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【DWCS S07Ep10】徹底したスラム攻撃のフィニーが、パンフェロフのバックを制しRNCでタップを奪う

<ミドル級/5分3R>
トーレス・フィニー(米国)
Def.2R2分43秒by RNC
ユーリ・パンフェロフ(ロシア)

米国在住10年のロシア人ファイター=パンフェロフは、IBJJFノーギ柔術やボクシングのゴールデングローブで活躍してきた。そのパンフェロフがワンツーの右を当てると、フィニーはダブルレッグから肩口に持ち上げてスラムも、背中をつかせることはできない。それでもフィニーはケージにパンフェロフを押し込んで、エルボーを落とされながらアンクルピックで尻もちをつかせる。

スクランブルで背中を取ったフィニーは、正対したパンフェロフにハイクロッチも腕を取ったパンフェロフがスペースを創りヒザ、右フック、ヒジ打ちを決める。負けじとフィニーはハイクロッチからリフトして、スラム。ここもすぐに立ったパンフェロフの足首を取って座らせる。ハーフのパンフェロフのキムラ狙いは未遂に終わるが、試合がスタンドに戻ると左右のフックをヒットさせる。即、組んでテイクダウンを決めたフィニーが左のパウンドを落とし、トップをキープして初回が終わった。

2R、すぐに組みついたフィニーを押し返しフックを当てるパンフェロフ。フィニーも豪快な右を振るって、ダブルレッグに。ケージにパンフェロフを押し込み、左を連打したフィニーはダブルレッグ&スラムからバックへ。両足をフックしたフィニーのRNCを防いだパンフェロフがケージキックも、フィニーはバックを取り続けアゴの上からRNC──も極め切れない。

パンフェロフは腹ばいにされ、パウンドを受けると、背中を伸ばされながらのRNCについにキャンバスを叩いた。


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【DWCS S07Ep10】世界規模で豊作、2023年コンテンダーシリーズ最終週注目はフライ級のヒクソン

【写真】写真はLFA162の計量でイゴール・タイロンと相対した時のアンドレ・リマ(C)MMAPLANET

10日(火・現地時間)、今年のコンテンダーシリーズ最終戦=Dana White’s Contender Seriesシーズン10第10週がネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される。
Text by Manabu Takashima

アジア以外の地域が選手が出場し、特に南米勢の躍進が目立った今シーズンは30代、さらには敗者の契約も複数見られた。そんな2023年のコンテンダーシリーズの最終戦は5戦のフォーマットを崩し、6試合が組まれている。


そんななかコメインのフライ級に注目したい。アンドレ・リマと対戦するヒクソン・ゼニジンは本来、第1週に出場予定だったがビザが間に合わず米国入りができなかった。そのゼニジンが、ギリギリのタイミングでUFC行きを賭けた戦いを同胞のリマと行う。

14勝1敗のゼニジンと6勝0敗のリマ。キング、タイなど複数のニックネームを持つゼニジンはキッズの頃からムエタイに出場していたが、14の勝利中一本勝ちが10度ありKOは2度だ。ただし、戦いは距離を取ってジャブを出し、近距離で圧を掛けるというタイプではない。

ここぞという時のラッシュは、暴力的なまでにアグレッシブなゼニジンに対し、リマはカーフから右オーバーハンドを繰り出し、接近戦上等の選手だ。加えてテイクダウンも強くスクランブルのなかでバック奪取という、MMAの王道で競り勝つ。

一方でゼニジンといえば、べったりと背中をつけつつ意外にも驚速の腰切りが腕十字を極めるなど、そのファイティングスタイルは現代MMAとは一線を画している。ハマれば強いファイトで14度も勝ち星を得ているのだから、ゼニジンはいかなる状況にも対応できて自分の戦いができる――という見方もできる。

そんなゼニジンと相対して、リマが真っ向勝負で押し切ることはできるのか。この試合で勝利しUFCと契約を果たせば、フライ級戦線にすぐに影響を与える可能性もあるマッチアップだ。この他、シーズン2度目の出場となるラモン・タヴェラス、BRAVE CFで5勝1敗――今も珍しいルクセンブルク人ファイターのイッサ・イサコフらも気になる存在だ。

■視聴方法(予定)
10月11日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S07 Ep10対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ラモン・タヴェラス(米国)
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

<フライ級/5分3R>
ヒクソン・ゼニジン(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
コナー・マシューズ(米国)
ジャイウ・ファリアス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
トーレス・フィニー(米国)
ユーリ・パンフェロフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
イッサ・イサコフ(ルクセンブルク)
マルケル・メデロス(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
ダヴィ・ビテンコート(ブラジル)
ルカス・ホシャ(ブラジル)

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