カテゴリー
BELLATOR Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#03 UFC アビゲイル・モンテス アンソニー・ペティス クラレッサ・シールズ クリス・サイボーグ ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジャナ・ファビアン ジャラ・フセイン・アルシラウィ ジュリア・バッド ジョアォン・セフェリーノ ニコライ・アレクサヒン ボクシング マルティナ・インドロヴァ レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2022#03】絶対女王ケイラ・ハリソン継続参戦。ウェルター級、セフェリーノ&アルシラウィに注目

【写真】ともに2019年&2021年シーズンを制したケイラ・ハリソン&レイ・クーパー3世(C)PFL

5日(水・現地時間)、PFLが5月6日(金・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催するPFL2022年シーズン第3週のラインナップを発表した。

全6階級、1週で2階級ずつ消化されるレギュラーシーズンの第3順は女子ライト級とウェルター級の戦いの火蓋が切って落とされる。


Bellatorでクリス・サイボーグ戦実現か──そんな声もあった2度の世界女子ライト級王者ケイラ・ハリソンは結局PFLに残った。3度目の100万ドル獲得を目指す一歩はBellatorで1勝1敗、昨年のPFLに転じたマリーナ・モフナトキナだ。

ハリソンの対抗馬として期待が集まる元Bellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドはジャナ・ファビアンと対戦。まだまだ層が薄い女子ライト級だが、過去2度のシーズンよりもMMAをこなしてきた選手が今シーズンはニューカマーとしては参入してくる。

カザフスタンの柔道ナショナルチームからMMAに転じたザマザグル・フェイザァラノワのキャリアは7勝1敗──ラリッサ・パチェコと相対する。

UFCで1勝3敗だったヴァネッサ・メーロもPFLに転じ、チャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったマルティナ・インドロヴァと戦う。また五輪金✖2、ボクシングでは世界8冠のクラレッサ・シールズのMMA転向2戦目で、判定勝ちを収めたアビゲイル・モンテスも2022年シーズンを戦うことが決まった。

とはいえキャリア4戦目のモンテスやバンタム級から2階級アップのメーロはハリソン相手では荷が重いだろう。バッド、フェイザァラノワの両者が過去のシリーズに参加していた初戦の相手にどのような勝ちっぷりを見せることができるか。その辺りが絶対王者ハリソンが君臨する女子ライト級を活性化させる鍵となるだろう。

フリーエージェントになる可能性もあった2019年&2021年ウィナーのブラダボーイ=レイ・クーパー3世。準決勝でブラダボーイ、シーズン2戦目でグレイソン・チバウに敗れた──悩めるビッグネーム=ローリー・マクドナルド。

昨年準優勝のマゴメド・マゴメドケリモフと、トップどころに目新しさがないウェルター級で注目は、BRAVE CFウェルター級&スーパーウェルター級王者からチャレンジャーシリーズを経て、PFL入りしたジャラ・フセイン・アルシラウィか。

初戦のチバウ戦を如何にクリアするか。この試合の結果、内容如何でヨルダンのライオンがシーズンの台風の目になることもありうるだろう。

また過去3シーズン無敗ながら負傷でドロップアウトが続いているジョアォン・セフェリーノが、第1戦では3度目の正直=マゴマドケリモフ戦が決まっているが、この1戦もシーズンの行方を占ううえでカギを握るファイトとなりそうだ。

昨年のロリマク敗退のようなアップセットやジャイアント・キリングが起こるのか。3強とアルシラウィ、セフェリーノに注目のウェルター級だ。

また2022年シーズン第1週に出場予定だったアンソニー・ペティスと、その対戦相手マイルス・プライスのマッチアップがこの週にスライドされている。その理由はリリースに見られなかったが、注目ファイター救済の特別措置であるならスポーツとしては認めがたい──が、それもPFLに残るWSOF臭といえるか。

■視聴方法(予定)
5月7日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#03対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ジュリア・バッド(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

The post 【PFL2022#03】絶対女王ケイラ・ハリソン継続参戦。ウェルター級、セフェリーノ&アルシラウィに注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA BELLATOR MMA PFL PFL2021#07 UFC クレイ・コラード グレイゾン・チバウ サディボウ・シ ジョアォン・セフェリーノ ニコライ・アレクサヒン ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2021#07】ウェルター級1位のセフェリーノが欠場。不安要素抱えるロリマク✖ブラダボーイ

【写真】「フィニッシュを狙うけどスマートに戦う必要がある」と言うロリマクに対し、ブラダボーイは「とにかく誰でも倒せる」という言葉を会見で残した (C)PFL

13日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでPFL2021#07が開催される。

今週から3週連続でプレーオフ=準決勝が同会場で行われるPFL。今回はライト級とウェルター級のセミファイナル4試合がメインカードで組まれている。が、ウェルター級ではシーズン1位だったジョアォン・セフェリーノが負傷欠場となり、ランク5位のサディボウ・シが代役を務めてシーズン4位のマゴメド・マゴメドカリモフと戦うことになった。


結果、ワンナイトTではないために、もう1つの準決勝戦を戦うローリー・マクドナルドとレイ・ブラダボーイ・クーパー3世にとって大きな影響はでることはないが、マゴメドカリモフをトーナメント本命視する空気感も出始めている。

というのもロリマクはレギュラーシーズンでグレイゾン・チバウに判定負けを喫しており、ピーク時に比べ実力に陰りがあると捉えられているからだ。

「いつだって劣悪な裁定結果は存在している。あの敗北によって僕の何かが変わるわけじゃない。戦う場所が変わっても、僕はハイエスト・レベルのMMAを見せるだけ。UFCでタイトルに挑戦し、Bellatorで世界チャンピオンとして戦った時と何も変わらない。PFLのウェルター級ナンバーワンと戦う? ベストは僕だよ」とロリマクは、バーチャル記者会見で静かながら自信に満ち溢れたコメントをしている。

一方のブラダボーイは「僕がベストだとは思っていない。でも自分の力を信じている。そして誰でも倒せる自信がある」と話した。

ロリマクに関しては、モントリオールがロックダウン状態で今年の2月からサンフォードMMAを拠点に戦っているが、上の言葉とは裏腹にやはり全盛期のような完成度の高さが見られない。

その一方でブラダボーイはもともと、豪快なファイトの裏で安定性には欠ける一面を持ってきた。このようなレスリング系のパンチャーに対して、ジャブと前蹴りで寄せ付けないファイトを展開できたロリマクだが、現在の彼ではブラダボーイの猛威に翻弄される恐れもある。

とはいえ、序盤の勢いを回避できればブラダボーイのレスリングに頼ったファイトに屈するロリマクの姿も想像し難い。結果、安定度も攻撃力の高さもハイアベレージで揃っているマゴメドカリモフが#01フェイバリットになるというのは理屈にあっているウェルター級終盤戦だ。

またプレリミで予定されていたウェルター級戦ではニコライ・アレクサヒンが欠場し、ブレット・クーパーとはテイラー・ヒルが急遽相対することとなった。

繰り上がって準決勝を戦うシを圧倒しながら、アイポークでNCとなりポイントロス。ブラダボーイを相手に初回は鋭い打撃でリードしたアレクサヒンの欠場は、残念だが──100万ドルという目的を失っては、今回の試合はモチベーションが上がらないのも理解はできる。

そのうえで2022年シーズンを占うことができるファイトと目されたが、上記の目的でプレリミを視るのであれば、ヌルマゴ鷹軍団のマゴメド・ウマラトフに一点集中になりそうだ。

■視聴方法(予定)
8月14日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#07対戦カード
<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
レイ・クーパー3世(米国)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ウェルター級/5分3R>
カーティス・ミレンダー(米国)
グレイゾン・チバウ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダレル・ホーチャー(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
テイラー・ヒル(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
マイカ・テリル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイロン・ボーウェン(米国)
マイケル・ロンバード(米国)

<ライト級/5分3R>
ホープトン・スチュアート(米国)
エルヴィン・エスピノーザ(米国)

The post 【PFL2021#07】ウェルター級1位のセフェリーノが欠場。不安要素抱えるロリマク✖ブラダボーイ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE PFL UFC YouTube サディボウ・シ ジョアォン・セフェリーノ ローリー・マクドナルド

『2021 PFL 5: MacDonald vs. Tibau』試合結果/フルファイト動画

2021 PFL 5 results: Gleison Tibau pulls off shocking split decision win over Rory MacDonald(MMAJunkie)
MAIN CARD

・Gleison Tibau def. Rory Macdonald via split decision (29-28, 28-29, 29-28)
・Ray Cooper III def. Nikolay Aleksakhin via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)
・Emiliano Sordi vs. Dan Spohn declared a unanimous draw (28-28, 28-28, 28-28)
・Chris Camozzi def. Cezar Ferreira via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-27)

PRELIMINARY CARD

・Antonio Carlos Junior vs. Vinny Magalhaes ends in no contest (groin strike) – Round 1, 2:45
・Cory Hendricks def. Marthin Hamlet via submission (rear naked choke) – Round 3, 4:09
・Joao Zeferino def. Jason Ponet via submission (arm triangle) – Round 2, 2:16
・Magomed Magomedkerimov def. Curtis Millender via submission (Ezekiel choke) – Round 1, 1:57
・Tom Lawlor def. Jordan Young via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Sadibou Sy def. Aleksei Kunchenko via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)


【PFL2021#05】元UFCファイターのクンチェンコに勝利も、サディボウ・シ──プレーオフ進出は微妙(MMAPLANET)

【PFL2021#05】関節蹴りで危ない場面も、マゴメドカリモフがミランダーをエゼキエルで落とし暫定3位に(MMAPLANET)

【PFL2021#05】初回KO負けピンチのセフェリーノが、肩固めでポネを破りプレーオフへ(MMAPLANET)

【PFL2021#05】計量失敗のクーパーが手強いアレクサヒンに判定勝ち。Pレスを最小限に抑えプレーオフ決定(MMAPLANET)

【PFL2021#05】何とロリマクがチバウにスプリット判定負け──も大勢変わらず、プレーオフ進出(MMAPLANET)

 6月17日にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノ・リジートで開催された『2021 PFL 5: MacDonald vs. Tibau』の試合結果。メインイベントはグレイソン・チバウがローリー・マクドナルドにスプリットデシジョンで勝利していますが、

Rory MacDonald lashes out 'clear robbery' loss at 2021 PFL 5: 'This should be looked into'(MMAJunkie)

 マクドナルドは「完全に勝ちを盗まれた」とコメント。しかし、ポイント差でプレーオフ準決勝にはローリー・マクドナルド、マゴメド・マゴメドケリモフ、ジョアォン・セフェリーノ、レイ・クーパー3世が進出しています。



 大会フルファイト動画。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA PFL ジェイゾン・ポネ ジョアォン・セフェリーノ

【PFL2021#05】初回KO負けピンチのセフェリーノが、肩固めでポネを破りプレーオフへ

【写真】初回のピンチを切り抜けたセフェリーノ。グラウンドに入ると、ポネは手も足も出ない状況だった(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
Def.2R2分16秒by 肩固め
ジェイゾン・ポネ(フランス)

試合開始直後に走って、跳び蹴りを見せたセフェリーノが左フックに、左から右を合わされ腰から崩れる。シングルを切られパウンドを受けたセフェリーノは、辛くも組みながら立ち上がり離れる。ポネはスピニングバックフィストを空振りも、セフェリーノの右をかわして左を伸ばす。セフェリーノもワンツーを打ち返し、パンチから組んでボディロック、ケージに押し込む。ウィザーのポネはヒザをつかされたが、立ち上がって離れることに成功した。

左を見せてから右を当てたポネは、右フックも当てる。初回フィニッシュならプレーオフ進出のあるポネに対し、セフェリーノはテイクダウン狙いから引きこむ。付き合わないポネに続き、スタンドに戻ったセフェリーノは左ハイにテイクダウンを合わせる。ハーフでキムラ、ここからマウントに入ったセフェリーノは頭を抱えて圧をかける。これを解き、パンチに切り替えたセフェリーノはRNC狙いに反応したポネを、後方から殴り続け初回が終了。セフェリーノがリードを許す予想外のスタートとなった。

2R、プレーオフにはこの回の1分56秒以内での勝利が必要なポネだが、最初のダブルレッグでテイクダウンを許す。ハーフで抑えられ、枕でプレッシャーを受けるポネはキムラをセットされそうになり、マウントを許す。セフェリーノは肩固めを極め、初回の劣性を跳ね返し5Pを獲得、トータルポインドを『8』としプレーオフ進出を決めた。と同時にシの脱落が決まった。


The post 【PFL2021#05】初回KO負けピンチのセフェリーノが、肩固めでポネを破りプレーオフへ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
other MMA PFL2021#02 Report グレイゾン・チバウ ジョアォン・セフェリーノ ブログ

【PFL2021#02】踏み込めない両者、手数と当てた数で上回ったセフェリーノがチバウを下す

【写真】パンチの距離には殆どならなかった一戦でセフェリーノが競り勝った(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
グレイソン・チバウ(ブラジル)

サウスポーのチバウに対し、素早いジャブを繰り出すセフェリーノ。さらに左リードフックを繰り出す。チバウもスラッピーな右フックを振るい、距離を取り直す。セフェリーノの右ミドルから、両者が拳の届く距離でパンチの応酬を見せる。離れたセフェリーノは、チバウの左ストレートにワンツーを狙う。

セフェリーノは再び右ミドル、そこにワンツーをチバウが放つ。パンチから組んだセフェリーノがクリンチで一度チバウを崩す。デカゴン中央での組み合いが続き、互いに譲れない。結果残り1分20秒で離れ、セフェリーノは左ハイを空振りし、そのまま1回転してスピニングバックフィストを見せる。どちらもヒットしなかったが、ラウンドを通すとセフェリーノが手数、精度とともに上回ったか。

2R、左ジャブを伸ばすセフェリーノに対し、チバウがダブルレッグ・テイクダウンを決める。スイープ狙いで跳ね上げ、スタンドに戻ったセフェリーノはパンチの交換からクリンチへ。初回ほど時間を使わず両者が離れ、黙視戦が続く。チバウが勢いのあるワンツーを繰り出すものの、クリーンヒットはない。リードジャブを当てたチバウは、左フックから組みへ。セフェリーノが反応して防ぎ、右ミドルを入れる。

セフェリーノが右から左を当て、チバウはより慎重な待ちの展開に。ダブルジャブから左ストレートを放ったチバウだが、これは距離があり過ぎた。セフェリーノは左ミドルハイ、飛び込んできたチバウと胸を合わせてクリンチ──投げを潰してがぶりからギロチンも浅く、時間に。

最終回、ジャブから左ローのセフェリーノ。チバウはギアを上げる必要がある。それでも待ち基調のチバウの左フックのカウンターは当たらず、セフェリーノの右ストレートに軍配があがる。ここからクリンチ、離れて様子見の展開に。互いに突破口を破る攻撃がなく、セフェリーノが左ボディフック、チバウは右フックを振るう。

楔となる攻撃、山となる動きがないまま残り2分を切る。瞬時のパンチの交換で、両者がスリップしてバランスを崩すという珍しい場面が見られ、最後の30秒でセフェリーノがシングルレッグも、チバウが切りクリンチへ。チバウがケージに押し込み、シングルから左フック。組み直したセフェリーノをチバウがケージに押し込み時間に。

セフェリーノが精度で上回ったが、どのような裁定が下っても文句がいえない内容となった1戦は──3-0でセフェリーノが判定勝ちを収め、チバウは苦笑いを浮かべた。


The post 【PFL2021#02】踏み込めない両者、手数と当てた数で上回ったセフェリーノがチバウを下す first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News other MMA PFL2011#02 グレイゾン・チバウ ジョアォン・セフェリーノ ブログ レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2021#02】ウェルター&LH級開幕戦、計量終了。ロリマク「欠点を見直し、準備してきた」

【写真】1年半ぶりの実戦となるローリー・マクドナルド (C)PFL

28日(水・現地時間)、29日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#02の計量が行われた。

フェザー級&ライト級に続き、今回はウェルター級とライトヘビー級が開幕する。そしてフェザー級やライト級と同じようにシーズン出場選手、対戦カードに変更が見られた。

まずウェルター級ではメインでローリー・マクドナルドと対戦予定だったデビッド・ミショーが、心臓の問題で欠場となりカーティス・ミランダ―と戦うことが決まった。

残念なのはジョアォン・セフェリーノと戦うはずだったマゴメド・マゴメドケリモフ、そしてグレイソン・チバウの相手だったアレクセイ・クンチェンコという注目のロシアン2選手も参加がなくなり、セフェリーノ✖チバウという風にカードがシャッフルされている。

ライトヘビー級でもジョーダン・ヤングはセミリーニョ・ラマ、ヴィニー・マガリャエスと2選手が欠場し、アスカル・モザロフと。トム・ローラーもジョーダン・ジョンソンの代役アントニオ・カーロス・ジュニオールとの対戦に。


それでもロリマクのPFL初陣は、先週のライト級でアンソニー・ペティス敗北を目の当たりにしたため、より注目度が高まったともいえる。

「2020年はしっかりと練習をしてきた。これまでハードワークで積んできたモノを明日見せることができることが嬉しい。欠点を見直し、しっかりと準備してきた」とセレモニアル計量後に話したロリマク。対してミランダーは「フィニッシュして6Pを取る」と宣言した。

そしてブラダボーイこと、2019年優勝のレイ・クーパー3世はジェイゾン・ポネとのマッチアップ。強豪ロシアンが消えたことで、ロリマクとブラダボーイに続く第3の男はジョアォン・セフェリーノとグレイソン・チバウの勝者、あるいは仕上がり次第だが、第3のロシアン=ニコライ・アレクサヒン当たりになりそうだ。

今回は4試合しか組めなかったため、恐らくは2人の増員がなされるだろうが、その時にマゴメド・マゴメドケリモフ、アレクセイ・クンチェンコの両者、あるいは彼に匹敵する選手の出場を願いたい。

■視聴方法(予定)
4月30日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.6ポンド(77.38キロ)
カーティス・ミランダ―: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 170.8ポンド(77.47キロ)
ジェイゾン・ポネ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ: 171ポンド(77.56キロ)
グレイソン・チバウ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205.6ポンド(93.25キロ)
クリス・カモージ: 204ポンド(92.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール: 205.4ポンド(93.16キロ)
トム・ローラー: 202.8ポンド(91.98キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アスカル・モザロフ: 205ポンド(92.99キロ)
ジョーダン・ヤング: 205.8ポンド(93.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ: 205.4ポンド(93.16キロ)
ニック・ローリック: 205.4ポンド(93.16キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ニコライ・アレクサヒン: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダン・スポーン: 205.4ポンド(93.16キロ)
マールシン・ハムレット: 205.8ポンド(93.34キロ)

The post 【PFL2021#02】ウェルター&LH級開幕戦、計量終了。ロリマク「欠点を見直し、準備してきた」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
other MMA PFL2021 Report エミリアーノ・ソルディ クリス・カモージ サディボウ・シ ジョアォン・セフェリーノ ジョーダン・ジョンソン ジョーダン・ヤング スメリーニョ・ラマ ゼザー・フェレイラ ダニエル・スポーン デビッド・ミショー トム・ローラー ニコライ・アレクサヒン ブログ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2021】ウェルター級&LH級出場選手発表。ロリマク、ヤングの元Bellator勢が台風の目となる?!

【写真】ローリー・マクドナルドが満を持してPFLウェルター級戦線に (C)PFL

5日(金・現地時間)、PFLが2021年シーズンのウェルター級とライトヘビー級出場選手を発表している。

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021、これまではフェザー級とライト級の陣容がアナウンスされていたが、今回の発表ではウェルター級とライトヘビー級で16名が確定した。


ウェルター級はこれまで2019年王者&2018年準優勝のレイ・クーパー3世とBellatorから転じたローリー・マクドナルドの両名の出場が発表されていたが、ここに2018年ウィナーのマゴメド・マゴメドカリモフ、同じく2018年のベスト4=サディボウ・シ、2019年準優勝のデビッド・ミショーという3人のプレイオフ・ファイターが追加された。

さらに2018年シーズンに出場し初戦で6点獲得と好スタートを切りながら、ヒザの負傷でシーズンを棒に振ったWSOFウェルター級タイトルコンテンダーだったジョアオ・セフェリーノ、そしてキャリア24勝5敗で現在7連勝中のニコライ・アレクサヒンの出場が決まった。

ライトヘビー級はセザー・フェレイラとジョーダン・ヤングという既出の2人に加え2019年世界王者でPFLでは5勝0敗、5つのフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを残すエミリアーノ・ソルディ、さらに2019年準優勝のジョーダン・ジョンソン、2018年にベスト4=スメリーニョ・ラマ、2018年ベスト8のダン・スポーンという4人のPFLシーズン経験者の名前が続いた。

さらにUFCで19試合の経験があるクリス・カモージ、ノルウェーから初のPFL出場となるCage Warriorsライトヘビー級タイトルコンテンダーのマールシン・ハムレット、計量&入場のコスプレでお馴染みのトム・ローラーの9人の参戦が現状で決まっている。

過去2シーズンで結果を残しているファイターに対し、新顔がその序列を切り崩すか。ウェルター級では優勝候補のロリマク、ライトヘビー級では早々に出場が発表されていたベラトールで6勝1敗(5試合連続で一本勝ちを経験)のヤングというサークルケイジから転向組がニューフェイスのなかで台風の目となりそうだ。

■ウェルター級出場決定選手
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
デビッド・ミショー(米国)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

【ライトヘビー級】
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
クリス・カモージ(米国)
トム・ローラー(米国)
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)
スメリーニョ・ラマ(カナダ)
ジョーダン・ジョンソン(米国)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
ダン・スポーン(米国)

■その他の階級の出場決定選手

【フェザー級】
バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

【ライト級】
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マルチン・ヘルド(ポーランド)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

The post 【PFL2021】ウェルター級&LH級出場選手発表。ロリマク、ヤングの元Bellator勢が台風の目となる?! first appeared on MMAPLANET.