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【Grachan68 × Brave Fight31】グラチャン✖ブレイブに原口央が凱旋参戦。黒井✖高橋も注目!!

【写真】倒す、倒される。倒されたあとのスクランブルと極め。見所の多いマッチアップだ(C)SHOJIRO KAMEIKE & MMAPLANET

2日(木)、Grachanより3月10日(日)に東京都大田区にある大田区産業プラザPIOでGRACHAN68 × BRAVE Fight31の開催と12試合のカード発表が行われている。
Text by Manabu Takashima

恒例のGrachanとBrave Fightの合体イベントが、今年も春先に実施される。今回明らかとなったカードはまずGRACHANウェルター級トーナメント決勝戦=櫻井隆多✖青木忠秀の一戦で、ここはBrave所属でない選手同士の顔合わせとなった。

この他でBraveファイターが絡まない試合は3試合だが、うち2試合は友好関係にあるJAPAN TOP TEAMの選手が出場する。


つまり8試合はBraveジムに選手が出場することになる。注目はRoad FCグローバル63キログローバルトーナメントで準優勝となった原口央の出場だ。今年もRoad FCバンタム級王座決定T出場を公言する原口のBrave Fight出場は2019年11月以来、4年4カ月振りでGrachan参戦は初めてとなる。

対戦相手の田中智也は、キャリア15勝のうち11がサブミッションでフィニッシュしている北の組み技師だ。とはいえ田中は直近の試合、昨年12月に原口の同門である伊藤空也戦で判定負けを喫し。バンタム級王座挑戦がならなかった。

原口としては再度、Road FCのトーナメント出場に勢いをつけるために躓くことは許さない。一方で、田中としては12月の敗北を払拭しておつりがくる相手との戦いはキャリアアップへ絶好のチャンスを手にしたとも捉えることができる。ロータス世田谷で組みの防御と極めの感覚を養って来た原口にとって、レスリングではなくグラップリングの実力査定を自らに課すことができるマッチアップといえるだろう。

この他、岸本篤史は芳賀ビラル海との試合となった。精度と瞬発力、同じパンチャーでもボクシング出身の岸本と日本拳法出身のビラル。ライト級MMAストライカー異文化対決となる。

さらにフェザー級の黒井海成✖高橋孝徳も興味深い。

硬式空手からK-1甲子園で活躍したストライカーの黒井にとって、徹底して組んでくる高橋はここから上を目指すためには、乗り越えないといけない相手だ。

そしてフェザー級タイトルコンテンダーを越えることで、よりベルトが現実的な目標となってくる。

高橋は高橋で昨年12月のGLADIATORにおける、じゅんとの試合で被弾をしても思い切り攻めることで、殻を破ることができた。じゅん戦のようなブレイブで思い切りの良い動きを高橋が再現できれば、黒井にとって相当な脅威となることは間違いない。

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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o じゅん グスタボ・ウーリッツァー 佐々木信治 田中有

【Gladiator024】田中がグスタボをドミネイトし、ベルトへの挑戦権獲得。王者の佐々木もケージイン!

【写真】グスタボの守りも固かったが、田中が攻め切った(C)MMAPLANET

<GLADIATORライト級挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

ガードを固めるグスタボに対し、田中がスイッチしながら距離を詰める。グスタボは蹴りから右ストレートで前に出るも、田中がプレスをかけてケージを背負わせる。左ハイからダブルレッグで組んだ田中が、グスタボにケージを背負わせてシングルレッグに切り替えた。さらにボディロックからグラウンドに持ち込んだ田中は、サイドからグスタボの頭をケージに押し込む。

グスタボは背中を着けて上半身を起こすも、田中が足を引いて再び背中を着かせた。グスタボは下から左オーバーフックで耐えるも、田中が右腕を差し込み左のパウンドを浴びせながらマウントを奪う。さらにバックからパンチの連打を打ち込むと、グスタボの動きが止まった。グスタボは立ち上がるも、田中が左足を差し込んでいる。正対したグスタボの腕を抑えつつ、ボディロックでケージに押し込み初回を終えた。

2R、田中がプレスをかけると、グスタボが右前蹴りと右ストレートで押し返す。しかしケージを背負わせた田中が右クロスを当てた。右三日月蹴りから滑り込むようにダブルレッグで組んだ田中だが、グスタボが左腕を差し上げてケージに押し込んでいく。田中は押し込まれた状態から、グスタボの右足を払ってグラウンドへ。

田中がバックコントロールからケージ際で右腕を差し上げる。足技でグスタボを崩しつつ、ボディロックからテイクダウンを奪った。田中の右腕に対しアームドラッグを狙うグスタボだが、パンチを受けてリストコントロールをキープできない。グスタボはバックに回った田中を落として立ち上がるも、すぐに田中が体勢を入れ替えてケージに押し込み、シングルレッグで組んだ。尻もちを着いたグスタボにパウンドを雨を降らせた田中だが、グスタボも耐えきった。

最終回、田中が左ジャブを突く。下がるグスタボにワンツーを浴びせた田中は、続いて右ストレートから左フックでケージを背負わせる。グスタボは田中のシングルレッグを切るも、そのままケージに押し込まれてしまう。左腕を差し上げ、頭をおっつけた田中の顔面に、グスタボが左ヒジを放つ。田中はグスタボの左足を引いて尻もちを着かせた。グスタボは下から左腕を田中の首に回し、ギロチンを狙うもすぐに首を抜かれてしまう。

グスタボは背中をケージに着けるも動けず。田中はパウンドを浴びせ、背中を見せたグスタボの顔面ににパンチを打ち込む。グスタボが田中の右腕を抱え、キムラの体勢になるが田中がすぐに腕を抜いた。田中はバックコントロールからパンチで削り続け、残り30秒から連打を強める。グスタボは前転で脱しようとしたが、返すことはできなかった。

この勝利で佐々木信治が持つライト級王座への挑戦権を獲得した田中は、「すみません、しょっぱい試合して。おもんなかったですよね。チャンピオンの佐々木さん、試合する時はもっと強くなります」と語り、竹中と同じく来年にお子さんが生まれることを明かした。ここで王者の佐々木がケージインし、「有選手、おめでとうございます。タフファイトで、しんどい試合だったと思います。じゅん君がリライアブルを立ち上げる時から知り合いで、まさかその弟と試合をすることになるとは思いませんでした。これから有君の弱点を研究して、試合では攻略して『さすがチャンピオン』と言われるような試合で勝ちます」と意気込みを伝えた。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o じゅん キック 高橋孝徳

【Gladiator024】ムエタイスタイル&グラップリングへ。高橋がじゅんをRNCで絞め落とす

【写真】じゅんにとって4年8カ月振りのチャレンジは、チームメイトの目にはどのように映ったか(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
高橋孝徳(日本)
Def.2R4分50秒 by RNC
じゅん(日本)

じゅんが左のガードを下げて距離を詰める。ムエタイスタイルで構える高橋が左インローを放つと、じゅんは左右フックをまとめていく。ワンツーから組みついたじゅんが、高橋をケージに押し込んだ。高橋は首相撲で捕え、左腕を差し上げて体勢を入れ替える。じゅんが左腕を差し上げてヒザを返した。ここでブレイクが入る。互いの前蹴りが交錯した時、じゅんの蹴りが高橋の下腹部を捕らえる。一旦中断されて、すぐに試合が再開された。

高橋が左インロー、じゅんはワンツーから右アッパー、左インローを見せる。高橋はじゅんにケージを背負わせ、シングルレッグからアンクルピックで崩していく。パンチを落としながらパスを狙う高橋は、じゅんのガードを利用して前転していく。ケージ中央に向いた高橋は、シングルバックからパンチをコツコツと当てる。じゅんがスクランブルに持ち込もうとしたところで高橋が立ち上がる。じゅんは、そのままケージに押し込んでいき初回を終えた。

じゅんが右目上を大きくカットして迎えた2R、じゅんは左右のパンチを上下に散らす。高橋はローから崩しにいく。ガードを下げ、スイッチしながら誘うじゅんに対し、高橋は右カーフキックを当てた。左ジャブからダブルレッグで飛び込む高橋、じゅんはテイクダウンを防いでスタンドでパンチを浴びせる。右カーフを受けた高橋は、じゅんの右をもらってバランスを崩す。

じゅんの右前蹴りをキャッチした高橋が、そのままグラウンドに持ち込んだ。高橋はパスしてマット・ヒューズ・ポジションから右のパンチとヒジを連打する。じゅんは高橋の頭に足をかけにいくも、高橋のポジションは動かず。そのまま連打を続ける高橋は、じゅんが足を上げるとバックへ。右腕を首に回し、RNCで絞め落とした。


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【Gladiator024】元バンタム級王者じゅん、4年8カ月振りの現役復帰「僕、月なんですよ」

【写真】一度、試合から離れたからこそ分かるものもある(C)MMAPLANET

9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024で、じゅんが実戦に復帰し高橋孝徳と対戦する。
Text by Manabu Takashima

熱狂的な応援を持ち、関西のMMAシーンをある意味支え続けてきたリライアブル神戸代表──そのコーナーワークも特徴的なじゅんは、なぜ4年8カ月の沈黙を破りMMAを戦うのかを訊いた。


──驚愕の現役復帰という表現も間違っていないかと思いますが、4年8カ月振りの現役復帰となるじゅん選手です。ここに来て、もう一度戦うのを決めたのは?

「自分が戦うということ、ジムでキッズや一般、プロの指導をしていて格闘技に対してお腹いっぱいになってしまって。昔はチャンピオンになりたい、強くなりたい、RIZINに出たい、それこそUFCに出たいという気持ちがあって。それが30代になって、現実を見れるようになると──僕は格闘技一本でやってきたことはないんですけど、選手が格闘技一本で頑張るには必要なモノはやっぱりお金で。

それが……そうじゃないのかもしれないけど、選手達が応援してくれる人をお金として見ているんとちゃうかって思うようになったんです。スポンサー=自分の小遣い、みたいな。『お前ら、広告塔』やねんぞって。そんなこととか考えていたら、今もそうなんですけど、強くなることとか考えられないようになって。これは言うたらアカンのですけど、それほど勝ちたいっていう気持ちもなくて。

なら、なんで出るんかっていったら今年、ジムの子らの勝ち星が少なくて。去年もそうなんです。リライアブルっていうたら、華のある試合をする。そのイメージも薄れてきて、ジムを離れていく子も出てきました。僕も年齢のせいにして、もうアカンとか口にするようになっていました。僕、会社とジムを経営していて。最近、子供も生まれたんです」

──おお、おめでとうございます。

「ありがとうございます。会社とジム、家族を養う。経営している人間がソレを言うたらアカンのは重々分かっているのに、言うてまうんです。で、これだけ忙しくても、37歳……40歳が近づいてきているけど、それでもデキるぞっていうのをキッズの子らや家族、プロの子にも見せていこかな、と」

──年を重ねて表情もその分、柔らかくなったというか。

「やっぱり柔軟性が出てきましたね。それは格闘技もそうで。ちゃんと分かるようになると、味が出てきたというか。派手なことでなく、しっかりとした技術をちゃんと教えなアカンと。またプロの子らにも技術だけでなく、格闘技と人生は同じやでっていうことも教えてきたんです。しっかりと会社を経営している社長さんて、年下にも敬語を使う様な丁寧な人じゃないですか。選手も、ちょっと強くなったらギラギラと派手になる。それも良いことなんですけど、そのギラギラが格好良いとは思えなくなって。そういうことをプロの子に教えていると、指導もドライになっていったんですよね。

僕にとっての幸せはお金、そして時間。その時間をプロの子にメチャクチャ使っていました。それは自分がしたくてやっていたのに、してやっているという風に考えるようになって……そういうことに悩んでいる5年間でした。

同時にプロの子らのセカンドキャリアのこととかも考えて。手に職をつけさせる。年収を倍にしてあげる。そんなことを考えていると、強さって何か分からんようになって。格闘技ってなんやとか考え過ぎて、それがアカンかったと思います。ジムの子らの成績も落ち、ハンセン玲雄が9月にズッキーニョス選手に負けました。

アイツ、練習ではメチャクチャ強いんです。僕の中ではトップの力があるんです。でも練習と試合が違っていて。アイツが負けるの、悔しいんです。(田中)有もそうです、(中川)皓貴もそう。東京と行き来している増田拓真とか。僕のところの子、メチャクチャ強いんです。でも結果がついてこないのは、僕が悪かったんやと。僕の気持ちが格闘技から離れて、プロ練習も『お前らだけで、できるやろう』と任せてしまって。練習を見ているだけやったんです」

──口を挟まないと。

「そうですね、放任主義というか。まぁ、間違うこともタメになると思っていたので。協賛してくれる人がいてくれて、食っていけているのに──誘いを断るとか。そいうことも含め、自分で気付けと思って、何も言わなくなっていました。それでダメな方にガタガタと崩れましたね。でも、もう1回建て直すには自分が戦って、また見せなアカン。それと会場になっている176BOXの末広代表の何でも思うことを言うところとか凄く好きで、176BOXで戦いたいとか。色々なことがあって、復帰を決めました」

──対戦相手の高橋選手は4年8カ月前のじゅん選手とは、ファイトスタイルは正反対にあるファイターともいえます。

「あの人──高橋選手、ホントは打撃がしたいんじゃないですかね。キックパンツを履いているじゃないですか。だから打撃の方が好きなんじゃないかなって勝手に思っているんですよ。それが作戦かもしれないけど。それに僕ももうバチバチの打ち合い、盛り上げる試合なんてできないです。できるかもしれないですけど……う~ん、昔なら1万円のチケットを100枚売ったら、俺の試合は100万円の価値があるからお前ら見にに来いよって感じでおったんですけど。

どうしても今はその能力が自分にあるかと言うたら、ないと思います。見に来てくれる人に失礼ですけど。そこまで戻せるのか。戻せるように頑張れるのか。それと今回の試合は、プロになるためだけでなく道場に来てくれる人たち、そういう人に見て欲しい。今、BreakingdownやNARIAGARIっていうコンテンツがバーンと来ていますけど、僕らが真面目にやっていることって交わるところが無いんですよ。ただ、僕はBreakingdownとか、面白いからメッチャ好きなんですけどね。

アレでしか、アピールできない人たちがいて。でも、あれを続けるのはしんどいと思いますよ。それでも選ばれて出ているんやから、バズらせることばかり考えるんじゃなくて、もうちょっと頑張れとは思いますけど──。ウチにきていたHIROYAもそうやって強くなったし。格闘技とは違うジャンルやけど、MMAと並行して見てくれるとMMAにもっと陽が当たるんじゃないかと。だから好きなんですよ。

あっ、高橋選手との試合ですよね(笑)。言い方悪いけど、彼のようなねっとりした試合になるかなって。それなら1Rでいこうかと思っています。組むなら組むで、テイクダウンを凌いで。自分がテイクダウンいけるんやったらいく。でも、あの人が打撃でくるんやったら打撃でいく。

勝たないとダメやと思っています。ジムでも勝たせる練習をずっとさせていて、負ける練習なんかしていないし。大人の結果発表会が、試合ですよね。勝ち負け……これはもうアマやキッズの子もいっしょ。自分が練習してきたことを出して、応援してくれる人、一番のファン、家族でも友達でも、そういう支えてくれる人を泣かせろって。嬉し泣き、悔し泣き、悲しくさせて泣かせても良いですよ。それが勝負なんやないかなって。

僕は日本を代表するようなファイターじゃないです。ちょっとチケットが売れるから、関西で取り上げてもらっていた。それは重々承知しています。だからジムで指導している子たちが、リライアブルで良かったなと思う試合がしたい。

勝たなアカンけど、僕は楽しい試合をしたい。楽しめる格闘技にしたいというのはあります。それこそ友達……この何年間ずっと支えてくれた仲間が見てきてくれるので。でも今回はスポンサーはしてくれるなって伝えています。その代わり、皆で応援に来てくれれば。そうすれば興行サイドに貢献もできるし、有や皓貴の試合を見てもらうこともできる。そこから広がりが、彼らにも出てくるかと思います」

──リライアブルの熱狂的なファンは有名ですが、そんな人々に向けて一言お願いします。

「ホンマにいつもありがとうございます。プロデビューしてから12年、僕を照らしてくれて。皆、『お前は太陽や。お前がおるから、俺ら頑張れる』って言うてくれるけど、僕、月なんですよ。応援してくれる皆が、僕を輝かせてくれるから頑張れる。皆が太陽やから。だから、また僕を照らしてもらって。有と皓貴を照らしてもらって。リライアブルっていうものを照らしてもらえたら嬉しいです。

ゴメンナサイ、勝てるかどうか分かりません。でも勝てるように頑張ります。で、面白い試合します。グラップリングもすると思います。打撃だけなんてできないので、MMAをやって会場を沸かせます。なので、応援お願いします」





■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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AB Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o YouTube   じゅん イ・スンチョル グスタボ・ウーリッツァー チェ・ドンフン チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル テムーレン・アルギルマー バットオチル・バットサイハン フェルナンド 上久保周哉 中川皓貴 久保健太 八木敬志 南友之輔 吉田開威 和田教良 河名マスト 澤田政輝 田中有 竹中大地 竹本啓哉 高橋孝徳

【Gladiator024】竹中大地と対戦、前バンタム級王者テムーレン「勝てると踏んだから、戦うんだ」

【写真】計量時には相当に頬がこけていたテムーレン。頭は紫色になっていた(C)SHOJIRO KAMEIKE

明日9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024でテムーレン・アルギルマーが、今年3度目の来日を果たし竹中大地と戦う。
Text by Manabu Takashima

3月のスラムで勝利という衝撃的なグラジエイター初陣を飾り、6月にはバンタム級王座を奪取。しかし、9月に竹本啓哉にスプリット判定で競り負けてベルトを失った。そのテムーレン、わずか2カ月のインターバルで過去最強の相手と迎え撃つこととなった。


──まず前回の9月大会で、接戦を落としてタイトルを失ったことについてどのように想いなのか教えていただけますか。

「もう終わったことで……フィニッシュできなかったのだから、勝敗の判断はジャッジにゆだねるしかないことは理解している。でも、あの裁定には納得いっていないよ。こっちがチャンピオンだったので、判定はもう少しチャンピオン寄りになるものかと思っていた。スプリット判定負けになったけど、繰り返して言うと納得はしていない。コーチも自分が勝っていたと言っていたし、判定結果には不満を持っている。でも何を言っても後の祭りだからね」

──ベルトを失った直後に控室で、ダムランプレウ・コーチと足関節の防御方法について激論を交わしていませんでしたか。コーチが大声になっていたことには驚かされました。

「そうかい? 僕の防御方法と、ダムランプレウ先生の防御方法に違いがあったので意見交換をしていただけだよ。試合直後にやった方が頭に入りやすいし、先生が大声だったのは何も怒っているということではなくて、いつもあんな感じだから(笑)」

──なるほどです(笑)。あの敗戦から日本バンタム級のトップの1人である竹中選手と2カ月のインターバルで戦うことに関して、オファーを貰った時にはどう思いましたか。

「オファーが来た時に相手の試合映像を見て、勝てると踏んだので受けたというのはあるよ」

──どういう点で勝てると思ったのですか。

「まず映像を見て、自分と相性が良いと思った。とてもアグレッシブで攻撃的だ。選手はそれぞれ自分の戦い方というモノを持っているけど、タケナカは相手を呼び込んで攻撃するのが上手い。ファンも楽しめる戦い方だし、とても楽しみな相手になるね」

──今年、日本で4試合目になります。日本で戦うようになり、どのような成長が自分のなかであったと思いますか。

「強い選手と試合ができて、経験が詰めた。だから多くの面で成長できたよ。日本に来て、日本人選手だけでなく韓国人選手やフィリピン人選手のアップの仕方や戦い方を目の当たりにして、色々と吸収もできた。モンゴルとは環境が違うし、そういう場所で戦うことにも慣れて、吸収できることも多く──精神的に成長できたと思っている」

──ここで竹中選手に勝って日本での戦績を3勝1敗とするのと、負けて2勝2敗になるのとでは日本のMMA界での評価が随分と違うモノになるかと思います。その大切な試合で、どのような戦いを見せたいと考えていますか。

「自分としては全局面で勝負できると思っているけど、ファンの皆も楽しめる試合をしたいので立ち技で勝負をしようかと考えている」

──では、最後に竹中選手とファンに一言お願いします。

「日本で戦って強くなっているので、タケナカも僕と同じようにハードな練習をして試合に臨んで欲しい。そして、日本のファンの前で激しい試合をするので、僕への応援もお願いしたい。それと……少し話したいことがあるんだけど、大丈夫かな?」

──ハイ。ぜひ。

「今年、3度日本に行って試合をしたけど、いつも減量をして計量、そして試合をして翌日にはモンゴルに戻らないといけない。だから全然、日本の他の場所に行く機会がないんだ。可能なら、日本に3カ月から半年ほど滞在して練習し、もっと日本を知りたい。日本で練習できるなら、ぜひとも実現させたいと思っている」

──滞在費など解決できるなら、練習場所を提供してくれる人はいくらでもいると思います。

「それと……僕の夢は母親を日本に連れて行って、何を僕がしているのかを見せてあげることなんだ。グラジエイターがセコンドを2人呼んでくれるなら、コーチと母と一緒に日本に行けるけど、1人しか一緒にいけないので叶わない。でも、いつか実現させたいと思っている」

──そのためにもこの試合で勝たないと──ですね。そしてグラジエイターもそうですし、さらなるステージに進んで夢を実現させてください。





■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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【Gladiator024】全選手、計量を一発パス。チハヤフルと対戦する河名は「自分の強みをより尖らせる」

【写真】フェザー級次期挑戦者決定戦の意味合いも持つ、注目の一戦だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

9日(土)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGladioar024の計量が、同じく豊中市のSMORKER GYMで行われた。
Text by Shojiro Kameike


今大会は全17試合——アマチュア1試合を除く16試合、計32名の選手が一発で計量をパスした。それぞれコンディションの良さもうかがえる仕上がりで、田中有、中川皓貴、じゅんのリライアブル勢はフェイスオフでキッチリとメンチを切るか、至近距離で相手を見据えていた。

今大会がグラジ初参戦となる竹中大地と上久保周哉の対戦相手だが――まずテムーレンは過去の計量時よりも細い体つきで計量に臨んでいる。その代わり、試合当日はどれだけ体が戻っているか。タレントリレーションの長谷川賢氏によれば、同じくモンゴルから参戦するパットオチルも含めてベストコンディションで問題なく来日できているという。

またスクランブル発進で上久保を相手にプロデビュー戦を迎えるペ・ジョンウは、会場の関係者からも「本当にデビュー戦ですか?」という声が聞かれるほどの落ち着きとオーラを発していた。戦績だけではかり知ることができないというのは、いまや韓国MMAを語るうえでの常識だけに、上久保との熱戦が期待されるところだ。

コ・メインに出場するチハヤフル・ズッキーニョスと河名マストも、互いに自信をのぞかせる。「過去の最高のコンディションです。バッチリですよ」と語るチハヤフルは、MIBUROの先輩である福田龍彌がNAIZA FCで敗北したことに触れると「試合結果は、世界の壁――と評価されているかもしれません。もちろんカザフスタンはレスリングもフィジカルも強いです。でも向こうは●●込みの強さだと思っていますし、僕たちが技術的に間違っているとは考えていませんから。明日の試合で、僕がしっかりと見せます」と意気込む。

対する河名は「コンディションはいつもどおりです。練習も特に変わりありませんが、今回は自分の強みをより尖らせて戦いたいと思います。(チハヤフルについては)ちゃんと強い相手に勝っていない、という印象です。自分としてはこの試合を乗り越えて、次にタイトルマッチだと言われても、すぐに戦えるようにしておきたい」と語っている。

なお、今回の計量でカルバン・クラインの着用が確認できたのは1名のみだった。


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:56.85キロ
宮川日向:56.90キロ

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴:65.75キロ
福山佳祐:65.65キロ

<フェザー級/5分2R>
水野翔:66.00キロ
今村滉:65.60キロ

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有:70.30キロ
グスタボ・ウーリッツァー:69.70キロ

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
河名マスト:66.25キロ

<バンタム級/5分3R>
竹中大地:61.55キロ
テムーレン・アルギルマー:61.55キロ

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉:61.45キロ
ペ・ジョンウ:61.65キロ

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴:66.10キロ
バットオチル・バットサイハン:66.20キロ

<フライ級/5分3R>
久保健太:57.00キロ
チェ・ドンフン:56.70キロ

<フェザー級/5分3R>
じゅん:66.15キロ
高橋孝徳:65.90キロ

<フライ級/5分2R>
澤田政輝:56.55キロ
イ・スンチョル:56.20キロ

<フライ級/5分2R>
和田教良:59.70キロ
シン・ジェヒョク:58.30キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.50キロ
健太エスペランサ:61.05キロ

<バンタム級/5分2R>
吉田開威:61.20キロ
フェルナンド:61.60キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.85キロ
スモーキー:69.55キロ

<フェザー級/5分2R>
田口翔太:65.70キロ
木村柊也:65.65キロ

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎:当日計量
辻本涼太:当日計量

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【Special】K-MMA、2023年・秋。Gladiator024 出場──イ・スンチョル「若松選手の試合を全てチェック」

【写真】脳梗塞がなければK-MMA界の至宝になっていたこと間違いない──あのイ・ユンジュンに似たルックスのイ・スンチョルだ(C)MMAPLANET

日本と韓国、MMAにおいても永遠のライバルである両国。Road FCを頂点とするK-MMAは規模的には日本のRIZINのようなビッグステージを持たない。対してUFCファイターの評価は引退したコリアンゾンビに代表されるように、韓国勢の方が高い。9月のDEEP vs BLACK COMBATで後者が日本の老舗を圧倒した。日韓関係に少し変化が見られるようにもなった10月最終週に訪韓、K-MMAの今を歩いた。
Text by Manabu Takashima

特集「K-MMA、2023年・秋」。第四弾は明日9日(土)に豊中市の176BOXで開催されるGladiator024で澤田政輝と対戦するイ・スンチョルの声をお届けしたい。

キャリア5勝1敗、早熟化の進むK-MMA界では彼のような戦績で国内大会のタイトルに絡むファイターが増えている。そのなかでイ・スンチョルはグラジエイターで戦うことを選択。その先にはONEという目標を持っていた。


──3日前にプサンで行われた(※取材は10月30日に行われた)BIFCにおけるルネ・カタラン戦。ONE世界ストロー級タイトルコンテンダーに71秒で圧勝しました。

「ベテランで尊敬していた選手なので、凄く緊張していました。間合いが良く、自分の打撃がハマり勝つことができました。あの試合前に勝てば日本で試合ができるかもっていう話を聞いていたので、そんな経験が今までになく意識をしていたことは事実です。でもカタランはベテランの選手なので、集中しないといけないと思って戦いました。とにかく、金曜日の試合に勝たないと何も始まらないので、ケガをしようが関係ないという気持ちで思い切り戦いました、」

──屋外の試合で、かなり寒かったです。そこは問題でなかったですか。

「ずっとウォーミングアップをしていたので、試合の時は寒さは感じていなかったです。でも実は今、風邪気味であの寒さが影響しているんじゃないかと思っています(笑)」

──イ・スンチョル選手にとって日本で戦うことは、どのような意味があるのでしょうか。

「フライ級は日本が強いです。試合だけでなく、練習をしに日本に行きたいと思っていました。日本で試合ができることはとても光栄で、日本流の戦い方を学びたいです」

──日本流の戦い方というのは?

「フライ級の日本人選手はグラップリングが強いです。力づくでなく、テクニカルでスピードがあります。そこは自分も修得したいところなんです。自分はONEで活躍している若松佑弥選手の戦い方が好きで、彼のスタイルを研究していました。若松選手の試合を全てチェックして、打撃での出入り、そこからレスリングへの切り替え方が素晴らしくて。若松選手のそんなところを参考にしています」

──そんなイ・スンチョル選手は、なぜMMAを始めようと思ったのですか。

「本格的にMMAを始めたのは、兵役を終えた4年前でした。学生時代にキックをしていた経験もあり、軍隊にいるころに本格的にMMAファイターになろうと思うようになりました。兵役後、プロになろうと調べてDKジムに入門したんです」

──もともとDKジムのあるウィジョンブ市の生まれなのですか。

「テグ近郊の街に住んでいたのですが、兵役のときにウィジョンブの近くに配属され、その近くでジムを探していました。その時にキックを習っていたジムから、DKジムを教えてもらい練習することにしたんです」

──韓国のMMA界は今もフライ級は層が薄いです。フライ級でMMAファイターを目指した時、どこに目標を置いていたのでしょうか。

「自分の場合はどれだけ食事の量を増やしても、体重は60キロまでしか増えなくて。だからフライ級以外に選択肢がなかったです。韓国のフライ級は選手の数が少なく、試合の機会もその分少ないのは承知の上でプロを目指しました。そのことで、MMAファイターになることを諦めたくなかったので」

──現状、韓国国内にもいくつもプロモーションが共存していますが、国内で戦うことと日本で戦うことの違いをどのように捉えていますか。

「日本の格闘技文化は、選手を尊敬する文化なので実力的にも韓国より上だと思っています。今回に限らず、日本で試合をすることは自分の成長に繋がります。経験もつめるので」

──グラジエイターはフィーダーショーであることを明言しています。そのグラジで戦うことで、どこを目指していますか。

「プロMMAファイターなら、誰もがUFCが最終目標だと思います。ただし、今の自分にとって現実的な目標はONEのストロー級で戦うことです。その後、どうなるか分からないですがONEもメジャーの団体で、ONEの選手もUFCの選手に劣っていないと思います」

──そのためにはグラジエイターで結果を残すことがマストだと思います。

「選手は誰でもベルトが欲しいです。それが自分の好きな選手が多い日本の団体のベルトならなおさらです。グラジエイターのベルトが欲しいです」

──その一歩を示す試合で、どのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「自分がプロを目指した時から、戦った相手が『2度とコイツとは戦いたくなく』と思うような圧倒的な試合をしようと思ってきました。体力的にも技術的にも──勝敗以上に相手が戦意を失う試合がしたいです。

技術的に? そうですね、これまで打撃戦が多かったですが、本来はグラップリングに力を入れてきたのでグラップリングのせめぎ合いができれば嬉しいです」


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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【Gladiator024】モンゴルの未知強バットオチルを相手に再起戦、中川皓貴「俺がおるぞ!!」

【写真】11カ月振りの実戦、フェザー級タイトル戦線で巻き返しはなるか(C)MMAPLANET

明日9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024で中川皓貴がモンゴルのバットオチル・バットサイハンと再起戦を行う。
Text by Manabu Takashima

今年1月、中川皓貴はフェザー級王座決定戦でチョ・ソンビンに惨敗。肋骨2本にひびが入り、救急車で搬送された。一時は引退を口にした中川が、11カ月振りの実戦復帰へ。その裏には西日本で一番熱いジム=リライアブルの練習仲間、応援してくれる人々が存在していた。


──11カ月振りの試合が決まりましたが、正直なところチョ・ソンビン戦の負けを目の当たりにした時は引退してしまうのではないかと危惧していました。

「内心、もう無理やなとは考えました。試合直後には『もう辞めます』と、ポロっと口にしていましたし」

──精神的なダメージもあったかと思いますが、肉体的には?

「あばら骨2本にひびが入っていて……でも、それぐらいで終わって良かったかなっていうぐらいの試合でした。それで道場にもチョット顔を出せなくなっていたら、回りからも『もう辞めるん?』とか、『辞めたん?』って言われて。これじゃあアカンなって思いもしたんですけど、1カ月ぐらいは悩んでいました。ジムの代表のじゅん君にも相談して。その時に『煽り映像を見直してみろ』って言われて。それにジムにいると、やっぱり皆が頑張っている。なら、僕もまだ強くなれるかなって思うようになって。

僕は田中有だったり、じゅん君だったり。背中を追いかけている人がいるので。皆が練習していて、その活気に触れると『やらなアカンな。このままじゃ終われん』となりましたね。いや、やらなアカンよりも……やりたいって感じですね。あれだけ応援してもらっているので」

──実際に世界のメジャーを経験しているチェ・ソンビンとケージに向き合うと、とてつもない圧力があったかと。

「もう行くしかなかったです。で、気がついたら倒れていて救急車が来た──みたいな」

──そのチョ・ソンビンがPFLではバッバ・ジェンキンスに秒殺されました。

「あれは見たくなかったです。もっと行ってくれよぉと思いました(笑)。その前にベルトの返上が早過ぎたことにも納得がいっていなかったですし」

──というのは?

「もう1回やれるなら、やりたいです。まぁ、皆からすると『止めとけ』って言われるんでしょうけどね(笑)」

──いや、それでこそファイターです。

「負けたまんまじゃ終われないです。だからこそ、同じ相手ではないですけど今回の試合で溜飲を下げたいというか。外国人選手に対し、やり返したいです」

──チョ・ソンビン返上後、フェザー級王座はパン・ジェヒョク、ダギースレンという韓国&モンゴル勢、そして河名マスト選手とチハヤフル・ズッキーチョス選手らが争いバンがチャンピオンになりました。中川選手抜きでフェザー級が動いていた時期はどのように思っていましたか。

「皆、強いなとは思いました。と同時に、何で俺とちゃうねんと。なので、ここはもう1回俺が出て取りに行こうかなと思っています。6月の時点で、もうそういう気持ちになっていました。実際、9月大会に向けて準備もしていましたし。でも、仕事の都合で出ることができなかったんです。

だからフェザー級の試合を見ていて、早く戻りたいってなって。で、最初は河名選手と戦うという風にも聞いていたのですが、チハヤフル選手もリライアブルのハンセン玲雄に勝っていて。そこで僕が入ると、おかしくなるみたいな感じになって。それで、このモンゴル人選手と戦うことになりました」

──そのバットオチルですが、1月にモンゴルで練習を見た時は階級が下とはいえテムーレンからテイクダウンを奪い、マウントを取るなどしていました。そして、パワー系のモンゴルにあっていわゆるMMA的な試合運びができるようにも感じました。

「グラジエイターに来ているモンゴル人選手を見ていると、強いんやろうなと思います。でも、ここで1回潰しておかんとモンゴル勢の圧が凄くなるんで(笑)。それにチョ・ソンビンと戦ったことが、生きてくると思います。あの試合は、めちゃくちゃプラスになりました。あんなデカい相手……計量の時と全然違っていて、試合の時は2階級ぐらい上ちゃうんかっていう大きさで」

──はい。まさにウェルター級並みに見えました。

「凄くデカかったです。あのデカい相手に背の低い僕が打撃で行くと、不利ですよね。やっぱり得意の寝技にいく。そのための試合を徹底して組み立てないといけないと分かりました。ガムシャラに行くんじゃなくて、冷静に考えて戦うことが大切だと。今は冷静に一つひとつ創っていくことを意識しています。

チョ・ソンビンの一発はそれだけ強烈でした(笑)。あれ以来、練習中でも深く考えられるようになりました。色々と考えて、組んでいます」

──今も練習はリライアブルだけで?

「ハイ。そうです。でも田中有がタイで練習をしているのを見ていると、僕もめっちゃ行きたいです。そういう修行みたいなことをしたいと思いながら、自分のできることをやってきました」

──次回大会はトーナメント敗退、9月に再起した者同士の一戦=河名✖ズッキーチョス戦も組まれています。恐らくは勝者が次期チャレンジャーになるのだろうというマッチアップです。

「もう、そうですよね。そこに割って入るには? 圧倒的な力の差を見せたい。河名選手とズッキーニョス選手に対しても、『俺がおるぞ』というのは見せておきたいです。2人は僕より上、ベルトに近い場所います。その下には、俺がおるぞという気持ちで戦い、ここで勝てば一緒ぐらいになるので」

──彼らはチョ・ソンビンと戦ってはいません。

「一回、やってみろって言いたいです。アハハハハハ。でも、本当に良い経験になっているので。気持ちは絶対的に強くなりました」

──では現王者パン・ジェヒョクに関しては、どのような印象を持っていますか。

「相手の計量失敗でチャンピオンになったわけやし、ホンマの戦いで巻いたベルトじゃないです。でも、強い相手なのでそこは意識しています。ただ、すぐに挑戦をしたいというわけではないです。試合を積み重ねて、全員を倒したい。パン・ジェヒョクだけ倒して、そこに勝っただけと思われても嫌なんで。強い相手を連続で倒して、挑戦したいです」

──以前、楽しいからMMAをやっていると公言していましたが、何か変わったような気もします。

「今はもう、自分の力を証明したいです。負けが続いているので、自分の強さはどれだけなんかを知りたいし。だからベルトよりも、一つ一つを潰していきたいです」

──同様にこれまでは田中有選手のようになることが、戦う目的でした。今、見ている先が変わったということは?

「それは同じです。田中有を追いかけることが一番です。そこに追いつけるように頑張りたいです」

──次は試合はその田中有選手、じゅん選手と3人で同時出場です。

「めちゃくちゃ嬉しいです。こんな機会があるなら、すぐに出るので。でも、じゅん君の試合は最後にしないと人が客席からいなくなりますよ。だから僕はじゅん君より先に出たいです(笑)。そしてリライアブルの皆に追い込んでもらったので、勝って恩返ししたいと思います」


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分3R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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【Gladiator024】ウーリッツァーとライト級挑戦者決定戦、田中有「強い相手やったらそれだけオモロイ」

【写真】何も頼まなくても、やってくれる。さすが関西人!!(C)MMAPLANET

9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024で田中有が初参戦、いきなりライト級挑戦者決定戦でグスタボ・ウーリッツァーと対戦する。
Text by Manabu Takashima

田中は2016年のプロデビューから、9試合中3試合を修斗公式戦で戦い環太平洋ライト級王座に挑んだこともある。そんな田中はチームメイトの中川皓貴のチョ・ソンビン戦の敗北を目の当たりにして、「オモロイ」とグラジ出場に気持ちが向いたという。

シンプルに強い相手、外国人と戦いたいという田中は、そのポテンシャルの高さを新天地で結果に結びつけることが絶対となる。


──12月9日、1年振りの実戦復帰がこれまで主戦場としていた修斗でなくグラジエイターになりました。グラジ出場のきっかけは、どういったものだったのでしょうか。

「強い選手が集まっている。外国人選手の来日も増えていて、そいつらを倒してやろうと」

──修斗ではチケットを売る力のあるリライアブルの選手として、どうしても大阪大会の主役というポジションが求められているということはあったかと。

「そうですね。東京で試合をしたのは、岡野(裕城)戦が最後なので4年前ですね。やっぱり東京で試合がしたかったけど、大阪大会のオファーだったので大阪で戦ってきました」

──グラジも大阪やんけ、と言われそうですが(笑)。

「そこは大阪とかでなくて、リライアブルの選手はグラジエイターに出ているから大会を見ていると、強い選手が多い。だから挑戦したいと思ったので。それに中川(皓貴)が1月にチョ・ソンビンに負けて……『おお、オモロイなぁ』って思って」

──えっ、田中選手を目標に兄のように慕ってくる中川選手のあのTKO負けにも関わらずオモロイと……。

「ハハハ。シンプルに強いヤツが来たので、こっちは面白いと思いましたね。ファイターなんで、強いヤツとやりたいんで。グラジエイターはフェザー級やバンタム級が賑やかになっていて、ライト級だって面白いぞって見せたいんで。で、強い相手やったらそれだけオモロイことになるじゃないですか。グラジエイターをもっと盛り上げるつもりで戦います」

──1月に面白いと感じて、出場は12月。ここまで期間が空いたのは?

「特にないのですが、マックス・ザ・ボディ戦で足首をケガして、3カ月ぐらい練習ができなかったんです。そこから色々と調整して、夏にはグラジエイターからオファーがあったんです。その時から12月をターゲットにしていたので、僕としては12月に戦うことで全く問題はないです。それでタイに練習にも行けましたし。ただ正直に言って、修斗でやり残したこともあるんですけどね……。逃げたと思われたくもないし。でも、グラジエイターで結果を残せばそんな声も黙らせることができるかなって」

──修斗ライト級戦線もキャプテン☆アフリカ選手、マックス・ザ・ボディ選手がRoad FCのトーナメントに出て留守になっていましたし。

「でも、取りこぼしたという想いはありますよ。それは、めちゃくちゃあります……」

──キャプテン☆アフリカ選手との環太平洋タイトル戦の時は、もう左肩をガチガチにテーピングで固めていて。ケガをしているのが、丸わかりでした。

「それはもう言い訳になるんで、言いたくないです。自分の負け、それが自分の弱さなので。あの負けがあったから、今の自分があると思っています」

──あの時はテーピングの量も半端なかったので、あれはフェイクで本当は逆側がケガをしているのではと疑ったほどでした。

「アハハハハ」

──大昔、〇〇〇〇〇〇選手が大きな試合の前に足首を負傷して、それを米国の記者に書かれて。『その記事は間違っていて、本当のケガの場所は首だ』って書いて情報操作してほしいと頼まれたことがありました。

「えぇっ!! それで書いたんですか?」

──いえ、そんなことできないから違う方の足首にテーピングを巻けばって(笑)。そうしたら、本当にしていました。

「えぇぇぇぇぇぇぇ!! 凄いですね」

──効果はまるでなかったですけどね。

「僕はバカ正直に、痛い方に巻いてしまいましたよ(笑)」

──完全に狙われてしまいました。

「ホンマに、その通りです(笑)。あの時は正直に巻いていないと、ずっと痺れている状態だったんです。練習もできなかったですし。でもケガをして全然練習もできない状態で試合をし、回復して練習をすると強くなったのが実感できたんです」

──当時と比較すると、今の体調は?

「もう全然違いますよ。あの時と比べると、問題ならないぐらいバッチシです」

──さきほどタイに練習に行ったと言われていましたが、どこのジムへ?

「バンタオMMAに2週間ほど。ジョージ・ヒックマンが指導しているところですね。弟のフランクと2人で教えてくれました」

──なぜ、バンタオに?

「タイにいる知り合いが、バンタオが合っていると。なので、とりあえずバンタオに行って次はタイガームエタイに行ってみようと思います。両方に行こうかとも考えたのですが、ジョージがしっかりと教えてくれるので、行ったり来たりはできなかったです」

──2週間、どのような経験ができましたか。

「基本、MMAスパーは2回だけなんですけど。グラップリングとテクニック。グラップリングクラスで、レスリングを教わることが多かったです。それとムエタイですね。でもグラップリングが多かったです。ロシア人、ヌルマゴメドフみたいな人が多くて、ぶんぶん振り回してくるのかと思ったら、意外とテクニックもありました。とにかく外国人選手と練習して、自分の力や技術を試しました」

──手応えの方は?

「ありました。やられても、やり返すこともできたので。勝負ができるところもいっぱいあっると分かり、良かったです。なによりも、凄く面白かったので」

──バンタオで練習をしている時に。ウーリッツァーとの試合は既に決まっていたのですか。

「いえ、その前です。バンタオの最終日ぐらいにグスタボ選手と挑戦者決定戦になるって聞いて。最初はトーナメントっていう話もあったのですが、挑戦者決定戦で戦うことになり。そこからはグスタボ選手のことしか考えていないです」

──井上啓太選手をKOし、キ・ウォンビンにパウンドアウト負けを喫しました。ウーリッに対して、どのような印象を持っていますか。

「一撃がありますね。グラップリングもちょっとはできるかなって。足関節とかやっているので、寝技もあって一発もある。そこを警戒して戦おうかなって思っています」

──ここで勝てば佐々木信治選手に挑戦することになる?

「それは、そうでしょうね。チャンピオンは佐々木選手なので」

──シンプルにそいつらに勝つという言葉が、冒頭で聞かれました。それがグスタボ・ウーリッツァーや佐々木選手になるのでしょうか。

「強い外国人選手とやりたいです。それでベルトを巻いたら、海外。MMAを始めた時からUFCしか見ていなかったので。取りあえずは海外、外国人の強い選手とやりたいです。バンタオでもフィジカル負けをしなかったので、僕はそうとうにフィジカルが強いです。試合を見てもらったら分かると思いますが、ヤバいですよ(笑)」

──では、そのウーリッツァー戦ではどのようなところを見せたいと思っていますか。

「俺だけを見てもらえれば。ライト級は任せてくださいという感じです」

──ではこの試合に向けて、意気込みの方をお願いします。

「意気込み……意気込みですか、難しいですね。応援してください。本物の田中有を見せます」


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分3R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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カテゴリー
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【Gladiator024】テムーレンとグラジ初戦、竹中大地「世の中に自分の存在を認めてもらえるような試合を」

【写真】怪獣キラー、名田英平、竹中、瀧口脩生、山本健斗デリカット。何かのきっかけて、化けらえるはずの実力者たちとパラエストラ東大阪で腕を磨く(C)MMAPLANET

9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024で前バンタム級王者テムーレン・アルギルマーと戦う竹中大地。
Text by Manabu Takashima

修斗環太平洋バンタム級王者からJAPANバブル到来前のONEと契約も──想ったようなキャリアを積むことはできなかった。パフォーマンス云々の前に不可抗力、竹中自身がコントロールできない部分で試合のキャンセルが続き、惜しい星の落とし方も経験した。そしてコロナ・パンデミックが起こり、サークルケイジでの日本人選手の需要は明らかに目減りした。

30歳を過ぎ、思うように試合が組まれない状況に国内に目を移した竹中。目指すところはRIZINだが、今回のGladiator出場は意外という印象しかなかった。そんな竹中にグラジ出場の経緯と、これからについて尋ねた。


――9月30日大会で、グラジエイターのケージの中から参戦表明を行いました。これまでグラジを生観戦したことはありましたか。

「いえ、会場で見たのは初めてです。YouTubeはライブ配信をチェックしていましたけど」

──では、その時にはどのような印象を持ちましたか。

「会場が華やかでケージ映えしていて。スクリーンも大きくて見やすくて良かったのですが、冷房がめっちゃきいていて(笑)。半袖で行っていたのでメインが始まる頃には本当に寒くて。その寒さと戦いながら試合を見ていました。移動して、立ち見で試合を見ているとだいぶマシになりました(笑)。

ケージの中では前田吉朗選手とNavE選手のグラップリング、あのMMA寄りのグラップリングが面白かったですね。ああいうグラップリングが盛り上がると、MMAで戦えるグラップリングも進化するんじゃないかというのは思いました」

──目の付けどころか面白いですね。

「やっぱり、やっているからですかねぇ。競技として興味深かったです」

──ところで今日はパラエストラ東大阪のプロ練習を拝見させていただいたのですが、皆が口を揃えてバック奪取能力とキープの強さに舌を巻いていました。曰く「ヘルニア製造機」だと(笑)。

「アハハハ。そうでなくて、背中を伸ばして腰痛を治しているんですよ(笑)。カイロプラクティック的な感じで」

──アハハハハ。物は言いようです。以前より、急がずにキープの時間を長くするよう意識しているようでもありました。

「パーテルバックで削る。フルバックを取る前に相手を消耗させる作業を入れる方が、一本を取れる確率がMMAスパーにおいては上がります。同時に自分の体力の消耗も抑えることができて。いきなりフルバックに行くと完成しないといけない、やり切らないといけないと後戻りができなくなってしまいます。でもパーテルバックだと、またスタンドに戻っても際の打撃を入れることもできますし、自分で選択ができるようになる。そこが強くなると、自分が戦いやすい時間が増えてペース配分もしやすくなるので意識していますね。

そうするためにバックの細かい技術的なマイナーチェンジはしてきました。バックが一番有効なポジションなので。傍から見ると同じように見えるかもしれないですが、手の位置だとか使い方、足のきかせ方も少しずつ変わっています」

──なるほど、凄く興味深いです。同時に正直、修斗からONEで戦ってきた竹中選手がグラジに着目することが意外でした。

「練習仲間が試合に出ていますし、グラジエイターからオファーを貰ったのは実は5月頃だったんです。だから6月大会とかもチェックはしていましたし。日本人が苦手な外国人、課題となる外国人を連れてきているイメージですよね。攻略しづらい……でも、ここに勝たないと海外にも行けないし、日本のトップにもなれない。そこをクリアしないといけない外国人選手たち、難敵を呼んできていますね。

ちょっと粗くてフィジカルが強い。そこが日本人選手との違いですからね。そのなかで柔らかく戦うパン・ジェヒョク選手とかには結構、面食らいました」

──そこまで見ているということは、6月にはもうグラジに出ようという気持ちが固まっていたのでしょうか。そもそも、いつONEから離れたのかも我々は把握していなかったので。

「そこは僕もなんです。あと1試合組むよ──っていうやんわりした状態が続いて。でも、それが『1週間後に試合はどう?』みたいな感じで、微妙に踏ん切りがつかない状態が続いていました。そもそも和田選手との試合の後は『1試合残っているけど、他団体と交渉しても良いよ』という状態で。そのなかでもらった話がどれも実現しない状態だったので、『修斗で試合をしよう』という形になりました。ONEの方に修斗で試合をするというのは、伝えていました」

──そこでONEからオファーがあれば、また勝ってタイトルを目指すような想いは残っていましたか。

「そういう想いが強かったのは、ONEに出るようになって1年目ぐらいですかね。まぁ、僕もケガもありONEとはハマらないことが多かったです。対戦相手のドタキャンとかも含めて。年齢もあるし、早く試合をしないといけないという焦りもありました」

──5月にグラジからオファーがあり、6月大会はそれだけの興味を持って見ていた。それながら7月は修斗で戦ったわけですね。

「修斗とも契約が残っていたので。修斗で試合をしてから、グラジに出たいと話そうという考えでした。もうオファーを頂いて時点で、次はグラジで戦おうと思って過ごしていました」

──それでも、やはり意外でした。

「やっぱり僕は関西に住んでいて、さっきも言ったように練習仲間も出ている大会なんで東京の選手が持つイメージとは違うと思います。それにハードな外国人選手を呼んでいるので、日本人選手と戦うよりも難しい試合になる可能性が高い。それと正直、僕のことを評価してくれている条件で声を掛けてくれたというのもあります。なら地元、関西で試合をしたいなって思いました」

──竹中選手の実力、ポテンシャルを買っているからこそ、いつまで燻っているんだという気持ちはありました。

「そうっスね。試合をしていないので、評価のしようがないと思うんです。だから、どんどん試合をして評価を勝ち取る必要がある。それが今の僕の状況だと思っています」

──では7月の藤井伸樹選手との試合、追い上げを食らい厳しい試合となりましたが、実戦のブランクを感じることは?

「明確な反省点は自分のなかであります。何個もあるんですけど、一つ挙げるとすると2Rの終わりですね。バックコントロールしていて、最後の10秒ぐらいに際で起き上がられて殴られたんですけど、スクランブルで立つ必要はなかったです。あれだけコントロールしていて、スクランブルで上を取ってももう向き合うだけの時間帯だったので。

それなら普通にクローズドガードとかに入れて、休憩すれば良かった。でも普段の練習の癖で、際は妥協しないという気持ちになって立ち上がってしまいました。それで打撃を貰ってしまって。

落ち着いて下を選んでいたら、あのパンチは貰っていなかった。そこの判断は間違えたなと思います。藤井選手もスクランブル、組みの頭になりがちになるなかで、あのアッパーを打てるのですから、アッパレです。これまでも藤井選手の試合を見て、格好良いなと思っていたのですが、そのまんま格好良い選手でした」

──北米MMAレギュレーションに戻ってきて、水抜き減量の久方ぶりに経験しました。

「結構しんどかったですね(笑)。3キロぐらいで軽めにやったんですけど、それでも最後の1キロぐらいは喉が渇いて。でも早めに落ちたし、そこは順調やったんです。水抜きはいくらやっても慣れることはないやろうし、次もしんどいと思います」

──とはいえ藤井選手に勝って、修斗バンタム級戦線で頂点を目指すという気持ちには?

「そうっスね。正直、明確なプランは全くなく修斗に出て。その前の段階で、次はグラジエイターに出るんやって言う風に気持ちは傾いていました。修斗で1試合、そのあとはグラジのつもりだったので修斗バンタム級戦線における自分の姿は想像できなかったです。藤井選手との試合が決まったのも5週間ぐらい前だったので。

決めつけちゃダメなんですけど、『これは7月はないなぁ』って気持ちが途切れたこともありました。あと練習ができるのも4週間というタイミングで、藤井選手に尋ねていますという連絡が来て、正直なところ『えぇ……マジか』って思いました。でも、試合を組んでもらって戦わないわけにはいかないですから。

でも、あの試合内容では満足できない。もっとデキるぞと思っていたので、そこを次の試合で見せたいです」

──その次戦はタイトルを獲得した竹本啓哉選手でなく、前王者となったテムーレンと戦うことになりました。

「相手が決まったのは2日前なんです(※取材は10月9日に行われた)。僕としては竹本選手と戦うことになると思っていたのですが、『テムーレンと戦って欲しい』と連絡があって。あの試合はどっちが勝っていてもおかしくない試合だったし、僕としてはテムーレン選手の方が戦いづらいです」

──それはどういう部分で?

「やっぱりちょっと粗い打撃と組みの受けが強い。フィジカルの部分ですよね。神田選手とか、ちょっと跳ね返されている感じだったので。竹本選手は寝技の巧さの部分でスイープをしたり、ポジションを取っていました。じゃあ、正面から取っ組み合った時に、どういう強さを持っているのかというのは、見ているだけだと分かりづらいです」

──竹本選手は一種のスペシャリストで、王道のMMAスタイルではないです。仮に竹中選手がさらに上の舞台を目指す時に、その場での対戦相手を想定するとテムーレンこそ越えないといけない相手かと。しかも、初来日の時のモチベーションに戻ってくることが予想されます。

「戦績以上に戦いづらい、クリアしづらい相手です。でもクリアしないと、この先はない相手やと思います。しっかりと仕上げて外国人選手のフィジカルと粗さに負けないようにして、仕留めることが重要なんかなと。自分の動きができればクリアできる相手です」

──UFCを目標とし、ONEで経験を積むというプランを持っていました。ただし、この間に33歳になった。実力云々でなくハードルが上がり現実的にUFCを考えられなくなったかと思います。そのなかで、今後の目標をどこに置いているのでしょうか。

「グラジをクリアしてRIZINに出たいです。毎年、春ぐらいに大阪でやっているので。そこで使ってもらって……RIZINに出たいというか、勝負したいです」

──RIZINも金原正徳選手、佐藤将光選手という竹中選手に近いカラーの選手が実力で脚光を浴びるようにもなりつつあります。そのRIZINのバンタム級戦線でやっていける自信のほどは?

「やってみないと分からない部分はありますけど、自信は当然あります。グラジエイターでしっかりと勝って、オファーを貰わないといけないですが、RIZINのトップ戦線とやり合える力はあると思っています……出たい、トップと勝負したいッスね。どんな形でも出られたら爪痕を残す自信はあるので、チャンスがもらえるとモノにするって感じですね」

──危ない橋を渡らず、大阪枠でRIZINに出たい。そういう選手もいるのが現状です。

「それも手ですよね。でも僕はしっかりとテムーレンを倒して、資格を得られるようにします。そのためにも、フィニッシュです。打撃でも寝技でもフィニッシュすることが重要なんかと思います」

──決して国内ではスポットが当たっていたわけではないですが、竹中選手の周囲の人はその強さに絶対の信頼を置いています。そんな人々を含め、次戦への意気込みのほどを最後にお願いします。

「ハイ。33歳になったんですけど、全然自分のキャリアに満足できていないです。体も気持ちもめっちゃ元気なんですよ。でも『そろそろ引退』とか『まだ格闘技をやっているんですか』とか言われたりするようになりました。『昔、格闘技をやっていたんですか』とか──今もやってんねんけどなぁって(笑)。俺も世間からしたら辞めていく人間に見えることに歯がゆさ、悔しさはあります。

なんで、ここからRIZINとか出ると認知もされるし、自分の実力を証明する格好の舞台になります。グラジエイターは、そのための足掛かりになるフィーダーショー的な大会なので、しっかりと勝って世の中に自分の存在を認めてもらえるような試合をどんどんしていきたいと思います」


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分3R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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