カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

フルフル@広島

85B45BB9-D0ED-42C9-A55D-EC5EB39AA106
広島出張中のある日。日中も夜間も仕事で自由に抜け出せないし、動くなら朝しかない!という事でモーニングを目当てに喫茶店散策。青と白のボーダーの日差しがおしゃれなフルフルに行ってきました。
A8800F63-C5E2-4DB1-9A86-C20A9B2262E8
古き良き昭和の雰囲気を感じさせつつも、さりげなくおしゃれな感じはニューレトロと呼ぶべきか。黄色のソファーにステンドグラス。高級感のあるシュガーポットにティーカップ。全体が調和していて収まりがいい。インスタでフルフルをチェックすると、ぱっと見10代~20代の投稿が多いのが驚きでした。やっぱり全国各地でレトロブームなんだな。

朝イチでゆったりした雰囲気の中、注文したのはモーニング。焼きサンドイッチのセットをアイスコーヒーでお願いしました。
5E29C66A-71EF-4D0E-B9BE-BBB4E9D84B58
気になる焼きサンドイッチ。薄めにスライスされた食パンをトーストして、中にはレタス、ハム、たまごをサンドした王道スタイルです。

カリカリとした心地よい食感の後にたっぷり入った卵がトロッと流れてくるのが至福の時。しっとりしたハムとシャキシャキのレタスの組み合わせも絶妙。パンをトーストするだけでサンドイッチの趣もずいぶん変わるものだな。。。

合間に飲むアイスコーヒーの安定感。そして食後に味わうフルーツでホッとひと息。ちょっとだけヨーグルトがかかっているのもうれしい仕掛け。このお店、ただものではない。清々しい気分でお店を後にしていざ出勤。こういう朝もいいもんだ。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

ペガサス@白山

CAB71518-39F7-4243-B2C6-54BF86A29DC8
白山にある老舗喫茶店ペガサスと言えばエメラルドゼリー。お店の名前を聞けばピンと来るスペシャリテがあるというのは強い。私もそれを目当てに滅多に行かない白山へと向かいました。
2FCF1026-1D39-476A-9FCC-8F1DA27E308B
有給を取った平日の朝。そのせいか店内はご近所のおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場。そんな中で大の大人がエメラルドゼリーという言葉を発するのが恥ずかしいったりゃありゃしない。でもせっかく来たペガサス。小声でひっそりと注文しました。
E4565042-70CE-4AD9-B57E-FCFC500B1D3D
しばらくして登場したエメラルドゼリー。白と緑の鮮やかな色合い。ヨーグルトドリンクの中にソーダ水で作ったゼリーが浮かぶ姿はまるで宝石です。こんなおしゃれな組み合わせを老舗喫茶店がするだなんて。。。

しかもグラスの上には生クリームとバニラアイス。もはや飲み物なのか食べ物なのかわかりませんが、見ても食べても美味しいデザートに出会いました。
カテゴリー
ACA ブログ 純喫茶は地球を救う

アマンド@六本木

純喫茶ジャーニー (5)
東京のオトナの待ち合わせ場所、六本木アマンド。地方出身者の私にとって、おしゃれなピンクの看板は憧れでもあり、敷居が高い存在です。今まで近づけずにいましたが、なんと期間限定でアマンド純喫茶メニューを提供しているじゃありませんか。しかも、東京喫茶店研究所 二代目所長 難波里奈さんが手掛ける純喫茶ジャーニーとのコラボ企画。これは間違いありません。思い切って禁断の扉を開けてみました。
純喫茶ジャーニー (4)
アマンド前の外観からしてもう純喫茶一色。ここまで徹底するかと思うくらいモデルチェンジされています。お店の中にあるケーキのショーケースも純喫茶感満載。色鮮やかな3色ゼリーにシュークリーム。入口に足を踏み入れただけで思わず惹きつけられてしまいます。
純喫茶ジャーニー (3)
でも今回のお目当てはよくばり純喫茶セット。コスモポリタンとサラダ、コーヒーゼリーがワンプレートになって、クリームソーダもついてくる。ひとりでも純喫茶の人気メニューを制覇出来るというまさによくばりなセットです。

コスモポリタンはてっぺんにのったうずらの目玉焼きが何ともかわいらしい。ねっとりした舌触りはトマトクリームソースかな。海老とソーセージ、マッシュルーム、ピーマンと具だくさん。口直しのサラダに苦み走ったコーヒーゼリーも良い組み合わせ。まさしく純喫茶いいとこ取りです。
純喫茶ジャーニー (2)
極めつけはキングオブ純喫茶・クリームソーダ。メロン、バナナ、ストロベリー&ローズの3種類から選ぶことが出来ます。私は柄にもなくストロベリー&ローズ。甘すぎず、程よく甘酸っぱい。純喫茶フルコースを締め括るに相応しい一杯でした。
純喫茶ジャーニー (1)
そしてせっかくなので思い出のゼリー3種セットもテイクアウト。喫茶店でおなじみのメロンソーダ、コーヒー、レモンソーダがゼリーになって登場。見ているだけでウキウキしてきます。ソーダ系のゼリーはシュワシュワ食感。コーヒーは本格的な味わい。上にのった生クリームとババロアがまた美味しくて顔がほころびます。帰宅後も楽しんだアマンドの純喫茶メニュー。第2弾を楽しみにしています。
カテゴリー
純喫茶は地球を救う

コーヒー カロ@学芸大学

カロ (1)
お決まりの散歩コース。学芸大学駅から祐天寺方面に歩いていくと線路沿いに雰囲気のあるコーヒーのお店を発見しました。お店の名前はコーヒー カロ。主張しすぎないさりげない外観と看板。シンプルで整然とした店内。何度も言って恐縮ですが、小林聡美や加瀬亮、市川実日子が働いてそうな雰囲気が漂っていたす。きっと美味しいコーヒーが出てくるに違いない。

週末にお店の前を通って定点観測すること数ヶ月。週を追う毎にお客さんが増えていくではありませんか。コーヒー好き、喫茶好きを呼び寄せるそこはかとないフェロモンが出てるのでしょう。オーブンして半年。わたしもついに引き寄せられてしまいました。

土曜日の午前中だというのにカウンターもテーブル席も埋まっている人気ぶり。辛うじてカウンターの端っこに座る事ができ緊張感が漂うわけでもなく、そうかと言ってガヤガヤしてるわけでもない。ほどよくおしゃべりの声が聞こえてくる雑踏感。一番落ち着くし、集中できるやつです。
カロ (3)
そんな中で何をいただくか。コーヒーはマストとして何か食べ物も。キャロットケーキかクロックムッシュかホットサンドかと悩んでいたら、モーニングセットとして「あんこ」があるじゃないですか。店員さんに聞くと、あんトーストだそうです。これにしよう!飲み物はアイスコーヒーでお願いしました。

まずはアイスコーヒー。ん?これは、、、水割り感覚?小さめのグラスに大きな丸っこい氷。そこにブラックのコーヒーが注がれています。それをストローなしでいただくスタイル。見た目はまんま水割りですよ。

周囲にミルクや砂糖はなし。これはこのまま飲めと言うことね。いただきましょう。。。キレキレ。キレ味鋭い澄み切ったブラックコーヒー。雑味がないスッキリした味のおかげで休日の脳みそが目覚めました。
カロ (4)
身も心も引き締まったところであんトースト。カリカリに焼き上げられた食パンにまずはバターだけ塗って一口。これだけでも十分美味いのにあんこが乗っかるだなんて、、、なんて贅沢なんでしょう。

あんこは甘すぎずに上品な味付け。もはやこれは上品な和菓子です。最初はちびちび乗せていましまが、せっかくなので後半は大盤振る舞い。ありったけのあんこを乗っけてかぶりつきました。そこに流し込むアイスコーヒー。甘くなった口の中がクリアになってさらに美味い。珈琲カロ。やるじゃないの。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

友路有@赤羽

赤羽 (1)
赤羽は埼玉、町田は神奈川。そのイメージはありますが、どちらもれっきとした東京都。今回はそんな赤羽に仕事で行ってきました。サクッと終えた帰り道。どうしても寄りたかったのが駅前にある喫茶店友路有です。友路有と書いてトゥモロー。絶対に読めない。。。もはや外国人力士の四股名か今時のキラキラネームですよ。

そんなハイカラな名前ですが中身は昔ながらの喫茶店。コーヒーやクリームソーダはもちろん、ハンバーグ、グラタン、オムライスなど純喫茶の定番メニューが勢揃いしています。しかも駅チカ。朝は5時半から年中無休で営業しているというから地元の人は重宝している事でしょう。まさに使い勝手のよい喫茶店の典型です。
赤羽 (2)
ソファにどっしり座ってさて何を注文するか。なかなか来れない赤羽。せっかくなのでらしいメニューを。そう思っていたら、店名が付いた友路有フロートがあるじゃないか。なんでもアイスコーヒーの上にバニラアイスと生クリームをのせてキャラメルソースをかけたオリジナルメニュー。これです!これにしよう。

苦味走ったコーヒーにバニラアイスと生クリームが溶け出して徐々に甘く、徐々に濃厚になっていく様がいい。そして時折香ってくるキャラメルソース。大して働いてないけど仕事で疲れた脳を癒すにはうってつけのフロートです。

すっかり満喫している間にテンポよく入ってくるお客さん。すると全員が全員ポークジンジャーを注文しています。まさかの名物?豚肉の生姜焼きと言わずにポークジンジャーと言うあたりにこだわりを感じます。次回はこれだ。でも、それまで我慢できそうもないから今夜はうちでポークジンジャーを食べよう。

カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

川志満@外苑前

かわしま (2)
純和風の純喫茶と言うべき存在が外苑前にある川志満。何が純和風なのかと言うとそのラインアップ。看板メニューがコーヒーとおしること言うから純和風以外の何物でもありません。意外な組み合わせですが、今では普通にまんじゅうをコーヒーで食べる事もあるから全然アリなんでしょう。
かわしま (1)
開店直後でまだゆったりとした店内でじっくりと見るメニュー。やっぱりスタンダードにおしるこ?そう思いながら眺めていると、なんとあんトーストがあるじゃないか。あんこもパンも味わうことができるし、コーヒーとの相性も抜群。これだ!あんトーストとアイスコーヒーを注文しました。粒あんかこしあんかを聞いてくれうのがうれしい気遣い。もちろん好きなこしあんで!
かわしま (3)
運ばれてきたあんトースト。表面がカリカリ、内側はモチモチした食パンでサンドされたねっとりしたこしあん。それぞれ違った食感の組み合わせが絶妙。しかも濃厚な甘さのあんことちょっぴり塩味の効いた食パンがまた合うんです。

合間に流し込むアイコーヒーで口の中をリセット。お皿に添えられたコンソメ味のポテトチップスをかじると、あんトーストの次の一口がまた美味しい。あんトーストにして正解でした。大都会のド真ん中で味わう純和風の純喫茶メニュー。寒くなってきたら次はおしるこいってみよう。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

ダンテ@西荻窪

ダンテ (1)
去年テレビ東京系列で放送されていたドラマ「名建築で昼食を」。劇中で田口トモロヲの行きつけの喫茶店として登場していたのが西荻窪のコーヒーロッジダンテです。カウンターに座ってひっそりとコーヒーを飲む姿に憧れて早や半年。やっと実現する日がやってきました。
ダンテ (3)
古めかしい扉を開けると予想以上に奥行きのある店内。ドラマでおなじみのカウンター席の他にテーブル席も広がっているじゃありませんか。そしてカウンターの向こうに整然と並んだコーヒーカップが圧巻。こんな世界が隠れてるとは思ってもみませんでした。
ダンテ (4)
コーヒーロッジを名乗っているだけあって気になるのはやっぱりコーヒー。せっかくなのでダンテならではの一杯という事でメニューの中で目をひいたホワイトコーヒーを注文しました。ホワイトコーヒーとは泡状の甘いミルクをコーヒーの上に乗せたものだそうです。ミルクの優しい甘さが特徴的。春先なのに寒かったこの日にはうってつけの一杯。ほっこりさせてくれます。
ダンテ (5)
そのホワイトコーヒーのお茶受けはやっぱりダンテの名物バームクーヘンでしょう!喫茶店スイーツの中では破格の200円。良心的なお値段についつい注文してしまいます。この価格設定が心にくい。

しかも温かい状態で出てくるバームクーヘンは初体験。なんで今まで気がつかなかったんだろう。全然アリ!卵の香りとコクが常温以上に感じられます。こういうおやつを食べてきた子は素直に育つ。そう感じさせてくれる優しい味に舌触りです。

美味しいコーヒーにバームクーヘン。そしてのんびりした雰囲気を満喫。気分は名建築で昼食。気分は田口トモロヲです。西荻窪で下車した時にはまた浸りにいきましょう。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

ブリッヂ@銀座

ブリッヂ (2)
どうしても萎縮してしまう銀座の中で肩の力を抜いて気軽に入る事が出来る喫茶店がブリッヂです。場所は西銀座デパートの地下。デパートと聞くと身構えるかもしれませんが、地方にありそうな昔ながらの雰囲気満載。建物の中に入るとその気取らなさにきっと安堵する事でしょう。

入口にはスポーツ新聞がおいてあるオールドスタイル。昭和のサラリーマンが仕事中にサボっている絵が鮮明に思い浮かんできます。そんなブリッヂの名物と言えばなんといってもメロンパンケーキ。緑色のふわふわのパンケーキの中にメロンがゴロゴロ入ったメロン尽くしのスイーツです。

一瞬手が伸びかけましたが、この日は東京駅でラーメンを食らったばかり。メロンパンケーキとカロリーを天秤にかけて悩む事しばし。今回は泣く泣く諦めて、せめてもの抵抗としてクリームソーダを注文しました。
ブリッヂ (1)
これがもう大正解。どうでしょう、お手本のようなクリームソーダ。見ているだけでウキウキしてきます。グラスに並々と注がれたソーダ水。丸々と盛り付けられたバニラアイス。そして紅一点のさくらんぼ。それはもう完璧すぎます。

こぼさないようにソーダ水を少し飲んでからいただくバニラアイスの美味しいこと。銀座の一等地で飲んでいると思ったら余計に美味く感じてしまう。これぞ地方出身者の悲しい性です。次回は心置きなくメロンパンケーキ行ってみましょう。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

喫茶ノーベル@中野

ノーベル (2)
中野ブロードウェイへと続く商店街。その途中にある24時間サウナがメインの雑居ビル。この中にまさか喫茶店があるとは地元民以外は思いも寄らないでしょう。

忘れもしない2021年の1月3日。いつもの20kmを超えるハードな散歩で中野に到着。この辺で何か美味しい物でもとお店を物色するととことごとく閉店中。三ヶ日だからそりゃそうか。途方に暮れてアーケードの天井を見上げると偶然にも喫茶ノーベルの看板を発見しました。
ノーベル (1)
え?サウナメインのビルに純喫茶?おまけに一階はパチンコ屋ですよ?ビルの中も薄暗いし、半信半疑どころか疑問しかない心境で恐る恐る2階に上がると、ありましたよ、喫茶ノーベル。観音開きばりのガラスケースの中に豊富なメニューが並んでいます。これは思わぬ発見。ちょっとしたお年玉です。

店内は昔ながらの喫茶店。レトロでオシャレとか雰囲気があるとかではなく、普通に古めかしいタイプの喫茶店。地方の温泉街のホテルの中にある喫茶店や食堂といういでたち。地元のおじいさんおばあさんたちで賑わっていました。でもこういうのが落ち着けていいんですよね。
ノーベル (3)
席に座ってまずはホッと一息。一呼吸置いてから数あるメニューの中から品定めを開始。ここはハードな散歩で消費した体力を回復すべく、思い切ってハイカロリーなチョコレートパフェを注文しました。2021年のパフェ始め。こいつは縁起がいいや。

登場したパフェもまた縁起物。チョコレートパフェなのにフルーツ盛りだくさん。細長くカットされたリンゴが山頂に突き刺さり、キウイ、缶詰のモモ、バナナが脇を固める盤石の布陣。きっとフルーツ好きも満足するに違いない。

でもグラスの底にはアイスクリームとチョコレートソースが渦を巻いているのでチョコ好きの方もご安心ください。フルーツとアイスとチョコを補給して失った体力は完全に回復しました。

ひょんな事から発見した中野のちょうどいいオアシス。中野ブロードウェイでガチャガチャを物色した後の休息にうってつけ。ちょこちょこ立ち寄る事になりそうです。
カテゴリー
ブログ 純喫茶は地球を救う

トンボロ@神楽坂

トンボロ (2)
2度目の神楽坂。誰が言ったか日本のパリですって。そんな事を言うから余計に敷居が高くなる。これまでなかなか踏み込めずにいましたが、喫茶店好きには避けては通れないトンボロを目指して向かいました。

駅前の大通りから一本入った小道。行き当たりばったりに歩いてたら絶対に見つからないであろう場所にあるのが既にオツです。そして木造のシンプルな外観はもうさりげなくおしゃれ。さすがに躊躇しながらお店に入りました。
トンボロ (1)
ステンドグラスから差し込む自然光でほのかに明るい店内。決して広くはないですが、スペース以上に開放的に感じるのは配置の妙というべきか。気張ってないご主人から放たれるゆるい雰囲気もいい感じにマッチしています。そんなまったりムードの中で何を注文するべきか。オススメなのはなんと言ってもプリンです。
トンボロ (3)
もはや液体か?と言うトロトロプリンの対極にいる固めの昔ながらのプリン。苦み走ったカラメルに卵の優しい甘さが冴え渡るオールドスタイル。まったりムードの中で優しいプリンをおやつにコーヒーを飲む。最高です。

神楽坂の敷居は今でも高いけどトンボロのためなら何のその。ん?しかも土日限定で隣にカレーを振る舞うトンボロ分室もオープンしてるじゃありませか。ますます神楽坂に行く理由ができた。