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【UFN185】アレクセイ・オレイニク、ダカウスのパンチ、ヒザ蹴りに人間サンドバッグ状態でTKO負け

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス(米国)
Def.1R1分55秒by TKO
アレクセイ・オレイニク(ロシア)

右ロングフックを振るって前に出るオレイニクは、組まれてケージに押し込まれるも腕を取って極めつつ体を入れ替える。首をワキを差して頭をロックしつつ引き込んだダカウスだが、すっぽ抜けて下になるとハーフガードから潜ってシングルへ。切って左右のパンチを入れたダカウスが、右ストレートを打ち込む。

オレイニクは右オーバーハンドから左フック、組んでいくところでパンチをまとまられヒザ蹴りから連打を被弾する。体を屈め、ダカウスのパンチをヒザをいいように浴びるオレイニクを見て、レフェリーが試合を止めた。


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【Shooto2021#02】岡田遼✖大塚隆史、世界戦決定。「金網で見るMMA、岡田×大塚が1番面白い」(岡田)

【写真】今や伝統の環太平洋、漆黒の暫定王座ベルトではなく銀色に輝く正規王座のベルトを持つ岡田(C)MMAPLANET

13日(土)、サステインより3月20日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#02の対戦カードが発表された。

今回明らかとなったのは──メインは修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼に、大塚隆史が挑む一戦。セミではフライ級世界ランカー対決=平良達郎✖前田吉朗、魚井フルスイング✖後藤丈治のKO必至対戦やインフィティリーグ2020から野尻定由✖一條貴洋など5試合だ。


昨年5月に暫定世界王座決定戦で倉本一真を破り、佐藤将光の返上を経て正規王者となった岡田。世界の端っこで修斗愛を叫び続けてきた岡田に対し、大塚はDEEP、DREAM、RIZINと日本のフェザー級&バンタム級トップ戦線で戦い続けてきた。そして昨年11月にプロ修斗初陣で安藤達也をカーフで破り、僅か2戦目で頂点に挑む。

「強い相手と戦いたいだけで、修斗のベルトには興味がない」とまで言い切る大塚に対し、修斗の世界王者になることにわき目を振らず生き、さらに広い視野を持つようになった岡田は自身の存在証明となる初防衛戦だ。

また扇久保博正の返上により、福田龍彌が暫定から正規王者となったフライ級戦線で今や最注目の平良がベテラン前田と対戦する。前田は福田との昨年7月に暫定王座決定戦に敗れており、まさに平良に挑戦権を与えるための査定試合という趣のあるマッチアップだ。平良の充実&成長ぶりは目を見張るものがある一方で、古くは佐藤ルミナ✖宇野薫、マモル✖大石真丈、直近では石原夜叉坊✖祖根寿麻と、プロモーションサイドの肩入れとその後の流れが透けて見えるカードを組むと──思惑が外れるのも修斗の伝統だ。

この忌まわしいジンクスと前田を打ち破る力を平良が有しているのか、注目のマッチアップといえる。

なお今回の世界バンタム級王座防衛戦に関して、チャンピオン岡田にコメントを求めたところ──以下のような発言が訊かれた。

岡田遼
「大会開催日近隣で他にも格闘技大会が開催されるようですが、金網でみるMMA──岡田遼×大塚隆史のカードが1番面白いと思います。僕はテレビで取り上げられる有名なレストランのサイドオーダーになるより、味が分かる人が食べに来てくれる店のメインディッシュでいたい。MMAが分かる人の前で、最高の試合を見せます。

それと2月21日に鶴屋怜がDEEPでMMAデビュー戦を戦います。練習でプロをボコっている怜には、しっかりと勝ってもらって──『鶴屋家には僕より10倍強い、お兄ちゃんがいる』と言ってほしいです」

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