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BELLATOR Bellator251 Report コーリー・アンダーソン ブログ メルヴィン・マヌーフ

【Bellator251】力の差、明白。コーリー・アンダーソンがヒジでマフーフをパウンドアウト。初陣飾る

<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン(米国)
Def.2R2分34秒by TKO
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)

ワンツーから前に出たベラトール初戦のアンダーソン。離れたマヌーフはシングルレッグにも反応する。続くダブルでケージに押し込み、スラムでしたアンダーソンはハーフから右のパンチを入れる。抑えて右のパンチを続けるアンダーソンはエルボーもちりばめ、さらには上体を起こしてパンチを打っていく。

マヌーフは左腕を差して立ち上がると、離れたアンダーソンが即ダブルレッグを決める。ケージに詰まったマヌーフを左手で制して、右を連打したアンダーソンの一方的なラウンドに。殴られながらケージにもたれて立ち上がったマヌーフ、初回が終わった。

2R、マヌーフが右ロー、シングルを蹴るが気が付けばケージを背負っている。金網に押し込まれたマヌーフは、ダブルから前方に崩されるとまたもハーフで殴れる。エルボーを落とし潜らせないアンダーソンが、強烈な勢いでエルボーを連打する。流血し、頭を守るだけになったマヌーフを見てレフェリーが試合を止めた。


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BELLATOR Bellator251 Report タイレル・フォーチュン ブログ

【Bellator251】タイレル・フォーチュン、手数の少ない試合でサッド・ソウマに判定勝ち

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
サッド・ソウマ(米国)

左右のローを蹴るフォーチュンが、スイッチするソウマにプレッシャーを高める。互いに手がでないなか、フォーチュンがジャブ、ボディストレートを見せる。ソウマはハイを狙うも、距離が遠い。ローでバランスを崩しそうになったソウマが左ジャブを被弾、フォーチュンは右ミドルを蹴っていく。お見合いが続き、フォーチュンはスイッチして左ハイ。オーソに戻したフォーチュン、見合った状態が変わらない。残り1分、距離を詰めたフォーチュンが組んでテイクダウン、バックに回る。ソウマが胸を合わせ、ケージを背負うとフォーチュンはボディロックからホールディングダウン。立ちあがったソウマにヒザを入れたところで初回が終わった。

2R、左リードフックを当てたフォーチュンが、右を伸ばす。ソウマは左ミドルもクリーンヒットはせず、右ローを蹴られる。非常に動きが少ない試合は、ソウマの左ミドルに合わせてフォーチュンがくみついてケージに押し込む。ここでソウマのヒザが急所に入り、試合は中断されグダグダの展開に。フォーチュンがケージに押し込んだ状態で試合は再開され、シングルへ。これを切られたフォーチュンは体を入れ替えられ、離れたローでバランスを崩す。

バックに回り込んだソウマに対し、小手を決めて投げに行くフォーチュンだが掛からず、最後はソウマの反撃を受ける形で2R終了をむけた。

最終回もペースは上がらず、蹴りを見せあう両者。半分が過ぎ、左から右を届かせたフォーチュン、30秒経過して再び放ったワンツーは届かない。ソウマが右フックを放った際にバランスを崩したフォーチュンがすぐに立ち上がるが、ケージに押し込まれる。小外の仕掛け体を入れ替えたフォーチュンは、再び金網に押し込まれソウマがシングルを仕掛ける。ボディをコントロールし、俵返し。下になったソウマが十字、フォーチュンが防いだところでタイムアップに。フォーチュンが判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator251 Report オースチン・ヴェンダーフォード ブログ ヴィニシウス・ジジェスス

【Bellator251】抜群のTD&ボディコントロール、そしてパウンド。ヴェンダーフォードが無傷の10連勝

<ミドル級/5分3R>
オースチン・ヴェンダーフォード(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ヴィニシウス・ジジェスス(ブラジル)

キャリア9勝0敗のヴェンダーフォードと、9勝3敗のジジェスス。ローを空振りしたヴェンダーフォードに対し、右ローを返したジェジェススがダブルレッグをスプロールし左をヒットさせる。続くコンタクトでニータップテイクダウンを決めたヴェンダーフォードに対し、ジジェススがヒザ十字へ。極め切れずトップ狙いに転じたジジェススに呼応しヴェンダーフォードも立ち上がる。

ヴェンダーフォードは右オーバーハンドを当て、ジジェススが右ローから右ボディストレートを伸ばす。左ジャブを伸ばすジジェスス、ヴェンダーフォードもジャブを返しローをキャッチしつつ右オーバーハンドを当てる。倒れてバタフライカードを取ったジジェススが、クローズドへ。ヴェンダーフォードがケージに詰めてエルボーを落とし、初回をリードした。

2R、前蹴り、カポエイラキックを見せたジジェススだが、直後にジャブから組んだヴェンダーフォードがダブルレッグテイクダウンを決める。ジジェススの右腕を背中の下で取ったヴェンダーフォードが、がら空きになった顔面に左のパンチを打ち込む。右腕を自由にできないジジェススは、ようやくクラッチを解くがハーフから肩固めを狙われる。抑えてパンチに移行したヴェンダーフォードが左のパンチを打ちつける。エルボー、肩パンチを受けるジジェスス、攻められ続け最後の20秒で肩固めをセットされるも時間に救われた。

最終回、開始直後にテイクダウンを決めたヴェンダーフォードがハーフで抑える。SUGでも発揮しているケージグラップリングの強さをベラトールで見せつけるヴェンダーフォードは、エルボーでジジェススを追い込む。流血のジジェススは、パンチを打たれてしがみつくしかない。ヴェンダーフォードは肩固めを狙いつつ、左のパンチを続ける。

顔面が流血で真っ赤になっているジジェスス、最後の10秒で立ち上がったヴェンダーフォードが鉄槌を振り下ろし、最後はガードの中からパンチを纏めた。

結果、ヴェンダーフォードがフルマークの判定勝ちでキャリア10連勝を達成──ペイジ・ヴァンザンド夫人、マルコ・パフンパ、キング・モーと勝利を喜んだ。


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BELLATOR Bellator251 Report キリス・モタ デレック・アンダーソン ブログ

【Bellator251】サッカーボールキックから逃げきれず、顔面蹴られたモタがアンダーソンにKO負け!!

<ウェルター級/5分3R>
デレック・アンダーソン(米国)
Def.1R4分27秒 by KO
キリス・モタ(ブラジル)

ケージを前を左右に回るモタにアンダーソンが右ローを蹴る。ワンツーで突っ込んだモタが組んでケージにアンダーソンを押し込み、一気に小外掛けでテイクダウンを奪う。ケージを背負った形のアンダーソンが立ち上がると、モタがバックに回る。スイッチを切られたアンダーソンがシングルへ。頭部にゴツゴツと音を立てたエルボーをモタが打ち下ろす。

アンダーソンは頭を上げると、モタがギロチンへ。クローズドから一回転マウントを取ったモタに対し、アンダーソンが頭を抜いてロールからスクランブルし試合がスタンドに戻る。パンチ&組みを繰り返したモタは背中を取って崩し、両足をフックしRNCを仕掛けたところでタイムとなった。

2R、右ローから右ハイを繰り出したアンダーソン。モタは組んだ瞬間にボディロックテイクダウンを決め鉄槌を落とす。アンダーソンは足関、オモプラッタを仕掛けるも中途半端で、モタがバックに回る。立ちあがったアンダーソンがボディロックでモタを持ち上げ反対のコーナーまで歩く。緩矢中スラムでギロチンを防いたアンダーソンは、腰を切ったモタは腕十字に腕を抜いて対処する。直後に左腕を差して立ち上がったモタがダブルへ、スプロールしたアンダーソンが顔面を蹴り上げる。

若干ヒザが浮いた状態だったが、ヒザがついている時に顔面を狙いにいっているのは確か。モタのヒザがマットから離れたのは、蹴りをかわすための行為だ。レフェリーが試合を解止めるが、映像をチェックしてアンダーソンの蹴りは正当性を認められKO勝ちに。

反則の蹴りをかわすために動き、逃げ切れなかった選手が顔を蹴られてKO負け。ルールこそ全て、モラルは関係ないという北米MMAの在り方を示している判断だろう。ならばサッカーボールキックの定義には、蹴りだしの時点で対戦相手がグラウンドポジションの場合は、反則という一文が必要になる。


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BELLATOR Bellator251 Report ジョージ・カラキャニャン ブライス・ローガン ブログ

【Bellator251】LFAライト級王者ローガンのベラトール初陣は、カラキャニャンに競り負けスプリット判定●

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ブライス・ローガン(米国)

LFAライト級王者からベラトールへのステップアップを果たしたローガンのサークルケージ初陣は、かつてのフェザー級トッププロスペクトであるカラキャニャンが相手だ。

パンチの交換のなかで右ミドルを受けたローガンが、姿勢を乱す。すぐに持ち直したローガンは右ハイをブロックして左ミドルを返す。カラキャニャンは右を当てられるも、右ハイを首筋に放つ。ローガンが左ジャブを当てるも、続くローをキャッチされテイクダウンを許す。バックに回り両足をフックしたカラキャニャンに対し、立ち上がったローガンはケージ際に移動して、クラッチを剥がしに掛かる。

カラキャニャンはフックを解いて着地、ローガンは胸を合わせるとエルボーを入れて離れる。カラキャニャンは鋭い右ローからスピニングバックキックは空振りに。ローを蹴り合った両者、カラキャニャンが一気にダブルレッグで尻もちをつかせる。ローガンはスイッチを狙うがカラキャニャンのボディロックが勝ち、トップで初回が終わった。

2R、カラキャニャンが左ロー&右オーバーハンド。ローガンも大振りのフックを見せてから、跳びヒザを狙う。そのままクリンチでカラキャニャンをケージに押し込んだローガンは、ポジションを入れ替えるなかで右を当てて離れる。スイッチしたローガンが左ストレートを当て、右フックへ。カラキャニャンもスイッチを織り交ぜ、右ミドルを当てる。

ローガンは左ストレート、ボディストレートを当てる。2R終盤のレスリングでスタミナをロスしたか、カラキャニャンの動きが重く、息が荒い。ローガンは左から右、さらに左フックを当てると左ボディストレート。ハイから左右のボディをヒットさせたローガンは、左ボディフックが冴える。

最後の1分で組みついたカラキャニャンだが、これは逃げの仕掛けか。それでもダブル&小内刈りでテイクダウンを決め、足を束ねて抑える。ローガンが立ちあがってエルボーを側頭部に入れタイムアップに。

最終回、ローガンが右を伸ばし、右ロー。体がよれたカラキャニャンはクリンチもローガンが回って離れる。続くダブルレッグをローガンがスプロールするが、シングルで起き上ったカラキャニャンがケージに押し込む。ここも小内刈りでローガンの姿勢を乱させるが、テイクダウンには至らない。最終的に胸を合わせたローガンが、逆にケージにカラキャニャンを押し込み左を打ちながら離れる。

打撃の間合いで右ハイからダブルレッグに出たカラキャニャン、ローガンはスイッチで耐えるが尻もちをつかされ、右足を両足で挟まれる。ボディロックのカラキャニャンは、肩に担いでスラム。手を広げて、どうしようもないというアピールをするローガンだが、これは自分のペースで戦えていないことを表しているようなものだ。

カラキャニャンのボディ&顔面へのパンチの連打でスペースができ、ローガンが立ち上がることができたものの即テイクダウンを許しタイムアップに。2Rはローガン、1Rと最終回はテイクダウンが評価されればカラキャニャンの勝利だが──結果はスプリットで判定勝ち、ライト級転向後の戦績を2勝1敗とした。


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BELLATOR Bellator251 Report アレックス・ポリジィ ジュリアス・アンリカス ブログ

【Bellator251】シングルからリフト&スラム、得意のパターンが通じずポリジィがアンリカスに完敗

<ライトヘビー級/5分3R>
ジュリアス・アンリカス(リトアニア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アレックス・ポリジィ(米国)

左ジャブを伸ばすアンリカス、ポリジィはシングルレッグもスプロールされ試合はスタンドが続く。アンリカスはすかさず左ジャブ、右フックを振るいジャブの精度が高い。続く組みにもヒザをボディに入れて離れたアンリカスが右フック、そして右ストレート、さらに左ジャブとリーチの差を生かして戦う。遠い距離からのダブルレッグは簡単に切られてしまうポリジィは、ワンツー、ステップジャブを被弾し得意の展開に持ち込むことができない。

ジャブを受け続け鼻血を流すポリジィは、組みにいってボディにヒザを2発被弾する。アンリカスの右ストレートで頭が後方に揺れるポリジィは、左リードフックに軸が乱れるようになってくる。ここでシングルに出たポリジィが、テイクダウンに成功しスクランブルでバックへ。前方に落としたアンリカスがスタンドに戻り、右ストレートを2発ヒットし初回を取った。

2R、パンチを打ちながら前に出たポリジィの対し、距離を取ったアンリカスはここも左ジャブから右ストレートを伸ばす。シングルを切ったアンリカスがヒザ蹴り、ローに右を合わせる。ポリジィは首相撲も逆にヒザを連続で受け、離れても殴れる。それでもポリジィが得意のシングルからハイクロッチでリフト&スラム。アンリカスは即スクランブルで立ち上がる。ポリジィはアンリカスをケージに押し込み、ベリートゥーベリー・スープレックスを狙う。潰してスタンドに戻ったアンリカスがワンツー、ボディにパンチを打ちクリンチでバックに回る。

後方からヒザを顔面に突き上げ、ポリジィが胸を合わせてくると離れて今度はボディにヒザを突き刺すアンリカス。右ローに右をカウンターで打たれたポリジィは、続くシングルをスプロールされる。アンリカスは一瞬、バックを伺うがスタンドを選択し右をヒット。組まれてもボディにヒザを蹴り込む。大きく口を開けてシングルのポリジィ、ボディロックから崩しにいったが時間に。

最終回、左ジャブからクリンチアッパーのポリジィが、レベルチェンジ&シングルへ。スプロールしたアンリカスが逆にケージに押し込みダブルレッグへ。ギロチンに捕えたポリジィはクローズド&ノーアームで絞めるも手首を掴んだアンリカスが頭を抜く。ボディロックからバックに回ったアンリカスは、ポリジィが立ち上がると自ら着地させる。そのマットについた足を取ってヒザ十字を狙ったポリジィだが、察知したアンリカスは殴ってサイドで抑える。背中を見せて立ち上がったポリジィが正対する。

ヒザ蹴りからケージに押し込んだアンリカスは、ギロチン狙いもサイドを取って無力化させ頭を抜いてスクランブルでバックへ。ワンフック前方に落とされたアンリカスがクローズドガードを取る。残り1分を切っており、逃げ切りを図ったアンリカスはパンチをもらってもハイガードから腕をとり後方回転、流れでバックを取るもポリジィが前に落とし試合終了。

元世界ミドル級王者ハファエル・カルバーリョを倒したポリジィだが、アンリカスとのリーチの差を攻略できずフルマークの判定負けを喫した。


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BELLATOR Bellator251 Report ジェシカ・ルイーズ スミコ・イナバ ブログ

【Bellator251】レディ・サムライ=スミコ・イナバ、最後の20秒でTD→マウント→ヒジの連打でTKO勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
Def.1R4分59秒by TKO
ジェシカ・ルイーズ(米国)

サウスポーのルイーズに対し、イナバは一旦サウスポーに構えすぐにオーソに戻してジャブ、ローを繰り出す。ワンツーから連打で前に出たイナバに対し、ルイーズが組みつくが体を入れ替えられ押し込まれる。もう一度押し込み返したルイーズ、イナバは離れてハイキックを狙う。この後もポジションを変えながらクリンチ合戦が続き、イナバが押し込みながらパンチを連打する。イナバが右腕を差して左で殴り、逆にパターンも、

ルイーズは頭を抱えて投げようとするが、イナバは許さず組み&パンチ、ヒザを続ける。残り1分、ワキを差して逆側のボディや顔面を殴るイナバがヒザをボディに入れる。最後の20秒になり小外掛けでテイクダウンに成功し、マウントを奪ったイナバはエルボーを打ち下ろす。頭を覆うルイーズだが、ガードの上から容赦なくエルボーを連打したイナバがTKO勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator251 News スミコ・イナバ ブログ

【Bellator251】計量終了 MMA歴8年で手にしたプロデビュー、レディ・サムライ=スミコ・イナバ!!

【写真】正直、今大会のラインナップを見るまで全く知らなかった選手。SUMIKO INABAという名前が並んでいると、それは気になるだろう (C)BELLATOR

5日(木・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator251「Manhoef vs Anderson」の計量が、4日(水・同)に行われている。

メインではTUF19ウィナーでBellator初陣となるコーリー・アンダーソンがメルヴィン・マヌーフと対戦するライトヘビー級戦が組まれた今大会、プロ初陣をプレリミ・オープニングマッチで戦う選手がいる。


現在サークルケージのロースターで、MMA戦績=ベラトール戦績という生え抜きファイターは、ユーロシリーズ以外でタイレル・フォーチュン、デヴィオン・フランクリン、エド・ルース、ダルトン・ロスタらレスリング・エリート、アーロン・ピコという青田買い、プロレスラーのジェイク・ヘイガー、柔術で実績のあるディロン・ダニス、そして2世ファイターのコンリー・グレイシー、ベイビー・スライス、AJ・マッキーらがいるが、スミコ・イナバはそのようなバックグランドがない女子MMA選手だ。

ハワイはマウイ島でレスリングを経験し、その名が示す通り日系のイナバはレディ・サムライの異名を持つ。MMA歴は8年でアマMMA6勝1敗という戦績を残しているが、プロデビューの機会が巡ってくることはなかった。

29歳、4歳の娘を持つママさんファイターはボーイフレンドもプロMMA選手でプレリミながらベラトールというメジャーでプロ初戦を迎える。バーチャル・メディアデーでイナバは「ミッシェル・ウォーターソンに影響を受け、ベラトール女子フライ級王者で同じハワイ出身のイルマレイ・マクファーレンの凱旋大会で同じステージで戦うこと」と話している。

米国内では最もコロナ・ウィルスを制御しているハワイだが、さすがに今年のクリスマス大会の開催は難しいか。念願のプロデビュー戦、ジェシカ・ルイースと相対するレディ・サムライのファイトに少し注目だ。

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)
午前6時45分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator241計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
メルヴィン・マヌーフ: 204.2ポンド(92.62キロ)
コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン: 256.7ポンド(116.43キロ)
サッド・ソウマ: 243ポンド(110.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースチン・ヴェンダーフォード: 184.8ポンド(83.82キロ)
ヴィニシウス・ジュゼズウ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デレック・アンダーソン: 170ポンド(77.11キロ)
キリズ・モタ: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン: 155.8ポンド(70.66キロ)
ブライス・ローガン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジュリアス・アンリカス: 203.6ポンド(92.35キロ)
アレックス・ポリジィ: 205.8ポンド(93.34キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェナイ・ハーディング: 145.7ポンド(66.08キロ)
ジェシー・ミーリー: 145.7ポンド(66.08キロ)

<ミドル級/5分3R>
テイラー・ジョンソン(米国)
ジョニー・エブレン(米国)

<ライト級/5分3R>
アリ・ゼビアン: 155.7ポンド(70.62キロ)
ピアンキ・ジマーマン: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ジョー・スピーノ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125ポンド(56.7キロ)
ジェシカ・ルイース: 123.5ポンド(56.01キロ)

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