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BELLATOR Bellator284 MMA MMAPLANET o   イルマレイ・マクファーレン オースティン・ヴァンダーフォード ゴイチ・ヤマウチ ゴカン・サリカム サリバン・コーリー ジャスティン・キッシュ ジョシュ・ヒル スティーブ・モウリー ネイマン・グレイシー ボクシング ライアン・ベイダー ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator284】計量終了 現代版キャッチレスラー=スティーブ・モウリー、ヘビー級挑戦権獲得なるか

【写真】相当に体格差がある(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、サウスダコタ州シーフォールズ
サンフォード・ペンタゴンで開催されるellator284「Gracie vs Yamauchi」の計量が10日(木・同)に行われている。

メインはネイマン・グレイシーとゴイチ・ヤマウチの極め対決。

とはいえトータルファイターといっても過言でないゴイチの打撃と、ボクシング+柔術のネイマンで試合の進め方は相当に違ってくる。そんなヘッドラインは体格差と自分の形にハマったときの絶対的な強さで、グレイシー優位と見て良いファイトか。


そんな今大会で注目はコメインのヘビー級=ヴァレンティン・モルドフスキー×スティーブ・モウリーか。前戦でライアン・ベイダーの持つBellator世界ヘビー級王座に挑んで敗れたモルドフスキーに対して、キャリア10戦全全勝で全ての試合がフィニッシュというモウリーが勝利すれば、次期挑戦権を手にすることは間違いない。

フォークスタイル+サブミッション、現代のキャッチレスラーといっても過言でないモウリーはバック&RNC、サイド&キムラという自らがもっとも安全な場所での相手を仕留めることができるファイターだ。

下にっても三角もあり、とにかくその敏捷性はヘビー級とは思えない。モルドフスキーの打撃の圧を跳ね返す、組みのための打撃とクリンチでのヒザ蹴り――などが、立ちの攻防であれば盤石のモウリーだが、果たして。

なお今回の計量ではミスが多く。ライト級でアイザイア・ホキットと対戦所定だったニック・ペレス: 157.4ポンドと失敗で、この試合はキャンセルに。

女子フライ級ではメインメード出場のイルマレイ・マクファーレン: 129ポンド。プレリミではジャスティン・キッシュが。128.4ポンドと大幅オーバーに。揃ってキャッチウェイトマッチでブルーナ・エレン、ディアナ・ベネットと戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
8月13日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■BELLATOR284 計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ネイマン・グレイシー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ゴイチ・ヤマウチ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンティン・モルドフスキー: 238.2ポンド(108.04キロ)
スティーブ・モウリー: 249.8ポンド(113.3キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 129ポンド(58.51キロ)
ブルーナ・エレン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サッド・ソウマ: 243.3ポンド(110.35キロ)
ゴカン・サリカム: 248.2ポンド(111.58キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード: 184.4ポンド(83.64キロ)
アーロン・ジェブリー: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 135.8ポンド(61.59キロ)
マーカス・ブエノ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ディアナ・ベネット: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ジャスティン・キッシュ: 128.4ポンド(58.24キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.4ポンド(93.16キロ)
タイソン・ジェフリーズ: 201.8ポンド(91.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
パトリック・ダウニー: 186ポンド(84.37キロ)
ジェフ・サウダー: 183.6ポンド(83.27キロ)

<ライト級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 154ポンド(69.85キロ)
ニック・ペレス: 157.4ポンド(71.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベイリー・ショーンフェルダー: 227.8ポンド(103.32キロ)
マーク・カリアー: 260.6ポンド(118.2キロ)

<バンタム/5分3R>
ミッチェル・マッキー: 135ポンド(61.24キロ)
トニー・オルテガ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ブレッド・バイ: : 173.8ポンド(78.83キロ)
MA・ヤァ: 174.4ポンド(79.1キロ)

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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o オースティン・ヴァンダーフォード ゲガール・ムサシ

【Bellator275】何もさせず。右を入れ、TDを切ってパウンドアウト。ゲガール・ムサシが85秒で防衛成功

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
ゲガール・ムサシ(オランダ)
Def.1R1分25秒by TKO
オースティン・ヴァンダーフォード(米国)

左ジャブを伸ばすヴァンダーフォード。ムサシも左から前に出て右を狙う。右ショートを入れたムサシ、近い距離でパンチを交換するヴァンダーフォードは大振りのパンチに右を合わされて足がふらつく。圧を掛けたムサシの前進に、ヴァンダーフォードはシングルに出るかこれをスプロールされ、腹ばいの状態で鉄槌を連打される。動けないヴァンダーフォードを見てレフェリーが早々に試合をストップし、ムサシが王座防衛に成功した。

「時間をかけるつもりだった。次? 分からない。僕はフィジカル的にも今がベストで、最高の状態にあると断言できる」とムサシは話した。


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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o UFC   オースティン・ヴァンダーフォード カサン・マゴメドシャリポフ ゲガール・ムサシ シネード・カヴァナー ホセ・サンチェス リア・マコート リッチー・ブギーマン・マルチネス

【Bellator275】計量終了 天下一品MMA TD=ヴァンダーフォード×ゲガール・ムサシ=経験値

【写真】ヴァンダーフォードが持ち味を発揮し、ムサシがそれを凌ぐような25分が見られれば最高だ(C)BELLATOR

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にアイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator275「Mousasi vs Vanderford」の計量が行われた。

メインでBellator世界ミドル級王座を賭けて戦う王者ゲガール・ムサシと挑戦者オースティン・ヴァンダーフォードは前者が 184.6ポンド、後者がやや軽めの183.7ポンドで無事計量を終えている。


2度目の同王座獲得後、2度目の防衛戦となるムサシにとってヴァンダーフォードは、相当に厄介な相手になる可能性が高い。ペイジ・ヴァンザントと結婚したことで名前をあげたヴァンダーフォードは、コンテンダーシリーズで勝利もUFCとの契約はならず、ペイジの夫という見方がされていた時期もある。

しかし、Bellatorと契約後は5連勝でレコードを11勝0敗とし挑戦権を獲得した。小規模大学のNCAAといえるNAIAのオールアメリカンレスラーは、グレイシーバッハ・ポートランドでファビアーノ・ペガレヴィの指導の下、柔術とレスリングをレスリングに寄りにミックスし、極めを加えるというスタイルを確立し破竹の勢いを見せている。

単にレスリングでいえば、ヴァンダーフォードより優れてテイクダウン能力を持つファイターはまま存在するだろう。ただし打撃戦、相手がストライカーでテイクダウン防御に長けた相手を倒すことにかけてヴァンダーフォードは天下一品だ。

ローからダブル、右オーバーハンドからアンクルピック、あるいはニータップ、ラリアットのように腕をフックで巻き込んでのテイクダウンと、打撃を見せてから相手を倒す。それができるのも、打撃戦で格上の相手にもテイクダウンを織り交ぜることで打撃戦に応じることができるからだ。

さらに倒した後のパウンド、トランジッションが力強い。特にスクランブルでバックに回りつつ、RNCを狙ったかと思うとトップにスイッチし、ニーインベリーやハーフからセットする肩固めはSUGでリッチー・ブギーマン・マルチネスを破ったほどだ。

この肩固めがRNCとの中間地点にあるというか──バックでも、正対でもない半身の態勢で極めるという独特のモノ。ヴァンダーフォードはムサシの得意とする、ジャブで突き放してテイクダウンを許さない戦いを封じ込めることができる。と同時にヴァンダーフォードが、このパワフルかつスピーディな戦い方ができるのも3Rだからという見方も成り立つ。

過去に5Rを経験していないチャレンジャーが、あのノンストップファイトを25分できる状態に仕上げることが可能なのか。対してムサシには7度の5回戦マッチ、4度が判定までもつれこんだ経験がある。その経験値を活かし、ムサシはヴァンダーフォードを泳がせ疲れさせるファイトを見せることができるか。そのためにヴァンダーフォードの動きを見過ぎると、ムサシは最初3Rで削られることもあり得る──そんな世界ミドル級選手権試合だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時00分~ U-NEXT

■Bellator275 計量結果

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 184.6ポンド(83.73キロ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード: 183.7ポンド(83.32キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 145.8ポンド(66.13キロ)
シネード・カヴァナー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク: 144.8ポンド(65.68キロ)
アブ・ダンカラ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ホセ・サンチェス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 135.4ポンド(61.41キロ)
ジョーネル・ルゴ: 135.2ポンド(61.32キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 135.6ポンド(61.5キロ)
クルシェ・カクロフ: 134.8ポンド(61.14キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー: 155.2ポンド(70.39キロ)
デヴィ・ギャロン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック: 115.2ポンド(52.25キロ)
ステファニー・パージ: 114.9ポンド(52.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン: 156ポンド(70.76キロ)
デラー・キャリー: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ウラディミール・トコフ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ: 264 ポンド(119.74キロ)
ゴカン・サリカム: 247.6ポンド(112.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン: 144.8ポンド(65.68キロ)
ネイサン・ケリー: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
リー・ハモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェイミー・ヘイ: 146.8ポンド(66.58キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o オースティン・ヴァンダーフォード カサン・マゴメドシャリポフ ゲガール・ムサシ シネード・カヴァナー ベラトール ホセ・サンチェス リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator275】サビット・マゴメドシャリポフ弟=カサン、完勝必須の10勝1敗=サンチェス戦へ

【写真】カサンはリモート会見で「18歳から米国で練習している。マーク・ヘンリーにはファイターとしてだけでなく、人間として成長させてもらった」と話していた(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンでBellator275「Mousasi vs Vanderford」が開催される。

メインでBellator世界ミドル級王者ゲガール・ムサシに、オースティン・ヴァンダーフォードが挑むタイトルマッチが組まれた今大会は、2022年初の欧州大会ということもあり、チャレンジャーのヴァンダーフォードと、メインカードでブライアン・ムーアと戦うジョーネル・ルゴ以外は、全て欧州&ロシアのファイターが占めている。


そんななかロシア勢といえども、米国に拠点を置くカサン・マゴメドシャリポフが出場し、10勝1敗のスペイン人ファイター=ホセ・サンチェスと対戦する。

カサンはサビット・マゴメドシャリポフの実弟で21歳、6勝0敗の記録を持つ。兄同様、回転系の蹴り技を使いこなしテイクダウン&寝技も強いウェルラウダ―だ。そのカサンは22日(火・同)に共同のリモート会見を行いサンチェスに対し、「彼はグッドファイターだし、自分にとってチャレンジになる。10勝1敗で、僕より経験がある。そういう選手と戦い、い、自分の動きができるか確認できることは嬉しいよ」と話している。

とはいえ、スペイン国内でキャリアを積んできたサンチェスはレコードこそ綺麗だが、過去の試合を見る限りフックを振りまわして組みつく、ケージに押し込んでテイクダウンからパウンドを狙うというパターンが多い。対戦相手の力量も、実際のところは分からないが、北米やロシアのフィーダーショーに出場する選手のレベルにないように映った。

レコードは立派だが、押し込まれることがあってもカサンがテイクダウンを奪われたり、寝技で攻め込まれるシーンは想像し難い。ばかりか、ハサンの期待値の高さでいえば一方的な勝利がデフォルトともいえる。

カサン自身も会見が進むと「彼はウェルラウンダー、打撃が使えるグッド・レスラー。きっとMMAの前はレスリングをやっていたんだろう。でも、もうやるべきことは分かっている。金曜日の試合に勝って、今年はできるだけ多くの試合をしたい。ただ、このあとはラマダーンが始まるので、その間は試合を避け、またモスクワ大会があるなら、そこで戦いたい」と、サンチェスを軽視するような発言は控えていたが、絶対的な自信を伺わせていた。

カサンは会見中の他の質問で同い年、同じく6勝0敗のルーカス・ブレナンについて認識していなかったことが露呈したほどで、言葉とは裏腹にサンチェス相手に苦戦するとは思っていないだろう。

AJ・マッキー時代のベラトールフェザー級戦線で、今後が特に楽しみなカサンだけに上では一方的な勝利がデフォルトと記したが、絶対とさらに高い要求をしたい今回の一戦だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時30分~ U-NEXT

■対戦カード

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ(オランダ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
シネード・カヴァナー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(米国)
アブ・ダンカラ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ホセ・サンチェス(スペイン)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
ジョーネル・ルゴ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ(英国)
クルシェ・カクロフ(タジキスタン)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー(英国)
デヴィ・ギャロン(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック(アイルランド)
ステファニー・パージ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン(英国)
デラー・キャリー(アイルランド)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ(イタリア)
ウラディミール・トコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ(米国)
ゴカン・サリカム(トルコ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン(英国)
ネイサン・ケリー(米国)

<ライト級/5分3R>
リー・ハモンド(アイルランド)
ジェイミー・ヘイ(英国)

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BELLATOR Bellator249 Report オースティン・ヴァンダーフォード ファビアン・エドワーズ ブログ

【Bellator259】ヴァンダーフォード、エドワーズ弟をテイクダウンで寄せ付けずフルマークの判定勝利

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ファビアン・エドワーズ(英国)

サウスポーのエドワーズが、左ミドルハイを2発見せる。右オーバーハンドから組みついたヴァンダーフォードが、一気にボディロックテイクダウンを決める。両足を束ねたヴァンダーフォードは、エドワーズの右手首を掴み引き寄せて背中をマットにつけさそうとする。

金網にもたれて耐えるエドワーズは、立ち上がって体重を掛けていく。下になりそうになったヴァンダーフォードはクラッチを解いて離れると、右ストレートを届かせ右ローを蹴る。エドワーズも左ストレートを入れるが、ヴァンダーフォードも右ストレートを返し、右ミドルを決める。エドワーズは左ストレートから左ハイを、さらに三日月を蹴る。ヴァンダーフォードのダブルレッグを一度の切るが、直後に組みついたヴァンダーフォードが尻もちをつかせる。このままヴァンダーフォードがトップをキープした。

2R、左ローに左フックを合わせたヴァンダーフォードが、ローが急所に入ったとブレイクを要求する。直ぐに試合は再開され、ヴァンダーフォードがワンツー、エドワーズが左エルボーを打ち込む。テイクダウンを切られたヴァンダーフォードは、ローを蹴られ、三日月を2発もらう。エドワーズはここから左ジャブを当て、左ハイへ。前に出られなくなったかと思われたヴァンダーフォードが、一気にダブルレッグを決める。

完全にケージにもたれて座った状態のエドワーズだが、ゆさぶったヴァンダーフォードがバックにまわり立ち上がる。正面に回ったダブルレッグのヴァンダーフォードに対し、切ったエドワーズが姿勢を乱して引きこむ。ハーフで抑えるヴァンダーフォードは、足を戻しに来たエドワーズが足を一本抜き、枕でプレッシャーを与える。スイープ狙いも潰されたエドワーズが2回も失った。

最終回、テイクダウンゲームでリードしているヴァンダーフォードはニータップでテイクダウンを決める。残り4分15秒、ケージ中央でヴァンダーフォードはパスの圧力を高める。スクランブルに盛り込めず、背中をお許しそうになったエドワーズは前転からガードを取り直す。ハーフから勢いのある左のパンチを下ろすヴァンダーフォードに対し、エドワーズは動きが取れない。ヴァンダーフォードはトップコントロール&パンチとヒジ打ちを纏める。最後もエルボーを振り下ろしたヴァンダーフォードが、危なげない試合内容で3-0の判定勝ちを決め、デビュー以来の連勝を11とした。


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