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【LFA103】ボディを効かされたカーライルが、ワンTDからバックを制してRNCでダグワドルジを破る

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
Def.1R4分00秒by RNC
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

フェザー級から階級を上げてきたカーライルと、ウェルター級から下げたダグワドルジ。恐ろしいことに全く遜色ない体格のカーライルが右ハイを見せる。右フックを当てたカーライルに対し、ダグワドルジは左ストレートを伸ばす。距離を詰めアッパーを打ってきたカーライルに組みついたダグワドルジが、テイクダウン狙う。

ダグワドルジが差し替える際に、離れたカーライルだが首相撲からヒザをボディに受け、さらに左ボディショットを打ち抜かれる。カーライルはケージ際を回るようになり、街の姿勢に。ダグワドルジは左ボディをもう一発入れて、クリンチからテイクダウンを狙う。耐えるカーライルにアッパーを見せたダグワドルジが、さらに左フックを入れる。直後にカーライルがダブルレッグでテイクダウンに成功する。

両足を束ねて抑えるカーライルが、立ち上がろうとしたダグワドルジの背中に乗って両足をフック。RNCをセットし仰向けで絞めあげる。ダグワドルジが観念してタップ、カーライルがLFAで再生の一歩を踏み出した。


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LFA103 other MMA Preview  フェルニー・ガルシア シンシア・アーセオ スパイク・カーライル バットスムベレル・ダグワドルジ ブログ ヴァネッサ・デモパウロス

【LFA103】メインは意外性の男カーライル✖魂のファイト=ダグワドルジのライト級。セミに松濤館女子出場

【写真】メインで対戦するカーライルとダグワドルジ (C)LFA

26日(金・現地時間)、オクラホマ州ショーニーのグランドカジノ・ホテル&リゾートでLFA103「Carlyle vs Dagvadori」が開催される。

メインはUFCを1勝2敗でリリースされたスパイク・カーライルが、ウェルター級王座に挑戦も魂のファイトの末に敗北を喫したバットスムベレル・ダグワドルジと対戦する。


カーライルはズバリ意外性のファイターだ。打撃で劣勢になり、走って逃れながらスピニングアックフィストでKO勝ちしたり、ケージに押し込まれた状態でエルボーの頭部に連打し、ダウンを奪ってマウントからパウンドアウトするなど、過去の試合で見せてきた。

手足は決して長くないカーライルは、テイクダウン&パウンド、スクランブルでポジション奪取という平均的な試合を全力で動いてモノにしてきた。対するダグワドルジはオーバーハンドとフックのファイターで、根性のファイトが判定に反映されるために、打撃後に組まれて倒されることを警戒したい。

セミでは初代LFA女子ストロー級王者ヴァネッサ・デモパウロスが、シンシア・アーセオとの対戦で再起をかける。

昨年7月の王座を奪取したデモパウロスは、8月のコンテンダーシリーズで敗北しUFCにステップアップを果たせず、2カ月後にはルピタ・ゴディエネスに敗れベルトも失ってしまった。

3連敗は再浮上の芽を摘まれるために許されないデモパウロスと戦うアーセオはユナイテッド松濤館空手協会出身、ヘッドギアとグローブ着用で顔面への直接殴打が認められたポイント制ルールなどで活躍してきた。

とはいえ、蹴りが届く距離でピョンピョン飛び跳ね重心の高い構えの打撃は、MMAへ応用するのは難しい。Invicta FCで跳ねることができなかったアーセオにとっても、正念場のLFA初陣&前王者との対戦となる。

またイザヤ・バティン・ゴンザレスと対戦するフェルニー・ガルシアは、LFA初陣でスプリット判定負けをして以来、現在3連勝──うち2つがスプリット判定勝ちという接戦男だ。

4連勝できれば、王座挑戦が見えてくるだけに大切なゴンザレス戦となる。

■視聴方法(予定)
3月27 日(土・日本時間)、
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ LFA103対戦カード

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(ブラジル)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
シンシア・アーセオ(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥルカリーム・アルセルワディ(米国)
ジェイク・セバスチャン(米国)

<バンタム級/5分3R>
フェルニー・ガルシア(米国)
イザヤ・バティン・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダラス・ジェニングス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ケンドリック・ラッチマン(米国)
ルシアノ・ラモス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ジャコビー・ジョーンズ(米国)
キャメロン・アンセル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジオヴァナ・カヌート(ブラジル)
アマンダポ・ボーグ(米国)

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LFA96 other MMA Report バットスムベレル・ダグワドルジ ブログ マイコン・メンドンサ

【LFA96】草原のゾンビ=ダグワドルジ、前進を続けるがメンドンサの打撃を被弾しベルトを巻けず

<LFAウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイコン・メンドンサ(ブラジル)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

勢いよくメンドンサが右ロー、続いて右ハイを蹴っていく。サウスポーのダグワドルジは、ローをキャッチし損ねて離れるが、メンドンサの右ローとハイが続く。3発目の右ハイを受けて、離れるダグワドルジだがヒザ蹴りから、左右のフック、さらにヒジと攻撃を集中される。

腹だけでなく顔面にもヒザを受けて、ダメージが残るダグワドルジは背中を向けるように距離を取り直す。メンドンサも一旦、息を整えると右を伸ばし、ヒザを入れる。しかし、踏み込んだダグワドルジの左フック一発でダウンし、必死にクローズドガードへ。

ダグワドルジがガードの中からパウンドを落とし、腕十字には反応して立ち上がる。ローを蹴るダグワドルジ、メンドンサは立ち上がるとすぐにダグワドルジがシングルからテイクダウン、立ち上がったところで得意のダーティーボクシングへ。メンドンサもヒザ、ヒジを返し、最後に後ろ回し蹴りを放ったところで激闘の5分が終了、ジャッジは2人がメンドサ、1人がダグワドルジに10-9とつけた。

2R、手札としては有利なメンドンサが、どれだけダメージが抜けているか。左を振るって組みいったダグワドルジにヒザを入れ、右をヒットさせたメンドンサ。一度はテイクダウンを許すが、立ち上がって首相撲からヒザを顔面に連続で入れる。エルボーも受けたダグワドルジが、根性のシングルレッグでテイクダウン。そのままサイドを取ると、マウントを狙いにいく。

この動きが大きく、メンドンサは足を入れてクローズドガードに。ダグワドルジが上からパンチ、メンドンサが下からエルボーを打つ。ダグワドルジもエルボーに切り替え、トップを続けると、スクランブルに持ち込んだメンドンサの左ワキを差し左のパンチを打っていく。離れたメンドンサが右アッパーを決め、下がったダグワドルジはマウスピースを吐き出している。

再開後、左フックを振るったダグワドルジはダーティーボクシングをヒザで阻まれる。残り10秒、ダグワドルジの左フックに対し、下がってヒザ、さらに跳びヒザを繰り出したメンドンサだが、ジャッジは20-18、19-19、19-19と追いつかれるラウンドとなった。

3R、ダグワドルジが左フック、メンドンサは右ミドルを蹴る。左フックを見せて、右ストレートをモロに打ち込んだメンドンサだが、ダグワドルジは左フックを入れてクリンチへ。ヒザを受けながら、ケージに押し込みシングルで持ち上げてテイクダウンを決めたダグワドルジがトップを取り切る。蹴り上げから立ち上がったメンドンサは左フックを受けるが、エルボーを返す。

疲れが見える両者が、足を止めて殴り合う。右を被弾して下がったダグワドルジが、すぐに前に出てテイクダウンを決める。草原のゾンビ、ダグワドルジは左フックを当てて離れると、メンドンサのスピニングバックキックを腹に受け、ここでもマウスピースを吐き出してしまう。

再開後、厳しい状態のダグワドルジがボディロックでメンドンサをケージに押し込む。メンドンサも余裕はなく、ここで動きが止まる。最後の10秒で離れたメンドンサは、スピニングバックフィストを空振りし、そのままケージに突っ込むような形となった。

3Rを終えて30-27 、29-28、 29-28でメンドンサがリードした状態で、チャンピオンシップラウンドへ。互いにインローを蹴り、ダグワドルジのフックにメンドンサがアッパーをカウンターで入れる。さらにヒザを見せるメンドンサだが、そこにダグワドルジが左フックをヒット。メンドンサが左フックで前へ。ダグワドルジは左フックにアッパーを合わされながら組みつくが、テイクダウンは奪えない。

離れたメンドンサが右アッパーから左フック、そして右ローを入れる。右フックに続き、首相撲&右ヒザを被弾したダグワドルジが後退──と思いきや、カウンターでジャブ、右ミドルを受けながら前に出る。それでも手数、精度ともに優るメンドンサがワンツー。ダグワドルジが左フックを返すも、前蹴りとハイを繰り出したメンドンサが、40-36、 39-37、 39-37とリードを広げた。

最終回、左当てて組んだダグワドルジ、ケージを背負って倒れないメンドンサは左腕を制してダーティーボクシングを許さない。ここから首相撲に取り、ヒザ蹴り、エルボーを放つメンドンサに対し、ひたすらダグワドルジは組みに行くも引き出しの少なさが響き、展開を打開できない。

結果、自ら離れたダグワドルジは左フックに、右をカウンターで受ける。ここでもダグワドルジは前に出て左を振るうが、ミドルを蹴られると──またもマウスピースを吐き出す。再開後、フックで前に出るダグワドルジに対し、メンドンサは回って右ロー。真っ赤に染まったダグワドルジの顔面に縦ヒジを入れたメンドンサは、ケージに押し込まれても時間の経過を待てる展開になっている。

それでも大外刈り気味の投げでテイクダウンを奪ったダグワドルジは、ボディロックから左のパンチを打ち込む。メンドンサは立ち上がり、最後の打撃の交換を終えてタイムアップに。結果は当然メンドンサの判定勝ちだ──が、誰もが敗者をも讃える熱闘だった。


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LFA96 other MMA Preview アンソニー・ロメロ バットスムベレル・ダグワドルジ ブログ マイコン・メンドンサ

【LFA96】蒙古人王者誕生なるか。草原のダーティーボクシング王ダグワドルジがメンドンサと王座決定戦

【写真】LFA初のモンゴル人ファイター=バットスムベレル・ダグワドルジ (C)LFA

4日(金・現地時間)、カンザス州パークシティのハートマン・アリーナでLFA96「Mendoca vs Dagvadori」が開催され、メインでLFAウェルター級王座決定戦=マイコン・メンドンサ✖バットスムベレル・ダグワドルジが組まれている。

LFAで既に7試合を戦っているメンドンサは、3連敗から星を取り返し4連勝でBllatorに転じた前王者ジャリール・ウィリスが返上したベルトを賭けて、ダグワドルジと対戦する。


一方、ダグワドルジはベラトールからLFAに戦場を移したモンゴル人選手だ。2015年にMMAデビューも、モンゴルのお家事情もあり試合の機会が少なく3勝してからは、カリフォルニアのローカルショーで戦うように。キャリア5勝1NCと無敗で、ベラトールにステップアップし散打ベースのジェイムス・テリーをブルドッグチョークで破っている。

それから1年以上、ベラトールで試合機会は訪れず、ダグワドルジはLFAで仕切り直すこととなった。そんなダグワドルジのスタイルは、ザッツ・モンゴリアンMMAだ。強靭な肉体を持ち、サウスポーの構えから強烈なフックを振る。レスリング&トップコントールに強く、特にレスリングとレスリングの融合=ダーティボクシング、ボディロック・パンチというゼロ距離や後方からのパンチの強さは驚異的といえる。

結果、対戦相手はテイクダウンを防いだとしても全く息をつく暇もない。うかうかしていると、そのままKOされそうな剛腕が弧の小さな軌跡で連打されるからだ。

メンドンサも一発があるファイター、そして隙も決して少なくない。一方のダグワドルジは、勢いで攻めるために際は大雑把だ。過去一本勝ちは2回で、一度は腕十字ももう1つは全j通したようにブルドックチョークと力任せ感はぬぐえない。草原が生んだダイヤの原石──馬肉と岩塩で創られたモンゴリアン・ボディに、全米#01ショーでベルトを巻かれることがであるのか要注目の一戦だ。

■視聴方法(予定)
12月5 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass

■ LFA96対戦カード

<LFAウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイコン・メンドンサ(ブラジル)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ(カナダ)
ザック・ユーソラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
モー・ミラー(米国)
ヘジヴァウド・カルバーリョ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マーク・マーティン(米国)
マシュー・コルクホーン(ジャマイカ)

<女子フライ級/5分3R>
リサ・マウルディン(米国)
ミッチィ・メアリー(米国)

<ライト級/5分3R>
チシェスラフ・ボルシュシェフ(ロシア)
ウィリアムス・スタークス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェセフ・ホームズ(米国)
ライアン・ライニンガー(米国)

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LFA96 News other MMA アンソニー・ロメロ バットスムベレル・ダグワドルジ ブログ マイコン・メンドンサ

【LFA96】対戦カード ウェルター級タイトル戦にベラトールからモンゴリアン。アンソニー・ロメロも出場

【写真】UFCがサインをしなかったのが不思議なほど、しっかりとしたMMAを見せてコンテンダーシリーズで勝利しているアンソニー・ロメロ(C)Zuffa/UFC

12月4日(金・現地時間)
LFA96「Mendoca vs Dagvadori」
カンザス州パークシティ
ハートマン・アリーナ

■視聴方法(予定)
12月5 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイコン・メンドンサ(ブラジル)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ(カナダ)
ザック・ユーソラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
モー・ミラー(米国)
ヘジヴァウド・カルバーリョ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マーク・マーティン(米国)
マシュー・コルクホーン(ジャマイカ)

<女子フライ級/5分3R>
リサ・マウルディン(米国)
ミッチィ・メアリー(米国)

<ライト級/5分3R>
チシェスラフ・ボルシュシェフ(ロシア)
ウィリアムス・スタークス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェセフ・ホームズ(米国)
ライアン・ライニンガー(米国)

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