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【PFL2022#06】マゴメドカリモフが2RKO勝ち。ロリマク&レアルがプレーオフへ。ブラダボーイが脱落決定

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
Def.2R3分26秒by TKO
ディラノ・テイラー(米国)

右ローを蹴るマゴメドカリモフ、テイラーは左ジャブを伸ばす。右を見せて左オーバーハンドをマゴメドカリモフが当てると、テイラーはスイッチを見せる。左にテイクダウンを合わされたが、倒れずにいなしたマゴメドカリモフが逆に左フックに組みつこうとする。テイラーも反応し、右をスウェイでかわす。マゴメドカリモフの左ハイがテイラーの顔面をかすめる。

残り2分、マゴメドカリモフが組むがテイラーはヒザを入れて離れる。飛びあがって蹴りを見せたマゴメドカリモフは、初戦をスキップしており初回フィニッシュが欲しい。そのマゴメドカリモフがニータップで一気にテイクダウンを奪うが、有効なパウンドを落とせず一度立ち上がる。ここから勢いのあるパウンドを打ちつけると、すぐさま立ち上がったテイラーが組みつくと小手を決めて内股で投げて、時間を迎えた。

2R、マゴメドカリモフがジャブ、テイラーはワンツーを打っていく。オーバーハンドも距離が合わないマゴメドカリモフが、肩で息をしているか。テイラーはローに右を合わされたが、怯むことはない。そのテイラーは左ローにカウンターを受ける展開をもう1度繰り返す。マゴメドカリモフもフィニッシュに繋がるような連携はないが、またも左ローに右オーバーハンドを決め、一発で試合を終わらせることができることを示す。

この一発でケージに詰まったテイラーに対し、跳びヒザで腹を抉って完全に動きの止めたマゴメドカリモフが連打を叩きこみTKO勝ち。これで5Pを獲得したマゴメドカリモフが暫定4位に。テイラーが3Pに留まり、今大会で不戦勝となったカルロス・レアル、2試合後に戦うローリー・マクドナルドのプレーオフ進出が決まった一方で、初戦で体重オーバー&判定負けのブラダボーイは、次の試合で初回KOでもレギュラーシーズン敗退が決まった。


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【PFL2022#06】計量終了 最終決戦へ。ウェルター級でカード変更。余裕? ケイラは親権を持つ子供と登壇

【写真】セレモニアル計量に2人のキッズと登壇したケイラ。明日は気合い満々のエメリー君でなく、カイラちゃんだけが試合を観戦するそうだ(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2022#06の計量が6月30日(木・同)に行われた。

メインで3連覇を狙うケイラ・ハリソンがケイトリン・ヤングと戦う女子ライト級と、同じく3連覇を目指すレイ・クーパー3世が初戦の計量失敗で窮地に追い込まれているウェルター級のレギュラーシーズン最終マッチが実施される今大会。


そのブラダボーイは、170.4ポンドでパスしており胸を撫で下ろしたことだろう。

ケイラは親権を持つ姪のカイラちゃん、甥のエメリー君とセレモニアル計量に登壇した。

試合に向けて心境の変化があるのかを尋ねられると「ついてきたそうだったから、来る?って尋ねたらエメリーが『うん』って答えたの」と話し、ジュリア・バッドから対戦相手がヤングに変わったことに関しては、「何も変わることはない。やることをやるだけ。ドミネイト、KO、TKO、サブミッション、勝てる形で勝つ。パチェコが再戦を望んでいる? 私は誰とでも戦う。相手のことは気にしていない。彼女は良い勝ち方をしていたけど、そのまま頑張って欲しいわ。私は全てのコンペティターの幸運を願っているから」とインタビューで応えた。

滞りなく計量を終えた女子ライト級に対し、ウェルター級ではマゴメド・マゴメドカリモフと対戦予定だったジョアオ・セフェリーノが欠場し、持ち点3Pのディラノ・テイラーがシーズン復帰を果たしてマゴメドカリモフと戦うことに。

また計量を終えていたニコライ・アレクサヒンも欠場、彼の場合は不戦敗となりカルロス・レアルは戦わずして3Pを加点することとなった。とはいえ現状2勝0敗で6P獲得となったレアルだが、試合がなくなったことでボーナス獲得のチャンスも失われたことが、プレーオフ進出に影響を及ぼすことになるかもしれない。

なお今大会ロシア勢は国籍が「International」と表記され、国旗の代わりにPFLのロゴにある王冠がデザインされた旗を使用。ロシア人アスリートは国の代表でなく、国旗の掲揚をしないことを条件に中立の立場なら参加できるFIA(世界自動車連盟)などと同様の措置をPFLは採った模様だ。

マゴメド・マゴメドカリモフ、マゴメド・ウマラトフ、マリーナ・モフナトキナの3選手は国籍ではなくフロリダ州ココナッツクリークからの出場とコールされていた。

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ケイトリン・ヤング: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.8ポンド(77.47キロ)
サディボウ・シ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 170.4ポンド(77.29キロ)
ブレット・クーパー: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ディラノ・テイラー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ジャナ・ファビアン: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.4ポンド(77.29キロ)
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン: 170.2ポンド(77.2キロ)
カルロス・レアル: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 154ポンド(69.85キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.8ポンド(70.21キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ザマザグル・フェイザァラノワ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヴァネッサ・メーロ: 154.4ポンド(70.03キロ)

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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#06   アビゲイル・モンテス カルロス・レアル ケイトリン・ヤング ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ディラノ・テイラー ニコライ・アレクサヒン マゴメド・マゴメドカリモフ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#06】崖っぷちのブラダボーイ、盤石のロリマク&ケイラ。カギ握るマゴメドカリモフ&ウマラトフ

【写真】判定勝ちでは3連覇の夢は途絶えるレイ・クーパー3世(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFL2021#06が開催される。レギュラーシーズン最終戦はウェルター級と女子ライト級のバンプアウト・ナイトとなる。

そんな最終決戦を前にしてウェルター級では現在3位のディラノ・テイラーとグレイソン・チバウ、女子ライト級5位のジュリア・バッドが欠場となり、チバウのプレーオフ進出はなくなった。

当然、3Pを持っているテイラーとバッドにしても加点が見込まれないことから、トップ4入りは厳しい。元Bellator世界フェザー級王者のバッドは、ケイラ・ハリソンと対戦予定だっただけにランキングを考慮しなくても楽しみな一戦が消滅したのは残念でならない。


その女子ライト級でケイラは現在3Pで2位、レギュラーシーズンに当初から参加していたメンバーではない代役ケイトリン・ヤングとのマッチアップとなった。

PFLでは2021年シーズンに参戦してプレーオフを欠場、シーズン最終戦のワンマッチでバッドに敗れており、ケイラを相手に最高のリザルトは判定負けというのが現実的な予測か。

ジャナ・ファビアン

つまりケイラには9~6Pでレギュラーシーズン終了が見込まれている。

現在トップのラリッサ・パチェコは初戦でジュリア・バッドを判定で下しながら、計量失敗の-1Pのジャナ・ファビアン戦うが、ここは勝負論がありつつ後者のフィニッシュする姿は想像しづらい試合でもある。

一方、ウェルター級でも初戦を体重超過で-1P、試合自体もカルロス・レアルに判定負けを喫した2度の世界王者レイ・クーパー3世がどこまで巻き返せるかに注目が集まる。

対戦相手のブレット・クーパーは、第1戦で現在首位のローリー・マクドナルドに初回RNCで敗れており、PFL首脳としてもブラダ・ボーイに最大6点、計5P獲得のお膳立てをしたマッチメイクといえる。

そのレアルは第1戦でサディボウ・シにまさかのスプリット判定負けを喫したニコライ・アレクサヒンを相手に、加点できるか。

そんなウェルター級では初戦を欠場した2018年度ウイナーのマゴメド・マゴメドカリモフが、ジョアオ・セフェリーノと戦う一戦もプレーオフ進出を賭けた戦いに影響を及ぼすことは間違いない。

現状0点のジョアオ・セフェリーノもボーナス獲得を目指しフィニッシュを狙ってくるのであれば、マゴメドカリモフのボーナス獲得とトップ4の可能性は広がるといえる。

さらには4月にグレイソン・チバウを破ったヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィも初戦欠場のロシアン=マゴメド・ウマラトフと対戦する。

キャリア11勝0敗の猛者を相手に砂漠のチャンピオンは如何に戦うのか。

ウマラトフはテイクダウンを織り交ぜつつも、狙いは短時間でのKOからという戦略を立ててくることが予想され、砂漠のチャンピオンの防御力とカウンターの打撃で注視したい。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p ローリー・マクドナルド(カナダ)
2位 3p カルロス・レアル(ブラジル)
3位 3p ディラノ・テイラー(米国)
4位 3pジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
5位 3p サディボウ・シ(スウェーデン)
6位 0p ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
7位 0p グレイソン・チバウ(ブラジル)
8位 0p ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル) 
9位 0p ブレット・クーパー(米国)
10位 -1p レイ・クーパー3世(米国)
─ ─p マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
─ ─p マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

【女子ライト級ランキング】
1位 6p ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
2位 3p ケイラ・ハリソン(米国)
3位 3p マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
4位 3p オレナ・コレスニク(ウクライナ)
5位 3p ジュリア・バッド(カナダ)
6位 0p アビゲイル・モンテス(メキシコ)
7位 0p ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
8位 0p マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
9位 0p ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)
10位-1p ジャナ・ファビアン(ニューランド)
─ ─p ケイトリン・ヤング(米国)

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ジャナ・ファビアン(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)

グレイソン・チバウ(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)
ジュリア・バッド(カナダ)

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BELLATOR MMA PFL PFL2021#10 UFC キック ベラトール マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパー3世

【PFL2021#10】ブラダボーイ、逆転KOでリベンジと2連覇達成。「UFC、Bellator王者と統一戦を!!」

【写真】2度目の戴冠。ベラトールも含めた統一戦は難しいだろうが、UFCで見たい選手になったのは絶対だ(C)PFL

<ウェルター級決勝/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.3R3分02秒by TKO
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)

2018年王者のマゴメドカリモフと、2019年王者ブラダボーイの──2018年の再戦となった──ファイナル。長身、リーチで上回るマゴメドカリモフが右ローを蹴る。左ジャブを入れたブラダボーイは前足を左右の蹴りで狙われる。そのマゴメドカリモフのインサイドローが急所に入り試合が中断される。再開後、ワンツーを振るって前に出るブラダボーイだが、組みついたマゴメドカリモフがボディロックテイクダウンを決める。

ハーフで抑えるマゴメドカリモフは枕で圧力を掛ける。ブラダボーイはバタフライガードを取り、ダブルアンダーフックでマゴメドカリモフを揺さぶる。クローズドになった直後、左のパンチを入れたマゴメドカリモフは、微妙にスペースを作りながら抑える。両ワキを差して殴らせないブラダボーイ、残り80秒でレフェリーがブレイクを命じた。

試合がスタンドに戻ると、マゴメドカリモフの右ストレートからの組みにクーパーが右を打っていく。ダブルジャブをバックステップでかわしたマゴメドカリモフが、右ローを蹴って時間となった。

2R、左ジャブから足を取るフェイクを見せたマゴメドカリモフに、ブラダボーイがボディストレートから右を伸ばす。さらに左リードフックを振るうクーパーは、ヒザ蹴りにも右を振るってテイクダウンへ。

マゴメドカリモフはギロチンの仕掛けを外し、ケージに押し込まれた状態でダブルレッグで倒される。初回と逆の状況で、マゴメドカリモフがキムラクラッチ、ギロチンという仕掛けを下から見せる。

クーパーは立ち上がりガードを開くが、マゴメドカリモフがクローズドに戻す。腰を上げ、足を一本抜いたブラダボーイはボディロックで抑えつつ、左のパウンドを打ちつける。左のパンチを嫌がり、背中をつけたマゴメドカリモフは右のパウンドを被弾し肩固めをセットされる。

自ら技を解いたブラダボーイが左のパンチを続ける。背中をつけた状態が続いたマゴメドカリモフは、下のままでラウンドを終えクーパーがラウンドを取り返した。

3R、鋭い右ローを蹴ったマゴメドカリモフに対し、左ジャブから距離を詰めるクーパーが左ボディストレートを入れる。ジャブの差し合いから右を決めたマゴメドカリモフだが、アッパーにダブルレッグを合わされテイクダウンを許す。すぐに立ち上がったマゴメドカリモフは胸を合わせて離れると左右のパンチを伸ばす。組みを切られたブラダボーイは、ヒザ蹴りから左右のフックを受け、動きが止まる。さらにヒザ蹴り、組みにはギロチンを狙ったマゴメドカリモフは、外してジャブを連続で伸ばす。

ケージを背負うブラダボーイは右ストレートを被弾、左フックを返すがまだダメージは残っている。と右アッパーに右オーバーハンドをブラダボーイが入れ、もんどりうつように頭が揺れたマゴメドカリモフ。ブラダボーイは直後に右オーバーハンドを打ち抜き、マゴメドカリモフが後方に崩れ落ち、パウンド2発で勝負は決した。

「どの局面でも僕の方が上だと言ったはずだ。前と違う試合になった。良かったよ。レッグキックは強かった。子供の頃からチェーンレスリングをやってきた。18歳で州王者になり、ずっとレスリングとあった。良いパンチも貰ったけど、機会を待っていた。そしてKOした。僕がベストだ。UFCチャンピオン、Bellatorチャンピオンと統一戦をしたい。僕が全てを取る」とレイ・ブラダボーイ・クーパーは話した。


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【PFL2021#10】計量終了 2021年決勝。ウェード✖ハイブラエフ、クーバー✖マゴメドカリモフ。新顔も

【写真】短髪にしたことで、父レイ・クーパーに風貌がそっくりになったブラダボーイ(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#10 「Championships 」の計量が26日(火・同)に行われた。

2021年PFLのシーズンファイナル=チャンピオンシップスは5階級のシーズン決勝=世界選手権試合と3試合のフューチャーバウトが組まれている。


優勝賞金100万ドルを前に、誰一人として体重オーバーは見られなかった。そしてライト級とライトヘビー級ファイナルをアンダーカードに追いやった──ロンドン&リオ五輪女子ボクシング金メダリストで、ボクシング世界8冠のクラレッサ・シールズはMMA2戦目の計量を 155.8ポンドで終えている。

メインカード第1試合のフェザー級ファイナル=モヴィッド・ハイブラエフとクリス・ウェードはともに145ポンドでパスし、フェイスオフ後にはしっかりとハグをして健闘を称え合った。

コメインのウェルター級ファイナル、レイ・クーパー3世は父親ブラダを短髪で登壇し、頭一つ大きなマゴメド・マゴメドカリモフを見上げるようにフェイスオフ。

「3年前と変わっていない。同じ相手、同じ試合、結果も同じだ。サブミッションでまた勝てる? そこについては何もいえない。打撃もグラップリングも、レスリングも交えたスペクタルな試合になるだろう」とマゴメドカリモフが話すと、ブラダボーイは「ただケージに入って、顔を殴りつける。シンプルに戦う」とコメントした。

メインではケイラ・ハリソンとテイラー・ゴールダードが女子ライト級決勝を戦うが、賭け率は驚異の+3500とハリソンが圧倒的に優位と予想されている。

ゴールダードはインタビュアーのショーン・オコネルの「誰も勝利を期待していない」という問いかけにも、「とても落ち着いている。あとはやるだけ。私の好きなことをして、良い時間にしたい」と返答するのみで、最後まで勝つという言葉を発しなかった。

対してケイラは余裕の表情で「ベストを尽くして、殺やられる前に殺るだけ。ライオンでも、虎でも、熊が相手でも私が殺す」と話した。

また今大会ではアンダーの3試合で2022年の展望が見える3人の選手が出場する。

ライトヘビー級ではUFCミドル級で9勝5敗1分だったオマリ・アクメドフ、女子ライト級には元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッド、そしてライト級では南アフリカン・ショータイム──ドン・マッジがPFL初戦を迎える。

3者は2020年シーズンを睨んでのお披露目的なファイトでありながら、気の抜けない対戦相手が用意され査定試合のようになっている。

また同大会にはフェザー級で日本のプロモーションでベルトを持つファイターへオファーもあったが、契約締結には時間が足らなかったという話も伝わってくる。

来るべき022年シーズンに3年振りの日本人ファイターの出場はあるのか──という期待も募るが、まずは2022年シーズンウィナーが誰になるのか──特にフェザー級&ウェルター級の行方──を楽しみたい。

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ 対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 153.8ポンド(69.76キロ)
テイラー・ゴールダード: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
レイ・クーパー3世: 169.8ポンド(77.01キロ)

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.4ポンド(107.22キロ)
アンテ・デリア: 243ポンド(110.22キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 204.4ポンド(92.7キロ)
マールシン・ハムレット: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ: 155ポンド(70.31キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド: 154.6ポンド(70.12キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイサン・ウィリアムス: 155.4ポンド(70.48キロ)

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【PFL2021#10】ウェルター級2連覇へ、レイ・クーパー3世「豪華な設備は必要ない。練習はガレージで十分」

【写真】取材後にハワイからフロリダへ。同じ米国内でも6時間も時差がある(C)Zuffa/UFC

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでPFLのシーズンファイナル=PFL2021#10 「Championships 」が開催される。

5階級のファイナルが行われるPFLのシーズン掉尾を飾る大会で、ブラダボーイことレイ・クーパー3世が、2018年シーズンファイナルで敗れたマゴメド・マゴメドカリモフとウェルター級二連覇を掛かったリベンジマッチに挑む。

父はハワイアンMMAのパイオニア=レイ・ブラダ・クーパー、その父と弟2人の計4人で、ガレージでトレーニングをブラダボーイはローリー・マクドナルドを完封するなど、ワイルド一辺倒から高いステイビリティを誇る成熟したファイターに成長した。

シンプル・イズ・ザ・ベスト、ハワイアン・ロコを代表してブラダボーイがデカゴンに足を踏み入れる。


──6日後にマゴメド・マゴメドカリモフとPFL2021シーズンファイナルを戦います。(※取材は10月22日に行われた)今の気持ちを教えてください。

「良い感じだよ。もう準備はできている」

──今シーズはレギュラーシーズン2戦目が計量失敗で、勝ってもマイナス1点。負けてボーナスポイントを対戦相手のニコライ・アレクサヒンに与えるケース、または勝っても獲得ポイントは5Pで終了し、サディボウ・シとカーティス・ミランダーが強豪ロシアンをフィニッシュするような事態になれば、プレーオフ進出ができないという危機的状態に陥りました。

「とにかく試合に勝つことに集中したよ。神経質になることもなかった。対戦相手のニコライ・アレクサヒンに勝ち点3もボーナスPも与えないこと、他の選手は僕よりポイントが低かったし、目の前にある試合に勝つことに集中していたんだ」

──あの試合内容を見ると、体調不良でないことは分かりました。なぜ、大切な時に減量失敗というミスを犯してしまったのでしょうか。

「水抜きを早くし過ぎてしまった。そして水分補給も早過ぎた。タイミングを間違い、突然、全く水が抜けなくなってしまったんだ。僕のミスだよ。体は水分を欲しがるから、早く水抜きをするような間違いはもう絶対にしない。減量方法は変えてはいなかった。ただ、早く水抜きをしたことで、水分補給がいつもと違ってしまって。もう、あんなことはしない」

──結果的にプレーオフ進出を果たし、準決勝ではキャリア最高のビッグネームと言って良いローリー・マクドナルドを完封しました。

「ローリーはこのスポーツのレジェンドだから、勝てた意味は凄く大きい。何よりも彼は今もトップの1人だ。その彼を完全に支配できた。ローリーはスタンドでも手がでないし、レスリングでも僕が圧倒した。結果、僕がウェルター級の世界のトップだと証明できる試合になった。自分の力を信じていたし、勝つと思っていたけど、やり切ったという気持ちが大きなファイトだったね。大きな意味を持つ勝利だ」

──決勝で戦うマゴメドカリモフには3年前のファイナルで敗れ、2年前はプレーオフの準決勝を彼が棄権をしました。このような過去があり、ブラダボーイは常に彼との対戦を望んできました。

「2年前、プレーオフの2試合目で戦うはずだったけど、初戦で消耗していたから彼は勝てないと判断したんだろうね。僕との試合を避けた。今回はファイナルだし、そういうことは起きない。シーズンファイナル、最後の試合、最高の舞台だ。あの負けを払拭する勝利を手にする」

──3度目とはいえ目の前に100万ドルがあると、精神的に何か影響はないでしょうか。

「3年前より大人になった。自分のエゴに従って、パンチを大振りするようなことはなくなったよ。ミスをしないよう戦う、それがファイターとして成長した点だと思う。状況判断をしてパンチを放つようになったし、よりテクニカルになっているよ」

──今は3年前より100万ドルの賞金を気にせず戦えるということでしょうか。

「賞金のことは考えていないよ。ファイトに集中している。この階級のベストファイターと戦うんだから、とにかく自分をプッシュすること。いつの日か、ウェルター級のベストファイターになるためにもね」

──2年前に100万ドルを手にしても、その考えは変わらなかったということですね。

「100万ドルを獲得して、練習に身に入らなくなるとか、戦うモチベーションが落ちたとかは一切ないよ。100万ドルが手に入ったことは家族と生きていくことを考えると、もちろん嬉しかったよ。だからって僕の生活スタイルが変わるわけじゃない。派手な生活なんて一切送って来なかったし、何も変っていないよ。

人としてハンブルなままでいたいんだ。時間を無駄に使う様なことだけはしたくない。練習もガレージで続けているし、父の練習方法も一切変わっていない。豪華な練習設備なんて要らないし、走るのは家の外で十分だ。ガレージのマットでレスリングのスパーリングをして、打撃の練習をし、ウェイトを挙げる。科学的なトレーニングは僕には必要ない。

結局、ハードなランニングとハードなスパーリングをするにことに変わりはない。マシーンで使って行うことは、マシーンなしでやり切れるんだよ」

──ガレージで行う父、そして弟との練習で、マゴメドカリモフ戦への対策練習はできるのですか。

「父と2人の弟、それで十分。誰も僕らの練習に来てもらっていない。ジム内で身内だけでやる練習が好きなんだ。僕はそうやって生まれ育った。他の選手たちと練習しようとは思わない」

──マゴメドカリモフのようなサイズが弟たちはあるのでしょうか。

「ノー。2人は僕より小さいよ。でも対戦相手じゃないないんだよね、試合は。僕がどう戦うか、だから。ハードな練習をして、グッドシェイプでいること。そして戦う。自分をしっかりと創り込むことができれば、相手が何をしてこようが関係ない。関係してくるのは僕が何をするのか、だよ」

──その考えはもちろん、ブラダボーイの信条だと思いますが、皆に共通することだと思いますか。

「それは分からないよ。僕は僕のことを考えて、こうしているんだから。大きなジムより、ガレージで練習する方が好きなんだ。だから他の人がどうかっていう問いに対して、答を持たない。ただ自分らしくやっているだけだよ。

普段も家族と一緒にいるし、友人も多くない。家族が一緒にいる──それ以上のことを望むことはないからね」

──では、そうやって自分を貫いてきたブラボ―イはマゴメドカリモフのことをどのようなファイターだと考えていますか。

「前に戦った時と何も変わっていない。同じファイターだ。ひたすらレスリングを仕掛けてくるだろう。レスリング勝負がお望みなら、レッスルするよ。どの局面でも僕は戦うことができるから」

──ブラダボーイ自身は2018年の大晦日にマゴメドケリモフと戦って以来、どこが一番成長したと思いますか。

「ラッシュをしないで、パンチを打つことに対して我慢できるようになったこと。もう少し我慢強く戦うことができていれば、前回の試合も勝つことができていた。それなのにフラストレーションがたまってミスを犯してしまった。もっと我慢強く、成熟した試合を見せる。そうすることで、試合は楽になるんだ。自分のアグレッシブな性格をコントロールして戦えば、勝機は確実に広がって来るからね」

──シーズン2連覇、それともリベンジ。どちらにより比重がありますか。

「タイトルを獲ることだけを考えて戦うよ。2021年のウェルター級世界チャンピオンという称号を得るために、マゴメドカリモフと試合をする。今年の4試合目で、最後の試合だ。ここまで本当に調子よく戦えた。これを続けるだけだよ。それが一番大切なことだよ」

──仮にPFLウェルター級2連覇を成し遂げた場合、3連覇を目指しますか。それともUFCのドアを叩くのでしょうか。

「まだ、そこまでは考えていない。そうなった時には父やマネージャーと話をする。今はそこを考える時じゃないし、試合に集中するよ。とにかく時が来れば、自分にとって正しいと思われる選択をすることだけは確かだよ」

──ブラダボーイ、今日はインタビューを受けてもらいありがとうございました。

「こちらこそありがとう。僕はルミナ・サトーやタカノリ・ゴミの試合を見て育った。父は彼らとレスリングの練習をしたこともある。僕にとって父のように日本で戦うことが夢なんだ。さいたまスーパーアリーナで戦いたいと思っている。サンキュー」

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ PFL2021#10対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
テイラー・ゴールダード(米国)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
レイ・クーパー3世(米国)

<女子ライト級/5分3R>
チェルシー・シールズ(米国)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
アンテ・デリア(クロアチア)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
クリス・ウェード(米国)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ジョーダン・ヤング(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
ネイサン・ウィリアムス(米国)

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MMA PFL PFL2021#07 YouTube   ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパー3世

『2021 PFL Playoffs 1』試合結果/フルファイト動画

2021 PFL Playoffs results: Ray Cooper III dominates Rory MacDonald in lopsided decision(MMAJunkie)
・Ray Cooper III def. Rory MacDonald via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27) – welterweight semifinal
・Magomed Magomedkerimov def. Sadibou Sy via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27) – welterweight semifinal
・Raush Manfio def. Clay Collard via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28) – lightweight semifinal
・Loik Radzhabov def. Alexander Martinez via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28) – lightweight semifinal
・Gleison Tibau def. Micah Terrill via submission (arm triangle) – Round 1, 2:18
・Olivier Aubin-Mercier def. Darrell Horcher via unanimous decision (29-28, 30-26, 29-27)
・Brett Cooper def. Tyler Hill via knockout (punches) – Round 1, 2:32
・Magomed Umalatov def. Leandro Silva via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Michael Lombardo def. Kyron Bowen via TKO (leg kicks) – Round 1, 3:42
・Elvin Espinoza def. Hopeton Stewart via submission (rear-naked choke) – Round 1, 2:45


【PFL2021#07】カーフを効かされ寝転んだボーウェン、ロンバードに左足を蹴られたTKO負け(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マゴメド・ウマラトフ、11連勝達成も徹底したリスク管理ファイトは期待外れ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マルチネスの左ジャブを寄せ付けず、TDで勝ったラジャポフが判定勝利で決勝進出(MMAPLANET)

【PFL2021#07】コラードのジャブは評価されず・・・マンフィオが判定をものにしてライト級決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マゴメドカリモフがTD&トップキープで完封、3-0の判定でシを下し決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】レイ・クーパー3世がロリマクを抑え込んで完勝。マゴメドカリモフとの決勝戦に進む(MMAPLANET)

 8月13日にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催された『2021 PFL Playoffs 1』の試合結果。今大会はウェルター級とライト級の準決勝が行われ、ウェルター級はレイ・クーパー3世とマゴメド・マゴメドカリモフ、ライト級はハウシュ・マンフィオとロイック・ラジャポフが決勝戦に進出しています。



 大会フルファイト動画。続きを読む・・・
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MMA PFL PFL2021#07 マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2021#07】レイ・クーパー3世がロリマクを抑え込んで完勝。マゴメドカリモフとの決勝戦に進む

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
レイ・クーパー3世(米国)

互いに左ジャブを突き合う中、マクドナルドがクーパーの左足にシングルを仕掛ける。これをカットしたクーパーは、右腕を差し込み、マクドナルドをケージへ押し込む。マクドナルドは押し返し、反対に両腕を差し上げていくが、クーパーもオーバーフックでディフェンスし、押し返す。差し合いから投げを放つマクドナルド、クーパーは倒されず、ケージ際でいなしてマクドナルドの顔面にヒザを突き上げる。

なおも両脇を差して相手をケージに押し込むマクドナルド。しかしクーパーが切り返し、ダブルでテイクダウンを奪う。マクドナルドのラバーガードで組むことができず、ハーフへ。クーパーは上からパンチを落とす。ケージを背にして立ち上がろうとしたマクドナルドだったが、クーパーがトップをキープ。ラウンド終盤には肩固めを狙っていった。

2R、クーパーの左に右ストレートを被せるマクドナルド。さらにダブルレッグでテイクダウンを狙ったが、それをカットしたクーパーが反対にボディロックでグラウンドに持ち込んだ。ひとつ足を越えたクーパーは、そのまま抑え込みながら上下にパンチを散らす。そして、1Rと同様に肩固めを狙うクーパー。マクドナルドはクーパーのパンチに顔を背ける。

ブレイクがかかり、スタンドで再開後、左ジャブを繰り出すマクドナルド。しかしクーパーが左フックを当て、左右フックで攻め立てる。マクドナルドも首相撲に捉えてヒザで応戦するが、クーパーが回り込みダブルで再びテイクダウン。そのままクーパーがトップをキープした。

最終R、開始早々クーパーの右ストレートがクリーンヒット。マクドナルドはダブルを仕掛けるも、クーパーがスプロールしてトップを奪う。マクドナルドはラバーガードの体勢に入るが、クーパーをコントロールすることができない。疲れと嫌がる表情を見せるマクドナルドは、クーパーの左腕を取って腕十字を狙ったが、これは防がれた。

ガードに戻ったマクドナルドを抑え込むクーパーは、パンチと鉄槌を落とし続ける。マクドナルドは下からクーパーの左腕を抱え、キムラへ。しかしクーパーはすぐに腕を抜き、ケージ際でパンチを落とす。マクドナルドも足を利かせるが、体勢を変えることはできず。残り15秒でブレイクが掛かり、スタンドでパンチを放つも形勢逆転には至らなかった。

判定はジャッジ3者ともフルマークでクーパーの勝利を支持。
10月27日に行われるウェルター級決勝は、レイ・クーパー3世×マゴメド・マゴメドカリモフに決まった。


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MMA PFL PFL2021#07 サディボウ・シ ブログ マゴメド・マゴメドカリモフ

【PFL2021#07】マゴメドカリモフがTD&トップキープで完封、3-0の判定でシを下し決勝へ

<ウェルター級準決勝/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ダゲスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
サディボウ・シ(スウェーデン)

サウスポーのシに対し、いきなりダブルを仕掛けたマゴメドカリモフ。これをシがカットすると、離れてから再びテイクダウンを狙ったマゴメドカリモフが、ケージ際でシに背中を着かせた。上から左の拳を落とすマゴメドカリモフ、シがケージに背中を着けて体を起こそうとするが、そのシの体をズラして寝かせる。

下から両脇を差していたシだが、マゴメドカリモフはシの頭を抱え、左腕を喉元に回して絞めあげる。これは極まらなかったが、ハーフガードになったシにパンチを落とし続けてラウンドを終えた。

2R、シが左右のローからパンチを伸ばす。マゴメドカリモフもロングのパンチからシを追い立てるが、シも左を返していく。ケージを背にしてサークリングするシ。ケージ中央に戻ると、左ローと左ジャブで、マゴメドカリモフを中に入れさせない。スイッチも見せるシは、マゴメドカリモフのシングルをスプロール、スタンドではスイッチして左ジャブを伸ばす。

マゴメドカリモフが前に出てくると、シは距離を取って左ローを当てていく。マゴメドカリモフの右スイングは空振りが多くなり、シがプレッシャーをかける場面も増える。残り1分30秒で、マゴメドカリモフがシの右足にシングルを仕掛け、シも足を抜いたがそのまま背中を着いてしまう。マゴメドカリモフは1Rと同様に、シを抑え込んでパンチを落とす。

最終R、マゴメドカリモフが前に出る。シはサウスポーから左ミドルハイ。ケージを背にしてサークリングするシを、マゴメドカリモフが追い立てる。1分を過ぎたあたりから、反対にシがプレッシャーをかけ始める。相手の左ジャブをかわすマゴメドカリモフだが、近づくことはできない。シはジャブとミドルで距離を取る。

ここでマゴメドカリモフが前に出るも、シを捕まえることができない。2分30秒でシにケージを背負わせたマゴメドカリモフが組み付き、左腕を差し込んで相手をケージに押し込む。さらに、一旦離れてからシの右足にシングルを仕掛けたマゴメドカリモフ。ここは倒し切れないが、再び左腕を指してシをケージに押し込んでいく。

頭を付け、ヒザを打ち込むマゴメドカリモフだが、シのバランスは崩れない。マゴメドカリモフはシの左足を抱えたが、テイクダウンを奪うことはできなかった。

判定はジャッジ3者がフルマークをつけてマゴメドカリモフの勝利。マゴメドカリモフがウェルター級T決勝進出を決めた。


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【PFL2021#07】計量終了 決勝以上に注目の準決=ロリマク「罠を用意」✖ブラダボーイ「ただ戦うだけ」

【写真】ブラダボーイの勢いをロリマクが、いかに封じるか。封じられたあとのブラダボーイの戦術はどうなるのか──その辺りが楽しみな準決勝だ (C)PFL

12日(木・現地時間)、13日(金・同)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#07の計量が行われた。

ライト級とフェザー級のプレーオフ=準決勝4試合に出場する選手に計量ミスは見られなかったが、プレリミのライト級でからオリヴィエ・オバメルシェと対戦するダレル・ホーチャーが159.2 ポンドと、4.2 ポンドも超過している。

また大会直前に欠場となったカーティス・ミレンダーに代わり、急遽マゴメド・ウマラトフとの試合が決まったレアンドロ・シウバが172.4ポンドと計量をミスしている。

2022年シーズンの参戦が見込まれている10連勝中のウマラトフは全くの気負いを見せることなくフェイスオフを済ませた。


注目度でいえばファイナルを上回るといっても過言でないのが、今大会のメインで戦うレイ・クーパー3世とローリー・マクドナルドのマッチアップだ。

「この試合はPFLで戦うと決めた時から、実現することが楽しみだった。明日の夜は、素晴らしい動きを見せるよ。レイ・クーパー3世の爆発力と圧力? そこに合わせて戦うことができる。彼の動きに合わせて、トラップも用意している」とロリマクは非常に落ち着いた様子で話した。

対してブラダボーイは、落ち着いた様子というよりも物静かが過ぎるというぐらいのい口調で「プレッシャーを掛けるよ。トラップ? う~ん、分からないけど罠があっても走り抜ける。ファイトするためにケージに入り。戦うだけだよ」と語った。

■視聴方法(予定)
8月14日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#07計量結果
<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.8ポンド(77.47キロ)
レイ・クーパー3世: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
サディボウ・シ: 169.2ポンド(76.74キロ)
マゴメド・マゴメドカリモフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・マルチネス: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイカ・テリル: 170.8ポンド(77.47キロ)
グレイゾン・チバウ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ダレル・ホーチャー: 159.2 ポンド(72.21キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
テイラー・ヒル: 171ポンド(77.56キロ)
ブレット・クーパー: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 171ポンド(77.56キロ)
レアンドロ・シウバ: 172.4ポンド(78.19キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイロン・ボーウェン: 170.8ポンド(77.47キロ)
マイケル・ロンバード: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ホープトン・スチュアート: 154.8ポンド(70.21キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.2ポンド(70.39キロ)

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