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AB MMA News o ONE UFC   アンドレ・ムニス パク・ジョンヨン

『UFC Fight Night 233: Song vs. Gutierrez』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

採点者の心をつかむ 合格する小論文


Andre Muniz defeats Jun Yong Park(MMA Decisions)

 アンドレ・ムニス vs. パク・ジョンヨンのジャッジの採点。Chris Floresが1,2Rムニス、3Rパクで29-28ムニス勝利。Jacob Montalvoが1Rパク、2,3Rムニスで29-28ムニス勝利。Tony Weeksが1,3Rパク、2Rムニスで28-29パク勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ムニス支持4人、28-29パク支持10人でした。


Talita Alencar defeats Rayanne Amanda(MMA Decisions)

 タリタ・アレンカー vs. ハヤネ・アマンダはUFC Newsのアカウントが採点表をアップしていませんでしたが、ジャッジの採点は判明しています。Adalaide ByrdとRon McCarthyが1Rアマンダ、2,3Rアレンカーで29-28アレンカー勝利。Sal D'Amatoが1,3Rアマンダ、2Rアレンカーで28-29アマンダ勝利でした。

 主要サイトの採点29-28アレンカー支持1人、28-29アマンダ支持9人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN233 アンドレ・ムニス パク・ジュンヨン ユライア・ホール

【UFN233】テイクダウン&コントロールのムニスが、パウンドのパク・ジュンヨンにスプリット勝利

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
パク・ジュンヨン(韓国)

UFC通算7勝2敗、アジア人中量級ファイターとして特筆すべきな戦績を残すパク・ジュンヨン。5連勝を賭け、現在は2連敗中ながらジャカレイ・ソウザやユライア・ホールに勝利しているムニスに挑む。

右インローを蹴ったパク・ジュンヨンに対し、ムニスが左ハイから左インローを蹴り返す。さらに左ミドルを決めたムニスは後ろ回し蹴りからダブルレッグへ。ケージにパク・ジュンヨンを押し込んでテイクダウンを奪う。スイッチ狙いを潰されたパク・ジュンヨンはバックを譲って立ち上がるも、前方に崩される。襷からボディロックでバックを取ったムニスのテイクダウン&スクランブルという展開が続く。

正面に回ってアンクルピックでパク・ジュンヨンに尻もちをつかせたムニスが、足を束ねようとするがリリースして、バックコントロール。もう一度、倒してついにグラウンドに持ち込んで両足をフックする。アイアンタートルの異名を取るパク・ジュンヨンは亀の強さを見せ──首を守りつつ、胸を合わせにいく。ムニスの三角絞めを担いで、上を取ったパク・ジュンヨンが同時にマウントを奪取する。パンチ、エルボーを振り落とすパク・ジュンヨンは背中を見せようとするムニスをそのまま殴る。上を向きなおし、足を戻したムニスにエルボーを落としたパク・ジュンヨンが、ジェネラルシップのムニスを打撃のインパクトショットで上回ったか。

2R、ムニスが左ミドルハイ、パク・ジュンヨンがボディストレートを入れる。左をヒットさせたムニスは、前に出てくるパク・ジュンヨンにテイクダウンを仕掛けるも逆に下に。同時にスイープを決めたムニスが、ここもスクランブルでバックへ。後方に倒れ込まれ両足フックを許したパク・ジュンヨンは、シングルフックで亀になるが背中を伸ばされそうになる。それで腰をずらして、スクランブルに持ち込んだパク・ジュンヨンは背中についてくるムニスを何とか前方に落とす。ムニスは即座にレッスルアップからボディロックを取り、再びバックグラブに。足を抜いてもバックコントロール&フックという無限ループに持ち込まれたパク・ジュンヨンは、残り1分で立ち上がるも再び前方に崩される。最後まで背中を取られたパク・ジュンヨン、ムニスが明白にラウンドを取った。

最終回、左ボディを入れたパク・ジュンヨンが右を2発ヒットさせる。ムニスはダブルレッグでケージにパク・ジュンヨンを押し込むと尻もちをつかせスランブルでバックへ。2Rと同様に自ら倒れ込んで両足をフックしようとしたムニスは、背中を見せて立ち上がろうとしたパク・ジュンヨンをバックグラブに捕える。ボディトライアングルを完成させたムニスのドミネイトは、残り半分に前方に落とされる。パク・ジュンヨンがニーシルドのムニスを殴るが、スイープを許して下に。すぐにスクランブルに持ち込んだパク・ジュンヨンが、ダブルレッグを切る。

ここでムニスは自ら背中をつけてクローズドガードへ。パク・ジュンヨンはケージ際に移動し左右のパンチを落とす。さらに手首を掴まれるとエルボーに切り替えたパク・ジュンヨンが、クローズドのムニスに拳、エルボーを継続して落とす。ムニスのハイガードを防ぎ、最後は連打でまとめたパク・ジュンヨン──最近のジャッジの傾向では初回と3Rを取ったという見方は十分に成り立つが、果たして。結果、スプリットに割れムニスに凱歌が挙がりパク・ジュンヨンの連勝は4でストップした。

テイクダウン&コントロールを軽視する裁定と、この試合のように評価する流れは勝利の組み立て方を難しくすることは間違いないだろう。


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MMA o ONE RENA UFC UFC Fight Night YouTube   アンドレ・ムニス ジェイ・ハーバート ジョシュア・クリバオ トム・アスピナル ナサニエル・ウッド

『UFC Fight Night 224: Aspinall vs. Tybura』前日計量動画

GONG格闘技 2023年9月号


MAIN CARD (ESPN+, 3 p.m. ET)

・Tom Aspinall (258) vs. Marcin Tybura (246)
・Molly McCann (125) vs. Julija Stoliarenko (125)
・Andre Fili (145) vs. Nathaniel Wood (146)
・Paul Craig (186) vs. Andre Muniz (185)
・Jai Herbert (155) vs. Fares Ziam (155)
・Josh Culibao (146) vs. Lerone Murphy (146)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, noon ET)

・Davey Grant (136) vs. Daniel Marcos (136)
・Jonny Parsons (171) vs. Danny Roberts (171)
・Joel Alvarez (156) vs. Marc Diakiese (156)
・Mick Parkin (264) vs. Jamal Pogues (266)
・Bryan Barberena (185) vs. Makhmud Muradov (186)
・Pannie Kianzad (136) vs. Ketlen Vieira (135)
・Yanal Ashmouz (155) vs. Chris Duncan (156)
・Shauna Bannon (115) vs. Bruna Brasil (115)
・Daniel Barez (125) vs. Jafel Filho (126)

 『UFC Fight Night 224: Aspinall vs. Tybura』前日計量結果。ジョニー・パーソンズが2度目の計量でパスした以外は全員一度目の計量でパスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・トム・アスピナル vs. マルチン・ティブラはアスピナル支持10人、ティブラ支持1人。

・モリー・マッカン vs. ジュリア・ストリアレンコはマッカン支持10人、ストリアレンコ支持1人。

・ナサニエル・ウッド vs. アンドレ・フィリはウッド支持9人、フィリ支持2人。

・ポール・クレイグ vs. アンドレ・ムニスはクレイグ支持3人、ムニス支持8人。

・ジェイ・ハーバート vs. ファレス・ジアムはハーバート支持5人、ジアム支持6人。

・リローン・マーフィー vs. ジョシュア・クリバオはマーフィー支持10人、クリバオ支持1人。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アンドレ・ムニス ブラッド・タヴァレス ブルーノ・シウバ ブレンダン・アレン

6.24『UFC on ABC 5』でブレンダン・アレンとブルーノ・シウバが対戦

6.3『UFC on ESPN 45』のメインイベントでブレンダン・アレンと対戦予定だったジャック・ハーマンソンが負傷欠場(2023年04月28日)

 こちらの続報。


 UFCが6月24日にフロリダ州ジャクソンビルで開催する『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』でブレンダン・アレン vs. ブルーノ・シウバのミドル級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 アレンは2月の『UFC Fight Night 220: Muniz vs. Allen』でアンドレ・ムニスに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で4連勝中。『UFC on ESPN 45』でジャック・ハーマンソンと対戦予定でしたが、ハーマンソンの負傷欠場により試合が流れていました。現在UFCミドル級ランキング13位。

 シウバは4月の『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』でブラッド・タヴァレスに1R TKO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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o UFC アンドレ・ムニス ニキータ・クリロフ

【UFC】クリロフ対スパン戦が中止に ブレンダン・アレンがアンドレ・ムニスに一本勝ち

17: 名無しさん 2023/02/26(日) 09:26:42.61 ID:SxCH8zcP
クリロフとスパンの試合中止みたい


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MIKE MMA o ONE UFC YouTube   その他 アンドレ・ムニス ブレンダン・アレン マイク・マロット

『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』前日計量動画

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MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Nikita Krylov (206) vs. Ryan Spann (205)
・Brendan Allen (186) vs. Andre Muniz (186)
・Don’Tale Mayes (261.5) vs. Augusto Sakai (265)
・Montana De La Rosa (125.5) vs. Tatiana Suarez (125)
・Yohan Lainesse (171) vs. Mike Malott (171)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Erick Gonzalez (156) vs. Trevor Peek (155.5)
・Gabriella Fernandes (126) vs. Jasmine Jasudavicius (125.5)
・Jordan Leavitt (155.5) vs. Victor Martinez (154.5)
・Charles Johnson (130) vs. Ode Osbourne (130) – 130-pound catchweight bout
・Carl Deaton (156) vs. Joe Solecki (155.5)
・Nurullo Aliev (155) vs. Rafael Alves (155)
・Hailey Cowan ()* vs. Ailin Perez (135)

 『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』前日計量結果。プレリミナリーカードでアイリン・ペレスと対戦予定だったヘイリー・コワンが体調不良により体重計にすら乗らず試合中止。これにより全11試合となります。その他の選手は全員パスしています。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ニキタ・クリロフ vs. ライアン・スパンはクリロフ支持2人、スパン支持9人。

・アンドレ・ムニス vs. ブレンダン・アレンはムニス支持10人、アレン支持1人。

・アウグスト・サカイ vs. ドンテイル・メイズはサカイ支持8人、メイズ支持3人。

・タティアナ・スアレス vs. モンタナ・デ・ラ・ロサはは11人全員スアレス支持。

・マイク・マロット vs. ヨハン・レイネスはマロット支持9人、レイネス支持2人。続きを読む・・・
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MMA o Report UFC   アンドレ・ムニス ボクシング ユライア・ホール

ユライア・ホールが10.29ジェイク・ポール vs. アンデウソン・シウバの前座でプロボクシングデビュー戦/対戦相手は元NFLプレイヤーのレヴィオン・ベル

『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに敗れたユライア・ホールがMMA引退を発表「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい」(2022年08月11日)

 こちらの続報。


 10月29日にアリゾナ州グレンデールで開催するジェイク・ポール vs. アンデウソン・シウバの前座でユライア・ホール vs. レヴィオン・ベルが行われるとのこと。195ポンド契約の4ラウンドマッチになります。

 ユライア・ホールは7月の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに判定負けしてから1ヶ月後にMMA引退を発表していました。

Le'Veon Bell(Wikipedia)

 レヴィオン・ベルは現在30歳のアメリカ人。元NFLプレイヤーでピッツバーグ・スティーラーズ、ニューヨーク・ジェッツ、カンザスシティ・チーフス、ボルティモア・レイブンズ、タンパベイ・バッカニアーズでランニングバックとして活躍。2021年シーズンまで現役でした。NFL時代からボクシング転向に関心を示しており、ジェイク・ポールに対し「ボクシングのできない小さなヤツとしか戦っていない」と批判したこともあります。

 9月10日には同じく元NFLプレイヤーのエイドリアン・ピーターソンとエキシビションマッチを行い5R KO勝ちしています。続きを読む・・・
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Column MMA o ONE UFC   アンドレ・ムニス ケルヴィン・ガステラム ユライア・ホール

『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに敗れたユライア・ホールがMMA引退を発表「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい」


 7月2日の『UFC 276: Adesanya vs. Cannonier』でアンドレ・ムニスに判定負けしたユライア・ホールがインスタグラムでMMA引退を発表し以下のコメント。

「世界最高のスポーツから離れるのはとても悲しい。家族のようになった信じられないほどのUFCスタッフ、その過程で出会ったメンターたちから離れるのは寂しい。UFC は自分のコンフォート ゾーンから完全に抜け出す絶好の機会を与えてくれた。何年にも渡り、俺は世界最高峰の選手たちと対戦してきた。自分は世界チャンピオンのランクには達しなかったが、総合格闘技から最大の功績を得ることが出来た。素晴らしいファンたちに感謝したいと思う。みんながこのスポーツを現在の形にしてくれた。自分のことを気遣い、より良い自分になるよう励ましてくれる人たちが周りにいることが重要だ。チーム、コーチ、友人、家族に感謝している。みんなのおかげで日々元気づけられている。最後に、現代のグラディエーターたちと戦う機会を与えてくれたデイナ・ホワイトには特に感謝したい。良い時も悪い時も、いつもサポートしてくれてありがとう…。次世代のみんなは地球上でトップ1%の最高のアスリートだ。ここからみんながこのスポーツをどのように発展させていくか楽しみにしている。俺は見ている! ゴーフォース」

Uriah Hall(Sherdog)

 ユライア・ホールは1984年7月31日生まれで現在38歳。ジャマイカ出身でアメリカ在住。MMA戦績17勝11敗(UFC戦績10勝9敗)。元Ring of Combatミドル級チャンピオン。UFCミドル級での8度のKO勝ちはアンデウソン・シウバ、チアゴ・サントスと並び同階級史上1位タイ。

 2013年の『The Ultimate Fighter 17』ミドル級トーナメントに参加。圧倒的な強さで4連勝し優勝候補筆頭だったものの決勝戦ではケルヴィン・ガステラムに判定負けし準優勝。UFC本戦でも才能の片鱗を感じさせるもののタイトルマッチには辿り着けませんでした。続きを読む・・・
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MMA Report UFC UFC276 アンドレ・ムニス ブログ ユライア・ホール

【UFC276】腕十字は極まらずとも、アンドレ・ムニスが危なげなくユライア・ホールから判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ユライア・ホール(米国)

サウスポーのムニスが左ハイを見せる。さらに左ミドルを入れたムニスは、待ちの姿勢のホールに対し、左オーバーハンドを狙う。左ハイを当てたムニスは、左ローに右を合わさせそうになる。ホールも右ハイを放つが、右を被弾した直後にシングルレッグでテイクダウンを許す。

ムニスはハーフで殴り、肩固め狙いからパスを決める。ホールは足を戻すとクローズドガードへ。ムニスは右のパンチを連打していく。パス狙いからクルスフィックス、ダースと次々と仕掛けるがムニスがマウントを取る。三角マウント狙いにスクランブルに持ち込んだホールだが、ムニスは慌てずバックに回りグラウンドに持ち込むや両足をフックさせる。絞めよりも腕十字狙いだったムニスだが、残り10秒になるとパンチに転じてこの回を取った。

2R、ハイを蹴り合った両者。ホールが左の打ち終わりに右を当てる。ムニスは下がらずパジャブを伸ばし、テイクダウンの機会を伺う。2度、テイクダウンを切ったホール。笑みを浮かべたムニスは後ろ回し蹴りから右を入れ、シングルレッグへ。ボディロックに切り替え、ケージに押し込んでからテイクダウンを決めたムニスが、ガードの中からパンチを振るう。

ガードが開くと、ハーフ→マウントとポジションを進めたムニスがパンチ、エルボー、鉄槌を落とす。ブリッジを防がれたパンチを続けられたホールは背中を見せる。ムニスはケージを背負った窮屈な状態から、背中をつけて右のパンチを後方から入れる。ここも腕狙いが明確なムニスは最後の10秒で右腕を取るが、ホールは腕を抜いてトップからパンチを連打した。

最終回、ムニスはここも左ハイを繰り出し、ホールが右前蹴りを返す。左をヒットさせたムニスが距離を詰めてダブルレッグへ。シングルに切り替え、足を払ってテイクダウンを決める。ハーフで殴るムニスがパス、ボディを殴ってスクランブル狙いのホールのバックに回る。両足をフックし背中を伸ばすと、仰向けとなったムニスは細かいパンチを打っていく。

腕への仕掛けを警戒しているホールは、仕掛けがあるまで胸を合わせにいかずに立ち上がる。耐えられず、自らスラム狙いのような形でグラウンドに戻ったホールは最後の10秒で胸を合わせることに成功したが、反撃の時間は残っていなかった。最終回のフィニッシュでなく、ポジション維持でムニスがフルマークの判定勝ちを手にした。


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Cage Warriors MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC276 アレックス・ポアタン・ペレイラ アレックス・ヴォルカノフスキー アンドレ・ムニス イアン・ギャリー イスラエル・アデサニャ ゲイブ・グリーン コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジェイリン・ターナー ジム・ミラー ジャレッド・キャノニア ジョー・ローゾン ドナルド・セラーニ ドリキュス・デュプレシー ブライアン・バルベレナ ブラッド・タヴァレス ブラッド・リデル ペドロ・ムニョス ボクシング ボビー・グリーン マックス・ホロウェイ メイシー・バーバー ユライア・ホール ロビー・ローラー

【UFC276】極め男ムニス。セラーニ✖ミラーの最多勝争い。可能性は無限大、イアン・ギャリーに要注目!!

【写真】まだまだ成長過程、それでいてUFC2連勝中のギャリーが荒くてパワフルなグリーンを相手にどのように戦うのか (C)Zuffa/UFC

2日(土・現地時間)にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 276「Adesanya vs Cannonier」。PPVカードの濃厚さに加え、プレリミでもFight Night大会ならメイン級のカードがズラリと並んでいる。

そのプレリミでまず気になるのが、ジャカレ・ソウザに引導を渡した極め技師アンドレ・ムニスだ。今回はユライア・ホールの遠い距離からの打撃をいかに封じ込めて、組みの展開から極めという流れに持ち込むことができるか、見ものだ。

また2週間前の大会でジョー・ローゾンが計量後にヒザの負傷で欠場となり、ついに3度目の正直もならなかったドナルド・セラーニが、ジム・ミラーと戦う試合も見逃せない。

勝てば、単独でUFC最多の24勝目となる両者の対戦。もともと今大会でボビー・グリーンと対戦予定あったミラーが1週間前にグリーンの負傷欠場を経て、実に14年9カ月振りとなるウェルター級で対戦を了承した。ライト級でも背が高い方でないミラーだけに、長身のセラーニに対して如何に踏み込めるか。

それでもフィジカル的にダメージの蓄積は、セラーニよりも抑えることができているミラーが、オクタゴン最多勝ファイターになる確率の方が高い、か。


セラーニとミラー、この対戦がファンの思い入れの強い顔合わせなら、将来性という部分で期待の存在がイアン・ギャリーだ。

今回がUFCで3戦目となるギャリーは、アイルランドはダブリン出身、コナー・マクレガーに憧れ大学を中退しMMAの世界に飛び込んだ24歳のファイターだ。アマボクシングで300戦以上、柔道でもティーン時代に活躍。その後18歳でMMAに転じ19歳でアマデビュー、21歳でプロになると7 戦目でCage Warriorsウェルター級のベルトを巻いている。

ちなみにマクレガーが同プロモーションのフェザー級のベルを巻いたのはプロ13戦目(※それまでの戦績は10勝2敗)で、2戦後にUFCと契約を果たしている。対してギャリーは8戦目でオクタゴン初陣を飾り、ここまで9連勝中だ。

4つのKO勝ちを誇る打撃は、非常に柔らかく基本に忠実だ。右ストレート、リードの左フックも強く、前足の蹴りも長けている。何より相手を誘ってパンチ入れる迎撃型の攻撃ができることが、ギャリーに天賦の才が感じられる部分だ。

レスリングはまだ成長過程にあるが、グラップリングでも積極的でフィニッシュ重視の戦いを好むギャリーの課題は、多岐に渡る技術が勝つために絞り込むことができていない点にある。良くいえば臨機応援、ともすればノープランとも取れるが、サンフォードMMAの名匠たちがしっかりと導くことができれば、今回のゲイブ・グリーン戦はデモンストレーションファイトにできるだけのポテンシャルを持っている。

その一方で、グリーンの粗さにクリーンな打撃が圧されることがあると、サウスポーの構えから振り回してくる右ボディや右フックの標的になる可能性もあるだろう。が、パワーファイターを正確な距離、間合いとコンビネーションで翻弄することができれば、ギャリーにとっては一段階ステップアップできるファイトとなる。

■視聴方法(予定)
7月3日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC276計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者]ジャレッド・キャノニア―: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ミドル級/5分3R>
ショーン・スティックランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロビー・ローラー: 171ポンド(77.56キロ)
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイリン・ターナー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジム・ミラー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー: 171ポンド(77.56キロ)
ゲイブ・グリーン: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ: 126ポンド(57.15キロ)
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
ユリア・ストレアレンコ: 136ポンド(61.69キロ)

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