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『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』パフォーマンスボーナス

決定版 年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人


 UFCが『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ショーン・オマリー、ジャック・デラ・マッダレーナ、カーティス・ブレイズ、ミシェウ・ペレイラ、ロベリス・デスパイネ


 5選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 AB Brave CF CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube   アザット・マクスン アス・アルマバエフ イオン・クテレバ エディ・ブラボー カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド コンバット柔術 ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー 平良達郎

【UFC299】カザフ・フライ級ツートップの1人=アス・アルマバエフ「ゴールはチャンピオンになること」

【写真】フライ級は要注目ファイターが揃っている(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」。同大会でアス・アルマバエフがCJ・ヴェルガラと戦う。
Text by Manabu Takashima

中央アジアのパワーハウス=カザフスタンから世界最高峰のフライ級に挑むアルマバエフ。同朋のアザット・マクスンはオクタゴン2戦目でキャリア初黒星を喫した。アルマバエフは今回が、2戦目となる。対戦相手のヴェルガラは一昨年の10月に平良達郎に腕十字で一本負けを喫したあとは、2連勝と波に乗っている。

そんなヴェルガラがリトマス試験紙となって、平良の実力対比もできる一戦を前にアルマバエフに初インタビューを試みた。


──今週末、CJ・ヴェルガラとオクタゴン2戦目を戦います。今の心境は?

「全て上手くいっている。パーフェクトだよ。グレートシェイプで、試合でそれを立証してみせる」

──カザフスタン人選手が米国で練習するケースが増えていますが、アスは今回の試合に向けてどこで練習をしてきたのでしょうか。

「練習の多くはカザフスタンのアルマトゥイでやっている。その後、ロシアのオセチアで高所トレーニングをして、キャンプの仕上げは40日間ほどキルクリフFCでやってきた」

──キルクリフFCにフライ級のトレーニングパートナーは、それほどいないかと思うのですが、なぜキルクリフFCで仕上げを?

「キルクリフFCは素晴らしいチームで、ファミリーのような人間関係がある。ファイターもそうだし、最高のコーチが揃っているからだよ。確かにフライ級のファイターは少ないから、僕は主にバンタム級の選手と練習をしてきた」

──そのキルクリフFCでは日本人選手も練習していますが、交流はありましたか。

「タカヤ・スズキ、若くて元気な日本人選手と仲が良くなったよ」

──鈴木選手が初日にKOされたという話が伝わってきたのですが、ひょっとしてアスが張本人とか?

「ノー、ノー。そんなことないよ(笑)。彼は若くて、良いヤツだ。練習を手伝ってもくれたけど、実際はそれほど一緒にトレーニングはしていないんだ。今回の対戦相手と彼はスタイルが違うからね」

──了解しました。ところでアスは、いつMMAを始めたのでしょうか。

「子供の頃から、多くのスポーツを経験してきたなかで2013年にMMAの練習を始めた。MMA以外の格闘技だとコンバット柔術をやっていたよ」

──コンバット柔術!! エディ・ブラボーが考案した掌底有りの柔術というわけではないですよね?

「違うよ。コンバット柔術は、とてもコンバットサンボに似ているスポーツだ。道着を着て、打撃も投げもある」

──実は2年前にBRAVE CFでアスの試合を見たことがあります。UFCへの道は色々と存在していますが、アスが中東のプロモーションで戦った意味は?

「凄く良い経験ができた。しっかりと、自分の戦いができたことも良かったと思っている」

──同じカザフスタンのフライ級ファイターであるアザット・マクスンが、UFC2戦目でキャリア初黒星を喫しました。彼の敗北をどのように考えていますか。

「アザットとは凄く仲が良いけど、所属ジムは違うんだ。もちろんカザフスタンのファイターだから応援しているし、前回の敗北は相手が強かった。何よりアザットは高いポテンシャルの持ち主で、これからもっと成功を収めていくと思っている」

──では対戦相手のCJ・ヴェルガラの印象を教えてください。

「良いファイターだ。ただ僕は経験値も高いし、勝負の鍵はもう把握している。レスリングが僕の長所だからね。これまで人生を賭けて練習を続け、UFCと契約した。この次の試合は、過去のファイトと同じように一つの試合でしかない。僕のゴールはチャンピオンになることだ」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

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45 AB CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube アス・アルマバエフ アンドレ・ペデネイラス イオン・クテレバ エディ・アルバレス カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー トニー・ファーガソン ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー

【UFC299】39歳、UFC36戦目=ガムロ戦へ。ドスアンジョス「ゴールはベルトじゃない。ビクトリーだ」

【写真】300回大会に加速。豪華カードのなかで、ドスアンジョス×ガムロがプレリミという凄まじさ(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」で元世界ライト級王者ハファエル・どすアンジョスが、マテウス・ガムロと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ライト級からウェルターと転向を2度繰り返してきたドスアンジョスが、39歳にして1年8カ月振りにライト級で戦う。そして、この試合がUFCで36戦目となるベテランは、6試合契約を結び上を今でも目指している。


──ハファエル、今週末にマテウス・ガムロと対戦します。今の気持ちを教えてもらえますか(※取材は6日に行われた)。

「最高だよ。ライト級に戻し、素晴らしいキャンプができた。土曜日への準備はできている」

──今、言われたようにライト級に戻しました。1年8カ月ぶりの155ポンドですが、39歳のファイターが階級を下げることは多くはないかと思います。

「UFCがライト級で戦うことを望んだ。それに僕自身、ウェルター級では小さいことは承知していたる。165ポンド、スーパーライト級があれば丁度良いんだけどね。でも、そんな階級はなくて、ウェルター級では小さすぎる。また上を目指すなら、ライト級の方が自分に合っているだろうしね」

──ここまで進化したMMAで1階級の差が7キロというのは、大きすぎますよね。

「その通りだと思うよ。UFCが考えを変えてくれれば、僕はスーパーライト級で戦うよ。ただし、減量は順調だ。ウェルター級で戦う時と比較すると、時間をかけて落としている。ウェルター級だとキャンプ中も、食べる量も多い。ライト級で戦う時は、そういうわけにはいかない。でも前にライト級で戦った時よりも減量は上手くいっているよ」

──対戦相手の比較ではなくて、自分の動きとしてウェルター級とライト級ではどちらが良いと思っていますか。

「ライト級は完璧だ。上手く、減量が進めばね。エディ・アルバレスやトニー・ファーガソンと戦った時は、そうじゃなかった。減量が最悪で、パフォーマンスにも影響を与えてしまった。ウェルター級でも、マイケル・キエーザ戦は減量に失敗して、完調には程遠い試合をしてしまった。今回はさっきも言ったように、順調に体重が落ちている。この調子だと、オクタゴンのなかでも100パーセントの力を発揮できるだろう」

──技術だけでなく、減量方法も進化しているように思います。

「そうだね。ノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラスの指導を受けると、以前とは全く違って上手く体重が落ちるようになった。栄養士からアドバイスを受け、しっかりと栄養を摂ることもできているしね。それに汗をかくためのアイテムも進化している。最終日、ドライアウトの日にはアルミニウムのカバーも使うし、凄く助かっているよ」

──そして、土曜日の試合はUFCで35戦目となります。

「ただただハッピーだよ。家族と幸せに生活できる基盤を築けた。まずそこが一番大切な部分で。とにかく、この人生を楽しめている。それに39歳になり、36戦目になってもUFCは僕にマテウス・ガムロのような強い選手を当ててくれる。ただキャリアを楽しむだけじゃない。今も競争力があって、ハードトレーニングを続けることができている。それをUFCも理解してくれているんだ。これだけタフな相手を用意しているということは、今も僕がコンペティティブだと評価してくれているからだ。

まぁ、あと数年したら最後はレジェンドファイトも経験してみたいけどね(笑)。ただ、どうなってもUFCにイージーファイトはないからね。常に若いファイターが虎視眈々とこの座を狙っている。それがUFCだから」

──達成感を感じることはないですか。

「自分のキャリアには満足している。でも、まだできる。終わっていない。神がこのヘルシーな体を与えてくれた。このまま前進を続け、強くなり続ける。UFCとも6試合の契約を結んだ。しっかりとボディケアをしているし、上を目指していることを週末に証明してみせる」

──おお、素晴らしいです。ではガムロの印象を教えてください。

「トップファイターだよ。レスリング、柔術、ともに優れている。ただし、彼は最高のハファエル・ドスアンジョスの強さを味わうことになるだろう。今回、僕は自分のルーツに戻ろうと思っているんだ」

──というと?

「柔術だよ。寝技に力を入れ、レスリングもやってきた。ガムロを相手にレスリングでもやり合えることを見せ、上を目指す。今はタイトルを意識することはないけど、勝ち続ければまたそういう機会が巡ってくるだろう。ただ一度は世界のベルトを巻いたから、そこに固執することはない。それよりも、可能な限り勝ち続けたいんだ。もちろん、キャリアを続けるうえで目標は必要だ。ただし僕のゴールはベルトではなくビクトリーなんだ。勝ち続ければ、自然とベルトには手が届く。とにかく勝ち続けるためのに戦い続ける」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

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UFC299:オッズ/予想と展望

ショーン・オマリー 1.35
マルロン・ヴェラ 3.30
ダスティン・ポワリエ 2.80
ブノワ・サン・デニ 1.46
ケビン・ホランド 1.74
マイケル・ペイジ 2.14
ギルバート・バーンズ 2.24
ジャック・デラ・マダレナ 1.68
ピョートル・ヤン 1.85
ソン・ヤドン 1.98
カーティス・ブレイズ 1.87
ジャイルトン・アウメイダ 1.95
ケイトリン・サーミナラ 2.64
メイシー・バーバー 1.51
マテウス・ガムロット 1.24
ハファエル・ドス・アンジョス 4.10
ペドロ・ムニョス 3.05
カイラー・フィリップス 1.40
ミシェウペレイラ 1.60
ミハル・オレクシェイチュク 2.40
ロベリス・デスパイネ 1.29
ジョシュ・パリジアン 3.50
C.J.ベルガラ 4.30
アスー・アルマバイエフ 1.24
ジョアン・ウッド 2.85
マリナ・モロズ 1.44
イオン・クテラバ 1.77
フィリペ・リンス 2.10

メインは昨年8月にバンタム級王者になったオマリーの初防衛戦。相手はエクアドル初のUFCタイトル挑戦者となるマルロン・ヴェラ。王者オマリーが過去唯一敗れているヴェラにリベンジしたいという希望があり組まれた。

オマリー自身が語るように、過去にヴェラがオマリーに勝っていなかったら、このタイミングでのタイトル挑戦はありえなかった。ヴェラは1年前にコーリー・サンドヘイゲンに敗れた後、昨年8月の前戦で、当時ランキング10位のペドロ・ムニョスに勝っただけ。1位ドバリシビリ、3位サンドヘイゲンの方が挑戦者としてふさわしかったし、仮に組まれていたら、オマリーがアンダードッグになっていたかもしれない。

前回のオマリー vs. ヴェラは4年前で、1Rにオマリーが右足を負傷してダウンしたところにパウンドをもらってのKO負け。アクシデント的ではあったが、2Rにヴェラのカーフキックをもらってスイッチしてから右足の動きがおかしかったので、ただの事故とも言えない。

そこまでの打撃戦はほぼ五分だったが、オマリーにとって相性はいい相手。ヴェラは前回敗れたサンドヘイゲン戦はスプリット判定だったが、終始打撃で圧される展開で、メディアのジャッジは7割がフルマークでサンドヘイゲン、2割が49-46でサンドヘイゲンを支持する内容だった。

オマリーKO勝ちと予想。

セミ前ではMVPことマイケル・ペイジがついにUFCデビュー。相手はランキング13位のケビン・ホランド。ランク上のギルバート・バーンズ vs. ジャック・デラ・マダレナより後に組まれている好待遇。

ホランドはミドル級時代に5連勝してメインイベンターとなったが、テイクダウンされるとザルという弱点を露呈。ウェルターでの試合ではここまで4勝2敗で、敗れた相手はスティーブン・トンプソンとマダレナ。レベルが上のストライカー相手に星を落としている。

ペイジは「インパクトがある勝利をする能力」については全MMAファイターの中でも屈指だが、格下にも凡戦をすることもあり、UFCウェルター級でどこまで上がっていけるかは未知数。グラップラー相手だと勝ったとしても持ち味を出せない場合が多く、今回の相手ホランドはランカーの中でもっとも手が合う相手となる。しかしあくまで下位ランカー。UFCとしても、このあたりには勝ってもらわないと困るというマッチメイクだろう。

他団体の大物がUFCで力を出せないUFCジッターの影響もあるのか、オッズはペイジがアンダードッグ。ホランドに勝てないようだと、今後ランク外レベルの相手としか当てていけなくなるし、最低でも今回くらいは勝ってもらいたい。

第1試合開始は10日8時。速報します。

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AB MMA o ONE UFC UFC Fight Night   カーティス・ブレイズ ジャイルトン・アルメイダ セルゲイ・パブロビッチ デリック・ルイス マテウス・ガムロ

3.9『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』でカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ、マテウス・ガムロ vs. ハファエル・ドス・アンジョス

UFC VENUM PRO LINE MEN'S SHORTS


11.4 UFCサンパウロ大会、カーティス・ブレイズ欠場によりデリック・ルイスがジャイルトン・アルメイダと対戦(2023年10月11日)

 こちらの続報。


 UFCが3月9日にフロリダ州マイアミで開催する『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダのヘビー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ブレイズは4月の『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』でセルゲイ・パブロビッチに1R TKO負けして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング5位。

 アルメイダは11月の『UFC Fight Night 231: Almeida vs. Lewis』でデリック・ルイスに判定勝ちして以来の試合で15連勝中(UFC戦績6勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング7位。

 両者は『UFC Fight Night 231』で対戦予定でしたが、ブレイズの欠場によりアルメイダは代わりにデリック・ルイスと対戦した経緯があるので、今回は仕切り直しマッチとなります。


 同じく『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でマテウス・ガムロ vs. ハファエル・ドス・アンジョスのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ガムロは9月の『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』でハファエル・フィジエフに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCライト級ランキング6位。

 ドス・アンジョスは8月の『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』でヴィセンテ・ルケに判定負けして以来の試合。現在UFCライト級ランキング11位。続きを読む・・・
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AB GLORY MMA o RIZIN UFC アレッサンドロ・コスタ イリー・プロハースカ カン・ギョンホ カーティス・ブレイズ ジャレッド・ゴードン セルゲイ・パブロビッチ トム・アスピナル ナジム・サディコフ ボクシング マッケンジー・ダーン

UFC295:オッズ/予想と展望

イリー・プロハースカ 2.05
アレックス・ペレイラ 1.80
セルゲイ・パブロビッチ 2.02
トム・アスピナル 1.82
ジェシカ・アンドラージ 2.64
マッケンジー・ダーン 1.51
マット・フレボラ 2.90
ブノワ・サン・デニ 1.43
ディエゴ・ロペス 2.00
パット・サバティーニ 1.83
ティーブ・エルセグ 1.60
アレッサンドロ・コスタ 2.40
タバサ・リッチ 2.42
ルーピー・ゴディネス 1.59
マテウシュ・レベツキ 1.15
ルーズベルト・ロバーツ 5.70
ナジム・サディコフ 1.77
ヴィチェスラフ・ボルシェフ 2.10
ジャレッド・ゴードン 1.51
マルク・マドセン 2.64
ジョン・カスタネーダ 1.70
カン・ギョンホ 2.20
ジョシュア・ヴァン 1.44
ケビン・ボルハス 2.85
デニス・ブズカ 3.10
ジャマル・エマース 1.39

メインはライトヘビー級王座決定戦。ライトヘビー級は昨年6月にプロハースカがグローバーテイシェイラを破りベルトを獲得。12月にダイレクトリマッチが予定されていたが、プロハースカが負傷欠場となり、王座を返上。王座決定戦はブラホビッチとアンカラエフの間で行われたがドローで王者は誕生せず。今年1月に今度はテイシェイラとジャマール・ヒルで王座決定戦を行い、ヒルが勝って新王者となった。しかしヒルは今年7月、バスケの試合中にアキレス腱を断裂。またも王座返上となり、前王者プロハースカと、7月にライトヘビー級転向初戦で元王者ブラホビッチに勝利したペレイラとの間で、12ヶ月で3度目の王座決定戦が行われる。

プロハースカは2020年7月にUFCデビューしてから、相手の欠場等で試合が流れることが多く、ほぼ年1の試合ペースとなったが、2試合連続KO勝ちで王者テイシェイラに挑戦。前半はテイクダウンを奪われる流れから、後半タックルを切るようになったプロハースカが打撃を効かせて形勢逆転。しかし5R開始の時点で判定での勝ちは難しい状況で、5Rは打撃でも押され、マウントも奪われるピンチから、残り28秒でチョークでの大逆転勝利。去年肩を怪我をした際には、UFCのドクターに「これまで見た中で最悪の負傷」とも言われ、復帰も危ぶまれていたが、負傷から1年たたずに復帰を果たす。

RIZIN王者プロハースカに対し、ペレイラは元Glory王者。2020年に4年ぶりにMMAに出場すると、MMAキャリアわずか4戦(3勝1敗)でUFC出場。まだノーランカーの3戦目でいきなり上位ランカーのストリックランドと組まれ1RKO勝ちし、当時の絶対王者アデサニヤのタイトルに挑戦。劣勢の5Rに逆転勝ちしてタイトルを獲得したというのもプロハースカと同じ。しかし、今年4月のダイレクトリマッチではアデサニヤにKO負けし、試合後にライトヘビー級転向を宣言。今年7月に元王者ブラホビッチと対戦。1Rはテイクダウンを奪われ逃れることが出来なかったが、2Rに体力を消耗したブラホビッチに打撃を打ち込み、3Rは打撃の手数で上回ったが、終盤にテイクダウンを奪われる僅差の内容でスプリット判定勝ち。しかしMMAへの対応能力にはまだ穴があることを露呈している。

オッズは意外にも?ペレイラがフェイバリット。プロハースカの打撃のイメージが強いだけに、打撃のスキルで上回るペレイラは相性が悪いと見られたか?ペレイラの下になった時の対処もかなり不安が残るが。

プロハースカパウンドでKO勝ちと予想。

セミは本来メインで予定されていた王者JJ vs. 3位ミオシッチのヘビー級タイトルマッチが、JJの負傷により消滅。急遽、2位パブロビッチと4位アスピナルの間で暫定王座決定戦が組まれた。

パブロビッチは5年前のUFCデビュー戦で、まだ上位ランカーだったアリスターといきなり対戦。テイクダウンされると、パス→サイドからの鉄槌連打でKO負け。しかしUFCでの負けはこれだけで、その後は6試合連続1RKO勝ち。キャリアでも18勝のうち15KO、判定勝ちが3回で一本勝ちはない。前回のブレイズ戦では、序盤にブレイズのパンチが顔面を捕らえるものの、下がらずにパンチを打ち返し、ダウンを奪いパウンド連打でKO勝ち。アリスター戦以降テイクダウンを奪われていないが、そもそも相手がテイクダウンを狙う前に試合が終わっている。重いパンチを持っているということ以外、実力が見えてこない面がある。

アスピナルは先日ガヌーと対戦しスプリット判定勝ちしたタイソン・フューリーのスパーリングパトナーも務めているほどボクシングのトレーニングをしているが、バックボーンは父親から学んだ柔術(父は現在もチームの柔術トレーナーを務める)。キャリア13勝はすべてフィニッシュ勝利で、10KO・3一本勝ち。UFCではアンドレイ・アルロフスキー相手に2Rまで持ち込まれた以外はすべて1R決着。唯一の敗戦はカーティス・ブレイズ戦で、開始直後に放ったローをカットされた際にヒザを負傷し、わずか15秒でTKO負け。しかしこれはアクシデント的な決着だったし、こちらもまだ実力の底が見えない。

パンチだけで勝ってきたパブロビッチに対し、アスピナルはヴォルコフ戦ではテイクダウンからのパウンドやアームロックなど、グラウンドでも勝負できる。打撃の技術でもアスピナルが上に見えるが、ヘビー級では一発入っての逆転KOが十分ありえるので、アスピナルとしても打撃の勝負は避けたいはず。その場合、パブロビッチがどれだけテイクダウンに対応できるかという、今までUFCでは見たことがなかった展開が勝負を分けることになりそう。

パブロビッチKO勝ちと予想。

今回からアメリカはサマータイムが終わり時差14時間。第1試合開始は12日朝8時から。メインカードは12時からとなる。

速報します。

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o UFC カーティス・ブレイズ ブラック

UFC on ESPN+89:メインイベント・ジャイルトン・アウメイダ vs. デリック・ルイス

ヘビー級5分5R。アウメイダ9位、ルイス10位。

UFCデビューから5連続フィニッシュ勝利でランキング一桁まで上がってきたアウメイダ。本来ライトヘビー級の体格だが、スーパーヘビー級の相手をテイクダウンからコントロールしてフィニッシュしてきている。ただ、ヘビー級は下位ランカークラスでもトップとは実力的に大きな開きがあり、このままタイトル戦線まで上がっていけるかはまだ未知数。今回、ランキング5位でヘビー級ではJJを除くとトップクラスのレスラーであるカーティス・ブレイズ戦で真価が問われるところだったが、ブレイズが欠場し、ルイス戦に変更。32歳。

ブラックビースト・ルイスはひたすらぶん殴る喧嘩屋スタイルで2度の王座挑戦もするほどのKOパンチャーだったが、さすがにタイトルまでは奪えず。その後は下位ランカー相手に3連敗し、ランキングも2桁まで下がったが、前回はマルコス・ホジェリオ・デ・リマ相手に開幕飛びヒザでダウンを奪いパウンドでKO勝ちしたものの、もはやタイトル戦線まで戻るのは難しい状況。38歳。

ルイスはセルゲイ・スピヴァク戦ではレスリングでコントロールされ続けて最後は肩固めで何も出来ずに敗れている。前日計量ではリミット上限265ポンド(120.2kg)のルイスに対し、アウメイダは236ポンド(107kg)。体格差があるアウメイダに同じことができるかどうか。

ハイを入れたアウメイダ。タックル!こらえようとしたルイスだが、ドライブしてテイクダウン成功。背中を付けたルイス。マウント!パウンド連打。亀になったルイス。体を伸ばそうとしたアウメイダだが反転して正対したルイス。マウントから肩固め狙い。外したルイスだがなおもマウント。パウンド。また亀になって抜けようとするルイスだが、またバックに。ルイス反転して立ちに行く。シングルレッグのアウメイダに鉄槌を入れたが倒された。またマウント。アメリカーナ→十字狙いから肩固めへ。まだ浅いか。外れた。残り50秒。パウンドを落とすアウメイダ。片膝を立てて強いパウンドを入れる。立ち上がったアウメイダだがルイスに立たれる。すぐタックル。ルイスパンチ・膝で抵抗。また倒されたところでホーン。

1Rアウメイダ

2R。タックルに合わせたアッパーのフェイントを見せるルイス。が、アウメイダが右を打ち込んだところでかいくぐってタックル。すぐにテイクダウンしてマウント。また亀になるルイス。また正対してマウントに戻る。また肩固めだが、早めに放してまたパウンドを入れる。ルイスまた亀になり前に落とそうとするがまたバックマウント。仰向けに。チョークを狙うが顎の上。四の字バックに。アウメイダじっくり押さえ込んでいる。残り1分。うつ伏せでチョークをしかけたが、まだ顎の上。ルイスは一本を取られないように専念している。バックから殴るアウメイダ。ホーン。

2Rアウメイダ。テイクダウンしてしまえば脱出させずにドミネイトしている。

3R。膝で出たルイス。アウメイダタックル。切ってパンチを入れたルイス。初めてタックルを切った。しかしなおも四つからテイクダウン狙い。こらえるルイスが逆にテイクダウンを狙ったが、膝を着いたアウメイダがそこからタックルに入りテイクダウン。すぐ背中を付けるルイス。マウント。アウメイダちょっと攻めあぐねている。ルイスまた亀に。が、今度は前に落ちたアウメイダ。パウンドを落とすルイス。しかしアウメイダディープハーフ。スイープしてまたマウント。両者疲れが見える。残り1分半。パウンドを落とすアウメイダ。鉄槌連打。背中を向けるルイス。しかし正面を向かせてまた殴るアウメイダ。また亀になるが、アウメイダパウンドを打ち込んでまた仰向けにさせる。サイド。鉄槌・パウンド。ルイス立ったがバックから殴るアウメイダ。正対したルイス。ホーン。

3Rアウメイダ。だがかなり疲れている。ルイスも疲れているが、一発入れば分からない展開に。

4R。アウメイダのタックルにアッパーを合わせようとしたルイスだが、アウメイダダブルレッグ。こらえていたルイスだが倒されてすぐマウント。サイドに移行。またマウント。パウンドを入れるアウメイダ。亀になったルイスにパウンドを入れるがまた正対してマウント。また亀になり返そうとするルイス。しかししっかりバックに付いたアウメイダ。だがここからチョークはここまで取れそうにない。仰向けからまた上になったアウメイダ。ハーフ。マウント。ニーオンからパウンド。背中を向けたルイスにまたパンチを入れるアウメイダ。ホーン。

4Rアウメイダ。ルイス、5R開始直後のファーストコンタクトが最後のチャンス。

5R。カーフを蹴るアウメイダ。ルイスアッパーで飛びこんだが空振り。タックル。がぶって肘連打。しかしアウメイダクラッチを放さず胴タックル。こらえたルイス。しかしアウメイダダブルレッグに。倒した!すぐマウント。5R序盤の攻防でかなりスタミナを使ったアウメイダ、ローマウントで押さえ込み。ルイスも動きがない。スタミナがないのか。アウメイダサイドに移行。手で押して引き剥がそうとしたルイスだが、またマウント。ルイス残り1分で立った。しかし立ち際にダブルレッグ。こらえるルイスだが倒された。亀になるルイス。アウメイダバックキープ。ルイス残り5秒で立ったが最後にまたテイクダウンしたアウメイダ。タイムアップ。

50-44×2、50-45の3-0でアウメイダ勝利。

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11.4 UFCサンパウロ大会、カーティス・ブレイズ欠場によりデリック・ルイスがジャイルトン・アルメイダと対戦

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11.4 UFCサンパウロ大会のメインイベントはカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ/その他複数の試合が判明(2023年08月16日)

 こちらの続報。


 UFCが11月4日にブラジル・サンパウロで開催する『UFC Fight Night 231』のメインイベントでジャイルトン・アルメイダと対戦予定だったカーティス・ブレイズが欠場、代わりにデリック・ルイスがアルメイダと対戦することを発表。ブレイズの欠場理由は不明。

 アルメイダは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でジャルジーニョ・ホーゼンストライクに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で14連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング9位。

 ルイスは7月の『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』でマルコス・ホジェリオ・デ・リマに1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング10位。続きを読む・・・
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11.4 UFCサンパウロ大会のメインイベントはカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ/その他複数の試合が判明

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 UFCが11月4日にブラジル・サンパウロのイビラプエラ体育館でFight Nightシリーズの大会を開催することと、メインイベントがカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダのヘビー級マッチになることを発表。UFCがサンパウロ大会を開催するのは2019年11月の『UFC Fight Night 164: Blachowicz vs. Jacare』以来4年ぶり。

 ブレイズは4月の『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』でセルゲイ・パブロビッチに1R TKO負けして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング5位。アルメイダは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でジャルジーニョ・ホーゼンストライクに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で14連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング9位。


 同大会でヴィトー・ペトリーノ vs. モデスタス・ブカウスカスのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ペトリーノは7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』でマルチン・プラチニオに3R肩固めで勝利して以来の試合でプロデビュー以来9連勝中(UFC戦績2勝0敗)。ブカウスカスは6月の『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』でザック・パウガに判定勝ちして以来の試合で4連勝中(UFC戦績2勝0敗)。


 同大会でカイオ・ボハーリョ vs. ヌルスルトン・ルジボエフのミドル級マッチが行われるとのこと。

 ボハーリョは4月の『UFC on ESPN 45: Song vs. Simon』でミハウ・オレキシェイジュクに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で13連勝中(UFC戦績4勝0敗)。ルジボエフは7月の『UFC on ESPN 48: Strickland vs. Magomedov』で行われたUFCデビュー戦でブルーノ・フェレイラに1R KO勝ちして以来の試合。


 同大会でホドリゴ・ナシメント vs. ドンテイル・メイズのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ナシメントは2月の『UFC Fight Night 223: Dern vs. Hill』でイリル・ラティフィに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。メイズは6月の『UFC on ESPN 46: Kara-France vs. Albazi』でアンドレイ・アルロフスキーに2R TKO勝ちして以来の試合。両者は2020年5月の『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』で対戦しており、この時はナシメントが2Rリアネイキッドチョークで勝利しています。続きを読む・・・
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UFC on ESPN51:第11試合・カリル・ラウントリーJr. vs. クリス・ドーカス

ライトヘビー級。ラウントリー13位、ドーカスはヘビー級の14位。

ラウントリーはムエタイバックボーン。ランカーの壁を超えられない中堅ファイターだったが、前戦はランカーでUFC再契約以来7戦無敗だった元Gloryタイトルチャレンジャー・ダスティン・ジャコビーに終始打撃で勝負し判定勝ちしてランクイン(ただし、メディアのジャッジはほぼジャコビー支持)。現在3連勝中。33歳。

ドーカスは105kg前後の軽量ヘビー級ファイターとして、前座戦線ではスピードで圧倒し4連続KO勝利。しかしそこからデリック・ルイス、カーティス・ブレイズ、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクに3連続KO負け。前座クラスの相手にはスピードで勝利できても、ランカークラスのスーパーヘビー級ファイター相手には通用しなかった。今回から適正のライトヘビー級に落とす。体格的ハンデはなくなるが、スピードのアドバンテージもなくなることがどう影響するか。33歳。

もともとは6月に組まれていた試合だが、ドーカスの負傷により延期となっていた。

パンチ連打を入れていくドーカス。ラウントリーはロー。またワンツーを入れるドーカス。飛び込んで右。出るところに右をもらってちょっとぐらついたドーカス。ドーカスシングルレッグ。ケージ際で放してパンチを入れたドーカスだが、ラウントリーが脇を差してクラッチしケージに押し込む。離れ際に膝。ラウントリー飛び込んで左ストレート。ドーカス反応できず直撃。もんどりうってダウン!頭を抱えてディフェンスする体勢ではないので止めても良かったが、ハーブ・ディーン止めない。追い打ちの鉄槌で止めた。

ラウントリーこれで4連勝。

ヘビー級ではパワー差でKOされていたドーカスだが、ライトヘビーではスピードについていけずKO負け。これで4連続KO負け。まだヘビー級ランカーではあるが、今後が厳しくなった。試合後グローブを外したドーカスだったが、何もせずすぐに退場。