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【PFL2024】PFL2024シーズンに現Bellator世界王者カモーシェやパトリッキー参戦。渡辺華奈の動向は??

【写真】24日大会の結果を経て、Bellator勢の株が上がったのは事実。されどBelloator International Champions Seriesもあり、どのように振り分けられるのか楽しみだ(C)BELLATOR

PFL Champions vs Bellator Championsにわき、その世界観を拡大させたPFLが、2024年の活動に関してPFL EURO及びMENA、PPV Super SeriesとBellator International Champions Seriesに続き20日(火・現地時間)に本丸PFL レギュラーシーズンの開幕について公式発表を行っているので、ここでまとめておきたい。
Text by Manabu Takashima

4月4日(木・同)にテキサス州サンアントニオのボーイング・センターで開幕し、12日(金・同)はネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテル大会、19日(金・同)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナとレギュラーシーズン序盤戦の日程が確定した。


サンアントニオ大会はヘビー級と女子フライ級、ベガス大会はライトヘビー級とライト級、シカゴ大会はウェルター級とフェザー級が実施される2024年のPFL。そのスローガンはザ・タフエスト・テスト・イン・MMAとなっている。

つまりは買収したBellatorのファイターがPFLレギュラーシーズンに参加するということだ。現状、各階級の出場確定が発表されたファイターは以下の通りとなっている。

女子フライ級

ダコタ・ディチェバ(C)PFL


ダコタ・ディチェバ(英国※2023年欧州リーグ王者)
リズ・カモーショ(米国※現Bellator世界王者)

フェザー級

ヘスス・ピネド(C)PFL


ヘスス・ピネド(ペルー※2023年シーズン世界王者)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

ライト級

クレイ・コラード(C)PFL


クレイ・コラード(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル※元Bellator世界王者)

ウェルター級

マゴメド・ウマラトフ(C)PFL


マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア※元Bellator世界王者)

ライトヘビー級

ヤコブ・ネドー(C)PFL


インパ・カサンガネイ(2023年シーズン世界王者)

ヤコブ・ネドー(2023年欧州リーグ王者)

フィル・デイヴィス(米国※元Bellator世界王者)

ヘビー級
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア※元Bellator暫定世界王者)

まだロースターの半分も明らかになっていないが、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級にBellator世界王者経験ファイターが出場しており、特筆すべきは女子フライ級は現役王者のカモーシャがラインナップに加わっている点だ。

新階級だからこそPFLには世界王者が存在しておらず、Bellatorの現役チャンピオンの参戦となったのであれば、気になるのは渡辺華奈の動向だ。Bellator王座奪取を目標に掲げていた渡辺だが、王座不在のBellator International Champions SeriesよりもPFL参戦の可能性がグンと高まったのではないだろうか。

さらに彼女以外に日本人選手のPFLレギュラーシーズン投入は見られるのか、引き続きオフィシャル発表を待ちたい。

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator インパ・カサンガネイ ジョニー・エブレン ボクシング

【PFL vs Bellator】初めてPFL=カサンガネイに勝機が訪れるも、エブレンが競り勝ち対抗戦を5勝0敗とする

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
インパ・カサンガネイ(米国)

ローをかわしたカサンガネイがワンツーで前に出る。エブレンの右に右を合わせていくカサンガネイだが、シングルレッグでテイクダウンを奪われケージ際でバックを許す。カサンガネイは足をフックされないよう回って胸を合わせる。押し返せるとエルボーを見せて離れたエブレンがジャブを伸ばす。右から左で前に出たエブレンだが、カサンガネイもワンツーを返し、前蹴りを狙う。エブレンは左オーバーハンドを空振り、テイクダウンへの布石か。

ならばとカサンガネイも右アッパーを繰り出し、右に右を合わせる。同じタイミングで右オーバーハンドを当てたカサンガネイだが、エブレンも頭を取ってダーティボクシングでパンチを連打した。残り1分、前蹴りを入れたカサンガネイは右を被弾したが、前に出てボディ、右アッパーを繰り出す。最後にカサンガネイが跳びヒザを見せた。

2R、左ミドルを蹴ったエブレンだが、パンチの交換で劣勢となると右を被弾しダウン。パウンドを落とされ、レッスルアップ&シングルも切られたエブレンがアッパーを被弾し厳しい状況に。ここでエブレンは右にシングルを合わせ、ケージにカサンガネイを押し込む。頭が下がった姿勢で、足を抜かれたエブレンはカサンガネイとフックを打ち合う。エブレンのダブルは足が前に出ず、スピードも落ちている。シングルからクリンチに切り替えたエブレンはアンクルピックからバックに回る。

前方に倒し、ワンフックのエブレンが前転でバックをキープする。上体を起こして、振り返ろうとしたカサンガネイは前方にすかされガードを強いられる。足を一本抜いたエブレンが、左のパンチをいれボディロック&左のパウンドをうちつけ時間となった。

最終回、エブレンが右オーバーハンドを空振りする。しっかりと間合いを取るカサンガネイは、左フックを放つ。足を使い、右ローを蹴ったカサンガネイ。ジャブを受けたエブレンも前に出て、左をヒットさせる。ジャブを相打ちからカサンガネイがアッパー、エブレンもボディを返す。ワンツーの右を当てたエブレンが、引き続き前に出て左を当てる。カサンガネイの右は胸に当たり、顔面でないとエブレンがアピールする。

残り2分を切り、圧で上回るエブレンがダブルレッグを決める。ハーフでコントロールし、カサンガネイのフィジカル全開のリバーサルを許さなかったエブレンは、バックに回りボディトライアングルにと捕える。絞め狙いつつ、最後は後方から殴ったエブレンに対し、カサンガネイもエルボーを後方に打ちこむなかで時間を迎えた。

2Rはカサンガネイ、3Rはエブレン。初回のテイクダウン狙い=エブレンと、打撃では優勢だったカサンガネイ──果たして、ジャッジはどのように判断するか。結果、スプリットに割れた勝負はエブレンが競り勝ち、個人的に連勝を15とし、対抗戦でBellatorの5連勝に導くと「接戦だった。2Rはチャンピオンらしくなかった。でも、そういうもんだ。時にはノックダウンされることもあるけど、盛り返して勝ったんだ。2Rはただ生き残りを狙ったこともあった。3Rを支配しようと思った」と話した。


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【PFL】速報中!PFL vs. Bellator: CHAMPS

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昨日はRIZINで大いに盛り上がりましたが、一夜明ける前にリヤド キングダム・アリーナではPFL vs. Bellator: CHAMPSが開催されます。PFLがBellatorを買収した事をきっかけに実現した両大会のチャンピオン対決。いきなりクライマックスな好カードが揃いました。しかもU-NEXTが完全生中継。見放題プランの中で視聴できるというからU-NEXTさまさま。眠い目をこすりながら電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ライト級】
×クレイ・コラード(米国)
(1R 三角十字)
○AJ・マッキー(米国)
1R、開始直後に打撃の交差からマッキーがタックルでテイクダウン。いきなりギロチンチョークを狙う。抜けるや否や三角絞めに移行。さらに腕十字も重ねるとガッチリ極まるとコラードはタップ。マッキーが鮮やかに極めた!


【ライトヘビー級】
×チアゴ・サントス(ブラジル)
(判定0-3)
○ヨエル・ロメロ(キューバ)
1R、プレッシャーを掛けるのはロメロ。派手な攻撃はないものの、関節蹴りやローで手数を出しなら様子を見る。なかなか手が出ないサントスは終盤に大きめのフックを打ち返す。だが、ロメロは素早い動きで回避して攻撃をもらわずラウンドを終えた。
2R、じわじわと前に出るロメロ。いきなり距離を詰めてタックルに行くがこれはサントスがかわす。スタンドに戻るとサントスがミドルを連打して攻撃を出し始める。しかしすぐに落ち着くと逆にロメロはインロー、カーフを蓄積。サントスの身体が流れる。徐々に効いてきたか。このままラウンド終了。
3R、ロメロはプレッシャーを掛ける。サントスのパンチをかわすとロー、関節蹴りを蓄積。サントスは効いて動きが鈍る。ロメロは間合いを詰めて組み付くとテイクダウンを狙う。だがサントスの腰は重い。身体が離れると再びロメとのロー地獄。インロー、関節蹴りを多用。サントスは立っているのも辛そう。このまま試合終了。判定は的確にヒットさせたロメロに軍配。べラトール2連勝。


【ヘビー級】
×ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
(2R 肩固め)
○ワジム・ネムコフ(ロシア)
1R、ヘビー級に階級を上げても見劣りしないネムコフ。前に出て積極的にパンチを出す。打撃を見せつけてからタックルに行くがカッペローザの腰は重い。スタンドに戻るとネムコフは終始スタンド勝負を挑む。ストライカーのカッペローザに対して左ジャブを的確に蓄積。カッペローザは鼻から出血し始めてラウンドを終えた。
2R、やはり前に出るのはネムコフ。着々とパンチを出していく。しかし打撃の交差からカッペローザの右フックがヒット。後退するネムコフ。しかしすぐにタックルで組み付くテイクダウンに成功。すかさず肩固めに捕らえるとカッペローザは失神。ネムコフが衝撃的な一本勝ちです!


【182ポンド契約 Champion vs. Champion】
×レイ・クーパー3世(米国)
(2R TKO)
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
1R、リーチで勝るジャクソンがカーフキックを蓄積。ガードしないクーパーは徐々に効かされていく。時折大きなフックを返していくがいずれも空砲。スタンドの攻防から距離が近づくとジャクソンはタックルでテイクダウン。上を固めて終了間際には肘を乱射。止められてもおかしくない場面だったが何とかラウンドを終えた。
2R、開始直後にジャクソンのカーフキック。これでクーパーはダウン。なす術ないクーパーに対してジャクソンはパウンドを連打。レフェリーが試合を止めた!ジャクソンが圧倒。これでべラトールが4連勝。


【ミドル級 Champion vs. Champion】
×インパ・カサンガネイ(米国)
(判定1-2)
○ジョニー・エブレン(米国)
1R、パンチの交差からエブレンが片足タックルでテイクダウン。しかしカサンガネイは背中をつけさせず動くと立ち上がって正対。差し合いが続くが身体が離れる。スタンドに戻ると前に出るエブレンに対してカサンガネイの攻撃がフィットし始める。パンチの交差からの返しのフックにアッパー、空砲に終わったが飛び膝を放ってラウンドを終えた。
2R、開始直後にカサンガネイがパンチのラッシュ。左右のフックにアッパーが相次いでヒットしてエブレンはグラついてダウン。一気に仕留めるに行くがエブレンはタックル。カサンガネイはギロチンを狙うがエブレンは脱出。しつこく組み付いてダメージを回復させる。さらにスタンドでバックに周るとグラウンドに引きずり込む。インサイドガードになるとじわじわとパウンド。だがカサンガネイもガードを固めてラウンド終了。
3R、前に出るエブレンに対してカサンガネイはサークリング。お互いスタミナを消耗したのか2Rまでの動きの良さはない。手数を出すのは若干エブレン。だが試合は膠着。終盤に入るとエブレンがタックルでテイクダウン。すかさずバックに周ると側頭部にパウンドを当てながらバックチョークを狙う。カサンガネイも後ろ手に肘を当てて反撃し試合終了。判定はスプリットでエブレンに軍配!


【ヘビー級 Champion vs. Champion】
○ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
(1R KO)
×ライアン・ベイダー(米国)
1R、開始直後のパンチの交差。フェレイラの右フックがクリーンヒット。ダウンしたベイダーにパウンド連打。背中を向けたベイダーを見てレフェリーが試合を止めた!PFLが連敗を止めて一矢報いた。
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【PFL】PFL vs Bellator計量終了 二転三転──残念、怒り心頭パトリシオ・フレイレのカードは消滅

【写真】アリの孫について話してほしかった……マイク・タイソンの登壇(C)PFL

24 日(土・日本時間)にサウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナで開催されるPFL Champions vs Bellator Championsの計量が23日(金・同)に行われている。
Text by Manabu Takashima

実況&インタビュアーも完全にPFL ✖ Bellatorの様相を呈していたセレモニアル計量。

コメイン計量の前にマイク・タイソンが登場し「テクニカルファイト、多くのノックアウトを期待している」と話すと、メインイベントの勝者がPFL PPV第2弾でガヌーと戦うことに関して「ベストガイが戦うことになる」とコメントした。


そのコメインのミドル級でチャンプ対決に挑むPFL2023ライトヘビー級ウィナーのインパ・カサンガネイは、エブレンは無敗、最強のミドル級ファイターという評価を得ているとインタビュアーに振られると「皆が何を言おうが関係ない。自分のやるべきことをやるだけ。なら勝ってタイトルを保持し、この階級で戦い続ける」と答えた。

対してBellator世界ミドル級王者のエブレンは「俺はファッ〇ンなパンチ力があり、スタミナも十分だ。フィニッシュする。マイク・タイソンにベルトを巻かれることが待ち切れない」と非常にリラックスした受け答えをしていた。

なおオフィシャル計量結果のリリース、セレモニアル配信からフェザー級のガブリエル・ブラガ×パトリシオ・フレイレの一戦が抜け落ちていたが、日本時間の昨日午後には米国のメディアはこの試合がキャンセルされたことを伝えている。

MMAPLANETでは計量後にフレイレのインタビューを行う予定だったが、フレイレ陣営= ジョルジ・ギマリャエスBlack House代表から「試合はなくなった。ブラガが父親を亡くしたことで戦う状態にないと言っている。ピッチブゥは怒り狂っている。インタビューは難しい」という連絡が日本時間の午後4時45分(リヤド時間午前10時45分)に入っていた。

フレイレはもともとヘスス・ピネドと対戦予定だったが、ヘススが負傷欠場となり、ファイトウィークになってアーロン・ピコと戦うことが決まっていた──シーズン準優勝の──ブラガと戦うことが決まっていた。

ピネド戦に関しても、取材依頼に対してスペイン語の通訳がいないから難しいという解答がPFLサイドから先週にあり、「これは……」という空気は存在していたことは事実だ。そしてピネドの欠場をPFL関係者が認めると同時に、フレイレがBellatorに出場し始めた頃から彼を支えてきた人物から「去年の夏のRIZINのことがある。パトリシオは代替試合を受けないだろうし、今回は試合をしない方が良い」という話もあった。

よってブラガとの対戦を受けたもののフレイレも相当にナーバスになっていたのか、メディアデーは1日2度のインタビュー対応時間を全てキャンセルしていた。その結果、本当にブラガの欠場理由が父の死であれば──この不幸な事実はブラガ×ピコ戦が正式発表の前夜に起こっていた──フレイレが怒り心頭になるのも致し方ない。

いずれにせよ、PFL Champ vs Bellator Champというヒストリカルショーは日本から見れば、一番の人気者の試合がなくなったことになる。非常に残念だ。

■視聴方法(予定)
2月25日(日・日本時間)
午前2時00分~U-NEXT

■ PFL x Bellator計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 263.2ポンド(119.38キロ)
ライアン・ベイダー: 231.1ポンド(104.82キロ)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 185.8ポンド(84.27キロ)
ジョニー・エブレン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<182ポンド契約/5分3R>
レイ・クーパー3世: 182.4ポンド(82.73キロ)
ジャイソン・ジャクソン: 182ポンド(82.55キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.2ポンド(107.13キロ)
ワジム・ネムコフ: 238.1ポンド(108.00キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ・サントス: 205.2ポンド(93.07キロ)
ヨエル・ロメロ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.5ポンド(70.53キロ)
AJ・マッキー: 154.8ポンド(70.21キロ

<ライト級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 155.7ポンド(70.62キロ)
アーロン・ピコ: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 154.4ポンド(70.03キロ)
エマニュエル・パラシオ: 152.6ポンド(69.21キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 164.4ポンド(74.57キロ)
ケルシー・デサントス: 164.6ポンド(74.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルカタニ: 146ポンド(66.22キロ)
デドゥコンダラ・ラオ: 145.7ポンド(66.08キロ)

<アマ・フェザー級/3分3R>
マリク・バサハル: 124.9ポンド(56.65キロ)
ヴィニシウス・ペレイラ: 129.2ポンド(58.6キロ)

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【PFL】AJ・マッキー戦前 クレイ・コラード「俺たちはBellatorのヤツらのように相手を選ぶこともなかった」

【写真】自信タップリ、そして今後への期待の高さがヒシヒシと伝わってきた (C)MMAPLANET

24 日(土・日本時間)にサウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナで開催されるPFL Champions vs Bellator Champions。
Text by Manabu Takashima

世界第2位と3位のMMAプロモーションの合体ショーのインパクトは凄まじい。そんな歴史的ショーの本戦、PFLにとって初のPPVイベントのメインカード第一試合でクレイ・コラードがAJ・マッキーと対戦する。

現時点でPFLファイターは、Bellatorファイターと比較すると知名度は低い。しかし、シーズン・プラットフォームというタフな状況で戦ってきたコラードは、この大会によりPFLファイターの強さが世に知れ渡ることを信じて疑っていなかった。


──クレイ、インタビューの時間を調整していただき……そして、こちらの都合で1時間ずらしていただきありがとうございます。

「全然、問題ないよ。ちょうどワークアウトの時間にあてがうことができたから」

──もうサウジアラビアに入られているのですか(※取材は13日に行われた)。

「まだ米国にいるよ。日曜日にサウジアラビアに向かうんだ」

──押忍。そのサウジアラビアではAJ・マッキーと対戦します。歴史的なショーに参戦するわけですが、どのような気持ちですか。

「ボディは信じられないほど絶好調だ。メンタル面も完全に準備ができている。メインカードの最初の試合で戦うことの意味も分かっている。俺の試合から、ショーを盛り上げるよ。歴史に名を刻む、このスポーツの頂上に位置するショーで戦うことわけだし、このまま数年間はハイエストレベルのトップ……メインで戦っていきたい。それが俺のゴールだから、今回のショーに参加できて最高にハッピーだよ」

──クレイは常にPFLで観客を沸かせてきましたが、最初の2シーズンはプレーオフに残ることができませんでした。昨年、プレーオフ進出がなったことに関してどのように思っていますか。

「PFLで戦うようになって以来、ケガも含めて色々なことがあった。でも、そこを乗り越えることができたからプレーオフ進出を果たせた」

──その2023年シーズンの際中にPFLがBellatorを買収するという話が広まりましたね。

「MMAの歴史で、最大の出来事だろう。それは皆が口を揃えていることだ。とにかくBellatorファイターがPFLとサインをするんだから、これから楽しいことがたくさん起こるとワクワクしたよ」

──日本ではBellatorファイターは、PFLファイターより有名です。米国ではどうだと感じていますか。

「PFLの方が歴史が浅いから、それはしょうがないだろう。でもPFLは世界中からタレントを発掘するなど、素晴らしい仕事をこの間にやってきた。そのなかには世界の最高クラスのファイターも含まれている。PFLファイターはもっと名が知られるようになる。俺たちが如何に優れているのかを証明する機会が、今回のショーだよ。

俺たちは6週間から8週間ごとに4試合を戦ってきた。Bellatorよりタフな状況で試合をしてきたことは絶対だ。Bellatorのスケジュールだと、ケガをおして戦うなんてことはないだろう。俺たちは皆、そこを乗り越えてファイトしてきたんだ。トレーニングキャンプ、ファイト、トレーニングキャンプ、ファイト、トレーニングキャンプ、そしてファイトを繰り返してきた。俺たちはBellatorのヤツらのように相手を選ぶこともなかった。

でもヤツらは休んで、対戦相手を選んで試合をするんだ。試合をすれば、しっかりと休める。俺たちはそんなことはなかった。どっちがタフなのかは、明らかだろう。俺は過去3年間PFLで戦ってきて、本当に強くなれた。マーシャルアーチストとして、成長してきたよ」

──今回対戦するAJはBellatorを代表する人気者です。MMAファイターとして、彼をどのように見ていますか。

「打撃が少し粗い。スクランブルが強いけど、自分よりも能力の劣る相手と戦った時にその力を発揮している。俺はヤツと比べてもクリーンなボクシングができるし、ハイキックに注意は必要だけど──マーシャルアーチストとしてウェルラウンダーなのは、俺だ。レスリングに関しても、俺はずっとレスリングとともに人生を歩んできた。ヤツがレスリングを得意としていることは百も承知だから、それだけ俺も色々と用意はしてある。どっちが本当の意味で有名で、本当の意味でスーパースターの資質があるのか試合でハッキリさせる」

──MMAは個人戦ですが、今回はPFLの看板を背負って戦います。

「俺の肩に重荷が掛かっているとは思っていない。俺はPFLでなくて、自分を代表して戦う。いつも通り、皆が熱狂する試合をするだけだ。皆が何を求めているのかは分かっている。そこをやり通すよ。ただPFLファイターが1人でも多く勝てることを願っている。俺たちは一緒にショーを盛り上げ、時間を共有してきた。ただ、俺のやるべきことはPFLの勝利のためでなくて、カシアス・クレイのショーを皆に披露することだよ」

──PFL2024年シーズンの面子がどのように振り分けられるのか分かりませんが、AJ戦後は今年をどのように戦っていこうと思っていますか。

「ライト級は去年の優勝者が戦いの場を去った。当然、何人か……4、5人はBellatorサイドから新しい顔が出場してくるだろう。ただ、今は24日の試合に集中している。AJを倒してから、これからのことを考えるよ」

■視聴方法(予定)
2月25日(日・日本時間)
午前2時00分~U-NEXT

■ 対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
ライアン・ベイダー(米国)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ジョニー・エブレン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)

<182ポンド契約/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ジャイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
ワジム・ネムコフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ・サントス(ブラジル)
ヨエル・ロメロ(キューバ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
AJ・マッキー(米国)

<ライト級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
アーロン・ピコ(米国)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
エマニュエル・パラシオ(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルカタニ(サウジアラビア)
デドゥコンダラ・ラオ(インド)

<アマ・フェザー級/3分3R>
マリク・バサハル(サウジアラビア)
ヴィニシウス・ペレイラ(ブラジル)

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【PFL vs Bellator】PFLは4月、Bellatorは3月スタート。王者対決はワンオフでなくPPVイベントとして毎年開催

【写真】UFCとは全く違った形で、MMAコングロマリットが形成されようとしている(C)PFL

25日(水・現地時間)、フロリダ州セミノールのハードロック・ライブで2月24日(土・同)にサウジアラビア・リヤドのザ・ステート・オブ・アート・キングダム・アリーナで開催されるPFL Champions vs Bellator Championsのプレスカンファレンスが行われた。
Text by Manabu Takashima

ヒーナン・フェヘイラ、ライアン・ベイダー、インパ・カサンガネイ、ジョニー・エブレン、ジェイソン・ジャクソン、ヘスス・ピネド、パトリシオ・フレイレ、ブルーノ・カッペローザ、ワジム・ネムコフ、クレイ・コラード、AJ・マッキー、チアゴ・マヘタ・サントス、ヨエル・ロメロ、クラレッサ・シールズ、ケルシー・ディサンティスが出席した会見は、チェール・ソネンとショーン・オコネルという両プロモーションTV中継のカラーコメンターテーが司会を務めた。

16日の発表ではウェルター級の王者対決=マゴメド・マゴメドケリモフ✖ジェイソン・ジャクソンがアナウンスされていたが、マゴメドケリモフが負傷欠場に。PFLからは2度のウェルター級世界王者で3度の決勝進出者であるレイ・クーパー3世が代役出場となり、ジャクソンと183ポンドとほぼミドル級に近い契約体重マッチが組まれることとなった。

またヘビー級のノンタイトルファイトでカッペローザと対戦するネムコフは、17日にBellatorライトヘビー級世界王座を返上しヘビー級に転向し、この一戦に挑む。

以上のようなことがアナウンスされた同会見と終了後の個別会見でピーター・マリーCEOが語ったPFLのこれからをピックアップしたい。


■今後のPFLは従来のPFL レギュラーシーズン=Global League Seasonに加え、PPV Super Fights、PFL International League、Bellator International Champions Seriesという4つの軸を持つことになる。PFL Challenger Seriesに関しては、言及されることはなかった。

■PFL International Leagueは既報の通り、昨年に続き欧州リーグが3月7日にパリでスタートを切るのに続き、今年はサウジのリヤドをベースにPFL MENAが活動を始める。MENAとは中東と北アフリカを差す略称で、つまりはムスリム圏──サウジアラビア、UAE、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコの選手の発掘&人生育成が始まることとなる。

■Bellator International Champions Seriesはアイルランド、英国、フランス、中東、アジア、米国西海岸&東海岸で行われる。3月の北アイルランド=ベルファースト大会でキックオフを迎える。

■Global League Seasonは4月開幕で、女子フェザー級でなく女子フライ級が実施される。PFL世界女子フェザー級王者のラリッサ・パチェコとBellator世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグはBellator International Champions SeriesもしくはPPV Super Fightsで戦っていく。

■PFL Champions vs Bellator ChampionsはPV Super Fightsの一環として、今大会限りでなく毎年PFLとBellatorのシーズン開幕前に開催される。

■PFL International Leagueは今後6リーグに拡大予定で、2025年はアフリカ、豪州リーグが活動を始める。

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45 AB AJ・マッキー BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL UFC アレックス・ペレス アーロン・ピコ インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クラレッサ・シールズ クレイ・コラード ジェイソン・ジャクソン ジョニー・エブレン チアゴ・サントス パトリシオ・フレイレ ヒーナン・フェヘイラ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・カッペローザ ヘスス・ピネド マゴメド・マゴメドケリモフ ムハマド・モカエフ ヨエル・ロメロ ライアン・ベイダー ワジム・ネムコフ

【PFLvsBellator】PFL初のPPV大会=PFL世界王者✖Bellator世界王者がUFCの引き上げたサウジで開催決定

【写真】4階級のチャンプ・チャンプ対決。フェザー級はパトリシオ・フレイレとヘスス・ピネドのブラジル✖ペルー──南米対決だ(C)PFL & BELLATOR

16日(火・現地時間)、PFLが2月24日(土・同)にサウジアラビアはリヤドのザ・ステート・オブ・アート・キングダム・アリーナで初のPFL PPV SUPER FIGHTとして、PFL Champion vs Bellator Championを開催することを発表した。
Text by Manabu Takashima

PFLは6階級、Bellatorでは9階級のチャンピオンが君臨するなか同大会ではヘビー級、ミドル級、ウェルター級、そしてフェザー級の4階級でSuper Fight Championshipのベルトが賭けたチャンプ対決が実施される。

なおミドル級はPFLでは世界王座が認定されていないが、ライトヘビー級王者インパ・カサンガネイがBellator世界ミドル級王者ジョニー・エブレンと相対することとなっている。


PFL王者→Bellator王者という順で書き記すと、ヘビー級はヒーナン・フェヘイラ✖ライアン・ベイダー、ミドル級が上にあるようにカサンガネイ✖エブレン、ウェルター級がマゴメド・マゴメドケリモフ✖ジェイソン・ジャクソン、フェザー級はヘスス・ピネド✖パトリシオ・フレイレという顔合わせだ。

またPPVカードで組まれた3回戦はヘビー級のブルーノ・カッペローザ✖Bellator世界ライトヘビー級王者ワジム・ネムコフ。ライトヘビー級はチアゴ・サントス✖ヨエル・ロメロ、そしてPFL2023年シーズンウィナーのオリヴィエ・オバメルシェが引退したため王座が空位のライト級でクレイ・コラード✖AJ・マッキーJrのマッチアップが決まった。

またプレリミではビアッジョ・アリ・ウォルシュがデビュー戦で、同じくプロ初陣のクリス・モーリスと。フェザー級では15日(月・同)に父ディエゴ・ブラガが、ファベイラに盗まれたバイクを探しにいった際に民兵隊員と勘違いしたギャング=コマンド・ヴェルメーリョに殺害されたガブリエル・ブラガがアーロン・ピコと戦うこともアナウンスされている。

果たしてブラガは、試合ができる精神状態にあるのか。本来ではれば非常に興味深い一戦だが、このタイミングで行うことは絶対ではないはずだ。また五輪金メダル獲得2度、世界8冠というオールタイムベスト女子ボクサーのクラレッサ・シールズが2年4カ月振りのMMA再起戦に臨むなど、計5試合のプレリミマッチが組まれている。

本来、同会場ではUFCが初のサウジアラビア大会を3月2日に開催予定だったが、サウジ筋からより良いカードを求められ延期、他ロケーションに移されるという事件があったばかりだ。ムハマド・モカエフ✖アレックス・ペレスのフライ級戦など十分に興味深いカードが用意されていたが、現地ではPPVクラスの試合が求められていたのだろう。

結果として、ホームスチールを決めたような奇襲でPFLがUFCに先んじて、初のPPVイベントをサウジで実施することに。今後、MMA界のパワーバランスに、何かしらの変化が起こっても不思議でないように感じられるPFL初のサウジ大会だ。

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#10 インパ・カサンガネイ キック ジェイソン・ジャクソン ジョシュ・シルヴェイラ

【PFL2023#10】カサンガネイ、打撃の正確性&ヒット数でシルヴェイラに判定勝利。ライトヘビー級Tを制す

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45.
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

サウスポーのシルヴェイラに対し、カサンガネイは右ミドルと右ストレート、左フックから右ストレートで前に出る。シルヴェイラが組んでケージに押し込み、足をかけてテイクダウンを狙う。カサンガネイはそれを潰して一瞬マウントを取るが、シルヴェイラがスクランブルから立ち上がる。

右ストレートからパンチをまとめるカサンガネイ。シルヴェイラも左ミドルを蹴るが、カサンガネイがパンチのプレッシャーをかけ、右をボディと顔に打ち分ける。シルヴェイラもジャブから左ミドル、カサンガネイの右を空振りさせてシングルでテイクダウンする。カサンガネイが立つところにバックを狙うシルヴェイラだが、カサンガネイが正対。今度はカサンガネイがバックを狙い、シルヴェイラが正対し、カサンガネイがケージを背にして立つ。

距離が離れるとカサンガネイが右ミドルを蹴って、右ボディから左フック、右のヒザ蹴り、左右のフックと手数を増やす。シルヴェイラのクリンチを切って右ストレートから前進。シルヴェイラも左ミドルを蹴るが、前に出るのはカサンガネイだ。

2R、カサンガネイはシルヴェイラの前蹴りをさばいて左フック、右アッパーから左フック、シルヴェイラのダブルレッグを切る。シルヴェイラもワンツーと左を当てて応戦する。カサンガネイが右ストレートとヒザ蹴り、シルヴェイラもシングルレッグに入り、カサンガネイをケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを狙う。これを切ったカサンガネイだが、ヒザ蹴りを放った際にバランスを崩す。

シルヴェイラがグラウンドで上のポジションを取るが、カサンガネイがシルヴェイラの身体を蹴って立ち上がる。カサンガネイが右ストレートを二発と右アッパー。右ミドルを蹴って、左フックから右ストレートを当て、この右でシルヴェイラを下がらせた。

3R、カサンガネイが右ストレートを当てて返しの左フック。細かくパンチを当ててシルヴェイラを消耗させる。さらにカサンガネイはシルヴェイラのダブルレッグを切ってケージに押し込み、後ろに回ると足を払っててテイクダウンする。そのままバックキープするカサンガネイだったが、無理にキープせずにシルヴェイラを立たせる。

スタンドではカサンガネイが右ストレートから左フック、バックステップして右ストレートから左フックを当てる。シルヴェイラもダブルレッグに入るが、テイクダウンできずに亀になる。カサンガネイは殴るチャンスをうかがい、ダースチョークも狙う。カサンガネイがハーフガードでトップキープしてラウンドを終えた。

4R、カサンガネイが右ストレートを当てるが単発。シルヴェイラも左ストレートと左ミドルを見せ、シングルレッグで組みつくがテイクダウンできない。カサンガネイはワンツーと右ボディストレート、シルヴェイラは左のヒザ蹴りと前蹴りを返す。ガードを上げてステップしながらジャブを突くカサンガネイ。シルヴェイラは前に出て左ストレートを狙う。後半はシルヴェイラの前進が目立った。

5R、カサンガネイはジャブと右ボディで前に出る。シルヴェイラは左ミドル・前蹴りを蹴って、左ストレートを狙う。カサンガネイはサイドステップしながら右ストレートを返し、シルヴェイラのシングルレッグを切る。スタンドの攻防になるとシルヴェイラが左ストレート、左右のフック、前蹴り、ハイキックと手数を増やす。テイクダウンも混ぜつつ攻めるシルヴェイラ。

カサンガネイもインサイドを狙った右ストレートを当て、ボディロックで組み付く。最後はカサンガネイがシルヴェイラをケージに押し込んで試合終了となった。判定はフルマークでカサンガネイの勝利。試合後はキルクリフFCの同門、現Bellatorウェルター級王者ジェイソン・ジャクソンと共に記念撮影に収まった。


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AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#10   アスペン・ラッド インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クリス・ウェード クレイ・コラード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジョシュ・シルヴェイラ デニス・ゴルソフ デレック・ブルンソン バッバ・ジェンキンス ヒーナン・フェヘイラ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ヘスス・ピネド マゴメド・マゴメドケリモフ マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ レイ・クーパー3世

【PFL2023#10】計量終了 さすがに1億5000万が懸かると――ファイナリストの計量失敗はゼロ

【写真】PFL史上初の2階級制覇を狙うパチェコは、初代フェザー級女王の座をモフナトキナと争う(C) PFL

23日(木・現地時間)、24 日(金・同)にワシントンDCのジ・アンセムで開催されるPFL2023#10「2023 PFL World Championship」の計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

さすがに100万ドルが懸かったフィナーレ。6階級の決勝は誰1人として計量失敗は見られなかった。ばかりかリミット丁度でパスしたファイターは女子フェザー級でライト級に続き連覇を目指すラリッサ・パチェコと、ウェルター級のマゴメド・マゴメドケリモフ、フェザー級のヘスス・ピネドと3
人のみ。通常よりも、規定よりも下げ幅が大きく誰もが用心深く体重を落としていることは明白だった。


シーズンフィナーレのトリを任されたライト級のクレイ・コラードとオリヴィエ・オバメルシェは両者揃って154.8ポンドだった。

デカゴンに通じるステージで行われたセレモニアル計量とフェイスオフを終えた両者はインタビューを受け、コラードは「俺はいつもタフな相手を求めてきて、PFLも最初から応えてくれた。なかでもオバメルシェは最もタフだからぶっ倒したいんだ」と話した。

対してオバメルシェはコラードのインタビューに笑みを浮かべ「バイオレントでクレイジーなヤツだよ。アハハハ、確かに物騒だよね(笑)。素晴らしいアスリートだけど、今もいったようにクレイジーだ。僕はそういう試合はしない」とコメントした。

計量失敗がなかった決勝戦とは対照的にノンタイトルの注目カードではケイラ・ハリソン×アスペン・ラッドがファイトウィークになって150キャッチウェイトに変更。ミドル級にも関わらずレイ・クーパー3世は1ポンドオーバー規約を0.8ポンド超過し186.8ポンドで、187ポンド契約マッチとしファイトマネーの20パーセントを没収されてデレック・ブルンソンと戦うこととなった。

さらにフェザー級の3位決定戦といえる一番でもバッバ・ジェンキンスがクリアしたが、クリス・ウェードは3.4 ポンドも重く――キャッチウェイト戦に変更された。

■視聴方法(予定)
11月25日(土・日本時間)
午前7時~DAZN

■ PFL2023#10対戦カード

<ライト級決勝/5分5R>
クレイ・コラード: 154.8ポンド(70.21キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 154.8ポンド(70.21キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
デニス・ゴルソフ: 244.6ポンド(110.94キロ)

<女子フェザー級決勝/5分5R>
ラリッサ・パチェコ: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
サディボウ・シ: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ: 203.4ポンド: 170ポンド(77.11キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 202.6ポンド(91.89キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 150.4ポンド(68.22キロ)
アスペン・ラッド: 150ポンド(68.03 キロ)

<ミドル級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 186.8ポンド(84.73キロ)
デレック・ブルンソン: 185.8ポンド(84.27キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
ヘスス・ピネド: 145ポンド(65.77キロ)
ガブリエル・ブラガ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<アマ・ライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ジョエル・ロペス: 154.2ポンド(69.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 148.4ポンド(67.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイ・ウー: 135.4ポンド(61.41キロ)
フィル・キャラキャッパ: 135.6ポンド(61.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェシー・スターン: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョシュ・ブライデン: 146.8ポンド(66.58キロ)

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AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#10 UFC アスペン・ラッド インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クリス・ウェード クレイ・コラード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジョシュ・シルヴェイラ デニス・ゴルソフ デレック・ブルンソン バッバ・ジェンキンス ヒーナン・フェヘイラ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ヘスス・ピネド ボクシング マゴメド・マゴメドケリモフ マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ レイ・クーパー3世

【PFL2023#10】Bellator買収のPFLがシーズンフィナーレ。決勝以外、ワンマッチも注目カードがずらり

【写真】ミドル級でブラダボーイの170センチという身長は、ままいまい(C)PFL & Zuffa/LLC

24 日(金・現地時間)、ワシントンDCのジ・アンセムでPFL2023#10「2023 PFL World Championship」が開催される。
Text by Manabu Takashima

ついにBellatorの買収を発表したPFLが、2023年シーズンフィナーレを首都ワシントンDCで迎える。

今大会は当然のように6階級の決勝戦が組まれているが、例年以上に力が入ったワンマッチも用意されている。まずPLFの最大のビッグネームであるケイラ・ハリソンが昨年の決勝戦敗退以来、1年振りのケージ復帰を果たしアスペン・ラッドと対戦する。


さらに今シーズン不参加の2Xウェルター級世界王者ブラダボーイことレイ・クーパー3世も、1年4カ月振りのファイトをミドル級で戦い──UFCからPFLに転じたデレック・ブルンソンと相対する。

オクタゴン14勝7敗のブルンゾンと、デカゴン12勝3敗1分のブラダボーイの対決は、ケイラ✖ラッド戦と同様にBellator買収でトップ25ファイターの30パーセントをロースターに加えたと豪語するPFLの実力が試されるという見方ができる。

組みの強さを背景に打撃を当てるブルンゾンとレスリングがベースでありながら、まずはパンチ勝負のブラダボーイ。身長170センチのブラダボーイは、テイクダウンの受けの強さを見せ、回転数の早いボクシング勝負が不可欠だろう。

またバッバ・ジェンキンスとクリス・ウェードというライト級準優勝経験者同士の3度目の豪華カードが、第3試合で組まれている。

2021年から3シーズンをPFLで過ごしてきたジェンキンスに対し、ウェードに至っては2018年からコロナで活動停止だった2020年を除く5シーズンをPFLで戦ってきた。

今シーズンも両者揃ってプレーオフに進出している実力者対決は、うがった見方をすれば2024年に向けPFL2024とBellator International Champion Seriesのどちらに振り分けるのかを首脳陣が見極める査定ファイトにも感じられる。

■視聴方法(予定)
8月24日(土・日本時間)
午前7時分~DAZN

■ PFL2023#10対戦カード

<ライト級決勝/5分5R>
クレイ・コラード(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
デニス・ゴルソフ(ロシア)

<女子フェザー級決勝/5分5R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
アスペン・ラッド(米国)

<ミドル級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<フェザー級決勝/5分5R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)

<アマ・ライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
ジョエル・ロペス(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
クリス・ウェード(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイ・ウー(米国)
フィル・キャラキャッパ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジェシー・スターン(米国)
ジョシュ・ブライデン(米国)

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