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MMA o ONE UFC   イリル・ラティフィ ジョセフ・ホームズ トレヴィン・ジョーンズ バットゲレル・ダナー マクワン・アミルカーニ ムニール・ラジズ

UFCがイリル・ラティフィ、マクワン・アミルカーニ、トニー・グレイヴリーら8選手を大量リリース

明日クビになっても大丈夫!


Ilir Latifi(Sherdog)

Makwan Amirkhani(Sherdog)

Tony Gravely(Sherdog)

Omar Morales(Sherdog)

Trevin Jones(Sherdog)

Batgerel Danaa(Sherdog)

Mounir Lazzez(Sherdog)

Joseph Holmes(Sherdog)

 UFCがイリル・ラティフィ、マクワン・アミルカーニ、トニー・グレイヴリー、オマール・モラレス、トレヴィン・ジョーンズ、バットゲレル・ダナー、ムニール・ラジズ、ジョセフ・ホームズをリリースしたことをMMAJunkieが確認したとのこと。

 全員最近の試合で敗れており大半の選手が連敗していますが、イリル・ラティフィはその前の2試合は勝利しておりUFC戦績は9勝7敗でした。現在39歳ということで上がり目がないと判断されたのかもしれません。

 ムニール・ラジズも連敗しておらずUFC戦績2勝2敗ですが、早めに見限られています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC283 ガブリエル・ボンフィム ブログ ムニール・ラジズ

【UFC283】ボンフィム弟=ガブリエルは49秒でラジズをギロチン葬。「兄弟でチャンピオンになるッ!!」

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.1R0分49秒by ギロチンチョーク
ムニール・ラジズ(チュニジア)

兄のハイリールKO勝ちを受けて、オクタゴン初戦に向かったボンフィム弟=ガブリエル。ラジズの左ローで姿勢を乱したボンフィムは、興奮状態にあるのか勢いはあるが、粗いパンチで前に出る。ボンフィムのワンツーに、右を入れたラジズはヒザ蹴りから再び右を当てる。ここでボンフィムも左フックで前に出る。

右エルボーを空振りし、テイクダウンを合わせたラジズをギロチンで捕らえたボンフィムは、ジャンピングガードから後方回転しマウントを取る。そのまま絞めあげたボンフィムがタップを奪った。

14勝目、11度目の一本勝ちをUFC初陣で極めたガブリエル・ボンフィムは「ボンフィム兄弟はライト級とウェルター級でチャンピオンになりヒストリーを創る」と話した。


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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFC282 UFC283   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム キック グレゴリー・ホドリゲス グローバー・テイシェイラ サイモン・オリヴェイラ ジャイルトン・アルメイダ ジャマール・ヒル ジョシアニ・ヌネス ジョニー・ウォーカー ジルベウト・ドゥリーニョ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー デイヴィソン・フィゲイレド ニール・マグニー フェレス・ジアム ブランドン・モレノ ブルーノ・フェヘイラ ボクシング マウリシオ・ショーグン マゴメド・アンカラエフ ムニール・ラジズ ヴァルリー・アウベス

【UFC283】計量終了 4度目の対戦=フライ級世界戦。ショーグン、ラストファイト!! ボンフィム弟に要注目

【写真】これがラスト・フェイスオフとなるマウリシオ・ショーグン (C)Zuffa/UFC

20日(金・現地時間)、21日(土・同)にブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナで開催されるUFC 283「Teixeira vs Hill」の計量が行なわれた。

今大会のメインはグローバー・テイシェイラ×ジャマール・ヒルのUFC世界ライトヘビー級決定戦だ。元世界王者テイシェイラはUFC282で当時の世界王者ユーリ・プロハースカとのリマッチが予定されていたが、王者が肩の負傷でタイトルを返上するとUFCは何とテイシェイラの挑戦権を無視し、マゴメド・アンカラエフとヤン・ブラボヴィッチの間で王座決定戦を実施した。

しかし、両者の対戦はドローに終わり王座は空位に。テイシェイラは再びタイトルコンテンダーの地位を取り戻し、母国でヒルとの王座決定戦に臨むこととなった。


ヒルはセレモニアル・フェイスオフ後に「グローバー・テイシェイラとケージをシェアできることはハッピーで、光栄だ。神が死ねといえば、僕らは死ぬ。でも明日は皆のために良い試合をする。なぜ、僕がここに来たのか分かるだろう」と最後はエキサイト気味に吐き捨てた。

対してテイシェイラは「準備は100パーセントできている。明日はやるよ」と穏やかな表情で静かに話した。

コメインの世界フライ級王座統一戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランドン・モレノは実に4度目の世界戦となる。過去1勝1敗1分だけに本当の意味で決着戦となる。

フェイスオフでモレノの胸に左手で触れたフィゲイレドはバナナを持ち出す。とんでもない差別行動に出たのかと思いきや、自らの口に入れるという難解なパフォーマンスを披露する。これを受けて「話すことはない。明日、楽しんでほしい」とそれでも憤慨した表情で手短にコメントの残したモレノ。

続いでフィゲイレドは「明日の夜は皆のために戦う。ただベルトを守るためじゃない、チケットを買ってきてくれた皆の夢、皆のベルトだ」とコメントした。

そんな世界戦に出場するブラジル人ファイターに負けない注目を集めているのがマウリシオ・ショーグンだ。キャリア42瀬戦目となるイホール・ポティエリアとの試合で、20年2カ月のMMAファイター人生に幕を下ろすショーグン。母国を引退試合の地に選んだショーグンのラストファイト――日本のMMAファンの皆が、その目に焼き付けてほしい。

オクタゴンを去るファイターがいれば、ここからUFCファイター人生を歩み始める選手もいる。それがイズマエル&ガブリエルのボンフィム兄弟であり、ルアン・ラセルダだ。3選手ともLFA出身、ボンフィム兄弟はコンテンダーシリーズを経てUFCへ。兄弟揃ってのオクタゴン初陣となる。

特にボンフィム弟=ガブリエルとムニール・ラジズの対戦は注目だ。質の高いキックボクシングMMAを見せるラジズに対し、デビュー以来13連勝でUFCと契約したボンフィムは3つのKO勝ちと10の一本勝ちを誇るフィニッシャーだ。

ラジズが世界最高峰で戦うとKO率が落ちたように、ボンフィムも一本を取ることが難しくなるのか。仮に過去5試合のうち3試合で見せたように初回でタップを奪うようだとボンフィムは、ボンフィムは早々のトップ15入りも期待しても良いだろう。

■視聴方法(予定)
12月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC283対戦計量結果

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
グローバー・テイシェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
ジャマール・ヒル: 204.5ポンド(92.76キロ)

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[暫定王者]ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ: 125ポンド(56.7キロ)
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マウリシオ・ショーグン: 205ポンド(92.99キロ)
イホール・ポティエリア: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
ブルーノ・フェヘイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
メルキザエル・コスタ: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・ボンフィム: 171ポンド(77.56キロ)
ムニール・ラジズ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ: 232ポンド(105.23キロ)
シャミル・アブドゥラヒモフ: 263ポンド(119.29キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
イズマエル・ボンフィム: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
フェレス・ジアム: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルアン・ラセルダ: 136ポンド(61.69キロ)
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・マルコス: 136ポンド(61.69キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

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MMA o UFC   イズマエル・ボンフィム ガブリエル・ボンフィム グラム・クタテラゼ サイモン・オリヴェイラ ダニエル・マルコス チアゴ・モイゼス テレンス・マッキニー ナリマン・アバソフ ブランドン・ルイス ムニール・ラジズ

1.21『UFC 283』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼ等複数の試合が判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でチアゴ・モイゼス vs. グラム・クタテラゼのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 モイゼスは6月の『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』でクリストス・ジアゴスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。クタテラゼは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でダミア・イスマグロフに判定負けして以来の試合。


Ismael Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でテレンス・マッキニー vs. イズマエル・ボンフィムのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 マッキニーは8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でエリック・ゴンザレスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。

 ボンフィムは現在26歳(試合時は27歳)のブラジル人でMMA戦績18勝3敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でナリマン・アバソフに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。『Dana White's Contender Series 53』では弟のガブリエル・ボンフィムと共に兄弟同時契約を果たしましたが、ガブリエルは同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でムニール・ラジズ戦が決定していることからUFCデビュー戦も兄弟同日になります。


 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でワルリー・アウベス vs. ニコラス・ダルビーのウェルター級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アウベスは2021年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でジェレマイア・ウェルズに2R KO負けして以来1年7ヶ月ぶりの試合。1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でジャック・デラ・マッダレラと対戦予定でしたが欠場していました。ダルビーは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でクラウディオ・シウバに判定勝ちして以来の試合。


Daniel Marcos(Sherdog)

 同じく『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でサイモン・オリヴェイラ vs. ダニエル・マルコスのバンタム級マッチ行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 オリヴェイラは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で行われたUFCデビュー戦でトニー・クレイヴリーに判定負けして以来1年ぶりの試合。マルコスは現在29歳のペルー人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 54』でブランドン・ルイスに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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MIKE MMA o UFC   ガブリエル・ボンフィム グレゴリー・ホドリゲス トレイ・ウォーターズ ブラッド・タヴァレス ムニール・ラジズ

1.21『UFC 283』でブラッド・タヴァレス vs. グレゴリー・ホドリゲス等複数のカードが判明


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283』でブラッド・タヴァレス vs. グレゴリー・ホドリゲスのミドル級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 タヴァレスは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でドリカス・デュ・プレシスに判定負けして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング14位。ホドリゲスは9月の『UFC Fight Night 210: Sandhagen vs. Song』でチディ・エンジョクアーニに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。


Gabriel de Souza Bonfim(Sherdog)

 同じく『UFC 283』でムニール・ラジズ vs. ガブリエル・ボンフィムのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ラジズは4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でアンジェ・ルーサに判定勝ちして以来の試合。ボンフィムは現在25歳のブラジル人でMMA戦績13勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 53』でトレイ・ウォーターズに1Rヴォンフルーチョークで勝利して以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


 同じく『UFC 283』でジョジアニ・ヌネス vs. ザラ・フェイリン・ドス・サントスの女子フェザー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ヌネスは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でラモーナ・パスクアルに判定勝ちして以来の試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。ドス・サントスは2020年2月の『UFC Fight Night 169: Benavidez vs. Figueiredo』でフェリシア・スペンサーに1R TKO負けして以来2年11ヶ月ぶりの試合で2連敗中。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN34 アンジェ・ルーザ ムニール・ラジズ

【UFC ESPN34】正確な打撃。距離、タイミングを支配したラジズ=ドバイ在住チュニジア人がルーザに快勝

<ウェルター級/5分3R>
ムニール・ラジズ(チュニジア)
Def.3-0:30-27/30-27.30-27
アンジェ・ルーザ(スイス)

ショートノーティスUFCデビューのルーザに対し、ラジズはオクタゴン2勝目を狙う。左ジャブを伸ばすルーザ、右ハイにローを合わせていく。ジャブの相打ち、ラジズはバックエルボーのフェイクで距離を詰める。ボディからローを対角線コンビを見せたラジズに対し、ルーザは左ボディショットを入れる。そのルーザの右の打ち終わりに、左エルボーを狙い、ショートのボディをまとめたラジズは左ジャブに回らせ、死角から右ハイを蹴っていく。

続いて右ロー、左ボディを効かせたラジズはエルボーに続き、右ストレートを放つ。右がストレートとエルボー、そしてボディと打ち分けるラジズが攻勢を握る。と、残り1分強でダブルレッグを狙ったラジズが、ルーザをケージにおしこむ。離れて右ミドルを入れたラジズが初回を取った。

2R、鋭いジャブから右ストレートを伸ばすラジズに、ルーザがシングルレッグを仕掛ける。レッグリフトもテイクダウンを奪えず、逆に足を持ち上げすぎてバランスを崩したルーザがすぐに立ち上がる。ラジズは左ジャブを的確に当て、距離を試合する。右ハイをガードしたルーザはワンツー、スイッチして右バックハンドを繰り出す。ラジズはジャブを続け、ステップインは右で待ち受ける。そして左に右フックを合わせるなど、ペースを譲らない。さらに左ボディアッパーを遠めの距離でも入れたラジズだが、左エルボーに右を合わされれる。

怯まず右ストレート、ジャブ、右ローを入れたラジズはワンツー、ルーザの左ジャブを届かせる。右にヒザ蹴り、ショートで右を被弾しても下がらず右を見せてダブルレッグをしかけたアジズ。ルーザは金網を利して耐える。離れて最後に右ミドル、右ローをアジズが決めた。

最終回、ルーザのジャブに右、左リードフックに左を合わせたアジズが、まず機先を制す。近い距離で顔面、ボディを攻撃し、離れてもアジズは右ミドルを蹴り込む。手がないようにルーザがダブルレッグを仕掛けるが、切ったアジズが右クロスを決める。スイッチもなかなか効果がないルーザは、前に出ることができない。それでもドゥリーニョの声に押されるように右を当てたルーザは、被弾しながらも果敢に右を振るっていく。アジズは打たれることが込みのように右を当て、右ローを効かせる。ワンツー、アッパー、右ストレート、そして左ボディから、左フックをカウンターでアジズがヒットさせる。ダッキングでルーザのパンチをかわし、右でルーザの姿勢を乱させたラジズが、仕留めにかかりパンチを集中させる。

ルーザも必死の形相でパンチを打ち返すが、アジズが最後もボディを決めるなど正確な攻撃、打たれても引かない姿勢でフルマークの判定勝ちを収めた。


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News Preview UFC UFC ESPN20 ブログ マノン・フィオホ ムニール・ラジズ ロクサン・モダフェリ ヴィクトリア・レオナード ヴィヴィアニ・ゴメス

【UFC ESPN20】計量終了 マグレブから世界へ、ムニール・ラジズ。オープニングにUAEW王者フィオホ出場

【写真】チュニジア人ファイター=ムニール・ラジズのような選手の存在が、MMAの広がりを実感させてくれる(C)Zuffa/UFC

19日(火・現地時間)、明日20日(水・同)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFC ESPN20「Chiesa vs Magny」の計量が行われた。

ナルトのコスプレでフェイスオフを行ったロクサン・モダフェリ、対戦相手のヴィヴィアニ・アロージョと共に126ポンドでパス。

全14試合、28人ものファイターが出場する今大会だが、1人の体重オーバーも見られなかった。


左がフィオホ。長身でフィジカルも強い空手家

ロクサンとヴィヴィが日本に関係あるファイターなら、UAEやアラブに関係しているファイターもFight Island大会らしく出場している。

オープニングファイトでInvicta FCからコンテンダーシリーズを経てステップアップを果たしてきたヴィクトリア・レオナードと対するマノン・フィオホは去年の11月にUAE Warriors女子フライ級王者に輝き、オクタゴン入りを果たしたフランス人ストライカーだ。

MMA戦績は5勝1敗ながら、アマではIMMAFで世界王者になり、南アフリカのEFCワールドが行ったリアリティTVショーのThe Fighter TVで優勝するなど、プロレコードに残らないパウンド有りの試合を10戦近く経験している。

プロデビュー後は、3戦目でEFCの女子フライ級のベルトを巻いたフィオホは170センチの長身ファイターで、ベースは伝統派空手。7歳から始めたこのセミコンタクトのポイント制空手ではフランス王者に3度輝き、12勝0敗という戦績のムエタイでもフランスでチャンピオンになるなど、MMA以外の競技実績をしっかり積んで来ている。

柔術でも紫帯のフィオホだが、まだ打撃と組みの融合は進んでいるとはいいがたい。それでも──こと打撃に関しては、レオナードの上を行くこと間違ない。ダメージを当ててからは寝技勝負も可能だが、打と組みの間をレオナードが衝くとどうなるのか──コンテンダーズ上がりと、中東のフィーダーショー出身ファイターの興味深いオープニングファイトだ。

フィオホがUAE Warriors出身なら、セミでオクタゴン2戦目を戦うムニール・ラジズはチュニジア生まれのファイターで、ドバイのシャウン&タム・カーン・ジムの所属。

Desert Force、Phoenix FC、BRAVE CF、そしてUAE Warriorsで戦績を積み重ねた生粋のアラビックMMA育ちといえるストライカーだ。キャリア唯一の敗北はバーレーンの重鎮エルダル・エルダロフとBRAVE CFスーパーライト級王座を賭けて戦った際に判定負けした試合のみ。

7月のUFC初陣では体重超過アブドゥル・ラザクを相手に打撃でリードするばかりか、テイクダウンも奪い解消している。対戦相手のヴァルリー・アウベスもパワフルな打撃と、カウンターのギロチンを得意としており、過去にはコルビー・コヴィントンもギロチンで下している。アウベスの圧力を前蹴りやローを効かして突き放して、削ることが可能ならラジズは世界最高峰のウェルター級でトップ10から上を目指すことができるマグレブ(北アフリカ)MMAのパイオニア・ファイターとなることが現実味を増してくる。

■視聴方法(予定)
1月17日(水・日本時間)
午後11時~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN20計量結果

<ウェルター級/5分5R>
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 171ポンド(77.56キロ)
ムニール・ラジズ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イケ・ビジャヌエバ: 206ポンド(93.44キロ)
ヴィニシウス・モレイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ: 126ポンド(57.15キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 126ポンド(57.15キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
レオン・マーフィー: 146ポンド(66.22キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 186ポンド(84.37キロ)
トム・ブリーズ: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン: 136ポンド(61.69キロ)
ゲェータノ・ピヘロ: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー: 126ポンド(57.15キロ)
ザロック・アダシェフ: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダルシャ・ランジョンブラ: 186ポンド(84.37キロ)
マルクス・ペレス: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェローム・リヴェラ: 126ポンド(57.15キロ)
ラフンシスコ・フィゲイレド: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス: 154.5ポンド(70.08キロ)
メイソン・ジョンズ: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード: 125.5ポンド(56.92キロ)
マノン・フィオホ: 126ポンド(57.15キロ)

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UFC ESPN13 UFC Result カムザット・チマエフ ジミー・リベラ ブログ ムニール・ラジズ レローン・マーフィー

【UFC ESPN13】試合結果 ジミー・リベラがステーマンに快勝。中東育ち?!ラジズ&チマエフの次戦に注目

【写真】フェザー級で組まれたバンタム級トップ10対決。ジミー・リベラがコディ・ステーマンに快勝した(C)Zuufa/UFC

16日(木・現地時間)にUFC ESPN13「Kattar vs Ige」がUAEはアブダビのヤス島=UFC Fight Islandで開催された。

メインのフェザー級マッチはカルヴィン・ケイターがダン・イゲに判定勝ち、コ・メインでのフライ級戦ではティム・エリオットがライアン・ベノイトを同じく判定で下している。

新チャンピオン=ピョートル・ヤンが誕生したバンタム級では、試合の5日前にフェザー級で戦うことが決まったジミー・リベラ✖コディ・ステーマン戦が組まれ、リベラがステーマンのテイクダウンや打撃の距離を殺すファイトで3-0で勝利した。

ファイトアイランド大会はは中東バーレーンがベースのBrave CFやアブダビ・ウォリアーからステップアップした選手の活躍も多いの特徴だ。今大会で目立っていたのは体重アブドゥル・ラザクを破り、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したムニール・ラジズ。

またジョン・フィリップスに何もさせずダースチョークで勝利し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの5万ドルを獲得したスウェーデン在住のダゲスタン人ファイター=カムザット・チマエフも次戦が楽しみだ。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ムニール・ラジズ✖アブドゥル・ラザク
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=カムザット・チマエフレローン・マーフィー



UFC ESPN13「Kattar vs Ige」
<フェザー級/5分5R>
○カルヴィン・ケイター(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ダン・イゲ(米国)
<フライ級/5分3R>
○ティム・エリオット(米国)3R
判定
×ライアン・ベノイト(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジミー・リベラ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×コディ・ステーマン(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○タイラ・サントス(ブラジル)3R
判定
×モリー・マクマン(英国)
<174ポンド契約/5分3R>
○ムニール・ラジズ(チュニジア)3R
判定
詳細はコチラ
×アブドゥル・ラザク(米国)
<ミドル級/5分3R>
○カムザット・チマエフ(スウェーデン)2R1分12秒
ダースチョーク
詳細はコチラ
×ジョン・フィリップス(英国)
<フェザー級/5分3R>
○レローン・マーフィー(英国)3R
判定
詳細はコチラ
×ヒカルド・ハモス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×アンドレアス・ミハイリディス(ギリシャ)
<149ポンド契約/5分3R>
○フェザー級/5分3R3R
判定
×クリス・フィッシュゴールド(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○リアナ・ジョフア(ジョージア)1R2分23秒
腕十字
詳細はコチラ
×ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
<バンタム級/5分3R>
○ジャック・ショア(英国)3R
判定
×アーロン・フィリップス(米国)
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Report UFC UFC ESPN13 アブドゥル・ラザク ブログ ムニール・ラジズ

【UFC ESPN13】予想外の完成度……ドバイ在住のチュニジア人ファイター=ムニール・アジズがラザクに快勝

<174ポンド契約/5分3R>
ムニール・ラジズ(チュニジア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アブドゥル・ラザク(米国)

ドバイ在住のチュニジア人ファイター=ラジズ、体重超過のラザクに右ローを蹴っていく。ワンツーで前に出てくるラザクに対し、ヒザを見せたラジズだがラザクの圧力は止められない。ワンツーからローをラジズが見せるも、前に出続けるラザックはヒザを被弾しながら左右のパンチでラッシュをかける。

ケージ際でガードを固めつつ、ハイキックを蹴ったラジズのボディをラザクの左フックが抉る。ラジズは気持ちが折れることはなく、ヒジを打ち返す。ラザクもエルボーを見せるが、ラジズは右ミドル、そして右ハイを蹴っていく。縦ヒジを連続したラジズに対し、ラザクの勢いが弱まる。ローの蹴り合いから左ボディを伸ばしたラジズは、ローをチェックして笑顔を浮かべる。アジズはヒザの後ろを蹴るようなローからハイキック、そして左ジャブを伸ばす。さらに左ボディから右ハイのコンビネーションを繰り出したアジズは、チェックしながらも左足が効かされるように。ローの蹴り合い、左フックを入れたラザクは残り15秒でダブルレッグを許し、ラジズが予想以上の完成度の高さを見せた。

2R、ラザクのローをかわし、右ローを2発入れたラジズ。さらに関節蹴りを連続し、スイッチの右ハイからパンチを纏めると、下がったラザクにヒザを突き上げる。ケージに詰まり、ヒザ、エルボー、左右のパンチを打たれるラザクが、思い切りフックを振るう。間合いを取り直したラジズはヒザを再び入れ、打撃戦の流れで前に出てきたラザクにダブルレッグを決める。

ラジズはサイドで抑え、ブレイクが掛るまで息を整える。試合がスタンドに戻ると、ボディから顔面を殴り、ヒザ蹴り、ヒジを入れたラジズがケージを背にしたラザクにダブルレッグを決める。頭を抱えてマウントを耐えるラザクに対し、ラジズはサイドに移行。ここもレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドで再開へ。息の荒いラジズに対し、ラザクが反撃に出たところでタイムに。

最終回、ローから左を当てたラザク。続く組みをかわしたラジズはローを蹴られ、左ジャブを返す。ラジズは軽い右ハイを見せ、ダブルレッグにヒザを合わせる。そのままケージにラジズを押し込んだラザクがリフトアップから2度に渡り、尻もちをつかせる。すぐに立ち上がったラジズはケージに押し込まれ、ポイントを挽回しないといけない展開で時間を使われる。

ここでラジズは体を入れ替え、ダブルレッグを仕掛ける。ケージを背負って耐えていたラザクは首を抱えてしまい、背中をマットにつかされる。根負けしたラザクは、サイドを許しエルボーと鉄槌を落とされる。その後はブレイクが掛ろうが抑えるラジズは、足を戻させても再び背中をつけさせサイドへ。スクランブルから立ち上がったラザックは最後に左右のフックを振るったが、時間とともに肩を落とした。

結果、ラジズがUFCデビュー戦で想像以上の総合力の高さを見せ判定勝ち──「これが始まり。大きなことは言いたくないけど、準備はできている。世界にショックを与えたかったんだ」と話した。