カテゴリー
LFA MMA o UFC ガブリエル・ボンフィム キック ジェイソン・ウィット

UFC on ESPN+81:第6試合・ジョシュ・クインラン vs. トレイ・ウォーターズ

ウェルター級。

ハワイアンのクインランはコンテンダーシリーズ勝利後、昨年8月のUFCデビュー戦でジェイソン・ウィットを1RKO。2戦目でメインカードに抜擢された。ここまで6戦全勝全フィニッシュ(4KO・2一本勝ち)。バックボーンは柔術ムエタイ。26歳でプロデビューし、キャリア4年の30歳。

ウォーターズは今週に入り欠場選手が出たため、急遽UFCと契約しデビューが決定。昨年9月のコンテンダーシリーズではブラジルのプロスペクト兄弟の弟・ガブリエル・ボンフィムに1R得意のギロチンに捕らえたところをカウンターのヴォンフルーで一本負けしMMA初黒星。2週間前にLFAで戦い勝利したばかり。身長196cm、リーチも196cmの長い手足を使った打撃が武器。28歳。

いきなり足を払われスリップダウンしたクインラン。そのまま足に組み付いて立った。ボディロックからテイクダウンを狙う。倒せず。なおも組んでテイクダウン狙い。クインランアッパーを入れて離れた。左を入れたウォーターズ。遠距離からジャブを打ち込む。じわじわ詰める。ワンツー。またジャブ。クインランはカーフキック。クインラン、間合いの外で手が出ない。ウォーターズもじっくりと見ており手数が少ない。クインランのハイは空振り。ウォーターズがミドル、ジャブ。詰めてジャブ。残り10秒を切ってからタックルに入ったクインラン。テイクダウン。すぐに立つウォーターズにパンチを入れる。ホーン。

1Rウォーターズ。

2R。クインラン飛び込んでパンチを入れた。また飛び込むがウォーターズパンチを振り回し防ぐ。ジャブ。ウォーターズワンツー。ジャブ。またジャブ。クインラン間合いに入れない。タックルに行ったが間合いが遠く切られた。またジャブを入れるウォーターズ。クインランが出てもバックステップし右フックを合わせていく。クインラン、間合いに入れずパンチを打たれ続ける展開。カーフキックを入れたクインラン。クインランが出るが、そこにウォーターズがパンチを合わせる。カーフキックが入りちょっと効いたウォーターズ。しかしクインランのパンチ連打に飛び膝。クインラン反り投げを狙ったが、潰れて下になったところでホーン。

2Rウォーターズ。

3R。クインランカーフキック。効いてる。タックルに行くクインランだが切られた。ウォーターズ距離をキープしてパンチを入れていく。しかしケージを背負った。そこに詰めたクインランだがウォーターズのパンチ連打を受ける。後退。追いかけて出るウォーターズ。クインランカーフキック。またパンチで出るクインラン。しかしそこにウォーターズのパンチ連打をもらう。クインランタックル。切られた。ウォーターズの右がヒット。無理しないウォーターズ。待ちの構えで入ってきたところにパンチを当てていく。残り1分。出てくるクインランにパンチを合わせるウォーターズ。前に出てパンチを入れたクインランだが、そこからさらに出るタイミングでタックルからテイクダウン。クインラン背中を向けて立ちスクランブルを放せずタイムアップ。

判定三者フルマークでウォーターズがUFCデビュー戦勝利。

長いリーチを活かした打撃を入れての勝利。

カテゴリー
Column MIKE MMA o ONE UFC   ジェイソン・ウィット 佐藤天

ジェイソン・ウィットがMMA引退を発表



Jason Witt(Sherdog)

 ジェイソン・ウィットがインスタグラムでMMA引退を発表しています。

 ジェイソン・ウィットは現在35歳のアメリカ人でMMA戦績19勝9敗(UFC戦績2勝4敗)。2020年6月の『UFC on ESPN 12: Poirier vs. Hooker』で佐藤天を相手にUFCデビュー戦を行い1R TKO負けしています。最近は今年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でジョシュ・クインランに1R KO負けしていました。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR MMA o PFL UFC アリアネ・リプスキ ケイシー・ケニー ジェイソン・ウィット ブログ

UFC on ESPN41:オッズ/予想と展望

マルロン・ヴェラ 1.44
ドミニク・クルーズ 2.90
ネイト・ランドワー 3.35
ダヴィッド・オナマ 1.36
ヤスミン・ハウレギ 1.48
ヤスミン・ルシンド 2.80
デビン・クラーク 2.30
マザマト・ムルザカノフ 1.67
プリシラ・カショエイラ 2.75
アリアネ・リプスキ 1.49
シンシア・カルヴィーヨ 1.59
ニーナ・ヌネス 2.45
ブルーノ・シウバ 1.35
ジェラルド・マーシャート 3.40
アンジェラ・ヒル 3.45
ルーピー・ゴディネス 1.34
マルティン・ブダイ 1.38
ルーカス・ブジェスキー 3.20
ガブリエル・ベニテス 1.28
チャーリー・オンティベロス 3.95
オデー・オズボーン 1.41
タイソン・ナム 3.05
ユーセフ・ザラル 1.80
ダモン・ブラックシア 2.05
ジェイソン・ウィット 3.05
ジョシュ・クインラン 1.41

メインはランキング5位ヴェラと初代王者の37歳クルーズの新旧対決。

ヴェラは現在3連勝中。特に、クルーズと同じ元王者でレジェンドのフランク・エドガーを前蹴りでKOしたことで一気にランキングを上げた。その勝利をもって、前回初のメインに抜擢。ロブ・フォントから3度ダウンを奪って完勝し、ついにトップ5ランキング入り。タイトル挑戦も見えてきている。

一方の古豪クルーズも地味に2連勝中。かつて、怪我で長いブランクを経て「もう衰えたのでは」と思われたところからの水垣戦での秒殺KO勝利、ディラショーからの王座奪取と超人ぶりを見せたクルーズも、3年半のブランク明けでヘンリー・セフードと対戦した時には2RKO負け。さすがに衰えは隠せない。その後の2連勝は、ランク外のケイシー・ケニーにはスプリット判定勝ち、ペドロ・ムニョスには1Rに2度ダウンを奪われKO寸前からリカバリーしての判定勝ちと、かつての難攻不落なイメージはなくなったが、別のしぶとい強さ見せている。

重い一発のあるヴェラは、打たれ弱くなっているクルーズにとっては相性最悪だが、ここでまたしぶとく生き残る様を見せることができるのか。

ヴェラKO勝ち。

セミ以下は、他のイベントで中止になった試合の寄せ集め。先週予定されていた試合が2試合スライドし、セミのネイト・ランドワーも、本来はズバー・ツフゴフと先週対戦予定が、ツフゴフの欠場により今回に延期となっている。

ツフゴフの代役として、UFC2勝1敗のダヴィッド・オナマが抜擢。ウガンダ出身のオナマはデビューから全試合フィニッシュ勝利で、UFCには試合1週間前に代役で契約したが、メイソン・ジョーンズに組まれてバックを取られる展開であっさりとMMA初黒星を喫したが、その後はKO勝ちと肩固めの勝利でまたフィニッシュ勝利街道に戻している。

まあ、オナマもランドワーもセミに出てくるレベルの選手ではないが…アスペン・ラッド vs. サラ・マクマンが延期になって押し上げられた形。

週末は土曜日にBellator、日曜は早朝からPFLロンドン大会(メインにローリー・マクドナルド出場)、その後にUFCが行われる。第1試合開始は14日朝5時。速報します。

カテゴリー
MMA o UFC   アリアネ・リプスキ ジェイソン・ウィット

アリアネ・リプスキがメディカルチェックをクリアできずプリシラ・カショエイラ戦が『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』から『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』に延期

『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』前日計量動画(2022年08月06日)

ジェイソン・ウィット vs. ジョシュ・クインランが『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』から『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』に延期(2022年08月06日)

 こちらの続報。


 本日開催の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』で予定されていたアリアネ・リプスキ vs. プリシラ・カショエイラですが、リプスキがメディカルチェックをクリアできなかったことから翌週の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』に延期されるとのこと。リプスキは前日計量で128.5ポンドと2.5ポンドオーバーしていました。

 これにより『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』は全10試合となり開始時刻も日本時間午前8時30分からに変更されます。続きを読む・・・
カテゴリー
Cage Warriors INVICTA LFA MMA MMAPLANET o PFL UFC UFC ESPN40   アリアネ・リプスキ カマル・ウスマン グンナー・ネルソン コンバット柔術 ザック・パーガ ジェイソン・ウィット ジャマール・ヒル ジュリアナ・ミラー ジョシュ・クィンラン ステファニー・エッガー セルゲイ・スピヴァク チアゴ・マヘタ・サントス テレンス・マッキニー ビア・メスキータ ブライアン・バトル ブローガン・ウォーカー プリシーラ・カショエイラ マイラ・ブエノ・シウバ モハメド・ウスマン レオン・エドワーズ ヴィセンチ・ルケ 佐藤天 河名マスト 田中路教

【UFC ESPN40】計量終了 日本には佐藤天がいる!! TUF30決勝にウスマン実弟、10thのキラーが登場

【写真】ミドル級から転向のバトル、技術やパフォーマンスに費いだたモノはない。それでも勝ち続けている点と体力が気がかり(C)Zuffa/UFC

5日(金・現地時間)、6日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN40「Santos vs Hill」の計量が行われている。

ライトヘビー級のチアゴ・マヘタ・サントス×ジャマール・ヒルがメインの今大会には佐藤天が出場し、ブライアン・バトルと対戦する。

3月のグンナー・ネルソンはショートノーティス出場で判定負けを喫し2連敗となった佐藤にとって、約3年ぶりにフルキャンプを敢行して挑むバトル戦はUFCファイターとして真価が問われる一戦となる。

計量後のフェイスオフで、バトルと対峙した佐藤は目の周囲や頬に減量の影響が見られたが、ミドル級から落としてきたバトルとは遜色のない体躯に感じられた。

佐藤はバトルの目を一点、見続け差し出された右手を両手で握りステージを下りた。LFAで田中路教、河名マストが敗れ登竜門でも厳しい結果となった日本勢にあって、最高峰で佐藤にはその存在感を示してほしい。


今大会ではTUF30の決勝が組まれており、ヘビー級ではザック・パーガ×モハメド・ウスマン、女子フライ級ではジュリアナ・ミラー×ブローガン・ウォーカーが相対する。

パーガはプロデビューをLFAで迎え3連勝を果たすとCage Warriorsへ。

2戦目で元UFCファイターのマルクス・ペレスを下し、チーム・ヌネスの第4ピックだった。

一方、チーム・ペニャのセカンドピックだったウスマンはUFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンの実弟で、昨年はPFLヘビー級に参戦も、初戦でブランドン・セイルスに一本負けを喫し2戦目を負傷欠場していた。

ヘビー級時代とは風貌がまるで違うほど引き締まっているモハメド、兄は翌週にレオン・エドワーズを挑戦者に迎えタイトル防衛戦が控えており、2週連続でウスマン・ブラザースは大勝負を迎えることになる。

女子フライ級決勝出場の両者は揃ってInvicta FCベテランだ。ただしウォーカーはPXCでキャリアをスタートさせ、インヴィクタでは3勝2敗とステッピングボードにすることはできなかった。

10thPlanetサンディエゴ=サンディエゴ・コンバット・アカデミーで腕を磨き、キラーの異名を持つミラーもインヴィクタでは1勝1敗、その後はコンバット柔術やEBIなどで活躍し、あのビア・メスキータをOTながら下している。このファイナルは、いわゆる打=ウォーカー×組み=ミラーというクラシカルMMAマッチとなる。

この他、メインカードでは佐藤のチームメイトであるヴィセンチ・ルケ、プレリミでは勝っても負けても初回決着のテレンス・マッキニーが、共に臨む再起戦も気になるところだ。

そんなUFC ESPN40ではプリシーラ・カショエイラと対戦する美獣アリアナ・リプスキが、3.5ポンド・オーバーで計量失敗。

キャッチウェイト戦を戦うこととなっている。

■視聴方法(予定)
8月7日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN40計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
チアゴ・マヘタ・サントス: 206ポンド(93.44キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェフ・ニール: 171ポンド(77.56キロ)

<TUF30ヘビー級決勝/5分3R>
ザック・パーガ: 239ポンド(108.4キロ)
モハメド・ウスマン: 236.5ポンド(107.27キロ)

<TUF30女子フライ級決勝/5分3R>
ジュリアナ・ミラー: 125ポンド(56.7キロ)
ブローガン・ウォーカー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 260ポンド(117.93キロ)
セルゲイ・スピヴァク: 249.5ポンド(113.17キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ: 128.5ポンド(58.28キロ)
プリシーラ・カショエイラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミハウ・オレキシェイジュク: 185.5ポンド(84.14キロ)
サム・アルヴィー: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 155.5ポンド(70.53キロ)
エリック・ゴンザレス: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天: 171ポンド(77.56キロ)
ブライアン・バトル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ウィット: 170ポンド(77.11キロ)
ジョシュ・クィンラン: 169ポンド(76.66キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミランダ・グレンジャー: 115.5ポンド(52.38キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ステファニー・エッガー: 134.5ポンド(61.0キロ)

The post 【UFC ESPN40】計量終了 日本には佐藤天がいる!! TUF30決勝にウスマン実弟、10thのキラーが登場 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Column MMA MMAPLANET UFC UFN200   カールストン・ハリス キック シャクハト・ラクモノフ ショーン・ストリックランド ジェイソン・ウィット ジャイルトン・アルメイダ ジャック・ヘルマンソン ジュリアン・エロサ ジョン・カスタニエダ ダニーロ・マルケス チディ・ンジョグアニ デニス・ボンダル フィリップ・ロウ ブライアン・バトル マフクアンドレ・バリユー マルコム・ゴードン 平良達郎

【UFN200】試合結果 フライ級でゴードンがボンダル破り、ウェルター級でラクモノフが15連勝

【写真】ファイト・オブ・ザ・ナイトは体重オーバーのピーターソンを破ったエロサが2人分=10万ドルの総取りとなった(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN200:UFN on ESPN+58「Hermansson vs Strickland」が開催された。

この前日に平良達郎のUFC契約が発表されたことで、日本での注目度が上がったフライ級戦線──オープニングマッチでマルコム・ゴードンが、UFC初陣となったデニス・ボンダルと対戦。腕十字から逃れた直後に、ボンダルが手をついてスクランブルに持ちこもうとしたところで、左ヒジが異様な方角に曲がり試合は終わった。

注目のウェルター級の1戦はカザフスタンのシャクハト・ラクモノフがガイアナ人ルタリーブリ戦士カールストン・ハリスを寄せ付けず、スピニングヒールキックからパウンドアウトで圧勝している。

なおファイト・オブ・ザ・ナイトはジュリアン・エロサ×スティーブン・ピーターソンが獲得したが、ピーターソンが計量失敗だったためエロサが5万×2で10万ドルを獲得した。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジュリアン・エロサ✖スティーブン・ピーターソン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=シャクハト・ラクモノフチディ・ンジョグアニ

UFN200:UFN on ESPN+58「Hermansson vs Strickland」
<ミドル級/5分5R>
○ショーン・ストリックランド(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
<ミドル級/5分3R>
○ニック・マキシモフ(米国)3R
判定
×プナヘラ・ソリアーノ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○シャクハト・ラクモノフ(カザフスタン)1R4分10秒
KO
詳細はコチラ
×カールストン・ハリス(ガイアナ)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ブレンダン・アレン(米国)2R2分10秒
RNC
×サム・アルヴィー(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ブライアン・バトル(米国)3R
判定
×トレシャン・ゴア(米国)
<159ポンド契約/5分3R>
○ジュリアン・エロサ(米国)3R
判定
×スティーブン・ピーターソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ジョン・カスタニエダ(米国)3R1分38秒
肩固め
詳細はコチラ
×マイルス・ジョンズ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ハキーム・ダラドゥ(カナダ)3R
判定
×マイク・トリザノ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○チディ・ンジョグアニ(米国)1R0分16秒
KO
詳細はコチラ
×マフクアンドレ・バリユー(カナダ)
<女子バンタム級/5分3R>
○アレクシス・デイヴィス(カナダ)3R
判定
×ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)1R2分57秒
TKO
詳細はコチラ
×ダニーロ・マルケス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○フィリップ・ロウ(米国)2R2分15秒
TKO
詳細はコチラ
×ジェイソン・ウィット(米国)
<フライ級/5分3R>
○マルコム・ゴードン(米国)1R1分22秒
TS
詳細はコチラ
×デニス・ボンダル(ウクライナ)


The post 【UFN200】試合結果 フライ級でゴードンがボンダル破り、ウェルター級でラクモノフが15連勝 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET UFN200 ジェイソン・ウィット フィリップ・ロウ

【UFN200】初回を下で過ごしたロウが、右ストレート、左フック、右ストレートでウィットをKO

<ウェルター級/5分3R>
フィリップ・ロウ(米国)
Def.2R2分15秒by TKO
ジェイソン・ウィット(米国)

遠い距離からウィットが右カーフを蹴る。ロウは左ジャブを伸ばし、ウィットの踏み込みには距離を取る。右オーバーハンドからシングル、ダブルでケージに押し込んだウィットがテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったロウをボディロック&小外刈りで倒したウィットがハーフで抑える。ロウはクローズドをとり、時折り腰を切るが膠着ブレイク狙いか。ガードの中で殴るウィットがケージに押し込むが、残り10秒でスタンドに戻ったロウが右を当てて初回が終わった。

2R、スイッチしたウィットがパンチを振るって前に出る。ケージを背にしたロウは、蹴りやパンチを見せるが組まれてバックを譲る。正面に戻ってテイクダウンしたウィットに対し、ウィットは右腕を差した状態で、ケージを背負って座るような形で動きが止まる。スクランブルで殴られたながら立ち上がったロウは、離れたウィットのステップイン&パンチを見て──前に出る。ロウは右ストレートを当て、続いて左フック、そして右ストレートでウィットをキャンバスに沈め鉄槌で勝負を決めた。


The post 【UFN200】初回を下で過ごしたロウが、右ストレート、左フック、右ストレートでウィットをKO first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Interview UFC UFC ESPN12 ジェイソン・ウィット ブログ 佐藤天

【UFC ESPN12】大勝、佐藤天に48秒を中身を尋ねる─01─「理解し、臨機応変に動けた」

【写真】UFCでの日本人の勝利は、昨年8月の魅津希 来、実に10カ月ぶりとなる(C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されたUFC ESPN12「Poirier vs Hooker」。UFC3戦目を迎えた佐藤天がジェイソン・ウッドから48秒TKO勝ちを収めた。

度重なる対戦相手の変更、会場で試合順の変更を聞かされてなお、佐藤は動揺も見せず最高のファイトをやってのけた。

試合から2日、フロリダに戻った翌朝の佐藤に大勝を振り返ってもらうと、48秒の試合タイム、それは佐藤の成長が凝縮された時間だったことが分かった。


──「おめでとうごます」、「お疲れ様でした」。どちらの声を掛けてほしいという気持ちでしょうか。

「アッハハハ。今は『お疲れ様でした』──ですかね。終わってみれば、そういう感じですね。試合前はそんな風には感じていなかったのですが」

──UFC Fight Passの中継開始時間になると、佐藤選手の試合がメインカードに変更という説明があり、驚かされました。

「僕もあと2試合、バンテージを巻いている時に試合順が変わるって聞かされたんです」

──えっ!!

「もう笑っちゃいましたね。でも、焦ることはなかったです。まぁ、セコンドのヘンリー(フーフト)とかもっと大きな舞台で色々と経験していてまるで動じていなかったですし。チーム全体で、まるで動揺はなかったです」

──私などひょっとすると、試合が飛ぶんじゃないかとドキドキしていました……。

「その可能性もあるとは思っていました。でも、ダメならダメでしょうがない。でも試合があることを考えて集中力を切らさないようにしていました。試合前に言っていた『人に依存しない、自分のやるべきことをやるだけ』を考えていた感じです。

あそこでアタフタすると、これまでやってきたことをふいにしてしまいますからね。それにこの短期間でオファーを受けた相手も、試合場に現れた時点でやる気の固まりですから。

そうですね……ウィットが来てくれて、試合ができたことに感謝しています。何とか試合に辿り着け、あの結果を残せたことは素直に嬉しいです。結構、練習してきたことが出せましたし。冷静に戦えて、結果論として早い段階に倒せた感じですね」

──対戦相手云々でなく、この間に積んできたことを出す。それはどのような戦いだったのでしょうか。

「基本的には自分の強みを生かした打撃、出入りをしっかりとして足を止めないことを考えていました。そしてレスリングになり、相手に入られても安全にスクランブルに持ち込もうと思って。とにかく足を止めないこと、それは去年の9月の敗戦後から練習でやってきたことでしたしね」

──最後は結果として秒殺KOでしたが、やろうとしていたことの過程であの結果に結びついた感じですか。開始後はジャブを見せていた感がありましたが。

「最初の方のジャブは届いていないです。1発目は早めのジャブで反応を見ました。相手は見えていなかったです。なので2回目は敢えて遅く、モーションをつけて打ったのですが、それでも反応しませんでした。

もう一つ当てないジャブを出して、4回目は顔に一度当てようと思って殴り、やはり反応していなかったです。もともと映像をチェックした時から、攻撃に反応できない選手だということは分かっていたのですが、最初の4発でそれを実際に確認した形でした」

──そして右ジャブから左ストレートでダウンを奪ったと。

「最後はワンツーではなくて、右ジャブを当ててから踏み込んで左ストレートを打ったんです。相手の動きを見て、半歩詰めて殴ることができましたね。

これまでも当たると思って距離や位置を考えて戦うことはできていたのですが、それよりも一歩進めた感じがしました。ジャブが当たると、相手の体はのけ反る。なら、そのまま打つとKOできるようなパンチを打ち抜けない。だから踏み込んでから殴りました。

もともと距離も自分の距離で、相手の反応を見て、さらに工夫できました。それ以前のジャブで確認したことを踏まえて、ジャブ、ステップ、左ストレートという流れで倒せたことは、自分で理解し臨機応変に動けたので、成長できたところかと思います」

──そこまで考えて動いた結果なのですね。

「戦っている最中の感覚と、あとから映像を視た時の感覚も全くギャップがなかったです」

──ダウン後もウィットが、起き上りながら組もうとした。あの時も無我夢中でなく、凄く冷静に切って殴り、サイドバックで抑えつつのパンチの連打で仕留め切りました。

「パンクラスで最後に戦ったマット・ベイル戦で、ダウンを取ってから足を掴まれてテイクダウンされじゃないですか?」

──「おいっ、そこは大切なところだろう!!」という(笑)。

「あの時のことを考えると、レスリングにも力をいれて調整できていたので、冷静に戦うことができましたね。試合直前にもレスリング・コーチが、これまでやってきたことを確認するような連絡をくれて。頭がクリアーな状況で試合に挑むことができました。

だからダウンを取ってからも一回離れてアッパーを入れて、サイドバックで相手の体を止めることができましたね。詰めの部分も、終らせにいっているのですが冷静に動けました。そいう意味でも、試合時間が短い割には収穫のある試合になりました」

<この項、続く>

カテゴリー
Report UFC UFC ESPN12 ジェイソン・ウィット ブログ 佐藤天 未分類

【UFC ESPN12】ゴタゴタが続いた佐藤天、鬱憤晴らすような48秒KO勝ちで波乱の一週間を締める

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天(日本)
Def.1R0分48秒by TKO
ジェイソン・ウィット(米国)

左に回りながら右ジャブを伸ばした佐藤、ウィットは左ローを見せる。佐藤はウィットの前進に右ジャブを合わせつつ、ボディには左にサークリングし間合を取り直す。そして右ジャブから、左ストレートで早々にダウンを奪うと、シングルで立ち上がってきたウィットに首相撲&ヒザ蹴り、それでもシングルを仕掛けられると足を抜いて、左を入れる。すかさずサイドバックで抑えた佐藤が左の連打で秒殺TKO勝ちを決めた。

「英語で話すことをトライさせてください。凄く気持ちが良いです。最高のコーチ、最高のチームメイトの最高のトレーニングを毎日やってきました。勝てて嬉しいです。(対戦相手の交代は?)ノープロブレム。毎日、素晴らしい練習ができたので」と話した佐藤は、日本語で「KOを狙っていたので、自分の良い距離で練習してきたことが出せたかと思います」と言葉を続けた。


カテゴリー
News UFC UFC ESPN12 ジェイソン・ウィット ダスティン・ポイエー ダン・フッカー ブログ 佐藤天

【UFC ESPN12】計量終了 拳でGo!! 佐藤天、5人目の対戦相手ウィットとフェイスオフ

【写真】通算5人目の対戦相手ウィットと対面する佐藤 (C)Zuffa/UFC

26日(金・現地時間)、27日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN12「Poirier vs Hooker」の計量が行われた。


真っ先に計量を済ませたが、メインでダン・フッカーと戦うダスティン・ポイエー。156ポンドで終え、全計量が終了後にファイスオフへ。やや近い距離で顔を尽き合わせた両者は、笑みをたたえたまま視線をずらすことはなかった。

タカシ・テン・サトーとコールされた佐藤天は170.5でパス、その佐藤と急遽戦うことになったジェイソン・ウィットも検査の結果ネガティブだったため、他の選手と同じ時間に計量を終えることとなった。ステアダウン後に小さく佐藤頷いた佐藤は、握手をすることも控えてステージを下りた。

なおミランダ・マーヴェリック✖ロメロ・ボレアは前者の負傷が原因でメディカルにパスせず、ボレアの出場もなくなり今大会は全10試合の構成となっている。

■UFC ESPN12計量結果

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 156ポンド(70.76キロ)
ダン・フッカー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル: 170ポンド(77.11キロ)
マイク・ペリー: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
モーリス・グリーン: 255ポンド(115.66キロ)
ジャン・ヴィランテ: 255ポンド(115.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 185.5ポンド(84.14キロ)
カイル・ダウカウス: 185.5ポンド(84.14キロ))

<ヘビー級/5分3R>
タナー・ボーザー: 235ポンド(106.59キロ)
フィリッピ・リンス: 234ポンド(106.14キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ショーン・ウッドソン: 149ポンド(57.59キロ)
ジュリアン・エローサ: 149.5ポンド(67.81キロ)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ: 155ポンド(70.31キロ)
カーマ・ワーシー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェイソン・ウィット: 171ポンド(77.56キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ケイ・ハンセン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・グリフィン: 145ポンド(65.77キロ)
ユーゼフ・ザラル: 145.5ポンド(66.0キロ)