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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN235 テンバ・ゴリンボ

【UFN235】ダブルレッグ前の右オーバーハンドでダウンを奪ったゴリンボが、32秒TKO勝ち!!

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
Def.1R0分32秒by KO
ピート・ロドリゲス(米国)

上背&リーチで優るゴリンボが圧をかけ、ロドリゲスがジャブを伸ばす。ゴリンボはダブルレッグに行くような仕草を見せて右を伸ばす。右ローのロドリゲスは、右ストレートをかわした直後に、この組むような重心を下げての右オーバーハンドを被弾する。動きを止め、後方に倒れたロドリゲス。パウンドの追撃で、ゴリンボがあっと言う間のTKO勝ちを決めた。

「ドゥエイン・ジョンソン、人生を変えてくれてありがとう。KOしたことは驚かない。この右はずっと練習していたんだ」とゴリンボは話した。


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45 AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 アザット・マクスン アレッシャンドリ・パントージャ イ・ジョンヨン ギルバート・ウルビナ チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ディアナ・ベルビシャ トーマス・ピーターソン ナソーディン・イマボフ ハファエル・エステヴァン ヘナト・モイカノ ボクシング マルケル・メデロス ムスリム・サルコフ ムハマド・モカエフ モリー・マッキャン ユリア・ストレアレンコ ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス ヴィヴィアニ・アロージョ 平良達郎

【UFN235】17勝0敗のカザフスタン人ファイター=アザット・マクスン「タツローとフライ級を盛り上げたい」

【写真】非常にクール、でも親しみやすい感じのマクスンだった (C)MMAPLANET

アレッシャンドリ・パントージャを頂点とするUFCフライ級戦線には10勝以上の無敗の選手が4人在籍している。10勝0敗のムハマド・モカエフ(英国)、12勝0敗のハファエル・エステヴァン(ブラジル)、15勝0敗の平良達郎──そして17勝0敗のアザット・マクスンだ。
Text by Manabu Takashima

UFCではエステヴァンと並び1勝0敗のため、まだランク外のマクスンが3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN235:UFN on ESPN+93「Dolidze vs Imavov」に出場し、チャールズ・ジョンソンと対戦する。

中央アジアから中東で負け無しだったマクスンにとって、LFA王者だったジョンソンとの対戦はワールドクラスで戦う物差しとなる。ベルト獲りへ自信しかないマクスンにジョンソン戦、平良達郎について尋ねた。


──アザット、フライ級の新鋭としてBRVE CF時代から知る人ぞ知るファイターでしたが、日本のMMAファンにとっては未知強のままです。アザットはこれまでどのような格闘技の経験があるのか、まず教えていただけないでしょうか。

「10歳の時にフリースタイルレスリングを始めたのが、最初のコンバットスポーツとの出会いだよ。ただ住んでいる地域や市の大会では優勝できたけど、カザフスタンの全国大会では優勝できなかった」

──それにしてレスリングがベースなのですね。そう思えないほど、素晴らしい右ストレートを持っているので、ボクシングがベースだと思っていました。

「実は12歳……13歳の時に打撃の練習もするようになっていたんだ。その時、僕は天性のヘビーパンチャーだと気づいたよ」

──レスラー時代に、その天賦の才をストリートで試したことは?

「ないよ。全くない。ストリートファイトをした経験は一度もないから(笑)」

──承知しました。ではMMAに転じたのは?

「レスリングの大会で良い結果を残せなかった時、MMAの人気が僕らの国でも上がってきて──興味を持ったんだ」

──アザットのMMAは上手く打撃と組みが融合しているように感じました。打撃は打撃、レスリングはレスリングとして続けていたのか、それともコンバットサンボのような打と組みがある競技の経験はあったのでしょうか。

「コンバットサンボもスポーツサンボも経験はない。アレはロシアの格闘技だから。カザフスタンにはジェクぺ・ジェックという殴って、蹴って、投げて、グラウンドでも殴って良い伝統的なマーシャルアーツがあるんだ(※zhekpe zhek=憎しみと戦うという意味で、動画ではほぼMMA。アマとプロもあり、MMAプロモーションとしてzhekpe zhekも存在している。その一方で素手、カザフ国旗と同じ青のズボンをはいて土嚢が積まれたサークルで戦う試合も。さらにケージを使用し、無差別で子供が戦う試合も見られた……)。

大会は8人トーナメントで1日に3試合を戦う必要がある。プロMMAを戦う前にジェクペ・ジェックの経験があったから、MMAに転じるのは凄く簡単だった。だからイージーにオクタゴンMMAでフライ級チャンピオンになれたんだ」

──ジェクペ・ジェックですか……、興味深いです。ところでUFC二戦目となるチャールズ・ジョンソン戦を週末控え、今はどのような気持ちですか(※取材は1月31日に行われた)。

アザットは126ポンド(57.15キロ)。ジョンソンは125.5ポンド(56.93キロ)で計量をクリアしている(C)Zuffa/UFC

「普段と変わらない。

とても落ち着いていて、オクタゴンに入って勝つ。それが僕の仕事だから。チャールズ・ジョンソンが何をしてこようが、どの局面でも準備できている。打撃戦でも、レスリングでも僕は負けない。彼の攻撃で恐れるモノは何一つないんだ。この試合で勝って、これからどんなことが起こるか楽しみにしてほしい」

──その「これから」ですが、同じフライ級で無敗の平良達郎選手とデンバーで一緒にトレーニングをしたことがあるかと思います。平良選手の印象を教えてください。

「タツローとは今、言っていたようにコロラド州のデンバーで1カ月半ほど一緒に練習した。凄く良いヤツで、すぐに打ち解けて友達になったよ。技術交換もしたし、素晴らしい時間をタツローと過ごせた」

──とはいえ、同じ階級です。勝ち進めば戦うこともあるかと思います。

「タツローは今トップ15になったばかりだけど、輝かしい未来が待っているファイターだ。僕自身の成功とともに、タツローの成功を願っている。僕らでUFCフライ級ディヴィジョンを盛り上げたいと思う。当然、ベルトは僕のモノになるけどね」

──そこは譲れないと(笑)。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「サンキュー。アリガト。ラフマット(※カザフ語でありがとう)」

■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFN235対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ドリュー・ドパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ムスリム・サルコフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ギルバート・ウルビナ(米国)
チャーリー・ラドキー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
アザット・マクスン(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
ピート・ロドリゲス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレーク・ビルダー(米国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ(豪州)
ルアナ・カロリーナ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マルケル・メデロス(米国)
ランドン・キニョネス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トーマス・ピーターソン(米国)
ジャマール・ポーグス(米国)

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AB o UFC ギルバート・ウルビナ クリス・カーティス シャオ・ロン ダナ・ホワイト チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ブレイク・ビルダー マルケル・メデロス ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス リー・カイウェン ヴィヴィアニ・アロージョ 原口伸 鶴屋怜

UFC on ESPN+93&Road To UFCシーズン2決勝戦:オッズ/予想と展望

ロマン・ドリーゼ 2.42
ナッソーディン・イマボフ 1.59
ヘナート・モイカ1.54
ドリュー・ドーバー 2.54
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
ヴィヴィアニ・アロージョ 3.75
ナタリア・シウバ 1.29
アリアスカフ・キズリエフ 1.68
マフムート・ムラドフ 2.24
ギルバート・ウルビナ 1.49
チャールズ・ラドキ 2.70
モリー・マッキャン 1.39
ディアナ・ベルビタ 3.10
アザト・マクスム 1.44
チャールズ・ジョンソン 2.85
テンバ・ゴリンボ 1.39
ピート・ロドリゲス 3.10
リー・ジョンヨン 1.70
ブレイク・ビルダー 2.20
ルアナ・カロリーナ 2.14
ユリア・ストリアレンコ 1.74
ランドン・キニョネス 2.10
マルケル・メデロス 1.77
トーマス・ピーターセン 1.60
ジャマール・ポーグス 2.40

Road To UFCシーズン2決勝戦

ロン・チュー 2.30
原口伸 1.67
リー・カイウェン 3.05
イー・ジャー 1.42
鶴屋怜 1.17
ジー・ニウシュイエ 5.25

セミに登場するモイカノが「ファイトナイトなんてクソ。誰も見てない。APEXは選手もファンもみんな嫌い」とDisったAPEX大会。プレリムに出場するチャールズ・ジョンソンも、家族が観戦するために1600ドル(現在のレートで23万5千円)以上するチケットを買わなければならないことに不満を漏らしていた。ダナ・ホワイトも、去年の時点で「APEX開催は見直す時期が来たかもしれない」と言っていたが、結局今年も4月まで発表されているファイトナイトイベントの半分以上がAPEX開催。それでも今大会はメインカードにランカー対決が3試合あるのでマシな方だろう。

メインはミドル級ランキング8位のドリーゼ vs. 11位のイマボフ。ジョージア vs. ロシアというAPEXらしい一般層に人気がなさそうなカード。ドリーゼは前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け、イマボフは昨年1月に後の王者ストリックランドに判定負けと、両者ともにタイトルに絡むにはまだ距離があるもの同士。

ハードパンチャーだが足関も狙うドリーゼに対し、イマボフはダゲスタン出身のボクサー。ストリックランド戦は急遽のカード変更でライトヘビー級での試合となり後半失速したが、前戦のクリス・カーティス戦はパンチで圧倒(結果は2Rのバッティングによりノーコンテスト)。28歳とミドル級ランカーでは若く、将来的に期待できそうなのはイマボフ(ドリーゼは35歳)。オッズも下位ランカーのイマボフがフェイバリット。

イマボフ判定勝ち。

全試合終了後、昨年から延期となったRoad To UFCシーズン2の決勝戦3試合が行われる(バンタム級勝戦はシャオ・ロンの負傷により延期)。

3試合は日本 vs. 中国が2試合、中国人対決が1試合。原口・鶴屋の日本勢はいずれもフェイバリット。特に鶴屋はこの日一番のフェイバリット。前回は膝の負傷もありキャリア初の判定となったが、最後まで失速することなくフルタイム戦えたという収穫もあった。ニウシュイエは打撃は強いが組みでは鶴屋とだいぶ差がある。UFC契約後のことを考えても、フィニッシュしての勝利がほしい。

原口は準決勝は相手の体重オーバーで急遽ワンマッチ出場選手との対戦に変更。テイクダウンからのコントロールで勝ちに徹し、内容は盛り上がったとは言えなかったが判定勝ち。決勝の相手は一度UFCと契約し1勝2敗の戦績を残したロン・チュー。バンタム級ランカー・ソン・ヤドンのスパーリングパートナーで、原口より2歳若い23歳ながら、これが30戦目。飛び込みの速さと強いパンチを持つ。UFCでは通用しなかったが、今回のRoad To UFCでは中国勢の成長が著しかったので、原口も楽な試合にはならないかもしれない。

第1試合は6時開始、メインカードが9時開始で、終了後午後1時半よりRoad To UFC勝戦が中継される。

速報します。

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F1 o UFC テンバ・ゴリンボ 佐藤天

【UFC】佐藤天がUFC4連敗 マッケンジー・ダーンがアンジェラ・ヒルに判定勝利

509: 名無しさん 2023/05/21(日) 05:11:53.88 ID:yyIv5alZ
さとーがんばれや



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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN223 テンバ・ゴリンボ 佐藤天

【UFN223】右オーバーハンドでダウン、バックを許した佐藤天。最後にエルボー連打もゴリンボに下る

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
佐藤天(日本)

オッズで+105の佐藤は右ジャブ、ゴリンボは右ハイから右を伸ばす。2度目のハイをブロックし、ダブルからシングルという仕掛けを切った佐藤は、ボディロックにもテイクダウンを許さない。佐藤は払い腰で投げるが、すぐに立ったゴリンボがテイクダウン――佐藤がウィザーで立ち上がる。左腕を差して、右で殴るゴリンボを内股で動かし、胸を泡すぇた佐藤が胸を合わせて体を入れ替える。

ヒザ蹴った佐藤を再びゴリンボがケージに押し込み、逆にヒザを見せる。アンクルピックも切り、大内の佐藤は小外でテイクダウンもケージを蹴ったゴリンボがバックに回り、両足をフックする。残り70秒、RNCを耐えながら時間の経過を待つ佐藤は、後方からパンチを受ける。絞めを取られる感じはなかった佐藤だが、ボディトライアングルを取られたままラウンドを終え、初回を落とした。

2R、前に出る佐藤だが右オーバーハンドで後方にダウン。パウンドを連打したゴリンボに対し、殴られはしたが佐藤はシングルからレッスルアップ、クリンチの攻防に持ち込む。ケージ際で体を入れ変える佐藤が、ボディロックからバックに回ったゴリンボを払い腰で投げ、袈裟固めから胸をつける。潜って、外ヒールのゴリンボを殴る佐藤はスクランブルでアンクルピックからバックを許す。

ウィザーで立ち上がった佐藤、シングルを切ってエルボーを打ち込む。キムラで崩し、正面を向いた佐藤だが、右足をゴリンボが取り続ける。立ち上がった佐藤は押し込み返し、離れるが右を被弾する。続くシングルから左足首を取られた佐藤がケージに押し込まれて座った状態で時間を迎えた。

最終回、逆転にはフィニッシュしかない佐藤。打撃でイニシアチブを取りたい。右ヒザを突き上げたゴリンボに対し、左を伸ばす佐藤は自ら組んでいく。両ワキを差した佐藤に対し、左を差し替えたゴリンボが右で前方に崩しながら右で殴る。ゴリンボは右足を払って、尻餅から上を取り切る。バタフライガードからスクランブルに持ち込もうとした佐藤だが、バックを許し、四の字フックと取られる。

UFCファイター人生が掛かった残り2分40秒、佐藤は頭を抱えて胸を合わせにいくがゴリンボが許さない。このままで勝てるゴリンボのバックが続く。「あと1分、動く!!」という指示に、佐藤は右足を制された状態で胸を合わせる。残り30秒、佐藤はエルボーを連打し。腰を上げると左右のパンチからエルボーを打ち下ろすも時間に。

結果、フルマークで判定負けを喫した佐藤はオクタゴン4連敗となってしまった。格闘技は結果が全て、佐藤の今後は――。


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AJ・フレッチャー MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN224 キック テンバ・ゴリンボ ブライアン・バトル 佐藤天

【UFN224】「死に物狂いでとにかく勝つ」佐藤天の相手は、死の淵を切り抜けてきたテンバ・ゴリンボ

【写真】いくらでも衝く、ところはある。必勝だ(C)MMAPLANET

21日(木・現地時間)に佐藤天が、自らのSNSで5月20日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC Fight Night224:UFN on ESPN+82「Pennington vs Aldana 2」に出場し、テンバ・ゴリンボと対戦することを公表している。

佐藤は昨年8月のブライアン・バトル戦でまさかの44秒ハイキックによるKO負けを喫しており、契約更新から2連敗──前回の契約時からは3連敗中で、あとがない状況でのゴリンボ戦となる。


今も珍しいジンバブエ人ファイターのゴリンボは南アフリカのEFC Worldwideのウェルター級王者からUAE Warriors、Fury FCを経てUFCにステップアップした。オクタゴンデビューは今年の2月で、AJ・フレッチャーにギロチンで一本負けしている。

キャリア10勝4敗、一本勝ちが6度あるゴリンボはフィジカル120パーセント、粗さ200パーセントといっても過言でない選手だ。サブミッションの仕掛けは強引そのもの。本人はそういう意識はないかもしれないが、ナチュラルにあるパワーをフルに発揮すると、強引でも極まるという感じか。

故に粗さをつかれ、下になることも少なくない。とはいえ、サブミッションも実のところ下からの仕掛けが多い。

このゴリンボ、9歳の時に母を亡くし、13歳で父を亡くすと違法でダイヤモンドを採掘し生きる糧を得るという生活を送っていたという。そして警察犬に命を落としそうになるほど噛みつかれたことで、南アフリカへの移住を決意。パスポートを持たず、違法の国境を越えて強制送還される。

ゴリンボはジンバブエに戻ると即、その足で2度の目の違法な越境を試み、その集団に死者が出るような状況で、ヨハネスブルグに辿り着いたという。

さらにケープタウンに住んでいた従弟のところに身を寄せ、庭師として1日17時間の労働を課せられながらも、ようやく(本人は)法に触れずに生き抜く術を身に付ける。

19歳でMMAと出会い、3カ月のトレーニングの後7秒KOデビューを飾る。いえば人生として、UFCに辿り着いただけでサクセスストーリー、伝記を執筆できるような半生を送ってきたゴリンボだが、佐藤にとっては倒すべき対戦相手の1人でしかない。

そうでなくても背水の陣の佐藤は、サインをした時点でMMAPLANETに以下のような意気込みを伝えてくれた。

佐藤天
「崖っぷちなんですけど、死に物狂いでとにかく勝ちます。宜しくお願いします」

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