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【UFN217】燃え尽き症候群からの復活。組み技でエンタメするフリック「カビブ・マイア・ミックス!!」

【写真】1年以上体を動かさなかった影響はあるのか。それともエンタメ・グラップリングは健在か(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN217:UFN on ESPN+75「Stricklandr vs Imavov」でジミー・フリックスが、2年1カ月振りにカムバックする。

(C)LFA

2020年7月、コロナ禍から最スタートを切ったLFAで、見事な流れのなかで肩固めを極めてフライ級王者となったフリックは、9月のコンテンダーシリーズでも肩固めを極めてUFCとの契約を勝ち取った

そして、オクタゴン初陣となったコディー・ダーデン戦では左ハイをキャッチされ、そのまま跳びつき三角を極めた。グラップリングでエンタメできるフリックだが、なんと2戦目が決まっていながら、突然の引退を発表してMMAを去った。

あれから1年7カ月、ついに戦いの場に戻ってきたフリックをインタビュー。突然の引退と復帰の理由、そして独特のグラップリングについて尋ねた。


(C)Zuffa/UFC

──昨年4月、5月に試合が決まっていながら引退発言をしてUFCから去ったジミーが、今回カムバックしたことが非常に嬉しいです。

あのLFAフライ級のベルトを賭けて戦ったマンド・グティエレス戦、コンテンダーシリーズのネイト・スミス戦、そしてUFC初陣となったコディー・ダーデン戦の素晴らしい極めがまた見られるのかと思うと。そもそも、なぜジミーは引退を決意したのでしょうか。

「今も説明することは難しいんだけど、自分の人生を見つめ直すと戦う情熱を失ってしまったんだよ。ずっと以前に結婚して、10歳と5歳の子供もいる。フルタイムジョブに就きながらフルタイム・ファイターのように練習していた。ちょっと、その状況に疲れてしまって、このスポーツからフェイドアウトしたいと思うようになったんだ。

もうジムでのトレーニングもこりごり、練習もしたくなくなった。そして家族と同じ時間を過ごしたいと考えるようになったんだ。引退したことは全く後悔していないし、1年8カ月経ってまた戻ってきたということだよ」

──UFCファイターになろうとしている日本人選手たちは、UFCと契約するとファイトマネーとスポンサーマネーで生活ができるようになると思って懸命に練習しているので、それはショッキングな話です。

「例えばだよ、今週の土曜日の試合で負けたりしたら、税金や諸々を引かれて僕が手にできるのは6000ドルだ。たったそれだけなんだ。妻と子供がいて、数カ月に1度の試合でこれだけの収入ではとてもやっていけない。

UFCデビュー戦では5万ドルのボーナスも手にしたけど、それでもフルタイムジョブが必要だった。MMAに専念しようにも、家族がいるからそれは無理な話だよ。だから、このスポーツへのパッションを失ったんだ」

──この間、趣味としても練習をすることはなかったのですか。

「ノー、ランニングすらしなかったよ。全てを辞めたんだ。17歳から15年近くずっとやってきて、休むことが必要だと思っていた。18歳でMMAを始めて、アマチュアで7勝0敗。プロでは16勝5敗、キックとムエタイ、それにグラップリングも戦ってきた。やりたいことをやってきた結果だし、ずっと戦ってきたことも1度リタイアしたことも何も悔いはない」

──MMAは引退しても、柔術を続ける。そういう感じの選手は日本にも多いですが、全く格闘技を断ち切ってしまったのですね。

「いずれは柔術をやろうとか考えるようになったかもしれないけど、引退を決めた時は、何もやる気はなかったよ。柔術もしたくなかった」

──また戦いたいと思ったのは?

「去年の7月かな。ドラッグテストにパスして、UFCに戻って来ることにしたんだ。5週間前に仕事も辞めた。スポンサーマネーで生活が保障されるようになったから、フルタイム・ファイターとして今はやっていける。人生を変えることができたんだ。

凄くハッピーだし、今も僕がフライ級でベストの1人だと証明したい。パッションを取り戻したいし、UFCが戻ることに合意してくれて嬉しかったよ。今回の試合では、父がコーナーに就くんだ。5年振りだよ、父がコーナーにいるのは。色々なことが、また元通りになってきた。

フライ級は過去最高に盛り上がっている。このタイミングでカムバックできたのも幸運だ。僕の試合の1週間後には世界タイトル戦、デイヴィソン・フィゲイレドとブランド・モレノ04がある。この場で戦っていること、自分の力を皆に披露できることに胸が躍る気分だよ」

──今も寝技には厳しい目があるなかで、ジミーのレスリング&柔術=グラップリングはエンターテイメントファイトになるものでした。その再現は可能でしょうか。

「僕は自分のスタイルをカビブ&マイア・ミックスと呼んでいる。カビブのレスリングでグラウンドに持ち込み、デミアン・マイアの柔術で仕留める。それがジミー・ブリック・フリックスのグラップリングだ。土曜日の夜には、しっかりと僕の戦いを皆に見てもらうよ」

──ジミーは柔術とレスリング、どちらがベースだったのですか。

「3歳の時にレスリングを始めた。17歳までレスリング漬けだった。5度の州ランナーアップ、ナショナル、それにワールドでも戦ってきた。世界中でレッスルした。それからブラジリアン柔術を習い、2012年に黒帯になった。僕のようにレスリングと柔術を使いこなす選手は他にいないよ」

──グラップラーとして、ADCCワールズでライアン・ゴードン、ルオトロ兄弟が魅せるグラップリングで組み技競技の新しい見方を示しました。米国のファンのグラップリングに対する見方は変わって来ると思いますか。

「そう願っているよ。でも、僕は日本で戦いたいと思っている。僕は寝技の選手だし、そういう試合をするうえで最高のファンは日本のファンだと知っているから。グラウンドの攻防を固唾を飲んで見守ってくれるのは、日本のファンだけだ。僕が試合をするのに、最も適しているのは日本だよ。

ただ米国のファンもプログラップリングのショーが増え、UFC FIGHT PASSで視聴できるようになったから変わってはきているよ。僕もオープンハンドのスラップリングが認められたグラップリングの試合に出てみたい」

──おおコンバット柔術ですか。

「そう、コンバット柔術だ。エディ・ブラボーは僕にとって最高の戦いの場を作ってくれたよ。絶対にコンバット柔術を戦うよ。できれば、自分より重い相手と戦って、自分の柔術を試してみたいんだ。サブオンリーだと、30ポンドや40ポンド重い相手でも構わない。さすがに200ポンドの相手戦うようなオールドスクールのやり方は難しいだろう。それでも、少しでも大きな相手をぶっ壊す。そんな戦いにチャレンジしたいんだ。

コンバット柔術なら、自分の階級で戦いたい。グラップリングならゴードン・ライアンでも構わない。自分の柔術がどれだけのモノが試すんだ。柔術が好きでたまらないから」

──もちろん、今はチャールス・ジョンソンに集中しないといけないです。

「コンテンダーシリーズ、UFCのデビュー戦で見せたような試合をチャールス・ジョンソンを相手に再現したい。と同時に打撃の上手い彼を相手に、僕の立ち技を見せたい。誰も僕の打撃を軽視させないようにするために。とにかく相手の心を折る。そういう戦いにするつもりだ」

──カビブ・マイア・ミックスを実行するなら、ジョンソンが得意にする首相撲やヒザ蹴りには要注意が必要ですね。

「経験豊かなストライカーだからね。でも考え過ぎずに、テイクダウンを狙う前に打撃で突破口を開こうかと考えている。そして打撃と組み技も混ぜて戦い、僕のMMAファイターとしての能力を皆に見てほしいと思っている」

──ジミー、今日はありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「まずインタビューをしてくれてありがとう。そして日本ファン、グラップリングを愛する皆、ジミー・ブリックス・フリックに注目してほしい。ブラジリアン柔術黒帯の僕は、16の勝利のうち一本勝ちは14回だ。アマ7戦は、全ての相手をサブミットしてきた。6試合が初回だった。フライング・トライアングル、腕十字、肩固め、全ての位置で柔術を使って戦うから、しっかりと僕の試合を見てほしい」

■視聴方法(予定)
1月15日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN217対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ショーン・ストリックランド(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
デイモン・ジャクソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子バンタム級/5分3R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ラケル・ペニントン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
クラウジオ・ヒベイロ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
ニック・フィオーリ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・メンドンサ(ブラジル)
ジャビッド・バシャラット(英国)

<フライ級/5分3R>
アラン・ナシメント(ブラジル)
カーロス・ヘルナンデス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ(米国)
ニック・アギーレ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジミー・フリック(米国)
チャールス・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ(ブラジル)
シジャラー・ユーバンクス(米国)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC282 ジェイ・ペーリン マンド・グティエレス ラウル・ロサスJr

【UFC282】最年少UFCファイターのロサスJrが、ペーリンをRNCで斬って落とし本戦デビュー

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
Def.1R2分44秒 by RNC
ジェイ・ペーリン(米国)

サウスポーのロサスJrが前に出るも、ペーリンが左ジャブを突いて下がらせる。左ストレート、右フックと逆ワンツーを見せたロサスJrが組みつき、ボディロックからペーリンをマットに叩きつけた。すぐに起き上がるペーリンのバックに回ったロサスJrは、バックコントロールから右足を差し入れバックマウントを狙う。腰を上げて相手を振り落とそうとするペーリン。ここでロサスJrが右足も差し入れ、バックマウントからペーリンの体を伸ばした。右腕をペーリンの首に回すロサスJr。ペーリンは反転するも、ロサスJrはバックマウントを崩さずRNCへ。凌いだペーリンが起き上がる。ロサスJrは四の字ロックに移行し、RNCで絞め上げてタップを奪った。

今年9月にDWCSでマンド・グティエレスを下し、史上最年少でUFCと契約したロサスJrが、本戦デビューを鮮やかなフィニッシュによる勝利で飾った。


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Column IRIDIUM MMA o ONE UFC   マンド・グティエレス ラウル・ロサスJr

18歳ファイター、ラウル・ロサスJr.のUFCデビューは12.10『UFC 282』のジェイ・ペリン戦

17歳でUFCと契約したラウル・ロサスJr.「史上最年少のUFCチャンピオンになる」(2022年09月23日)

 こちらの続報。



 UFCが12月10日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 282: Prochazka vs. Teixeira 2』でジェイ・ペリン vs. ラウル・ロサスJr.のバンタム級マッチが行われることをマネージメントをしているイリジウム・スポーツ・エージェンシーがインスタグラムで発表しています。

 ジェイ・ペリンは8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でアオリ・チロンに判定負けして以来の試合。UFC戦績0勝2敗と結果を残せていません。

Raul Rosas Jr.(Sherdog)

 ラウル・ロサスJr.は現在18歳でMMA戦績6勝0敗。9月の『Dana White's Contender Series 55』でマンド・グティエレスに判定勝ちしUFCとの契約を勝ち取った当時は17歳でデイナ・ホワイトも「彼は間違いなく才能を持っている。彼は特別だ。彼はモノが違う。あんな17歳は見たことがない」と絶賛していました。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC キック ダナ・ホワイト マンド・グティエレス ラウル・ロサスJr

【DWCS2022#09】躍動、17歳。グティエレスを攻め続けたロサスJrだが、キャリア6戦目で初の判定勝ち

【写真】ロサスJr、現状の力でUFC入りとなるか。ダナ・ホワイトは将来を勝って、育てる選択をするか──果たして(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マンド・グティエレス(米国)

笑顔を浮かべてケージインした17歳のロサスJrは、試合開始直後にスイッチして左クロスを放つ。オーソに構えると、ジャンピング・スピニングバックキックを繰り出したロサスJrは姿勢を乱した直後にシングルレッグへ。グディエレスがギロチンに出るが、頭を抜いたロサスJrはウィザーにもバックを伺い、小手投げを耐えて下手で崩して上を取り切る。

サイドからニーインベリー、マウントを取ったロサスJrはパンチで重心が上がり、グティエレスに立ち上がることを許す。同時にバックに回ったロサスJrは、ワンフックからボディトライアングルに移行してグラウンドへ。鉄槌からパンチを打ちこみ、さらにエルボーを後方から入れたロサスJrは、嫌がったグティエレスが立ち上がろうとすると左足を取ってスロエフストレッチへ。

グティエレスは何とか逃れるも、背中を完全に伸ばされた状態が続く。動きが多いロサスJrは、グティエレスが上を向いたところでサイドへ。続くロールにバックに回るが、落とされながらの腕十字に失敗する。下から起き上ったロサスJrをグティエレスがギロチンに捕える。クローズドで絞めるグティエレスのガードが開いた瞬間、ロサスJrが足を抜いてヴァンフルーを仕掛けたところで時間となった。

2R、パンチの交換からジャンプし、ダブルレッグを決めたロサスJrはバタフライガードを越えてハーフでトップに。グディエレスはここもギロチンを狙うが、頭を突っ込んで抱えられたワキとは逆側に回って回避。このままパスからマウント、バックグラブへ。ここもグティエレスは前方に落とし、サンドバックからパンチを入れる。シングルを取って上を取り直したロサスJrは、グティエレスのギロチンからがぶりに対して、レッスルアップ&ボディロック、バックに回る。

ワンフックでネルソンに入ったロサスJrだが、グティエレスが落としてバックへ。ついに両足をフックしたグティエレスが、襷にロサスJrを捉える。今度はロサスJrがグティエレスを前方に落とす番。トップを取ったロサスJrが、三角狙いを察知して肩を入れていく。残り30秒、クローズドガードに肩パンチを入れたロサスJrは胸を合わせて抑え時間を迎えた。

最終回、右ローを2発蹴ったロサスJrは、右を被弾しシングルレッグにテイクダウンを許す。腰を切ってバック狙いを潰されると、続く腕十字を担がれ一瞬背中を見せる。直後にロールして、態勢を入れ替えてトップを取ったロサスJrは起き上って左右のパンチを落とす。グティエレスのニーシールドを越えてマウントからバックを取ったロサスJrは、グティエレスの前進にも背中に張り付く。後方から左のパンチを打ちつける。残り90秒
バックグラブを続けるロサスJrは手首を取られて、絞めは防がれる。グティエレスも後方にパンチを入れて粘り、最後の腕十字を防いでタイムアップに。

キャリア初の判定勝ちとなったロサスJrは「ハッピーだけど満足していない。フィニッシュできなかった。最終回は打撃を見せたかったけど、テイクダウンされてしまった。『僕のレベルを見てほしい。年齢は忘れて』とダナに伝えたよ」とバックステージインタビューで答えた。


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MMA MMAPLANET o UFC ジアニ・グリッポ ダナ・ホワイト マンド・グティエレス ラウル・ロサスJr

【DWCS2022#09】ラウル・ロサスJr、2004年10月8日生まれ。史上最年少17歳でUFCとの契約なるか

【写真】ふてぶてしいのか、幼さが残っているのか──難しい顔立ちのロサスJrだ (C)Zuffa/UFC

20日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Series 2022第9週が開催される。

1イベント=5試合のコンパクトな──グローバル人材育成大会となったコンテンダーシリーズ、今回はなんと17歳のファイターが出場する。


マンド・グティエレスと対戦するラウル・ロサスJrは2004年10月8日生まれ、つまりまだ17歳ということになる。15歳でアマMMAデビュー、6連勝後の2021年11月にプロデビュー。プロキャリアは1年未満で5試合連続フィニッシュ、うち4試合が初回勝利だ。

プロ柔術ではエメラルドシティ・インビテーショナルでジアニ・グリッポに延長1本負けを喫しているが、その組み技の能力の高さは見る者を唸らせるモノがある。とはいえ17歳、ネヴァダ州アスレチック・コミッションでプロMMAファイターとしてライセンスが下りるのは18歳からだ。

今回はロサスJrをマネージメントするイリディウム・スポーツ・エージェンシーのジェイソン・ハウス代表が彼の映像をコミッションに送り、ライセンスの発給に取り付けた。

もちろん、ロサスJrが勝利してダナ・ホワイトに認めらられれば最年少UFCファイターが誕生することになる──が、果たして……。

■視聴方法(予定)
9月21日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ミドル級/5分3R>
レオン・アリウ(イタリア)
ブルーノ・フェヘイラ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
マンド・グティエレス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
オースティン・レーン(米国)
ヒシャルジ・ジャコービ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ニュルロ・アリエフ(タジキスタン)
ジョシュ・ウィック(米国)

<バンタム級/5分3R>
ロイベルテ・チェベリア(ベネズエラ)
ジャフェフ・フィリョ(ブラジル)

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LFA106 other MMA Report ブログ マンド・グティエレス

【LFA106】グティエレス、早々にダウンを喫したがマルセロチンでトップ奪取。残り5秒でRNC極める

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
Def.1R4分55秒by RNC
ウィリアム・エリオット(米国)

サッカーパンチ気味にショートのワンツーを放ったグティエレスだが、逆にエリオットの左右のフックで腰が落ちる。クリンチ戦から離れて、フックを振るうグティエレスはここでも右フックを逆に被弾してダウンする。パウンドの追撃からバックを取り両足をフックしたエリオット、一度は仰向けになってRNCを狙うもグティエレスが亀になるとパンチに切り替える。

前方回転にもバックをキープしたエリオットがマウントに移行すると、グティエレスがスクランブルに持ち込む。ワンフックでバックコントロールを続け、パンチを打ち下ろすエリオットは正対してヒザを狙う。離れ際に左を伸ばしたグティエレスだが、勢いはない。それでもクリンチから反り上げを狙ったグティエレスだが、ここも下にされバックを許し厳しい展開が続く。エリオットは離れ際にヒザを入れ、シングルレッグへ。

がぶったグティエレスがマルセロチン、エリオットは自らマットに背中をつけてエスケープする。結果、トップを取ったグティエレスがパウンドを落としていく。ハーフを取ったグティエレスが肩固めも極めきれず、足を抜いてマウントを奪取。ロールしたエリオットにRNCを仕掛けたグティエレスは、敢えて足のフックを外して絞めに重心を移動させると、残り5秒でタップを奪った。

「スタンドの練習をしてきたけど、見た目が悪い試合になってしまった。でも、まだ可能性は無限大だし毎日、強くなるために練習している」と話した。


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LFA106 News other MMA カイル・エストラーダ シャイデン・レイアロハ ジョシュア・シルヴェイラ テイラー・ウィルソン ハファエル・ヴィアナ ブログ マンド・グティエレス

【LFA106】コナンの息子ジョシュア・シルヴェイラがメイン登場。グティエレス&レイアロハらは巻き返し戦

【写真】上の段左がシルヴェイラ✖ヴィアナ、右がエストラーダ✖ウィルソン。下の段左からレイアロハ✖エドウィン・チャベス、グティエレス✖ウィリアム・エリオット (C)LFA

30日(金・現地時間)、オクラホマ州ショーニーのグランドカジノ・ホテル&リゾートLFAにとって4月の3連戦、最終戦となるLFA106「Silveira vs Viana」が開催される。

メインは大会名にあるようにジョシュア・シルヴェイラがハファエル・ヴィアナと相対するライトヘビー級マッチだ。ヴィアナは実に5年1カ月振りのMMA復帰戦では、過去の戦績は6勝1敗で、シルヴェイラは4勝0敗だ。


修斗ブラジルが認定する南米ライトヘビー級王者からRFAデビュー戦でライトヘビー級王座決定戦に出場し、現UFCのデヴィン・クラークに腕の負傷で敗れ以来の実戦となるヴィアナに対し、シルヴェイラはカーウソン・グレイシーの黒帯でATTのヘッドコーチであるマーカス・コナン・シウヴェイラの息子だ。

コナンといえば1997年12月のUFC日本大会で、桜庭和志と仕切り直しの一戦で腕十字で敗れ、桜庭伝説の幕開けのきっかけとなったファイターだ。息子のジョシュアは米国マイアミ生まれで、柔術家ではなくアリゾナ州立大のレスリング・クラブに在籍したフォークスタイル・レスリングがベースとなっている。下攻め柔術家のヴィアナに対し、打撃&テイクダウン、そしてトップコントロールがシルヴェイラの持ち味だ。

この他、138ポンド契約でケヴィン・ナティヴィダッド、エイドリアン・ヤネツというUFCにステップアップを果たした選手に連敗中のカイル・エストラーダと初出場のカナディアン=テイラー・ウィルソン、フェザー級ではBellatorハワイ大会の敗北からLFAでキャリアの再構築を図るシャイデン・レイアロハ、バンタム級も仕切り直しの一戦に臨むマンド・グティエレスら、あとの無いファイター達の巻き返しの試合も楽しみだ。

■視聴方法(予定)
5月1 日(土・日本時間)、
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ LFA106対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・シルヴェイラ(米国)
ハファエル・ヴィアナ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トニーニョ・ガンヴィーニョ(ブラジル)
テレンス・マッキニー(米国)

<138ポンド契約/5分3R>
カイル・エストラーダ(米国)
テイラー・ウィルソン(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
シャイデン・レイアロハ(米国)
エドウィン・チャベス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トレヴァー・ウォレス(米国)
バッバ・グラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
ウィリアム・エリオット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ライアン・シャーレボワ(米国)
ジョセフ・ガラヴィース(米国)

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LFA86 Other MMA Result ジミー・フリック ブログ マンド・グティエレス

【LFA86】試合結果 ジミー・フリッグが秒殺で新フライ級王者に。バンタム級のマンドに注目!!

【写真】新フライ級王者はジミー・フリックに(C)LFA

24日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでLFA86「Fischer vs Flick」が開催された。

サンフォード・ペンタゴン4連戦の第3弾のメインではブランドン・ロイヴァルがUFCにステップアップを果たし、返上したフライ級王座をグレッグ・フィッシャーとジミー・フリックが争った。

結果、フリックが下から肩固めを仕掛けてロールしてトップを奪取──そのままタップを奪いベルトを巻いている。

今回はCOVID19の影響による対戦カードの消滅はなかったが、力の差かコンディションの差が一方的な展開が多く見られた。

圧勝したファイターのなかではアマ6連勝、プロ転向後も3連勝中のメキシカン・ファイターのマンド・グティエレスが、ジェフ・ジェプセンに完勝──今後に注目したい。

LFA86「Fischer vs Flick」
<LFAフライ級王座決定戦/5分5R>
○ジミー・フリック(米国)1R0分38秒
肩固め
詳細はコチラ
×グレッグ・フィッシャー(米国)
<ライト級/5分3R>
○アルトゥル・エストラズラス(ブラジル)1R3分26秒
RNC
詳細はコチラ
×ドミニク・クラーク(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ファビオ・チェラント(米国)1R0分57秒
アナコンダチョーク
×エリック・マーリーJr(米国)
<バンタム級/5分3R>
○マンド・グティエレス(メキシコ)1R1分57秒
RNC
詳細はコチラ
×ジェフ・ジェプセン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○マーク・マーティン(米国)1R3分52秒
TKO
×トニー・グラント(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ジョーダン・ハイダーマン(米国)3R
判定
×ジェイコブ・ヘヴリン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○カルヴィン・ハーバウ(米国)1R2分33秒
ヒールフック
×ネイト・モロー(米国)
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LFA86 other MMA Report ブログ マンド・グティエレス

【LFA86】LFAバンタム級戦線、初参戦のマンド・グティエレスがジェプセンをRNCで一蹴

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
Def.1R1分57秒by RNC
ジェフ・ジェプセン(米国)

サウスポーのグティエレスが左ミドルハイからミドルを入れる。ジェプセンは右ローに日左を合わされ、姿勢が乱れると首相撲からヒザ蹴りを顔面に受ける。ギロチンからグラウンドに持ち込んだグティエレスが、足を捌きつつ鉄槌を打ちつけ、ハーフで抑える。足を抜いてマウントを取ったグティエレスは背中を向けたジェブセンをRNCで切って落とし、LFA初陣で一本勝ち、キャリア4連勝とした。