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45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN239   アンジェ・ルーザ オヴァンス・サンプレー オーデ・オズボーン キック クリスチャン・ロドリゲス ジョシアニ・ヌネス タイ・ツイバサ ダニー・シルバ チアゴ・モイゼス チェルシー・チャンドラー チャド・アンヘリガー ナタン・レヴィ ハラランポス・グレゴリユウ ブライアン・バトル メイシー・シェエソン 井上直樹 佐々木憂流迦 平田樹 平田直樹 魅津希

【UFN239】唯一のUFCキプロス人戦士は井上&平田=ダブル直樹の練習仲間、ハラランポス・グレゴリユウ

【写真】(C)MMAPLANET

16日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN239:UFN on ESPN+97「Tuivasa vs Tybura」が開催される。そのオープニングバウトでオクタゴン・デビュー戦を戦うハラランポス・グレゴリユウは現在、唯一のキプロス人UFCファイターだ。
Text by Manabu Takashima

昨年8月にコンテンダーシリーズからUFCとサインしたグレゴリユウは、コスタ・フィリッポウに続く史上2人目のUFC契約下選手でもある。エーゲ海に浮かぶ島、そんなイメージしかないキプロスで如何にグレゴリユウはMMAファイターとなり、世界の最高峰に辿り着いたのか。チャド・アンヘリガー戦を控えたグレゴリユウに初インタビューを試みた。


──今日はインタビューをさせていただきありがとうございます。最初に名前の発音を教えていただけないでしょうか。

「ファーストネームはハラランポス。ラストネームはグレゴリユウだよ」

──チャラランポスではないのですね!!

「ギリシャ語ではハラランポスで、ヨーロッパではハラランポスと呼ばれるんだけど、米国にくるとチャラランポスになってしまうんだ(笑)」

──なるほどです。米国では英語流の発音に改められることがほどんどですね。ところでキプロスの格闘技、MMAに関して全く知識がありません。ハラランポスがMMAを始めたきっかけを教えてもらえますか。

「僕は6歳の時に松濤館空手を学び始めた。黒帯になり、キプロスやギリシャのチャンピオンになった。ヨーロピアン選手権では5位になり、もっとアクションのある戦いを欲したら、父に空手を辞めたいと伝えたんだ。でも父からは『お前が空手を続けるのに、どれだけお金を使ってきたと思うんだ』と言われ、他のコンバットスポーツをやることを許してもらえなかった。しょうがない。僕は戦いをストリートに求めたんだ」

──……。なんとも。

「毎週のようにポリスが家にやってくるもんだから、ついに父は『もう外で暴れるのは止めろ。何がしたいんだ』と言って来たよ(笑)」

──空手で何を学んだことやら……。

「ハハハハハ。父にはプロファイターになりたいと伝え、キックとムエタイを始めた。腹を殴ることしか認められない空手に満足できなくなっていたんだ」

──MMAを始めてから、長い距離にあるポイント空手は生きることはなかったですか。

「う~ん、空手は蹴りを多用するから距離が遠くなるけど、またMMAとは違うよ。まぁ、UFCでも空手がバックグラウンドの選手は距離を取って戦ってきたけどね」

──押忍。ではキックやムエタイでも空手時代のように欧州を舞台に戦ってきたのですか。

「ノー。キプロス国内だけだ。キプロスでキックの王者になり、もっともっとアクションを欲した。結果、MMAを戦うようになったんだ。ただキプロスは打撃のレベルは高くても、MMAのレベルは低かった。すぐにキプロスのMMAチャンピオンになり、より高度な練習が必要だと思って米国に移り住むことにした。僕の目標はUFCファイターになることだったから。

米国にやってきて、まずは友人が持っていたジムで練習を始めた。でも彼がジムを閉めて違うジムに移ったけど、そこでは僕が一番強かった。そんな環境では成長できないから、ロンゴ&ワイドマンを訪れた。アルジャメインとスパーリングをして、ここで練習しようって決めたんだ。2018年のことだよ」

──ロンゴ&ワイドマンだと、日本人選手との交流もあったということですね。

「ミズキ(魅津希)、ナオキ(井上直樹)、ササキ(佐々木憂流迦)、皆、僕の友達だよ。イツキ(平田樹)と一緒にもう1人のナオキ(平田直樹)もやってきた。背の高い方のナオキとは、本当によく練習した。日本の選手はとても優れているけど、彼は本当に良いファイターだよ。もう1人のナオキとは、試合でフロリダにも一緒にいった。彼もタフな素晴らしい可能性を持った選手だった。

また、2人のナオキと練習をしたいね。日本の選手が僕らのジムにきて練習することを歓迎するよ。もっともっと多くの日本人選手と一緒に練習したい」

──ところでハラランポスがUFCとサインをしたことに対して、母国での反響は?

「マイ・ゴッド!! 唯一のキプロス人UFCファイターを国中あげて応援してくれている。僕自身、キプロスを代表して戦うことに誇りを持っているし。その想いを胸に今週末も戦うよ」

──UFCには以前、コスタ・フィリッポウが在籍していました。当時とはキプロスも様子が違うのでしょうか。

「彼も僕と同じようにキプロスから、米国に渡ってUFCで活躍していた選手だ。ただ10年前は、UFCやMMAの認知度が今とは違っていた。当時、キプロスではMMAが浸透していなかった。それが今では、UFCのドキュメンタリー撮影のために3日間帰国したら、毎日のように僕はテレビやラジオに出演していた。

キプロスのMMA熱が高まり、米国に追いつけるようになるのが僕の夢であり、使命だ。まだ口にするのは早いかもしれないけど、UFCで活躍して僕がUFCキプロス大会を開く原動力になる。コスタ・フィリッポウは過去、僕は現在。そして、未来になるつもりで努力している」

(C)Zuffa/UFC

──そんなハラランポスですが、今週末にチャド・アンヘリガーと対戦します。

印象を教えてもらえますか。

「彼は今回が契約最後の試合だから、必死に戦ってくるだろうね。ただ、僕が心配するようなことは一切ない。どの局面でも、気になる攻撃や技術を持っていない。ただタフでスタミナがあるだけだ。立ち技でも、寝技でも勝てる。何も問題ない。どこでも戦える。気の毒だけど、彼のUFCキャリアは土曜日の夜に終わるよ。

打撃、パワー、自分のスキルを信じている。誰も僕のようなパワーのある打撃を使うことはできない。パンチ一発で、試合を終らせる。そして、僕の名前と同時にキプロスという国を世界中にアピールしたい」

■視聴方法(予定)
3月17日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFN239対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
タイ・ツイバサ(豪州)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
アンジェ・ルーザ(スイス)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)

<フェザー級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
アイザック・ドルギャリアン(米国)

<バンタム級/5分3R>
パニー・キンザッド(スウェーデン)
メイシー・シェエソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
ブライアン・ベルベレナ(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス(米国)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子バンタム級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス(ブラジル)
チェルシー・チャンドラー(米国)

<フライ級/5分3R>
オーデ・オズボーン(米国)
ジェフェウ・フィリョ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・クリバオ(豪州)
ダニー・シルバ(米国)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス(ブラジル)
ミッチ・ラミレス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ(英国)
ジャケリン・アモリン(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ハラランポス・グリゴリユウ(キプロス)

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AB o UFC キック ケビン・リー ブライアン・バトル リー・ジンリャン

UFC on ESPN+89:第5試合・リナト・ファクレトディノフ vs. エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス

ウェルター級。ファクレトディノフ15位。

ロシアのファクレトディノフはUFCデビューから3連勝でランキング入り。相手はアンドレアス・ミケイリディス、ブライアン・バトル、出戻りケビン・リー。リーはUFC復帰戦であったが、55秒ギロチンでタップアウト負けし、そのまま引退している。まだランカーとの対戦はないが、この試合の勝利でランキング入りした。その前の2試合はいずれもテイクダウンから塩漬けにしての判定勝ち。32歳。

ザレスキはUFC10勝3敗のベテラン。一時7連勝でランキングに入ったこともあるが、リー・ジンリャン、ムスリム・サリコフに敗れて現在はランク外。ドラッグテスト陽性からの1年の出場停止期間を経ての今年6月の復帰戦では、ヌルマゴ一族最弱の男・アブバカル・ヌルマゴメドフにスタンドでのケージ押し込み・スタンドバック奪取で思うように攻められなかったものの、打撃の手数で上回り判定勝ち。2連勝で再びランキング挑戦のチャンスを掴んだ。バックボーンとニックネームがカポエイラ。36歳。

すぐに詰めていくファクレトディノフ。左がヒットし崩れたザレスキ!パウンド連打!下からしがみついてガードでなんとかしのぐザレスキ。背中を向けて立とうとするザレスキ。ハーフバックからチョークを狙うが、真後ろにはつけていない。片膝立ちのザレスキ。バックを取りながら膝を入れていくファクレトディノフ。立ち上がり引き剥がしたザレスキ。パンチを振り回して出るファクレトディノフ。やや大振り。ザレスキ距離を取り蹴りを入れる。バックスピンキックはファクレトディノフの蹴りに止められた。ホーン。

1Rファクレトディノフ。

2R。ファクレトディノフ打撃からタックルへ。しかし切ったザレスキ。大振りの右フックを放つファクレトディノフ。アッパー。かなりパンチが雑。燃費が悪そう。スピードもなくなってきた。ザレスキは手数では負けているがコンパクトなパンチ・ローを入れる。頭を振って出るザレスキ。ファクレトディノフニータップからケージに押し込みテイクダウン。背中を向けて立とうとするザレスキ。立ったがスタンドバックでしがみつきつつ膝を入れるファクレトディノフ。バックを取られた体勢からキムラを狙って引き剥がしたザレスキだが2R終了。

2Rファクレトディノフ。

3R。タックルに入ったファクレトディノフだが切ったザレスキ。逆にザレスキがシングルレッグ。倒せず離れた。ファクレトディノフまたタックル。が、両脇を差したザレスキ。ケージに押し込む。引き剥がしたファクレトディノフ。パンチをヒットさせるのはザレスキだが、打たれながらも詰めるファクレトディノフ。そのまま組んでケージに押し込んだ。シングルレッグ。足を引き抜いて離れたザレスキ。パンチからヒザを入れる。腹に前蹴り。出てくるファクレトディノフに距離を取りながらパンチ・蹴りを入れる。ワンツーがヒット。ミドル。しかしファクレトディノフがどんどん前に出てくるのでちょっとやりにくいか。ファクレトディノフタックル。しかしスローで止められた。ザレスキのミドルがヒット。きつそうだが出ていくファクレトディノフ。前に出ながら手を出していく。左ミドルが入り効いた!しゃがみこんだファクレトディノフにパウンド連打!マウントの体勢から殴っていく。亀になったファクレトディノフ。チョーク!が、顎の上か。フィニッシュしたいザレスキだがファクレトディノフ反転。立った。最後に前に出るファクレトディノフ。タイムアップ。

3Rフィニッシュが必要だったザレスキ。パウンドでもうちょっとで止められるところだったが、仕留めそこねてしまったのがどう響くか。

29-28ファクレトディノフ、28-28×2の1-0でマジョリティドロー。

序盤のラッシュと大振りのパンチで消耗したファクレトディノフだが、その後も前に出続け、最後は腹も効かされフィニッシュ寸前でしぶとく生き残った。

ザレスキはランカー相手にドローだったが、最後はフィニッシュできたし、惜しい星を取りそこねた。

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MMA o ROAD FC UFC ブライアン・バトル

UFC on ESPN+88:第8試合・アンドレ・ペトロスキー vs. ミシェウ・ペレイラ

ミドル級。

ペトロスキーはTUF29では優勝したブライアン・バトルに敗れたが、UFCデビューするとここまで5連勝。2ヶ月前に試合したばかりで、ミドル級のトップグラップラー・ジェラルド・マーシャート相手に2Rにパンチでダウンを奪い、下からの仕掛けも凌いで勝利。当初はマルク・アンドレ・バリオーがペレイラと対戦する予定だったが、バリオーにドクターストップがかかり、試合1週間前にペトロスキーの代役出場が決まった。バックボーンはレスリング。一時ヘロイン中毒だったが、MMAでプロデビューするころには更生した。32歳。

ペレイラはHEATやROAD FCでバック宙フットスタンプやケージムーンサルトなどの四次元殺法を駆使してインパクトを残していたが、ここ最近は派手だが無意味な動きを捨て、堅実な戦いぶりにシフトした結果、5連勝でウェルター級ランキング入り。しかし以前からの体重オーバー癖が治らず、キャリア最大の戦いになるはずだった7月のスティーブン・トンプソン戦は3ポンドオーバーで試合消滅。今回からミドル級に上げての試合となる。30歳。

オッズは階級を上げてきたペレイラがフェイバリット。

階級を上げたペレイラだが、体格は五分。スイッチしつつフェイントで牽制するペレイラ。右で飛び込みヒット。ペトロスキーダウン!すかさずパウンドラッシュ!腕でブロックするだけで打たれ続けるペトロスキー。レフェリーストップ!

ペレイラ、ミドル級転向初戦で快勝。体格的にもミドルが適正に見えるし、今後に期待。

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MMA o ONE UFC UFC Fight Night YouTube   ダン・イゲ ブライアン・バトル ブライス・ミッチェル マテウス・ガムロ

『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』前日計量動画

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MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Rafael Fiziev (156) vs. Mateusz Gamrot (156)
・Dan Ige (146) vs. Bryce Mitchell (146)
・Marina Rodriguez (116) vs. Michelle Waterson-Gomez (115.5)
・Bryan Battle (171) vs. A.J. Fletcher (170.5)
・Charles Jourdain (145.5) vs. Ricardo Ramos (146)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Dan Argueta (136) vs. Miles Johns (136)
・Andre Fialho (171) vs. Tim Means (171)
・Cody Brundage (185) vs. Jacob Malkoun (186)
・Jake Collier (256.5) vs. Mohammed Usman (237)
・Hannah Goldy (115.5) vs. Mizuki Inoue (115.5)
・Montserrat Rendon (135) vs. Tamires Vidal (134)

 『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』前日計量結果。全員パスしています。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ハファエル・フィジエフ vs. マテウス・ガムロはフィジエフ支持9人、ガムロ支持2人。

・ブライス・ミッチェル vs. ダン・イゲはミッチェル支持9人、イゲ支持2人。

・マリーナ・ロドリゲス vs. ミッシェル・ウォーターソンは11人全員ロドリゲス支持、

・ブライアン・バトル vs. A.J.フレッチャーは11人全員バトル支持。

・ヒカルド・ハモス vs. チャールズ・ジョーデインはハモス支持6人、ジョーデイン支持5人。続きを読む・・・
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AJ・フレッチャー MMA MMAPLANET o ROAD FC UFC UFN UFN228   アンドレ・フィアーリョ キック クレベル・コイケ ゲイリー・トノン シャルル・ジョーダン ジェイリン・ターナー ジャスティン・ゲイジー ダニエル・アルゲータ ダン・イゲ ティム・ミーンズ ハナ・ゴールディ ブライアン・バトル ブライス・ミッチェル ベニール・ダリューシュ ボクシング マテウス・ガムロ マンスール・ベルナウイ ミッシェレ・ウォーターソン モハメド・ウスマン ライカ ラファエル・フィジエフ ルンピニー 魅津希

【UFN228】展望──世界最高峰の異種格闘技戦。打=ラファエル・フィジエフ✖組=マテウス・ガムロ

【写真】UFCで戦うストライカー、そしてグラップラーがどういうストライカーであり、グラップラーなのか堪能して震えたい (C) Zuffa/UFC

23日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexにてUFN228:UFN on ESPN+86「Fiziev vs Gamrot」が行われる。
Text by Isamu Horiuchi

その名称の通り、本大会のメインはライト級6位のラファエル・フィジエフと7位のマテウス・ガムロによるサバイバル戦だ。


フィジエフはカザフスタン生まれで、育ちはキルギス。現在は父親の地であるアゼルバイジャン国籍を有すストライカーだ。そのキルギスで11歳の頃からはじめたムエタイで国際的な活躍を見せ、2017年にはバンコクのムエタイエクストリーム大会にて、当時ルンピニースタジアムスーパーウェルター級王座を返上したばかりのヨドパヤック・シッソンピーノンからKO勝利を収めるなどの実績を挙げている。

同時に韓国のRoad FCなどMMAでも活躍し、プロ5戦全勝の戦績をもって2019年からUFC参戦。初戦は敗れたもののその後連勝を重ね、昨年9月には元ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスと5R戦で対決、最終Rに左フックをスマッシュヒットさせてKO勝利を挙げた。

続いて今年3月には当時ランキング3位のジャスティン・ゲイジーと3R戦で激突。事前の期待を裏切らないMMA最高レベルの打撃戦にて序盤は互角以上に渡り合ったものの、最終Rに失速してジャブやアッパーを被弾、0-2で惜敗している。

対するガムロはポーランド出身のグラップラー。10歳の頃に始めたレスリングではポーランドのジュニアナショナルチームの一員として国際的に活躍し、2012年にMMAデビュー。2016年5月にはフランスの寝技師マンスール・ベルナウイを倒してプロ11戦無敗のままKSWライト級王座に就いた。

(C)KSW

2018年12月にはクレベル・コイケとのフェザー級王座決定戦に臨み、クレベルの下からの仕掛けを完封して判定勝利して二冠王に輝いている。

ちなみにグラップリングにおいてもADCCヨーロッパ大会では複数回優勝を果たし、2019年にはADCC世界大会にも出場するも、初戦で3位入賞したゲイリー・トノンにチョークで敗れている。

KSWでノーマン・パークとの因縁に蹴りをつけ、コロナ禍の2020年10月からUFCに参戦開始。フィジエフと初戦は惜敗したもののその後連勝を重ねてランキング入りし、昨年10月の6位のベニール・ダリューシュ戦に臨んだ。1Rはポジションが目まぐるしく入れ替わるハイレベルグラップリング戦にて優位に立ったガムロだが、2Rから戦法を変えたダリーシュにテイクダウンを切られ、3Rに左ストレートでダウンを奪われ判定0-3で敗れた。

ガムロはその後、今年3月には僅か10日前のオファーを受けてランキング10位のジェイリン・ターナー戦に望んだ。ライト級屈指の長身ストライカーの繰り出す打撃を捌いてテイクダウンを何度も決め、2-1と判定は割れはしたもの実質完勝した。

現在ちょうど似たような立場にある──ともにランキングを上げてきたところで、上位勢の壁に跳ね返されてからの復活を狙う──両者の対決のきっかけは、実はSNS上で生まれている。5月末にフィジエフがツイッター(現X)上にて「8月に俺のダンスパートナーになるやつはいないか?」と英語で投稿したところ、それに真っ先に反応して「9月に5Rでやろう」と書いたのがガムロだったのだ。

フィジエフも早速応じて「9月でもいいぞ、兄弟よ。でも俺は3Rで疲れてしまうんだ。なぜ5Rを望む? 俺たちは友人だろ?」とユーモアある返答を返す。そこでガムロは「俺たち2人はメインイベント(=5R制)に出る資格があるし、ファンも25分間テクニカルヴァイオレンスを楽しむ資格があるじゃないか」と返し、熱心なファンたちが喜ぶ中で両者の対戦の機運が盛り上がり、実現に至ったのだ。

中央アジアと東欧出身の両者が、SNSで互いに母国語ではない英語を用いて対戦の契機を作ってしまうところに、21世紀のMMAの現実がある。ちなみにフィジエフの投稿に対して、実は以前フィジエフに敗れたヘナート・モイカノも「ぜひリマッチをやりたい」と反応をしたのだが、フィジエフがこちらに興味を示すことはなかった……。

そんな両者の対決は、誰もが考えるように典型的な「ストライカー対グラップラー」の構図となるのか。つまり、重心が低く腰の重いストライカー、フィジエフの強烈な打撃をガムロがいかにかいくぐってテイクダウンに入るか、逆に強力なレスリング系グラップラー、ガムロの多彩かつ執拗なテイクダウンをフィジエフがいかに凌いでスタンド戦に持ち込むかが鍵となる。

実際フィジエフも「この試合で、ガムロのようなエリートレスラーのテイクダウンを自分が止められるのかどうか、ぜひ知りたいと思う。今回のキャンプの焦点もそこに置いたよ。さらに、もし100回倒されても、101回立ち上がることをテーマとしてやってきたよ」と、──よく考えると立ち上がる回数は1回余計に多いのだが──力強いコメントをしている。

その際特に注目したいのは、フィジエフの蹴りの使い方だ。卓越したスピードを活かし左右からの強力な打撃を繰り出すフィジエフだが、特にオーソドックスからの右足の蹴りはミドル、ハイ、前蹴りとどれも抜群のキレを誇り予測が困難だ。これを警戒してガードが下がり気味となった相手に放つ左フックの威力は凄まじく、モイカノやドス・アンジョスを1発で沈めている。

前回のターナー戦では蹴りのタイミングを見切ってのテイクダウンを見事に決めたガムロ。パンチからテイクダウンにつなげる動きも得意としており、「フィジエフとの打撃の交換も恐れない」と自信をのぞかせている。

グラップリングMMAから、KSW後期にはジャブを多用するタッチキックボクシング的なMMAにスタイルチェンジをし、UFCでは原点回帰といえるグラップル勝負に戻ったガムロは、組むと見せて間合いを外す術も有している。とはいえ、フィジエフの蹴りはこれまで戦ってきたどの相手によりもはるかに速く鋭く強烈だ。そんなフィジエフの蹴りにいかに対処するのか、着目したい。

もう一つのポイントは、上述のSNSでのやりとりでも触れられていた通りフィジエフのスタミナだ。瞬発系ストライカーのフィジエフは、はじめての5R戦となったドス・アンジョス戦では4Rに動きが落ち、それまでは許さなかったテイクダウンを取られる場面があった。

5R早々に凄まじい爆発力を発揮して圧巻のKO勝利を収めたものの、もし最終R中盤まで試合がもつれ込んだ時、同じ動きができたかは分からない。そして前戦でのゲイジー戦でも、フィジエフは最終3Rに失速。それまでもらわなかったパンチを被弾し、最後は焦って前に出て強引に振った左フックをゲイジーに見切られてテイクダウンを許したことで、──実際にはきわめて接戦だったものの──「完敗」という印象を大きくしてしまった。

対するガムロはスタミナに絶対の自信を持ち、そのテイクダウン力は試合後半においても簡単には落ちないと見ていいだろう。切られても執拗に手を変え、品を変えテイクダウンを試み、組み伏せるのがその真骨頂だ。試合が長引いてフィジエフのスピードが落ちてくれば、それだけガムロが自分の得意なフィールド=グラウンドに試合を持ち込むチャンスは大きくなる。

また、フィジエフが蹴りを警戒させてのパンチを得意とするように、ガムロもテイクダウンを警戒させての強烈な右の一撃を持っている。

もっともフィジエフもそのへんは百も承知のはず。「前回のゲイジー戦では、自分の感情をコントロールすることを学んだよ。あの試合では、ファンをもっと沸かせたいという気持ちに任せて戦ってしまった」と語るフィジエフは、より冷静かつ計算づくに、そしてスタミナにも留意してガムロを攻略しにかかることだろう。

極上のストライカーとグラップラーの両者によるMMAならではの──最高峰のせめぎ合いを堪能したい。

■視聴方法(予定)
9月24日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN228対戦カード

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(アゼルバイジャン)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
ダン・イゲ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ロドリゲス(ブラジル)
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
AJ・フレッチャー(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ヒカルド・ラモス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
ダニエル・アルゲータ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
コディ・ブランデージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コレアー(米国)
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)

<女子ストロー級/5分3R>
井上魅津希(日本)
ハナ・ゴールディ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
モンセラート・レンドン(メキシコ)
タミレス・ヴィダウ(ブラジル)

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o UFC キック ブライアン・バトル

UFC292:第3試合・アンドレ・ペトロスキー vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

ペトロスキーはUFCデビューから4連勝中。TUF29に出場し、準決勝で優勝したブライアン・バトルに破れたが、ワンマッチで同じTUFキャストとの対戦が組まれて1RパウンドでKO勝ち。さらに続く2戦も肩固め・アナコンダチョークで勝利すると、前戦はUFC3勝3敗で柔術黒帯のグラップラー・ウェンリントン・トゥルマン相手にグラウンドで上を取って攻め、キャリア初の判定となったが勝利している。バックボーンはレスリング。UFCと契約後にもグラップリングの試合に精力的に出場している。32歳。

マーシャートはUFC10勝8敗で、10勝はすべてフィニッシュ勝利。グラップラーで一本勝ちが多い一方、攻めが雑でポジションを悪くし一本を取られたりもする。打撃でも積極的に攻めるが、逆にKO負けすることも多い。ランカークラスには及ばず、中堅ファイターにとどまっているうちに、35歳とベテランの領域に入っている。

マーシャートがパンチを入れていく展開。ペトロスキー飛び込んでパンチの連打をヒット。また飛び込んでパンチを放つが、バックステップしてかわすマーシャート。パンチを出していくマーシャートだが、ディフェンスが甘くパンチを貰いそうな打ち方。残り1分でマーシャートのアイポークがありタイムストップ。再開。残り30秒でペトロスキータックル。倒したがマーシャートしたから足を絡める。横三角的な形だが、特に絞まってはいない。ペトロスキーも無理に外そうとはせず、そのままホーン。

1Rは両者手数が少ない。パンチをまとめていたのはペトロスキーだが。テイクダウンはしたものの、そこからの攻めもなし。

2R。手を出していくマーシャート。スピードはないがヒットしている。ペトロスキーシングルレッグ。しかし切られた。出てきたペトロスキーにマーシャートの左がヒット。ペトロスキーのカーフキックでちょっとぐらついたマーシャートだが、キャッチしてパンチを入れた。マーシャートパンチを出して出ていく。ペトロスキーもパンチを返す。パンチの威力ではペトロスキー。マーシャートパンチのフェイントからタックル。しかし倒せず離れた。残り1分。ペトロスキーの右がヒットしマーシャートダウン!すぐに上になりパウンド!しかし下からタックルに入り凌いだマーシャート。立つが動きが鈍い。さらにパンチで出るペトロスキー。マーシャートのタックルを潰すとバックに回り強いパウンドを一発。ホーン。

2Rペトロスキー。

3R。ペトロスキーの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたマーシャート。ペトロスキー下から三角。しかし防いで上をキープするマーシャート。ペトロスキーのガード。マーシャート上から肘。ペトロスキーの三角を防いだマーシャート。ペトロスキー亀に。バックには回らせない。立ってスタンド。マーシャートパンチで出る。ハンドスピードはないがヒットしている。ペトロスキーもパンチを打ち返した。ペトロスキーの左をかわしてマーシャートの左がヒット。ペトロスキーシングルレッグ。倒されたが首を悪化得てギロチンを狙う。さらに三角。しかし膝でガードを割って防いだペトロスキー。ハーフからペトロスキーがギロチンに抱える。マウントに。マーシャート下から両脇を差して立った。残り30秒。打撃で出るマーシャート。ペトロスキーも打ち返している。ケージに詰めてラッシュ。タイムアップ。

3Rマーシャート。1R次第。

29-28、28-29、29-28のスプリットでペトロスキー勝利!

ペトロスキー、僅差ではあったがUFCデビュー以来の連勝を5に伸ばした。

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MMA o UFC   イアン・ギャリー カーロス・アルバーグ ジャイルトン・アルメイダ ブライアン・バトル マット・ブラウン

『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』パフォーマンスボーナス

◆丸美屋 麻婆茄子の素 こってりみそ味 180g【10個セット】


 UFCが『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ジャイルトン・アルメイダ、イアン・ギャリー、カーロス・アルバーグ、マット・ブラウン


 4選手には各5万ドルのボーナス。


 また、デイナ・ホワイトによるとブライアン・バトルにも5万ドルのボーナスが支払われるとのこと。バトルは前日計量で173ポンドと計量ミスしていましたが、ゲイブリエル・グリーンに僅か14秒でKO勝ちしたことが評価されたようです。続きを読む・・・
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【UFC ABC04】体重オーバーのブライアン・バトルが、14秒でゲイブ・グリーンをKO

<173ポンド契約/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
Def.1R0分14秒by KO
ゲイブ・グリーン(米国)

バトルの体重オーバーで、キャッチウェイト戦となった一戦。佐藤天をハイキックでKOしているTUFウィナーだが掛け率では劣勢のバトルは、ワンツーとローのコンビで前に出てきたグリーンに下がらされる。バトルはケージに詰まると、そのままパンチを振るうグリーン。右を被弾しながら左右のフックを振るったバトルは、右をグリーンに打ち込む。この一発で後方に倒れたグリーンに、パウンドを落としたバトルが14秒KO勝ちを地元シャーロットで決めた。


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【UFC ABC04】ポティエリアと対戦、アデサニャの同門カーロス・アルバーグ「力に頼った打撃はできない」

【写真】スクショを撮る際に、この笑顔になった理由は…… (C)MMAPLANET

あと10分でスタートするUFC on ABC04「Rozenstruik vs Almeida」。ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される同大会で、カーロス・アルバーグがイホール・ポティエリアと対戦する。

イスラエル・アデサニャの同門。NZ最大の1dayキックトーナメント=King in the Ringを揃って2階級制覇したアルバーグが、先のアデサニャ✖ポアタンをどのように見ていたのか。キックとMMAの違いを熱心に話してくれた。


──イホール・ポティエリアと今週末に対戦します(※取材は10日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じだよ。ノースカロライナにやってきて、減量に向けてウオーターローディングをやっていて、まだ幾分体重を落とさないといけないけど順調だよ」

──カーロスはマオリの血が入っているようですが、マーク・ハントやレイ・セフォーというファイターと違いスリムな感じがしていたのですが、減量は厳しい方なのでしょうか。

「今回、いつものファイトキャンプよりちょっと体重が重くて。ここ3日は、水分とフルーツで過ごしてきた。計量の前日の昼からはフルーツを食べるのもやめる。でも、まぁ僕もマオリ族ってことだよ。でも今ではポリネシアンは太ってしまったけど、本来は筋肉隆々で引き締まったボディをしていたんだよ(笑)」

──なるほど(笑)。ところで4月にチームメイトのイスラエル・アデサニャが、アレックス・ポアタンを破り王座返り咲きに成功しました。両者揃ってキックの強豪、カーロスもまたイスラエルと同様にKING in The Ringの2階級王者からMMAに転じました。同じ元キックボクサーとして両者の打撃をどのように見ていましたか。

「興味深いよね。MMAとキックボクシングは距離も角度も違う。力に頼った打撃ができない。それがMMAの特徴だ。とにかくバランスを崩さないで戦う必要がある。テイクダウンがあることを、一瞬たりとも忘れてはいけない。そしてポアタンは組まれるのが嫌なまま戦っていた。僕らはそんなことはない。チームではしっかりとレスリングに取り組んでいるから。

イスラエルとポアタンの一番の違いは、MMAのバランスを理解して戦っているかどうか。そこだと思うよ。僕らもレスリングや柔術で攻めるには至っていないけど、防御に関しては十分にMMAに対応できるようになってきた。結果、100パーセントの打撃を使うことが可能になる」

──カーロスはキックボクシンググローブからMMAグローブに変わることで、パンチの意識も変わりましたか。

「そうだね。MMAグローブではしっかりと拳頭を正確に相手に当てる必要がある。グローブのどこかが当たれば良いというパンチは出せない。それにボクシンググローブではタッチできていたパンチが、小さなグローブだと届かない。僕はこの僅かな差に苦しんだ。届くと思ったパンチが、最初の頃は届かなかった。グローブの違いで、レンジが変わったんだよ。ホント、小さな違いが大きな問題だった。

大体キックボクサーとレスラーや柔術家は持っている武器が違うから、そのまま戦えるわけがないからね。防御も変わる。顔を守っていても、MMAでは隙だらけになってしまう」

(C)Zuffa/UFC

──そんななか対戦相手のポティエリアは荒いボクシングを使います。

「トリッキーなサウスポーだから、十分に警戒しないといけない。若くてハングリーなファイターは、何をやってくるのか分からないところがあるからね。あれだけのレコードを持っているということは、それだけ力があるということだし。プレリミで一番エキサイティングな試合になるだろう。ホント、メインカードに昇格してほしいよ。

これまでMMAに慣れるために色々と試しながら戦ってきたけど、もう自分の戦い方が確立できてきた。武器も増えたし、強力になった。この試合に勝って、いつでもトップ15と戦えるということを示したい。そして、大金を稼がないとね。その準備はできているよ」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC on ABC04計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャルトン・アウメイダ: 231ポンド(104.78キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
イホール・ポティエリア: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・モロノ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170ポンド(77.11キロ)
コート・マクギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 254ポンド(115.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
コディ・ステーマン: 139ポンド(63.04キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 139.5ポンド(63.27キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
マンディ・ボーム: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バトル: 173ポンド(78.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
タイナラ・リスボア: 134ポンド(60.78キロ)

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『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』前日計量動画/ナタン・レヴィ vs. ピート・ロドリゲスが中止に

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 『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』で予定されていたナタン・レヴィ vs. ピート・ロドリゲスが中止になったとのこと。レヴィによるとロドリゲス陣営から158ポンド契約を要求されて同意したものの、その後160ポンド契約を要求されてこれも飲んだそうです。しかしロドリゲスが162ポンドで減量を止めてしまったことから中止になったとのこと。レヴィは「彼は自分のキャリアを台無しにしたしプロ失格だ」と激怒しています。



MAIN CARD (ABC/ESPN+, 3 p.m. ET)

・Jailton Almeida (231) vs. Jairzinho Rozenstruik (265)
・Anthony Smith (205.5) vs. Johnny Walker (205.5)
・Ian Machado Garry (170.5) vs. Daniel Rodriguez (170)*
・Ihor Potieria (204.5) vs. Carlos Ulberg (204.5)
・Tim Means (170.5) vs. Alex Morono (169.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 11:30 a.m. ET)

・Matt Brown (170) vs. Court McGee (170.5)
・Chase Sherman (254) vs. Karl Williams (239.5)
・Douglas Silva de Andrade (139.5) vs. Cody Stamann (139) – 140-pound contract weight
・Mandy Bohm (126) vs. Ji Yeon Kim (126)
・Bryan Battle (173)* vs. Gabe Green (170.5)
・Jessica-Rose Clark (135.5) vs. Tainara Lisboa (134)

 前日計量結果。メインカードはダニエル・ロドリゲスが2度目の計量でクリア。プレリミナリーカードはブライアン・バトルが173ポンドと2ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. ジャイルトン・アルメイダはホーゼンストライク支持2人、アルメイダ支持9人。

・アンソニー・スミス vs. ジョニー・ウォーカーはスミス支持6人、ウォーカー支持5人。

・ダニエル・ロドリゲス vs. イアン・ギャリーはロドリゲス支持3人、ギャリー支持8人。

・カーロス・アルバーグ vs. イホール・ポテーリャはアルバーグ支持10人、ポテーリャ支持1人。

・アレックス・モロノ vs. ティム・ミーンズはモロノ支持8人、ミーンズ支持3人。続きを読む・・・