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45 AB BELLATOR F1 Goods MMA o ONE RENA RIZIN   ウスマン・ヌルマゴメドフ セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ ドゥグラス・リマ パッチー・ミックス マゴメド・マゴメドフ 白川陸斗 矢地祐介

5.17『Bellator 303』でウスマン・ヌルマゴメドフ vs. アレクサンドル・シャブリー、パッチー・ミックス vs. マゴメド・マゴメドフ、マンスール・バルナウイ vs. 矢地祐介

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Louie Sutherland(Sherdog)

 Bellator MMAが5月17日にフランス・パリのアコー・アリーナで『Bellator 303』を開催することとウスマン・ヌルマゴメドフ vs. アレクサンドル・シャブリーのライト級タイトルマッチ、パッチー・ミックス vs. マゴメド・マゴメドフのバンタム級タイトルマッチ、グレゴリー・バベン vs. カステロ・ヴァン・スティーニスのミドル級マッチ、スリム・トラベルシ vs. ルイ・サザーランドのヘビー級マッチを行うことを発表。

 ヌルマゴメドフは10月の『Bellator 300: Nurmagomedov vs. Primus』でブレント・プリムスに判定勝ちしたものの、その後禁止薬物の陽性反応が出たことからノーコンテストになって以来の試合。しかし意図的に摂取したものではないと判断され、タイトルは剥奪されていません。シャブリーは11月の『Bellator 301: Amosov vs. Jackson』でパトリッキー・“ピットブル”・フレイレに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(Bellator戦績5勝0敗)。現在Bellatorライト級ランキング1位。

 ミックスは11月の『Bellator 301: Amosov vs. Jackson』で行われたバンタム級王座統一戦でセルジオ・ペティスに2Rリアネイキッドチョークで勝利し王座統一して以来の試合で6連勝中。マゴメドフは7月の『超RIZIN.2』でダニー・サバテーロに1Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング4位。両者は2022年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』で対戦しており、この時はミックスが2Rギロチンチョークで勝利しています。

 バベンは9月の『Bellator 299: Eblen vs. Edwards』でチャーリー・ワードに1Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で8連勝中(Bellator5連勝中)。スティーニスは5月の『Bellator 296: Mousasi vs. Edwards』でドゥグラス・リマに判定負けして以来の試合。

 トラベルシは10月の『Bellator 300: Nurmagomedov vs. Primus』で行われたBellatorデビュー戦でダヴィオン・フランクリンに1R TKO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来6連勝中。サザーランドは現在30歳のイギリス人でMMA戦績6勝2敗。今回がBellatorデビュー戦。


 さらに、プレリミナリーカードでマンスール・バルナウイ vs. 矢地祐介のライト級マッチも行われます。

 バルナウイは9月の『Bellator 299: Eblen vs. Edwards』でジェイ・ジェイ・ウィルソンに判定負けして以来の試合で2連敗中。矢地祐介は2月の『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』で白川陸斗に2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator301 MMA MMAPLANET o ダニー・サバテーロ ラフェオン・スタッツ

【Bellator301】超ノンストップのスクランブル・ファイトは、スタッツがサバテーロにリベンジを許さず

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ダニー・サバテーロ(米国)

開始早々、サバテーロが右跳びヒザを見せた。それを受け止めたスタッツが、左ストレートでサバテーロをグラつかせる。パンチとローからサバテーロがダブルレッグで飛び込んだ。スタッツに背中を着かせ得たサバテーロが、首を抱えられながらパンチをボディに落とす。スタッツは右腕をサバテーロの首に回しながら、ハーフガードで耐える。スタッツが右腕を外すと、サバテーロがボディロックへ。スタッツが反転し、トップを狙うもスクランブルへ。サバテーロが両腕を差し上げて押し込むとスタッツが離れた。

スタッツがサバテーロにケージを背負わせてパンチの連打を浴びせる。距離を取ったサバテーロは右跳びヒザを防がれるも、ダブルレッグで再びテイクダウンを奪う。起き上がるスタッツのバックに回ったサバテーロは、バックコントロールから太腿にヒザを突き刺す。ボディロックからテイクダウンを狙うサバテーロだったが、逆にすくわれグラウンドで下になってしまう。立ち上がったサバテーロがボディロックから倒すも、スタッツがバックに回った。正対したサバテーロが押し返すも、スタッツが首相撲からヒザを突き上げていった。

2R、スタッツが距離を詰めると、サバテーロが右前蹴りと右ハイを散らす。互いに前手を触りながら距離を測るが、スタッツは左ストレート。サバテーロが右の蹴りからダブルレッグで入るも、スタッツがスプロールした。立ち上がるスタッツに食らいつくサバテーロは、足をすくってバックに回る。スタッツはスクランブルに持ち込みたいが、逆にサバテーロにトップを奪われてしまう。

うつ伏せになったスタッツに対し、サバテーロがバックに戻って四の字フックへ。しかしスタッツが正対してトップに回る。サバテーロはスタッツの左足をすくってスイープを試みたが返せず。シングルバックの体勢からパンチを打ち込むスタッツは、サバテーロが立ち上がるとさらにパンチの連打で追い込む。それでもサバテーロが残り30秒でダブルレッグからテイクダウンを奪う。スタッツも後転でトップに回り、右ヒジを連打していった。

最終回、スタッツが左ストレートを伸ばす。サバテーロが右跳びヒザから足を滑らせてしまう。トップを奪いにきたスタッツに対し、サバテーロはスクランブルからダブルレッグで押し込むも倒せず。右腕を差し上げてきたスタッツの足をすくってヒザを着かせ、バックに回ったサバテーロが四の字フックで固める。しかし、ここも肩固めを狙うサバテーロからスタッツがトップを奪った。

ハーフガードのサバテーロの顔面に左ヒジを連打で浴びせるスタッツ。サバテーロがスクランブルに持ち込むも、両者スタンドへ。打撃戦からスタッツがシングルレッグで組むと、サバテーロがガブりからアナコンダチョークを狙う。だがサバテーロはケージに押し込められた状態で、絞め上げることはできなかった。

超ノンストップのスクランブル・ファイトは判定へ—―結果はジャッジ3者とも29-28でスタッツの勝利に。両者は笑顔でハグを交わしたが、リベンジは成らなかったサバテーロはすぐにケージを去った。


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AB BELLATOR Bellator301 ISAO MIKE MMA o ONE YouTube   その他 シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ パッチー・ミックス

『Bellator 301: Amosov vs. Jackson』前日計量動画

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MAIN CARD (Showtime, 9 p.m. ET)

・Champ Yaroslav Amosov (169.6) vs. Jason Jackson (169.6) – for welterweight title
・Champ Sergio Pettis (135) vs. interim champ Patchy Mix (135)* – bantamweight title unification bout
・Danny Sabatello (135.8) vs. Raufeon Stots (135.8)
・A.J. McKee (155.6) vs. Sidney Outlaw (156)
・Patricky Freire (154.4) vs. Alexander Shabliy (155) – lightweight grand prix semifinal

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 5 p.m. ET)

・Tyrell Fortune (245) vs. Marcelo Golm (260.4)
・Sumiko Inaba (125.2) vs. Denise Kielholtz (124)
・Justin Gonzales (145.4) vs. Timur Khizriev (146)
・Pieter Buist (155.6) vs. Archie Colgan (155.4)
・Keri Melendez (126.6)** vs. Sabriye Sengul (125.6)
・Matheus Mattos (135.2) vs. Richard Palencia (136)
・Ramazan Kuramagomedov (171) vs. Randall Wallace (170.4)
・Islam Mamedov (159.4)*** vs. Killys Mota (160) – 160-pound contract weight
・Cody Law (145.4) vs. Jefferson Pontes (145.6)
・Mike Hamel (155.8) vs. Tim Wilde (156)
・Isao Kobayashi (145.2) vs. Yves Landu (145.4)

 『Bellator 301: Amosov vs. Jackson』前日計量結果。セルジオ・ペティスとバンタム級王座統一戦を行うパッチー・ミックスは2度目の計量でパス。メインカードのその他の選手は1度目の計量でパスしています。プレリミナリーカードではケリ・メレンデスが126.6ポンドと0.6ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ヤロスラフ・アモソフ vs. ジェイソン・ジャクソンは11人全員アモソフ支持。

・セルジオ・ペティス vs. パッチー・ミックスはペティス支持1人、ミックス支持10人。

・ラフェオン・ストッツ vs. ダニー・サバテーロはストッツ支持9人、サバテーロ支持2人。

・A.J.マッキー vs. シドニー・アウトローは11人全員マッキー支持。

・パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ vs. アレクサンドル・シャブリーはピットブル支持4人、シャブリー支持7人。続きを読む・・・
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AB AJ・マッキー BELLATOR Bellator301 ISAO MMA MMAPLANET o PANCRASE PFL RIZIN UFC イスラム・マメドフ イーブ・ランジュ ゴイチ・ヤマウチ シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ セルジオ・ペティス タイレル・フォーチュン ダニー・サバテーロ チムール・カイズリエフ ティム・ワイルド デニス・キルホルツ ニュース パッチー・ミックス パトリッキー・フレイレ ピーター・バウシュト ベラトール ボクシング マテウス・マトス ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator301】第二次サークルケイジ挑戦──ISAO「ここをクリアして、今後のことはそれから」

【写真】勝負どころで、上を取り切る力は国内随一のISAO。今回こそBellator初勝利を期待したい(C)MMAPLANET

17日(金・現地時間)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator301でISAOが、イーブ・ランジュと対戦する。
text by Manabu Takashima

契約成立もなかなか試合が組まれないなかで、Bellator売却という話が公然として伝わるようになった。そしてようやく決まった7年5カ月振りのサークルケージへにリベンジの時。第一次ベラトール挑戦はゴイチ・ヤマウチ、ジャスティン・ローレンスに2試合連続フィニッシュ負けに終わったISAOは、MMAファイターとしてより穴が少なく、勝ち筋の見える試合を遂行するファイターに成長した。

ベラトール後の戦績は実に9勝1敗、フェザー級KOPに君臨し国内トップどころを勝ち続けた結果、海外での戦いを最優先とするために国内での活動を控えるように。あくまでも世界で戦うことに拘り、今回の試合が2年半振りの実戦となるISAOに話を訊いた。


――ようやく仕切り直しのサークルケージ挑戦となりましたが、この間にBellatorとRIZINの対抗戦が日本でも行われました。あの時などはどのような気持ちでいましたか。

「もどかしい気持ちはありました。マネージャーもプッシュしてくれていたのですが、ベラトール側も内部組織で色々なことがあってなかなか組まれなかったです」

──内部組織の問題、つまりは売却問題が浮上し消滅だとか色々な話が聞こえるようになってきたかと思います。

「買収問題が表立って出てきたので、『本当に大丈夫かな』という不安はありました。でも、試合を組んでもらって良かったです」

──現状、301大会以降の発表がないままで。PFLへの売却も最終的な金額の面で結論が出ていないという話も伝わってきます。同時にShowtimeがボクシングとMMAの中継を止めるというニュースもあり、契約下にある選手も将来が気になることばかりかと。

「僕自身は……ベラとオールの大元のオーナーが代わるのかは分からないのですが、興行は2年ぐらいあるという風にも言われてはいます。でも、分からないですよね」

──買収した側は、支配下にあった選手の契約を履行しないといけないようです。

「あぁ、でもそうですよね。契約してあるので」

──ともあれ2021年5月の中島太一戦以来、実に2年半振りの実戦となります。この間、ずっと海外を目指して試合機会を待ち続けていたのでしょうか。

「中島選手に勝ってから、Pancraseの体制が変わることになって。福井(幸和)代表がティキ・ゴーセンのアーセナルと繋がっているので、海外を狙うためにマネージメント契約をしました。その契約にも少し時間が掛って、契約してから──やっぱりUFCに出たかったので交渉をしてもらっている間に、網膜剥離になってしまったんです」

──えぇ、そうだったのですか。

「ハイ。去年の5月に見え方に違和感があったので検査をすると、網膜剥離で。手術をして、そこから練習を再開するまで5カ月かかりましたし。そうしているとUFCは年齢的なこともあって難しくて。待っていても時間が過ぎるだけなので一旦、区切りをつけました。ティキの方からは『Bellatorなら話を持って行けるだろう』という流れになり、なら違うところでやろうと方向を変えました。ベラトールと契約をさせてもらってから、なかなか試合が組まれなかった形ですね」

──これだけ試合がない間にRIZINフェザー級戦線が非常に盛り上がってきましたが、傍で眺めていた歯がゆい気持ちはなかったですか。

「そうですね、やっぱり一番の目標がUFCだったので。あのタイミングでは、やはりUFCに行きたかったです。網膜剥離後に練習を再開する時には、ベラトールの話がありました。5カ月ほど練習ができていかったので、体創りからボチボチ始めたような状態だったので。

RIZINに関しては、それほど鑑賞もしていなかったですし……あんまし……自分はチャンスがあるなら海外で戦いたかったので。それでベラトールとも契約できたので、そこで頑張るという想いだけでした」

──海外で戦うという揺るぎない想いは、前回の挑戦で結果を残せなかったことに関係していますか。

「そこが一番の糧になって、これまでやってきたというのはあります」

──それなのにベラトールの今後が不透明になってしまったと……。

「でも、今回は決まっているわけですし。ここをクリアして、今後のことはそれから考えます!」

──勝敗、パフォーマンスともに大切になってきますね。だからこそ、ここでどのような試合を見せたいですか。

「前回の試合から空いてしまったのですが、この間に課題を持って取り組んできたので成長した姿、パフォーマンスを見せられればと思っています」

──課題というのは?

「組んで倒した後ですね。どうしても、なかなかフィニッシュに辿り着けていなかった。まずは勝つこと、判定でも勝つことが大切なんですけどフィニッシュまでの流れを強化できればというのがあったので、今年の春からカルペディエム青山に通わせていただいて。世羅(智茂)先生や、スタッフの先生とハイレベルなグラップリングの練習ができました」

──つまり成長してきた部分というのは、カルペディエム青山で学んだグラップリングになると。

「極め技に関しては、出していければと思っています(笑)」

──対戦相手のイーブ・ランジュの印象を教えてください。

「身体能力の高い動きと、ダンサーをやっていたようなリズミカルな予想の難しい動きの持ち主ですね。バネがあって、勢いのある攻撃をしています」

──独特な構えとリズム、スイッチも綺麗ではないです。

「一見、荒々しいイメージですが、実際に向かい合うとどうなのか。当てる時は思い切り当てるというスタイルですしね。散打やグラップリングの大会にも出ていますね」

──ISAO選手の言われた予想が難しい動き、跳び系の技などに特徴があるように感じました。

「そうですね、跳びヒザ、跳び蹴り。回転系の動きは少なかったのですが、それもやってくるかもしれないですね。一番はそういう攻撃だと思いますが、割と組み技や寝技もできます。寝かせても油断せず、組んでみてどれだけの力量なのか……ですね。そういう相手ですけど、彼の攻撃につき合わず、後手後手にならないように自分の攻撃、打倒極をやりきたいです。力で負けるなら、違う動きで勝負する。全部を混ぜて攻撃するのは、いつも通り変わらないです」

──では改めて、今回の試合への意気込みをお願いします。

「久しぶりの試合ですが、その間培ってきたこと、やってきたこと、成長した姿を全部ぶつけて勝ってきます」

■視聴方法(予定)
11月18日(土)
午前5時30分~ U-NEXT

■Bellator301対戦カード

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
[挑戦者]ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] セルジオ・ペティス(米国)
[挑戦者]パッチー・ミックス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ(米国)
ダニー・サバテーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
シドニー・アウトロー(米国)

<ライト級ワールドGP準決勝/5分5R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
アレクサンデル・シャブリ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
マルセロ・ゴルム(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ(オランダ)
スミコ・イナバ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ(ロシア)
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
ピーター・バウシュト(オランダ)

<女子フライ級/5分3R>
ケリー・テイラー・メレンデスべ(米国)
サブリエ・セングル(トルコ)

<バンタム級/5分3R>
マテウス・マトス(ブラジル)
リチャード・パレンシア(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル(米国)
ティム・ワイルド(英国)

<160ポンド契約/5分3R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
キリス・モタ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー(米国)
ジェフェウソン・ポンチス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)
ランデル・ウォレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
イーブ・ランジュ(フランス)
ISAO(日本)

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BELLATOR Bellator301 ISAO MMA MMAPLANET o RIZIN アレクサンデル・シャブリー イーブ・ランジュ ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ パッチー・ミックス パトリッキー・フレイレ ピオトル・ニジェルスキー ヤーソラフ・アモソフ ライカ ラフェオン・スタッツ 上迫博仁 中島太一

【Bellator301】ISAOの再チャレンジ初戦が決定! オールスター戦でイーブ・ランジュと激突

【写真】ようやく決定!(C)MMAPLANET

19日(水・現地時間)、11月17日(金・同)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator301にて、元フェザー級KOPのISAOがイーブ・ランジュと対戦することが発表された。
Text by Shojiro Kameike


既報どおりBellator301ではヤーソラフ・アモソフ×ジェイソン・ジャクソンの世界ウェルター級選手権試合、セルジオ・ペティス×パッチー・ミックスによる世界バンタム級王座統一戦、さらにライト級GHP出場中のパトリッキー・フレイレがアレクサンデル・シャブリーと戦い、ダニー・サバテーロ×ラフェオン・スタッツも行われるなど、Bellatorオールスター戦ともいえるラインナップに日本からISAOが加わった。

ISAOがBellatorとの契約――2度目の参戦を発表したのは今年2月のこと。8カ月の時を経てようやく決まった初戦の相手は、RIZINにも参戦経験のあるランジュだ。イーブ・ランジュのMMA戦績は19勝9敗で、2019年8月にRIZINで上迫博仁に判定負けを喫した後、Bellatorに連続参戦している。現在は3連勝中で、直近では今年5月にピオトル・ニジェルスキーを判定で下した。

ランジュはスイッチしながらサークリングし、相手と距離を取りながらジャブとローを繰り出す、典型的なMMAストライカーだ。その一方で自身の打撃が当たると一気に距離を詰め、テイクダウンやトップキープからグラウンドの展開になることも厭わない。しかし、グラウンドの精度については、ISAOとは大きな開きがあるように感じられる。


中島戦は大激闘となったが、内容的にはISAOの完勝だった

ISAOにとっては2021年5月、中島太一を判定で破りフェザー級KOPの防衛に成功して以来の実戦となる。中島戦は5Rに渡り激しいテイクダウン&スクランブルの攻防を繰り広げた末、ISAOが勝利した。単純比較はできないものの、それでもISAOがランジュを下がらせ続けるか、あるいはランジュが距離を詰めてきたところでISAOがテイクダウンに成功する可能性は十分高い。

気になるのはISAOのブランクと――Bellatorの経営状態だ。かねてから売却の噂が絶えないBellatorだが、現体制下のイベントは今大会が最後という話も伝わってくる。もし売却された場合、現在の契約は引き継がれるのか。それとも一旦白紙となって新たな契約が求められるのか……。いずれにせよ今後も北米に挑み続けたいISAOにとっては、明確な勝利が求められるランジュ戦だ。

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BELLATOR Bellator300 Bellator301 MMA MMAPLANET o RIZIN アレクサンデル・シャブリー ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ チムール・カイズリエフ デニス・キルホルツ トフィック・ムサエフ ドゥグラス・リマ パッチー・ミックス パトリシオ・フレイレ パトリッキー・フレイレ ヤーソラフ・アモソフ ラフェオン・スタッツ

【Bellator301】300大会以降のイベント決定。11月17日にセルジオ×ミックス等、世界戦2試合とWGP準決勝

【写真】パトリシオ・フレイレとの防衛戦に続き、ミックスとの王座統一戦もコメインとなったペティス (C)BELLATOR

13日(水・現地時間)に Bellatorより11月17日(金・同)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナにおいてBellator301の開催し、その対戦カードを発表している。
Text by Manabu Takashima

来週末23日(土・同)のアイルランド・ダブリン大会=Bellator299と10月7日(土・同)のカリフォルニア州サンディエゴ大会=Bellator300以降のイベントスケジュールをアナウンスしていなかったBellatorが、2カ月後のシカゴ大会でタイトルマッチ2試合&ワールドGP準決勝という豪華ラインアップで実施することを明らかとした。


同大会では王者ヤーソラフ・アモソフが、ジェイソン・ジャクソンの挑戦を受けるBellator世界ウェルター級選手権試合が、メインで行われる。

プロデビュー以来27勝0敗のアモソフが、去年の7月に元王者ドゥグラス・リマを破って以来1年4アカ月ぶりの実戦となるジャクソンのウェルター級タイトル戦が、現役正規王者セルジオ・ペティス×暫定王者パッチー・ミックスのバンタム級王座統一戦を抑えて、メインで組まれた。

ワールドGPを欠場し、フェザー級世界王者パトリシオ・フレイレの挑戦を退けたペティスと、GPを制して暫定王座に君臨するミックスとの王座統一戦は、ワールドGPからのロングストーリーの最終章だっただけに、意外な試合順といえる。

またコメイン前には超RIZIN02でホベルト・サトシを下し、ライト級ワールドGP準決勝に歩を進めたパトリッキー・フレイレが、トフィック・ムサエフを前蹴りで試合続行不能に追い込んだアレクサンデル・シャブリーと対戦。RIZINライト級のツートップ越えを果たしたブラジル×ロシア対決だ。

さらにもう1つのメインカードはシカゴで生まれ育ったダニー・サバテーロが、ラフェオン・スタッツと戦う。バンタム級ワールドGP準決勝、僅か11カ月前の再戦が群雄割拠の同階級で早々にマッチアップされたのも珍しいだろう。

プレリミでは日系ハワイアンのスミコ・イナバが、デニス・キルホルツと戦う女子フライ級、さらに13勝0敗のチムール・カイズリエフ×ジャスティン・ゴンザレスのフェザー級とメイン級のカードも見られる。

全てを売却劇に紐づけるのも強引だが、それでもしっかりと背景が伝えられ、対戦まで盛り上げられて然りの好カードが唐突に導入された感は否めない。とはいえ、ファイターにとってプロモーションの動向がどうであれ1試合、一つの勝利がキャリアのターニングポイントで如何に大切になってくるかは戦う当人は理解していて然り。サークルケージの中では、これまで以上に生き残りを賭けた濃厚かつ熱い戦いが繰り広げられるだろう。

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BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN ダニー・サバテーロ マゴメド・マゴメドフ

【Bellator x RIZIN02】マゴメド・マゴメドフ、スクランブルを遮断。ギロチンでサバテーロから一本勝ち

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
Dedf.1R3分55秒by ギロチンチョーク
ダニー・サバテーロ(米国)

圧を掛けるマゴメドフが右ローを蹴る。右カーフを蹴ったマゴメドフに対し、ダブルレッグで飛び込んだサバテーロがバックに回り、テイクダウンからスクランブルで背中を取る。まずは先手を取ったサバテーロはボディクラッチからリフトしてテイクダウン、ワンフックを完成させる。パスから肩固めのサバテーロ、ロールしてスクランブルのマゴメドフは背中を乗られRNCを仕掛けられるも、下に落とす。ここで足への仕掛けを切ったマゴメドフは、右を当ててサバテーロのダブルレッグをスプロールする。

マゴメドフの右に飛び込んだサバテーロが引き込むが、パワーギロチンに抱えられる。クリンチに戻そうとしたサバテーロに対し、アームインに組み替え引き込んだマゴメドフがタップを奪った。「狙っていて、取れたので極めたよ。サンキュー・ジャパン。ギャングスタ―、キングと戦ってきたのでタイトルに挑戦したい」と勝者は話した。


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ABEMA BELLATOR Bellator x RIZIN02 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC アレックス・ヴォルカノフスキー ダニー・サバテーロ マゴメド・マゴメドフ

【Bellator x RIZIN02】サバテーロ戦へ、マゴメド・マゴメドフ「退屈な想いをさせたら、ゴメンナサイ」

【写真】サービス精神旺盛ではないが、凄く丁寧な対応をしてくれたマゴメドフ(C)MMAPLANET

30日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN02」で本場直輸入というべき、Bellatorバンタム級戦線で要注目のカード=マゴメド・マゴメドフ×ダニー・サバテーロ戦が組まれている。

バンタム級ワールドGPベスト4同士の顔合わせは、世界トップクラスのテイクダウン&スクランブルの展開が期待されている。ダゲスタン・グラップリング×アメリカン・グラップリングの激突という期待感に対し、会見で「僕はベースは散打で、あとからレスリングを学んだ。それにサバテーロは米国を代表するレスラーじゃない」と淡々と話したマゴメドフに──その会見終了直後に、個別取材を行った。


──メディアデーの記者会見を終えたばかりですが、日本滞在は如何ですか。

「全てが順調だよ。気候も凄くダゲスタンと似ていて、快適に過ごせている」

──ダゲスタンも今の東京のように暑くて、湿度が高いのですか。

「そうさ、ダゲスタンの夏はこんな風だよ。カスピ海があるから、凄い湿気で。10日前に日本に入り、気候も食事も問題ないし時差も解消した。KRAZYBEEを借りて、最終調整もできている。僕はストリートで育った。ホームレスじゃないよ(笑)。でも、街に出てこの目で色々と見て成長した。だから、大抵の環境に順応できる。ここまでダゲスタンと気候が似ている東京はノープロブレム、しっかりと対応できているよ。試合後も、少し日本に残って観光を楽しみたいと思っているんだ(笑)」

──ところで会見ではマゴメド・ヌルマゴメドフのところで練習してきたと言っていましたが、コーナーマンのザビット・マゴメドシャリポフは彼のチームの一員ではないですよね。

「サビットと僕は小学6年生からの友人で、この関係は永遠に続くだろう。そしてザビットはアブドゥルマナプ・スクールでは練習をしていない。でも、僕はしている。ただダゲスタンでの人間関係は所属ジムに垣根はなくて、皆が助けあっているんだ。確かにサビットとはジムでは練習していない。他の選手と練習してきた。でも、セコンドはサビット。何も問題はい」

──親友とはいえ、コーナーマンは選手の練習内容を熟知する人間が就く方が良くないでしょうか。

「スクールのキャンプでは一緒に練習しなかっただけで、他ではずっと一緒にやってきたから大丈夫だよ。それに戦うのはザビットでなく、僕だ。ザビットの役割は僕の動きをみて修正すべき点を指示すること。彼は僕がやれることを理解している。だからガイドできる。でも、戦うのは僕自身だ。彼がコーナーマンであること、そしてコーナーマンでないことも大きな問題ではないんだ。大切なことは、如何に僕が戦うのかだから」

──ところでサビッドが、キャリアのピーク前に引退を決意したことは、友人としてどのように思っていますか。

「僕だってザビッドのUFCタイトル挑戦を待ちわびていた。サビットとアレックス・ヴォルカノフスキーは素晴らしい戦いになっていたはずだから。彼はフェザー級ではスバ抜けて身長が高い。だから、いつも背の低い選手と練習し圧倒的に強かった。もしザビットがヴォルカノフスキーに挑戦していたら、間違いなくベルトを巻いていたはずだ。でも彼は僕の兄弟だからどのような決断をしても、彼を支持するだけだよ。

多くの政治的な問題があり、とても残念な結果となった。まぁ、サビットが引退を決めたなら僕はそれを見守るだけ。そして、今はこうやって僕と一緒に戦ってくれている。そこはとても嬉しいね」

──ダニー・サバテーロ戦ですが、サバテーロの打撃をどのように思っていますか。

「テクニカルではない。でも彼のスタイルに合わせた打撃だ。打撃を見せて近づき、テイクダウンをするためにね。凄く上手く戦っている。彼は自分に合った戦いができているよ」

──とはいえ散打がベースだと、組んで倒すための打撃には慣れているのではないでしょうか。

「もちろん散打の経験は役に立つ。MMAファイターは皆が、パンチを見せてから組んでくるからね。サバテーロがクリンチに来るなら、クリンチで対応する。レッスルするならレッスルだ。ファイトならファイトで立ち向かうよ。同時に、相手のことばかり考えて動くことはない。そんなことをしていると、すぐにファイトは終わってしまう。僕は自分がやりたいように戦う。そして彼が何か仕掛けてくると、そこに反応するだけさ」

──日本のファンに、どのような試合を見せたいと考えていますか。

「日曜日はファンを退屈させない。これがMMAだというファイトをしたいと思っている。ただし、退屈な想いをさせるようなことがあればゴメンナサイ。それでもベストは尽くすから分かって欲しい(苦笑)」

──日本のファンはテイクダウンもスクランブルも、しっかりと見てくれるはずです。

「最高だ。絶対に良い試合をするよ」

■視聴方法(予定)
7月30日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【UFC ESPN50】ATT滞在1カ月の意味。中村倫也─02─「もう永遠にジャンケンをしているようなもの」

【写真】ATTヘッドクォーター。玄関を入ったところに陳列されているベルトコレクションの横で (C)RINYA NAKAMURA

8月26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN50「Holloway vs The Korean Zombie」で、ファーニー・ガルシアとUFC初陣を戦う中村倫也インタビューPart.02。

ATTでの1カ月の練習の最終盤に、その日々を振り返ってもらった。ATTでの練習で中村はMMAファイターとして、何を気付き、どこに向かおうとしているのか。

<中村倫也インタビューPart.01はコチラから>



──予想以上に嫌なリズムにも適応できたと。

「それは彼がスパーリングをしながら、アドバイスをしてくれたからです。だから途中から、そういう動きも使えるようになりました。ただ、それでも追い足が上手いですね」

──ATTではマット上での全体練習と、ケージで1✖1のスパーをするなど練習中にも振り分けがありますが、あの個別の方でスパーリングをすることもあったのでしょうか。

「実績のある主要メンバーは、メインマットでないところでスパーをしたりするのですが、『こっちで』と呼んでもらえることもありました」

──短期間でも受け入れられたのですね。

「ATTの皆、凄くウェルカムで優しいです。ブラジルの皆は凄く優しくてフレンドリーで、コーチ陣もPRIDEが好き世代で。コナンなんて『俺はUFCでサクラバとやったんだって、皆に言ってくれ』って(笑)」

──アハハハ、桜庭選手の伝説の一歩となった相手が自ら(笑)。

「あとはダニー・サバテーロがめちゃくちゃ良いヤツでした。練習が終わると『お前とのスクランブル最高だったよ。来週も一緒にやってくれ』とか言ってくれて。スパーリングも1本目、2本目とやろうとダニーと申しわせていました。でも、マイク・ブラウンから『ナカムラはこっちだ』って違う選手とやる指示があると、なぜかダニーがメッチャ謝ってきて」

──あの中指ポーズとトラッシュトーカーの真実がそこにあると。いやぁダニー・サバテーロ、応援したくなってしまいますね。

「とにかく律儀な人でした」

──ところで国内において倫也選手のテイクダウンの強さは、疑いようがないです。そのテイクダウンもMMAでは打撃とミックスして使う必要がある。その辺り、ATTで学べることはありましたか。

「とにかく自分が色々試していた打撃って、ごまかしでしかなかったんだと理解できました。本当にテイクダウンに繋がる打撃を打っていかないと……。これまで、トップレベルの選手は何も警戒しないで打って来る。そこに対すると、僕は絶対に打ち負けてしまいます。だから色々と試してやってきたのですが、使える打撃はギュッと絞らえています。

結果、戦い方をシンプルに。そういう大枠を考えて、そのなかで深みを持たせていけるのが一番だと、自分が追求すべきスタイルを見つけることができました。

そのなかで壁の使い方も、色々な選手とやって……強い人は徹底してシンプルなことを二択でやってきます。左・右、左・右──頭を落とす、起き上ってきたら差す。この二択をどれだけ速くやるのか。そこはどれだけ攻めるのか、その数でしかないです。もう永遠にジャンケンをしているようなもので。どれだけ勝った負けたを続けても、最後に勝てるかどうか。最後に勝つまで、その二択を続ける。そこにマイク・ブラウンの指導が入るという形で」

──気合が入っていますね。

「いや、しんどい練習です。でも、しんどいのを嫌うという感覚が全くないです。『当たり前だろ。ファイターなんだから。そこで勝つために、今日も来ているんだよ』という風に、シンプルに集まっているので。『ここではどうすれば良い?』とか悩んでいる時間がもったいない。だったら、やろう。やるしかないんだっていう気持ちになります」

──常にそのテンションで、皆がいられるものですか。

「そこは土曜の午後に練習が終わって1日半休んだ後、月曜日の朝のレスリングのクラスが一番参加選手が多くて、だんだんと減っていきます(笑)。土曜日はもう半分も来ていないです」

──そこが午前のプロ練習だと思いますが、夕方や夜にサーキットや柔術、レスリングなど個々のクラスがありますが、そこでの練習はどのようにしていましたか。

「午後は月曜日のマイク・ブラウンのMMAドリルに参加したり、火曜の午後はボクシングと柔術のクラスがあるので、参加したい方に混ざる。テーブルに最高の食事が並んでいて、どれを食べようかなって……それが毎回続きましたね、その悩みが。やっぱりできるだけ多くのことを経験したかったので」

──メインマットと個々のマットスペース、その個別マットが日本の平均的なジムよりも大きい。その環境だからこそ、生まれる悩みですね。

「ホントに。ATT同士の試合があるから、個別で練習して。その時に使うためのケージが違う部屋にある。やはり環境としては最高のモノが用意されていますね」

──韓国やモンゴルでチームとしての強さの必要性を感じていましたが、その辺りはATTではいかがでしたか。

「そこはまた別モノですね。単一ジムと、この規模のチームでは。なんせATT内での試合が組まれるわけですしね。世界中から強い人が集まっている。それぞれの選手が、それぞれのコーチを連れてきて。だから一つのチームという感じではなく、皆が仲良くやっている組織のなかでブラジル人選手はブラジル人で集まり、チェチェン人選手はチェチェン人コーチとやっている。僕にしても最後の練習は元谷さんと打ち込みのドリルをやったり、それぞれが独立した雰囲気を持っています。

それでもオーナーとジム・マネージメントの方が凄く厳しい方針なので、激しい当たりの練習をしています。過去にも出禁になる選手もいたみたいで、凄くフレンドリーな中に規律が存在していました。個人的な禍根のような話も1カ月いて、全く耳に入って来なかったです。

僕の場合は恭司さんが毎回、量り売りのブラジリアン・レストラン食事に連れていってくれて。食事面はなかなか大変だったので、あそこが一番でしたね。それに休日には釣りにも連れて行ってもらいました。

牛久選手や元谷さん、僕らを恭司さんが引っ張ってくれました。何より日本人だと、恭司さんが創ってくれた道があって、そこを心地よく歩くことができている感じがしましたね。日本人はしっかりと練習するという認識があって、皆がしっかりと受け入れてくれました」

<この項、続く>

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