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【DWTNCS S04 Ep06】あぁ……エンリケ・スギモト、カイジレフのRNCに50秒で一本負け

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
Def.1R0分50秒by RNC
エンリケ・スギモト(ブラジル)

サウスポー同士の対決、カイジレフが右ハイから左フック。エンリケもフックを返し、右ハイを蹴っていく。エンリケの右ローでバランスを乱したカイジレフが、マットに手をつき起き上がりなら組んでいく。

カイジレフがボディロックテイクダウンに成功する。サイドで抑えられたエンリケは背中を預けて立ち上がろうとし、両足のフックを許す。エンリケはRNCを仕掛けられ、背中を伸ばされるとタップ……50秒で無敗のダゲスタン人に13勝目を献上することとなった。

「この試合は僕の階級じゃなかったけど、勝てて良かった。僕はミドル級でも戦えるけど、ウェルター級でずっと戦ってきたから、これからはウェルター級でやっていきたい」と勝者は淡々と話した。


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【DWTNCS S04 Ep06】元HEAT王者エンリケ・スギモトが出場。無敗のロシアンとUFC行きを賭けて戦う

【写真】エンリケ・スギモトがコンテンダーシリーズに出場!! (C)MMAPLANET

8日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Tuesday Night Contender Series 2020年シリーズ第6週が開催される。

日本人のコンテンダーシリーズ出場はまだ実現していないが、4年目にして日系ブラジリアンで元HEATミドル級王者エンリケ・スギモトがダナ・ホワイト御前試合に臨むこととなった。


エンリケはブラジルはマトグロッソ・ド・スゥ州のカンポグランジ出身、父方の祖父母が日本人、日系3世だ。7歳の時、奈良県の天理に移り住むも家族揃って日本で生活するだけの基盤が過ごせず、エンリケは兄弟3人でブラジルに戻り祖母のと暮らす。

4年後、再び来日し三重県・四日市に引っ越した両親と生活を始め、当地のブラジル人中学と高校で学び、15歳の時にホベルト・ナカヤ率いる東海ブラジリアン柔術アカデミーに入門して柔術を始めた。

17歳からムエタイも始め愛知県小牧市のNEXや、2099年に帰国した時からカンポグランジのショック・コンバッチでMMAキャリアをスタートさせたエンリケは、翌年からDEEPやHEATで戦うようになった。

HEATでミドル級王者になったエンリケは、他団体でも並行活動を望みタイトルを返上し、ロシアやスイスで戦うよになった。

そのロシアでスイス人ファイターのネルソン・カルバーリョと知り合い、彼の所属するファイトムーブでトレーニングを開始し、加藤久輝を破りHEATミドル級王座に返り咲いた。

この時から「最終的なゴールはUFC」と話していたエンリケにとって、明日はいよいよ夢を実現させるための最終関門となる。対戦相手のアリアスカブ・カイジレフはキャリア12勝0敗、Fight Night Globalもウェルター級チャンピオンだ。KO勝ちが5度、一本勝ちが3試合──7試合で初回フィニッシュ勝利、トキーニョことホウジマール・パリャレスを58秒でKO勝ちしている。

両者揃ってKOパワーの持ち主で、UFCへ行くためにはKOを狙うのは当然だ。よってエンリケにとってはディフェンス、パンチを被弾しないことが最重要となってくる。

■視聴方法(予定)
9月9日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWTNCS S04 Ep06対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ(カメルーン)
アル・マタヴァオ(米国)

<ライト級/5分3R>
キャメロン・チャーチ(米国)
シェラード・ブラックレッジ(米国)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ(米国)
カジムラット・ベスタエフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス(米国)
ドラコ・ロドリゲス(米国)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
エンリケ・スギモト(ブラジル)