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【Bellator248】テイクダウンを2度決めたマイケル・ペイジ、ヒューストンに判定勝ちもパリっ子はブーイング

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ロス・ヒューストン(英国)

サイドの構え、スイッチして右ストレートを伸ばすMVP。ヒューストンはケージに詰まり、右に回る。続く右にワンツーをヒューストンが返し、離れたMVPは左ジャブを伸ばす。ヒューストンは左ハイで姿勢を乱し、MVPも左を伸ばして前方につんのめる。ヒューストンの左に右を合わせていったMVPは、ヒザ蹴りを抱えられテイクダウンを許す。ヒューストンはパスを決める。MVPは三角クラッチを組むが、すぐに解き抑え込まれた状態が続き、マウント狙いにハーフに戻し、頭を引き寄せる。足を抜きに掛かるヒューストンに対し、ハーフを維持したMVPが下のままで初回を戦い終えた。

2R、右オーバーハンドを入れたMVP。ヒューストンは右ローを蹴るが、近い距離に応じることはできず距離を取る。MVPは右アッパーから左フック、そして左ジャブを当てる。ヒューストンはダブルレッグへ、倒れずケージを背にしたMVPは小外掛けも耐える。真逆に股をすくって上を取ったMVPがパンチを落とし、シングル狙いに鉄槌もこれが後頭部に当たり、ブレイク→スタンドで再開となる。

MVPがワンツー、ヒューストンのスピニングバックフィストを軽々とかわし、右アッパーのフェイクから左ジャブを当てる。続くヒューストンのシングルを切り、クリンチの攻防でテイクダウンを決めたMVPはハーフガードのヒューストンにパンチを落とし、がぶってバックへ。嫌がって引き込んだヒューストンをサイドで抑えたMVPがラウンドを取り返した。

最終回、ヒューストンのジャブ、ローをかわしたMVPが左ストレートを伸ばし、打ち終わりでオーソに。MVPは左ボディストレート、ヒューストンはガードを固めて動けない。前に出てきたヒューストンはワンツーに左を見せるが、互いに相手の動きを見る展開が続く。ヒューストンがここもスピニングバックフィストを空振りし、パリのファンからブーイングが起こる。

とMVPは自ら組みつき、体を入れ替えながらもヒューストンをケージに押し込む。押し込み返したヒューストンだがテイクダウンは奪えず、ケージ際でのクリンチが続く。シングル、ハイクロッチからアンクルピックもMVPは反応し、ついにヒューストンは引き込んでしまう。すぐに立ち上がったヒューストンだが、MVPが金網に押し込んだ状態でブーイングのなかでタイムアップを迎えた。

結果、MVPが3-0の判定勝ちもパリのファンはまたもブーイングを送った。


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