カテゴリー
o UFC アブドゥル・ラザク エリク・アンダース キック ケルヴィン・ガステラム ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア ダナ・ホワイト マーヴィン・ヴェットーリ

UFC on ESPN+94:メインイベント・ジャック・ハーマンソン vs. ジョー・パイファー

ミドル級5分5R。ハーマンソン11位。

スウェーデン出身・ノルウェイ在住のハーマンソン。元フロントライン・アカデミー所属(現在はヨアキム・ハンセンが主宰するチーム・ヘルボーイ所属)で、かつてはADCC王者ユラノフ・エイネモが所属していたこともあり、ハーマンソンもグラップラー。ギロチンが得意で、ケルヴィン・ガステラムからは外ヒールでタップを奪っている。スタンドでは一発の重さがあるパンチでKO勝ちも多い。ランカーになってからは勝ったり負けたりで、ランキングは10位前後に留まり、タイトル挑戦圏内までは入っていけない存在。ここ最近では、ジャレッド・キャノニア、マーヴィン・ヴェットーリ、ショーン・ストリックランドと、後にタイトルに挑戦した相手に敗戦。前戦は先週メインで敗れたロマン・ドリーゼに、ガードからカーフスライサーを仕掛けられ、うつ伏せで足を極められた状態でのパウンドでKO負け。負傷もあり、昨年は試合をしておらず、1年2ヶ月ぶりの復帰戦となる。UFC10勝6敗の35歳。

パイファーは今回がUFC初メイン。寝ても立っても常にフィニッシュの匂いを感じさせる攻めを見せることで、コンテンダーシリーズで勝った時からダナ・ホワイトからは気に入られている。その期待に応えるように、UFCデビューから3連続フィニッシュ勝利。スタンドの打撃では、一発入れば倒せそうな強打を打ち込み、実際にデビューから2戦は連続KO勝ち。前戦はアブドゥル・ラザクにカーフキックを効かされたが、タックルでテイクダウンを奪い肩固めで一本勝ちした。グラップリングマッチでもエリク・アンダースやジェラルド・マーシャートに勝利しており、組みの強さもある。一方、前戦を見る限り、打撃のディフェンスには穴もありそうで、上位陣相手にどこまでできるかが問われる。UFC3勝0敗の27歳。

オッズはノーランカーのパイファーがフェイバリット。

ジャブを入れたパイファー。カーフから飛び込んでのジャブが顔面を捕らえる。さらにまたカーフ。距離を詰めるパイファー。またカーフ。ジャブがヒット。ハーマンソン後退。また出てきたパイファー。右がかすめてハーマンソンちょっとぐらついた。左ボディ。ハーマンソン関節蹴り。残り30秒。強烈な右を放ったパイファーだがクリーンヒットは避けたハーマンソン。ジャブをヒットさせるパイファー。ホーン。

1Rパイファー。

2R。また詰めるパイファー。ワンツー。際どいところで大きなダメージを逃れたハーマンソン。ジャブから右オーバーハンドを入れるパイファー。ハーマンソンシングルレッグに。しかし脇を差して受け止めたパイファーが離れた。パイファーカーフキック。ハーマンソンが前に出ていくが、先にパイファーの打撃をもらう。パイファーがフェイントを見せると距離を取るハーマンソン。パイファーカーフ。ハーマンソンもカーフを返した。ボディを入れるパイファー。ハーマンソン前に出てパイファーがケージ際まで下がった。しかしハーマンソンカーフを入れると下がる。逆に出たパイファー。ケージを背負うハーマンソンに左ボディ。ワンツー。パイファーのカーフキックに右を合わせたハーマンソン。ホーン。

2Rもパイファー。

3R。詰めてジャブを入れるハーマンソンだが、パイファーもジャブで出ると右ボディ。ワンツー。カーフ。パイファーの右フックがヒット。詰めてきたパイファーにジャブを入れたハーマンソン。ワンツー。ハーマンソンのカーフで足が流れたパイファー。また効かされたか。ハーマンソンのパンチをもらい下がったパイファー。アイポーク?しかしレフェリー問題ないと下がる。パンチが目に入った模様。ハーマンソンが出ていきジャブを入れる。しかし深追いしないハーマンソン。詰めてきたパイファーにテンカオから右。パイファーのジャブでちょっとぐらついたハーマンソン。パイファー詰めるがサークリングで距離を取るハーマンソン。右ボディを入れるパイファー。ハーマンソンはまたカーフ。残りわずかでタックルに入ったパイファー。シングルレッグ。ハーマンソン片足でこらえてパンチを入れると飛び膝もヒット。ホーン。

3Rは手数でハーマンソン。パイファーのパンチにも慣れてきたか。

4R。すぐ出たハーマンソン。カーフ。効いてる。パイファーシングルレッグ。切ったハーマンソン。またカーフ。下がりながらジャブを入れるハーマンソン。ライブオッズはハーマンソンが優勢に。出ていくパイファーだがハーマンソン下がりながらカーフキック。パイファー左フックを打ち込むと組み付いてボディロック。しかし自ら放したパイファー。パンチで出るがハーマンソンのワンツーをもらう。そしてカーフ。パイファーまたタックル。小手に巻いてこらえるハーマンソン。引き剥がした。パイファー下がった。ハーマンソンの右をもらう。ジャブもヒット。大振りの右は空振り。ケージ際から出られないパイファー。タックルに入るが切られた。ホーン。

4Rハーマンソン。ポイントは並んだが、カーフを効かせられたパイファーに逆転する余力はあるか。

5R。右ボディから左フックを入れるパイファー。またカーフを入れるハーマンソン。さらにカーフ。ケージを背負ったパイファー。出られない。右オーバーハンドを入れたパイファーだが単発。ハーマンソンが逆にタックル。テイクダウン!ハーフで固めて押さえ込んだまま肩パンチを入れるハーマンソン。逃げ切り狙い。下で身動きが取れないパイファー。ガードに戻すのが精一杯のパイファー。ハーマンソン、最後の10秒で体を起こしてウイニングパウンドラッシュ。タイムアップ。

三者48-47でハーマンソン勝利。

2Rまでパイファーペースだったが、前回同様カーフを効かされ、パイファーこれも前回同様タックルに入ったが、ハーマンソンはすべて切り続けた。

カテゴリー
MMA o UFC アイリーン・アルダナ アリアネ・リプスキ ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア ジョシュ・エメット ダナ・ホワイト マッケンジー・ダーン

UFC296:ポストファイトボーナス/総評

・ファイト・オブ・ザ・ナイト:アイリーン・アルダナ vs. カロル・ロサ

・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ジョシュ・エメット、アリアネ・リプスキ、シャミル・ガジエフ

女子の試合がファイト・オブ・ザ・ナイトになるのは5月のマッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒル戦以来今年2回目で、ナンバーシリーズに限れば2020年7月のUFC251(ローズ・ナマユナス vs. ジェシカ・アンドラジ)以来。

ラフモノフはファイト・オブ・ザ・ナイトの受賞はならなかったが、次の試合でそれ以上のご褒美があって欲しい。

メインは大凡戦。昨年も、年内最終戦だったジャレッド・キャノニア vs. ショーン・ストリックランドは両者消極的な凡戦だったが、2年続けてメインが締まらず。特に、負けているのに勝負に行かなかったコビントンは、もともと挑戦自体が否定的に捉えられていただけにいただけない。

コビントンは「自分が3~5R取って勝った。自分がトランプ支持者だからジャッジに負けにされた」と言っているが、恥の上塗りでしかない。

前戦で勝ったにも関わらず、王座挑戦ができなかった(その時点でコビントンの挑戦が決まっていた)ベラル・ムハマッドは「この試合はウェルター級にとってジョークだった」と発言。負けたコビントンは本来タイトルマッチの資格がなく、勝ったエドワーズにしても、失礼な言動をしたコビントンを仕留めて恥をかかせるべきだったとのこと。さすがに次の試合は王座挑戦になるはず。

UFC7連敗となったファーガソンについては、ダナ・ホワイトが「引退して欲しい」とコメント。ピンブレット相手に完敗で、序盤から動きも悪かったので、潮時だろう。しかしダナの口ぶりからすると、本人が引退すると言わなければ止められない様子。少なくともUFCでの次のチャンスはもう無いか。

カテゴリー
F1 MMA News o ONE UFC UFC293 YouTube   オースティン・レーン ショーン・ストリックランド ジャスティン・タファ ジャレッド・キャノニア タイソン・ペドロ タイ・ツイバサ マネル・ケイプ

『UFC 293: Adesanya vs. Strickland』前日計量動画

DHC ダイエットパワー 30日分


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Israel Adesanya (184.8) vs. Sean Strickland (184.9) – for middleweight title
・Tai Tuivasa (265.6) vs. Alexander Volkov (262.95)
・Felipe dos Santos (125.4) vs. Manel Kape (126)
・Austen Lane (242.3) vs. Justin Tafa (265.2)
・Tyson Pedro (205.45) vs. Anton Turkalj (205.35)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Da Woon Jung (205.3) vs. Carlos Ulberg (204.7)
・Jack Jenkins (145.85) vs. Chepe Mariscal (145.85)
・John Makdessi (155.1) vs. Jamie Mullarkey (155.35)
・Nasrat Haqparast (155.85) vs. Landon Quinones (155.75)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Blood Diamond (170.25) vs. Charlie Radtke (170.3)
・Gabriel Miranda (144.95) vs. Shane Young (149.75)*
・Kiefer Crosbie (170.85) vs. Kevin Jousset (170.5)

 『UFC 293: Adesanya vs. Strickland』前日計量結果。ガブリエル・ミランダと対戦するシェーン・ヤングが149.75ポンドと3.75ポンドもオーバー。これだけオーバーすると中止になってもおかしくないですが、出場給の30%を譲渡し試合は行われるとのこと。

 また、イスラエル・アデサニヤ vs. ショーン・ストリックランドのバックアップファイターであるジャレッド・キャノニアは184.85ポンドでした。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラエル・アデサニヤ vs. ショーン・ストリックランドは11人全員アデサニヤ支持。

・タイ・ツイバサ vs. アレクサンダー・ヴォルコフはツイバサ支持7人、ヴォルコフ支持4人。

・マネル・ケイプ vs. フェリペ・ドス・サントスはケイプ支持9人、ドス・サントス支持2人。

・ジャスティン・タファ vs. オースティン・レーンはタファ支持10人、レーン支持1人。

・タイソン・ペドロ vs. アントン・トゥルカリはペドロ支持10人、トゥルカリ支持1人。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC293   アブス・マゴメドフ アレキサンダー・ヴォルコフ アントン・トゥルキャリ イスラエル・アデサニャ オースティン・レーン カーロス・アルバーグ キック ショーン・ストリックランド ジェイミー・マラーキー ジャスティン・タファ ジャック・ジェンキンス ジャレッド・キャノニア タイソン・ペドロ タイ・ツイバサ チョン・ダウン ドリキュス・デュプレッシー ナスラ・ハクパレス ナソーディン・イマボフ フィリッピ・ドスサントス ブラッド・ダイアモンド ボクシング マネル・ケイプ ヤン・ブラホヴィッチ ロバート・ウィティカー

【UFC293】有言実行……いや嘘から出た実はなるか?!=アデサニャ✖ストリックランド戦展望「奇跡は?」

【写真】ジャブでミドル級無双のアデサニャをストリックランドは攻略できるのか(C)Zuffa/UFC

10日(日・現地時間)、豪州のシドニーにあるクドス・バンク・アリーナにて、UFC 293「Adesanya vs Strickland」が行われる。2017年11月以来、実に約6年ぶりにこの地での開催となる今大会のメインイベントは、王者イスラエル・アデサニャにショーン・ストリックランドが挑むミドル級タイトルマッチだ。
Text by Isamu Horiuchi

アデサニャは2019年6月にロバート・ウィティカーを破って正規王者に。当時のライトヘビー級王者ヤン・ブラホヴィッチに挑んでの二階級王者奪取こそ失敗したものの──実に5度の連続防衛に成功した。昨年12月にはキックボクシング時代からの天敵アレックス・ペレイラに5R逆転TKO負けを喫して王座陥落したが、今年の4月に再戦。

2Rに劇的なKO勝利を挙げてリベンジに成功した。ペレイラが階級を上げた今、ミドル級では頭二つほど抜けた存在だ。


ランキング5位のストリックランドと、チャンピオンの因縁は、昨年7月のUFC 276の試合前記者会見から始まっていた。同大会のメインでジャレッド・キャノニアの挑戦を受けるアデサニャと、アレックス・ペレイラとの対戦を控えたストリックランドは、お互いの対戦相手そっちのけで口論を交わしたのだ。

もちろん先制攻撃を仕掛けたのは、数秒に1回は放送禁止用語を口にするのが通常運転のストリックランドの方だ。アニメ好きで有名なアデサニャに対して「おい、Pornhub(世界最大のアダルトサイト)のお前のページはアニメばっかなんだよな! アニメでbeat off(自慰行為)している奴が、俺をbeat(ぶちのめす)することができるわけねーぜ!」と下品だが上手いことを言って挑発。

すると、王者も負けじと「もしお前が(ペレイラに)勝ったら、次に俺がお前と戦い、KOしてやる。そしてお前の墓の上でTikTokダンスを踊ってやるよ」と言い返す。

するとストリックランドはいかにも嬉しそうに──「ハ! 聞いたか? 大の大人がTikTokだってよ! こういうのがヤベーんだよ。こんな野郎がチャンピオンなんだぜ!」とさらに煽る。

その後も言い合いは続き──。

ストリックランド まあ、イジーはいい奴だぜ! 俺はポルノアニメ中毒の男をダメ野郎だと見下したりしねえんだ!

アデサニャ そのジャンルはHentaiって言うんだ。そのくらい知っとけや!

ストリックランド なるほど、Hentaiか。俺は大人だからそんなもん見ねーよ!

アデサニャ とにかくお前は、(ストリックランドの対戦相手のペレイラを指して)この男に集中したほうがいいぞ。マジだ。こいつはお前をあっという間に眠らせちまうからな。

などと──誰が得するのか分からない方向に話は展開し、アデサニャの警告通りストリックランドはペレイラに1RKO負けを喫し、続くジャレッド・キャノニアは1-2で競り負け、ランカー上位の壁に跳ね返された。

その後、今年1月にランキング12位のナソーディン・イマボフ戦(ライトヘビー級契約)に競り勝つと、7月にはノーランカーのアブス・マゴメドフを2RKOに下して現在2連勝中とはいえ、本来ならば挑戦権を得られるような実績ではない。

実際、現在アデサニャの挑戦者に最も相応しいとされているのは、7月にウィティカーを倒した南アフリカのドリキュス・デュプレッシーだ。が、デュプレッシーはその試合で負傷。当初よりシドニー大会への出場を熱望していたアデサニャ──10歳の頃に故郷のナイジェリアからニュージーランドに移住している王者にとって、同じオセアニアのシドニーは地元同然だ──の挑戦者が見当たらなくなってしまったのだ。

そこで今回白羽の矢が立てられたのが、ランキング6位までの選手中、デュプレッシー以外で唯一アデサニャとの対戦経験のないストリックランドというわけだ。

実績も地位も大きく差のある両者だけに、下馬評では王者が圧倒的有利だ。両者の主武器であるスタンド打撃を比較しても、王者有利説は揺らがない。まず武器の数が違う。アデサニャは自在にスイッチして左右の多彩な蹴りとパンチを使いこなすが、常にオーソのストリックランドの打撃は、前蹴り以外はほぼパンチのみ。もし遠い間合いで戦えば、アデサニャの蹴りで翻弄されローでダメージを蓄積される可能性が高いので、ストリックランドとしては得意のジャブを多用しながら前に出るしか勝機はないだろう。

しかし、打撃一発一発の精度と鋭さ、反応速度やスピードも目に見えて王者が上だ。抜群の距離感と巧みな足捌きを持つアデサニャが、前に出たいストリックランド相手に自分の間合いを保ちつつ、カウンターを面白いように当てる展開が容易に想像できる。

だが──それでもストリックランドには、大番狂わせを期待させる何かがある。幼少時代「とんでもねえ人種差別主義者の祖父とアル中で虐待癖のある父親」に育てられ、自分の性格も大きく歪んでしまった語るストリックランド。

内面の怒りを抑えきれずにハイスクールをドロップアウトされた後、MMAジムで練習を初体験したとき「人生で初めて幸せを感じた」と語る。

それ以来MMAに生活の全てを注ぎ、現在まで周囲が引くほどのハードなスパーリングを毎日重ねてきた。排外主義的、性差別的な発言で物議を醸すことも多く「MMAがなければ、俺は間違いなく今監獄にいるよ」と語るストリックランド(過去の犯罪歴もあり、今回豪州入りのためのビザ取得にも苦労があったようだ)には、MMAこそ社会で生きる唯一の術だ。

数限りないスパーを通して独自のスタイルを練り上げたストリックランドは、やや不格好だがよく伸びるジャブを持つ。さらに自己流L字ガード的な体捌きで、打撃を完全に避けきれなくても威力を逃す術にも長けている。

多少打たれても意に介さず前に出続ける闘志と、それを5R続けるスタミナも間違いなく持っている。遠距離では決して王者に当たらないであろうパンチも、距離を詰めることができれば話は別だ。前回のマゴメドフ戦では、一度ケージ側に詰めたら倒し切るまで延々と連打を放ち続けてみせた。組技のフィジカルに関しては王者を上回っており、ボディロックからのテイクダウンもあり、上をキープしパウンドで削るスキルも持っている。

技術的洗練を極めた王者の打撃を、戦う以外は社会に居場所のない挑戦者が、不格好かつ愚直にプレッシャーをかけ続け、最後には呑みこんでしまう奇跡は訪れるのだろうか。

■視聴方法(予定)
9月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT


■ UFC293対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサナニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]ショーン・ストリックランド(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ(ポルトガル)
フィリッピ・ドスサントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
オースティン・レーン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
チョン・ダウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
チャペ・マリスカル(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
ジョン・マクデッシ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ランドン・キニョネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブラッド・ダイアモンド(ニュージーランド)
チャーリー・ラドキー(米国)

<フェザー級/5分3R>
シェーン・ヤング(豪州)
ガブリエル・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ジュセ(フランス)
キーファー・クロスビー(米国)

The post 【UFC293】有言実行……いや嘘から出た実はなるか?!=アデサニャ✖ストリックランド戦展望「奇跡は?」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 o PFL UFC ケルヴィン・ガステラム ジャレッド・キャノニア

UFC on ESPN48:メインイベント・ショーン・ストリックランド vs. アブス・マゴメドフ

ミドル級5分5R。ストリックランド7位。マゴメドフはランク外。

ストリックランドは復帰後5連勝でランキング4位まで上がり、タイトル挑戦目前まで行ったが、ランク外のアレックス・ペレイラにまさかの1RKO負け。昨年の最終戦で再起戦を行うも、ジャレッド・キャノニア相手に両者手数が少ない不完全燃焼の試合でスプリット判定負けと連敗。今年の初戦、負傷欠場のケルヴィン・ガステラムに変わって急遽ナッソーディン・イマボフとの対戦に名乗りを上げ、異例の2大会連続メインとなったが、ジャブを出し続けて判定勝ちして連敗から脱出。いつもは顔面に被弾をせずにジャブを打ち込んでいくスタイルだったが、この時は緊急出場でコンディションが万全でなかったのか、パンチを貰う場面がありつつも打ち勝った。ランカーとの試合がなかなか決まらず、待つかノーランカー相手でも試合をするかという選択で、誰もが嫌がるマゴメドフとの対戦を受諾した。32歳。

マゴメドフは昨年のパリ大会でUFC1勝3敗のダスティン・シュトルツフスにわずか19秒、前蹴り・アッパー・左フックでダウンを奪いパウンドでKO勝ち。2戦目で早くもメインで一桁ランカーとの対戦が組まれた。他の上位選手はマゴメドフとの対戦を嫌がり、なかなか試合が組まれず、組まれた試合も流れるという不運もあったが、結果的に大きなチャンスが回ってきた。ドイツ在住・ドイツ国籍だが、ロシア・ダゲスタン出身で、バックボーンはレスリング。しかし、組みよりも打撃を武器にして戦っている。その一方、2018年のPFL決勝では、序盤のパンチを被弾し秒殺KO負けを喫している。秒殺KOでも下層レベルの相手だったこともあり、さすがにランカーを相手にオッズではアンダードッグ。32歳。

観客少人数のAPEXとは思えないほど、ストリックランドに歓声が送られる。

前蹴り、カーフを出していくマゴメドフ。飛び込んでワンツー。が、出した手がアイポークに。タイムストップ。けっこう右目を気にしているストリックランド。長めのインターバルが取られたが再開。再開後も積極的に攻撃を仕掛けるマゴメドフ。ストリックランドも得意のジャブを出していくが、やや後手に。ジャブにワンツーを返したマゴメドフ。顔面へのヒットは避けているものの、パンチ・蹴りを打ち込まれている。パンチからローを入れるマゴメドフ。まだアイポークの影響があるのか、ジャブの手数がすくないストリックランド。前蹴り、左ハイを入れるマゴメドフ。一転タックル。切りきれずにテイクダウンを許した。マゴメドフバックについたが、すぐに反転するストリックランド。マゴメドフついていくが離れた。またスタンドへ。ストリックランドのジャブの手数が増えてきた。詰めていく。マゴメドフは下がる。ホーン。

1Rマゴメドフ。

2R。またジャブ。ワンツー。マゴメドフもらって下がる。追いながらジャブを打ち込んでいくストリックランド。すぐに詰めるストリックランド。ケージを背負ったマゴメドフ。連打。マゴメドフが急に失速したのか、ストリックランドがギアを上げたのか。ジャブ、ワンツーがマゴメドフの顔面を捕らえる。ストリックランド仕留めに来ている。消耗しているマゴメドフ。右をヒットさせたストリックランド。蹴りが出なくなっているマゴメドフ。ケージに張り付いたまま。ストリックランドが左右のパンチのラッシュ。マゴメドフ左ボディ。しかし単発。完全にガス欠。蹴りも力がない。パンチをもらいダウン!ストリックランド荒ぶるパウンド連打。動けず打たれ続けるマゴメドフを見てレフェリー止めた!

1Rは良かったかに見えたマゴメドフだが、2Rに入って急失速。そこからは一方的な展開で終わってしまった。そこまでスタミナを消費するような展開でもなかったが。

カテゴリー
MMA o ONE UFC   ジャレッド・キャノニア ボクシング マーヴィン・ヴェットーリ

『UFC on ESPN 47』ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者の反応

サンドバッグ自宅用 子供大人用 パンチバッグ ボクシングPVC素材 耐久性 耐衝撃性 スタンディングバッグ


 『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
o アレッサンドロ・コスタ ジャレッド・キャノニア

UFC on ESPN47:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:ジャレッド・キャノニア vs. マービン・ヴェットーリ

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:マヌエル・トーレス、アレッサンドロ・コスタ

コスタが勝ったフリックはレベルが低かったので、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトはツァルキヤンかギョンホにあげて欲しかった。

メインはヴェットーリがとにかくタフ。2Rの時点でもうKOも見えていたが、そこから先も打撃を持っても凌ぎきった。キャノニアが何度もテイクダウンを取っても諦めずに立っていった。キャノニアのテイクダウン狙いは確かにリスク回避としては良かったかもしれないが、結局ヴェットーリに勝っても、その上のアデサニヤやウィテカーに勝てるだけのインパクトは残せず。本人もそれがわかっているのか、試合後はタイトル挑戦ではなく、タイトルマッチのバックアップファイターになりたいと言っていた。

セミは優勢に試合を進めていたツァルキヤンが、パンチを効かされてあわやKO負けの大ピンチ。いくら実力差があっても、一発をもらうことはある。それだけに、ジョアキム・シウバのような、強いがランク外の相手と戦うのはリスクしかない。しかしツァルキヤンはパンチを効かされても、逃げ切りに入るのではなく、それをなかったことにするくらいの猛攻でフィニッシュしてみせた。ツァルキヤンの方にこそ、次はチャンスを与えてもらいたい。

第2試合では、ギロチンでタップしていないのに試合を止めてしまいノーコンテストに。たしかにあの体勢からの再開というのも無理かもしれないが。それだけに、試合を途中で壊したレフェリーは半年出場停止・再教育くらいのペナルティを与えてほしい。しかし、明らかに間違っているのに「レフェリーが一番近くで見ているから正確」という思考停止した判断にならず、即座にビデオ検証で結果が覆ったのは良かった。

 

カテゴリー
o ONE UFC   アレッサンドロ・コスタ ジャレッド・キャノニア マーヴィン・ヴェットーリ

『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』パフォーマンスボーナス

最新版 子どもにおこづかいをあげよう!



 UFCが『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ジャレッド・キャノニア vs. マーヴィン・ヴェットーリ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・アレッサンドロ・コスタ、マヌエル・トーレス


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o UFC   ショーン・ストリックランド ジャレッド・キャノニア ジョシュ・エメット マーヴィン・ヴェットーリ メイシー・バーバー ロマン・ドリゼ 平良達郎

6.17『UFC on ESPN 46』のメインイベントはマーヴィン・ヴェットーリ vs. ジャレッド・キャノニア/ジョシュ・エメット vs. イリア・トプリアは6.24『UFC on ABC 5』にスライド

6.17『UFC Fight Night』のメインイベントはジョシュ・エメット vs. イリア・トプリア(2023年03月31日)

 こちらの続報。


 UFCが6月17日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 46』のメインイベントがマーヴィン・ヴェットーリ vs. ジャレッド・キャノニアのミドル級マッチになることを発表。

 ヴェットーリは3月の『UFC 286: Edwards vs. Usman 3』でロマン・ドリゼに判定勝ちして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング3位。

 キャノニアは昨年12月の『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』でショーン・ストリックランドに判定勝ちして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング4位。


 なお、元々同大会のメインイベントに予定されていたジョシュ・エメット vs. イリア・トプリアのフェザー級マッチは6月24日にフロリダ州ジャクソンビルで開催する『UFC on ABC 5』のメインイベントにスライドされます。この大会では平良達郎 vs. クレイドソン・ホドリゲス、メイシー・バーバー vs. アマンダ・ヒバスも予定されています。続きを読む・・・
カテゴリー
MIKE MMA o UFC   クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ジャレッド・キャノニア ホアキン・バックリー

4.8『UFC 287』でケルヴィン・ガステラムとクリス・カーティスが対戦


 UFCが4月8日に開催する『UFC 287』(会場未定)でケルヴィン・ガステラム vs. クリス・カーティスのミドル級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ガステラムは2021年8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でジャレッド・キャノニアに判定負けして以来実に1年8ヶ月ぶりの試合で最近6試合の戦績は1勝5敗。現在UFCミドル級ランキング13位。昨年4月の『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でドリカス・デュ・プレシスと対戦予定でしたが負傷により中止、今月の『UFC Fight Night 217』で改めて組まれましたが再び負傷により中止されていました。

 カーティスは昨年12月の『UFC 282: Blachowicz vs. Ankalaev』でホアキン・バックリーに1R KO勝ちして以来の試合。現在UFCミドル級ランキング14位。続きを読む・・・