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DWTNCS S04 Ep09 Report UFC ブログ マリオ・ソウザ マリユス・シャケビッチ

【DWTNCS S04 Ep09】ソウザ、UFC級のタフファイトで勝利もレヴィ、モッタ、ピネェイロらと契約ならず

<ミドル級/5分3R>
マリオ・ソウザ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マリユス・シャケビッチ(カナダ)

ソウザがサウスポーのシャケビッチに右ハイを繰り出す。さらにハイを続け、右前蹴りで腹を蹴り、パンチを纏めに行く。前蹴りから右ローのソウザに対し、シャケビッチは右を打ちながら組んでクリンチへ。両ワキを差されたソウザは、左腕を差し返しに行ったが  でテイクダウンを奪われる。サイドで抑えたシャケビッチが左のパンチを落とす。

クルスフィックスに取られかかったソウザは、一瞬亀になりそのまま前方にシャケビッチを落としてリバーサルを決める。鉄槌を落とし、左右のパンチを打ち込んだソウザはエルボーへ。シャケビッチの三角を潰し、さらに腰を切っての腕十字には立ち上がって腕を抜いたシウバは、スクランブルでダブルレッグを狙ったシャケビッチをネルソンで崩し、ギロチンへ。そのまま引き込むが、足を抜きつつギロチンを無効化させたシャケビッチをガードの中に収めたソウザが下で初回を終えた──と思いきや、その後もエルボーを入れ注意を受けた。

2R、右から左を当て下がったシャケビッチにパンチを纏め、ハイを繰り出すソウザ。シャケビッチが倒れず重いきり右を振るうと、ソウザは間合いを取り直す。シャケビッチは前に出てクリンチ、ケージに押し込んでボディロックテイクダウンを決める。下からエルボーを頭に入れられたシャケビッチは、三角絞めを担いでパスを決める。

腰にヒザを蹴られ、足を戻せないソウザだが背中は譲らず左腕を差していく。対してシャケビッチはダースをセット、スクランブルを狙いには絞めを解いてトップを取り切る。下になったソウザが鉄槌&三角へ。これも担いでレッグドラックの形で腰を切らせないシャケビッチが、左のパンチを落としつつラウンド終了を迎えた。

最終回、シャケビッチが左アッパーを入れる。続く打撃の交換から組んだシャケビッチがダブルレッグでテイクダウンを決める。足を戻し鉄槌を下から打つソウザはエルボーへ。下からの打撃が巧みなソウザのクローズドに、レフェリーがブレイクを命じる。試合がスタンドに戻り、すぐに組みついたシャケビッチがまたもテイクダウン。ソウザはクローズドで落ちつき、下から鉄槌。蹴り上げを受けたシャケビッチが頭を下げると、三角絞めを仕掛けるも、セットしきれない。

と、シャケビッチがストレートフットに取り、後方に倒れこむ。内ヒールに移行したシャケビッチはサドルにとるが、上体を起こしたソウザがスレッジハマーを連打する。シャケビッチは下からボディロックに取り、リバーサルを決めて試合終了。他団体ならタイトルマッチ、UFCでも普通にプレリミ・レベルの熱戦はソウザの判定勝ちとなった。

「僕は下になっても気にせず戦える。でもKOを狙っていたんだ。凄くタフで、テイクダウンを取られてしまった。UFCと契約できれば人生が変わり、母と娘に良い生活を与えることができるんだ」とキャリア初の判定勝ちとなったソウザは話した。

「今日は選ぶのが大変だった。ダニーはここからピークを迎えるだろう。でも今日はチャンスを生かせず、ワンディメンショナルなファイトだった。力はあるから、もう少し試合をみてからUFCで戦ってもらおう。ルアナ、ストロー級であのパワーだ。柔道を見ることはできなかったけど、UFCで見せてもらおう。

モッタとローリーはUFCレベルの試合をした。ドッグファイトだった。モッタは素晴らしい試合をしたけど、一つだけ疑問が残った。それはキラーインスティンクトだ。2Rはもうローリーはアップアップだった。でも、モッタはフィニッシュにいかなかった。そしてローリーが盛り返した。でも20日前のオファーの試合だったことを考慮すると、UFCで戦う機会を与えたいと思う。その拳、パンチの強さをUFCで発揮してくれ。

レヴィ、ハリウッドのエージェンシーが夢中になっているだろう(笑)。重いクラスの相手をドミネイトした。5日前のオファーの試合でね。6勝、5つの一本勝ち。彼がUFCで戦う姿を見ていたい。

ソウザ、5連勝──若くて素晴らしいファイターだ。でも、この試合ではUFCに連れていけない。1人のジャッジの判断もおかしかった。24歳、まだ時間はあるし穴を埋めていってほしい。そして、いつの日かUFCにやってくるだろう」とダナ・ホワイト。

ナタン・レヴィ、ニコラズ・モッタ、ルアナ・ピネェイロがUFCとの契約を果たした。


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DWTNCS S04 Ep09 Report UFC シャヒーン・サンタナ, ナタン・レヴィ ブログ

【DWTNCS S04 Ep09】フェザー級のレヴィが、寝技で極真魂を発揮し160ポンドでサンタナから一本勝ち

<160ポンド契約/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
Def.1R0分53秒by 肩固め
シャヒーン・サンタナ(米国)

スイッチからワンツーを放ったサンタナ。続いてワンツー前に出ると、シングルレッグからボディロックへ。がぶって体を入れ替えたレヴィは、ヒザを頭部に3発突き刺す。離れてフックの打ち合いは、サンタナが勢いで上回る。レヴィはクリンチから左を差しあげて崩し、テイクダウンへ。そのままサイドマウントで抑え腕をとりにいき、キムラ狙いのレヴィは、一度抑え直しケージキックにも足を戻させない。

続いてアメリカーナをエスケープしたサンタナが足を戻し、蹴り上げから変則の三角絞めへ。これはスクランブルへの布石だったが、レヴィは起き上ることを許さずハーフからパスを決める。腕を取りつつ、今回はマウンに移行したレヴィはニーインベリーに戻してパンチを落とす。さらにレヴィはサイドに移り、右のパンチを振り下ろす。最後の10秒でステップオーバーから腕を狙おうとしたレヴィの試みをサンタナが察知して防御、時間となった。

2R、スピニングヒールキックを繰り出したレヴィが左フックを当てる。レヴィはケージに詰まったサンタナに右ハイを入れ、崩れたサンタナは下から首を取りに行きスクランブルでバックに回る。スタンドで四の字フックとなったサンタナは、スラムにもバックをキープし、腕十字へ移行する。

ヒザを差し入れて防いだレヴィが、ハーフでトップに。残り2分強、レヴィは右のパンチを連打しサンタナは頭を引き寄せて、下から両ワキを差す。これを頭をつけて潰し、スイープを仕掛けさせなかったレヴィがボディロックへ。バックを譲るのを嫌がったサンタナは立ちにはいかない。残り30秒、起き上って勢い良くパンチを落としたレヴィが足を捌いていくと、サンタナは足を絡ませてタイムに。

最終回、サンタナが右前蹴り、右ストレートを放ってクリンチへ。押し返したレヴィはヒザを狙い、テイクダウンを奪う。続いてレヴィはハーフから肩固めへ。足を抜き、マウントを取るとサンタナが白目をむいて落ち──レフェリーが試合を止めた。

「サポートしてくれた母国の皆、ここで戦わせてくれた皆に感謝している。本来はフェザー級でこの試合は160ポンド? 僕は空手をやってきたから、大きな相手と戦うのも慣れていた。でも今日は寝技が戦いやすかった。2Rに相手が疲れたのが分かったから、3Rには終わらせることができると思ったんだ。日本で空手をやり、MMAの経験がなく7年前に米国に来た。長い旅を続けてきた。UFCで戦いたい」とレヴィは語った。


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DWTNCS S04 Ep09 Report UFC ニコラズ・モッタ ブログ

【DETNCS S04 Ep09】倒しに行って倒しきれずも快勝、ニコラズ・モッタ「20日で30ポンド減量した…」

<ライト級/5分3R>
ニコラズ・モッタ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョセフ・ローリー(米国)

左リードフックを入れたモッタ。ローリーが右ローを返す。モッタは左ハイ、ローリーがワンツーで前に出て左フックから右を当てる。左ボディフックに続き、右ローを蹴ったローリーだが、続く近距離の打ち合いでは右をクリーンヒットさせたモッタがリードする。ならばとローリーは跳びヒザで前に出るも、距離が合わない。それでも右ハイにワンツーを繰り出したローリーだったが、ステップインするとモッタが右を勢いよく当てる。

モッタは間合いを図りつつ、カウンターの右フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がったローリーは手数が減り、左ミドルと腹を攻められる。さらにワンツーから左フックを当てたモッタが初回をリードした。

2R、ジャブの交換のなかでローリーにアイポークがあり試合が中断する。再開後、モッタはワンツーから左フックをヒット。ローリーはワンツー後の3発目が見えていないか。と、右クロスを入れたモッタは、左ボディストレートを続けるローリーにハイを狙う。前に出て左から右フックを入れ、ハイキック、パンチを打ち返すローリーに左フックを打ち込んだモッタが一気に攻勢に。

離れて息を整えたモッタだが、ローリーが逆に左右のフックをヒットさせて前に出る。なぜか失速気味のモッタは、鼻が曲がり流血しているローリーに左フックを当てる。さらにミドルにワンツーの左フックを合わせたモッタは、左ハイからパンチを纏め右ストレートを打ち抜く。それでもローリーはボディに連打を入れ、右フックを逆に決める。最後の10秒でワンツーフックを被弾したローリーが、テイクダウンを仕掛けたところでラウンドが終わった。

最終回、ジャブの同士討ちからモッタがワンツーを当て、ローリーの腰が沈む。持ち直したローリーが左ボディフックを返す。モッタはここでも攻め急がない。残り半分、ボディから顔面へ攻撃の精度が上がったローリーに対し、モッタは攻め疲れか手数が減っている。ローリーは右ストレート&左ハイ、踏み込んで左フック、続いて右ハイを蹴る。ローリーのテイクダウン狙いを切ったモッタがパンチを集中させ、ローリーも負けじとパンチを纏める。モッタは右ハイを見せ、左フックでローリーの動きを止める。

モッタの首相撲にダブルでケージに押し込んだローリーは、ここで時間を使う。ローリーは離れ際に右を当て、再びダブルレッグに出てクリンチで試合を終えた。

結果はフルマークでモッタに凱歌が上がったが、倒しきれなかったことがどのように判断されるか。「本当はもっとできる。調整時間が今回は少なかった。KOを狙い続けたけど、相手がタフだったんだ。20日で30ポンドの減量をして、この試合を戦い勝ったんだ。21歳の時にTUFに出て、まだ青かった。あれから随分と経験を積んだ。フルタイムでキャンプができれば誰にも負けない。僕はこれから輝くんだ」と、倒せなかった理由を話した。


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DWTNCS S04 Ep09 Report UFC ステファニー・フロスト ブログ ルアナ・ピネェイロ

【DWTNCS S04 Ep09】柔道一家出身のピネェイロ、左右のフックでフロスト妹を沈める

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピネェイロ(ブラジル)
Def.1R2分48秒by TKO
ステファニー・フロスト(米国)

やや遠い位置でワンツー、ローを蹴るフロスト。柔道一家に育ち、家族全員が黒帯という──リーチで優るピネェイロは右に回りつつ右ローを蹴っていく。フロストはピネェイロの右に左ミドルを合わせ、左ローを蹴りると右ローにつなげる。ピネェイロは右オーバーハンドも空振りになり、フロストがワンツーから左ローと手数だけでなく精度で上回る。と、右フックを振りながら前に出たピネェイロが左フックから右を当て、フロストが腰から崩れる。パウンドを連打したピネェイロが一気に勝負を決めた。

「私はグラップラーだけど、重いパンチを持っているって気付いたの(笑)。ボクシングをマテウス・二コラに習ってきたから」と笑顔で話した。


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DWTNCS S04 Ep09 Report UFC ダニー・サバテーロ ブログ

【DWTNCS S04 Ep09】サバテーロ、30-24がつく一方的な判定勝ちもムーアの戦い方にフラストレーション

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ(米国)
Def.3-0:30-24.30-25.30-26
テイラー・ムーア(米国)

サウスポーのムーアに対し、サバテーロが右ハイを見せた直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。クローズドガードのムーアをケージ際まで運んだサバテーロは、腕十字を防いでパンチを落とす。ガードの中からエルボー、左のパンチを落としたサバテーロはガードが空くと足を抜きに掛かる。ムーアは懸命にクローズドを続けるが、持ち上げたサバテーロがスラムを2度、3度と仕掛ける。

残り2分、サバテーロは腰を切られると正対し、結果ムーアがクローズドに戻す。足を抜くことができず、ワキ腹にパンチを落とすサバテーロ。互いに相手を挑発する言葉を吐くが、展開は変わらなかった。

2R、ムーアが右ローを蹴り、逆にダブルレッグへ。切ったサバテーロがバックに回る。得意の形に入ったサバテーロは。ボディロックから前方に崩し、素早くケージとムーアの間にある左足をフックしている。向きを変え、外側に足をワンフックされた形のムーアは、RNC狙いに背中をつけてエスケープ。サバテーロはハーフからエルボーを落とすが、ここでムーアがクローズドガードを取る。

この試合展開ではインパクトを残せないため、イライラが募るサバテーロは相手コーナーの指示に反応して言葉を発してしまう。レフェリーが注意を与え試合が続くと、ムーアは初回と同じように腰を切って、十字にならないとクローズドに戻すという戦いを続ける。さらに頭を引き寄せるという状況に、レフェリーが「アクティブな試合を」という指示を与えた。タイムアップ後に罵り合う両者、これは良い印象を残せないだろう。

最終回、ミドルを蹴り合った両者。ダブルレッグを仕掛けたサバテーロがボディロックへ。バックからの崩しを嫌がったムーアはキムラクラッチを狙いつつ引き込むように背中をつける。コンテンダーシリーズとしては一番してはいけない試合を続けるムーア、サバテーロは残り半分を切って左足を抜くことに成功する。

ムーアはスクランブルゲームを望まないなかで、サバテーロはマウント奪取へ動く。結果、ムーアがクローズドガードに戻し蹴り上げからスタンドへ。即、組んだサバテーロがバックに回るが、ムーアはここでもマットに背中をつけハーフ、頭を引き寄せてクローズドを取る。最後の10秒で自らスタンドに戻ったサバテーロは、立ち上がってきたムーアにアッパーを入れ試合終了を迎えた。

結果、ジャッジの1人は30-24という大差をつけサバテーロが勝利も、「ヤツに勝つチャンスは与えず、F○○○な15分にしてやった。どこでも自信はあるけど、グラップリングとMMAレスリングには自信がある。試合中のトラッシュトーク? あいつがやってきたことで、僕じゃない」と笑顔は見せなかった。


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DWTNCS S04 Ep09 Preview UFC ステファニー・フロスト ダニー・サバテーロ ナタン・レヴィ ブログ

【DWTNCS S03 Ep09】UFC行きを賭け、ダビデの極真魂ラヴィ、Titan王者サバテーロ、元最怖シスター出場

【写真】ダビデの星の極真魂が、UFC行きを賭けてサンタナと対戦する (C)LFA

10日(火・現地時間)、Dana White’s Contender Series2020第9週がネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される。Fight Island月間を終え、先週APEXに戻り再開したコンテンダーシリーズは4人の勝者全員がUFCとの契約を果たした。

今週は水曜日開催から火曜日に戻り、従来通り5試合が組まれLFAやTitan FCで活躍したファイター10名が一発勝負を戦う。


メインはマリユス・シャケビッチ✖マリオ・ソウザのカナダ✖ブラジル・フィニッシャー対決が組まれた今大会──セミではLFAで注目されていたイスラエル人ファイターのナタン・レヴィがスクランブル発進で、シャヒーン・サンタナと対戦する。

サンタナはもともとTitan FCで3連勝中だったサンフォードMMAのランドン・キニョネスとライト級で対戦予定だったが、彼が欠場となったためレヴィと160キャッチウェイトで相対することとなった。

LFAでプロキャリアをスタートさせたレヴィは、これまでキャリア5連勝で負け知らず。直近の試合は8月のLFA88でベン・ルゴを相手にKO負け直前まで追い込まれる展開から、マジョリティ判定勝ちを手にしている。その際、極真空手をルーツとするレヴィは、マチダ空手と空手対決をしたい」と興味深い発言をしていたが、ねちっこいグラップリングからフィニッシュするサンタナとダナ・ホワイトの前で戦うこととなった。

6勝0敗のサンタナと上にあるように5勝0敗のレヴィ、動き続けるという意味でチャンスもピンチも訪れる手の合う相手とのマッチアップだ。女子戦はBrave CFでキャリアを積んだブラジリアンのルアナ・ピネェイロが、ステファニー・フロストと戦う。

(C)BELLATOR

女子MMA隆盛直前世代を代表するゾイラ・フロストを姉に持ち、キャリアの序盤から注目されてきたステファニーは、既にBellator、Invicta FCでのファイトも経験している。

ここ2戦はCombate Americasで2連勝中と調子を上げており、20歳のデビューから10年──年齢ではなく波のあるキャリアを振り返ると、恐らくはラストチャンスで現在5連勝中(※通算7勝1敗)のピネェイロ戦を迎えるステファニー・フロストだ。

(C)TITAN FC

オープニングファイトではTitan FCバンタム級王者ダニー・サバテーロがテイラー・ムーアとUFC行きを賭けて拳を交わす。

ATT所属のサバテーロは遠い位置から蹴りを交えて打撃を繰り出し、一気にダブルレッグで組みつきテイクダウンを狙う選手だ。組みつくとフォークスタイルと柔術をミックスした戦いで相手を制し、バック奪取から絞めというMMAの鉄板勝利の方程式を持つ。6月にレイモンド・ラモスを破りタイタンのベルトを奪取した試合も、ワン・テイクダウ&ワン・テイクバックで絞めを極めている。

ただし、いってみればこの王道MMAは強度が高くなる相手に貫くのは生易しいことではない。誰もが、この勝ち方ができない故に工夫をし、幅を広げてケージで戦っているのが現実だ。UFCが眼前に迫った場で、10勝4敗というコンテンダーシリーズ出場選手としては、特に目を見張る結果を残していないテイラー・ムーアを相手に、サバテーロはこれまでのスタイルでより完成度を高めた戦い方を見せるのか、それともオプションが増えた戦い方を披露するのか──注目したい。

■視聴方法(予定)
11月11日(水・日本時間)
午前10時~UFC FIGHT PASS

■ DWTNCS S04 Ep09対戦カード

<ミドル級/5分3R>
マリユス・シャケビッチ(カナダ)
マリオ・ソウザ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
シャヒーン・サンタナ(米国)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<ライト級/5分3R>
ジョセフ・ローリー(米国)
ニコラズ・モッタ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピネェイロ(ブラジル)
ステファニー・フロスト(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ(米国)
テイラー・ムーア(米国)

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