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【UFN194】計量終了 闘志満々マッケンジー✖ホドリゲス。グティエレス、エリオット✖ニコラウに注目

【写真】身長差がなかなかあるホドリゲスとマッケンジー(C)Zuff/UFC

8日(金・現地時間)、 9日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN194:UFN on ESPN+52「Dern vs Rodriguez」の計量が行われた。

今大会のメインはマリナ・ホドリゲス✖マッケンジー・ダーンの女子ストロー級マッチ。両者揃って問題なく計量をパスしているが、よりナーバスに見えたのはホドリゲスで、パスをすると安堵の表情を浮かべ、両手を合わせた。

一方のマッケンジーは、パス後に笑顔を浮かべてガッツポーズ、フェイスオフでも笑顔で握手をしつつ、いざ視線を合わせスト決して目を逸らさない気の強さが見え隠れしていた。

そのマッケンジーは現在4連勝中で、ホドリゲスはアマンダ・ヒーバスとミッシェレ・ウォーターソンという猛者に連勝中。両者にとって、ここを勝ち残ることで11月16日の世界女子ストロー級選手権試合=王者ローズ・マナジュナス✖挑戦者ジャン・ウェイリ戦の勝者への挑戦権が見えてくる大切な一戦となる。


コ・メインのウェルター級ではランディ・ブラウンと対戦するジャレッド・グーデンが 4ポンド超過でキャッチ戦として行われる。

またUFC唯一のカザフスタン女子ファイターのマリヤ・アガポワは事前のインタビューで順調に体重が落ちていることを明言していたが、その言葉通り胸の狼のタトゥーが際立つバキバキボディを披露し、フェイスオフでも終始笑顔を浮かべていた。

プレリミ4試合、メイン5試合のコンパクトな大会で気になるのはメインカードの火蓋を切って落とすバンタム級のクリス・グティエレス✖フィリップ・コラレスの一戦と、フライ級のティム・エリオット✖マテウス・ニコラウのマッチアップだ。

LFAからUFCにステップアップしたグティエレスは、スムーズなパンチと蹴りのコンビネーションを主体に無駄な移動が少ない攻撃で、1分を挟んで4連勝中の上昇基調にある。

グティエレスの特徴は、動きが大きくないこと。移動や体を振った「ため」でパワーを創り出す攻撃でなく、定置で養成したパワーを移動させる打撃を有効活用できている。

グティエレスが安定しているのは、入って来る相手に適切なパンチや蹴りを入れることで、自身の力が伝わる距離で戦えていること。つまり、自分の間で戦うことができるというわけだ。

そんなグティエレスの攻撃を受けても思い切り入るのか、自らは出ずに誘い出すことができるか。コラレスの勝機は、グティエレスの間で戦わないことで訪れる。

フライ級のニコラウ✖エリオットは、前者がオクタゴン2戦目なのに対し、後者は実に16戦目という新旧対決だ。エリオットはスクランブルに持ち込んで、削って競り勝つことを狙うことが予想される。その執拗な攻撃に対して、ニコラウは耐久力とダースやジャパニーズネクタイというフロント系のチョークによる遮断力を持ち得ているのか。

ニコラウもジョン・モラガがマネル・ケイプにスプリットで競り勝っており、ミスを犯さないファイトには長けている。攻めるエリオット、受けて外すニコラウという展開になることが予想されるが、前述したようにニコラウの遮断力=極め力によって勝敗の行方が左右される一番となりそうだ。

■視聴方法(予定)
10月10日(日・日本時間)
午前2時30分~UFC FIGHT PASS

■UFN194計量結果

<女子ストロー級/5分5R>
マリナ・ホドリゲス: 115ポンド(52.16キロ)
マッケンジー・ダーン: 114.5ポンド(51.94キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャレッド・グーデン: 174ポンド(78.92キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 125.5ポンド(56.92キロ)
マテウス・ニコラウ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリヤ・アガポワ: 125ポンド(56.7キロ)
サビーナ・マゾ: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス: 135ポンド(61.24キロ)
フィリッピ・コラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 260ポンド(117.93キロ)
ジャレッド・ヴァンデラ: 265.5ポンド(120.42キロ)

<フェザー級/5分3R>
チャールス・ロサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
デイモン・ジャクソン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス: 114ポンド(51.7キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・オンテヴェロス: 155.5ポンド(70.53キロ)
スティーブ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)

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