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【PFL2024#02】ミランダ戦へ。グレイシー柔術♡ブレント・プリマス「100万ドルTの第2ラウンドだ」

【写真】本計量とセレモニアル。試合の時はさらに大きくなっていることが予想されるプリマスだ (C)PFL

12日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2024#02が開催され、ライト級シーズン初戦でブレント・プリマスがブルーノ・ミランダと対戦する。
Text by Manabu Takashima

プリマスはBellatorライト級ワールドGP準決勝で、王者ウスマン・ヌルマゴメドフにフルマークの判定負けも、ウスマンがドラックテストで陽性となり試合結果はノーコンテストに。しかし、再戦の準備は進められず5月に王者はBellator Champion Seriesで、決勝進出を決めていたアレクサンデル・シャブリーと防衛戦を行うこと決まった。ノーコンテストで100万ドルの獲得の機会を失したプリマスは、PFL参戦で100万ドル獲得へ2度目のチャンスを手にした。そんなラバーガードの印象が強いプリマスに初インタビュー。するとラバーガード使いはグレイシー信者だったことが分かった。

なお11日(木・同)に計量が行われ、ライト級シーズンに出場予定だったジェイジェイ・ウィルソンは理由の説明はなく対戦カードから名前がなくなり、補欠戦出場予定だったエルヴィン・エスピノーザが、アダム・ピコロッティと戦うことが決まっている。


──今週末、PFL2024シーズン初戦でブルーノ・ミランダとPFL初陣を戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は9日に行われた)。

「Bellatorでキャリアの殆どを戦ってきたから、PFLのファイターと戦うことがとても楽しみなんだ。そしてタイ在住で、パワフルなムエタイの使い手であるブルーノ・ミランダと戦うことができる。大変な試合になるだろうけど、準備はできているよ」

──PFLはシーズンフォーマットとエルボー禁止のルールについては、どのように思っていますか。

「クレイジーだ。僕はずっとエルボーを使い続けてきた。エルボーを使わずグラウンドで戦った覚えがない。エルボー無しで戦うのは、本当にタフなことだよ。シーズン制については全ファイターが2試合は保障されていて、短期間でポイント争いをする。ここは楽しみだ。戦略から何からこれまでとは変わってくるんだけど、新しいことにチャレンジするのはエキサイティングだよ。

Bellatorの時は勝つか、負けるかだけだった。100万ドルを手にするために、初回でフィニッシュを狙いたいところだけど、だからこそスマートに戦う必要がある。焦って戦い、ガスアウトしてはしょうがないからね。PFLでは本当にスマートに戦わないといけない。6週間後に試合があるのだから、ケガをしないようにしないといけないし。だからエルボーが禁止なわけで。もちろん勝利は絶対だけど、6Pや5Pを手にできると有利になる。そこは戦い自体がBellatorの時とは変わって来るよね」

──ブレントはMMAでも柔術を武器に戦っていますか、ベースとなる格闘技は柔術だったのでしょうか。

「僕は13歳で家を飛び出し、とんでもない生活をしていた。毎週のようにストリートファイトをして、問題だらけだった。そんな生活を送っている時に、知り合いからストリートで戦うならケージのなかで戦って金を稼がないかって持ち掛けられたんだ。そして柔術ジムに向かった。まぁ、柔術なんてやっているヤツは皆、ぶちのめせると思っていたんだ。そうしたら自分より年下のガキだったり、体の小さな連中に首を絞められ、腕を極められ散々な目にあった。あっと言う間にボコボコにされたんだ(笑)。

あの時、『俺の方が体はデキているし、運動神経もある。このテクニックがあれば……』って思い、それから柔術漬けの人生に変わった。もうバカなことはやめて、パーティーも行かなくなった。毎日、懸命に練習をすると3週間で青帯を貰えた。柔術に出会っていなければBellator世界ライト級チャンピオンになれなかったに違ない。バカをやり続けて、きっと刑務所に行っていただろう。グレイシー一族から始まった柔術の歴史から、何から何まで柔術に夢中になれて良かった。ヒクソン・グレイシーのドキュメンタリー「チョーク」は何度も見返した(笑)。ヒクソン・グレイシーとグレイシー柔術への想いは膨らみ続けたよ。だから今、僕はここにいることができる」

──柔術でのマスターは、誰だったのでしょうか。

「僕はメガトン・ディアスから、黒帯を巻いてもらった」

──メガトンはいわばヒクソン系といっても良いウマイタの出身です。ただアリゾナにジムを持っていて、ブレントはオレゴン州が拠点ですよね。

「オレゴン州ユージーンにあるメガトン系のジムで6年間柔術を続けて、茶帯になったけど通っていた道場には黒帯がいなかった。メガトンがユージーンでセミナーを開き、もっと彼の指導を受けたくなったんだ。そしてアリゾナに行き、メガトンとトレーニングをして1週間後に黒帯を与えられた。メガトンのようなレジェンドから黒帯を貰えたことを本当に光栄に思っている。

ただ僕がいたジムは完全に柔術の道場だったから、MMAを始めていた僕はムエタイやレスリング、MMAのトレーニングができて、柔術も続けられるスクールに移ることに決めた。ファビアーノ・(ペガレヴィ)シャウナーの下でトレーニングを始め、今では黒帯3段になった」

──あれだけ見事なラバーガードを駆使するので、10thPlanet系の柔術を習っていたのかと思っていました。

「とにかく柔術が好きすぎて、あらゆるインストラクション動画をチェックし、YouTubeも四六時中チェックしている。そしてセミナーを受けまくってきた。セミナーに出ると、必ず一つのテクニックを持ち帰って、応用するようにしている。だからラバーガードはエディ・ブラボーのセミナーに出て修得したんだ。ただ10thPlanetの技術に拘っているわけじゃない。グレイシー・ウマイタ、グレイシー・バッハ系列の道場で学んだ全ての柔術技術を駆使して戦う。

そのうえで股関節が柔軟だから、ラバーガードは僕の柔術ゲームを一歩先に進めてくれた。でも10thPlanetファイターではなくて、僕の柔術はグレイシーだ。いかなる柔術の動きも、僕のゲームに組み込まれている。そしてラバーガードは、相手のパンチを余り受けないでコントロールできるポジションだから、MMAでも多用できるのさ」

──ただ下になると、ジャッジの支持を得られないのが通例です。

「それでもガードは大切だ。僕はトップもボトムもどちらでも戦える。MMAではトップにいる方が良いだろう。同時にガードで相手をコントロールしてスイープもできるし、サブミッションで腕や肩を痛める攻撃も持っている。100パーセント、自分のガードワークに自信を持っている。ブルーノを相手に、それを証明するよ。

ただ僕のムエタイもソー・ナイスだ。ずっとムエタイの練習をして来たし、立ち技でKOして皆を驚かせることだってできる。柔術は僕の血だけど、立ち技で皆に喜んでもらえる試合だってやってみせるよ。

僕はMMAファイターだ。ブルーノを傷めつけてノックアウトできるし、RNCで落とすこともできる。ラバーガードでも駆使するし、信じられないぐらい素早いバック奪取も披露したい。KOだろうが、サブミットだろうがフィニッシュする」

──Bellatorライト級ワールドGPは準決勝で敗れ、その後NCになったもののGP自体が未完に終わりそうです。そのなかでPFLで100万ドルをゲットするセカンドチャンスを手にしました。

「その通りだ。ただウスマンとGPで戦い、フラストレーションが溜まっているままだ。ウスマンともう一度戦って、決着をつけるつもりだった。でも、それが有耶無耶になってヤツはベルトを持ったままで、防衛戦をアレクサンデル・シャブリーを相手に戦う。どういう政治力が働いたのか、どうせ従弟の巨大なパワーがモノをいったんだろう。そんななかPFLでまた100万ドルを賭けて戦うことができる。これは僕にとって100万ドル争奪トーナメントの第2ラウンドなんだよ」

■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#02計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
アレックス・ポリッジ: 204ポンド(92.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205.8ポンド(93.34キロ)
トム・ブリーズ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.6ポンド(70.57キロ)
パトリッキー・フレイレ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル: 156ポンド(70.76キロ)
ミカエル・デュフォー: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.4ポンド(93.16キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.4ポンド(93.16キロ)
シモン・ビヨン: 205.4ポンド(93.16キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.8ポンド(93.34キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ))

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス: 241.6ポンド(109.58キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 246.2ポンド(111.67キロ)

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【PFL2024#02】永遠のBellator戦士ジェイジェイ・ウィルソン「ポイント獲得? 終わらせるのが僕の戦い」

【写真】試合になると、かなり形相が変わってZONEに入るジェイジェイもインタビュー時は凄くににこやかだ (C)MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2024#02が開催され、ライト級でジェイジェイ・ウィルソンがアダム・ピコロッティと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ニュージーランド出身、マオリ・キッドの異名を取るウィルソンは柔術で世界王者になるためにサンディエゴに移り住んだ。その地でフラヴィオ・ベーリンギの黒帯ジョアォ・ファイアに出会い、バーリトゥードに対応したファンダメタル柔術の指導を受けるようになる。さらにジャスティン・フローレスの下でフリー&フォークスタイルレスリング、ノーギ柔道を身に着けMMA戦績は10勝1敗、フィニッシュ率7割を誇るファイターに。

プロMMAデビュー戦がBellatorで、サークルケージ以外で戦うのは今回で2度目のマオリ・キッドは「今も僕はBellatorのファイターだ」と言い切った。


――金曜日、PFL初戦を戦います。今の気持ちを教えてください。

「良い相手だし、僕にとって良いマッチアップだ。少しでも速く倒して、6Pを獲ってプレーオフ進出に近づけるという意味でもね」

──BellatorがPFLに買収されるという話が広まった昨夏、ジェイジェイはどのような気持ちでこの話を聞いていましたか。

「どうだったのかなぁ。とにかく噂の段階では色々なことが耳に入って来て、その時にどう思っていたのかは覚えていない。ただ、PFLに買収された時に自分の契約はどうなるのか。このまま戦い続けることはできるのかと不安になったのは事実だよ。しかも、9月にBellatorで最後の試合を戦ってから、今後に関して正式発表がなかった。幸運にもPFLシーズンで戦うことができるようになり、心の底から嬉しかったよ」

──あの時期、契約が履行されるのか自身の将来に不安を感じるファイターも少なくなかったと思います。ところで1月にBellatorがBellator Champion Seriesとして活動が続くというアナウンスがあった時、ジェイジェイはBellator CSかPFL、どちらで戦いたいと思っていましたか。

「正直をいえばBellator CSで戦っていきたいと思っていた。エルボーの有無は大きかったからね。エルボーは僕のグラップリングで大きな役割を果たしていて、つまりは僕のゲームで重要な要素になっている。エルボーがないと、僕のグラップリングゲームは色々なモノを失う。でも、もう決まったことだ。そのなかで最大の力を発揮するのが、ファイターの仕事で。今でもBellatorでエルボーを使って戦っていたい。でも、100万ドルを獲得できる機会をみすみす逃すことはない。この機会を生かすよ」

──BellatorとPFLでは年間を通して、戦うテンポが違ってきます。その辺りはどのように捉えていますか。

「個人的にはアクティブに活動できるシーズン・フォーマットは大歓迎だ。ファイターにとって一番の敵は試合が決まらず、集中力が欠けてしまうこと。選手全員がそう思っているなんてことはないだろうけど、僕自身は8、9週間ごとに戦っていたい。その方が精神的にも、肉体的にも試合に向けて良い状態を保っていられる。

試合が決まっていなくても練習はするよ。でもコークを飲んで、ハンバーガーを食べる。そしてパーティーに出かけてしまうんだ(笑)。でもPFLのシーズン・フォーマットなら、試合後1週間だけジャンクフードを食べて、また試合に集中できる。ファイトが決まっていると、より規律正しい生活を送ることができるようになるからね」

──どうしてもジャンクフードは欠かせないのですね(笑)。

「ハハハハハ。できれば毎日のように食べていたいよ。でも1週間、我慢する。それを4度繰り返せば、100万ドルを獲得して腹いっぱいになるまでジャンクフードを食べまくるよ(笑)」

──そうやって考えると、フェザー級からライト級への階級アップは自然のことだったのかと。フェザー級で戦い続けていれば、5週間ごとに試合をするのは難しかったかもしれないですね。

「金曜日に試合があって、今は168ポンドだ(※取材は8日に行われた)。これから12ポンド(約5.44)を落とすのは、全くもってイージー。完全に管理できている。フェザー級時代よりも大きくなっているし、145ポンドに落とすのはもう無理だ。適正なクラスで戦えば、より良い試合を見てもらえる。そして、30ポンドや40ポンドも落とファイターは、このフォーマットで戦えないのも事実だろう。そういう選手は年に1度か2度しか、試合ができない。僕からすると、過度な減量はボディに与える心境は深刻だというしかないよ」

──今回の対戦相手であるピコロッティもBellatorからPFLで転じる選手です。MMAは個人競技ですが、PFLファイターと戦いたかったという気持ちはありますか。

「僕の前に立ち塞がる相手を倒す。それが誰かは気にしない。今年のシーズンにはBellatorで戦っていた選手も多く出場している。そのなかで名前を挙げて戦いたい相手は、ガジ・ラバダノフだけだよ。彼へのリベンジは果たしたい。スコアをイーブンに戻したいんだ。彼以外だと、当てられた相手と戦って勝つだけさ。

僕的には今でもBellatorファイターだと思っている。プロデビュー戦自体、Bellatorだった。5、6年も在籍していたんだ。今も僕の心はBellatorにある。戦うプロモーションはPFLになったけど、今もBellatorの選手だ。今年、PFLライト級を制したらBellatorの世界王座を獲りに行く。2024年PFLライト級ウィナーとして、Bellator世界ライト級チャンピオンになるんだ」

──プレーオフ進出にはQuick6の獲得が一番。そしてファンもフィニッシュを望んでいる。そのなかで金曜日の夜にはどのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「もちろん初回フィニッシュだ。KOだろうが一本だろうが、1Rで終わらせる。相手の良さを消して、少しでも早く勝負を決める。それが僕の戦い方だ。何もポイント・システムを考慮してのことじゃない。ポイント獲得? 終わらせるのが僕の戦い。常にフィニッシュを目指して戦ってきた。ポイントはその結果、得られるモノ。ポイント獲得ではなく、終わらせること。それが僕のスタイルだから。

これまで削って判定で勝って来た選手は、ポイントを意識することになるだろう。そういう退屈な試合をやってきた者が、慌てて戦略を練るようになっている。でも僕にとっては、フィニッシュすることが戦う目的で。実際に最初の7試合は全て1Rで勝って来た。だからPFLで戦うことで、自分の戦い方を変える必要は一切ない。押忍!!」

■視聴方法(予定)
4月5日(金・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#02対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
アレックス・ポリッジ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
トム・ブリーズ(英国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
ミカエル・デュフォー(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
ヤコブ・ネドー(スロヴェニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
シモン・ビヨン(カメルーン)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ブレント・プリマス(米国)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
アダム・ピコロッティ(米国)

<ライト級シーズン補欠戦/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス(ブラジル)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#10 インパ・カサンガネイ キック ジェイソン・ジャクソン ジョシュ・シルヴェイラ

【PFL2023#10】カサンガネイ、打撃の正確性&ヒット数でシルヴェイラに判定勝利。ライトヘビー級Tを制す

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45.
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

サウスポーのシルヴェイラに対し、カサンガネイは右ミドルと右ストレート、左フックから右ストレートで前に出る。シルヴェイラが組んでケージに押し込み、足をかけてテイクダウンを狙う。カサンガネイはそれを潰して一瞬マウントを取るが、シルヴェイラがスクランブルから立ち上がる。

右ストレートからパンチをまとめるカサンガネイ。シルヴェイラも左ミドルを蹴るが、カサンガネイがパンチのプレッシャーをかけ、右をボディと顔に打ち分ける。シルヴェイラもジャブから左ミドル、カサンガネイの右を空振りさせてシングルでテイクダウンする。カサンガネイが立つところにバックを狙うシルヴェイラだが、カサンガネイが正対。今度はカサンガネイがバックを狙い、シルヴェイラが正対し、カサンガネイがケージを背にして立つ。

距離が離れるとカサンガネイが右ミドルを蹴って、右ボディから左フック、右のヒザ蹴り、左右のフックと手数を増やす。シルヴェイラのクリンチを切って右ストレートから前進。シルヴェイラも左ミドルを蹴るが、前に出るのはカサンガネイだ。

2R、カサンガネイはシルヴェイラの前蹴りをさばいて左フック、右アッパーから左フック、シルヴェイラのダブルレッグを切る。シルヴェイラもワンツーと左を当てて応戦する。カサンガネイが右ストレートとヒザ蹴り、シルヴェイラもシングルレッグに入り、カサンガネイをケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを狙う。これを切ったカサンガネイだが、ヒザ蹴りを放った際にバランスを崩す。

シルヴェイラがグラウンドで上のポジションを取るが、カサンガネイがシルヴェイラの身体を蹴って立ち上がる。カサンガネイが右ストレートを二発と右アッパー。右ミドルを蹴って、左フックから右ストレートを当て、この右でシルヴェイラを下がらせた。

3R、カサンガネイが右ストレートを当てて返しの左フック。細かくパンチを当ててシルヴェイラを消耗させる。さらにカサンガネイはシルヴェイラのダブルレッグを切ってケージに押し込み、後ろに回ると足を払っててテイクダウンする。そのままバックキープするカサンガネイだったが、無理にキープせずにシルヴェイラを立たせる。

スタンドではカサンガネイが右ストレートから左フック、バックステップして右ストレートから左フックを当てる。シルヴェイラもダブルレッグに入るが、テイクダウンできずに亀になる。カサンガネイは殴るチャンスをうかがい、ダースチョークも狙う。カサンガネイがハーフガードでトップキープしてラウンドを終えた。

4R、カサンガネイが右ストレートを当てるが単発。シルヴェイラも左ストレートと左ミドルを見せ、シングルレッグで組みつくがテイクダウンできない。カサンガネイはワンツーと右ボディストレート、シルヴェイラは左のヒザ蹴りと前蹴りを返す。ガードを上げてステップしながらジャブを突くカサンガネイ。シルヴェイラは前に出て左ストレートを狙う。後半はシルヴェイラの前進が目立った。

5R、カサンガネイはジャブと右ボディで前に出る。シルヴェイラは左ミドル・前蹴りを蹴って、左ストレートを狙う。カサンガネイはサイドステップしながら右ストレートを返し、シルヴェイラのシングルレッグを切る。スタンドの攻防になるとシルヴェイラが左ストレート、左右のフック、前蹴り、ハイキックと手数を増やす。テイクダウンも混ぜつつ攻めるシルヴェイラ。

カサンガネイもインサイドを狙った右ストレートを当て、ボディロックで組み付く。最後はカサンガネイがシルヴェイラをケージに押し込んで試合終了となった。判定はフルマークでカサンガネイの勝利。試合後はキルクリフFCの同門、現Bellatorウェルター級王者ジェイソン・ジャクソンと共に記念撮影に収まった。


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AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#10   アスペン・ラッド インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クリス・ウェード クレイ・コラード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジョシュ・シルヴェイラ デニス・ゴルソフ デレック・ブルンソン バッバ・ジェンキンス ヒーナン・フェヘイラ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ヘスス・ピネド マゴメド・マゴメドケリモフ マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ レイ・クーパー3世

【PFL2023#10】計量終了 さすがに1億5000万が懸かると――ファイナリストの計量失敗はゼロ

【写真】PFL史上初の2階級制覇を狙うパチェコは、初代フェザー級女王の座をモフナトキナと争う(C) PFL

23日(木・現地時間)、24 日(金・同)にワシントンDCのジ・アンセムで開催されるPFL2023#10「2023 PFL World Championship」の計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

さすがに100万ドルが懸かったフィナーレ。6階級の決勝は誰1人として計量失敗は見られなかった。ばかりかリミット丁度でパスしたファイターは女子フェザー級でライト級に続き連覇を目指すラリッサ・パチェコと、ウェルター級のマゴメド・マゴメドケリモフ、フェザー級のヘスス・ピネドと3
人のみ。通常よりも、規定よりも下げ幅が大きく誰もが用心深く体重を落としていることは明白だった。


シーズンフィナーレのトリを任されたライト級のクレイ・コラードとオリヴィエ・オバメルシェは両者揃って154.8ポンドだった。

デカゴンに通じるステージで行われたセレモニアル計量とフェイスオフを終えた両者はインタビューを受け、コラードは「俺はいつもタフな相手を求めてきて、PFLも最初から応えてくれた。なかでもオバメルシェは最もタフだからぶっ倒したいんだ」と話した。

対してオバメルシェはコラードのインタビューに笑みを浮かべ「バイオレントでクレイジーなヤツだよ。アハハハ、確かに物騒だよね(笑)。素晴らしいアスリートだけど、今もいったようにクレイジーだ。僕はそういう試合はしない」とコメントした。

計量失敗がなかった決勝戦とは対照的にノンタイトルの注目カードではケイラ・ハリソン×アスペン・ラッドがファイトウィークになって150キャッチウェイトに変更。ミドル級にも関わらずレイ・クーパー3世は1ポンドオーバー規約を0.8ポンド超過し186.8ポンドで、187ポンド契約マッチとしファイトマネーの20パーセントを没収されてデレック・ブルンソンと戦うこととなった。

さらにフェザー級の3位決定戦といえる一番でもバッバ・ジェンキンスがクリアしたが、クリス・ウェードは3.4 ポンドも重く――キャッチウェイト戦に変更された。

■視聴方法(予定)
11月25日(土・日本時間)
午前7時~DAZN

■ PFL2023#10対戦カード

<ライト級決勝/5分5R>
クレイ・コラード: 154.8ポンド(70.21キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 154.8ポンド(70.21キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
デニス・ゴルソフ: 244.6ポンド(110.94キロ)

<女子フェザー級決勝/5分5R>
ラリッサ・パチェコ: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
サディボウ・シ: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ: 203.4ポンド: 170ポンド(77.11キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 202.6ポンド(91.89キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 150.4ポンド(68.22キロ)
アスペン・ラッド: 150ポンド(68.03 キロ)

<ミドル級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 186.8ポンド(84.73キロ)
デレック・ブルンソン: 185.8ポンド(84.27キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
ヘスス・ピネド: 145ポンド(65.77キロ)
ガブリエル・ブラガ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<アマ・ライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ジョエル・ロペス: 154.2ポンド(69.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 148.4ポンド(67.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイ・ウー: 135.4ポンド(61.41キロ)
フィル・キャラキャッパ: 135.6ポンド(61.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェシー・スターン: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョシュ・ブライデン: 146.8ポンド(66.58キロ)

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PFL2023#10:オッズ

クレイ・コラード 3.20
オリヴィエ・オウビン・メルシェ 1.37
ヘナン・フェヘイラ 3.15
デニス・ゴルソフ 1.38
ラリッサ・パチェコ 1.11
マリーナ・モフナトキナ 7.00
マゴメド・マゴメドケリモフ 1.57
サディボウ・シ 2.45
インパ・カサンガナイ 1.51
ジョシュ・シルヴェイラ 2.64
ケイラ・ハリソン 1.10
アスペン・ラッド 7.50
レイ・クーパー3世 1.56
デレク・ブランソン 2.50
ヘスス・ピネド 1.89
ガブリエル・ブラガ 1.95
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ -
ジョエル・ロペス -
バッバ・ジェンキンス 1.56
クリス・ウェイド 2.50
カイ・ウー 3.35
フィル・キャラキャッパ 1.34
ジェシー・スターン 1.46
ジョシュ・ブライデン 2.80

6階級タイトルマッチ+ワンマッチ。

メインは西川大和も参戦したライト級の決勝戦で、西川に勝ったコラードと、昨年優勝者のメルシェの対戦。

昨年、ケイラ・ハリソンに勝って女子ライト級を制したラリッサ・パチェコは今年は女子フェザーで決勝に。リーグ戦決勝では一番の大差でのフェイバリット。

そのケイラ・ハリソンは今年のリーグ戦には参戦せずワンマッチとなり、当初はリーグ戦で敗退した元Bellator王者のジュリア・バッドと対戦予定だったが、バッドが欠場となり、代役はやはりリーグ戦で敗退した元UFCバンタム級ランカーのラッドに。しかしオッズは今大会一番のアンダードッグ。

今月のUFC295に出場予定だったが、急遽UFCとの契約を終えてフリーエージェントとなった元ミドル級ランカーのデレク・ブランソンが、同じ月のPFLでデビュー。来年のPFLにはライトヘビー級に上げて出場する予定だが、今回は元のミドル級。

相手は2019年・2021年にウェルター級リーグ戦を制して100万ドルを2度獲得したレイ・クーパー3世。昨年は体重オーバーもあり予選敗退し、ハリソン同様今年はまだ試合をしていない。

第1試合開始は25日朝7時。DAZNで中継される。先月のタイソン・フューリー vs. フランシス・ガヌーの試合直前にDAZNに契約した場合は、こちらも視聴できる。

速報します。

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【PFL2023#10】Bellator買収のPFLがシーズンフィナーレ。決勝以外、ワンマッチも注目カードがずらり

【写真】ミドル級でブラダボーイの170センチという身長は、ままいまい(C)PFL & Zuffa/LLC

24 日(金・現地時間)、ワシントンDCのジ・アンセムでPFL2023#10「2023 PFL World Championship」が開催される。
Text by Manabu Takashima

ついにBellatorの買収を発表したPFLが、2023年シーズンフィナーレを首都ワシントンDCで迎える。

今大会は当然のように6階級の決勝戦が組まれているが、例年以上に力が入ったワンマッチも用意されている。まずPLFの最大のビッグネームであるケイラ・ハリソンが昨年の決勝戦敗退以来、1年振りのケージ復帰を果たしアスペン・ラッドと対戦する。


さらに今シーズン不参加の2Xウェルター級世界王者ブラダボーイことレイ・クーパー3世も、1年4カ月振りのファイトをミドル級で戦い──UFCからPFLに転じたデレック・ブルンソンと相対する。

オクタゴン14勝7敗のブルンゾンと、デカゴン12勝3敗1分のブラダボーイの対決は、ケイラ✖ラッド戦と同様にBellator買収でトップ25ファイターの30パーセントをロースターに加えたと豪語するPFLの実力が試されるという見方ができる。

組みの強さを背景に打撃を当てるブルンゾンとレスリングがベースでありながら、まずはパンチ勝負のブラダボーイ。身長170センチのブラダボーイは、テイクダウンの受けの強さを見せ、回転数の早いボクシング勝負が不可欠だろう。

またバッバ・ジェンキンスとクリス・ウェードというライト級準優勝経験者同士の3度目の豪華カードが、第3試合で組まれている。

2021年から3シーズンをPFLで過ごしてきたジェンキンスに対し、ウェードに至っては2018年からコロナで活動停止だった2020年を除く5シーズンをPFLで戦ってきた。

今シーズンも両者揃ってプレーオフに進出している実力者対決は、うがった見方をすれば2024年に向けPFL2024とBellator International Champion Seriesのどちらに振り分けるのかを首脳陣が見極める査定ファイトにも感じられる。

■視聴方法(予定)
8月24日(土・日本時間)
午前7時分~DAZN

■ PFL2023#10対戦カード

<ライト級決勝/5分5R>
クレイ・コラード(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
デニス・ゴルソフ(ロシア)

<女子フェザー級決勝/5分5R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
アスペン・ラッド(米国)

<ミドル級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<フェザー級決勝/5分5R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)

<アマ・ライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
ジョエル・ロペス(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
クリス・ウェード(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイ・ウー(米国)
フィル・キャラキャッパ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジェシー・スターン(米国)
ジョシュ・ブライデン(米国)

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Column MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#07 UFC   インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ ガブリエル・アウベス・ブラガ クリス・ウェード ジョシュ・シルヴェイラ タイ・フローレス バッバ・ジェンキンス ヘスス・ピネド マルロン・モラエス マールシン・ハムレット モヴィッド・ハイブラエフ

【PFL2023#07】試合結果 フェザー級はピネド&ブラガ、LHはシルヴェイラ&カサンガネイが勝ち残る

【写真】ピネドは1986年6月生まれの27歳。UFCでは1勝1敗でリリースもペルーのインカFCやブラジルのアレナ・グローバルからPFLと契約を果たした(C)PFL

4日(金・現地時間)にテキサス州サンアントニオのボーイングセンター・アット・テックポートでPFL2023#07が開催された。

PFL2023年シーズンもプレーオフに突入し、フェザー級とライトヘビー級でファイナル進出ファイターが決まった。前者はヘスス・ピネドとガブリエル・アウベス・ブラガのペルー×ブラジルの南米対決に。後者はジョシュ・シルヴェイラとインパ・カサンガネイがシーズン・フィナーレで相対することに。

ピネドとブラガはシーズン初戦で対戦しており、その時はブラガがスプリット判定勝ちを収めている。とはいえピネドは昨年王者のブレンダン・ラグネーンを初回KOし、準決勝でもバッバ・ジェンキンスのテイクダウンを切って打撃で圧倒し世界に衝撃を与えている。

一方、ブラガも元WSOFバンタム級王者のマルロン・モラエスに続き、準決は負傷欠場したモヴィッド・ハイブラエフとの注目の一戦は実現しなかったが、ウェードにスコアこそ2-1だったが内容的には文句なしの快勝だった。ピネドとブラガの決勝戦、PFLが新しい時代に突入した印象を与える顔合わせだ。

PFL2023#07
<フェザー級準決勝/5分3R>
○ヘスス・ピネド(ペルー)2R4分40秒
TKO
詳細はコチラ
×バッバ・ジェンキンス(米国)
<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
○ジョシュ・シルヴェイラ(米国)1R4分46秒
TKO
詳細はコチラ
×タイ・フローレス(米国)
<フェザー級準決勝/5分3R>
○ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×クリス・ウェード(米国)
<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
○インパ・カサンガネイ(米国)1R2分24秒
KO
詳細はコチラ
×マールシン・ハムレット(ノルウェー)
<ライト級/5分3R>
○エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)3R
判定
×キオニ・ディッグス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○サッド・ジーン(米国)1R1分54秒
TKO
×アリ・オマー(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○リサ・マールディン(米国)1R3分06秒
RNC
×デザリー・ヤネス(米国)
<<ウェルター級/5分3R>
○アンソニー・アイヴィー(米国)1R2分34秒
RNC
×カーソン・ハードマン(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○チェルシー・ハケット(豪州)2R4分22秒
RNC
×カイ・ベネット(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ビリー・エレカナ(米国)3R
判定
×チャック・キャンベル(米国)
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『2023 PFL Playoffs 1』試合結果/ハイライト動画

千里の道も 修羅の道編(5)因縁のプレーオフ


Main card (ESPN/ESPN+ at 9 p.m. ET)

・Jesus Pinedo def. Bubba Jenkins via TKO (punches) — Round 2, 4:40
・Josh Silveira def. Ty Flores via TKO (knees) — Round 1, 4:46
・Gabriel Braga def. Chris Wade via split decision (30-27, 27-30, 29-28)
・Impa Kasanganay def. Marthin Hamlet via KO (punches) — Round 1, 2:24
・Elvin Espinoza def. Keoni Diggs via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)

Prelims (ESPN+ at 6:30 p.m. ET)

・Thad Jean def. Ali Omar via KO (punches) — Round 1, 1:54
・Lisa Mauldin def. Desiree Yanez via submission (rear-naked choke) — Round 1, 3:06
・Anthony Ivy def. Carson Hardman via submission (rear-naked choke) — Round 1, 2:34
・Chelsea Hackett def. Ky Bennett via submission (rear-naked choke) — Round 2, 4:42
・Billy Elekana def. Chuck Campbell via split decision (29-28, 28-29, 29-28)

 8月4日にテキサス州サンアントニオのボーイング・センターで開催された『2023 PFL Playoffs 1』の試合結果。今大会はフェザー級とライトヘビー級の準決勝が行われ、フェザー級はヘスス・ピネドとガブリエル・アウベス・ブラガ、ライトヘビー級はジョシュ・シルヴェイラとインパ・カサンガネイが決勝に進出しています。



 大会ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#07 ジョシュ・シルヴェイラ タイ・フローレス

【PFL2023#07】フローレスを首相撲からのヒザ連打でストップ。LH級決勝はシルヴェイラ×カサンガネイに

【写真】ヒザを左右で打ち分けていた――素晴らしい勝利(C)PFL

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
Def.1R4分46秒 by TKO
タイ・フローレス(米国)

サウスポーシルヴェイラに対し、フローレスがローで攻める。左右フックを振ってシルヴェイラにケージを背負わせるフローレスだが、組みついたところでシルヴェイラの首相撲に阻まれてしまった。シルヴェイラの右ローでフローレスがバランスを崩した。強引に距離を詰めたフローレス。シルヴェイラが首相撲で体勢を入れ替え、離れてからプレスをかけていく。シルヴェイラの左右フックが当たるも、フローレスが反撃を見せる。

サウスポーにスイッチしたフローレスが左ローから組みつく。シルヴェイラは首相撲からヒザを突き上げ、フローレスをケージに押し込んでいく。体勢を入れ替えられたシルヴェイラが離れた。互いにストレートを伸ばすなか、シルヴェイラがフローレスの左ハイをかわす。頭を下げて突っ込んで来るフローレスに、シルヴェイラが右ジャブをカウンターで合わせる。

頭を下げて組みついたフローレスがシルヴェイラをケージに押し込む。しかしシルヴェイラが首相撲から右ヒザをクリーンヒット。腰を落としたフローレスに左右フックを浴びせ、さらにヒザを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。

昨シーズンは準決勝敗退に終わったシルヴェイラが、今年は決勝進出を果たした。「殴るのは難しいからレスリングで組み立てて、その時がくればヒザを入れようと思っていた。右を2つ、左を1つ。ドタバタしていたのを見て、最後のヒザを入れた。彼が続けられたか、分からないけどストップがかかり良かった。ファイナル? ベストガイが勝ち残る」と語ったシルヴェイラは、ケージインしたカサンガネイと握手してフェイスオフを行った。


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