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DWTNCS S04 Ep10 Report UFC シェラード・ブラックレッジ タッカー・ルッツ ブログ

【DWTNCS S04 Ep10】シーズン2勝目も最後の1分をサイドで過ごしたルッツが、負傷を明かす

<ライト級/5分3R>
タッカー・ルッツ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
シェラード・ブラックレッジ(米国)

ルッツが左フックから右ロー、ワンツーで前に出るとブラックレッジが組みつく。ケージに押し込まれたルッツは、押し込み返してダブルレッグを仕掛ける。ブラックレッジは頭部にエルボーを落とし、もう1度態勢を入れ替え右腕を差しあげてテイクダウンを奪う。ルッツはすぐに立ち上がり、押し込み返し両ワキを差す。ブラックレッジはウィザー、小手投げを狙う。

クリンチ合戦中にブラックレッジのヒザがボディを捕えるが、急所と判断されブレイクが掛かる。スタンドで再開となったが、今度はブラックレッジの前蹴りがルッツの急所を直撃、2度目のブレイクが命じられる。リスタート後、ブラックレッジは腹への前蹴りから左ミドルハイ、そして右ローを蹴っていく。ルッツはワンツーをヒットし、一気にダブルレッグでテイクダウンを決める。抱えられた頭を抜いたルッツがマウントに行こう、ブリッジにも背中にしがみつき時間となった。

2R、ローから後ろ回し蹴りのブラックレッジにルッツが左フックを当て、右ローを蹴り込む。スイッチして左ミドルを決めたルッツは、2度目のミドルに組みつかれる。相四つでヒザを入れるブラックレッジだが、小手で投げを狙ったところでボディロックテイクダウンを許し、ルッツがバックで四の字フックを取る。

3分以上時間が載るっているなかルッツは、パンチを入れてRNCを仕掛ける。手首をつかみ、ワキを潜りつつ胸を合わせたブラックレッジのシングルに対し、ルッツはギロチンからスイープ、マウントから極めにかかる。やや窮屈な姿勢で、自ら技を解いたルッツは一瞬居着いたか、ブラックレッジが一気に飛び込んでテイクダウンを決める。ブラックレッジの強引なギロチンは、ルッツに立ち上がる隙を与える。最後の5分を切り、シングルで押し込んでいたルッツがブラックレッジの顔面にヒザを当て時間となった。

最終回、ブラックレッジの蹴りにもワンツーで距離を詰めたルッツは、ヒザ蹴りをキャッチされケージに押し込まれる。体を入れ替えたルッツが、押し込んでアンクルピック。耐えるブラックレッジをハイクロッチ、ダブルに移行してテイクダウンを決める。ブラックレッジのスクランブルにケージ押し込まれたルッツは、また体を入れ替えダブルレッグ&サイドで抑える。

両者揃って今シーズン2戦目、フィニッシュを誓って出場となったルッツだが、ここで抑えに時間をかけてしまう。最後まで抑えてしまったルッツ、ポイントはリードしているのがコンテンダーシリーズの性格を考えると、立たれようが、下にされようが、フィニッシュに通じる動きを見せるべきだったろう。

フルマークの判定勝ちにも笑顔はないルッツは、試合前からワキ腹を負傷しており、2Rに悪化させたことを明かした。


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DWTNCS S04 Ep06 Report UFC キャメロン・チャーチ シェラード・ブラックレッジ ブログ

【DWTNCS S04 Ep06】ノンストップアクションの序盤、TDで削ったブラックレッジがチャーチに判定勝ち

<ライト級/5分3R>
シェラード・ブラックレッジ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
キャメロン・チャーチ(米国)

ジャブの差し合いからジャブ、ワンツー、前蹴りを見せたチャーチ。ブラックレッジはパンチに合わせて組みつき、ケージへ押し込む。体を入れ替えた離れたチャーチは左ハイから後ろ回し蹴り。右に動いてかわしたブラックレッジは、ボディ打ちにワンツーを顔面に返す。左フック、右ロー、右フックでチャーチは前に出て、さらに左ボディフック、左フック、右ハイと圧力を強める。

ここでブラックレッジはダブルレッグをきめて、ハーフからヒジを落とす。直ぐに立ち上がったチャーチは左ジャブを受けながら左ミドル、さらに右フックを打っていく。やや前のめりになり姿勢を崩したチャーチだが、持ち直してパンチの連打にハイを織り交ぜアグレッシブに動き続ける。ブラックレッジは組んでケージへ。

ヒザ蹴りから左右のフックを決めたブラックレッジは離れて左ジャブ、チャーチはワンツーから右フックを打ちこむ。ローに右クロスを当てたラックレッジが再びテイクダウンを決める。下からアメリカーナのチャーチは、パウンドとエルボーを受けて背中を見せてスタンドへ。ノンストップアクションの初回が終わった。

2R、ジャブからワンツーで前に出るチャーチに対し、ブラックレッジが右フックで迎え撃つ。と、クリンチでヒザ蹴りを急所に受けたチャーチが苦悶の表情を浮かべてしゃがみこむ。再開後、チャーチは頭を振って前に出てパンチを振るう。ブラックレッジはショートアッパーとボディを連打、間合いを一旦外したチャーチに右ハイを入れる。

それでも前に出てくるチャーチにテンカオ、左右のフックを連打したブラックレッジだが、今度は逆にローを急所に受けて2度目の中断に。リスタート後、ワンツーで前進するチャーチに組みついたブラックレッジがヒザを入れ、離れて誘うとまたもダブルレッグを決める。すぐに立ち上がることができず、下になったブラックレッジが腕十字へ。ヒジを抜いた右のパンチを打ち込んだブラックレッジは、スタンドに戻った直後にダブルレッグを決める。

チャーチは背中をつけ、その下で右手を取られてそうになると防ぎ逆にキムラへ。ブラックレッジは腕を抜くと、腕十字をスラムし担ぎパス。背中を向いてスクランブルに入ったチャーチは前方にブラックレッジを落とし時間に。

最終回、かなり消耗が目立つ両者。右ローから左を打ったチャーチがスピニングバックフィストを繰り出す。ブロックしたブラックレッジは負けじとスピニングバックエルボーを狙う。首相撲からブラックレッジがヒザを腹に連続に入れ、離れるとチャーチがワンツーで前に出てくる。ブラックレッジはダブルレッグでケージにつめ、もう粘ることができなくなったチャーチにテイクダウンを決める。クローズドガードでのキムラはセットできないチャーチは、エルボーを落とされる。

スクランブルに持ち込めないチャーチは左目尻をカットしている。ブラックレッジは足を一本抜いて右のパンチを打っていく。チャーチはクローズドに戻し、蹴り上げからスクランブルを狙う。すかさず組みつきブラックレッジがバックを取ると、チャーチは引き込んで万事休す。ブラックレッジは最後の1分で、どこまで攻めることができるか。

体を上げてパウンドも、すぐに頭をつけて疲弊は隠せないブラックレッジはガードの中でエルボー、パンチを落としてタイムアップを迎えた。結果はブラックレッジの3-0の判定勝ち──「凄くタフな試合だった。ベストを尽くした。フィニッシュを狙ったけど、チャーチはタフだった。ダブルレッグは作戦通り、パウンドアウトしたかった」と語った。