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BELLATOR Bellator298 Column MMA MMAPLANET o PFL   アルフィー・デイヴィス アーロン・クルーズ イスラム・マメドフ ウラジミール・トコフ エンリケ・バルゾラ カスム・カスモフ サリバン・コーリー シドニー・アウトロー ジアナ・アフサラゴワ ジェイムス・ギャラガー ジェイムス・ゴンザレス ジェイロン・ベイツ ジェイロ・パシェコ ジェレル・ホッジ ジャスティン・キッシュ ジョシュ・ヒル ジョーダン・オリヴァー スティーブ・モウリー ダルトン・ロスタ ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ベラトール マルシルリー・アウベス ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ ローガン・ストーリー ヴァレンティン・モルドフスキー ヴェベウ・アルメイダ

【Bellator298】試合結果 17試合のロングラン興行。ストーリー、アウトロー&バルゾラが本領発揮

【写真】揺れるベラトールだが、ケージの中は激しい削り合いが続いた (C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでBellator298「Storley vs Ward」が開催された。

PFLへの売却が現実味を増してきているベラトールは、支配下選手の契約を履行するためかプレリミから、メインカード出場が当然というファイターや、ニューカマーの試合を投入。ここで勝ちを落とせないファイターたちの奮闘が多くの熱戦を生み出した。

なかでもシドニー・アウトロー、エンリケ・バルゾラは本領発揮の判定勝ちを収め、ルーカス・ブレナンは奇跡的な大逆転勝利を手にした。カスム・カスモフ、マルシルリー・アウベス、ジョーダン・オリヴァーという──Bellator最後のニューカマー?も揃って勝利している。

Bellator298
<フェザー級/5分3R>
○マイケル・ブロックフーズ(米国)1R2分43秒
TKO
×イライ・メフォード(米国)
<ウェルター級/5分5R>
○ローガン・ストーリー(米国)2R4分05秒
TKO
詳細はコチラ
×ブレナン・ワード(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)3R
判定
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×スティーブ・モウリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
○アーロン・ジェフリー(カナダ)3R
判定
×ダルトン・ロスタ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)3R
判定
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×ジェイムス・ゴンザレス(米国)
<ライト級/5分3R>
○シドニー・アウトロー(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×イスラム・マメドフ(ロシア)
<女子フライ級/5分3R>
○ジャスティン・キッシュ(ロシア)3R
判定
×ジアナ・アフサラゴワ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
○エンリケ・バルゾラ(ペルー)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイロン・ベイツ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ルーカス・ブレナン(米国)3R3分32秒
TKO
詳細はコチラ
×ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○カスム・カスモフ(ロシア)3R
判定
詳細はコチラ
×ジョシュ・ヒル(カナダ)
<ライト級/5分3R>
○ウラジミール・トコフ(ロシア)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイロ・パシェコ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○レアンドロ・イーゴ(ブラジル)2R2分50秒
ギロチンチョーク
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×ニキータ・ミハイロフ(ロシア)
<ライト級/5分3R>
○アルフィー・デイヴィス(英国)3R
判定
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×アーロン・クルーズ(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
○エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)3R
判定
×ダイアナ・シウバ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○サリバン・コーリー(米国)1R4分24秒
肩固め
×ハムザ・サリーム(米国)
<バンタム級/5分3R>
○マルシルリー・アウベス(ブラジル)1R3分53秒
KO
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×ジェレル・ホッジ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョーダン・オリヴァー(米国)1R1分05秒
肩固め
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×アンドリュー・トゥリオロ(米国)
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BELLATOR Bellator298 MMA MMAPLANET o アルフィー・デイヴィス アーロン・クルーズ キック

【Bellator298】スイッチ、回転、多彩な蹴りでスコアリング。アルフィー・デイヴィスがクルーズを完封

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アーロン・クルーズ(米国)

開始直後に跳び蹴りを見せたクルーズだが、当たりは浅い。腰の高い構えで左ハイを蹴ったデイヴィスは、続く接近戦でクリンチからクルーズをケージに押し込む。前方に崩し、バックに回ったデイヴィスに対し、クルーズが胸を合わせていく。

小手を巻いての払い腰を防いだデイヴィスだが、逆に金網を背負わされ離れると同時に左フックを打ち込む。スピニングホイールキック、スピニングバックキックを見せたデイヴィスが右ストテートを打ち込む。デイヴィスは回転、スイッチと自在の動きを見せるが、クルーズのダブルレッグでテイクダウンを奪われる。背中を譲って立ち上がったデイヴィス、再びスピニングバックホイールキックを繰り出す。クルーズのステップインに左を合わせようとしたが、これは空振りとなったデイヴィスだが初回を取った。

2R、すぐに組んでケージにデイヴィスを押し込んだクルーズ。ヒザを顔面に2発入れたデイヴィスは離れて、サイドキックを繰り出す。クルーズの右ハイからのダブルレッグを切ったデイヴィスが、左に回りダブルレッグに左跳びヒザを合わせていく。ヒザを顔面に受けたクルーズが、そのまま押し込むもテイクダウンは奪えない。デイヴィスはエルボーを側頭部に落とし、頭を高くさせると再びヒザを突き刺す。離れたクルーズに右を当てたデイヴィスが、スピニングバックキックの空振り後に左を当てる。

デイヴィスは回転系の蹴りからカカト落としのフェイク、左右に動いてクルーズのテイクダウン狙いを切る。右スピニングバック、左ミドルを繰り出すデイヴィスとの距離を打撃で積めることができないクルーズは、後ろ回し蹴りをしゃがんでかわしダブルレッグ──も決まらなかった。

最終回、右ロー&左フックのデイヴィスの前進に、クルーズは真っ直ぐ下がる。ここから前に出たクルーズは左のフックキックを顔面に受けそうになる。頭から突進するクルーズに左フック、スピニングバックキックを入れたデイヴィスが左ジャブ、内回し蹴りを繰り出す。クルーズはスーパーマンパンチも左を合わされそうになり、流れを変えることができない。

左フックにダブルレッグを合わせ、スイッチからバック狙いもがぶられたクルーズ。デイヴィスは立ち上がって左をヒット、カカト落とし、ショートの連打とほぼ一方的に攻め続ける。とはいえ空振りも多く、回るスタイルからスーフォールズのファンはブーイングを送る場面も。残り1分を切り、クリーズはダブルレッグへ。ヒザを合わせられなかったデイヴィスは、ケージを背負って時間を使う。最後は離れてスピニングホイールキックなど、ダメージは与えていなくとも、ほぼ攻められることがなかったデイヴィスがフルマークの判定勝ちを収めた。


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ACA BELLATOR Bellator298 Brave CF MMA MMAPLANET o UFC アルフィー・デイヴィス イスラム・マメドフ ウラジミール・トコフ エンリケ・バルゾラ カスム・カスモフ キック サリバン・コーリー シドニー・アウトロー ジアナ・アフサラゴワ ジェイムス・ギャラガー ジェイムス・ゴンザレス ジェイロン・ベイツ ジェレル・ホッジ ジャスティン・キッシュ ジョシュ・ヒル ジョーダン・オリヴァー スティーブ・モウリー ダルトン・ロスタ ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード マルシルリー・アウベス ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ ローガン・ストーリー ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator298】バルゾラ×ベイツ他、プレリミのバンタム級4試合出場選手の戦績はトータル114勝28敗!!!

【写真】バルゾラがベイツと対戦するなど、上から下までガッツリぶっこんで来た感のあるスーフォールズ大会だ(C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでBellator298「Storley vs Ward」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインはウェルター級=元暫定王者ローガン・ストーリー×ブレナン・ワードの実力者対決。コメインのライトヘビー級=ヴァレンティン・モルドフスキー×スティーブ・モウリー戦は、去年の8月に同所で組まれアイポークでノーコンテストとなった一戦の再戦だ。

ビッグネームではないが、実力が保証されたファイターがぶつかり合う上位2カードを筆頭に、今大会は15試合がラインアップされており、昨年大会よりも3試合も多い。さらにプレリミ12試合に、実力者たちの名前が並んでいるのが特徴的だ。


そんなアンダーカード、ライト級では8勝2敗のウラジミール・トコフが、7勝1敗のブラジリアン=ジャイロ・バシェコと対戦し、英国キック界からMMAに転じ多彩な蹴り技を駆使するアルファー・デイヴィスも出場している。

フェザー級ではデビューから8連勝中のルーカス・ブレナンが、これも7勝1敗のブラジル人ファイター=ヴェヴェウ・アルメイダと相対する。

さらに濃いのがバンタム級だ。エンリケ・バルゾラ×ジェイロン・ベイツ、レアンドロ・イーゴ×ニキータ・ミハイロフとメインカードで組まれていてもおかしくないマッチアップに加えて、キャリア14勝1敗――ACA、BRAVE CFからEagle FCを経てサークルケージ初陣を迎えるカスム・カスムノフ、そしてJangle Fightバンタム級王者マルシルリー・アウベスもプロモーション・デビュー戦に挑む。カムスノフとマルシルリーは、それぞれジョシュ・ヒル、ジャレル・ホッジと対戦する。

この4試合のバンタム級戦出場の8選手のレコードを合計すると、114勝28敗となる。元UFCファイターのバルゾラが7敗、Bellatorタイトルコンテンダーのイーゴが6敗、WSOFで世界王座挑戦経験のあるヒルがで5敗と、メジャーで活躍してきた3選手の敗北数の合計が18、つまり残りの5選手は計10敗しか経験していない。筋金の入りの新顔をこの位置で登用する贅沢なプレリミであることは間違いない。

さらには第2試合でアンドリュー・トリオロとMMAデビュー戦を戦うジョーダン・オリヴァーはフォークスタイルとフリースタイルで米国を代表するレスラーだ。

オクラホマ州立大時代にNCAAを2度制し、準優勝が1度。卒業後はフリーに転じ、USオープンで優勝1度&銀メダルを3度獲得している。東京五輪では米国最終予選を勝ち抜いたものの、世界最終予選は5位に終わり出場を逃した。

その後も世界選手権予選に出るなど、不屈の精神を持ってマットに上がり続けてきたジョーダンは、33歳を迎えた今年の3月にBellatorとサインし、前述したように今大会で初陣を戦う。

鳴り物入りの転向組ジョーダンや、カスム・カスムノフとマルシルリー・アウベスというロシアとブラジルからのニューカマーをプレリミで歴戦の勇士と戦わせる。Bellator配下ファイターの棚卸と品評会を同時に行う――という穿った見方はすべきではないのか。それほどまでの実力者がプレリミに出場する今大会、濃密なロングラン興行となりそうだ。

■視聴方法(予定)
8月12日(土)
午前7時00分~ U-NEXT

■ Bellator298対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ローガン・ストーリー(米国)
ブレナン・ワード(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)
スティーブ・モウリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ(米国)
アーロン・ジェフリー(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)
ジェイムス・ゴンザレス(米国)

<ライト級/5分3R>
シドニー・アウトロー(米国)
イスラム・マメドフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エンリケ・バルゾラ(ペルー)
ジェイロン・ベイツ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジアナ・アフサラゴワ(ロシア)
ジャスティン・キッシュ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ウラジミール・トコフ(ロシア)
ジェイロ・パシェコ(ブラジル)

<女子フェザー級/5分3R>
ダイアナ・シウバ(ブラジル)
エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー(米国)
ハムザ・サリーム(米国)

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス(英国)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)
ニキータ・ミハイロフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
カスム・カスモフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ジェレル・ホッジ(米国)
マルシルリー・アウベス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリヴァー(米国)
アンドリュー・トリオロ(米国)

<フェザー級/5分3R>
マイケル・ブロックフーズ(米国)
イライ・メフォード(米国)

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BELLATOR Bellator259 Report アルフィー・デイヴィス アレクサンデル・シャブリー ブログ

【Bellator259】アレクサンデル・シャブリー、強力な圧でアルフィー・デイビスを完封

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アルフィー・デイヴィス(英国)

まず左ローを蹴ったデイヴィス、間合いを図るシャブリーが右ローを2発返す。サウスポー基調のスイッチヒッターのデイヴィスが右ジャブを伸ばすも、シャブリーのフックが鋭い。ケージを背負って回りつつ左フック、左ミドルを入れたデイヴィスだが、ワンツーフックを被弾する。左回りのデイヴィスに右ローを入れたシャブリーは左ミドルをブロックして右から左を伸ばす。デイヴィスもワンツーから左ハイも、シャブリーが右ローを蹴って組みつく。

左ヒザを突き上げたシャブリーは自ら離れると、デイヴィスの左ハイをブロック。続く後ろ回し蹴りのタイミングで距離を詰めてテイクダウンを奪い初回を取った。

2R、デイヴィスはオーソに構え左ハイからスイッチ、サウスポーで左ローを蹴る。再び左手前にしも右ローを蹴ったシャブリーが、構えに関係なく前足を削っていく。デイヴィスの左フックに左ジャブを当て、強烈な右ローを入れたシャブリーに対し、一瞬のスイッチからデイヴィスが左ミドル、左ストレートを当てる。

シャブリーは飛び込んで右ストレートを当て、飛び込みに左は左を合わせる。この一発で左目をカットし流血に見舞われたデイヴィスは、ローのタイミングで右を打たれ、続いて右ローを決められると、能動的でなくスイッチを強いられる。その後も右を被弾し、鋭いスピニングバックキックもかわされたデイヴィスは、左ストレートに右を合わされ厳しい展開に。デイヴィスはオーソで構えると左ローを受けてダメージを重ね、シャブリーは後ろ回し蹴りで右のカカトを側頭部に届かせる。得意技を極められデイヴィスは意地のカカト落としを繰り出し、ラウンド終了となった。

最終回前にドクターチェックを受けたデイヴィスは、問題なく再開に応じる。変わらずローで前足を削り、左ミドルに右ストレートを当てたシャブリーはワンツー。右フックを当てたデイヴィスが左ミドルを決める。シャブリーは左ハイをブロックして、左フックのカウンターに続いて、前に出てワンツーを決める。左ミドルはキャッチされたが、右ストレート&左フックのワンツーをヒットさせたシャブリーは、右フックからローを蹴る。

残り2分、左ストレートで前に出たデイヴィスにダブルレッグを決めたシャブリーは、トップから右エルボーを打ちつける。ハーフバタフライのデイヴィスは両ワキを差すが、スイープは決めることができず下のままで時間が過ぎる。シャブリーは腰を上げてパウンド、デイヴィスはクローズドに戻したがサブミッションの仕掛けがなくタイムアップに。

シャブリーはビッグKOこそなかったが、完全に試合を支配しフルマークの判定勝ちを決めた。


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BELLATOR Bellator259 News  ケイリン・メデイロス アルフィー・デイヴィス アレクサンデル・シャブリー アンソニー・スミス クリス・サイボーグ ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ブレット・ジョンズ ブログ レアンドロ・イーゴ ヴァレリー・ルレーダ

【Bellator259】計量終了 1試合消滅でメインカード昇格はキャリア4戦のルレーダ✖ガイの女子戦!!

【写真】並みいる強豪プレリミ出場ファイターを押しのけ、キャリア4戦目同士のルレーダとガイがメインに昇格。ルレーダの出来上がり方は群を抜いている (C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator259「Cyborg vs Smith 2」の計量が行われた。

ライトヘビー級で対戦予定だったクリスチャン・エドワーズとベン・パリッシュは前者がメディカルをパスせず中止に。

この一戦に代わり、プレリミからメインに昇格したのはヴァレリー・ルレーダ✖ハンナ・ガイ、3勝0敗と2勝1敗の選手が戦う女子フライ級となった。

メインでBellator世界女子フェザー級王座を賭けた戦う王者クリス・サイボーグと挑戦者レスリー・スミスは、それぞれ 144.6ポンドと143.6ポンドと余裕を持った体重でパスしている。

5年前の対戦では81秒で敗れているスミスは「あれからもっと成熟し、技術面でも力をつけ、チャンピオンになる意志力は絶対的になった」と話し、サイボーグは「皆が私のベルトと狙っているけど、ハードなトレーニングをしてきた。誰も私のベルトを獲ることはできない」とコメントした。


メインカードではダリオン・コールドウェルと対戦するレアンドロ・イーゴがバンタム級のリミットを2.5ポンド・オーバーで失敗。

契約体重で対戦することとなったが、フェイスオフでは趣向を凝らしたマスク姿を披露していた。そのマスク越しに両者は罵り合い、最後はコールドウェルがマスクを外してポーズを取るようになっていた。

8試合になったプレリミでは女子フェザー級でジェネイ・ハーディングと相対するリア・マコートが、 149.4ポンドと4.4ポンドの大量オーバーもハーディングが対戦を飲んでいる。

そのプレリミ注目のオープニングマッチ=ライト級のアルフィー・デイヴィス✖アレクサンデル・シャブリーは問題なくパスして、しっかり握手を交わした。

第2試合の要注目バンタム級戦、ブレット・ジョンズ✖ダニー・サバテーロも滞りなく計量を終えている。

そして深々とお辞儀をした──ウェールズ国旗を施したマスク姿のジョンズに対し、サバテーロが何やら挑発を繰り返す。と、最後はそれを嘲るように大声でジョンズが笑い飛ばすという──不穏な空気が見られた。

またアビブ・ゴザリとショーン・フェルトンのライト級戦も体重は問題なかった両者だが、後者の首を掻っ切ってやるポーズに対し、ダビデの新星ゴザリは指を頭の横で回し──くるくるパーのゼスチャーからサムアップという反応をしていた……。

■視聴方法(予定)
5月22日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator259計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144.6ポンド(65.58キロ)
[挑戦者]レスリー・スミス: 143.6ポンド(65.13キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル: 135.6ポンド(61.5キロ)
レアンドロ・イーゴ: 137.5ポンド(62.36キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード: 185.3ポンド(84.05キロ)
ファビアン・エドワーズ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリール・ウィリス: 170.3ポンド(77.24キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.9ポンド(77.51キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ: 125.8ポンド(57.06キロ)
ハンナ・ガイ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド: 155.1ポンド(70.35キロ)
ネイト・アンドリュース: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール(米国)
タイリー・フォーチュン(米国)

<ライト級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.5ポンド(56.92キロ)
クリスティーナ・キャッツキーズ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ライト級/5分3R>
アビブ・ゴザリ: 155.7ポンド(70.62キロ)
ショーン・フェルトン: 154.3ポンド(69.98キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 264.8ポンド(120.11キロ)
タイラー・キング: 246.3ポンド(111.71キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 149.4ポンド( 67.76キロ)
ジェネイ・ハーディング: 145.1ポンド(65.81キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 135.4ポンド(61.41キロ)
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス: 155.1ポンド(70.35キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 154.8ポンド(70.21キロ)

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BELLATOR Bellator259 Preview アルフィー・デイヴィス アレクサンデル・シャブリー クリス・サイボーグ ダニー・サバテーロ ブレット・ジョンズ ブログ

【Bellator259】粒ぞろいのメインに負けず、サバテーロ✖ジョンズ&シャブリー✖デイヴィスに注目!!

【写真】UFCからBellatorに標準を定め直したサバテーロ。元UFCのジョンズに相手にテイクダウン&バック奪取以外の組み立ては? (C)TITAN FC

21日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナでBellator259「Cyborg vs Smith 2」が開催される。

(C)BELLATOR

既報の通り、6月11日のBellator260より限定で会場での観戦が可能になるベラトールで、一応は無観客に終止符を打つ今大会のメインは世界女子フライ級選手権試合=王者クリス・サイボーグ✖レスリー・スミス戦がメインに組まれている。

(C)BELLATOR

この他メインカードではダリオン・コールドウェル✖レアンドロ・イーゴのバンタム級戦、ファビアン・エドワーズ✖オースティン・ヴァンダーフォードのバンタム級戦、そしてウェルター級のジャリール・ウィルス✖マイコン・メンドーサという粒ぞろいの試合が揃っている。

コールドウェルはフェザー級ワールドGP敗退を受けてバンタム級に戻し、いきなりレアンドロ・イーゴとトップ戦線生き残りを賭けて戦うこととなった。

エドワーズもキャリア初黒星からの再起戦となる。

UFCファイター=レオン・エドワーズの実弟は初めて米本土のベラトール出場となり、昨年はケージグラップリングのSUGを主戦場にしていた──MMAでは10勝無敗のヴァンダーフォードとのマッチアップが用意された。

(C)LFA

ウィルスのベラトール2戦目は、LFAウェルター級王者マイコン・メンドーサと相対する。

メンドーサは、そのウィリスが返上したLFA王座を獲得してベラトールにステップアップを果たしており、サークルケージでLFAチャンピオンの宴が見られることとなった。


最近は充実振りが目立つプレリミでは、コアファンにとっては粒揃いのメインカード以上に注目のカードが見られる。それがブレット・ジョンズ✖ダニー・サバテーロのバンタム級マッチだ。

(C)Zuffa/UFC

UFCでの鮮烈なカーフスライサーでの勝利が今も記憶に新しいジョンズは、そのオクタゴンでのキャリアを5勝2敗と3試合も勝ち越しながら終え、サークルケージに新天地を求めた。

対するサバテーロもUFCを目指し、Titan FCバンタム級王者となり昨年のコンテンダーシリーズでも勝利している実力者だ。10勝1敗と高い勝率を誇りながら、テイクダウン&スクランブルでバックを制してRNCという鉄板の勝利の方程式を持つ。

しかし、コンテンダーシリーズとそれに続くTitan FC王座防衛戦で防御一辺倒の対戦相手を仕留めきれず、UFCからのコールもなかった。結果、目指すところをベラトールへ代えての元UFCファイターとの一戦は、プレリミには勿体ない一戦といえる。

(C)BELLATOR

この他、ベラトール・イスラエル大会でキャリアを積んできたダビデの新星アビブ・ゴザリは、キャリア5戦(※5勝)の全てをベラトールで経験してきた親子鷹MMAグラップラーだ。

米国大会2度目の出場でゴザリが戦うショーン・フェルトンも8試合(※5勝2敗1分)のプロMMAキャリで、KOTCしか経験していない。いわばイスラエルではエリートだったゴザリが、米国の叩き上げと対する一戦ということになる。

(C)BELLATOR

また元USテコンドー代表チームで、モデルでもあった美形テコンドーファイター=ヴァレリー・ロレーダもデビュー以来の連勝を4に伸ばすべき出場となる。

まだ打撃も力が入り、組みへの反応も未知数のロレーダだけに、ハンナ・ガイを相手にMMA選手としてどれだけ成長しているのか査定マッチという見方もできる。

(C)ACA

そんな見所の多いプレリミだが、オープニングマッチでロシアのWFCAからACA、Fight Nightで戦い19勝3敗のレコードを持つアレクサンデル・シャブリーはとてつもない破壊力を持つストライカーだ。

スイッチヒッター、右クロスや右アッパーで一瞬にして失神に追い込むシャブリーは、パンチの圧を嫌がって組んで来る相手に見事なタイミングで左ヒザを打ち抜く。このヒザがカウンターだけでなく、ケージに詰まった相手やパンチの応酬のなかでは至近距離でもアゴを突き刺す。

(C)BELLATOR

とはいえアルフィー・デイヴィスもボクシングに加え、空手的な上段回し蹴り、カカト落としという腹から上の打撃戦では十分に対応できる。

自らのキックジムを持つデイヴィスだが、シャブリーが怖いのは腕十字、三角絞めという下からの仕掛け、バックチョークにスクランブルでのギロチンというサブミッションの使い手という点だ。

外から内というヒールの連係も実戦でも見せており、ヒールフックでの一本勝ちが2つある。19勝のうち17試合でフィニッシュしているシャブリーは、ライト級戦線で台風の目になる可能性すらある。そんな破壊力溢れるウェルラウンダーだが、繰り返すと打撃ではデイヴィスにも勝機がある──第1試合だ。

■視聴方法(予定)
5月22日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator259対戦カード

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ(ブラジル)
[挑戦者]レスリー・スミス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル(米国)
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード(米国)
ファビアン・エドワーズ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリール・ウィリス(米国)
マイコン・メンドーサ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ(米国)
ベン・パリッシュ(米国)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド(米国)
ネイト・アンドリュース()

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール(米国)
タイリー・フォーチュン(米国)

<ライト級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
クリスティーナ・キャッツキーズ(米国)

<ライト級/5分3R>
アビブ・ゴザリ(イスラエル)
ショーン・フェルトン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ(米国)
ハンナ・ガイ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン(米国)
タイラー・キング(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(米国)
ジェネイ・ハーディング(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ(英国)
ダニー・サバテーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス(英国)
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)

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【Bellator ES08】計量終了 クリエイティブ戦士エドワーズ✖ダッチ・ウェルラウンダー=スティーニス

【写真】スティーニスの均整の取れた体躯が印象深い (C)BELLATOR

25日(金・現地時間)、26日(土・同)にイタリアはミラノのアリアンツ・クラウドで開催されるBellator Euro Series 08の計量が行われた。

COVID19のパンデミック以降、初めて開催される欧州大会はメインのファビアン・エドワーズ✖コステリョ・ファン・スティーニスの英国✖オランダ人対決を始め、ロンドン在住のカナダ人ファイター=ジェレミー・ペトリーを含め、全26人のファイターが欧州からの参戦で、北米からの出場選手は1人も見られない。


エドワーズはBellator欧州シリーズで4連勝、通算9勝0敗のファイターだ。極め力とKOパワーを持つエドワーズは、相手の腕を背中越しに掴んでがら空きになった顔面にヒザ蹴り、アップキックの3連打から立ち上がってパンチでKOなど、クリエイティブな攻めを見せることで注目を集めている。

対してスティーニスはオランダのウェルラウンダー世代を代表する選手といえる。キックボクシングはやや粗めながら、打って返すというキックのリズムでない打撃を使い、クリンチのエルボーでKO、テイクダウン&スクランブルでバック奪取という王道の戦いもできる。瞬発力&破壊力、加えて攻撃の精度で上回るエドワーズに対し、持ち前のスピードを生かし打撃と組みのコンビネーションで削ることがスティーニスは欠かせない。

メインカードは3試合揃ってミドル級マッチとなった今大会、10試合のプレリミではアルフィー・デイヴィスに注目したい。

KSWではステップアップを果たせなかったが、ベラトールの欧州大会では3連勝中のライト級の選手だ。3試合揃って判定勝ちだが、スイッチから左右の蹴りを上・中・下に蹴り分け、左ジャブを効果的に効かせることができるデイヴィス。寝技も対応できるだけに、散らすキックボクシングだけでなく倒す打撃があるのか見てみたい。

■視聴方法(予定)
9月27日(日・日本時間)
午前2時15分~プレリミBellator Mobile App & Bellator MMA Youtube Channel
午前6時00分~メインBellator Mobile App & Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator ES08計量結果

<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ: 185ポンド(83.91キロ)
コステリョ・ファン・スティーニス: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン: 184.8ポンド(83.82キロ)
ピエトロ・ペニーニ: 185.4ポンド(84.09キロ)

<ミドル級/5分3R>
ウィル・フローリー: 185ポンド(83.91キロ)
ケント・カウピネン: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
ニコロ・ソッリ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ジョージ・ハードウィック: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イオン・パスク: 171ポンド(77.56キロ)
ステファノ・パテルノ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
アコンノ・ワンリス: 155.4ポンド(70.48キロ)
アルフィー・デイヴィス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ: 155ポンド(70.31キロ)
ギャビン・ヒューズ: 154ポンド(69.85キロ)

<フェザー級/5分3R>
エイデン・リー: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェレミー・ペトリー: 144.8ポンド(65.68キロ)

<バンタム級/5分3R>
フランス・ミランボ: 134ポンド(60.78キロ)
コーリー・テイト: 135.2ポンド(61.32キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 205ポンド(92.99キロ)
アレックス・オトゥール: 204ポンド(92.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スミューレン: 145.2ポンド(65.86キロ)
ヘリ―・ハードウィック: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アレクサンドラ・トンチェバ: 115.8ポンド(52.52キロ)
キアラ・ペンコ: 114.8ポンド(52.07キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニ・ナイレン: 115.4ポンド(52.34キロ)
クレア・ロペズ: 115.8ポンド(52.52キロ)

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