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Report UFC UFN ESPN+43 UFN185  Shooto2021#02 アレクセイ・オレイニク クリストファー・ダカウス ブログ

【UFN185】アレクセイ・オレイニク、ダカウスのパンチ、ヒザ蹴りに人間サンドバッグ状態でTKO負け

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス(米国)
Def.1R1分55秒by TKO
アレクセイ・オレイニク(ロシア)

右ロングフックを振るって前に出るオレイニクは、組まれてケージに押し込まれるも腕を取って極めつつ体を入れ替える。首をワキを差して頭をロックしつつ引き込んだダカウスだが、すっぽ抜けて下になるとハーフガードから潜ってシングルへ。切って左右のパンチを入れたダカウスが、右ストレートを打ち込む。

オレイニクは右オーバーハンドから左フック、組んでいくところでパンチをまとまられヒザ蹴りから連打を被弾する。体を屈め、ダカウスのパンチをヒザをいいように浴びるオレイニクを見て、レフェリーが試合を止めた。


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Report UFC UFN185 アンドレイ・オルロフスキー トム・アスピニナ ブログ

【UFN185】ダブルレッグのケージに激突したオルロフスキーが負傷? アスピニナルがRNCでタップ奪う

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピニナル(英国)
Def.2R1分19秒by RNC
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)

ローから左ジャブを伸ばすアスピニナルに対し、オルロフスキーも右を伸ばして左の蹴りを繰り出す。圧を高めるアスピニナルは、ワンツーで前に。オルロフスキーは、重心が上がることなくパンチを打ち返す。

とアスピニナルは右のショートを当てると、ここから回転数の速いパンチを連打し、頭を押さえて連続でパンチを打ち込む。オルロフスキーは鼻の頭をカットするが、パンチを打ち返し心が折れることもなく向き合う。アスピニナルも打ち疲れを避け、一旦クリンチで動き止めて離れる。逆にワンツーで前に出たオルロスキーに対し、アスピニナルは個々も組んでケージへ。残り1分を切っても押し込み続けたアスピニナルはフットスタンプとヒザを見せるぐらいで、やはり体力温存か。

回って離れはオルロフスキーは左右のフック、アスピニナルもフックをワンツーを打ち返す。オルロフスキーのハイをアスピニナルがガードしたところで初回が終わった。

2R、ワンツー、右ボディを入れたオルロフスキーは、ローにも右フックを当てる。効いていないという素振りを見せたアスピニナルは、ガードを固めた状態から一気にダブルレッグを決める。余りの勢いと、全く心づもりがなかったオルロフスキーはケージに頭を打ったか、足を負傷したのか──動きが止まる。バックに回ったアスピニナルのRNCに、呆気にとられたような表情を浮かべたオルロフスキーは、為すすべなくタップを強いられた。


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Report UFC UFN185 エディ・ワインランド ジョン・カスタニエダ ブログ

【UFN185】被弾してからの反応が…。カスタニエダにTKO負けのワインランド、WEC世代に来るべき時が…

<バンタム級/5分3R>
ジョン・カスタニエダ(米国)
Def.1R4分44秒by TKO
エディ・ワインランド(米国)

サウスポーのカスタニエダは前足を蹴られるが、左右に回りローを蹴る。ワインランドはクロスで迎え撃ち、軽快なジャブから右ハイを繰り出す。ローに右を合わせ、ボディからワンツーで前に出るワインランド。カスタニエダはケージを背負う状態から、一気に距離を詰めてクリンチ、即離れる。

ワインランドは右フックで前に出ると、カスタニエダがヒザ蹴りを繰り出す。スイッチしたワインランドはスイッチして右ハイ、オーソから右ボディストレートを入れる。距離を詰めると、フックを受けそうになったワインランドだが、プレッシャーを高める。カスタニエダはここで下がらず、左を入れる。ボディから近距離、フックのワインランドはハイキックをキャッチしてテイクダウンに成功すると思い切り右を落とす。

同時に立ち上がったカスタニエダは右を被弾し、残り1分に。左ミドル、左フックを入れたカスタニエダを追いかけるワインランドは右を被弾。と一気に動きが止まり、パンチを纏められるとそのまま反応できずパンチを打たれ続け、ケージにもたれるようにダウン。パウンドを連打され勝負は決した。

パンチを被弾してからの反応、WEC世代に来るべき時が近づいていると思わせる連続初回KO負けとなった。


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Report UFC UFN ESPN+43 UFN185 ケイシー・オニール シェイナ・ドブソン ブログ

【UFN185】荒ぶる喧嘩腰のファイトで、新顔オニールが抜群のライディングからドブソンをパウンドアウト

<女子フライ級/5分3R>
ケイシー・オニール(豪州)
Def.2R3分41秒by TKO
シェイナ・ドブソン(米国)

タイガームエタイ所属、UAEWを経てUFCデビューを果たしたオニールの左ジャブに、ドブソンが左を打ち返す。組んだオニールだが、自ら離れるとドブソンは左ミドルハイからフックを振りまわす。ここも組んだオニール、ドブソンは前転から上を取る。揃ってすぐに立ち上がると、ドブソンがパワフルな蹴りとフックで前に出てヒザ蹴りへ。オニールはここも組んでケージにドブソンを押しこみダブルレッグからバックを伺う。

正対したドブソンが右エルボーを入れ、ボディにヒザを突き上げる。動きが止まったオニールだが直後にダブルレッグを決め、パスからサイドで抑える。ワキ腹にパンチを落とし、ニーインベリーのオニールに対し、足を戻したドブソンだが左のパウンドを受ける。スクランブルを許さずバックに回ったオニールが後方からエルボー。

向き合うとフックで襲い掛かるドブソンだが、またもテイクダウンを許してしまう。足を捌いて鉄槌、エルボーとグラウンドでの打撃に勢いがあるオニールはサイドを取ってボディと顔面を殴る。足を絡ませたドブソンだが、逆にオニールが外ヒールを仕掛けたところで荒々しいファイトの5分が終わった。

2R、ドブソンの右の蹴りをキャッチしたオニールがダブルレッグへ切り替えテイクダウンを奪う。背中を向けて立ち上がろうとしたドブソンの背中を取り両足をフックしたオニールは、手首を取られるもしっかりと背中を取り、自ら背中をつける。ドブソンのロールを泳がせ、マウントに移行したオニールは腕を取りつつ右エルボーを連打する。えげつないヒジ打ちの連打から、左右のパンチを落とされたドブソンのケージキックにもマウントをキープするオニールは、素晴らしいマウントをキープを見せる。ハイマウントでパンチとエルボーを連打されたドブソンは、ついに背中を見せてしまう。

オニールはパンチを続け、仰向けになるとスクランブルには、一旦着地してトップキープを選択。冷静にマウントに戻ったオニールのパンチの連打にレフェリーが試合をストップ。キャリア6連勝をオクタゴンで果たしたオニールは、それまでの猛攻が嘘のように涙にくれた。


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Report UFC UFN ESPN+43 UFN185 エイマン・ザハビ ブログ

【UFN185】知将フィラスの実弟エイマン・ザハビ、右オーバーハンドでロドリゲスをKO。4年振りの勝利

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
Def.1R3分05秒by KO
ダラコ・ロドリゲス(米国)

間合いを図る両者、ロドリゲスは左リードフックを繰り出す。右ストレートからロー、ザハビの前進にクロスを見せたロドリゲスはクリンチからヒザ&エルボーを受ける。離れたザハビはスイッチを織り交ぜる。右カーフ、右アッパーで前に出るロドリゲスに対し、ザハビの右オーバーハンドや左リードジャブを放つ。そこにカウンターを入れようとしたロドリゲスが右カーフ、緊張感のある打撃戦が続く。

残り半分を超え、ロドリゲスがジャブから前へという動きを見せる。と、ザハビはタイミングを計っていたが、ジャブから右オーバーハンドで打ち込む。この一発で、腰から崩れたロドリゲス──知将フィラスの実弟が1年9カ月振りの試合で、4年振りの勝利を挙げた。


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ESPN+43 Interview UFC UFN185 アレクセイ・オレイニク クリストファー・ダカウス ブログ

【UFN185】キャリア75戦目、四半世紀戦い続けるアレクセイ・オレイニク「センセイのセンセイは日本人」

【写真】10分強のインタビュー、MMAの歴史を垣間見ることができた(C)Zuffa/UFC

21日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN185:UFN on ESPN+43「Blaydes vs Lewis」。カーティス・ブレイズ✖デリック・ルイスのヘビー級戦がメインの同大会で、同じくヘビー級のアレクセイ・オレイニク✖クリストファー・ダカウスがマッチアップされている。

我々がイメージする寡黙なロシアンでなく、非常に多弁で明るい感じだったアレクセイ・オレイニク

キャリア74戦59勝14敗1分──プロMMAデビューは、なんと1996年11月10日だ。今や彼がケージで戦いだしてから生まれたファイターたちが金網の中を闊歩している。

キャリア25年目のMMAファイター人生を征くロシアの鉄人、アレクセイ・オレイニクにZoomインタビューを試みると、日本からの取材ということを彼が大いに歓迎してくれた。

そこにはオレイニクのキャリアと日本が切っても切れない関係にある事実が存在していた。


──43歳、75戦目に向かいます。今の気持ちを教えてください。

「調子は良いよ。いつも通りだ。25歳でも45歳でも、年齢は関係ない。プロフェッショナル・スポーツマンとして、やるべきことをやってきた。絶好調さ」

──とはいえプロMMAデビューは1996年です。私は1997年にサンクトペテルブルクとモスクワでロシアのMMA創世記の二大会を取材したのですが、足を負傷した選手がケージのなかで注射を打たれて試合続行になったり、まだ素手で試合をするというモノでした。

「アハハハハハ。そうだよ、私がデビューしたときは素手、頭突き有り、体重無差別のトーナメントで私が88キロで70キロぐらいの選手が相手だったこともあった。体重も持っている技術もまるで違うような状態だった。うん、凄く楽しかったね。

あれからMMAは凄く変わった。常に新しい人材が生まれてきたし、ずっとトップで戦っていくことは簡単なことじゃなかったよ。私も常にハードなトレーニングを課し、またその内容も大きく変化しキャリア25年目を戦っているんだ。そうだね、練習相手、コーチ、技術、私の試合も全てが変わったよ」

──もともとMMAを戦うようになったのは?

「それは君の国、日本が関係しているんだ(笑)」

──えっ、どういうことでしょうか。

「私はウクライナで日本からやってきた柔術を習っていたんだ。もともとはレスリングをやっていたけど、私のチョークや関節技は日本柔術で身につけたモノなんだよ。

1996年に日本柔術を始め3、4カ月後にはMMAキャリアをスタートさせた。あの時、センセイからは本当に色々なモノを習った。日本柔術のおかげで私はMMAで戦うことができたんだよ。だから私は日本のことが大好きなんだ」

──なんという流派の柔術だったのですか。

「名前は覚えていないな。センセイは日本人ではないけど、センセイのセンセイは日本人だった。センセイのセンセイの名前も知らないけど、写真を見せてもらった。年をとっていたけど、立派な感じの人だったよ。

MMAを始めてから何年も日本柔術を習い、黒帯を習得した。だから、私は少し日本語を覚えているんだよ(笑)」

──日本の柔術とは合気道のようなモノなのでしょうか。

「スポーツではなかったよ。人を破壊する技術を教わった。殺るか殺されるか、そんな術を習っていたんだ。極め、絞め、パンチもあった。でも、それだけじゃなかった。MMAでは使ってはいけない危険な技術だらけだったよ(笑)。やろうと思えば、私は何時でそんなファイトができるんだ」

──まさにMMAではなく、NHBの技術だったのですね。ところでアレクセイはコンバットサンボの経験もあります。

「コンバットサンボはMMAと並行して試合に出ていて、55試合戦った。2005年に世界チャンピオンになっているよ。コンバットサンボ時代は日本でも有名なヴォルク・ハンに1度会ったことある。それにエメリヤーエンコ・ヒョードルもいたよ。話す間柄じゃなかったけど、ヴォルク・ハンが日本のRINGSで活躍していた時の映像は視ている。

もちろんヒョードルのPRIDEでの試合もね。ヴォルク・ハンもヒョードルも日本で凄く人気があったことは知っているよ」

──それにしても、このタフなスポーツを四半世紀も戦っているのは凄いことですね。戦い続けることができるモチベーションは何なのでしょうか。

「家族のために戦ってきた。そして、今は母国のレガシーになりたいと思っている。何より、自分の内面に戦いたいという感情があり続けるんだ。だから戦い続けている。もう少し、戦い続けるよ。

戦いは勝つか負けるか。センセイからはKO、チョーク、サブミットすれば負けることはないと教わってきた。だから常にフィニッシュを目指している。100パーセント、決着をつけるために戦っている。そうじゃないと戦う意味はないよ。それは今週の土曜日も同じことだ。でも試合は試合だ。何が起こるから分からないから、全力で戦う」

──クリストファー・ダカウスの印象を教えてください。

「背が高くて、大きな若い選手だ。馬力があって、危険な相手になるよ。強くて、戦い甲斐のある相手だね」

──今、どのような目標を持ってMMAを戦い続けているのでしょうか。

「最終目標というモノは持っていない。戦える間は戦い続けて、楽しみたい」

──アレクセイ、今日は限られた時間のなかで興味深い話をしていただきありがとうございました。では最後に日本ファンにメッセージをお願いします。

「サヨナラ(笑)」

■視聴方法(予定)
2月7日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

■UFN185対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
デリック・ルイス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
デリック・マイナー(米国)
チャールス・ロサ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
クリストファー・ダカウス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
フィル・ホーズ(米国)(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
トム・アスピニナル(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
ダニー・チャベス(米国)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ(米国)
ルイス・ペナ(米国)

<バンタム級/5分3R>
エディ・ワインランド(米国)
ジョン・カスタニエダ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ハファエル・アウベス(ブラジル)
パット・サバティニ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シェイナ・ドブソン(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フェザー級/5分3R>
チェス・スケリー(米国)
ジャマル・エマース(米国)

<バンタム級/5分3R>
アレマン・ザハビ(カナダ)
ダラコ・ロドリゲス(米国)

<ヘビー/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク(ウクライナ)
ジャレッド・ヴェンドラー(米国)

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