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BELLATOR Bellator251 Report オースチン・ヴェンダーフォード ブログ ヴィニシウス・ジジェスス

【Bellator251】抜群のTD&ボディコントロール、そしてパウンド。ヴェンダーフォードが無傷の10連勝

<ミドル級/5分3R>
オースチン・ヴェンダーフォード(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ヴィニシウス・ジジェスス(ブラジル)

キャリア9勝0敗のヴェンダーフォードと、9勝3敗のジジェスス。ローを空振りしたヴェンダーフォードに対し、右ローを返したジェジェススがダブルレッグをスプロールし左をヒットさせる。続くコンタクトでニータップテイクダウンを決めたヴェンダーフォードに対し、ジジェススがヒザ十字へ。極め切れずトップ狙いに転じたジジェススに呼応しヴェンダーフォードも立ち上がる。

ヴェンダーフォードは右オーバーハンドを当て、ジジェススが右ローから右ボディストレートを伸ばす。左ジャブを伸ばすジジェスス、ヴェンダーフォードもジャブを返しローをキャッチしつつ右オーバーハンドを当てる。倒れてバタフライカードを取ったジジェススが、クローズドへ。ヴェンダーフォードがケージに詰めてエルボーを落とし、初回をリードした。

2R、前蹴り、カポエイラキックを見せたジジェススだが、直後にジャブから組んだヴェンダーフォードがダブルレッグテイクダウンを決める。ジジェススの右腕を背中の下で取ったヴェンダーフォードが、がら空きになった顔面に左のパンチを打ち込む。右腕を自由にできないジジェススは、ようやくクラッチを解くがハーフから肩固めを狙われる。抑えてパンチに移行したヴェンダーフォードが左のパンチを打ちつける。エルボー、肩パンチを受けるジジェスス、攻められ続け最後の20秒で肩固めをセットされるも時間に救われた。

最終回、開始直後にテイクダウンを決めたヴェンダーフォードがハーフで抑える。SUGでも発揮しているケージグラップリングの強さをベラトールで見せつけるヴェンダーフォードは、エルボーでジジェススを追い込む。流血のジジェススは、パンチを打たれてしがみつくしかない。ヴェンダーフォードは肩固めを狙いつつ、左のパンチを続ける。

顔面が流血で真っ赤になっているジジェスス、最後の10秒で立ち上がったヴェンダーフォードが鉄槌を振り下ろし、最後はガードの中からパンチを纏めた。

結果、ヴェンダーフォードがフルマークの判定勝ちでキャリア10連勝を達成──ペイジ・ヴァンザンド夫人、マルコ・パフンパ、キング・モーと勝利を喜んだ。


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JJ Globo Report SUG14 オースチン・ヴェンダーフォード ガブリエル・チェッコ ブログ

【SUG14】ガブリエル・チェッコはオーバータイムで、ヴェンダーフォードをRNCで破る

<5分1R>
ガブリエル・チェッコ(ブラジル)
Def. Overtime by RNC
オースチン・ヴェンダーフォード(米国)

前回大会でジェイク・エレンバーガーを破ったチェッコとリッチー・マルチネスを下したヴェンダーフォードの一戦。チェコが引き込みラバーガード、オーバーフックアームバー、さらにハイガードに入ったところでヴェンダーフォードが立ち上がる。ガードの中に入ったヴェンダーフォードにラバー狙いのチェッコだが、ヴェンダーフォードが右腕を腰に回し右から足を抜きに掛かる。ハーフから枕で抑えるヴェンダーフォード、チェッコがフルガードに戻す。

足を取らせなかったヴェンダーフォードは、ハーフから潜ろうとしたチェコにパスを仕掛ける。チェクはクローズドガードに捕え、オープンから再びオーバーフックアームバーにトライする。腕を抜いたヴェンダーフォードがパス、ここで残り20秒に。ニーインベリーからマウントを取ったヴェンダーフォード、そのままタイムアップに。

オーバータイムはヴェンダーフォードのシートベルトからスタートし、腰をずらしたチェックが20秒でエスケープに成功した。後攻のチェッコもシートベルトを選択し、13秒でヴェンダーフォードがヒップエスケープで逃れる。2本目、ヴェンダーフォードのバックになんとチェッコは8秒でエスケープ。続いてチェッコは1分2秒でフェイスロックを極めた。


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JJ Globo Report SUG13 オースチン・ヴェンダーフォード ブログ リッチー・マルチネス

【SUG13】ブギーマン=リッチー・マルチネスは、ペイジ旦那=ヴェンダーフォードに延長一本負け

<5分1R>
オースチン・ヴェンダーフォード(米国)
Def.Overtime
リッチー・マルチネス(米国)

コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約できず、Bellatorで3連勝中のヴェンダーフォード。ペイジ・ヴァンザント夫人の姿は当然のようにコーナーにない。試合開始直後に引き込んだマルチネスはラバーガードから腕十字へ。2度前転をして腕を抜いたヴェンダーフォードが立ち上がる。

シッティングのマルチネスに対し、ヴェンダーフォードが側転パスガードを仕掛けるが決まらない。飛び込んだヴェンダーフォード、かわしたマルチネスの顔面に手が当たり両者が仕切り直す。立ちから一気にパスをヴェンダーフォードが狙うが、マルチネスは足を効かせ許さない。

グラップリングとしては、ヴェンダーフォードが寝技にいかず噛み合わない展開が続く。それでもヴェンダーフォードが足を掴み、マルチネスが首や肩を抑えにいくと立ち上がる。一瞬のオモプラッタ狙いも、思い切り頭を突っ込んで腕を抜いたヴェンダーフォードは、組ませない寝技を続けタイムアップに。

試合はEBI流のオーバータイムへ。マルチネスはスパイダーウェブを選択。5秒で腕を抜いたヴェンダーフォードはシートベルトポジションを選び、35秒間でマルチネスがエスケープに成功した。

続いてマルチネスもバックを選択するが、ヴェンダーフォードは僅か7秒で逃げる。ヴェンダーフォードは2度目のバックをチョイスし、胸を合わせにきたところで肩固めに移行してタップを奪う。ブギーマンが、まさかの延長一本負けを喫した。