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【Special】J-MMA2023─2024、福田龍彌「ユーザー(ジューサー)というものの凄さを改めて知りました」

【写真】負けじ魂が、福田をどこまで成長させるか (C)SHOJIRO KAMEIKE

2023年も残り僅か、2024年という新たな1年を迎えるには当たり、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過行く1年を振り返り、これから始まる1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA2023-2024、第四弾は12月6日(現地時間)にカザフスタンの首都アスタナで開催されたNAIZA FC55で、ジアス・エレンガイポフに敗れた福田龍彌に話を訊いた。DEEPフライ級GPで優勝し同級暫定王座も獲得、続いてRIZINで山本アーセンを下した2023年最後の試合で喫した敗北について、福田は何を想うのか。

■2023年福田龍彌戦績

2月11日 DEEP112
〇3-0 宇田悠斗(日本)

5月7日 DEEP113
〇3-0 本田良介(日本)

9月24日 RIZIN44
〇3R1分37秒 by TKO 山本アーセン(日本)

12月6日 NAIZA FC55
●0-3 ジアス・エレンガイポフ(カザフスタン)


――カザフスタンでの試合後、風邪をひいていたそうですが、それは帰国後ですか。

「試合の日の夜から前兆はありましたね。とにかく無事に帰国することが一つのミッションやったので、それは達成できました(笑)。今回はまずカザフスタンのアスタナという街まで行くのがメッチャ大変だったんですよ。

まず朝10時ぐらいの飛行機で日本を経ち、2回乗り換えて、現地に着いたのは夜中の2時ぐらいでしたから。それは現地時間なので、日本でいうたら朝5時ぐらいですか」

――大会前にはライブ中継に関して、当初は有料だったメインカードも無料視聴できるようになったなか、ひと悶着あったそうですね。

「もともと『オンラインで中継する』とは聞いていて。僕の周りでも視たいと言ってくれている人たちも多かったから、現地で視聴方法を確認したんですよ。でもNAIZA FCのYouTubeチャンネルは日本で登録しているクレジットカードでは決済できない、と。そうなると日本では誰も視られへんから、マネージャーさんがプロモーターと交渉してくれて、メインカードも無料で視られるようになったという流れです。

僕は『みんなに視てほしいから試合をしている』というわけではないんです。でも応援してくれている人には試合を視てもらいたくて。そういう意味では、無料中継を勝ち取ったのが今回唯一の功績じゃないですか(笑)」

――唯一……(苦笑)。現地に着いてからコンディション調整はいかがでしたか。

「それがまたホテルも凄くて。半身浴をしようと思ってバスタブにお湯を溜めたら、なぜか僕の部屋はどこからか漏水して、居住空間のカーペットまで水浸しになるという。ただ、部屋はずっと暖房がガンガン効いていて乾燥しているんですよ。だから部屋のカーペットがビチャビチャになったのが、ちょうど良いぐらいで」

――アハハハ。しかし、その状態だと現地での減量はうまく行うことができたのでしょうか。

「日本で体重を落とすよりもシンドイ状況でした。ホテルのサウナも使えるけど、日本のサウナとは違う感じで――結局、必死でエアロバイクをこいで落としましたね」

――試合結果はフルランドを戦い、判定負けを喫しました。まず率直な感想から聞かせてください。

「う~ん、なんか現実を感じてしまいましたね。まず1R、相手の馬力にビックリしたんですよ。今まで感じたことのない馬力で。テイクダウンに入られた時、原チャリで突撃されたんかと思いました。でも『こんなに強いヤツがおるんか』と僕のテンションは上がって」

――テイクダウンを奪われたあと、立ち上がらずボトムから三角絞めを狙いました。あの展開は、スクランブルでスタミナを消耗しないようにという作戦だったのですか。

「あの時は相手をバテさそうと思っていました。ジアスにとっては『行けそうで行けへん』という状態にして、スタミナだけ使わせてやろうと。現に1Rが終わったら口を開けて、メッチャ肩で息をしながらコーナーに帰っていくから『あぁ、良かった』と思ったんですよね。5Rあるし、次のラウンドでスタミナを使い切らせて3~5Rで倒そうと考えました。でも1分のインターバルで全回復してきよるんです」

――えっ!?

「2Rに入っても全く出力が落ちなくて。だから3Rには相手のことが機械のように感じられましたよ。壁に押し込まれている時のプレッシャーも落ちない。今までの試合を視てもらったら分かると思うけど、僕もスタミナが切れるほうじゃないから。でもそれを凌駕するものを感じたというか――ユーザーというものの凄さを改めて知りました。負けた自分が、そんなことを口にするのも情けないけど」

――ユーザー、ですか。

「たとえば僕たちは5キロを走ることを考えて、ペース配分をするんですよ。でもジアスは100メートル走のペースで1キロ走っている。ペース配分して走っている僕に追いつく前に全回復して、また1キロ全力疾走していく。ジアスの力の使い方が、30秒一発勝負のシチュエーションスパーみたいなペースで。その力で25分間、攻めてくるんですから」

――福田選手がケージに押し込まれた際、しっかり腕を差し上げてバランスを取っていたにも関わらずテイクダウンされたことには驚きました。

「さらにジアスは巧さも持っているから大変なんですよ。技術的な面でも、レスリング力には差があったとは思います。でも抑え込まれても立つことはできたし、『今の自分がやっていることは通用するんやな』とは感じました。

ジアス戦では僕のほうが戦い方を変えていたら、もっと他のこともできたかもしれないです。ただ、それでは自分のほうが3~5Rもたへん。対してジアスは5Rまで同じペースで戦える。そういう状態で、どうやったら勝てたのか。一発カウンターを合わせるしかないけど、こちらの打撃にテイクダウンを合わせてくる巧さは持っていて。さらにインターバル中に全回復してくるから、徐々に崩して削っていくこともできませんでした」

――するとジアス戦に関しては悔しさというより、ユーザーに対して……。

「いや、メッチャ悔しいですよ。何年振りやろう? 平良達郎戦でも神龍誠戦でも、こんなに悔しくはなかったです。今回は言葉にするのが難しいぐらい悔しくて。試合はひたすら投げられて、立つけど投げられての繰り返しやったから、もう二度とそんな情けない姿は見せたくない。

僕はデビュー当初、負ける場合は漬けられることが多かったんですよ。それが悔しくて、どうやって漬けられんようになるかって考えながら、12年間やってきました。だからテイクダウンディフェンスには自信を持っていたし、倒されても立ち上がることに関しては血眼になって取り組んでいきた自信がある。実際に試合でも結果を出してきたと思います。

でも今回は自分がやってきたことを突破され、完膚なきまでに叩きのめされた。それがホンマに悔しいんです。今も毎晩のように思い出して、悔しくてジッとしてられへんぐらい――自分に対して悔しい」

――……。

「そういう意味では、今のモチベーションは過去イチ高いです。もっともっと強くなる。そのためにも、今後の取り組みも含めて考え直していきますよ。来年にはもう32歳で、きっと40歳まで現役を続けることはないと思います。だからこそ、こういう悔しい経験は今回で最後にしたい。自分の中では答えが出ているので、いろいろ修正しながら2024年はまた暴れようかなと思っています」

――2024年はどのような1年にしたいですか。

「早ければ2月には試合したいですね。個人的にはバンタム級でやりたいとは思っています。このままフライ級にこだわっていても――たとえばRIZINやと扇久保博正さんとは戦ってみたいです。でも扇久保戦に行くまで、あと何試合やらないかんのやろうと考えると……今すぐオファーが来たら戦いますけど(笑)。DEEPフライ級では、神龍君が統一戦をやってくれるなら試合したいです。それがDEEPフライ級で唯一やり残したことやから。

どうせ福田が勝つやろ、と思われるようなマッチメイクやと面白くない。僕自身も燃えへん。それやったらフライ級より、バンタム級のほうが新鮮で燃えるカードが組まれるんじゃないかと思っています」


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Black Combat Black Combat05 DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o Special   イ・ソンハ ジン・テホ ブラック ユン・ダウォン 上迫博仁 大原樹理

【Special】J-MMA2023─2024、大原樹理─01─「相手のベルトも獲らないと気が済まない」

【写真】悔しさを笑顔に変えて、新たな年を迎えることができる (C)SHOJIRO KAMEIKE

2023年も残り僅か、2024年という新たな1年を迎えるには当たり、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過行く1年を振り返り、これから始まる1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA 2023-2024、第二弾は11月18日に韓国Black Combatでイ・ファンスンにKO勝ちを収めた大原樹理に話を訊いた。DEEPのベルトを失ったブラックコンバットとの対抗戦を経て、11月の試合では敵地で激闘の末にKO勝利。このままでは終われない――2024年、大原はベルト奪回を目指す。

■2023年大原樹理戦績

2月4日 Black Combat05
〇1R4分39秒 by KO ユン・ダウォン(韓国)

5月7日 DEEP113
〇3-0 上迫博仁(日本)

9月18日 DEEP118
●2R2分37秒 by スロエフストレッチ イ・ソンハ(韓国)

11月18日 Black Combat09
〇2R1分40秒 by KO イ・ファンスン(韓国)


――9月にDEEP×Black combatの対抗戦でイ・ソンハに敗れたあと、2カ月という短いスパンで再び韓国のケージで戦った経緯を教えていただけますか。

「もともと9月の試合の結果に関わらず、また韓国で試合に出てほしいと言われていたんです。自分としては『試合後の怪我次第だけど、出られるなら出たい』と答えていました」

――ということは、イ・ソンハ戦で怪我もなく11月の試合を迎えられたと。

「いえ、それが足を痛めていて……」

――2Rにスロエフストレッチを極められた時、左足を負傷していたのですか。

「はい。でも良い先生がついてくれて、針治療とかいろいろしてくれたので、すぐ良い状態に戻すことができたんですよ」

――良い先生というのは、韓国にも帯同してくれた中和医療専門学校の方々のことでしょうか。

「そうです、そうです。おかげで試合ができる状態になりました。自分も負けて悔しかったので、すぐ『11月、出ます!』と返事をして(笑)」

――昨年の大晦日、イ・ソンハがブラックコンバットのベルトを巻いた試合を現地で取材した時、DEEPとの対抗戦では大原選手とイ・ソンハの試合が見たいと思いました。互いにリーチもコンパスも長く、打撃が強いタイプで。ただ、あの決着は予想していなかったです。

「う~ん……正直、試合直後は何も考えられなかったです。ベルトを獲られたことと、自分が対抗戦の負け越しを決めてしまったじゃないですか。その両方が一気に入ってきて、頭の中もグチャグチャになっていました。

イ・ソンハと向かい合った時、まず『デカいな』って思いました。体格的には同じタイプであっても、自分より身長も高く、リーチも長かったです。今まで自分の武器であったものが、全て相手の武器になってしまった。だから試合の時は戸惑いました。相手との距離が遠くて、自分の攻撃は届く気がしない。そんな自分が『どうしようかな……』と思っているうちに、あれよあれよと攻められてしまい――」

――自分自身が武器としていたもので攻められると、精神的な疲労は倍増したのではないでしょうか。

「もうホントに、それが一番大きかったですね。技術的な面どうこうの前に、メンタル面の影響で普段の実力の半分も出せなかったと思います」

――公式プロフィールでは大原選手が180センチで、イ・ソンハが185センチとなっています。わずか5センチの差でも、それだけ大きく感じてしまったのですか。

「イ・ソンハは絶対に185センチより大きいです(苦笑)。さらにリーチが、とんでもなく長くて。フェザー級時代に対戦したジン・テホ(2016年4月に大原が判定勝ち)も僕より身長は高かったのですが、イ・ソンハほど身長差やリーチ差も感じることはなかったですね」

――1Rにスロエフストレッチを防いでいながら、なぜ2Rに同じ形で極められてしまったのか。あの時点で大原選手は集中力と体力が切れていたのではないか……と感じていました。

「あぁ、なるほど。先ほど言ったとおり、『どうしようかな……』という気持ちでいっぱいだったと思います。パニックとまではいかないけど、自分のメンタル面が要因ですよね。その状況で試合中に自分がどう立て直していくのか――それが大事で。もしかしたら対抗戦でダブルタイトルマッチが決まるまでのドタバタも、メンタルの面で影響していたかもしれないです。でも総じて言えば、あの日の自分が弱かった。それだけなんですよ」

――対抗戦で敗れたあと、DEEPチームの雰囲気はいかがでしたか。

「ズーン……としていましたよね(苦笑)。その一方で、自分は負けてホッとしたところもあるんです。肩の荷が下りた、っていうわけじゃないけど。でもベルトを失って気持ちはヘコんでいました。

ただヘコんでいたのは3時間ぐらいで、すぐ『このまま終わることはできない。やり返さないと気が済まない』と思ったんですよ。とりあえず自分がブラックコンバットに行って、荒すだけ荒してきてやろうと」

――その気持ちもあって、11月の試合のオファーに応えたのですね。

「今後どうなろうと、何より自分はもう一度DEEPのベルトを巻きたい。そのベルトをブラックコンバットに持って行かれてしまったじゃないですか。だからDEEPのベルトを獲り返すだけでなく、相手のベルトも獲らないと気が済まないと思ったんですよ」

――なるほど。ただ、11月の試合は対戦相手が決まるまで二転三転したようですね。

「そうなんです。ブラックコンバットのライト級は、僕が今ランキング1位で。11月は上位ランカーと試合がしたかったけど、みんな『怪我をしている』、『ジムを立ち上げるから今は試合ができない』とか言われちゃったんですよ。結果、ランキング下位のイ・スンファン選手まで話が行き、試合を受けてくれました」

(C)Black Combat

――そして迎えた11月のイ・ファンスン戦ですが、まず驚いたのは大原選手が髪を丸刈りにしていたことです。

「アハハハ。対抗戦で不甲斐ない試合をして、ベルトも獲られてしまいましたから。それで相手のケージに乗り込むために、気合いを入れようと丸刈りにしました」

<この項、続く>


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DEEP DEEP113 DEEP114 MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC 五明宏人 佐伯繁 国内MMA 日比野エビ中純也 松嶋こよみ 水野竜也 海外 海飛 酒井リョウ 鹿志村仁之介

【DEEP114】7月2日@後楽園ホール。DEEP参戦、正式発表。これが松嶋こよみのRoad to UFC !!!!

【写真】どのような選択も、目標は一つ (C)MMAPLANET

15日(月)、7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTの対戦カードが発表された。

DEEPメガトン級選手権試合=チャンピオン酒井リョウ✖チャレンジャー水野竜也を筆頭にフェザー級2回戦で五明宏人✖海飛という──ベースが伝統派ポイント空手✖極真フルコンタクト空手対決。さらにバンタム級2回戦の日比野エビ中純也✖鹿志村仁之介と並び、参加選手として松嶋こよみの名前が公式に明記された。


7日のDEEP113終了後の佐伯繁代表の大会総括のコメントのなかで、DEEP初参戦となる日本人大物という話があり──フェザー級まで言及されたことで、ファンの間でも松嶋こよみに間違いないという評判になっていた。

昨年は失意のRoad to UFC準決勝敗戦に続き、今年は出場すら叶わなかった松嶋が、実に2018年4月15日以来5年3カ月振りとなる国内MMAイベントの出場となった。

対戦相手は未発表も、佐伯代表と松嶋陣営は強い外国人選手という共通認識がある。それだけ国内の同階級の選手が対戦を避ける──あるいはRIZINという場であれば受けたかもしれないが──猛者の相手が誰になるのか、公式発表を待ちたい。

その松嶋、一時期はUFCを諦めたという話も伝わってきたが、Road to UFC再挑戦を決意した時点から、再び目標はUFC一択になったようにも感じられる。

今回のDEEP参戦の松嶋人生の狙いは、ずばり初戦でインパクトを残し、今年中に王座挑戦とベルトを奪取。それこそが2024年のRoad to UFC、あるいは今後のUFCへの道を切り開くことに通じるという判断により決まった。それ以外にUFC Fight Pass中継のある海外のショーに出場も頭にある──何れにしても、ここからの戦いこそ、松嶋こよみにとってのRoad to UFCだ。

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Black Combat DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC   佐伯繁 北岡悟 海外

【DEEP113】佐伯繁代表イベント総括から「北岡マイクなし」&「7月大会に大物日本人初参戦選手」問題

【写真】2月大会に続き、今大会も北岡はマイクはなし。ただし「早く次の試合がしたい」というメッセージはあった (C)MMAPLANET

7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP113 IMPACT。実際──専門メディアの記者の間では日本の格闘技イベントにおいて、DEEP佐伯繁代表の大会総括が一番面白いというのは定説となっている。

ただし、記事化や映像化しづらい裏話&危ない話がふんだんに散りばめられており、お蔵入りすることがほとんどだ。今大会の総括シメコメでも、「9月にBlack Combatとの対抗戦第2弾を日本で」という話や「ポスト・フライ級GP」、「暫定王座決定戦になった背景」など興味深いが話が聞かれたが、やはり記事化しづらい固有名詞が数多く含まれていた。

そのなかで北岡悟のマイク無し関連、さらに佐伯代表は「7月大会、初参戦の大物日本人選手の相手を今探していますが、皆に断られています。それで困っています」と話した。この2点に関して、MMAPLANETと佐伯代表との質疑応答の部分をここに切り取ってお伝えしたい。


──北岡選手、今日もマイクがありませんでした。

「断るね。断るかなって思って、聞いていますけどね。何年振りですが、フロントチョークで勝ったの」

──でも、ファンは北岡選手のマイクを聞きたいかと思います。

「じゃあ、それ記事にしてよ──実際」

──トップ戦線の選手に勝ってからという拘りという気もするのですが。

「どうなの? どうなの?(と映像の吉田了至ディレクターに尋ねる)」

吉田 ……。……。(汗)

「実際。連勝したんだから」

吉田 ……。……。(涙)

「まぁ。そんな感じです(笑)」

──ここは真面目な話。7月の大物の初参戦の件ですが、対戦相手が決まらないと流れることもあり得るのでしょうか。

「いやいやいや、もう海外から呼ぶしかない」

──そこまでして、試合を組む選手が出場すると?

「ただ今は本当にビザの取得に時間が掛かるので。2カ月前、1カ月半前だったらアウトなんです。特に韓国系は無理ですね。今日のビョン・ジェウン選手も、2カ月前から動いていて。それぐらい外国人選手は難しいですよ。6月末の大会なら、もうビザは間に合わない。それで入って来るのは……(※以下自粛)。

まぁ、それぐらい当たっているけど、皆がその選手の名前を挙げると嫌がる。う~ん、なかなか大変です」

──逆にその言葉で、7月大会を煽ることができます。

「いやぁ、面白くなると思いますよ。フェザー級戦線」

──階級は言ってしまって良いのですね(笑)。

「まぁ実際には神田(コウヤ)選手のフェザー級のRoad to UFCもどうなるのかというのがあるし。ちょっとね、色々な選手に……まぁ大変ですけど」

※周辺取材を進めると、佐伯代表の外国人選手オファーの条件は「強い選手」ということで進んでいることが分かった。

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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o キック 本田良介 福田龍彌

【DEEP113】本田の組みを首相撲で潰し、右フックでダウンを奪った福田が判定勝ちでGP優勝&暫定王者に

【写真】試合直前に暫定王座が賭けられたフライ級GP決勝は、福田が制した(C)MMAPLANET

<フライ級GP決勝/5分3R>
福田龍彌(日本)
Def.5-0:30-26.30-27.30-27.30-27.30-27.
本田良介(日本)

試合直前、このフライ級GP決勝が暫定フライ級王座決定戦となることが発表された。

共にサウスポー。福田がケージ中央をとり、本田がサークリングする形に。本田のフェイントで福田が一瞬下がる。しかしプレスをかけ直した福田が左ストレートを伸ばしていく。本田が距離を詰めてくると、福田が右アッパー、右フックを繰り出す。本田が前に出るも、福田がバックステップでかわした。

本田が左ハイを見せ、左右フックを繰り出しながら距離を置くなど、打撃戦を選択している。右ジャブを突きながら距離を詰める本田に対し、福田も右ジャブから様子をうかがう。本田が右フックを振るった際に福田がバランスを崩した。すぐに立ち上がる福田。本田は右フックから一気に飛び込む。残り1分で本田がニータップで組みつくも、これを福田がかわす。そして福田の右フックが本田の頭部をかすめる。残り10秒で本田も右ジャブから飛び込んでいった。

2R、本田が右ボディから近づくも、福田が離れた。フェイントを見せる福田に対し、本田が右インローを繰り出す。本田が前に出る。しかし福田が右フックのカウンターでダウンを奪い、サッカーボールキックから本田を抑え込みパウンドを連打する。立ち上がった本田をケージに押し込むが、ここで両者が離れた。

本田の右ハイをブロックした福田は、本田の顔面に右を叩き込む。福田の右ジャブをもらっている本田も、右フックを返すが福田の顔面には届かず。左ハイからスピニングバックフィストに繋げる本田、これをかわした福田は右ジャブを突き続ける。本田が中に入ってくると右フックを合わせる福田。本田もフックを当ててからボディ、顔面へとパンチを当てながら福田をケージに押し込む。しかし福田が首相撲で切り返し、ケージ際から脱して右フックを伸ばしていった。

最終回、福田がプレッシャーをかけていく。本田は左ストレートから飛び込んだ。福田の右フックに右を返す本田。福田は右ジャブから左ストレートに切り替え、本田の右ミドルに右ジャブをカウンターで当てた。福田の右ジャブをもらいながらも、パンチを振って組みついた本田に対し、福田が首相撲で切り返す。

両者が離れたところで、本田のグローブが外れて一時中断。再開後、本田が左右フックを振りながら組み付くも、福田が首相撲でケージ際を制する。手数が減った本田を福田が追い立てる。本田の右も福田の顔面を捉えた。右ボディブローを当てる福田、本田も左ストレートをカウンターでヒットさせる。本田のテイクダウンを防いだ福田が右ジャブで追い立てる。

右アッパーをボディに叩きこむ福田。本田が頭を下げるとアッパーを合わせて、組ませない。右ジャブ、右フックでコントロールし続け、左アッパーから右フックを当てた福田が、本田のテイクダウンを切って打ち合いのなか試合終了のゴングを聞いた。

裁定は、ジャッジ1人が4ポイント差をつけるフルマークで福田の勝利。福田がフライ級GPで優勝を果たし、賞金300万円をゲットするとともに、フライ級暫定王者のベルトを巻いた。


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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o キック 上迫博仁 大原樹理

【DEEP113】1Rにサッカーボールキック連打。上迫のTDを振り切って大原がスプリットで王座を守る

【写真】防衛に成功した王者、今年入籍した奥様と(C)MMAPLANET

<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
大原樹理(日本)
Def.3-2:29-27.28-28.28-28.28-29.28-29.
上迫博仁(日本)

※ドローのジャッジ2名はマスト判定で大原

ケージ中央で大原が左ジャブを伸ばす。上迫が踏み込むと、バックステップで距離を取る大原。上迫の左ジャブに左ジャブを合わせ、左ハイで追撃する。上迫も右クロスをヒット、さらに左ジャブを大原のボディに突き刺す。上迫はサークリングしながら右カーフキックを繰り出した。上迫の左インローに大原が右ストレートを合わせる。

上迫は右カーフキックを当てる。大原は上迫にケージを背負わせ、右ストレートでダウンを奪う。さらに大原が倒れた上迫に右サッカーボールキックを浴びせる。立ち上がる上迫に、なおもサッカーボールキックを叩き込む大原だったが、ケージ際から離れた上迫のパンチをもらってしまう。上迫にケージを背負わせて、大原が追い立てる。左ハイ、左ミドルと蹴りを散らす。鼻から出血が見られる上迫も距離が近くなるとパンチを振るうが、なかなか大原には届かない。

2R、上迫が左のガードを下げ、前後のステップを使いながら右カーフキックを当てる。右カーフキックを連打する大原、少しカーフキックを食らった左足の動きが鈍ってきたか。大原が距離を詰めて右ストレートを狙う。さらに左ハイを伸ばすが、上迫が前に出て来る。大原の右ストレートをスウェーでかわした上迫も、サークリング+右クロスを狙う。上迫が大原の左足をキャッチし、ケージまで押し込むが倒すことができない。

ケージ中央では蹴りを散らす大原。上迫はパンチをフェイントにニータップで組みつくも、テイクダウンを奪うことはできず。しかし残り30秒で大原をダブルレッグでこかした上迫が、サッカーボールキックを放ちながらトップへ。大原も下から上迫の右足を抱えつつパンチを打ち返した。

最終回、大原の頭部から出血が見られる。距離を詰めて来る上迫に対し、テンカオを突き上げる大原。上迫の左ジャブを前手で押さえ、さらに左ハイと前蹴りで追い詰めていく。中に入った上迫の頭が大原の顔に直撃して大原が下がる。上迫は右カーフキックで攻め立てる。大原が左ハイからワンツーを伸ばしたところに、上迫がダブルレッグで組みついた。

大原に背中を着かせた上迫がパウンドを連打する。立ち上がる大原、上迫は大原の右ハイをキャッチしてグラウンドに持ち込んだ。大原の三角絞めに対し、担いでからバックに回った上迫は、スタンドに戻ってもシングルレッグでドライブする。上迫がハイクロッチに切り替えると腰を落とした大原だったが、そのまま足を刈られて背中を着いてしまう。上迫がトップからパウンドを落として試合を終えた。

僅差のジャッジ、ドローのジャッジ2者がマスト判定で大原を選んだのは、やはりダウンを奪いサッカーボールキックで攻め立てた1Rの印象か。スプリットで大原が2度目の防衛に成功した。


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CORO DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o 力也

【DEEP113】COROが力也の袈裟固めを切り返して三角絞めでフィニッシュ

【写真】(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
CORO(日本)
Def.1R3分09秒 by 三角絞め
力也(日本)

※詳細は後ほど・・・


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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o 北岡悟 大山釼呑助

【DEEP113】テイクダウンから一切のチャンスを与えず、北岡が大山をギロチンで仕留める

【写真】北岡の一本勝ちは2018年4月のタラス・サパ戦以来(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
Def.3R2分26秒 by ギロチン
大山釼呑助(日本)

サウスポーの北岡に対し、大山が左手を伸ばす。すぐに組んだ北岡がテイクダウンを奪い、大山に背中を着かせた。ハーフガードの大山の首に左腕を巻き付けていく北岡。大山は体をずらしていくが、北岡が右腕を差し上げて抑え込む。右のパンチで削りながらパスを狙う北岡は、左腕で大山の首を抱える。首にプレッシャーをかけられる大山は、一度ガードに戻すもすぐにハーフガードへ。大山が下からヒジを突き刺すが、状況を変えることはできない。北岡は大山の頭をケージに押し込み、右のパンチを連打する。大山が下から暴れるも、北岡が左腕を枕にして抑え込み続けた。

2R、北岡は左ロー、左ミドルから組みついていく。両差しから大山をケージに押し込み、ダブルレッグへ切り替えて尻もちを着かせた。立ち上がる大山、北岡はダブルレッグでしっかり背中を着かせる。北岡が左腕を差し上げ、右ヒジを押し付けていく。大山の頭を押し込み、パンチとヒジで削りながら、北岡が大山の右腕をキムラで抱えた。極めることはできなかったが、そのまま大山の右腕をコントロールしながら左ヒジを叩き込んだ。

最終回、右アッパーを突き上げた北岡がダブルレッグで組みつく。シングルレッグ、ボディロックに切り替えてケージ際でテイクダウンを奪った。左腕で大山の首にプレッシャーをかけつつ、パスしてサイドへ。ボディに右のパンチを、顔面で左ヒジを叩きこむ北岡は、スクランブルから左腕で大山の首を捕らえ、ギロチンでタップを奪った。試合後、前戦と同じく北岡はマイクを握ることなくケージを後にした。


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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o 中村大介 青井人

【DEEP113】青井が中村の顔面を跳びヒザで切り裂き、スクランブル発進の元王者を下す

【写真】(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
Def.2R3分36秒 by TKO
中村大介(日本)

※詳細は後ほど・・・


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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o キック ヒロヤ 安谷屋智弘

【DEEP113】ヒロヤが驚異的なリカバリー力を見せるも、要所を抑えた安谷屋がユナニマス判定勝利

【写真】(C)MMAPLANET

<58キロ契約/5分3R>
安谷屋智弘(日本)
Def.30-27.29-28.29-28.
ヒロヤ(日本)

ワイドスタンスでサークリングする安谷屋、ガードを固めて近づくヒロヤに右ストレートを伸ばす。右スピニングバックキックを見せたヒロヤ、安谷屋はヒロヤのローの打ち終わりにダブルレッグで組みつきテイクダウンを奪った。ヒロヤの足を抑えてギロチンを狙いつつ、バックをうかがう。立ち上がったヒロヤがスクランブルからケージに押し込むも、安谷屋が体勢を入れ替える。

右腕を差し上げて安谷屋をケージに押し込むヒロヤ、安谷屋が差し返してくると左跳びヒザを見せてから離れた。ケージ中央でヒロヤが右スピニングバックキック。安谷屋は組みついてグラウンドに持ち込むと、パウンドの連打からバックに回る。シングルバックから左腕をヒロヤの顔面に巻き付けるが、ヒロヤがスクランブルからバックへ。安谷屋もヒロヤの左腕をキムラの形にとらえる。最後は両者がスタンドに戻り、ローを繰り出しあった。

2R、ヒロヤが左ハイから、安谷屋が右を放とうとしたところに組みついてケージまでドライブする。安谷屋は離れ際に左右フックを連打。距離を取って右フックを放つも、返しの左フックにヒロヤが左フックを合わせる。ここで組みついた安谷屋は、立ち上がるヒロヤのバックに回りグラウンドへ。ヒロヤは立ち上がって逆に押し込もうとするが、安谷屋がヒロヤの左腕をキムラで抱えてグラウンドに戻した。

ハーフガードを取るヒロヤにパウンドとヒジを連打していく安谷屋。バックを狙いつつヒロヤをケージに押し込む。ここでヒロヤが押し返し、投げから安谷屋のバックに回る。バックマウントを奪取し、RNCを狙うヒロヤ。安谷屋は反転してトップを奪い、ハーフガードのヒロヤを抑え込むが、ヒロヤも切り返してマウントを奪いに行った。最後はスタンドで打ち合う。

最終回、ヒロヤが前に出る。ケージを背にして打ち返す安谷屋。ケージ中央を取った安谷屋がダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪った。すぐに立ち上がるヒロヤ、安谷屋も離れた。細かくローを放つヒロヤに、安谷屋がダブルレッグで組みつく。しかしヒロヤに体勢を入れ替えられてしまう。

お互い手数が少なくなるなか、ヒロヤがガードを固めて右ローを放つ。右ストレートを当てた安谷屋だが、返しの左フックに左を合わせられた。安谷屋が前に出ると、ヒロヤが右クロスで迎え撃つ。安谷屋のダブルレッグをスプロールしたヒロヤが、コンパクトな左右フックを当てていく。安谷屋が組みつくと、ヒロヤがヒザを突き上げる。残り10秒で安谷屋が左右フックをまとめ、打ち合いで試合を終えた。

ジャッジ1人がフルマークをつける裁定で安谷屋が勝利した。


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