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J-CAGE NEXUS NEXUS21xPFC24 PFC Report ブログ 寺田隆 渡部修斗

【Nexus21✖PFC24】チャンプ渡部修斗がしっかりと絞めで、締め。ネクサスがPFCに2勝1敗で勝利

【写真】盤石パターンで修斗が勝利した (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されたNEXUS21✖PFC24。同大会内でネクサスと北のMMA=PFCの対抗戦3試合が組まれた。1勝1敗から迎えた大勝戦=Nexusバンタム級チャンピオン渡部修斗✖寺田隆の一戦をお届けしたい。

<NEXUS X PFCフェザー級/5分2R>
渡部修斗(日本)
Def.1R1分37秒by RNC
寺田隆(日本)

タッチグローブ直後にシングルレッグでテイクダウンを奪った渡部は、足を束ねて倒しきり、左にパスガードを決める。

頭を抱えてクローズドから立ち上がった寺田は、バックを譲りワンフックと左腕を喉下に入れられ寝技に持ち込まれる。

腹ばいになった寺田を四の字フックした渡部はワキの下にあった右腕を抜いて、RNCをセットアップ。直後にタップを奪った。

「今日はこんな大変な世の中でご来場いただきありがとうございます。対戦してくれた寺田選手、北海道のPFCの皆さま、遠いところから東京まで本当にありがとうございます。皆さんのおかげで今日、僕はここに立って試合をすることができました。凄い感謝しています。

今年、RIZINに出て負けてしまって。たくさんの人の期待を裏切ってしまいました。だから来年はまた応援してくれる人の期待に応えたいですし、僕の身近な誰かの目標であり続けるためにRIZINで戦っていきたいです。来年、RIZINとDEEPでもっと上にいけるように頑張るので、皆さん応援よろしくお願いします」と対抗戦を勝利に導いた渡部はマイクで話した。


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J-CAGE NEXUS NEXUS21xPFC24 PFC Report ブログ 拳勇 遠藤来生

【Nexus21✖PFC24】中堅戦は遠藤来生が地力勝ち。拳勇を判定で下し、対抗戦は1勝1敗のタイに

【写真】DEEPでの敗戦を受けて、首都圏でリベンジ。破顔一笑となった遠藤 (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されたNEXUS21✖PFC24。同大会内でネクサスと北のMMA=PFCの対抗戦3試合が組まれた。ここでは遠藤来生✖拳有の中堅戦の模様をお届けしたい。

<NEXUS X PFCライト級/5分2R>
遠藤来生(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
拳勇(日本)

遠藤の右ローをかわした拳勇が、右ローから右ハイを繰り出す。遠藤が右ミドルハイ、拳勇は鋭い左ロー、続いて後ろ回し蹴りを繰り出す。スイッチした拳勇がオーソに戻し左ジャブ、遠藤は右ミドルハイも右ローを蹴られる。

リーチの差を生かして戦う拳勇だが、至近距離にはステイできず、パンチを見せあった直後に遠藤が組んでバックに回る。

拳勇は正面を向くと、押し返し遠藤を突き放す。右を振り、蹴り筋の変わる蹴りを放った遠藤はジャブをかわして左フックを当てる。拳勇は飛び込んで右、左ミドルを蹴る。遠藤も飛びあげるようなハイからローに続き、右ストレートをヒットさせ拳勇が姿勢を乱す。

さらに遠藤はテイクダウンのフェイクから左フックをヒットさせ、拳勇がマットに手をつく。懐に入られると拳の勝負で劣勢の拳勇は、離れた距離で左ミドルも遠藤がブロックし時間に。2つのパンチで拳勇のバランスを崩させた遠藤が初回をリードした。

2R、拳勇の左の蹴りに左オーバーハンドを合わせていった遠藤が、組んでケージに押し込む。キムラクラッチで耐える拳勇、遠藤は細かいヒザを見せ──時間をかけてワキを潜るとバックを取る。

拳勇は胸を合わせて、離れ窮屈な姿勢で左ハイを蹴る。離れてタイミングを測った拳勇、遠藤は気にせず近い距離で圧力を掛けていく。拳勇は回って間合を取り直すが、遠藤が左を見せて組みつきケージに押し込む。

両差しで体を入れ替えた拳勇、残り1分を切って遠藤が押し返し払い腰でテイクダウンを決める。サイドで抑え、ニーインからマウントを狙った遠藤は背中を見せた拳勇からスタンドながら両足をフックしていく。

落とされそうになり足を取って前転すると、拳勇が背中取られたままスタンドへ。遠藤は自ら着地して向き合う。ここで拳勇がハイキックを狙い、遠藤は怯まずパンチ勝負に。

拳勇が再び左ハイを繰り出したところでタイムアップ──ジャッジ3者とも遠藤につけ、対抗戦はPFCが1勝1敗に追いついた。


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J-CAGE NEXUS NEXUS21xPFC24 PFC Report ブログ 亀松寛都 村田純也

【Nexus21 X PFC24】ネクサス✖PFC対抗戦は、大健闘・高校生ファイター亀松を村田が延長で下す

【写真】スクランブルでの消耗戦──今大会のベストバウトといえる一戦だった。そして次へのステップとして、しっかりと抑えて止める術を身につけてほしい (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されたNEXUS21✖PFC24。同大会内でネクサスと北のMMA=PFCの対抗戦3試合が組まれた。ここでは先鋒戦となった村田純也✖亀松寛都の一戦をお送りしたい。

<NEXUS X PFCバンタム級/5分2R>
村田純也(日本)
Def.ExR3-0:29-28.29-28.29-28
亀松寛都(日本)

サウスポーの村田に、亀松が右ローを蹴る。そのローに村田はワンツーを合わせようとし、ジャブからリードフックで前に出る。間合いを外し右ローを蹴った亀松、村田も左ローを返す。

左ストレートから左ハイという攻撃を見せた村田が、右クロスを当てる。さらに鋭い左ミドルを蹴り込んだ村田は、左ミドルから左フックというコンビネーション。

亀松も飛びヒザから右ハイで距離を詰め、右フックで村田からダウンを奪う。マウントを取られた村田は背中を預けて亀松を振るって落とす。ここでトップを取った村田は、ケージに亀松を押し込んでガードの中でトップキープする。

背中を譲って立ち上がった亀松は、すぐに胸を合わせる。リフトしてテイクダウンを狙った村田だが、耐えられるとヒザを繰り出し──自ら姿勢を乱してガードを強いられる。

腰を切って腕十字を仕掛けた村田、腕を抜いた亀松がスクランブルでバックを伺う。残り30秒で村田が胸を合わせる。亀松はバックに回り、村田のキムラからの後方へ崩しを潰し、トップを取って初回を戦い終えた。

2R、プレッシャーを受けつつ右ハイを蹴った亀松。ブロックした村田は2発ミドルを返し、組まれるとジャンピングガ―ドから引き込む。村田はケージを蹴って腰を切っていくと、亀松が正対する。互いに動きが少なくなったなかで蹴り上げから村田が立ち上がる。

ボディロックで押し込む亀松に対し、小手を決めて投げた村田がサイドで抑える。足を戻しても殴られた亀松は、背中を見せて両足をフックされる。

仰向けとなった村田は、腰をずらされるとトップを選択しマウントへ。足を差し入れた亀松はヒールを狙う。

村田は足を抜いて立ち上がり、左のパウンドを落とす。殴られながら草刈スイープを仕掛けた亀松は、上を取れないと見るとシッティングで後ろに下がる。

ここでレフェリーがブレイクをかけて立たせた直後に、村田が前蹴りを受けながらもダブルレッグでテイクダウンを決めトップでラウンドを取り返し、ジャッジは1人が20-18で村田、2人が19-19でドロー→延長戦へ。

本戦終了直後に笑顔で言葉を交わしていた両者が、ハグから再び拳を交える。亀松の右ハイは届かず、続く前蹴りが金的となり試合が中断される。

凡そ4分30秒のインジュアリータイム後に試合は再開、村田が左ストレートから左ミドルを放ち、左右のフックをアッパー気味のパンチを打ちこむ。

ダブルレッグからバックに回った亀松は、ケージ際を移動する村田を崩してトップを取り切る。ハーフの村田はブリッジ、1度は耐えた亀松に対して右腕差して逆側へ体を振りリバーサルを決める。

亀松は下になり、ケージ際でラバーガードへ。窮屈な状態でオープンに戻し背中をつかされる。下からのエルボーをコツコツという音をたてながら入れる亀松は、蹴り上げで立った村田の飛び込みながらパウンドに合わせてスタンドへ戻る。

バックに回った村田は、首投げのような仕掛けを崩して寝技でバックに回る。背中をつけたシングルから立ち上がった亀松は、ここでも首投げを狙いすかされる。直後に右ハイを蹴った村田──時間となると亀松は、村田残しを叩き急所攻撃を謝った。

結果、ハイペースのスクランブル消耗戦は村田の判定勝ちでネクサスがまず先勝した。とはいえ、敗れた亀松もフライ級王座決定T出場者を相手に大健闘。高校生ファイターの今後に注目、チェレンジングかつ育てるマッチメイクが求められる。


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