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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 コリー・サンドハーゲン ブログ マルロン・モラエス 未分類

【UFN179】What a fantastic finish!!!! 後ろ回し蹴りでサンドハーゲンが、マルロン・モラエスをKO!!

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
Def.2R1分03秒by TKO
マルロン・モラエス(ブラジル)

すぐにスイッチを繰り返すサンドハーゲンがローを蹴る。左オーバーハンドを見せたモラエスもローを返す。サンドハーゲンのワンツーに右オーバーハンドを狙ったモラエスが右ローを決める。体がよれたサンドハーゲンがワンツーから右フックを被弾する。それでも冷静にジャブ、左右のローを入れるサンドハーゲン左ボディフック。そこにモラエスがワンツーを放ち、サンドハーゲンが跳びヒザで応える。

サンドハーゲンのワンツーには、モラエスが左を繰り出すなど互角の攻防が続く。サンドハーゲンがスピニングバックキック、モラエスはスピニングバックフィスト──そしてサンドハーゲンが右アッパーを狙う。互いに相手の攻撃をよく見ている中で、サンドハーゲンの左ミドルが決める。もう一度、腹を蹴りヒザを突き刺したサンドハーゲンは、残り10秒で左ミドルをキャッチされテイクダウンを許したが初回を取った。

2R、ローの交換後にサンドハーゲンが左右のジャブでタッチしていく。そしてサンドハーゲンは腹に前蹴りを入れ、左ハイを狙う。ミドルを入れてからローの精度も上がったサンドハーゲンが、そのローをかわされた直後に、左ジャブを見せてから右後ろ回し蹴りを繰り出す。モラエスのガードの上をすり抜けて、カカトが側頭部を蹴り抜く。後方に一回転した倒れたモラエスに、パウンドを入れたサンドハーゲンがTKO勝ちを決めた。

「TJかフランキー、僕の前にいる2人と戦いたい」と勝者は話した。


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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 エジソン・バルボーサ ブログ マクワン・アミルカーニ

【UFN179】バルボーサ、アミルカーニを寄せつけず。右でダウンを奪い、逆アナコンダで追い込み大勝

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

まず右ローを蹴ったバルボーサに対し、アミルカーニは遠めの位置取りで様子見を続ける。バルボーサは右ローをもう一発蹴るが、距離を詰めない。ローに右ジャブを合わせていったアミルカーニの跳びヒザにバルボーサが距離を取る。バルボーサは右ミドルを見せて、餌を撒く。続いて右前蹴りを見せたバルボーサがボディ、アミルカーニはジャブをここでも打っていく。ボディへの攻撃をバルボーサが増やすと、アミルカーニの跳びヒザで足の甲が急所に入る。そのまま試合は続き、アミルカーニのシングルレッグを防いだバルボーサはアッパーを打たれるもクリンチは必死に拒む。バルボーサは鋭いローを走らせ、右ストレートをヒット。アミルカーニはカウンターのフックを当て、ミドルを掴んでテイクダウンに成功も初回を落とした。

2R、アミルカーニの右アッパーにボディアッパーを入れたバルボーサが、右ミドルを蹴る。フェイクを交えた制空権の奪い合いのなかで、バルボーサが鋭いローを入れ右ストレートでダウンを奪う。シングルに出たアミルカーニをアナコンダで捕えたバルボーサは、がぶりからスタンドに戻って右ストレートから右ハイを狙う。アミルカーニは右を振るって組みつくが、これも切られがぶられる。

残り70秒でスタンドに戻った両者は、30秒を切って右ストレートで2度目のダウンを奪ったバルボーサはここでもアナコンダチョークへ。自らの得意技をなんとか切り抜けて、スクランブルからトップを取ったアミルカーニがパウンドを落とすも時間は殆ど残っていなかった。

最終回、右前蹴りを入れたバルボーサがアミルカーニの接近を許さない。ジャブからワンツーで迎え撃ち、テイクダウン狙いを切ったバルボーサだが、アミルカーニは跳びヒザから組みついてボディロックテイクダウン。スクランブルでもシングルに出て、バルボーサのキムラに動きを止められる。ようやく腕を抜きトップを取った時点で、残り試合時間は3分に。

バルボーサは三角を狙う仕草も見せたが、基本は固めて逃げ切りを図っている。アミルカーニもワキ腹にパンチを落とすぐらいで、逆転フィニッシュに繋がる動きを見せることはできない。残り1分でスタンドに戻されると、アミルカーニは左フックを被弾して動きが止まる。右ストレートで3度目のダウンを奪ったバルボーサは、立ち上がったアミルカーニにコンビネーション、さらに右フックを打ちこみ試合終了の合図に勝利を確信し両手を挙げた。

判定負けとなったアミルカーニは「ランクが上なのに対戦を受けてくれてありがとう」と話しかけ、バルボーサも「リスペクトしているから」と返した。


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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 ブログ ベン・ロズウェル マルチン・ティブラ

【UFN179】初回は攻勢のロズウェルは2R以降、動き落ちてティブラに逆転判定負けを喫する

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27
ベン・ロズウェル(米国)

近距離で細かいパンチをまとめたロズウェルは、一呼吸おき左右のフックから再びパンチを集中させる。ティブラがヒザ蹴りを返すも、ロズウェルは左ボディフックを入れ、右ロー。ここに右フックをティブラが合わせる。ロズウェルは引き続き、前に出てジャブを伸ばし、ワンツーを繰り出す。ティブラも飛び込んでワンツー、ロズウェルは素早い右フックを打っていく。再びボディフックを入れたロズウェルは、ティブラのパンチは額で受けてパンチをまとめていく。

ミドルを蹴られても、前に出てとにかく殴るロズウェルは終盤に明らかにスローダウンしている。それでもダーティーボクシングで連打したロズウェルは、ハイキックを空振りしバランスを崩したが初回を取った。

2R、ローを蹴られたロズウェルが右を伸ばすが、ティブラが右フックを打ち返す。右の相打ちからティブラは左ロー、ジャブを伸ばして回る。ロズウェルは追いかけて右フック、ダーティーボクシングから組み合いになると、ケージにティブラを押し込む。離れて拳を交換する両者──揃って動きが遅くなってきた。

首を取ってアッパーのロズウェル、ティブラは首相撲からヒザを放つ。ティブラはテイクダウン狙いを切られるが、ヒザを突き上げる。さらにワンツーをティブラが入れ、ロズウェルは前に出てもカウンターを被弾。右、左フックを当てたティブラに流れが移る中ロズウェルはラウンド終了後も手を出してしまった。

最終回、ティブラが左ミドルを蹴り、ジャブにワンツーを合わせる。ロズウェルは組みにいって切られ、前蹴りをボディに受ける。ティブラはローに右を合わせると、左ストレート。前に出てくるロズウェルにローを入れる。ロズウェルも右を当て返し、前に出るが逆にアッパーを打たれついにダブルレッグで倒されてしまう。

クローズドガードのロズウェルは、ハイガードも腰を上げたティブラがエルボーを落とす。パンチ、エルボー、致命傷にはならないが攻撃を受け続けるロズウェルは、残り1分になるとより力の入ったパンチを打たれるようになる。ケージにロズウェルを詰め、動きを制限させてタイムアップまでパウンド、エルボーで攻めたティブラが3-0の判定勝ちを手にした。


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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 アラン・ボドウ トム・アスピナル ブログ

【UFN179】残念、アラン・ボドウ──95秒でトム・アスピナルのパウンド連打に敗れる

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル(英国)
Def.1R1分35秒by TKO
アラン・ボドウ(フランス)

左ジャブ、リードフックからスピニングバックフィストを見せたボドウ。全て見たアスピナルは、2度目のスピニングバックフィストに左を打っていく。バックエルボーを見せたボドウだが、右エルボーから右を連打され首相撲からヒザ絵お突き上げる。アスピナルはダブルレッグでテイクダウン、ボドウはそのままマウントを許す。エルボー受け、背中を向きかけたところボドウにアスピナルが左のパンチを連打する。ボドウは動けず、レフェリーが試合を止めた。


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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 イリャ・トプリア ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN179】テイクダウン&フロントチョークを軸に攻め続けたトプリアがザラルを下し、UFC初陣飾る

<フェザー級/5分3R>
イリャ・トプリア(ジョージア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ユーゼフ・ザラル(米国)

ケージウォリアー・バンタム級王者からBrave CFで連勝後、UFCにステップアップを果たしたトプリア。対するザラルは今年2月に初めてオクタゴンで戦い、3連勝中だ。

軽く左ハイを見せたザラルが左に大きく回り、跳びヒザを狙う。トプリアは右ボディを当て、ジャブから腹を狙う。ザラルは左右にサークリングを続け、そこから追いかけてくるトプリアにヒザ蹴りやジャブを放つ。トプリアの右にザラルは、ダブルレッグを合わせケージに押し込むとシングルレッグへ。右を差したザラルが体を入れ替えると、トプリアは体を回しながらベリートゥベリー・スープレックスで大きく投げ、マウントからバックへ。

落とされる前にがぶるように首を取ったトプリアはアナコンダチョークに移行し、首を固めて上を取りつつ、ギロチンにスイッチし背中をつける。再びトプリアはアナコンダに組み替え絞め続けるが、ケージを蹴って耐えたザラルがスクランブルへ。バックに回ったトプリアはトラックポジションを狙う。ザラルが耐えて倒れず最後はパンチの交換から、トプリアがダブルレッグを狙ったところで初回が終わった。

2R、サークリングを止めたザラルがシングルレッグからケージにトプリアを押し込み、ダブルレッグ。ウィザーのトプリアは耳の辺りにパンチを落とし、ダブルはがぶって倒されない。エルボーを打たれ頭の位置を高くしたザラルは再び姿勢を低くしてダブルレッグを狙う。トプリアはここもエルボーを落とし、ザラルは姿勢を高くして離れると動きが明らかに落ちている。

ヒザ蹴り、ワンツーフックからダブルレッグで尻もちをつかせたトプリアが腰をコントロールして背中をつかせると、三角狙いを担いでパス。スクランブルに狙いには、即ギロチンを合わせる。これでトップを取り、もうノーアームギロチンに入ったトプリアはここも防がれてもバックに回り足をフックする。ロールから振り落とし、逆にスクランブルでバックに回ったザラルは落とされると内ヒールからヒザ十字へ。大丈夫だとトプリアが合図を送ったところでラウンド終了を迎えた。

最終回、ザラルのヒザ蹴りにダブルレッグを合わせたトプリアがテイクダウン。キムラからスイープ狙いのザラルだが足を殺しておらず、キムラを支点に上を取ったトプリアがスクランブルでトラックポジションからバックマウントへ。足を一本入れた状態でRNCを狙うが、胸を合わせてきたザラルがそのまま抜いてトップへ。

スクランブルからスタンドに戻り、トプリアがダブルレッグ。走って倒そうとすると、ザラルがギロチンへ。頭を抜いたトプリアはハイガードを捌いて左足を抜くと、一気にマウントから三角を狙う。跳ねのけてスクランブルに持ち込もうとしたザラルだが、トプリアはバックを取り両足をフック。RNC狙いにも足のフックを外して胸を合わせたザラルはスタンドに戻ると、トプリアが疲れてケージ際で動けない。

それでも左フックにダブルレッグを合わせバックに回ったトプリアは、胸を合わせてきたザラルをケージにおしこむ。残り30秒で離れたトプリアは、跳びヒザにダブルを合わせてテイクダウン。ザラルのトップでタイムアップに。判定勝ちしたトプリアは「8日前のショートノーティスだけど、それが何だって。いつでも戦える」と話した。


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News UFC UFN ESPN+37 UFN179 アラン・ボドウ エジソン・バルボーサ コリー・サンドハーゲン ステファニー・エッガー ドリキュス・デュプレシー ブログ マクワン・アミルカーニ マルロン・モラエス

【UFN179】計量終了 アラン・ボドウ、デュプレッシー、エッガー、ショートノーティスUFCデビュー

【写真】デュプレッシーと対戦するペレスは、フェイスオフでジョーカーのメイクをする力のいれようだった (C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vs Sandhagen」の計量が、10日(金・同)に行われている。

メインでマルロン・モラエス✖コリー・サンドハーゲンという見逃せないバンタム級マッチがメインで組まれている同大会には、日本に関係しているファイターも含め気にショートノーティスで世界最高での叩きを実現させた選手がまま見られる。

その1人がアラン・ボドウだ。長らく日本で暮らし、Grachan、HEAT、Grandslamなど独立団体でファイトし、HEATではヘビー級とライトヘビー級のチャンピオンに輝いた。


フランスに帰国後もTKOなどで結果を残しており、今回はセルゲイ・スピヴァクの代役としてトム・アスピナルとのオクタゴン・デビュー戦のチャンスを得た。日本にいた頃は打撃、組みともパワーに押し切ることができたが、一方でガードの甘さがあったのも事実だ。UFCでの打撃戦では命取りになる、その辺りがパリの名門MMA Factoryでどれだけ改善されているか。そして、ここをクリアし次戦からは本来のライトヘビー級で活躍につなげてほしいボドウだ。

ボドゥ同様にメインカードでUFCデビュー戦を戦うのは、南アフリカ人ファイターで元KSWウェルター級王者のドリキュス・デュプレシーだ。

ホドウフォ・ヴィエイラの代役で2週間の準備でマルクス・ペレスと戦うデュプレシーは「ファイトアイランドで戦えるなんてアメージングだ。ここにやって来る前は色々とやることがあったけど、もうあとは戦うだけ。僕はKSWでメインで2度戦っているし、1万5千人の前での試合も経験してきた」と突然の世界最高峰で戦う機会にも自信をのぞかせていた。

スイスからUFC初陣を迎えるステファニー・エッガーは去年の7月にRIZINでKINGレイナにキャリア3度目の黒星を与えた選手。9月5日にホームのスイス・ザンクトガレンでローカル大会で勝利したばかりのエッガー。彼女もまた2週間前というショートノーティスのオファーに合意し、トレイシー・コーテズと戦うこととなった。

コロナ禍だからこそチャンスを得て、ファイトアイランドにやってきた選手たち。この機会を生かし、UFCで生き残ることができるか──大切な初戦の行方が気になる。

■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN179計量結果

<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 136ポンド(61.69キロ))

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルチン・ティブラ: 263ポンド(119.29キロ)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス: 186ポンド(84.37キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル: 252ポンド(114.3キロ)
アラン・ボドウ: 254ポンド(115.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル: 146ポンド(66.22キロ)
イリャ・トピーラ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ: 186ポンド(84.37キロ)
KB・ブラール: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント: 265 ポンド(120.2キロ)
クリストファー・ダカウス: 227ポンド(102.96キロ)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホアキン・バックリー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 146ポンド(66.22キロ)
オマル・モラレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 136ポンド(61.69キロ)
ステファニー・エッガー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ: 126ポンド(57.15キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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Interview UFC UFN ESPN+37 UFN179 エジソン・バルボーサ ブログ マクワン・アミルカーニ

【UFN179】バルボーサと対戦──マクワン・アミルカーニに尋ねた、アナコンダ「バックから移行? 安全だ」

【写真】かつてはスピニングチョークと呼ばれたアナコンダチョーク。日本ではミノタウロ・ノゲイラが有名にした技だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのヤス島=フUFCァイトアイランズで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vsSandhagen」。

大会名にあるようにメインでバンタム級トッププロスペクト対決=マルロン・モラエスがコリー・サンドハーゲンと対戦する同大会には元KSWウェルター級王者の南アフリカ人選手=ドリキュス・デュプレシー、日本を拠点にHEATでヘビー級とライトヘビー級の2階級王者だったアラン・ボドゥ、さらにRIZINでKINGレイナに勝利しているステファニー・エッガーらが出場する。

そんななかセミでエジソン・バルボーサと対戦するマクワン・アミルカーニに注目したい。

ニヒルな笑みを浮かべていたアミルカーニ(C)Zuffa/UFC

7日に行われたバーチャル会見で、ショートノーティス出場にも「もともと、次の試合が決まっていたから問題じゃなかった」というアミルカーニ。

対戦相手のバルボーサのフェザー級初戦で敗れた微妙な判定については尋ねられると「あの試合はチェックしたよ。そうだね、僕が言えることはあのレフェリーは今回の試合には必要ないということだよ」という茶目っ気のある言葉を残した。

さらにバルボーサに関しては「経験豊富なファイターだ。きっとカウンターでKOを狙ってくるだろう。でも、それが大きな間違いだと分かるだろう」と話したアミルカーニに対して、MMAPLANETではアナコンダチョークという得意技に関して尋ねた。


過去5戦で3勝2敗、そしてアナコンダチョークでの勝利が2度もある彼は、この得意技に関してどれほど自信を持っているのであろうか。

──マクワン、アナコンダチョークが最大の武器であることは皆が知っていますが、前回にダニー・ヘンリー戦のようにバックコントロールに入っている相手に対して、両足をフックしてバックキープでなくわざわざ正対してアナコンダチョークを仕掛けるという場面をMMAで見ることは本当にレアです。

「僕はあの形からアナコンダチョークを極める自信が100%あるんだ(微笑)。ただし、多くの人がアナコンダは50種類に及ぶチョークの一つだと捉えているだけなんだけどね」

──バックという有利なポジションにいて、がぶりにやスクランブルでないのにアナコンダチョークという選択はリスキーではないですか。

「そんなことはないよ。ちゃんとセットアップできるのであればね。それにバックコントロールやフックから、ポジションを失うことはいくらでもある。僕も実際にそういうことがあった。バックを制して落とされることを考えると、アナコンダに移行することはずっと安全だと思っている。

でも、何もあの位置からの攻撃はアナコンダチョークだけじゃないから、違う技を……プランBを見せることもあるだろう。期待しておくれよ(微笑)」

──現状では腕を差してくる相手に対してダースチョークを選択する選手が多いと思いますが、マクワンにとってアナコンダチョークの利点とはどこになるのでしょうか。

「僕はブラボーチョーク……ダースチョークも好きだよ。ただ歳月をかけてアナコンダを磨いていると、アナコンダの方が深く入ることができるんだ。それを理解してから、アナコンダの極め方を見極めることができるようになった。だから僕にとってはアナコンダが使い勝手の良い技であり、他の選手は違うんだろう」

ニヤリとニヒルな笑みを浮かべるアミルカーニに、その自信の程が伺えるが、アナコンダチョークだけでなくプランBを見ることができるのか。マクワン・アミルカーニがバックに回った際、どのような虎ジッションがあるのか要注目だ。

■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN179対戦カード

<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
コリー・サンドハーゲン(米国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス(ブラジル)
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル(英国)
アラン・ボドゥ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
イリャ・トピーラ(ドイツ)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ(英国)
KB・ブラール(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ホアキン・バックリー(米国)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ(ヨルダン)
トニー・ケリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ(ジョージア)
オマル・モラレス(ベネズエラ)

<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
ステファニー・エッガー(スイス)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ(ロシア)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

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