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【DWTNCS S04 Ep07】最終回、終盤に動きが上がった一戦はドリスコールがパイヴァに判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
カイル・ドリスコール(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
デニス・パイヴァ(米国)

本来はバンタム級、10日前に出場が決まったパイヴァの右オーバーハンドでいきなりドリスコールがフラッシュダウンを喫する。すぐに立ち上がったドリスコールはダメージはなく、右を当ててワンツーから右ヒザを入れる。これをキャッチしたパイヴァが組みつくも、レスリングの攻防では逆にドリスコールがバックに回りケージ際に移動する。自ら離れたドリスコールはシングルレッグからバックに回ってテイクダウンを決める。

パイヴァの立ち上がり際に両足をフックしたドリスコールは、相手の動きに合わせて着地、足を一本入れて絞めを狙う。残り1分強で胸を合わせて離れたパンヴァが左を伸ばす。ドリスコールは右ハイを2発繰り出し、左ハイも見せてパイヴァを近づけなかった。

2R、ジャブから右を伸ばすドリスコール、右ローが急所に入り試合が中断する。再開後、ドリスコールの右がパイヴァのアゴを捕えたが、続くダブルレッグは切られる。パイヴァも左を返し、ドリスコールは流れを掴むまで至らず遠めの距離で真っすぐダブルを仕掛ける。苦もなく防いだパイヴァが、アイポークがあったとアピール。2度目のリスタート後にドリスコールが右を振るって前に出て、右ハイ。ワンツーからハイ、ワンツーからボディとコンビを繰り出すドリスコール、左を繰り出すパイヴァ──ともにコンテンダーシリーズとしてはソリッドな戦い方か。

最終回、ドリスコールが右を入れ右ハイ、回転数が上がる。ワンツー、ヒザ、ダブルレッグを決めに掛かったドリスコールに対し、パイヴァがスイッチからスクランブルでスタンドへ戻る。両者揃って一気呵成の攻めが必要になる最後の3分、パイヴァが左を当ててダウンを奪う。起き上りつつダブルレッグのドリスコールに対し、スイッチからがぶったパイヴァがギロチンへ。背中をつけてエスケープしたドリスコールがガードを取る。

ドリスコールの腕十字狙いを担いだパイヴァ、足を戻されガードの中の展開が続く。2度目の腕十字にはパンチを入れたパイヴァだったが、ドリスコールのスイープで態勢を入れ替えられバックを許す。シングルで起き上ったパイヴァをがぶったドリスコールが、バックから腕十字へ。腕が抜けてトップを取ったパイヴァだが、ドリスコールが最後に2度目のスイープからバックをコントロールしタイムアップに。

最終回終盤の動きが、もう少し早くから必要だった試合はドリスコールが判定勝ちを手にした。