーマンソンが出ていきジャブを入れる。しかし深追いしないハーマンソン。詰めてきたパイファーにテンカオから右。パイファーのジャブでちょっとぐらついたハーマンソン。パイファー詰めるがサークリングで距離を取るハーマンソン。右ボディを入れるパイファー。ハーマンソンはまたカーフ。残りわずかでタックルに入ったパイファー。シングルレッグ。ハーマンソン片足でこらえてパンチを入れると飛び膝もヒット。ホーン。

3Rは手数でハーマンソン。パイファーのパンチにも慣れてきたか。

4R。すぐ出たハーマンソン。カーフ。効いてる。パイファーシングルレッグ。切ったハーマンソン。またカーフ。下がりながらジャブを入れるハーマンソン。ライブオッズはハーマンソンが優勢に。出ていくパイファーだがハーマンソン下がりながらカーフキック。パイファー左フックを打ち込むと組み付いてボディロック。しかし自ら放したパイファー。パンチで出るがハーマンソンのワンツーをもらう。そしてカーフ。パイファーまたタックル。小手に巻いてこらえるハーマンソン。引き剥がした。パイファー下がった。ハーマンソンの右をもらう。ジャブもヒット。大振りの右は空振り。ケージ際から出られないパイファー。タックルに入るが切られた。ホーン。

4Rハーマンソン。ポイントは並んだが、カーフを効かせられたパイファーに逆転する余力はあるか。

5R。右ボディから左フックを入れるパイファー。またカーフを入れるハーマンソン。さらにカーフ。ケージを背負ったパイファー。出られない。右オーバーハンドを入れたパイファーだが単発。ハーマンソンが逆にタックル。テイクダウン!ハーフで固めて押さえ込んだまま肩パンチを入れるハーマンソン。逃げ切り狙い。下で身動きが取れないパイファー。ガードに戻すのが精一杯のパイファー。ハーマンソン、最後の10秒で体を起こしてウイニングパウンドラッシュ。タイムアップ。

三者48-47でハーマンソン勝利。

2Rまでパイファーペースだったが、前回同様カーフを効かされ、パイファーこれも前回同様タックルに入ったが、ハーマンソンはすべて切り続けた。

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F1 MMA o ONE UFC   マーヴィン・ヴェットーリ ロマン・ドリゼ

11.11『UFC 295: Jones vs. Miocic』でデレク・ブランソンとロマン・ドリゼが対戦

大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説


 UFCが11月11日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催する『UFC 295: Jones vs. Miocic』でデレク・ブランソン vs. ロマン・ドリゼのミドル級マッチが行われるとのこと。

 ブランソンは3月の『UFC 285: Jones vs. Gane』でドリカス・デュ・プレシに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。現在UFCミドル級ランキング8位。

 ドリゼは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でマーヴィン・ヴェットーリに判定負けして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング9位。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC   ジャレッド・キャノニア ボクシング マーヴィン・ヴェットーリ

『UFC on ESPN 47』ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者の反応

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 『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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o ONE UFC   アレッサンドロ・コスタ ジャレッド・キャノニア マーヴィン・ヴェットーリ

『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』パフォーマンスボーナス

最新版 子どもにおこづかいをあげよう!



 UFCが『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・アレッサンドロ・コスタ、マヌエル・トーレス


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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MMA o UFC   ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア ジョシュ・エメット マーヴィン・ヴェットーリ メイシー・バーバー ロマン・ドリゼ 平良達郎

6.17『UFC on ESPN 46』のメインイベントはマーヴィン・ヴェットーリ vs. ジャレッド・キャノニア/ジョシュ・エメット vs. イリア・トプリアは6.24『UFC on ABC 5』にスライド

6.17『UFC Fight Night』のメインイベントはジョシュ・エメット vs. イリア・トプリア(2023年03月31日)

 こちらの続報。


 UFCが6月17日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 46』のメインイベントがマーヴィン・ヴェットーリ vs. ジャレッド・キャノニアのミドル級マッチになることを発表。

 ヴェットーリは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でロマン・ドリゼに判定勝ちして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング3位。

 キャノニアは昨年12月の『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』でショーン・ストリックランドに判定勝ちして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング4位。


 なお、元々同大会のメインイベントに予定されていたジョシュ・エメット vs. イリア・トプリアのフェザー級マッチは6月24日にフロリダ州ジャクソンビルで開催する『UFC on ABC 5』のメインイベントにスライドされます。この大会では平良達郎 vs. クレイドソン・ホドリゲス、メイシー・バーバー vs. アマンダ・ヒバスも予定されています。続きを読む・・・
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BELLATOR Brave CF Cage Warriors IMMAF MMA MMAPLANET o UFC UFC286   オマル・モラレス カマル・ウスマン クリス・ダンカン グンナー・ネルソン ケイシー・オニール サム・パターソン ジェイク・ハードリー ジェイ・ハーバート ジェニファー・マイア ジャスティン・ゲイジー ジャック・ショア ジュリアナ・ミラー ジョアン・ウッド ドゥスコ・トドロビッチ ブライアン・バルベレナ マクワン・アミルカーニ マルコム・ゴードン マーヴィン・ヴェットーリ ムハマド・モカエフ ヤナル・エシュモズ ラファエル・フィジエフ ルドヴィット・クライン レオン・エドワーズ レローン・マーフィー ロイベルテ・エチェベリア

【UFC286】計量終了 エドワーズがファンと共に「HSD」チャント。モカエフ&ハードリーも見逃せない

【写真】セレモニアル計量時にモカエフはフィリョよりもしっかりとリカバリーできているようだった(C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC 286「Edwards vs Usman」の計量が17日(金・同)に行われている。

メインは昨年8月と立場を変えたUFC世界ウェルター級選手権試合=王者レオン・エドワーズ✖カマル・ウスマン戦、コメインでライト級のジャスティン・ゲイジー✖ラファエル・フィジエフが組まれている。

全15試合のPPV大会で米国勢の出場は僅かに4選手、コメインとオープニングマッチのヴェロニカ・マセド✖ジュリアナ・ミラー以外は全て英国もしくは欧州勢が出場している。


フィニッシュしかないという状況で右を見せて反応させ、左ハイでKOというアップセットを起こしたエドワーズとの再戦に向け、ステージに登壇したウスマンは地鳴りのようなブーイングを受ける。

反対にこの日、一番のサポートを受けたエドワーズは、フェイスオフで興奮気味に言葉をウスマンとぶつけ合う。「今も話してきたけど、明日の夜オクタゴンで話そう」とウスマン。エドワーズは「ヘッドショット・デッド」と観客を煽り、「明日の夜には、またヘッドショットを決めて王座防衛できることにワクワクしている」とコメントした。

上記にあるように欧州勢が目立つイベントのなかで、11人に及ぶジョンブル魂(?)の持ち主たち。ここではフライ級の2選手に注目したい。オクタゴン3連勝、プロMMA戦績は8勝0敗──アマからの通算戦績は30連勝というモカエフは、IMMAFからBRAVE CFでプロデビューし、6戦目にUFCデビューを果たしたダゲスタンから移住ファイターだ。

対戦相手のジェフェフ・フィリョは昨年のコンテンダーシリーズでロイベルテ・エチェベリアと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドアウトしている。レスリング的というよりもMMAとしてテイクダウン&スクランブルを身につけ、KOパンチもあるフィリョを相手に、英国レスリング界で活躍しバーレーンのKHK MMAのエルダル・エルダノフにケージレスリングを学んだモカエフが、組み勝てるのか。

順調すぎるキャリアアップで、ピンチや土壇場での粘りに課題があるとモカエフは見られていたが、前回のマルコム・ゴードン戦で腕十字による逆転勝ちをし、勝負強さも見せている。とはいっても、このままトップ10&トップ5と進むには経験値を挙げる必要があると思われるモカエフだが、果たして──。

もう1人のフライ級英国ファイター=ジェイク・ハードリーは、モカエフに逆転負けを喫したゴードンとの対戦だ。EFC WorldwideとCage Warriorsでフライ級のベルトを巻いたハードリー、話題性ではモカエフに遅れをとるが、経験値の高さと実力的には上と見られていた。

ハードリー自身がモカエフと比較してくれるなという空気を醸し出していたが、UFCでは2戦目で敗北を喫し立場は逆転した。それでも──計算できる部分でモカエフより安定した力があるという見方は成り立つハードリーだけに、母国でのゴードン戦は逆転ではないフィニッシュ勝利が求められる。

またライト級ではクリス・ダンカンとサム・パターソンはという2人のコンテンダーシリーズ出身英国人選手がオクタゴン・デビューを飾る試合も注目したい。

ダンカンはBellator欧州大会で3連勝しながらオクタゴンを目指し、コンテンダーシリーズへ。2021年には敗北を喫したが、諦めずに昨年も参戦し契約を勝ち取っている。

一方のパターソンはBRAVE CFで6勝1敗のレコードを残し、タイトル戦線で浮上しながら、砂漠からコンテンダーシリーズというオアシスも求めた。

ダンカンは9勝1敗、パターソンは10勝1敗1分。それぞれがオマル・モラレス、そしてヤナル・エシュモズを相手に10勝目と11勝目を狙う試合は──英国の今&これからを知るうえで、フライ級の2試合とともに見逃せない。

■視聴方法(予定)
3月19日(日・日本時間)
午前2時~UFC FIGHT PASS
午前6時~PPV
午前6時~WOWOWライブ

■UFC286 計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]レオン・エドワーズ: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
グンナー・ネルソン: 170ポンド(77.11キロ)
ブライアン・バルベレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

<ミドル級/5分3R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ロマン・デリツ: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ショアー: 146ポンド(66.22キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)
オマル・モラレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
サム・パターソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ヤナル・エシュモズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
ジェフェウ・フィリョ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ガブリエル・サントス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリスチャン・リロイ・ダンカン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 129.5ポンド(58.74キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・カロリーナ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 156ポンド(70.76キロ)
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴェロニカ・マセド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジュリアナ・ミラー: 125.5ポンド(56.92キロ)

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『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』前日計量動画/コルビー・コヴィントンがバックアップファイターに

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MAIN CARD (Pay-per-view, 5 p.m. ET)

・Champ Leon Edwards (170) vs. Kamaru Usman (170) – for welterweight title
・Rafael Fiziev (156) vs. Justin Gaethje (156)
・Bryan Barberena (171) vs. Gunnar Nelson (170)
・Jennifer Maia (125) vs. Casey O’Neill (125)
・Roman Dolidze (186) vs. Marvin Vettori (185.5)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 3 p.m. ET)

・Makwan Amirkhani (146) vs. Jack Shore (146)
・Chris Duncan (156) vs. Omar Morales (156)
・Yanal Ashmoz (155) vs. Sam Patterson (155.5)
・Jafel Filho (125.5) vs. Muhammad Mokaev (126)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 1 p.m. ET)

・Lerone Murphy (145.5) vs. Gabriel Santos (145.5)
・Christian Duncan (185.5) vs. Dusko Todorovic (186)
・Malcolm Gordon (129.5)* vs. Jake Hadley (126)
・Luana Carolina (126) vs. Joanne Wood (126)
・Jai Herbert (156) vs. Ludovit Klein (156)
・Veronica Hardy (125.5) vs. Juliana Miller (125.5)

 『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』前日計量結果。ジェイク・ハドリーと対戦するマルコム・ゴードンが129.5ポンドと3.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。その他の選手は全員パスしています。


 開始時刻は日本時間3月19日に午前2時でしたが、30分早まって午前1時30分に変更されているのでご注意を。


 そして、メインイベントのウェルター級タイトルマッチ、レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンのバックアップファイターとしてコルビー・コヴィントンが計量をしており170ポンドでパスしています。エドワーズ、ウスマン共にパスしていますが、当日どちらかが体調不良になるかもしれないので、まだ可能性はゼロではありません。


 コルビー・コヴィントンがバックアップファイターだったことが前日に判明した件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。

「シークレットだったとも知らなかった。我々はやるべきことをやっているだけで、メディアが何を知っていて、何を知らないかをあまり意識していない。秘密にしておくつもりもなかった。我々は、どの試合にもバックアップを用意している。大した問題ではない。『この試合のバックアップは誰ですか?』と聞かれることも無かった。特に宣伝するようなことでも無かった。今日のコルビーのように注目されることはない」

「(次期挑戦者はコヴィントンになるのかと尋ねられ)それは、分からない。彼はこのためにステップアップしたし、間違いなく世界のベストファイターの一人だが、まぁタイトル戦線の間近にはいるよ」




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマンはエドワーズ支持2人、ウスマン支持9人。

・ジャスティン・ゲイジー vs. ハファエル・フィジエフはゲイジー支持6人、フィジエフ支持5人。

・グンナー・ネルソン vs. ブライアン・バーバリーナはネルソン支持7人、バーバリーナ支持4人。

・ジェニファー・マイア vs. ケイシー・オニールはマイア支持1人、オニール支持10人。

・マーヴィン・ヴェットーリ vs. ロマン・ドリゼはヴェットーリ支持6人、ドリゼ支持5人。続きを読む・・・
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Bu et Sports de combat MMA MMAPLANET o UFC キック ボクシング マーヴィン・ヴェットーリ ロバート・ウィティカー 剛毅會 岩﨑達也 武術空手

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。ウィティカー✖ヴェットーリ「後ろ足」

【写真】 この写真は左ジャブだが、ウィティカーの攻撃は右が中心だった(C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たロバート・ウィティカー✖マーヴィン・ヴェットーリ戦とは?!


──遠い距離から蹴り、近い距離ではヘッドムーブ。ヴェットーリの攻撃をほぼ完封したウィティカーが判定勝ちを収めました。

「ウィティカーのスタンスが素晴らしかったです。ヴェットーリがサウスポーで、ウィティカーがオーソ。ウィティカーは常に蹴ることができるスタンスでした。ただし、なぜか1Rは全く蹴りを出さなかったです。そうなるとただ広いスタンスで動く、これでは一歩間違えると殴られやすい何の取柄もないスタンスになってしまいます。

だから何のためにこういうスタンスをしているのかと思っていたのですが、蓋を開けて見れば2Rから右の前蹴りを軸にして、右の突き、そして右のハイキックという3つの攻撃だけでヴェットーリを圧倒しました。ヴェットーリは蹴りなのか、突きなのか。何が来るのか分からない状態で貰っていたと思います。

当然、そこにはヴェットーリの打撃の質がそれほどでないから、好きなように攻めることができるということはあったと思います。とはいえウィティカーは長い間トップで戦ってきた選手なので、自分の勝ちどきが分かっていて展開をどんどん創ることができますね。

ところで、ウィティカーのベースは何なのですか。伝統派空手か何かですか」

──確かに幼少期から10代の半ばまで剛柔流空手をやっていて、そこからハップキドーに。その道場がMMAジムに代わりMMAを始めたということを聞いたことがあります。かつてMMAPLANETのインタビューで「規律のある動き、タイミングの取り方、スピードは剛柔流空手から来ている部分が多い」と言っていました。スタンスやフットワークも。ただし、「そういう動きが西洋のスポーツで育めないかといえば、それは難しい質問だ」と。

「彼はいつも、あれだけ当てることができていますか」

──ハイ。貰わず当てることが多いと思います。勝っている試合では。ただし、アデサニャ戦ではより長いレンジを崩せず、テイクダウン狙いに切り替えて倒せずに負けました。そんなウィティカーですが、近い距離になると頭を振ってボクシングになる。それは武術空手的には蹴りに対応できない危ない動きということになりますよね。

「ハイ。ハイキックをもらう危険があります。そこは本当に危ないです。相手が蹴りを使わないから良かったですけど、蹴りのある相手には危ないです」

──つまりはボクシングも蹴りのない選手には有効になるわけですね。

「パンチをかわす技術ですから。なのでMMA全般にいえることですが、そこまで蹴りを使いこなせる選手が多くないので、頭を振って戦っていても危なくないように映る試合は多いです。

ただし蹴りのある選手に対しては穴になる。私が稽古している選手には、その穴をついていこうという風にしています。蹴りの対応に関しては、UFCにあってもまだ知識が行き届いていない。これだけハイキックによるKO決着が見られても、未だにそこを重要視していない。深刻に捉えていない部分があるように感じます。本当にあの頭を振ってパンチをかわそうとするのは、危ないです」

──攻める方の技術が上がらないと、防御の技術も上がらないと。

「その通りです。だからといって、皆がやらないから自分もやらないというのは違います。グレイシーだけが持っている柔術という技術を知らなかったから、他の競技の選手は柔術家に負けていました。それと同じで、蹴りに対しては空手が持っている技術がまだ浸透していない部分が多い。受け返しなどフルコンタクト空手で数十年前から繰り返されてきた技術が、MMAにないのであれば──それは知っている方が有利です。

当然、寝技ができてテイクダウンの攻防ができる。顔面直接殴打、パンチに対応しているうえで蹴りの受け返しがあれば──ということです。それがないのにMMAで、フルコンタクト空手の受け返しといっても始まりません。

同時に顔面のあるなしはあっても、あのウィティカーの間合いと飛び込みはフルコンタクト空手で日本人が外国勢に苦しめられた距離なんです。あの戦い方が日本の空手家は当時、できなかった。

それがアデサニャには通じないとなると、カウンターが取れないのだと思います。自分よりリーチのある選手と戦って入って行けない。長い距離にカウンターが取れないのでしょうね。堀口選手なんて、そういう風に攻めることができていましたよね。

でもウィティカーは後ろ足で距離をコントロールしています。そこは是非とも日本のMMAファイターの皆さんにも見習ってほしい点です。前に攻めようとする時に、どうしても前足で動いて、前足で距離を取ろうとしがちです。

対してウィティカーは後ろ足で、一度深さを創って前蹴りから右の突きを打っています。相手としては遠くから飛んできたと感じます。これが動かないで、半四股立ちの幅が間違う──つまりは前足でコントロールしたりすると、右を出してもカウンターを打たれやすいです。型通りに後ろ足に引くことができる──正しい状態から拳(けん)を伸ばしていくと、相手の攻撃を受けずに自分の攻撃を当てることができます。つまりは後ろ足でコントロールすると相手の攻撃を受けずに、自分の攻撃が入りやすくなるということです。そこまで考えてはいないと思いますが、ウィティカーはそういう動きを使っています。

だから定番となっている外を取るという動きとは、逆で内側でも攻撃を当てることができていました。ヴェットーリが右足前で、ウィティカーは左足が前。ウィティカーはヴェットーリの前足の中に入っている。外を取っても、中に入れないといけない。そういう部分でもウィティカーの動きは注目すべきモノです。

スタンスが蹴られる状態で、後ろ足で相手との距離や自分が反撃するタイミングをコントロールしている。跳ねる前後移動とは、明らかに別モノでした。ウィティカーも跳ねます。でも、後ろ足を少し引いているんです。これはデキるようでデキない。前に出ようとする時に、後ろ足を引く。これはデキないんですよ。

ただしタイ人やミルコがKOしている時は、それをやっていました。右足前で、左足を少し引いて左ミドルを蹴る。倒せる時のミルコは、その場で蹴ることはなかったです。ただしUFCで倒された時は前足で踏み込んで──のされてしまいました。

1Rは何をしているのかまるで分からなかったですが、2R以降はウィティカーのスタンスの広さの意味、この動きがあるからあの広さなんだと理解できました。凄く興味深いです」

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『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』ロバート・ウィテカー vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者の反応


 『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』ロバート・ウィテカー vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN209 キック マーヴィン・ヴェットーリ ロバート・ウィティカー

【UFN209】ほぼノーヒットノーラン、ロバート・ウィティカーがヴェットーリから完封勝利

<ミドル級/5分3R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

サウスポーのヴェットーリに左ローを蹴るウィティカー。さらに踏込みに右をカウンターで合わせていく。左カーフを蹴られたヴェットーリは、テイクダウン狙いを切って圧を掛ける。ウィティカーはジャブを伸ばし、ヴェットーリは右ローで前足を蹴られても距離を詰める。細かいパンチを入れたウィティカーは、左ハイをブロックすると右を見せて前に出る。ヴェットーリは左で迎え打ち、左ジャブには右を合わせようとする。残り2分を切り、組んだヴェットーリが右腕を差す。回って離れたウィティカーは左ローを蹴られ、右ローを返す。ヴェットーリの踏み込みに間合いを外したウィティカーは、左ジャブを2発伸ばす。ここから右に右を合わせたウィティカー、ヴェットーリも左ミドルを返し、飛び込みに左ヒザを合わせた。

2R、右を見せて右ハイを蹴ったウィティカーがバランスを崩す。すぐに立ち上がり、右前蹴りを入れると、ヴェットーリが組んでケージに押し込む。ここもウィティカーは左に回りつつ崩して離れると、左サイドキックで関節を狙う。そして右ハイから右ストレートを決めたウィティカーが、前蹴りで突き離す。ヴェットーリのジャブ、ワンツーは届かない。ならばと左ミドルを蹴るが、ウィティカーが詰めて潰す。逆にガードの上から右ハイを蹴ったウィティカーは、右ストレート&右ハイを攻撃を続ける。ヴェットーリは右ローを入れるが、パンチがほぼ当たらず右ハイで上半身をのけ反らされる。ウィティカーの左右のフェイクに反応するヴェットーリが右を被弾。そして関節をサイドキックで蹴られる。ウィティカーの動きを見過ぎて、自分の動きができないヴェットーリがまた右を打たれて厳しい5分が終わった。

最終回、リスクをおかしてジャブを伸ばせという指示を受けたヴェットーリは、そのジャブに右を合わせされる。前蹴り、サイドキックを織り交ぜ、距離を支配して殴るウィティカーは、近い距離でもヘッドムーブで攻撃をかわす。そしてガードの上からの右ハイを効かせると、右で追い打ちをかけ、ダックにも右を蹴っていく。さらにジャブに右を当てたウィティカーは左ロー、踏み込んで右ストレートをヒットする。ヴェットーリはシングルレッグでドライブ、ケージにウィティカーを押し込むが、直ぐに離れたウィティカーが右を当てる。と残り1分、ダブルレッグを決めたウィティカーはすぐに離れてヴェットーリの立ち上がり際にパンチを打ち込む。完全にファイトを掌握したウィティカーは右ハイを連続で繰り出し、試合を締めた。

ほぼほぼヴェットーリの攻撃を完封したウィティカーは、3-0で完勝し「こういう結果だけど、ヴェットーリのパンチは凄くハードだった。チャンピオンを含めても、僕がこの階級で一番危険な攻撃を持っている」と話した。


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