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【UAEW15&EFC32】マーシオ・クロマドの教え子ハリスが、ヌルマゴ軍ウェルター級王者をアナコンダで破る

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス(ガイアナ)
Def.2R2分56秒by アナコンダチョーク
セイジド・イザガクマエフ(ロシア)

ガイアナのルタリーブリ戦士ハリスに対するは、EFCウェルター級王者のイザガクマエフ。様子見の序盤、ハリスが右ミドルハイを繰り出す。さらに左ジャブを伸ばしたハリスに対し、イザガクマエフは見る状態が続く。ハリスが右を当て、イザガクマエフの前進に右を狙う。両者遠い距離での打撃を繰り出すハリス、ステップ踏んだかわすハリスという展開に。

イザガクマエフの左ローに、ハリソンが左ジャブを当てる。パンチで姿勢を乱したハリスが、そのままダブルレッグを決める。立ち上がったイザガクマエフは離れて、左を当てシングルレッグへ。テイクダウンを取り返したイザガクマエフは、トップのまま初回を終えた。

2R、序盤の打撃戦で左ボディを当てたハリスが、イザガクマエフのテイクダウン狙いを切ってがぶり肩口にヒザを入れる。そのまま小外刈りでテイクダウン狙ったイザガクマエフだが、ハリスが上取ってマウントへ。足を戻したイザガクマエフは、クローズドガードを取り細かいパウンドを被弾する。

イザガクマエフは腕十字、腕を抜いたハリスがスクランブルでがぶってアナコンダチョークへ。反時計回りにイザガクマエフに体を寄せていった──マーシオ・クロマドの教え子がタップを奪った。


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【UAEW15&EFC32】砂漠に安住の地を見つけたライト級王者マシャード、極め系ルブを相手に初防衛戦

【写真】ブルーノ・マシャードはAbu Dhabi WarriorsからUAE Warriorsライト級王者に。大会名に続き、タイトル名も変更された (C)MMAPLANET

15日(金・現地時間)、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国は柔術アリーナで開催されるUAE Warriors15&Eagle FC32。カビブ・ヌルマゴメドフがオーナーとなったEFCとの合同興行で、シャミール・ザフロフを始めナット・ファクレトディノフ、セイジド・イザガクマエフらロシア勢が大挙出場する今大会のメインはABWライト級選手権試合=王者ブルーノ・マシャード✖ミキャエル・ルブ戦だ。

マシャードは昨年7月にABWライト級王座を獲得し、その後タイトルの名称がUAEWライト級王座に変わった。そんなベルトの初防衛戦をミキャエル・ルブを相手に行う。


ブラジリアン柔術家のマシャードは、現在はアブダビにあるコブラ・フィットネスの所属で、UAEで新しい人生を掴めたことでADCC創始者のシェイク・タハヌーン・ビン・ザイード殿下に心酔しており、入場時にはアラビア人のごとく頭にクーフィーカを巻いて入場する。

戦績は14勝9敗とレコードは綺麗ではないが、アブダビに移り住んでからは負け知らずで通算5連勝中、この間のムエタイの成長が好調な要因であることは間違いない。伸びるワンツーと鉈のような蹴り技、加えてテンカオと首相撲&ヒザ蹴りの圧力に負けた相手が組んでくると、しっかりと柔術で仕留める。

カウンターのグラップリングが強いだけでなく、マシャードは自ら組みの展開に持ち込み、テイクダウンからパウンドで相手を失神に追い込んだ勝利もある。

対するルブは昨年までMMAが認められなかったフランスで、パウンド禁止の100%Fightでキャリア序盤を過ごし、英国やポーランドのローカルショーから欧州大会限定ではあったが、UFCにもステップアップを果たした。

1勝2敗でUFCをリリースされると、ロシアのM-1ではタイトルコンテンダーとなり(※16日のBRAVE CF出場のロマン・ボガトフにTKO負け)、パンデミック後も昨年10月にMMAが解禁されたフランスはパリ郊外のヴィトリーシュルセーヌで開かれたMMA GPのメインに出場。

(C)MMAGP

ポルトガル人ファイターのジョアォ・ボンフィムを腹固めで腕を極めタップを奪っている。

さすがはパウンド無しMMAの経験者といえるフィニッシュの持ち主ルブだが、打撃ではスピードがなくマシャードの遅れを取っている。その打撃戦で消耗することなくルブが組み技の展開に持ち込めば、柔術✖極めっこという興味深い展開が待っているメインのライト級選手権試合だ。

■UAE15/EFC32対戦カード

<UAEWライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ブルーノ・マシャード(ブラジル)
[挑戦者]ミキャエル・ルブ(フランス)

<73キロ契約/5分3R>
シャミール・ザフロフ(ロシア)
ヘナート・ゴミス(ブラジル)

<64キロ契約/5分3R>
エリアス・ブグズダム(フランス)
ジェシー・アーネット(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
セイジド・イザガクマエフ(ロシア)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<フェザー級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ワルテル・サモラ(コスタリカ)

<バンタム級/5分3R>
スルタン・ジョルドシュベク(カザフスタン)
ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
エリック・スパイスリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラクマン・ジティノワソフ(ロシア)
ウィリアム・スタークス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルトン・メスルミアン(アルメニア)
ダニエル・ヴェガ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
アイリヨホン・ハミドフ(ウズベキスタン)
ルイ・ジョーダン(カナダ)

<63キロ契約/5分3R>
シャミル・マゴメドフ(ロシア)
ジャイソン・マルガロ(フィリピン)

<ミドル級/5分3R>
エリシャ・パクニス(ノルウェー)
モハメド・オシイリ(レバノン)

<ウェルター級/5分3R>
シェクバン・アルハソフ(ロシア)
バシレ・スプロヴィッチ(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
ラムザン・ヤカエフ(ロシア)
レアンドロ・ゴミス(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ピム・クスター(オランダ)

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【UAEW15&EFC32】UAEウォリアーズとイーグルFCが合体。ヌルマゴメドフ軍団が、砂漠に大挙集結!!

【写真】ザフロフを始めヌルマゴメドフ軍団の民族大移動の一歩となるか(C)MMAPLANET

15日(金・現地時間)、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国は柔術アリーナでUAE Warriors15 が開催される。翌16日(土・同)には同会場から32キロほど西にあるヤス島UFC Fight IslandでUFC on ABCが行われるなど、2021年のMMAはUAEから始まるといった印象だ。

そんなUAEW15は、カビブ・ヌルマゴメドフの父で昨年7月に新型コロナウィルス感染が原因で逝去したアブドオゥルマナプ・ヌルマゴメドフ追悼大会でもある。

同時にMMAを引退したヌルマゴメドフが買収したEagle Fighting Championship(※旧名はGorilla FC)との共同開催となっている。もともとロシアやブラジルと結びつきの強いUAEの格闘技界だが、ヌルマゴメドフのロシア人ファイターの育成というプランもあってか、全15試合中ロシア人選手の出場は8選手、中央アジアや黒海&カスピ海周辺諸国の選手は5選手でイベントの大半を占める。

イベント名もUAEW15単独ではなくUAEW15/EFC32となった。そんな同大会、セミでUAEW初出場となるシャミール・ザフロフは、ヌルマゴメドフの盟友といって良い存在だ。


(C)ROAD FC

日本のMMA界ではRoad FC100万ドル争奪ライト級GPで準優勝となったことで知られるザフロフは、ヌルマゴメドフのトレーニング・パートナーで韓国の試合ではセコンドに就くこともあった。

同トーナメント決勝でマンスール・ベルナウイに敗れたものの、その8カ月後にザハロフはロードの象徴といえるクォン・アソルを完封し、そのテイクダウン&コントロールの強さを見せつけている。

ゴリラFCでの1試合を経て、ヌルマゴメドフの手引きのより中東で戦うこととなったザフロフの対戦相手ヘナート・ゴミスもまた同プロモーション初登場のブラジリアンだ。それだけに勝利はデフォルトで恐らくはUFC関係者も目にする今回の試合は、パフォーマンスが重要になってくるだろう。

EFCとの合体でアラビア色よりも、ムスリム色が強いといっても過言でなくなった砂漠のフィーダーショーにはONEを離れたムイン・ガフロフも参戦する。昨年11月大会出場予定が、今大会にスライドされたタジキスタン人ファイターは、修斗ブラジルやコンバッテ・アメリカスでキャリアを重ねてきたコスタリカ人ワルテル・サモラと相対する。

ジョン・リネケルには競り負けたものの、ONEバンタム級の上位にあったガフロフの中東入りはMMA界の時世、趨勢を表しているのだろうか。

また一昨年来、自らの負傷、対戦相手の欠場、コロナで大会延期、そして計量失敗とUFCで4度連続で試合が流れた結果、フリーエージェントとなったエリック・スパイスリーとキャリア19勝2敗のリナット・ファクレトディノフとの対戦も決まっている。

ファクレトディノフはゴリラFCミドル級王者で、同じく今大会でカールストン・ハリスと戦うセイジド・イザガクマエフもゴリラFC暫定ウェルター級チャンピオンだ。ヌルマゴメドフ軍団が中東経由で世界を目指す場と化したUAEW/EFC、ザフロフ、ファクレトディノフ、イザガクマエフにとって一大デモンストレーションの場となるであろうか。

なお今大会は新型コロナウィルスのワクチンを投与したファンに限って、会場での観戦が認められている有観客大会として開催される。

■UAEW15/EFC32対戦カード

<UAEWライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ブルーノ・アゼレド(ブラジル)
[挑戦者]ミキャエル・ルブ(フランス)

<73キロ契約/5分3R>
シャミール・ザフロフ(ロシア)
ヘナート・ゴミス(ブラジル)

<64キロ契約/5分3R>
エリアス・ブグズダム(フランス)
ジェシー・アーネット(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
セイジド・イザガクマエフ(ロシア)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<フェザー級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ワルテル・サモラ(コスタリカ)

<バンタム級/5分3R>
スルタン・ジョルドシュベク(カザフスタン)
ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
エリック・スパイシー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラクマン・ジティノワソフ(ロシア)
ウィリアム・スタークス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルトン・メスルミアン(アルメニア)
ダニエル・ヴェガ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
アイリヨホン・ハミドフ(ウズベキスタン)
ルイ・ジョーダン(カナダ)

<63キロ契約/5分3R>
シャミル・マゴメドフ(ロシア)
ジャイソン・マルガロ(フィリピン)

<ミドル級/5分3R>
エリシャ・パクニス(ノルウェー)
モハメド・オシイリ(レバノン)

<ウェルター級/5分3R>
シェクバン・アルハソフ(ロシア)
バシレ・スプロヴィッチ(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
ラムザン・ヤカエフ(ロシア)
レアンドロ・ゴミス(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ピム・クスター(オランダ)

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