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【LFA181】米国内東南アジア対決は、クァン・リーが左フックでティオル・タンをKO

<バンタム級/5分3R>
クァン・リー(ベトナム)
Def.1R2分47秒by KO
ティオル・タン(ミャンマー)

リーがジャブを伸ばし、タンが返す。タンの右ローに左ミドルを蹴ったリーが逆にローで姿勢を乱す。鋭い左ミドルハイを見せたリーはリードフックから、ボディと顔面にパンチを散らす。タンもワンツーで前に出て、右カーフを効かせる。リーは右ハイから左ハイ、タンも左ミドルを連続で蹴っていく。続いてフックの欧州から、右ストレートをリーがヒットさせる。下がったタンが右フックを返す。と、リーの右ストレートに左フックを狙ったタンだったが、そこに左フックを打ち抜かれ後方に倒れる。

鉄槌を狙ったリーをレフェリーが制し、勝負が決した。キャリア8連勝としたリーは「自分の力に疑問を持っていたけど、僕はKOもできる。レッツゴー!! (ストップが早い?)分からない。僕は鉄槌を落とそうとした。そうなったらえげつないことになっていたよ。(映像を見て)ストップは早くない」と話した。


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45 AB LFA LFA181 MMA MMAPLANET o ONE UFC アイザック・トムソン アイマール・ヘルナンデス アンジェロ・ロブレス イゴール・シケイラ キック キベディ・ゴードン クァン・リー コディ・デイヴィス ティオル・タン ハシャーン・フヒト ユライア・フェイバー

【LFA181】複雑すぎる背景の暫定フライ級戦。東南アジア対決=リー✖タン&豪州のトムソンにも注目!!

【写真】暫定フライ級王座決定戦は、リカバリー合戦でもあるかのようなシケイラとヘルナンデスのカツカツ計量(C)LFA

5日(金・現地時間)、ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルでLFA181「Siqueira vs Hernandez」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会のメインではイゴール・シケイラ×アイマール・ヘルナンデスのLFA暫定フライ級王座決定戦が組まれている。もともと同大会ではLFAフライ級王者エドゥアルド・シャポリンが、ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だった。


しかしシャポリンの負傷を受けて、一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったももの、ハリスまでが負傷欠場となってしまう。

時を同じくしてフライ級タイトルコンテンダーのシケイラは、1週間前のルイビル大会でケヴィン・フェルナンデスと再起戦を行う予定だったが、フェルナンデスも同大会の負傷欠場が決まった。

フライ級ファイターの連続負傷欠場という異常事態を受けてLFAでは、昨年6月にコディ・デイヴィスとの王座統一戦に敗れたシケイラの試合を1週間後にスライドさせ、フェルナンデスとの暫定王座を組むこととした。

シケイラはキャリア9勝2敗、KO勝ちが3試合で一本勝ちが4試合というウェルラウンダー。ややクラウンチングの構えながら、跳ねあがるようなハイキックやクリンチの状態で一瞬のジャンピングギロチンを仕掛けるなど、瞬発系の動きを信条とする。

対してヘルナンデスはアマチュア時代にはフェザー級でも戦っていたファイターで、元はルーファスポート所属だったが、チーム・アルファメールに移籍。ユライア・フェイバー率いるA1 Combatで5勝0敗の戦績を残し、通算7勝ながら負け知らずの選手だ。

倒されずに打撃を入れるフェルナンデスの馬力と、一瞬の爆発力が武器のシケイラの一戦は、フライ級特有のスピードは当然として、パワーという一面が鍵を握るタイトル戦になるやもしれない。

またセミのバンタム級戦はベトナムから米国に移り住んだクォン・リーと、ミャンマー系のティオル・タンというアジア系同士のマッチアップとなった。グラップラーと思いきや、プロ7連勝目の勝利をハイキックで飾ったリーに対し、タンはONEでデビューし6試合(※1試合はNC)をアジアで過ごし、1年4カ月前にLFAで北米デビュー。その後はルイジアナ・ベースのAll in Combatで2勝1敗をキャリアを積んでLFAに戻ることになった。

人種のるつぼ米国にあっても、珍しい東南アジア系対決が今度どのようにバンタム級戦線に影響を与えることになるか。

またコメイン前にアルファメール所属、豪州の若馬アイザック・トムソンが出場。タイトル挑戦権獲得王手となろう5連勝を賭けてコンテンダーシリーズ・ベテランのハシャーン・フヒトならぬシャヒーン・サンタナと戦うフェザー級の一戦も注目だ。


■視聴方法(予定)
4月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■LFA181メイン対戦カード

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
イゴール・シケイラ(ブラジル)
アイマール・ヘルナンデス(米国)

<ライト級/5分3R>
クァン・リー(ベトナム)
ティオル・タン(ミャンマー)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・トムソン(豪州)
シャヒーン・サンタナ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アンジェロ・ロブレス(米国)
キベディ・ゴードン(イスラエル)

<バンタム級/5分3R>
サントス・ヴェルディネス(米国)
キーガン・ウィットベック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
アドランド・ベンソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ヘインズ(米国)
ジャスティン・スミス(米国)

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45 LFA LFA174 MMA MMAPLANET o   クァン・リー コディ・ピーターソン

【LFA174】クァン・リーが、左ハイからピーターソンを65秒パウンドアウト!! 「ベルトだよ!! レッツゴー!!!」

<140ポンド契約/5分3R>
クァン・リー(ベトナム)
Def.1R1分05秒by TKO
コディ・ピーターソン(米国)

ジャブを伸ばす両者。左ミドルを蹴ったクァン・リーにピーターソンが右フックを返す。近距離の打ち合いで、クァン・リーの右フックでマウスピースを吐き出したピーターソンだが、ヒザ蹴りを入れる。さらに首相撲からヒザを決めたピーターソン。ここでレフェリーがブレイクを命じ、ピーターソンがマウスピースは装着しなおす。

再開後、クァン・リーのダブルレッグをピーターソンが切って打撃の間合いへ。直後にクァン・リーの左ハイがピーターソンを捕え、動きが止まったところにラッシュをかける。そのまましゃがみこんだピーターソンを見てレフェリーが試合を止めた。

7連勝としたクァン・リーは、「テイクダウンを狙ったけど、上手く防御された。次? ベルトだよ、レッツゴー」とシャウトした。


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45 AB LFA LFA174 MMA MMAPLANET o ONE UFC キック キーガン・ゲンリック クァン・リー コディ・ピーターソン ジャコビー・ジョーンズ タン・リー

【LFA174】カンでも、タンでもない。キャリア7連勝を目指すクァン・リーは淡泊なサブミッション戦士

【写真】決して孤独のグルメに出ている人ではない(C)LFA

12日(金・現地時間)、ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルでLFA174「Jones vs Gennrich」が開催される。
Text by Manabu Takashima

北米MMA界のNCAA、そして最大のフィーダーショーの2024年イベント第1弾がミネソタ州のネイティブアメリカン・ディストリクトのカジノで行われる。メインはLFAライト級選手権試合=王者ジャコビー・ジョーンズ✖挑戦者キーガン・ゲンリックの一戦。ジョーンズは昨年9月のコンテンダーシリーズで敗れてUFC行きを逃して以来の再起戦となる。


そんな同大会にはプライヤーレイクとは大都市ミネアポリスを挟んで、北へ50キロ弱離れたブルックリンパーク在住というご当地ファイター=クァン・リーが出場し、コディ・ピーターソンと対戦する。

プロMMA戦線は6勝0敗でLFAでは5勝0敗、バンタム級戦線のトッププロスペクトといえるリーは、その名が示す通りホーチミン郊外ビエンホア生まれで、米国に移り住んだベトナム系ファイターだ。米国在住のベトナム系MMAファイターといえばカン・リー、そしてタン・リーが有名だが、彼もまたリーの姓を持つ。

とはいえカン・リーが散打、タン・リーがテコンドーのスペシャリストであるのに対し、クァン・リーはキックとBJJがベースのグラップリング系ファイターだ。ミネソタ切っての名門ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー=ザ・アカデミーでグレッグ・ネルソンの指導を受けてきたクァン・リー。

カリやジークンドーをマスターし、エリック・パーソンの盟友ともいえるシュート・ファイターの先駆けであるネルソン門下生は5年に渡るアマMMAファイター生活を経て2021年9月、30歳を迎える1カ月前にプロデビューを果たした。

ウェルラウンダーではあるが、どちらかといえばグラップリングより。しかもテイクダウンから上を取るというよりも、テイクダウンされて下から上を取り返す術に長けている。それレッスルアップやスクランブルではなく、一旦ガードポジションを取り、下からのサブミッションの仕掛けでリバーサルを完成させる。

しかもクォン・リーはニアサブミッションにあっても、粘られると簡単に他の技に移行する独特なスタイルの持ち主だ。今や瞬発力&スタミナ時代に突入しつつあるMMAにあって、しっかりとポジションを取り、サブミッションを狙いつつ固執しない。それでも寝技でドミネイトし、最終ゴールはサブミッションというフィニッシャー=クァン・リー。今時のこのスタイルで無傷の7連勝を達成できるのか注目だ。

■視聴方法(予定)
1月13日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■ メイン対戦カード

<LFAライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャコビー・ジョーンズ(米国)
[挑戦者]キーガン・ゲンリック(米国)

<140ポンド契約/5分3R>
クァン・レェ(ベトナム)
コディ・ピーターソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブン・アスプルンド(米国)
ビリー・レイ・ヴァルデス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
モーリス・モリス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ケンドラ・マッキンタイア(米国)
ジェイド・シーリー(米国)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ(ナイジェリア)
デヴァンテ・シーウェル(米国)

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