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【PFL2021#10】UFCから転じたアクメドフは2Rの攻勢で消耗。ジョーダン・ヤングに逆転TKO負け

【写真】2RにRNCの形まで行って、凌がれるとアクメドフの動きは急停止状態に。3Rは動けないなかでパンチを振るってヤングの餌食となった(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヤング(米国)
Def.3R1分32秒by TKO
オマリ・アクメドフ(ロシア)

UFCからPFLに転じ、階級を上げたアクメドフが左右のロー、右を見せて組みつく。シングルからバックに回ったアクメドフは、ケージにヤングを押し込みダブルレッグへ。ケージを背負って防いだヤングが、アクメドフに力を使わせた形で試合は打撃の間合いに戻った。

カーフから左右のフックを振るうアクメドフが、ワンツー&ジャブを続ける。メージを背負ったヤングは、ボディを殴られボディロックからリフト、スラムでテイクダウンを許す。ウィザーで立ち上がろうとするヤングの右足を挟み、ボディと顔面をアクメドフが殴り続ける。ヤングは胸を合わせて立ち上がると、離れたアクメドフにローを蹴る。そのままラウンド終了となり、アクメドフがリードした。

2R、序盤の打撃の間合いで右カーフを効かされ、ヒザをマットに着いたヤング。すかさずバックに回ったアクメドフがスタンドの状態で両足をフックする。ヒザをついた状態から背中を伸ばされそうになるヤングが、懸命に上体を起こす。アクメドフはRNCをセットして背中を伸ばすが、上を向いてルーズにさせたヤングがダブルレッグからレッスルアップでアクメドフをケージに押し込む。

回って離れたアクメドフはジャブを受け、右オーバーハンドを返しカーフを蹴る。ワンツーを被弾し、動きが一瞬止まったアクメドフはダブルでドライブし時間に。口を開けて自陣に戻った。

最終回、初回と2Rと共に力を使う展開でポイントを取ったアクメドフが、まず右カーフを蹴る。ヤングはジャブを伸ばし、圧を掛ける。アクメドフのフックにワンツーを入れたヤングが右アッパー、パンチを振るうとバランスを崩すアクメドフにパンチを続け、右ストレートをヒット。足が泳ぐアクメドフはアッパーを被弾し、ダブルレッグも切られてスタンドへ戻る。アクメドフは直後に右アッパーを打ち抜かれ腰から崩れ落ち──パウンドを一発受けたところでレフェリーが試合を止めた。


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【PFL2021】ウェルター級&LH級出場選手発表。ロリマク、ヤングの元Bellator勢が台風の目となる?!

【写真】ローリー・マクドナルドが満を持してPFLウェルター級戦線に (C)PFL

5日(金・現地時間)、PFLが2021年シーズンのウェルター級とライトヘビー級出場選手を発表している。

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021、これまではフェザー級とライト級の陣容がアナウンスされていたが、今回の発表ではウェルター級とライトヘビー級で16名が確定した。


ウェルター級はこれまで2019年王者&2018年準優勝のレイ・クーパー3世とBellatorから転じたローリー・マクドナルドの両名の出場が発表されていたが、ここに2018年ウィナーのマゴメド・マゴメドカリモフ、同じく2018年のベスト4=サディボウ・シ、2019年準優勝のデビッド・ミショーという3人のプレイオフ・ファイターが追加された。

さらに2018年シーズンに出場し初戦で6点獲得と好スタートを切りながら、ヒザの負傷でシーズンを棒に振ったWSOFウェルター級タイトルコンテンダーだったジョアオ・セフェリーノ、そしてキャリア24勝5敗で現在7連勝中のニコライ・アレクサヒンの出場が決まった。

ライトヘビー級はセザー・フェレイラとジョーダン・ヤングという既出の2人に加え2019年世界王者でPFLでは5勝0敗、5つのフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを残すエミリアーノ・ソルディ、さらに2019年準優勝のジョーダン・ジョンソン、2018年にベスト4=スメリーニョ・ラマ、2018年ベスト8のダン・スポーンという4人のPFLシーズン経験者の名前が続いた。

さらにUFCで19試合の経験があるクリス・カモージ、ノルウェーから初のPFL出場となるCage Warriorsライトヘビー級タイトルコンテンダーのマールシン・ハムレット、計量&入場のコスプレでお馴染みのトム・ローラーの9人の参戦が現状で決まっている。

過去2シーズンで結果を残しているファイターに対し、新顔がその序列を切り崩すか。ウェルター級では優勝候補のロリマク、ライトヘビー級では早々に出場が発表されていたベラトールで6勝1敗(5試合連続で一本勝ちを経験)のヤングというサークルケイジから転向組がニューフェイスのなかで台風の目となりそうだ。

■ウェルター級出場決定選手
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
デビッド・ミショー(米国)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

【ライトヘビー級】
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
クリス・カモージ(米国)
トム・ローラー(米国)
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)
スメリーニョ・ラマ(カナダ)
ジョーダン・ジョンソン(米国)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
ダン・スポーン(米国)

■その他の階級の出場決定選手

【フェザー級】
バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

【ライト級】
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マルチン・ヘルド(ポーランド)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

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