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【UAEW13】痛ッ!! トップノイ・タイガームエタイがピメンタウの急所蹴りで試合続行不可能→判定勝ち

<59キロ契約/5分3R>
トップノイ・タイガームエタイ(タイ)
Def.3R technical judgement 2-0:19-18.19-18.18-18
イザッキ・ピメンテウ(ブラジル)

サウスポーのトップノイが左から右を打ち、ピメンテウが右を返す。左カーフを蹴ったトップノイはワンツーを伸ばす。さらに左カーフを蹴ったトップノイは左を当て、打撃戦をリードする。と、左ストレートでダウンを奪ったトップノイが勝利を確信し手を広げて見栄を切る。レフェリーは試合を止めず、急ぎトップノイは足関節を防いでパウンドを連続で落とす。シングルを切り、パウンドを続けるトップノイは、ピメンテウのヒール狙いを外してパンチを入れてスタンドで待ち受ける。

立ち上がったピメンテウは右目の下を大きく腫らし、鼻血を流している、トップノイは右を当てるが、直後にピメンタウがダブルレッグを決める。ハーフからスクランブルのトップノイに対し、ピメンタウはサイドバックからクルスフィックスを狙う。腕を抜いて立ち上がったトップノイにギロチンを仕掛けたピメンテウが引き込む。頭を抜かれハイガードのピメンタウ、パンチを入れてスタンドに戻ったトップノイが初回を取った。

2R、トップノイが左カーフ、左から右を当てカーフを続ける。左フックを返したピメンテウだが、トップノイは打撃戦は望むところでワンツーをすぐに打ち込む。左足を削られるピメンテウは、右フックを返すがトップノイは来いと挑発する。前蹴りが急所に入り、ムッとした表情を浮かべたトップノイは、インターバルを要求。再開後、ワンツーからスリーを当て左ハイを蹴ったトップノイ。ピメンテウも思い切りフックを振るい、低い姿勢が飛び込んで組みつくと、小内刈りを決める。

クローズドガードのトップノイは、ガードが割れるとスクランブルへ。ギロチンで捕えたピメンテウはがぶりからサイドバックを取る。残り10秒でピメンテウが鉄槌とパンチを打っていった。

最終回、鋭い左ミドルを入れたトップノイはワンツー、左フックを当てる。左ミドルを続け、ピメンテウのフックをかわすトップノイだが、まるで狙ったかのような急所蹴りを受けてキャンバスに倒れこんでしまう。トップノイは試合続行不可能になり、反則勝ちではなく2Rまでのスコアが集計される。結果、トップノイが判定勝ちを収めた。


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【UAEW13】キム・ギョンピョ、トップノイ、キム・ギモムら日本で活躍したファイターがドバイに集結

【写真】キム・ギョンピョ、トップノイ──日本で活躍した選手がシルクロードを越えて中東で戦う (C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)、UAE Warriors13がアラブ首長国連邦のドバイ首長国、シーザースパレス・ブルーウォーター内ザ・ロタンダで開催される。人口島ブルーウォーター内の最高級ホテル内に建てられた小ぶりな会場名通り、ロタンダ=円形建築物で今大会は行われる。

メインはADWヘビー級選手権試合=チャイ・ルイスペリー✖ファビオ・マルドナドが組まれているが、全13試合には韓国勢を中心に日本にも馴染みのファイターが数多く出場しており、現状・鎖国状態のJ-MMA界にあって思い入れを持てるイベントといえよう。


そんな日本と関係のあるファイターの一番手はPFL2019ライト級で準々決勝進出もドロー→マスト判定で敗退(※正式記録はドロー)したイスラム・マゴメドフと対戦するキム・ギョンピョだ。

韓国の名門MMAストーリー第4の男として注目を集めてきたキム・キョンピョはキャリア3戦目でOutsiderに来日を果たしてからRoad FCで期待の新鋭として注目を集めた後、Gladiatorではウェルター級王者レッツ豪太を破り、続いて修斗でキャプテン☆アフリカを110秒でKO、昨年7月にはHEATでトム・サントスを破るライト級王者(※返上)に輝いている。

攻防どちらもテイクダウンに強く、中間距離での打撃もタッチキックボクシングもアジアでは最高クラスにある。しかし、マゴメドフはダゲスタンの戦闘民族の一員でゴツゴツとした寝技の名手である。テイクダウンをされずに、打撃を入れる。そんなファイトができればキム・キョンピョは世界に飛び出す一歩になることが間違いない。

同じ韓国からプロ初陣が広島県福山で開催されたKING KUZ FIGHTの佐々木信二戦だったムン・ギボムがオープニングファイトに出場する。

その後も韓国、台湾、そして日本でキャリアを積んだムン・ギボムはAngel’s Fightでフェザー級チャンピオンになり、DEEPでは横山恭介に敗れたものの3度防衛に成功している。防衛戦の相手にはONEで戦うURCCバンタム級王者ドレックス・ザンボアンガ、そして現ADWフェザー級王者のイ・ドギョムが含まれている。

団体王者に勝利している状況で、22勝6敗のアゼルバイジャン人ファイター=アグシン・ババエフと戦うムン・ギボム。動き出したK-MMA界にあってこの選択がもたらした結果が、何になるのかを確認したい。

IGFで対戦経験のあるオリ・トンプソンとクリス・バーネットが、5年振りの再戦。この2人は互いに頓挫したRoad FC無差別級GPに出場するなどニアミスもあった。

40歳になり勝ち負けを繰り返すトンプソンに対し、MMAでは5連勝のバーネットがリベンジを期す。

タイからはRIZINベテランのトップノイ・タイガームエタイがブラジル人のイサック・ピメンタウと戦う。ケージで戦うことで、金網を背にした状態で安定度を増したヒザ蹴りなど、日本で見せていた以上にナックモエらしさをトップノイは見せることができるのか。

またJ-MMAは経由していないが、Angel’s Fightミドル級王者でUAEW2戦目にして初勝利を狙うサーシャ・パラトニコフのファイトも気になるところだ。

■視聴方法(予定)
9月25日(金・日本時間)、
午後11時00分~ YouTube UAE Warriors Official Channel

■UAEW13対戦カード

<ADWヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]チャイ・ルイスペリー(英国)
[挑戦者]ファビオ・マルドナド(ブラジル)

<73キロ契約/5分3R>
キム・キョンピョ(韓国)
イスラム・マメドフ(ロシア)

<62キロ契約/5分3R>
フアレス・ディア(カメルーン)
ザビエル・アラウイ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
タリク・スレイマン(シリア)
ピョートル・バラウスキー(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
オリ・トンプソン(英国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マノン・フィルホ(フランス)
ナオミ・タタログル(オランダ)

<ウェルター級/5分3R>
オマル・フセイン(パレスチナ)
サーシャ・パラトニコフ(香港)

<ミドル級/5分3R>
イマンシャフ・アリエフ(ロシア)
イライアス・パクニク(ノルウェー)

<ミドル級/5分3R>
ハシェム・アルハガ(ヨルダン)
ユーリ・フラガ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
クリスティアン・ステリオ(ギリシャ)
ケイシー・オニール(英国)

<74キロ契約/5分3R>
アブドゥラ・アルブシェリ(クウェート)
ディーン・ベリー(アイルランド)

<59キロ契約/5分3R>
イザック・ピメンテウ(ブラジル)
トップノイ・タイガームエタイ(タイ)

<フェザー級/5分3R>
アグシン・ババエフ(アゼルバイジャン)
ムン・ギボム(韓国)

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