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【PFL2021#01】体重オーバーのオジンツォフにテイクダウンを許さず、アリエフが3Pをしっかりと確保

【写真】アリエフが初回に決めた豪快なベリートゥベリー・スープレックス(C)PFL

<156.6ポンド契約/5分3R>
アクメト・アリエフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)

オジンツォフの体重オーバーで、勝敗に関わらずアリエフに3Pが与えられ、彼自身は1Pの減点を受けているキャッチウェイト戦。まず左ローを見せたオジンツォフに対し、アリエフが左ジャブを伸ばす。今度はオジンツォフが右ロー、アリエフはボディからハイを繰り出す。連続でダブルレッグを仕掛けたクリンチとしたオジンツォフだが、アリエフは豪快なベリートゥベリー・スープレックスを決める。

アリエフは一旦サイドで抑えるも、オジンツォフがフルガードに戻す。ガードの上下で、コツコツとポンチを打ち合い展開が続く、残り90秒でアリエフが立ち上がりローを蹴る。レフェリーがオジンツォフを立たせると、アリエフのスピニングバックキックは距離が合わず。直後にオジンツォフのダブルレッグにショートの右フックをアリエフが合わせる。続くダブルレッグを切った刹那、オジンツォフの立ち上がり際に右フックを打ち込んでダウンを奪ったアリエフが、初回をリードした。

2R、ローに右フックを合わせるアリエフは、スイッチしたオジンツォフの左ミドルからのダブルレッグもしっかりと切る。さらにオジンツォフの右ジャブにワンツーを入れるなど、アリエフの攻勢が続く。ステップインから右アッパーを繰り出したアリエフに対し、オジンツォフの攻撃はローしか届いていない。アリエフが再びアッパーを入れる。

とオジンツォフの右リードフックがアリエフの顔面を捉える。組んだアリエフはケージに押し込まれると、時間を掛けずに離れ右アッパー、左フックをヒットさせる。スピニングバックキックは再び空を切ったが、そのままクリンチに持ち込んだアリエフだったが最後の10秒でヒザが急所に入り注意を受けた。

最終回、オジンツォフが左ロー、アリエフは三日月を蹴る。蹴りを交えた打撃の神経戦のなかでオジンツォフのダブルレッグは決まらない。アリエフの至近距離でのスピニングバックキックはオジンツォフの頭上を越える。直後に一旦組まれたアリエフだが、離れて右ロー、右ハイ、左ローから右ボディストレートを入れる。オジンツォフはジャブを打っても、ボディにパンチを被弾し距離を詰めることができないまま試合は残り40秒を切っている。アリエフが右ハイを2つ見せるも、大きな動きはなく。最後はケージ中央のクリンチで試合が終わった。

結果は危なげない試合をしたアリエフが勝利し、3Pを得た。


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