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【LFA101】7ポンドオーバーのジェリン・フラーがダウンから立て直し、ヴァインスから複雑な逆転TKO勝ち

<177.2ポンド契約/5分3R>
ジェリン・フラー(米国)
Def.1R2分32秒by KO
トレストン・ヴァインス(米国)

フラーが7.2ポンドの体重オーバーで契約体重戦となった一戦。元々ミドル級で、この試合でウェルター級転向に失敗したフラーはどう考えも、事前の掛け率では有利だったヴァインスとはワンサイズ体が違う。それでもヴァインズは鋭い右ローか左フック、右ミドルを入れる。

さらに右ミドルを決め、サウスポーのフラーにボディから左フックでダウンを奪う。組みながら起き上ったフラーだが、ヴァインズが体を入れ替えヒザを太腿に打っていく。後方へのテイクダウン狙いは同体となり、スクランブルから再びフラーをヴァインズがケージに押し込む。

ボディロックからテイクダウン狙いのヴァインズ、耐えるフラーは尻もちをつかされても起き上り、シングルレッグから逃れる。と左ミドルをキャッチして左フックでダウンを奪うと、。立ち上がったヴァインズに左ハイを蹴り、ダウンのダメージが残っているヴァインズの右に右フックを合わせてダウン王バウト、パウンドの追撃でTKO勝ちを決めた。

とはいえ……7ポンドの体重オーバー、ヴァインズは涙に暮れ複雑なフラーの逆転勝ちとなった。


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【LFA101】テイクダウン、バックまでは完璧。RNCは極め切れなかったがクリマコーが完勝で5連勝

<130ポンド契約/5分3R>
マーク・クリマコー(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ポロル・ナカネルア(米国)

4勝0敗同士の対戦。サウスポーのクリマコーが鋭い左の蹴りを走られせ、ナカネルアをステップインにワンツーを合わせる。さらにナカネルアのテイクダウ狙いを切ってヒザを入れたクリマコーは、シングルレッグへ。ナカネルアはカニバサミをすかされると、トップを許し殴られながら、マウントを奪われる。

ハーフに戻されながら、勢いのある左を連打するクリマコーあ嫌がったナカネルアのバックを取ると足を一本入れてパンチを続ける。首を取りつつ、両足をフックしたクリマコーはアゴの上からの絞めを解き、態勢を整えて左腕で再びアゴの上からパームトゥパーム、組み変えようとしたところでナカネルアが腕をとき、ハーフから起き上ってスタンドに戻る。ワンツーで前に出たナカネルアは三日月を蹴られた直後に、右ミドルを返してラウンドが終わった。

2R、絞めを続けていたクリマコーだが、チアノーゼはないようで高いガードからハイキック、ワンツーを放つ。テイクダウン狙いを切られたナカネルアがローを多用する。クリマコーは左ボディストレートを入れると、動きが落ちたナカネルアにワンツー、圧力を高めて蹴りを見せる。ナカネルアは逆に右ミドルからフックの連打で距離を詰め、ダブルレッグでクリマコーをケージに押し込む。

左腕を差し、体を入れ替えたクリマコーは逆にテイクダウンを奪い、サイドバックからパ地を入れる。真後ろに回り襷掛けから両足をフックし、ここもRNCに出たクリマコーはクラッチを2度、3度と組み変えるも極めきれない。そうしている間にナカネルアが胸を合わせて立ち上がるも、直後にクリマコーはダブルレッグで倒しギロチンを防いで殴っていく。サイドで抑えられたナカネルアがケージキックでスクランブルも、すぐにダブルレッグで倒される。その後も立ち上がっては、崩されるナカネルアはバックコントロールにも後転して逃れ逆にバック&フックしたところでタイム──試合は最終回へ。

3R、スピニングバックフィストからローを繰り出したナカネルア。クリマコーは蹴りをキャッチして左で殴る。さらにミドルから右フックを入れたクリマコーの左ミドルが急所を直撃する。マウスピースを吐き出し、苦痛の表情を浮かべたナカネルアだが、再開に応じると左フックからヒザを入れる。さらに左を差して、投げを打ったナカネルアに対し、クリマコーはシングルレッグへ。ダブルに移行するクリマコーだが、ナカネルアも譲らない。

ウィザーから小手投げのナカネルア、これは決まらず先に起き上ってクリマコーがダブルレッグで尻もちをつかせる。クリマコーは立ち上がったナカネルアをリフトアップし、ケージから離れたところにテイクダウンを決める。ケージ際に移動していったナカネルアを殴るクリマコーはスクランブルでバックへ。前転からの足関節を防ぎ、バック&四の字フックにとったクリマコーがRNCへ。首だけは取らせないナカネルアは、最後の10秒で胸を合わせてトップを取るも時間はなく、タイムアップに。

RNCは極められなかったが、クリマコーがフルマークの判定勝ちで、デビュー以来の連勝を5に伸ばした。


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AJ・ニコルス LFA101 other MMA Report ブログ ミゲル・ジャコビ

【LFA101】初回にダウンを奪ったジャコビだが、組みと寝技に穴がありニコルスのエルボーにキャリア初黒星

<ライト級/5分3R>
AJ・ニコルス(米国)
Def.3R2分41秒by TKO
ミゲール・ジャコビ(ブラジル)

ブラジルのアマ・ムエタイ王者から、タイ修行を経て米国=Black House とKINGS MMAに辿り着いたジャコビ。ジャコビ サウスポーのニコルスにジャコビがワンツーから右ハイを放つ。もう一度同じ動きを見せた直後、ニコルスに右ジャブにジャコビが右オーバーハンドを合わせてダウンを奪う。

ガードの中に入ったジャコビは、それほどアグレッシブな動きはなく抑えて時折りパンチを入れ立ち上がる。続いたニコルスはシングルレッグからボディロックでケージにジャコビを押し込む。ウィザーのジャコビは右に回って離れると、スピニングバックフィストからヒザ蹴りを入れる。直後に組んで、払い腰気味に投げたニコルスがトップを奪う。ヒップエスケープから立ち上がったジャコビは掌底を受けるが、体を入れ替え距離を取る。

徹底して組みつくニコルスに再びケージに押し込まれたジャコビは、ダウンを奪った後は大きな攻撃はなかったがラウンドを取った。

2R、ニコルスのステップインに右アッパー、ヒザを入れたジャコビ。必死に組みついたニコルスがハイクロッチからボディロック・テイクダウンを狙う。ケージを背にして耐えたジャコビは離れて右ミドルを入れ、ミドルをブロック。直後に組まれてボディロック・テイクダウンを奪われる。ハーフで抑えるニコルスに対し、足を戻したジャコビは蹴り上げを繰り出す。

ニコルスはガードの中に入るも、蹴り上げからジャコビが立ち上がる。すぐに組んでダブルレッグを狙い、バックに回ったニコルス。ジャコビは胸を合わせてワンツー、右ミドルから右ストレートを入れる。パンチを掻い潜り、ヒザを受けそうになりながらダブルレッグを決めたニコルスはサイドからエルボーを落とし、ラウンドを取り返した。

最終回、ニコルスは左ハイを見せ、直ぐにレベルチェンジしテイクダウンの機会を伺う。圧力が高くなったニコルス、ジャコビはテイクダウンを警戒することで殴られる。それでも右ミドルを入れたジャコビだったが、直後にケージに押し込まれる。離れたジャコビは鋭い右ミドルから右ハイへ。頭を蹴られながら組んだニコルスがケージへ。ニコルスがヒザを入れ、左腕を差してテイクダウンに成功する。

このままパウンドを入れ、リバースのクルスフィックスからニコルスがエルボーを連打すると、レフェリーが試合をストップ。ジャコビは「なぜだ?」と両手を広げたが、組みと寝技の課題が浮き彫りとなりキャリア5戦目の初黒星を喫することとなった。


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【LFA101】ジャケリン・アモリン、シングル、パス、マウント、パンチ、バック&RNC。33秒で一本勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
ジェケリン・アモリン(ブラジル)
Def.1R0分33秒by RNC
テェイシャ・ギャンディ(米国)

長身のギャンディの掛け率は-2000というもの。すぐにシングルレッグでテイクダウンしたアモリンは、パスからマウントを奪うとパンチを連打する。背中を見せたギャンディを一瞬にしてRNCで切って落としたアモリンが、キャリア3連勝を極めた。

「アームバーが好きだけど、下になるかもしれないのでバックからRNCを選んだの。いつ声が掛かっても戦えるように準備しておくわ」と勝者は話した。


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【LFA101】計量終了 柔術紫&茶帯世界王者アモリンがLFA版Young Guns=Undefeated─無敗の祭典で初陣

【写真】右が注目のLFA初戦となるジェケリン・アモリンだ (C)LFA

11日(木・現地時間)、12日(金・同)にオクラホマ州ショーニーのグランドカジノ・ホテル&リゾートで開催されるLFA101「The Undefeated」の計量が行われた。

The Undefeatedというタイトルがつけられた今大会は全8試合、16人の出場選手中デビュー戦の1名を除くと15人中2選手だけが過去に敗北を経験している。つまり残りの13選手は無敗ということになる。


とはいっても勝ち星の合計も49で、1人頭の勝ち星は3.7勝になる。つまり、今大会はそれだけキャリアの浅い選手たちが集まったYoung Gugs的な大会だ。そのせいか、メインのライトヘビー級戦でティー・カミンズと対戦するアンソニー・カラニはリミットの5.4ポンド・オーバーで、セミではウェルター級のジェリン・フラーが7.2ポンドの体重超過でトレストン・ヴァインスと戦うこととなっている。

そんな戦績の少ない選手たちの人材育成大会にあって、一番の注目は女子ストロー級でテェイシャ・ギャンディと戦うジェケリン・アモリンだ。チェックマット系ファウスチノ・ネトの黒帯アモリンは色帯時代には紫帯とムンジアルとワールドプロを制し、茶と紫でノーギワールズの頂点に立っている。

ホナウド・ジャカレが育ったアマゾナス州マナウスの名門及びキッズ育成で定評のあるASLE出身のアモリンは黒帯でもパン柔術やノーギワールズで2位表彰台を獲得している。コロナ禍のネグロ河岸のローカルショーでMMAデビューを飾り、現在2連勝中のアモリンのLFA初陣──要注目だ。

■視聴方法(予定)
3月13 日(土・日本時間)、
午前9時30~UFC Fight Pass

■ LFA101計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・カラニ: 210.4ポンド(95.43キロ)
ティー・カミンズ: 204ポンド(92.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリン・フラー: 177.2ポンド(80.37キロ)
トレストン・ヴァインス: 171ポンド(77.56キロ)

<130ポンド契約/5分3R>
マーク・クリマコー: 129ポンド(58.51キロ)
ポロル・ナカネルア: 129.2ポンド(58.6キロ)

<ライト級/5分3R>
ミゲール・ジャコビ: 155ポンド(70.31キロ)
AJ・ニコルス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェケリン・アモリン: 115.6ポンド(52.43キロ)
テェイシャ・ギャンディ: 115.6ポンド(52.43キロ)

<フライ級/5分3R>
オールデン・コリア: 124.6ポンド(56.51キロ)
ラシャド・ロビンソン: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ミドル級/5分3R>
ハンター・コルヴィン: 185.4ポンド(84.09キロ)
オビンワ・イケブンナ: 185.4ポンド(84.09キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エルマル・ウマロフ: 169.8ポンド(77.01キロ)
コディ・キング: 170.6ポンド(77.38キロ)

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