カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02 アダム・ピコロッティ エルヴィン・エスピノーザ キック

【PFL2024#02】エスピノーザ、ピコロッティの寝技を凌いで飛びヒザ蹴りで3Rに逆転KO&4P獲得

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
Def.3R2分23秒 by KO
アダム・ピコロッティ(米国)

エスピノーザが打撃のプレッシャーをかけ、右腕を差して組む。ピコロッティはケージを背にしてテイクダウンディフェンスして離れる。ピコロッティは左ミドル、エスピノーザが左ミドルを蹴り返すと、ピコロッティがそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。ここからエスピノーザのバックにつくと、エスピノーザは正対する。

ピコロッティはダブルレッグに入って、エスピノーザのギロチンを外してトップポジションへ。エスピノーザが背中を見せるとバックにつき、前方に落とされると三角絞め、オモプラッタへ。エスピノーザは前転して立ち上がると左右のフックで前進。シングルレッグで組みつき、ケージに押し込む。ピコロッティがアームロックを仕掛けて後転し、マウントを取ったところでラウンド終了となった。

2R、エスピノーザがサウスポーからワンツー。左の三日月蹴りを蹴る。ピコロッティも右ミドルを返して、右ハイキック、右のヒザ蹴り。互いに構えをスイッチしながらパンチと前蹴りを繰り出し、エスピノーザがサウスポーから左を当てる。ピコロッティは前足へのシングルレッグからボディロック。離れたエスピノーザは離れ際に左右のフックを集め、ピコロッティの左ミドルをキャッチしてバックへ。

持ち上げるようにテイクダウンするエスピノーザだが、ピコロッティはアームロックを狙って、ポジションを返す。ここもエスピノーザはトップを許さずに立ち上がり、すぐにパンチで前に出る。組んだピコロッティはスタンドバックにつき、シングルバックからツイスターを仕掛けた。

3R、エスピノーザがガードを上げて前に出る。ピコロッティは距離を取りながらワンツーと左ミドルと右アッパーを当て、ダブルレッグから組み付く。左腕を差したピコロッティはエスピノーザをケージに押し込むと、エスピノーザもクラッチを組ませずに投げを狙う。しつこむ組むピコロッティだったが、エスピノーザは距離をとって右フック。そして右の飛びヒザ蹴りを一閃。これでピコロッティが崩れ落ち、エスピノーザが逆転KO勝利で4ポイントを獲得した。


The post 【PFL2024#02】エスピノーザ、ピコロッティの寝技を凌いで飛びヒザ蹴りで3Rに逆転KO&4P獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02 YouTube アダム・ピコロッティ アレクサンデル・シャブリー アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ ウスマン・ヌルマゴメドフ エディ・ブラボー エルヴィン・エスピノーザ ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジェイジェイ・ウィルソン ジョシュ・シルヴェイラ ジョーダン・ヘイダーマン ソロモン・レンフロ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#02】ミランダ戦へ。グレイシー柔術♡ブレント・プリマス「100万ドルTの第2ラウンドだ」

【写真】本計量とセレモニアル。試合の時はさらに大きくなっていることが予想されるプリマスだ (C)PFL

12日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2024#02が開催され、ライト級シーズン初戦でブレント・プリマスがブルーノ・ミランダと対戦する。
Text by Manabu Takashima

プリマスはBellatorライト級ワールドGP準決勝で、王者ウスマン・ヌルマゴメドフにフルマークの判定負けも、ウスマンがドラックテストで陽性となり試合結果はノーコンテストに。しかし、再戦の準備は進められず5月に王者はBellator Champion Seriesで、決勝進出を決めていたアレクサンデル・シャブリーと防衛戦を行うこと決まった。ノーコンテストで100万ドルの獲得の機会を失したプリマスは、PFL参戦で100万ドル獲得へ2度目のチャンスを手にした。そんなラバーガードの印象が強いプリマスに初インタビュー。するとラバーガード使いはグレイシー信者だったことが分かった。

なお11日(木・同)に計量が行われ、ライト級シーズンに出場予定だったジェイジェイ・ウィルソンは理由の説明はなく対戦カードから名前がなくなり、補欠戦出場予定だったエルヴィン・エスピノーザが、アダム・ピコロッティと戦うことが決まっている。


──今週末、PFL2024シーズン初戦でブルーノ・ミランダとPFL初陣を戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は9日に行われた)。

「Bellatorでキャリアの殆どを戦ってきたから、PFLのファイターと戦うことがとても楽しみなんだ。そしてタイ在住で、パワフルなムエタイの使い手であるブルーノ・ミランダと戦うことができる。大変な試合になるだろうけど、準備はできているよ」

──PFLはシーズンフォーマットとエルボー禁止のルールについては、どのように思っていますか。

「クレイジーだ。僕はずっとエルボーを使い続けてきた。エルボーを使わずグラウンドで戦った覚えがない。エルボー無しで戦うのは、本当にタフなことだよ。シーズン制については全ファイターが2試合は保障されていて、短期間でポイント争いをする。ここは楽しみだ。戦略から何からこれまでとは変わってくるんだけど、新しいことにチャレンジするのはエキサイティングだよ。

Bellatorの時は勝つか、負けるかだけだった。100万ドルを手にするために、初回でフィニッシュを狙いたいところだけど、だからこそスマートに戦う必要がある。焦って戦い、ガスアウトしてはしょうがないからね。PFLでは本当にスマートに戦わないといけない。6週間後に試合があるのだから、ケガをしないようにしないといけないし。だからエルボーが禁止なわけで。もちろん勝利は絶対だけど、6Pや5Pを手にできると有利になる。そこは戦い自体がBellatorの時とは変わって来るよね」

──ブレントはMMAでも柔術を武器に戦っていますか、ベースとなる格闘技は柔術だったのでしょうか。

「僕は13歳で家を飛び出し、とんでもない生活をしていた。毎週のようにストリートファイトをして、問題だらけだった。そんな生活を送っている時に、知り合いからストリートで戦うならケージのなかで戦って金を稼がないかって持ち掛けられたんだ。そして柔術ジムに向かった。まぁ、柔術なんてやっているヤツは皆、ぶちのめせると思っていたんだ。そうしたら自分より年下のガキだったり、体の小さな連中に首を絞められ、腕を極められ散々な目にあった。あっと言う間にボコボコにされたんだ(笑)。

あの時、『俺の方が体はデキているし、運動神経もある。このテクニックがあれば……』って思い、それから柔術漬けの人生に変わった。もうバカなことはやめて、パーティーも行かなくなった。毎日、懸命に練習をすると3週間で青帯を貰えた。柔術に出会っていなければBellator世界ライト級チャンピオンになれなかったに違ない。バカをやり続けて、きっと刑務所に行っていただろう。グレイシー一族から始まった柔術の歴史から、何から何まで柔術に夢中になれて良かった。ヒクソン・グレイシーのドキュメンタリー「チョーク」は何度も見返した(笑)。ヒクソン・グレイシーとグレイシー柔術への想いは膨らみ続けたよ。だから今、僕はここにいることができる」

──柔術でのマスターは、誰だったのでしょうか。

「僕はメガトン・ディアスから、黒帯を巻いてもらった」

──メガトンはいわばヒクソン系といっても良いウマイタの出身です。ただアリゾナにジムを持っていて、ブレントはオレゴン州が拠点ですよね。

「オレゴン州ユージーンにあるメガトン系のジムで6年間柔術を続けて、茶帯になったけど通っていた道場には黒帯がいなかった。メガトンがユージーンでセミナーを開き、もっと彼の指導を受けたくなったんだ。そしてアリゾナに行き、メガトンとトレーニングをして1週間後に黒帯を与えられた。メガトンのようなレジェンドから黒帯を貰えたことを本当に光栄に思っている。

ただ僕がいたジムは完全に柔術の道場だったから、MMAを始めていた僕はムエタイやレスリング、MMAのトレーニングができて、柔術も続けられるスクールに移ることに決めた。ファビアーノ・(ペガレヴィ)シャウナーの下でトレーニングを始め、今では黒帯3段になった」

──あれだけ見事なラバーガードを駆使するので、10thPlanet系の柔術を習っていたのかと思っていました。

「とにかく柔術が好きすぎて、あらゆるインストラクション動画をチェックし、YouTubeも四六時中チェックしている。そしてセミナーを受けまくってきた。セミナーに出ると、必ず一つのテクニックを持ち帰って、応用するようにしている。だからラバーガードはエディ・ブラボーのセミナーに出て修得したんだ。ただ10thPlanetの技術に拘っているわけじゃない。グレイシー・ウマイタ、グレイシー・バッハ系列の道場で学んだ全ての柔術技術を駆使して戦う。

そのうえで股関節が柔軟だから、ラバーガードは僕の柔術ゲームを一歩先に進めてくれた。でも10thPlanetファイターではなくて、僕の柔術はグレイシーだ。いかなる柔術の動きも、僕のゲームに組み込まれている。そしてラバーガードは、相手のパンチを余り受けないでコントロールできるポジションだから、MMAでも多用できるのさ」

──ただ下になると、ジャッジの支持を得られないのが通例です。

「それでもガードは大切だ。僕はトップもボトムもどちらでも戦える。MMAではトップにいる方が良いだろう。同時にガードで相手をコントロールしてスイープもできるし、サブミッションで腕や肩を痛める攻撃も持っている。100パーセント、自分のガードワークに自信を持っている。ブルーノを相手に、それを証明するよ。

ただ僕のムエタイもソー・ナイスだ。ずっとムエタイの練習をして来たし、立ち技でKOして皆を驚かせることだってできる。柔術は僕の血だけど、立ち技で皆に喜んでもらえる試合だってやってみせるよ。

僕はMMAファイターだ。ブルーノを傷めつけてノックアウトできるし、RNCで落とすこともできる。ラバーガードでも駆使するし、信じられないぐらい素早いバック奪取も披露したい。KOだろうが、サブミットだろうがフィニッシュする」

──Bellatorライト級ワールドGPは準決勝で敗れ、その後NCになったもののGP自体が未完に終わりそうです。そのなかでPFLで100万ドルをゲットするセカンドチャンスを手にしました。

「その通りだ。ただウスマンとGPで戦い、フラストレーションが溜まっているままだ。ウスマンともう一度戦って、決着をつけるつもりだった。でも、それが有耶無耶になってヤツはベルトを持ったままで、防衛戦をアレクサンデル・シャブリーを相手に戦う。どういう政治力が働いたのか、どうせ従弟の巨大なパワーがモノをいったんだろう。そんななかPFLでまた100万ドルを賭けて戦うことができる。これは僕にとって100万ドル争奪トーナメントの第2ラウンドなんだよ」

■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#02計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
アレックス・ポリッジ: 204ポンド(92.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205.8ポンド(93.34キロ)
トム・ブリーズ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.6ポンド(70.57キロ)
パトリッキー・フレイレ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル: 156ポンド(70.76キロ)
ミカエル・デュフォー: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.4ポンド(93.16キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.4ポンド(93.16キロ)
シモン・ビヨン: 205.4ポンド(93.16キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.8ポンド(93.34キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ))

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス: 241.6ポンド(109.58キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 246.2ポンド(111.67キロ)

The post 【PFL2024#02】ミランダ戦へ。グレイシー柔術♡ブレント・プリマス「100万ドルTの第2ラウンドだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2024#02 アダム・ピコロッティ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジェイジェイ・ウィルソン ジョシュ・シルヴェイラ ジョーダン・ヘイダーマン ソロモン・レンフロ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#02】永遠のBellator戦士ジェイジェイ・ウィルソン「ポイント獲得? 終わらせるのが僕の戦い」

【写真】試合になると、かなり形相が変わってZONEに入るジェイジェイもインタビュー時は凄くににこやかだ (C)MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2024#02が開催され、ライト級でジェイジェイ・ウィルソンがアダム・ピコロッティと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ニュージーランド出身、マオリ・キッドの異名を取るウィルソンは柔術で世界王者になるためにサンディエゴに移り住んだ。その地でフラヴィオ・ベーリンギの黒帯ジョアォ・ファイアに出会い、バーリトゥードに対応したファンダメタル柔術の指導を受けるようになる。さらにジャスティン・フローレスの下でフリー&フォークスタイルレスリング、ノーギ柔道を身に着けMMA戦績は10勝1敗、フィニッシュ率7割を誇るファイターに。

プロMMAデビュー戦がBellatorで、サークルケージ以外で戦うのは今回で2度目のマオリ・キッドは「今も僕はBellatorのファイターだ」と言い切った。


――金曜日、PFL初戦を戦います。今の気持ちを教えてください。

「良い相手だし、僕にとって良いマッチアップだ。少しでも速く倒して、6Pを獲ってプレーオフ進出に近づけるという意味でもね」

──BellatorがPFLに買収されるという話が広まった昨夏、ジェイジェイはどのような気持ちでこの話を聞いていましたか。

「どうだったのかなぁ。とにかく噂の段階では色々なことが耳に入って来て、その時にどう思っていたのかは覚えていない。ただ、PFLに買収された時に自分の契約はどうなるのか。このまま戦い続けることはできるのかと不安になったのは事実だよ。しかも、9月にBellatorで最後の試合を戦ってから、今後に関して正式発表がなかった。幸運にもPFLシーズンで戦うことができるようになり、心の底から嬉しかったよ」

──あの時期、契約が履行されるのか自身の将来に不安を感じるファイターも少なくなかったと思います。ところで1月にBellatorがBellator Champion Seriesとして活動が続くというアナウンスがあった時、ジェイジェイはBellator CSかPFL、どちらで戦いたいと思っていましたか。

「正直をいえばBellator CSで戦っていきたいと思っていた。エルボーの有無は大きかったからね。エルボーは僕のグラップリングで大きな役割を果たしていて、つまりは僕のゲームで重要な要素になっている。エルボーがないと、僕のグラップリングゲームは色々なモノを失う。でも、もう決まったことだ。そのなかで最大の力を発揮するのが、ファイターの仕事で。今でもBellatorでエルボーを使って戦っていたい。でも、100万ドルを獲得できる機会をみすみす逃すことはない。この機会を生かすよ」

──BellatorとPFLでは年間を通して、戦うテンポが違ってきます。その辺りはどのように捉えていますか。

「個人的にはアクティブに活動できるシーズン・フォーマットは大歓迎だ。ファイターにとって一番の敵は試合が決まらず、集中力が欠けてしまうこと。選手全員がそう思っているなんてことはないだろうけど、僕自身は8、9週間ごとに戦っていたい。その方が精神的にも、肉体的にも試合に向けて良い状態を保っていられる。

試合が決まっていなくても練習はするよ。でもコークを飲んで、ハンバーガーを食べる。そしてパーティーに出かけてしまうんだ(笑)。でもPFLのシーズン・フォーマットなら、試合後1週間だけジャンクフードを食べて、また試合に集中できる。ファイトが決まっていると、より規律正しい生活を送ることができるようになるからね」

──どうしてもジャンクフードは欠かせないのですね(笑)。

「ハハハハハ。できれば毎日のように食べていたいよ。でも1週間、我慢する。それを4度繰り返せば、100万ドルを獲得して腹いっぱいになるまでジャンクフードを食べまくるよ(笑)」

──そうやって考えると、フェザー級からライト級への階級アップは自然のことだったのかと。フェザー級で戦い続けていれば、5週間ごとに試合をするのは難しかったかもしれないですね。

「金曜日に試合があって、今は168ポンドだ(※取材は8日に行われた)。これから12ポンド(約5.44)を落とすのは、全くもってイージー。完全に管理できている。フェザー級時代よりも大きくなっているし、145ポンドに落とすのはもう無理だ。適正なクラスで戦えば、より良い試合を見てもらえる。そして、30ポンドや40ポンドも落とファイターは、このフォーマットで戦えないのも事実だろう。そういう選手は年に1度か2度しか、試合ができない。僕からすると、過度な減量はボディに与える心境は深刻だというしかないよ」

──今回の対戦相手であるピコロッティもBellatorからPFLで転じる選手です。MMAは個人競技ですが、PFLファイターと戦いたかったという気持ちはありますか。

「僕の前に立ち塞がる相手を倒す。それが誰かは気にしない。今年のシーズンにはBellatorで戦っていた選手も多く出場している。そのなかで名前を挙げて戦いたい相手は、ガジ・ラバダノフだけだよ。彼へのリベンジは果たしたい。スコアをイーブンに戻したいんだ。彼以外だと、当てられた相手と戦って勝つだけさ。

僕的には今でもBellatorファイターだと思っている。プロデビュー戦自体、Bellatorだった。5、6年も在籍していたんだ。今も僕の心はBellatorにある。戦うプロモーションはPFLになったけど、今もBellatorの選手だ。今年、PFLライト級を制したらBellatorの世界王座を獲りに行く。2024年PFLライト級ウィナーとして、Bellator世界ライト級チャンピオンになるんだ」

──プレーオフ進出にはQuick6の獲得が一番。そしてファンもフィニッシュを望んでいる。そのなかで金曜日の夜にはどのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「もちろん初回フィニッシュだ。KOだろうが一本だろうが、1Rで終わらせる。相手の良さを消して、少しでも早く勝負を決める。それが僕の戦い方だ。何もポイント・システムを考慮してのことじゃない。ポイント獲得? 終わらせるのが僕の戦い。常にフィニッシュを目指して戦ってきた。ポイントはその結果、得られるモノ。ポイント獲得ではなく、終わらせること。それが僕のスタイルだから。

これまで削って判定で勝って来た選手は、ポイントを意識することになるだろう。そういう退屈な試合をやってきた者が、慌てて戦略を練るようになっている。でも僕にとっては、フィニッシュすることが戦う目的で。実際に最初の7試合は全て1Rで勝って来た。だからPFLで戦うことで、自分の戦い方を変える必要は一切ない。押忍!!」

■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#02対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
アレックス・ポリッジ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
トム・ブリーズ(英国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
ミカエル・デュフォー(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
ヤコブ・ネドー(スロヴェニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
シモン・ビヨン(カメルーン)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ブレント・プリマス(米国)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
アダム・ピコロッティ(米国)

<ライト級シーズン補欠戦/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス(ブラジル)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

The post 【PFL2024#02】永遠のBellator戦士ジェイジェイ・ウィルソン「ポイント獲得? 終わらせるのが僕の戦い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02 RIZIN アダム・ピコロッティ アンソニー・ロメロ クレイ・コラード パトリッキー・フレイレ ブログ

【PFL2024#02】ライト級シーズン開幕。パトリッキー・フレイレ「得点状況は戦い方に影響を与える」

【写真】パトリシオと比較すると、普段の顔つきは非常にマイルドなパトリッキーだ (C)MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2024#02が開催される。ヘビー級と女子フライ級に続き、シーズン開幕を迎えるのはライトヘビー級とライト級の2階級だ。
Text by Takumi Nakamura

そのライト級で、元Bellatorライト級王者パトリッキー・フレイレが、クレイ・コラードと対戦する。2011年3月から、12年以上をサークルケージで戦ってきたパトリッキーは、PFLを新しい家と呼び、シーズン制覇に並々ならぬ自信を伺わせていた。


――パトリッキー、PFL初戦に向け今の気持ちを教えてください。

「マイ・フレンド、パンツを履くところだから少し待ってくれ(笑)。(※一旦ZOOMのが画面から消え、戻ってくる)PFLという新しい家で戦うことが楽しみでならない。やるべきことは変わらない。でも、ニューホームで戦うということで少し違った感じもする。とにかく、ここにいることが嬉しい。レッツゴー、いつでも戦う準備はできている。PFLのファンにパトリッキー・フレイレが何者かを披露するつもりだ」

──少し違った感じがするというのは?

「そんな違いはないんだよ。ただPFLはファイトウィークが忙しい。メディア対応の時間と数、それと写真撮影なんかがBellatorとは違う」

──ところでBellatorはラスベガスでショーをしてこなかったので、パトリッキーにとってMMAのメッカで初試合になります。どのような気持ちですか。

「この街は正直、好きでなかった。初めて来たのは、もう随分と前だ。ヘンリー・セフードがミニーマウス、いやミッキーマウスと戦った時だよ」

──パトリッキー、それをいうならマイティマウスかと(苦笑)。

「あっ、本当だ。アッハハハハハ。とにかくセフードがマイティマウスとラスベガスで戦った時(2016年4月)にこの街に来て、パーティー三昧、街中が浮かれているような感じがして嫌だった。でも、その頃は英語が話せなかったからストリートを歩いている人が何を話しているかも分かっていなかったんだ。英語が分かるようになると、イメージも変わった。新しい建物も増え、街もどんどん拡張していてエキサイティングだ。

自分が戦うためにベガスにやってきたからか、なんだか新しい気持ちになって凄く気に入っている。きっと俺はファイターで、コーナーマンだとこの街を楽しむことができなかったんだよ(笑)。あと今ではホテルやストリートでも、俺のことを知っている人達がいて。そこも大きく違うね」

──違うといえばPFLとBellatorではルールやファイトフォーマットが違います。Bellatorから移ってきた選手たちは、最大で4試合を半年で戦うことに調整の難しさを訴えています。ただしパトリッキーが初参戦した2011年から4年ほどはBellatorもシーズン・フォーマットが敷かれており、2011年には3カ月連続で試合をしたこともあります。

「確かに3、4回とトーナメントを戦った経験があるから、PFLのスケジュールに戸惑うことはないよ。色々な相手と戦って来たし、PFL2024年シーズンで優勝する自信は十分にある。しかもRIZINも含め、実際のところトーナメントで優勝したことがない。今年こそ、PFLで頂点に立つ。今も夢を追い続けているし、自分を信じ続けているからね。俺は年老いていないし、別に疲れを感じることもない。いや、それは言い過ぎだな(笑)。疲れるよ、でも疲れるのは普通のことだろ(笑)。PFLで戦うことになって、また目新しい相手と戦うことができる。そこが楽しみでならない。

ただし、シーズンやプレーオフのことを考えて、この週末に戦うわけじゃない。今はクレイ・コラードに勝つことだけを考えている。6Pを取るか、3Pになるか。分からないけど、やるだけだ」

──ではエルボーが反則というルールはどのように思っていますか。

「別に構わない。もともとエルボーを多用するタイプじゃないから。時々、集中して使っていた程度で。ヒジが禁止でも俺の殺傷能力は落ちない。二つの拳があってキックもヒザ蹴りも使えるからね。エルボーが使えなくても、それほど変わりはない。変わらずライオン……ピッチブゥのように戦うことができる」

──ポイント制はどうでしょうか。今大会、ライト級のシーズン戦のなかで最後に試合が組まれています。そうなると他の4試合の勝者が何点を獲得しているかで、精神的に影響が出ないでしょうか。先週のリズ・カモーシェは6Pを獲得した選手が3人も出たことで明らかに力みが感じ、試合展開がラフに見えました。

「そうだね……今も言ったようにエルボーが使えないことは、全く問題ない。その一方でポイント制は、従来のBellatorの試合よりもフィニッシュ率を高めるだろう。俺の試合までの勝者がどれだけボーナスを獲得しているのか。得点状況は間違いなく戦い方に影響を与える要素になる。でも、それは決してネガティブなことではない。

若い頃なら、他の試合結果からプレッシャーを感じていただろう。でも、ここまで十分な経験を積んできた。試合中でもゲームプランを変更できる。それまでの結果次第で戦い方を変える必要が出てきても、難しいことではない。自分のやるべきことを完遂できる。いかなる状況に対して、対応できる自信があるんだ。この先のことを考えるわけでなく、如何にこの試合に勝つか。必要な勝ち方をするために何が必要なのかは、分かっている。チームを信じ、自分を信じてるからね。

自分の拳を信頼している。自分への信頼を失った時、ファイターは勝てなくなる。今でも十分に自分を信じることができてる。拳、パワーを信じて、クレイ・コラードに勝てると信じている」

──ではそのクレイ・コラードの印象を教えてもらえますか。2月のサウジアラビアでのPFL ✖BellatorではAJに秒殺されました。

「ヤツはレスリングも柔術もできないことを露呈した。俺には都合が良いだけだ(笑)。去年の準優勝者で、ボクシングが巧い。本来はあの試合で見せた姿とは違うファイターだと思っている。タフな相手になるとも覚悟はしている。でも、ファンには俺がコラードを倒すところだけを楽しみにしてほしい。皆に俺の実力を証明する。そして皆が楽しめる試合をする」

──パトリッキー、今日はありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「今も日本の皆、日本という国が大好きだ。シーズン中はPFLに集中しないといけない。でもRIZINとBellatorのクロスプロモーションが続くなら、日本で戦いたいと伝える。PFLもBellatorもボスは同じだから、了承してくれるだろう。ぜひとも大晦日に日本の皆に会いたいと思っている。アリガト!!」


■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#02対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
アレックス・ポリッジ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
トム・ブリーズ(英国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
ミカエル・デュフォー(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
ヤコブ・ネドー(スロヴェニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
シモン・ビヨン(カメルーン)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ブレント・プリマス(米国)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
アダム・ピコロッティ(米国)

<ライト級シーズン補欠戦/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス(ブラジル)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

The post 【PFL2024#02】ライト級シーズン開幕。パトリッキー・フレイレ「得点状況は戦い方に影響を与える」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR MMA MMAPLANET o ROAD FC アダム・ピコロッティ イリマレイ・マクファーレン クリス・ゴンザレス クレイグ・ジョーンズ ゲガール・ムサシ サルバツホン・ハミドフ シドニー・アウトロー ジェイク・シールズ ソウル・ロジャース ティム・ワイルド デニス・キルホルツ デヴィ・ギャロン ドゥグラス・リマ ファビアン・エドワーズ ブレント・プリマス マテウス・ガムロ マンスール・ベルナウイ

【Bellator296】人生2度目の$100万獲得へ。ギグラースイープ=ベルナウイが、ラバーガードのプリマス戦

【写真】どのようなMMAになるのか。ガードワークの妙が見られることに期待 (C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、フランスは花の都パリのアコー・アリーナで開催されるBellator296「Mousasi vs Edwards」の計量が11日(木・同)に行われた。

昨年と同じく5月開催となったパリ大会、メインはミドル級のタイトル挑戦権争い元王者ゲガール・ムサシとファビアン・エドワーズが組まれた。メインをオランダ✖英国人対決に譲った10名のフランス勢、とりを務めるのはライト級ワールドGP準決勝でブレント・プリマスと対戦するマンスール・ベルナウイだ。


日本ではRoad FCライト級100万ドル争奪Tウィナー、そしてRoad FCライト級チャンピオンとして知られるベルナウイが、昨年10月のアダム・ピコロッティ戦以来2戦目のサークルケージインとなる。当初ベルナウイはGP準々決勝でシドニー・アウトローと対戦予定だったが、そのアウトローが禁止薬物使用より出場停止の処分を受け、元ライト級世界王者プリマスと戦うこととなった。

キャリア20勝4敗、最後の敗北は7年前のマテウス・ガムロ戦。以来、100万ドル獲得後に2年半のバカンス──いやブランクを挟み、8試合連続フィニッシュ勝利を手にして来た。そのうち6試合がRNCで一本勝ち、ある意味チョークマスターのベルナウイだが、フィニッシュに至るまでのプロセスに忘れてはならないスイープがある。

ハーフガードを取り、相手の足を挟んだ側とは反対側にひっくり返すスクープスイープ、そして足をクロスした側に返すブリッジスイープのコンビネーション、いわゆるギグラースイープに関してMMA界随一の使い手といえる。

この状態に入られることで対戦相手は頭のある方へ、あるいは尻の方にひっくり返される仕掛けを意識しすぎ、腰を蹴り上げられエレベーション、または潜りと変幻自在のスイープの餌食となるケースもしばしば。

ベルナウイは相手の動きに反応するだけでなく、動かない相手への創りにも長けていることで、ギグラースイープを何度も試合中に使い、テイクダウン&スクランブルの攻防での疲弊が極端に少ないファイトをやってのける。

ある意味、現代MMAにおいてファイターはテイクダウンを奪ってもスクランブルゲームになるのは承知の上だろう。しかし、しっかりと相手の背中をマットにつかせているにも関わらず、上下を入れ替えられると精神面でも相当に削られてしまう。

そんなギグラースイープ・マスターのベルナウイにとって、プリウスはキャリア最悪の相手になる可能性がある。直近の試合は10カ月前でアレクサンドル・シャビリーの右クロスにKO負けを喫しているが、プリマスは寝技力に定評があるMMAグラップラーだ。

ケージ&サブオンリーのSUBでクレイグ・ジョーンズにはRNCで敗れているが、OTとはいえあのジェイク・シールズを腕十字で下しているプリマスは、かつてのイリマレイ・マクファーレンを想わせる10thPlanet柔術家といっても過言でないだろう。

ただしマクファーレンが極め系であるのに対し、コントロール系のプリマスは判定では不利になるケースが少なくない。ただし、今回の試合に関しては下になることを厭わないプリマスだからこそ、ベルナウイのスイープに対しても平常心をキープして戦うことができる。

よってベルナウイのBellatorデビュー戦となったピコロッティのようにスイープの仕掛けに対し、トップを維持することに頭が行き過ぎて、バックを許すような失態はまずない。ばかりかサブオンリーで見られるような、抵抗せずに下になることを選択するような摩訶不思議なMMAが見られるかもしれない。

ではバックを取ってからの極めの強さをベルナウイが発揮にするには、どうすれば良いのか。ここで問われるのがパスガードの強さだ。パスの圧力に負け、プリマスが背中を譲りつつ防ぐという心理になるとベルナウイはバックを奪取し、鉄板のフィニッシュコースに持ち込める。

対して、プリマスがパスは平気。また足を戻せるという思考で戦うようなら……パウンド有りMMAにおいて15勝目にして初の判定勝ちをベルナウイが手にすることもあり得る。

結果、ベルナウイが人生2度目の100万ドル獲得に近づくわけだが、いずれにせよプリマスが勝つにはアグレッシブなラバー系のガードワークが欠かせない試合となる。

■視聴方法(予定)
5月13日(土)
午前0時30分~ U-NEXT

■Bellator296計量結果

<ミドル級/5分3R>
ゲガール・ムサシ: 185.6ポンド(84.18キロ)
ファビアン・エドワーズ: 184.8ポンド(83.82キロ)

<ライト級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マンスール・ベルナウイ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ブレント・プリマス: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥグラス・リマ: 185.8ポンド(84.27キロ)
コステリョ・ファン・スティーニス: 185.8ポンド(84.27キロ)

<ライト級/5分3R>
チボー・グッチー: 155.6ポンド(70.57キロ)
キーン・ムサ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
パウラ・クリスチーナ: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オリバー・エンカンプ: 170ポンド(77.11キロ)
ルカ・ポクリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ソウル・ロジャース: 155.8ポンド(70.66キロ)
デヴィ・ギャロン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
イーブ・ランジュ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ピオトル・ニジェルスキー: 146.2ポンド(66.31キロ)

<141ポンド契約/5分3R>
サルバツホン・ハミドフ: 140.6ポンド(63.77キロ)
ケヴィン・ペッシー: 140.4ポンド(63.68キロ)

<ライト級/5分3R>
ティム・ワイルド: 156ポンド(70.76キロ)
クリス・ゴンザレス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
ファバカリ・ジェッタ: 145.4ポンド(65.95キロ)
キアー・ハーヴィー: 145.8ポンド(66.13キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
アザエル・アジュジ: 150ポンド(68.03 キロ)
ジョルジュ・サジュ: 149.6ポンド(67.85キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブーマハ・キャマハ: 170.1ポンド(77.15キロ)
フーマン・ドゥビエンヌ: 172.4ポンド(78.19キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョゼ・アウグスト: 205.2ポンド(93.07キロ)
サイモン・ビヨン: 205.6ポンド(93.25キロ)

The post 【Bellator296】人生2度目の$100万獲得へ。ギグラースイープ=ベルナウイが、ラバーガードのプリマス戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator293 MMA MMAPLANET o アダム・ピコロッティ キック マンデル・ナーロ

【Bellator293】蹴り技多用のナーロを入魂のTDからバック奪取、RNCでピコロッティが一本勝ち

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ(米国)
Def.3R4分27秒by RNC
マンデル・ナーロ(カナダ)

サウスポーのピコロッティに対し、ナーロが右ミドルを蹴っていく。続いて、右ハイを入れたナーロはケージを背負って回るが右エルボーを打たれる。様子見の中、ピコロッティは右カーフを空振りし、右ハイをブロックする。詰めて右のピコロッティ、テイクダウンにはまだいかない。前蹴りから右ハイと蹴りを多用するナーロは、右を被弾する。蹴りを散らすナーロにシングルからアンクルピックのピコロッティが、スクランブルでバックを奪取して2度のスラムから、ボディトライアングルに捕える。

腹ばいにされないよう動くナーロ。上を向いたところでマウントに移行するピコロッティだったが、ナーロが立ち上がることに成功してフックを解く形となった。

2R、スピニングバックキックを見せたナーロは、続いてスピニングバックヒールキックを狙う。さらにナーロは右ハイを狙う。過去に2度KO勝ちしている右ハイがもっとも危険な攻撃か。ガードをしても滑ってダメージを残しそうな右ハイと、腹、カーフにピコロッティはダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックを取る。

ナーロは胸を合わせて離れ、その際のピコロッティのエルボーをかわす。ピコロッティは左ミドルも姿勢が悪い。ナーロは左ジャブを伸ばし、右を当てる。シングルから張りクロッチ、崩してバックを取ったピコロッティのテイクダウン狙いに、ナーロがリバーサルでトップへ。ピコロッティは下からの肩固めで逆にスイープ。スクランブルとなり、両者がスタンド戻って時間に。

最終回、ナーロが圧を強め、左ジャブを伸ばす。回るファイトに転じたところで、ピコロッティは一気の飛び込みからダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルでバックを制し、両足をフックしたピコロッティが、背中を伸ばさせフェイスロックへ。ピコロッティはパンチとポジション重視に切り替え、マウントからパンチを落とす。足を戻せないナーロは、肩固めを嫌がり腹ばいになりRNCをセットされそうに。

体を捻るナーロに対し、パンチを打ち込むピコロッティはRNCの機会を伺い、パームトゥパームで絞めつける。必死で耐えたナーロだが、腕を入れ替えたピコロッティがタップを奪った。


The post 【Bellator293】蹴り技多用のナーロを入魂のTDからバック奪取、RNCでピコロッティが一本勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ACA BELLATOR Bellator293 LFA MMA MMAPLANET o UFC   アダム・ピコロッティ アーチー・コルガン ウラジミール・トコフ クリスチャン・エドワーズ サリバン・コーリー ジャスティン・モンタルヴォ ジョン・ソルター ダニエル・ジェイムス ニック・ブラウン ベラトール マリア・ヘンダーソン ライカ ランス・ギブソンJr リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator293】計量終了 コルガン✖モンタルヴォ。ギブソンJr✖トコフ。ポストGPは始まっている

【写真】コルガン✖モンタルヴォ。6勝0敗と5勝0敗のフレッシュ対決が、メインカードで組まれた(C)MMAPLANET

3月31日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾートカジノで開催されるBellator293「Golm vs James」の計量が30日(木・同)に行われている。

メインでマルセロ・ゴルム✖ダニエル・ジェイムスのヘビー級戦、コメインで女子フェザー級=キャット・ジンガーノ✖リア・マコートが組まれている今大会は、ビッグショーの谷間のカード的で、どこかペチャンガ・リゾートカジノという会場も相まって、トーナメントフォーマット時代を思い出させる。


メイン出場のゴルムはUFCから転身し、サークルケージで2連勝中。対するジェイムスはLFA→ACAで結果を残し、Bellatorでも2連勝中のたたき上げファイターだ。

ジンガーノもUFCからベラトールに転じて3連勝中、対するマコートはプロ3戦目からベラトールで戦い6勝1敗と戦績を積み上げてきた。

メインカードでいえばライトヘビー級のサリバン・コーリーもベラトールで5勝0敗、対するルーク・トレイナーも3勝1敗とプレリミから結果を残してきた選手が、メインに登用されている。

そんななか、フェザー級ランカーでサークルケージの生え抜き、他のプロモーションで戦った経験のないルーカス・ブレナンとマコートと同様に3戦目からベラトールで戦い5連勝中、通算7勝0敗のランス・ギブソンという二世ファイターは、プレリミでそれぞれジョシュ・サンディエゴ、ウラジミール・トコフと戦う。

ギブソンJrとしては、ヒョードル軍団のトコフと戦う一戦なので、初のメインカード進出を期待していておかしくなかっただろう。ある意味、そんなギブソンやブレナンをプレリミに追いやったのが、ジャスティン・モンタルヴォとアーチー・コルガンといえる。

コルガンはワイオミング大レスリングクラブのエースで、プロデビューは2年前の2021年3月、それもLFAという舞台だった。そのLFAで2連勝後、ベン・シモンズのバギーチョークをスラムし、パウンドアウトしベラトール・デビューを飾った。

EAGLE FCで1戦挟み、ベラトールに戻るとコルガンは2試合連続フィニッシュ勝利で──プロアマ通してMMAでは9連勝中(※アマは3連勝)で、大きな注目を集めている。

対するモンタルヴォはプロMMA戦績は5勝0敗、しかも全試合KO勝ちというMMAボクサーだ。ボディでKOできるパンチ力の持ち主は、ただスタンド戦に特化したストライカーでなく、レスリングや寝技の攻防を凌ぎ切る防御力を持つ。さらにはパウンドも強力で、自分の強さを出せるだけの組み技力を持つ。

コルガンがKOパンチを持つレスラーであることを考えると、モンガルヴォは真逆にある戦い方をする。この両者、昨年7月に戦う予定だったが、モンタルヴォの欠場でカードが流れていた。フェイスオフでは互いに相手を挑発、嘲笑しあった末に熱くなったモンタルヴォが一戦を越えそうな空気を醸し出す場面も見られた。

この両者の対決、プレリミで戦うギブソンJr✖トコフは、これからを含めて見比べていくのも、ポストGP後のベラトール・ライト級戦線の楽しみといえるだろう。

■視聴方法(予定)
4月1日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator293計量結果

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)
ダニエル・ジェイムス: 265.4ポンド(120.38キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.2ポンド(65.86キロ)
リア・マコート: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.8ポンド(93.34キロ)
ルーク・トレイナー: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナーロ(カナダ)

<女子フェザー級/5分3R>
パム・ソーレンソン: 145.2ポンド(65.86キロ)
サラ・コリンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.2ポンド(76.74キロ)
ジェフ・クレイトン: 169.2ポンド(76.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジョシュ・サンディエゴ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 156ポンド(70.76キロ)
ウラジミール・トコフ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 237.8ポンド(107.86キロ)
ラキム・クリーブランド: 240.4ポンド(109.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)
ニック・ブラウン: 155.6ポンド(70.57キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
アシュリー・カミンス: 119.2ポンド(54.06キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ブランドン・カリーリョ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・ヘンダーソン: 115.4ポンド(52.34キロ)
マッケンジー・スティラー: 115.4ポンド(52.34キロ)

The post 【Bellator293】計量終了 コルガン✖モンタルヴォ。ギブソンJr✖トコフ。ポストGPは始まっている first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR F1 MMA o ONE   アダム・ピコロッティ ウスマン・ヌルマゴメドフ ゲガール・ムサシ シドニー・アウトロー ジョニー・エブレン トフィック・ムサエフ ファビアン・エドワーズ ベンソン・ヘンダーソン マンスール・ベルナウイ

5.12 Bellatorパリ大会でゲガール・ムサシ vs. ファビアン・エドワーズ、シドニー・アウトロー vs. マンスール・ベルナウイ

Bellatorがライト級ワールドGP出場8選手を発表/開幕戦は3.10『Bellator 292』ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリー(2023年01月12日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが5月12日にフランス・パリのアコー・アリーナで大会を開催することと、メインイベントでゲガール・ムサシ vs. ファビアン・エドワーズのミドル級マッチ、セミファイナルでシドニー・アウトロー vs. マンスール・ベルナウイのライト級ワールドグランプリ1回戦を行うことを発表。

 ムサシは昨年6月の『Bellator 282: Mousasi vs. Eblen』でジョニー・エブレンに判定負けしミドル級王座から陥落して以来の試合。現在Bellatorミドル級ランキング1位。エドワーズは昨年10月の『Bellator 287: Piccolotti vs. Barnaoui』でチャーリー・ワードに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。現在Bellatorミドル級ランキング2位。

 アウトローは昨年7月の『Bellator 283: Lima vs. Jackson』でトフィック・ムサエフに1R TKO負けして以来の試合。現在Bellatorライト級ランキング5位。ベルナウイは昨年10月の『Bellator 287: Piccolotti vs. Barnaoui』で行われたBellatorデビュー戦でアダム・ピコロッティに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で8連勝中。

 3月10日の『Bellator 292: Nurmagomedov vs. Henderson』ではライト級ワールドグランプリ1回戦ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリーが決定していることから、これにより最後の1カードはA.J.マッキー vs. パトリッキー・“ピットブル”・フレイレになりますが、どこで行われるかは不明。マッキーはパトリシオと1勝1敗のイーブンという因縁があります。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator287 MMA MMAPLANET o アダム・ピコロッティ ベラトール マンスール・ベルナウイ

【Bellator287】初陣ベルナウイ。圧倒的なバックコントロール力を見せ、ピコロッティをRNCで破る

<ライト級/5分5R>
マンスール・ベルナウイ(フランス)
Def.2R2分51秒by RNC
アダム・ピコロッティ(米国)

試合直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたピコロッティだが、ベルナウイは得意のハーフからのスイープを決める。ピコロッティはすかさずオモプラッタに出るが、ベルナウイは腕を抜いて三角に反応して担ぎパスへ。右腕を深く入れた状態で十字とオモプラッタを警戒しつつ、左のパンチを連打したベルナウイがバックを制しに掛かる。

前方に落とそうとするピコロッティに対し、ベルナウイは右のパンチを打ちつけエルボーを交えて攻撃を続けると両足をフックする。ボディトライアングルのベルナウイはパンチの連打でピコロッティを攻め込みRNCへ。背中が反っていたピコロッティだが、真後ろを取られていないため何とか耐える。残り30秒、ロールしたピコロッティを捕らえて離れないベルナウイがパンチを続けると、マウントに移行。暴れるピコロッティを逃さず、初回を攻め続けた。

2R、サウスポースタンスのベルナウイは、ピコロッティのフックに組んで引き込むと、ハーフから腰を押して上体を起こしバックに回る。殴りながら襷にとり、右足を差し入れてボディロックを完成させる。前方に落とされないよう細かいパンチを続けるベルナウイは、亀から立ち上がるピコロッティをRNグリップから絞めていく。リストを取って耐えたピコロッティだが、背中を伸ばされるとパームトゥパームに移行され万事休す、落ちない限りタップしか残された道はなかった。

ベラトール初陣で、完全なコントロールから一本を極めたベルナウイ──3年5カ月のブランクも強さを増したベルナウイは「全てのライト級の選手、注意が必要だ。チャンピオンになるためにベラトールに来た」と話した。


The post 【Bellator287】初陣ベルナウイ。圧倒的なバックコントロール力を見せ、ピコロッティをRNCで破る first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator287 MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC UAEW UFC   アダム・ピコロッティ キ・ウォンビン クォン・アソル サルバツホン・ハミドフ シモン・ビヨン ジャスティン・ゴンザレス ソウル・ロジャース ダニエル・スカティッツィ ティム・ワイルド デヴィ・ギャロン ニキータ・ミハイロフ パンクラス ファビアン・エドワーズ ベラトール マンスール・ベルナウイ ユ・スヨン

【Bellator287】計量終了 ベルナウイはRoad FC時代の強さを維持しているのか。タジキのハミドフにも注目

【写真】 強さを争う場ならカスピ海沿岸と中央アジアを掘らないと嘘(C)BELLATOR

29日(土・現地時間)、イタリアはミラノのかつてはパラリードの名で親しまれていたアリアンツ・クラウド・アリーナで開催されるBellator287「Piccolotti vs Barunaoui」の計量が、28日(金・同)に行われている。

今大会のメインはアダム・ピコロッティ×マンスール・ベルナウイのライト級マッチ。来年開催が予定されているライト級ワールドGPに向け、ベルナウイの査定試合という見方が出きる一戦だ。


Road FCライト級王座挑戦権が懸けられたライト級Tを経て、王者クォン・アソルに勝利した暁には100万ドル(※トーナメント優勝時点で20万ドルを獲得)を手にするという1年10カ月のロングランタイトル奪取劇から、3年5カ月──ついにベルナウイが実戦復帰を果たす。

Road FC王座奪取後、ベルナウイは大舞台で戦うことを念頭におき、RIZINからの出場交渉には首を縦に振ることなく長いバカンス期間に入ってしまった。コロナ禍で練習拠点をプーケットからパリに移し、ついに雌伏の時を終える。

ベルナウイはRoad FCではクォン・アソルを始め、カビブ・ヌルマゴメドフの盟友シャミール・ザハロフ、日本の下石康太、在韓モンゴリアン=ムングトスズ・ナンディンエルデン、キム・チャンヒョン、RTU出場でGladiatorライト級王者のキ・ウォンビンという7人から全て一本勝ちを手にしている。

しかも、下石とザハロフは3Rでそれ以外の選手は5分以内に仕留めているというフィニッシャーだ。とはいえザハロフと下石相手には盤石のコントロールということはなく、スクランブル戦を経て──特に下になったときの悦妙のスイープ奪取力でポジションを挽回して勝利に結びつけていた印象がより強い。

あの一瞬の機転と、集中力を切らさないファイトがこれだけのブランクを経て如何に維持できているのか。さらにいえば英&北米系ファイターとの対戦経験が少ないこと、ピコロッティとは上背の差がほとんどなくフィジカル的な優位さは求められない影響があるのか──も気になるベルナウイのワールドステージ初陣だ。

同じライト級でソウル・ロジャース、フェザー級ではジャスティン・ゴンザレスら注目選手が戦うメインカードに対し、プレリミで見逃せないのがオープニングファイトでジョゼ・マリア・トメと対戦するサルバツホン・ハミドフだ。

キャリア18年、元UFCファイターのブラジリアン・ファイター=トメは戦績40勝9敗3NCの40歳。対するハミドフは17歳でプロデビューを果たし、過去6年間で13の勝利を積み重ねてきた無敗のタジキスタン人選手だ。

ハミドフはUAEWではZEUSバンタム級王者でパンクラスにも来日経験のあるユ・スヨンをケージレスリングの消耗戦で下している。基本、シングルからケージにつめてテイクダウン&トップもしくはバックコントロールで試合を支配するスタイルだが、相手を削るなかでパウンドアウトや前後の絞めを持つ。

ベラトール・バンタム級戦線でケージレスリング&スクランブルの雄といえばタイガー・マゴメドフ。そのマゴメドフやニキータ・ミハイロフと北の勢力争いに割って入ることができるのか──楽しみな中央アジア(所属はロシアントップチーム)の俊英の初登場だ。

■視聴方法(予定)
10月30日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator287計量結果

<ライト級/5分5R>
アダム・ピコロッティ: 155.2ポンド(70.39キロ)
マンスール・ベルナウイ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ: 185.4ポンド(84.09キロ)
チャーリー・ウォード: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ソウル・ロジャース: 155.3ポンド(70.44キロ)
ティム・ワイルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ゴンザレス: 145.2ポンド(65.86キロ)
アンドリュー・フィッシャー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィ・ギャロン: 155.8ポンド(70.66キロ)
ダニエル・スカティッツィ: 154.8ポンド(70.21キロ)

<ミドル級/5分3R>
コステリョ・ファン・スティーニス: 185.4ポンド(84.09キロ)
カミル・オニシュチョク: 185.4ポンド(84.09キロ)

<ライト級/5分3R>
チボー・グッチー: 155.9ポンド(70.71キロ)
アルフィ・デイヴィス: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
キアラ・ペンコ: 115.1ポンド(52.2キロ)
マヌエラ・マルコネット: 115.8ポンド(52.52キロ)

<フェザー級/5分3R>
イーブ・ランジュ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ヴァルテル・コグリアンドロ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シモン・ビヨン: 205.8ポンド(93.34キロ)
ドラゴス・ズッコ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコロ・ソッリ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブハマ・キャマハ: 170.9ポンド(77.51キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 204.8ポンド(92.89キロ)
ルーカス・アルシーナ: 204.4ポンド(92.7キロ)

<181ポンド契約/5分3R>
スティーブン・ヒル: 179.9ポンド(81.6キロ)
アンドレア・フージ: 181ポンド(82.1キロ)

<バンタム級/5分3R>
サルバツホン・ハミドフ: 135.8ポンド(61.59キロ)
ジョゼ・マリア・トメ: 135.6ポンド(61.5キロ)

The post 【Bellator287】計量終了 ベルナウイはRoad FC時代の強さを維持しているのか。タジキのハミドフにも注目 first appeared on MMAPLANET.