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BIFC01 MMA MMAPLANET o キック ジョン・ジュンヒ 神野翼

【BIFC01】距離を詰める神野を左ジャブと右カウンターで迎え撃ったジョン・ジュンヒがフルマークで勝利

【写真】ジョン・ジュンヒがヒット数で上回ったか(C) MMAPLANET

<バンタム級/5分2R>
ジョン・ジュンヒ(韓国)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
神野翼(日本)

神野がスイッチしながらケージ中央へ。右ローで足を滑らせた。グローブに関してレフェリーのチェックが入ったか。特に何もなく試合は再開される。ジョン・ジュンヒがプレスを強めると、神野がサークリングする。またも右ローで足を滑らせた神野が、戻ってワンツーを伸ばす。右スピニングバックキックの打ち終わりにボディロックで組まれた神野だが、ここはすぐに離れた。ジョン・ジュンヒが左ジャブを突き、神野の右ローに右ストレートを合わせる。神野はダブルレッグへ。これはジョン・ジュンヒがスプロールして神野をケージに押し込む。

体勢を入れ替えた神野がニータップでジョン・ジュンヒを崩していくも倒れず。ジョン・ジュンヒがウィザーで耐えると、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、神野はスイッチしてオーソドックスからワンツーを見せた。サウスポーから左ミドルで下がらせた神野に対し、ジョン・ジュンヒは距離を取りながら左ジャブを突き、右ストレートのカウンターで神野のアゴを跳ね上げた。神野も右を連打してジョン・ジュンヒをケージに追い込む。両者が打ち合って初回を終えた。

最終回、神野がスイッチしながら距離を詰める。ジョン・ジュンヒが右ストレートで迎え撃つ。ストレートの打ち合いで神野が下がった。ジョン・ジュンヒの右ストレートが神野のボディに伸びる。ここで距離を詰めた神野がパンチを振ってジョン・ジュンヒにケージを背負わせる。ジョン・ジュンヒが左ジャブから右ストレートを当てた。下がるジョン・ジュンヒに対し、神野が「来い!」とアピールする。さらに両手を挙げて観客を煽る神野だが、ジョン・ジュンヒはサークリングから左ジャブを突く。ここで神野が組みつくが倒せず。

神野が離れてマットを指さし、ジョン・ジュンヒを挑発するも展開は変わらない。神野がオーソドックススタンスから左を突き、相手を煽るも展開は変えられない。神野の右クロスがクリーンヒット。ジョン・ジュンヒの右カウンターも当たる。ジョン・ジュンヒがサークリング&左ジャブで距離を取り、右ローを連打しながら下がる。ジョン・ジュンヒはケージを背にしながら、神野のパンチをブロックして打ち返した。

裁定はジャッジ3者ともフルマークで、ジョン・ジュンヒが判定勝ちを収めた。


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BIFC01 MMA MMAPLANET o ONE YouTube   イ・スンチョル イ・ミンヒョク ジョン・ハングック チャンネル レネ・カタラン 神野翼 荒木凌

【BIFC01】カオスな計量終了 チームメイトのキャッチ戦に拒否に便乗試合拒否?? 神野&荒木は問題なし!!

【写真】ルールミーティングまで相当な時間待たされた神野と荒木の日本勢(C) MMAPLANET

27日(金・現地時間)、韓国はプサンのプサン駅前広場=ユーラシアプラットフォームで開催されるBusan International Fighting Championship=BIFC01の本計量が、同所で行われた。
Text by Manabu Takashima

午後3時半のパブリック計量に先駆けて、午後9時から始まった本計量は――なぜかステージ上で背中を見せる形で実施され――これが中央アジア絡みかともとれる相当な混乱が見られた。


日本から出場の荒木凌と神野翼の両者は、対戦相手とともに問題なくクリア。第2試合のフェザー級でシン・ジェヨンと対戦するフィリピンのマハー・ジョン・マナハンは一度目の計量が66.95キロ、再計量は66.8キロで結果として500グラムオーバーでキャッチ戦を戦うことに。

再計量はルール・ミーティングが行なわれている後ろで、遂行された。このキャッチ戦、バンタム級でも戦えるシン・ジェヨンとしては、ハンデがある形となった。

フライ級注目のイ・スンチョルと対戦するONEベテランのルネ・カタランは、下着を脱いでパスをした。大荒れの展開となったのは、メインとコメインだ。

まずコメイン出場のイ・ミンヒョクが1.1キロオーバーとなり、ミクティベク・ベクムルザエフ陣営が壇上に集まり、明らかに不満の様子を浮かべる。と、主催者の協議の受け入れを前にして、ベクムルザエフは対戦を拒否する意向を露わにし、計量会場の外に出てしまう。

そのなかにはメインのライト級でジョン・ハングックと対戦するオクトム・バクティベクも含まれており、ジョン・ハングックは計量の前に座って待ちぼうけ状態に。

15分が経過した頃に主催者が計量会場に戻り、ジョン・ハングックが体重を測るが、バクティベクはここで体重計に乗ることすら拒否。

ベクムルザエフがキャッチ戦を拒むのは、明白な理由が存在しているが、このバクティベクの便乗ともとれる試合拒否は意味不明としか言いようがない。

結論からいえば、バクティベク陣営はこの一戦はフェザー級でオファーされており、ライト級ではないから戦えないということで試合を受けない判断をした。

これに対してBIFCのチャン・ユヨン代表は「ライト級でオファーという文面が残っている」と主張。なんともカオスな計量会場だったが、結果的にベクムルザエフはイ・ミョンヒョウとのキャッチウェイトを飲み、ハングック×バクティベク戦は――この原稿を書いている時点でキャンセルという状況だ。

バクティベクとしては「この大会はAngel’s FCの人材育成大会でもあり、ここで階級が違う相手と戦って敗れ、Angel’s FCで戦う機会を逃したくないというのが本音だったようだ。

なお同大会は5分2R制でドローのラウンドマストでドローの場合は延長Rとなり、エキストララウンドに関してはマスト判定が用いられるとのこと。ルール的には立ち技、寝技とも顔面へのエルボーを反則となる。

■視聴方法(予定)
10月27日(金・日本時間)、
午後6時00分~Angel’s FCオフィシャルYouTubeチャンネル

■BIFC01対戦カード

<ライト級/5分2R>
ジョン・ハングック:70.7キロ
オクトム・バクティベク:――キロ

<フェザー級/5分2R>
イ・ミンヒョク:67.4キロ
ミクティベク・ベクムルザエフ:65.5キロ

<フライ級/5分2R>
イ・スンチョル:56.4キロ
レネ・カタラン:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
ジョン・ジュンヒ:61.35キロ
神野翼:61.25キロ

<ライト級/5分2R>
ジャン・ベコ:70.85キロ
エルディアル・タバエフ:70.3キロ

<フェザー級/5分2R>
シン・ジェヨン:65.8キロ
マハー・ジョン・マナハン:66.95キロ→66.8キロ

<バンタム級/5分2R>
キム・ジョンビル:61.35キロ
荒木凌:60.65キロ

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【BIFC01】駅前広場MMAはプサン市が協力。全7試合が国際戦&イ・スンチョル×ルネ・カタランに注目!!

【写真】ONEタイトルコンテンダーに対して、どのようなパフォーマンスを見せることができるか。注目のイ・スンチョルだ(C) BICF

27日(金・現地時間)、韓国はプサンのプサン駅前広場=ユーラシアプラットフォームでBusan International Fighting Championship=BIFC01が開催される。
Text by Manabu Takashima

イベントスタート時点での予想気温は22度のプサンは、プサン駅前広場で開催されるBIFC01はONEで活躍中のカン・ジォンのトレーナーでAngel’s FC副代表ジャン・ユヨンがプロモーターを務める新興団体だ。


7試合、全て2回戦ながら全試合が国際戦となる今大会。プサンの玄関といえる駅前広場でMMA大会が認められ、観戦無料でカザフスタン、日本、フィリピンから選手を招聘できる背景には――驚くべきことだがプサン市の協力が、資金面も含め存在しているという。

Internationalの名称に相応しい大会のメインでオクトム・バクティベクと戦うジョン・ハングックはチームMAD所属のご当地ファイターで、ZEUS FCのライト級チャンピオンだ。

コメイン出場のイ・ミンヒョクは6月のGLADIATORでフェザー級王座決定T出場予定だったが、練習中に目じりをカットした際に骨膜が見える状態で欠場に。結果、パン・ジェヒョクが河名マストと戦うことになったという過去を持つ。打ち合い上等のイ・ミンヒョクも、メインのジョン・ハングックと同様にカザフスタン人ファイターのミクティベク・ベクムルザエフと戦う。

注目はフライ級のイ・スンチョルだ。デビュー戦こそRoad to UFCフライ級準優勝&ベスト4のチェ・スングクに敗れたものの、その後は4連勝中のウェルラウンダーだ。

積極的にテイクダウンを仕掛け、スクランブルに強いイ・スンチョルは元ONE世界ストロー級コンテンダーのレネ・カタランと興味深いマッチアップが用意されている。カタランはONE終盤こそ4連敗だったが、その相手はジョシュア・パシオ、アレックス・シウバ、ボカン・マスンヤネというトップばかりだった。

今年44歳のカタラン、スタミナ面では圧倒的にイ・スンチョルが有利とはいえ、2Rの短期決戦がどのような影響を与えるか。この日、一番の注目マッチといえる。

なお今大会には日本から神野翼、荒木凌というWardogコンビも参戦し、それぞれがジョン・ジュンヒ、キム・ジョンビルと戦う。季節外れの屋外&駅前広場大会は、日本からもAngel’s FC公式YouTubeチャンネルで視聴できる。

■視聴方法(予定)
10月27日(金・日本時間)、
午後6時00分~Angel’s FCオフィシャルYouTubeチャンネル

■BIFC01対戦カード

<ライト級/5分2R>
ジョン・ハングック(韓国)
オクトム・バクティベク(カザフスタン)

<フェザー級/5分2R>
イ・ミンヒョク(韓国)
ミクティベク・ベクムルザエフ(カザフスタン)

<フライ級/5分2R>
イ・スンチョル(韓国)
ルネ・カタラン(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
ジョン・ジュンヒ(韓国)
神野翼(日本)

<ライト級/5分2R>
ジャン・ベコ(韓国)
エルディアル・タバエフ(ロシア)

<フェザー級/5分2R>
シン・ジェヨン(韓国)
マハー・ジョン・マナハン(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
キム・ジョンビル(韓国)
荒木凌(日本)

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other MMA Report Wardog28 タクミ ブログ 神野翼

【Wardog28】神野翼、たくみを三角絞めで倒しバンタム級に続きフライ級王座奪取へ。小林少年と決勝

【写真】2階級制覇に王手を掛けた神野翼(C) WARDOG

24日(日)、大阪市港区の弁天町世界館で2部制大会としてWARDOG CAGE FIGHT27及び28。2021年、J-MMAのスタートとなった同大会からWardog28のメイン=フライ級王座決定トーナメント準決勝の模様をお送りしたい。

<フライ級王座決定トーナメント準決勝/5分3R>
神野翼(日本)
Def.1R4分54秒by 三角絞め
たくみ(日本)

開始直後に後ろ回し蹴りを見せた神野が、左ミドルを入れる。たくみの右ストレートをサイドステップでかわした神野は、右オーバーハンドを当てると同時にローをキャッチしてテイクダウンを決める。両足を束ねた神野は、ギロチンにも頭を抜いて同時にヒザを越えてマウントへ。

たくみの動きに合わせてバックマウント=四の字フックに移行し、後方からパンチを入れる。絞めを耐えるたくみは、後方へパンチを見せ、胸を合わせにいこうとするが神野が許さない。

たくみは殴られながらも正対していこうとすると、神野は右足で頭を刈って腕十字へ。

クラッチを組むたくみに鉄槌を入れ、マウントに戻った神野は。ブリッジから手をついてリバーサルを決めた神野が、残り30秒で三角絞めへ。

ケージ際目で移動したたくみだったが、残り6秒でタップを強いられた。

元バンタム級チャンピオン神野は、第一部で組まれたフライ級王座決定トーナメント準決勝で勝ちがっている小林少年とベルトを賭けて戦うこととなった。


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News other MMA Preview Wadog28 Wadong27 ダニエル・ゴメス・ダシルバ ブログ 拓MAX 武士正 神野翼 福田泰暉

【Wardog27&28】国内MMAのスタートは、関西インディの小径ケージMMAのWardogダブルヘッダーから

【写真】日本格闘技界、MMA戦い初めはWardogの二部制大会から福田が拓MAXに挑戦する (C)WARDONG

2021年のJ-MMAは明日24日(日)、関西インディーMMA&小径ケージ使用大会のWardogでスタートを切る。

新型コロナ感染予防対策として、大阪市港区の弁天町世界館でWARDOG CAGE FIGHT27及び28が2部制で行われる。


両大会ではフェザー級選手権試合、ストロー級王挑戦者決定戦、フライ級王座決定トーナメント準決勝などタイトル戦、タイトルに絡む試合が組まれている。ここでは和製チャトリこと柿原勇気代表の見所を添えて、注目カードに触れたい。

27大会のメインで組まれたのはWardogフェザー級選手権試合=チャンピオン拓MAX✖ 福田泰暉の一戦だ。DEEPで前王者たかつぐと対戦し勝利した拓MAXが、昨年1月に改めてベルトに挑戦し返り討ち、同級チャンピオンのとなって以来、初防衛戦に臨む。福田は挑戦者決定戦で、吉野“剛腕”タイキを破りタイトルショットを手にした。

柿原勇気代表の見所
「拓MAX選手にしても、福田選手にしてもWardogで育った人間。その両者がベルトを争う試合は感慨深いです。拓MAX選手はウェルラウダ―、福田選手は一発を持ってます。福田選手の打撃を拓MAXがどう総合力で対抗するのかが見ものです」

第1部の第2試合と第2部のメインで組まれたのが、フライ級王座決定トーナメント準決勝だ。

DEEPで活躍中のヒロヤが所属していた華王州所属のたくみは、Wardog初出場で元バンタム級王者の神野翼と対戦することとなった。負傷でベルトを返上し、再起戦で神野はフライ級王座奪取をターゲットに掲げた。

柿原勇気代表の見所
「たくみ選手はヒロヤが素質は自分より上といっている期待の新人です。トーナメントの大穴ですね。対する神野は一からやり直すと今回のトーナメントに出てきます。神野は寝技も打撃もできます。そこに対して、たくみ選手がどこまでできるのか──です。凄く楽しみな一戦です」

もう一つのフライ級王座決定トーナメント準決勝は小林少年✖朋弥というマッチアップだ。

小林少年は神戸のACCEL=アクセルで活躍していたが、MMAに転じWardogのレギュラーに。

前王者の大和に敗れたものの現在は4連勝中だ。朋弥との一戦はKO決着必至と目されている。

柿原勇気代表の見所
「小林少年はパワーあるパンチで、KO勝ちできる選手です。朋弥もブンブン振りまわすので、完全に打撃戦になるでしょうね」

MMAPLANET的に注目は暫定ウェルター級王者ダニエル・ゴメス・ダシルバが、正規王者チョモランマ1/2との対戦まで実戦の勘を失いたくないと連続出場となる。対するは浪速の格闘ジャンキーこと武士正だ。

暫定チャンピオンが圧倒してもおかしくないこの一戦。しかし、武士正は2016年12月に韓国Road FCでアクションスターのキム・ボソンのMMA初陣で、完全噛ませ犬としてマッチングされたにも関わらず、超KY振りを発揮し右ストレートからアッパーの連打でTKO勝ちしたことがあった。

コリアン・シルベスター・スタローンかサニー千葉というキム・ボソンをボコり、チャンチュン体育館に集まったファンが凍り付き、関係者を真っ青にさせた武士正。

王座統一戦という明確な流れがあるWardogウェルター級戦線で何をしでかすか分からない。

■WARDOG CAGE FIGHT 28対戦カード

<フライ級王座決定トーナメント準決勝/5分3R>
神野翼(日本)
たくみ(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ゴメス・ダシルバ(ブラジル)
武士正(日本)

<ライト級/5分2R>
輝也(日本)
アレックス(ブラジル)

■WARDOG CAGE FIGHT 27対戦カード

<Wardogフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] 拓MAX(日本)
[挑戦者] 福田泰暉(日本)

<バンタム級/5分3R>
上荷大夢(日本)
内山拓真(日本)

<Wardogストロー級王挑戦者決定戦/5分3R>
TA2YA(日本)
MAGISA(日本)

<フライ級王座決定トーナメント準決勝/5分3R>
小林少年(日本)
朋弥(日本)

<フライ級/5分2R>
トキア(日本)
山本将士(日本)

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