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45 AJ・ドブソン MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN53 エドマン・シャバジアン

【UFC ESPN53】先に打撃を効かされたシャバジアンが左フック→ヒジ&パウンドでドブソンに逆転勝利

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
Def.1R4分33秒by TKO
AJ・ドブソン(米国)

シャバジアンが右カーフ、ドブソンが鋭いワンツーからパンチをまとめる。シャバジアンは変わらず右カーフを蹴るが、ドブソンがジャブを突き刺して、右ストレートまでつなげる。シャバジアンはバックステップしながら左フックを狙うが、ドブソンのパンチの回転が速い。ローの蹴り合いからドブソンがワンツー。右ストレートを効かせると、シャバジアンのシングルを切って左フック。続けざまにシャバジアンの右に右を合わせる。

ここはシャバジアンが左わきを差して大内刈りでテイクダウンする。立ち際にバックを狙うシャバジアンだが、スクランブルで上になるのはドブソン。インサイドガードでトップキープする。シャバジアンはガードから腕十字を狙いつつ、ヒジ打ちも入れる。ケージに背中を預けて立ちがるシャバジアン。四つ組からバックを狙いつつ、テイクダウンを狙うが、ドブソンが離れる。

ドブソンがローを蹴ってパンチで前に出ていくが、シャバジアンが近距離で左フックを効かせると、ドブソンが崩れ落ちる。シャバジアンがハーフガードからパウンドとヒジを連打し、レフェリーが試合を止めた。


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45 AB AJ・ドブソン BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL UFC UFC ESPN53 アマンダ・ヒーバス アンドレ・リマ カート・ホロボウ キャメロン・サーイマン コディ・ギブソン ジュリアン・エロサ スティーブン・グウェン トレイ・オグデン ヒカルド・ラモス ビリー・クゥアンティロ フェルナンド モハメド・ウスマン ヤルノ・エレンズ ルイス・パフエロ ローズ・ナマジュナス

【UFC ESPN53】37歳でUFCと3度目の契約。不死鳥カート・ホロボウ「愛するファイトを追いかけてきた」

【写真】マスト・リスペクト。人生として、こういう生き方ができれば最高だ(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、これから2時間後にスタートするUFC ESPN53「Ribas vs Namajunas」。ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われる同大会でカート・ホロボウがトレイ・オグデンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2013年、26歳の時にUFCにリリースされた。2019年、2度目のリリースは31歳の時だった。そして昨年のTUF31に37歳にして優勝を飾り、3度目のUFC契約を果たした。それだけでも奇跡的なカムバック劇、30歳を超えてUFCを追い続けてきた男のファイト・ヒストリー――カート・ホロボウに初インタビューを試みた。



――トレイ・オグデンと今週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は20日に行われた)。

「最高だよ。良いマッチアップだし、人生でも最高の部類のシェイプを誇っている。準備は完璧に整っているよ」

――日本のファンがカートの存在を認識するようになったのは、Titan FCでJZ・カルバンことジェシアス・カバウカンチに勝利した頃からだと思いますが、すでに一度UFCで戦った後でした。2013年にUFCで戦い、JZ戦後の2018年にコンテンダーシリーズ参戦を経て2度目の契約。いずれも勝利を挙げられず、去年のTUF31で3度目のUFC契約を果たしました。36歳でUFCとの契約はもうミラクルかとも思えるのですが、カートはなぜそこまでUFCにこだわってきたのですか。

「UFCは世界最大のMMAプロモーションで、世界最大のプラットフォームを持っている。世界のベストが集まるのがUFCだ。UFCで戦う限り、自分が世界でベストの1人だと思える。UFC以外では勝ち続けても、UFCではそうではなかった。UFCで結果を残したかったんだ。Titan FCでもXFCでもUFCレベルの強い選手と戦ってきたしね。TUFに出場できたのも、36歳になっても試合を続け、UFCを目指し続けてきただけでなく、そのレベルにあったからだと思っている。試合に勝ち続け、フィニッシュし続けていたから」

――確かにカートは2019年にUFCにリリースされて以降、ローカルショーからTUFフィナーレまで全試合でフィニッシュ勝利を挙げていますね。それにしても30歳を超えて、BellatorやPFLという他のメジャーオーガニゼーションで戦おうという気持ちにならなかったですか。

「とにかくマネージャーとは、ベストオファーが何かを考慮して一緒にやってきた。BellatorとPFLに関しては、PFLでは戦う機会はあったのは事実だ。正直をいえばUFCで2度目のリリースの憂き目にあった時、もう31歳だった。UFCで戦うチャンスは絶対にないと思っていた。だからBellatorで勝ちたいと考えた時もあったよ。ただえさえUFCから一度リリースされて、戻ることは簡単じゃない。それが僕の場合は2度も失敗したんだから。

あの時はマネージャーとWIN WINになる契約を結びたいとも話した。BellatorだってPFLだって大きなプロモーションだからね。とにかく戦い続けること。諦めないで試合を続け、得られたチャンスを生かすことだけを考えるようになった」

――2度目のリリース後も戦い続けることに対して、ご家族の反応はいかがでしたか。人生に夢は必要ですが、夢だけでは生きていくことはできないです。

「僕のファミリーは、僕がやりたいことを貫けるよう支えてくれた。一つ良かったのは、家族がMMAもそうだし、柔術をやっていてジムで毎日のように一緒に汗を流している関係にあったことだ。そしてUFC以外で戦う時も、イージーファイトはなかった。常にタフな相手と戦った。メインイベントでタフな相手との試合を続けた。プロモーションも若くて力のある選手が出てくると、元UFCファイターという肩書のある選手を越えさせようというマッチメイクをする」

――確かに。箔をつけるためのファイトですね。

「そうだ。そういうタフな状況でフィニッシュして勝つことで、自己証明を続けた。だからこそ、TUFで3度目のチャンスを得られ……それを生かして、今UFCで戦うことができている。何よりコレが本当に最後の勝負だと自覚している」

――UFCでの苦い思い出を払拭でき、上位進出を果たす自信はありますか。

「ここで過去と同じようなことを繰り返すと、もう終わりだ。自分の力を証明する最後のチャンスだ。そういうなかでTUFでフィニッシュ勝利を続けることができたことは、確かな自信になっている。強い相手と戦い続けることができ、勝ち続けることができた。ファイターとして成熟してきたと思っているよ。このまま勝ち続け、ランキング入りを果たし……その結果としてタイトルショットまでたどり着けるよう戦うだけだよ」

(C)Zuffa/UFC

――では今週末に戦うオグデンの印象を教えてください。

「堅実なファイターだ。どの局面でも過不足戦えるけど、特別なモノはない。でに試合内容を予想するなんて無意味だ。常に自分のやるべきことをやりきる。1試合、1試合、それを続けること。土曜日の夜も同じだ。相手と向き合い、触れ、拳が交錯し、自分のやるべきことが分かってくる。これまで通り、ファンが喜ぶファイトをしたいね。

そして同世代……いや年齢に関係なく、日々を生き抜くことに一生懸命な人達に勇気を与えることができれば嬉しい。何が起ころうとも、僕は諦めずにやってきた。勝っても、負けてもリリースされても、諦めることはかった。自分の愛するファイトを追いかけててきた。自分のやりたいことを続けきた。そんな僕の試合を視ている皆も、同じように愛することに没頭して、楽しい人生を送って欲しい。皆に喜んでもらう戦いをする。僕の試合を楽しんでほしい」

――カート、話を聞いているだけでも明日への活力を与えてもらったと思えます。ありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。いつの日かUFCが日本で大会を開くとき、そのトラベル・リストに僕の名前があるようプッシュしてほしい。ブラジルとロシアで戦った。戦いたいと思った国で戦うことができた。残されているのは日本、日本で戦うことだけなんだ」

■視聴方法(予定)
3月24日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN53対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイオン・タルボット(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・パフエロ(ペルー)
フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
カート・ホロボウ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
ジュリアン・エロサ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
コディ・ギブソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・グウェン(米国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

<女子バンタム級/5分3R>
モントセラ・レンドン(メキシコ)
ダリア・ジリシニコワ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
イゴール・セヴェリーノ(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)
ミック・パーキン(英国)

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AJ・ドブソン Column JP・ベイス MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN51   イアズミン・ルシンド カブ・スワンソン ジェイミー・ピケット ジュリアナ・ミラー タフォン・エヌシュクウィ テレンス・マッキニー ハファエル・ドスアンジョス ブラック ポリアナ・ヴィエイラ マイク・ブリーデン マルティン・ブダイ マーカス・マギー ルアナ・サントス ヴィセンチ・ルケ

【UFC ESPN51】試合結果 進む身体代謝──を許さず、カブ・スワンソンが踏み止まる判定勝ち

【写真】23歳ルアナ・サントスが第1試合でUFC初陣をKO勝ちで飾った(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFC on ESPN51「Luque vs Dos Anjos」が開催された。

メインでヴィセンチ・ルケがハファエル・ドスアンジョス越えを果たし、コメインでカブ・スワンソンが微妙な判定ながらハキーム・ダラドゥを跳ね返しベテランが意地を見せた同大会は、プレリミ7試合が全てフィニッシュ決着となっている。。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト: カリル・ラウントリー、イアズミン・ルシンドマーカス・マギー、デイモン・ブラックシアー

UFC ESPN51
<ウェルター級/5分5R>
○ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)5R
判定
詳細はコチラ
×ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
○カブ・スワンソン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
<ライトヘビー級/5分3R>
○カリル・ラウントリー(米国)1R2分40秒
KO
×クリス・ダウカウス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○イアズミン・ルシンド(ブラジル2R3分42秒
肩固め
詳細はコチラ
×ポリアナ・ヴィエイラ(ブラジル)
<189.5ポンド契約/5分3R>
○AJ・ドブソン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×タフォン・エヌシュクウィ(カメルーン)
<189ポンド契約/5分3R>
○ジョシュ・フレムド(米国)3R
判定
×ジェイミー・ピケット(米国)
<バンタム級/5分3R>
○マーカス・マギー(米国)1R2分19秒
KO詳細はコチラ
×JP・ベイス(南アフリカ)
<ライト級/5分3R>
○テレンス・マッキニー(米国)1R1分25秒
TKO
詳細はコチラ
×マイク・ブリーデン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アイザック・ドルギャリアン(米国)1R4分48秒
KO
×フランシス・マーシャル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○マルティン・ブダイ(スロバキア)1R4分11
キムラ
×ジョシュ・パリジアン(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ジャケリン・アモリン(ブラジル)3R3分41秒
KO
×モントセラ・ルイス(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
○デイモン・ブラックシアー(米国)3R
判定
×ホゼ・ジョンソン(米国)
<女子フライ級>
○ルアナ・サントス(ブラジル)1R3分41秒
KO
×ジュリアナ・ミラー(米国)
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AJ・ドブソン MMA MMAPLANET o Report UFC UFC ESPN51 タフォン・エヌシュクウィ ブログ

【UFC ESPN51】決定打のない打撃戦→ドブソンがエヌシュクウィからTDを奪いオクタゴン初勝利

<ミドル級/5分3R>
AJ・ドブソン(米国)
Def3-0:.29-28.29-28.29-28.
タフォン・エヌシュクウィ(カメルーン)

前日計量でエヌシュクウィが189.5ポンドと計量オーバーとなっている(ドブソンは185.5ポンド、タイトル戦以外は1ポンドオーバーまで認められている)。

ドブソンが距離を詰めて、右を振るった。サイドに回ってかわしたエヌシュクウィとローを打ち合う。ドブソンの左ミドルに対して、エヌシュクウィが左ジャブを突く。さらに左ボディストレートから右ロー、右ミドル。ドブソンも表情を変えずに距離を詰めていくも、エヌシュクウィの右カーフキックを受けてしまう。次第にエヌシュクウィの右カーフキックのヒット数が増える。

ドブソンのワンツーをブロックしたエヌシュクウィが右カーフキックを効かせる。ケージ中央で左ミドルを当てたエヌシュクウィは、ドブソンの蹴り足をキャッチして足払いの体勢に入るも、これは決まらず。エヌシュクウィが上下にジャブとローを散らすなど、元WKAキックボクシング王者らしい展開を見せる。しかし残り10秒でエヌシュクウィの左ミドルをキャッチしたドブソンが、そのままグラウンドに持ち込み背中を着かせて初回を終えた。

2R、ここでもドブソンが距離を詰めてローを放つ。エヌシュクウィはワンツーから右カーフへ。互いにローとワンツーを主体に進めるも、決定的な打撃を当てることはない。ドブソンの左ローをすくったエヌシュクウィが右スイングを当てた。打撃の交錯からドブソンが組みつき、両腕を差し上げてエヌシュクウィをケージに押し込む。しかしエヌシュクウィが差し返してケージから離れた。

互いに早いジャブ、ワンツー、ローを見せるがクリーンヒットはない。ドブソンが前に出るとエヌシュクウィが右ロー、右カーフキックを打って離れる展開が続く。ドブソンの左ミドルをキャッチしたエヌシュクウィが右ストレートを伸ばすも、ドブソンの顔面には届かず。1Rと同様、ドブソンが残り10秒でテイクダウンを狙うも倒せず。ラウンド終了と同時に、何か会話があったのか両者が笑顔を見せるが--

最終回、ドブソンが左ハイを見せた。互いにフェイントを見せるも実際の打撃に繋がらない。パンチを繰り出しても届かず。ローを出し合う展開の中、右ローをすくわれたエヌシュクウィがバランスを崩し、ドブソンがトップを奪って背中を着かせた。エヌシュクウィはハーフガードで守る。右腕を差し上げて抑え込むドブソンがエヌシュクウィをケージ際まで運ぶ。

エヌシュクウィはエビを打つもボトムから脱することはできず。フルガードに戻し、下からドブソンを抱える。ドブソンも一旦離れてから、再び飛び込んだがエヌシュクウィがフルガードに。足を効かせて離れようとしたエヌシュクウィに対し、ドブソンはバックに回って試合を終えた。

裁定はユナニマスでドブソンの判定勝利に。DWCS出身のドブソンは、本戦3戦目でUFC初勝利を得た。


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AJ・ドブソン JP・ベイス MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN51 カブ・スワンソン クロン・グレイシー シャーウス・オリヴェイラ ジェイミー・ピケット ジュリアナ・ミラー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー チェ・ドゥホ テレンス・マッキニー デモン・ブラックシアー ハファエル・ドスアンジョス フアン・アルチュレタ フランキー・エドガー ブライアン・オルテガ ブラック マイク・ブリーデン マックス・ホロウェイ マルティン・ブダイ ヴィセンチ・ルケ 髙谷裕之

【UFC ESPN51】WEC&UFCで16年、カブ・スワンソン「可能な限り、最もレベルの高い場所で戦いたい」

【写真】ジェンス・パルバー、髙谷裕之、ジョゼ・アルド、チャド・メンデス、シャーウス・オリヴェイラ、ダスティン・ポイエー、フランキー・エドガー、マックス・ホロウェイ、川尻達也、チェ・ドゥホ、ブライアン・オルテガ、クロン・グレイシー、ギガ・チガゼ──とんでもない面々と戦い続けてきた(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexでUFC on ESPN51「Luque vs Dos Anjos」が開催され、コメインでカブ・スワンソンがハキーム・ダラドゥと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ブラジリアン同朋対決、近距離の打撃の交換上等のビセンチ・ルケと柔術とレスリング、そしてムエタイの融合=ハファエル・ドスアンジョスのウェルター級戦がメインの同大会。

MMAデビューから19年、キャリア20年目を迎えたスワンソンは今年の11月で40歳を迎える。キャリア10戦目、2007年にWECと契約を果たすと──軽量級最高峰からUFCに転じ、16年間も最高の相手と戦い続けてきた。WECで5勝3敗、UFCでは13勝9敗。決して綺麗でないレコードを見て分かるように、タフな試合の連続にも関わらずオクタゴンで戦い続けているスワンソンに、長年戦続けることができる秘訣とMMAに賭ける想いを尋ねた。


――カブの試合を初めてライブで取材させてもらったのは、2007年12月。WECでのジェンス・パルバー戦でした。あれから16年が過ぎて、今もUFCで戦い続けている。本当に尊敬します。

「ありがとう。今も他の選手と競い合うことが好きでたまらないんだ。自分の力でソレが可能な限り、最もレベルの高い場所で戦いたいと思っている。そうは言っても、近いうちにキャリアを終えることは間違いない。でも、少しでも子供達に自分が戦っているところを見せて、彼らの記憶に残るようにしたいんだよね。その後は指導に専念したいと思っている」

──2017年から2019年にかけて4連敗という苦しい時を過ごしましたが、その際も引退は考えなかったですか。

「あの時は、ジムでの練習で日々成長しているのに結果に表れず、凄くフラストレーションが溜まっていた。もっとやれると信じていたから、あの時期に引退を考えたことはないよ。ただ勝利を欲していた。と同時に、少しゆっくりしないといけないことを学んだ。

結婚して、3人の子供ができ、ジムをオープンした。人生の大きな転換期にあって、それまでのようにスムーズにモノゴトを進めることができなかった。ただし、あの日々があって今の僕があると思っているよ」

──そのような時を経て戦い続けるうえで、40歳を迎えようとする今も戦い続ける。その目標をどこに置いているのですか。

「根底にあるのは、絶対的に楽しむということ。3カ月後に40歳になる今回のファイトは、今後のことを考えるうえでも大切になってくる。でもね40歳の誕生日、妻とこれからの人生について楽しく話していることは間違いないよ(笑)」

──これまで本当にタフな相手と戦ってきて、そのなかには髙谷裕之、川尻達也という日本を代表するファイターも含まれています。その両者も既に引退して、後進の育成や地域社会に根付いて健康促進という第二の人生を歩んでいます。そんな彼らとあれだけ激しい試合をしてきたカブが、今もこれだけのコンディションをキープしているのは驚異的です。

「ありがとう。ずっと20代の選手たちとトレーニングをして、同じようにハードに体を動かしている。加えてそれだけの練習をするから、体のケアをしてリカバリーしっかりとしている。今も以前のように練習できるのは、コンディションをキープできていることが大いに関係しているはずだ。現役として、最後の時間をしっかりと過ごせているし、そこは本当に感謝している。体がいうことをきかなくなるまで、続けることはないからね。

それにファイト自体、若い頃と比較するとただ前に出るだけでなく、引いても戦えることを学んだ。若い時はひたすら前に出てファイトすることに夢中だった。今も積極的に攻めるスタイルを続けるいるよ、それができるのも、スマートに考えることができるようになったからだ。今も攻めるスタイルを楽しめているよ」

──そして今週末には32歳、油の乗り切っているハキーム・ダラドゥと対戦します。彼の印象を教えてもらえますか。

「ウェルラウンディットな選手だ。危険な相手だよ、3Rを通じて自分のペースで戦い続けることできる。それがUFCでは1度もフィニッシュ勝利がないことに通じている。スタミナ配分をして、時間を使って戦う。ただし、そんな彼と戦うことでイライラすることもないし、惑わされることもない。ちゃんと自分の試合ができるだろう」

──既にカブは成熟したファイターなので、躍起になって攻めてくるファイターの方が隙を見つけやすいかと思います。ただし、あの待ちのスタイルと徹底して自分を崩さないところは逆に攻略しづらくないでしょうか。

「まぁ、皆がそれぞれのスタイルを持っているからね。そして、皆それぞれ弱点がある。その弱点をついていくことが、僕の戦いだ。彼の動きを研究して、この試合用の動きもあるけど、概ねいつも通りに戦って勝つつもりだ。

僕にはそれだけの経験がある。この階級のベストファイター達と戦ってきた。彼にはない経験を積み上げてきたきたからね。コメインイベントで戦うプレッシャーも彼は経験したことがない。僕はそういう状況で戦うことに慣れている。あの状況で戦うと、普段とは違う感情がわき上がってくるんだ。ハキムがそれをコントロールできるのか、オクタゴンの中で明らかになるよ」

──そのなかで、どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ベストバージョンのカブ・スワンソンを見せたい。それはいつも心掛けていることだ。少しでも前回の試合から、成長した自分でいたい。そして、これまでと同じように攻める戦いを進化させたい。そんな風に戦えなって、オクタゴンのなかで実感できればハッピーなんだ」

──カブ、今日はインタビューを受けてくれてありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「日本には2度行ったことがあるんだ。最高だったよ。これまでに訪れたなかで、最も気にいっている場所だ。できれば今年の大晦日、友人のフアン・アルチュレタの試合の時にまた日本に行きたいと思っている。フアンは日本に行くと、そのまま居着いて米国に戻ってきた時には、いつも体重が増えているんだよ(笑)。フアンと一緒に日本に行ければ良いね。最高のファンの皆に『ハイ』と伝えてほしい」

■視聴方法(予定)
8月13日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFC ESPN51計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ヴィセンチ・ルケ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ハファエル・ドスアンジョス: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン: 146ポンド(66.22キロ)
ハキーム・ダラドゥ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カリル・ラウントリー: 203.5ポンド(92.3キロ)
クリス・ダウカウス: 205ポンド(92.99キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィエイラ: 116ポンド(52.62キロ)
イアズミン・ルシンド: 116ポンド(52.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 189.5ポンド(85.95キロ)
AJ・ドブソン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョシュ・フレムド: 189ポンド(85.72キロ)
ジェイミー・ピケット: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーカス・マギー: 136ポンド(61.69キロ)
JP・ベイス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
マイク・ブリーデン: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル: 145.5ポンド(66.0キロ)
アイザック・ドルギャリアン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジアン: 266ポンド(120.65キロ)
マルティン・ブダイ: 266ポンド(120.65キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
モントセラ・ルイス: 113ポンド(51.25キロ)
ジャケリン・アモリン: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
デモン・ブラックシアー: 136ポンド(61.69キロ)
ホゼ・ジョンソン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジュリアナ・ミラー: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・サントス: 126ポンド(57.15キロ)

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AJ・ドブソン Brave CF IMMAF LFA MMA MMAPLANET o TJ・ディラショー UFC UFC280   アルジャメイン・ステーリング アルメン・ペトロシアン イスラム・マカチェフ カイオ・ボハーリョ ケイトリン・チューケイギアン シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ショーン・ブレイディ ダナ・ホワイト ニキータ・クリロフ ピョートル・ヤン ベラル・モハメッド マテウス・ガムロ マノン・フィオホ マルコム・ゴードン ムハマド・モカエフ 平良達郎

【UFC280】セレモニアル計量終了 プレリミ出場ダゲスタン系英国人モカエフもメイン級の声援集める

【写真】将来的に平良との対戦が実現することも十分にありうるモカエフ――凄まじい僧帽筋だ(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」のセレモニアル計量が21日(金・同)に同所で行われた。

昨日の会見以上にファンが集まったセレモニアル計量は、輪をかけてアラブ&ダゲスタンのイスラム連合の声援が大きくなっていた。


なかでもプレリミ2試合目のフライ級マッチでマルコム・ゴードンと戦うムハマド・モカエフ:への声援はPPVカード出場選手に見劣りしないものだった。

ダゲスタンで生まれ、幼少期を過ごしたモカエフは家族ともに英国に移住。英国籍も取得しているが、コーカサスの戦闘民族の血は確実に流れており、イギリスで始めたレスリングですぐに頭角を表し、パリ五輪候補ともいわれている。

IMMAFにユース時代から出場し、2度世界王者に輝くとアマMMA22連勝でバーレーンのKHKジム所属ファイターとなり、BRAVE CFでプロデビューを飾った。5連勝で今年の3月にUFCデビューを飾り、2戦目にはLFAフライ級王者だったチャールス・・ジョンソンを破っている。

そのモカエフ、大声援にすっかり気を良くしたのか、フェイスオフではゴードンに拳をつきつけ、ダナ・ホワイトが急ぎ割って入る場面も。

平良達郎のライバルになることは間違いないモカエフ、まだ喧嘩的な強さをオクタゴンの中で見せていたが、ゴードンを相手にしても淡々、堅実な試合展開に持ち込むことができるか――注目だ。

コメインのUFC世界バンタム級選手権試合は王者アルジャメイン・ステーリング、挑戦者TJ・ディラショーの両者にブーイングが送られるという珍しい状況に。

フェイスオフで激しく言葉を交わした両者、まずディラショーが「俺はケージの中で勝負にしにきた。あのマ〇ーフ〇ッカーを眠らせるよ」と話すと、さらに大きなブーイングを浴びたステーリングは「アブダビ、皆、来てくれてありがとう。凄いカードが揃ったグレートなショーだ。明日は〇ザー〇ァッカーを倒す」とコメントした。

メインのUFC世界ライト級王座決定戦に出場するイスラム・マカチェフを大チャントで迎えた会場のファン。そのマカチェフとシャーウス・オリヴェイラはフェイスオフでは鼻が触れるまで超接近していた。

まずマイクを握ったマカチェフは「アブダビ、思い切り応援してほしい。インシャラーラー(アラーの意思があれば)」と短いマイクに、対してオリヴェイラは「ライト級のライオンは、まだ吠え続けている」とポルトガル語でまくしたてると、訳を待たずにステージを下りた。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC280計量結果

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
イスラム・マカチェフ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]TJ・ディラショー: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 127.5ポンド(57.83キロ)
マノン・フィオホ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド: 170ポンド(77.11キロ)
ショーン・ブレイディ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ: 185ポンド(83.91キロ)
カイオ・ボハーリョ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア: 206ポンド(93.44キロ)
ニキータ・クリロフ: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)
AJ・ドブソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135ポンド(61.24キロ)
カロル・ホザ: 135ポンド(61.24キロ)

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【UFC280】オフィシャル計量終了 ステーリングが雄叫び。TJ・ディラショーは水抜きの影響大??

【写真】エネルギーが漲っているような本計量だったアルジャメイン・ステーリング(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」のオフィシャル計量が21日(金・同)午前9時より、クラウンプラザホテル内ミーティングルームで行われた。

まず計量開始前に減量に問題があったとしてフェザー級のズベア・トホゴフ×ルーカス・アルメイダの中止が発表され、タイトルマッチ2試合を含む、12試合24選手が計量台へ。

女子フライ級でマノン・フィオホに戦うケイトリン・チューケイギアンがリミット125(+1)ポンドに対し、127.5ポンドで計量失敗となった。


その他のファイターは全員クリアーしており、メインで世界ライト級王座を賭けて戦う両者がいの一番に登壇し共に154.5でパスした。

昨日の会見時に比べると、イスラム・マカチェフはシャーウス・オリヴェイラよりも目のくぼみが目立ち、水抜きの影響がより強く感じられた。

一方、最も減量の影響が見られたのは、アルジャメイン・ステーリングの持つ世界バンタム級王座にチャレンジするTJ・ディラショーだった。

歩く姿も力なく、リミット丁度でパスしてもガッツポーズもない。うつむき加減でシャツを拾って、そのままステージを下りた。対してチャンピオンは、同じ135ポンドでパスの声を聞くと同時に大きく叫び声を挙げている。

もう一人シャウトしたのは、べニール・ダリューシュと対戦するマテウス・ガムロだった。やや時間を置き、ラスツーでステージに力を現したガムロは156ポンドのコールを受ける。

まず両手を高々と掲げたガムロはその手を振り下ろしつつ、ここからが本当の戦いの始まりと告げるような、雄叫びを見せたのだった。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■UFC280計量結果

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
イスラム・マカチェフ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]TJ・ディラショー: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン: 127.5ポンド(57.83キロ)
マノン・フィオホ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド: 170ポンド(77.11キロ)
ショーン・ブレイディ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ: 185ポンド(83.91キロ)
カイオ・ボハーリョ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア: 206ポンド(93.44キロ)
ニキータ・クリロフ: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)
AJ・ドブソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135ポンド(61.24キロ)
カロル・ホザ: 135ポンド(61.24キロ)

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【UFC280】マカチェフ人気一色。二番人気はヌルマゴメドフ!! オリヴェイラ&ステーリングは大ヒール

【写真】ファイトウィーク、公開イベントはこの会見から(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、UAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC 280「Oliveira vs Makhachev」の記者会見が20日(木・同)に同所で行われた。

Showdown weekとして、さまざまなUFC関連の催しが会場の外で実施されており、お祭り的な雰囲気だったアリーナ周辺。会見はロシア人ファンとローカル:ファンが一体化し、マカチェフ・サポート一色という空気で大いに盛り上がった。


メインカード出場10選手、プレリミからはベラル・モハメッドとショーン・ブレイディが出席し、1人ずつ登壇する形で会見はスタート。

まずパレスチナ系米国人のモハメッドが、米国大会では考えられない高いファンの支持を集めており、ブレイディには大きなブーイングが送られる。

質疑応答中もシャーウス・オリヴェイラやアルジャメイン・ステーリングにブーイングを送るファンに呼応し、何度両手を広げて煽るモハメッドの姿が確認されている。

べニール・ダリューシュと対戦するマテウス・ガムロはテンション高めでステージ上でTシャツを脱いで、ファンに投げ込む。

一投目はメディアシートにしか届かないと、わざわざ取り戻して、Tシャツを丸めて結い、二投目で目的を果たした。

ピョートル・ヤンも高い人気を誇る一方で、会場には欧州や米国、ブラジル人サポーターの姿もあり、対戦相手ショーン・オマリーにはブーイングだけでなく、かなりの声援が集まっていた。

グラサン、レザーのオマリーは「全ての局面で上回っている」とコメントした際、ヤンの表情は弱冠強張ったように見えた。

ヤンの天敵ステーリングは絶えることのないブーイングと野次のなかで、対戦相手のTJ・ディラショーのコメントに対し「聞こえない。男らしく堂々と話せ」とイチャモンをつける。

TJは「テストは口でするもんじゃない。『テスト、テスト、テスト1、2』って上手くいったか?」という返答をし、ファンの大声援を受けていた。

さらにライバルのヤンの隣に座っている状況には「今、この男のことは気にしてない。TJのことを考えている」と発言したステーリング、ここで会場はまたも大ブーイングに包まれることとなった。

オリヴェイラへの質問はブーイングでかき消され、マカチェフへの大声援で質問者が間を置く必要がある館内。体重超過でベルトを失ったオリヴェイラは「誰がチャンピオンか皆に聞けばよい」と立ち上がって手を広げると、ブーイングの雨に晒された。

そのオリヴェイラがメディアデーで「マカチェフがタイトルに挑戦できるのは、ヌルマゴメドフの力だ」と言ったことに尋ねられると、マカチェフが「マイケル・チャンドラーに勝ってタイトルを獲ったけど、その前に誰と戦ってきた。教えてくれ」と答えるだけで、ファンは拍手喝采だった。

さらにオリヴェイラがアブダビがマカチェフのホーム状態であること関しては「いつも彼を僕のホームに招待しているけど、一度も来なかった。ここで戦いたかったんだろう」と言えば、マカチェフは「俺はブラジルで行くとダナに伝えている。何度もブラジルで戦うと言ってきた。この男は英語を話さないから、誰も何を話しているのか分からない」と粗い口調になる。

ここからは両者はマイクを掴み、身を乗り出して顔を合わせると、食い気味にトラッシュトークを続けた。

会見中から最前列に座るヌルマゴメドフ・チャントが起こるなど高い人気を維持する元世界王者は、会見終了後からフェイスオフまでの間、ファンの注目を一身に集め、その様子を携帯で撮影するや、マカチェフに負けない大声援がわき起こった。

フェイスオフでは意外にも胸を押して一触即発状態になったのはピョートル・ヤンで、対応が遅れたオマリーはやり返すことはなかった。

ステーリングとオリヴェイラがブーイングの矢面に立っていたフェイスオフが終了すると、ファンは会場外のアトラクションへ一目散。

昼は35度以上のアブダビも、日が落ちると28度ぐらいで海風もあり、やや涼しく感じられる。そんななか、ファンはベルトを手に写真撮影、Esportsブースでもしっかりと列を作るなど、会見中とは様子でファイトウィークを満喫、砂漠の決戦に向けエティハド・アリーナは夜の帳が下りても、さらに熱が帯びていた。

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

■対戦カード

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
イスラム・マカチェフ(ロシア)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ショーン・オマリー(米国)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
ルーカス・アルメイダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ガジシ・オマルガジシエフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
AJ・ドブソン(米国)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
カロル・ホザ(ブラジル)

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【UFC280】「NJまで片道2時間掛けてスパーに行くわ」。フィオホと対戦、ケイトリン・チューケイギアン

【写真】アッパレ過ぎるほど、アッパレな返答のオンパレードだったチューケイギアン(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC280でケイトリン・チューケイギアンが、マノン・フィオホと対戦する。

UFC在籍6年、タイトル挑戦経験がありオクタゴンで戦績11勝5敗というチューケイギアンにアブダビという地で戦うこと、新鋭フィオホの印象とタイトルショット、そしてNYでの女子選手のトレーニング環境について話を訊くと、彼女のMMAに対する向き合い方こそ、これだけのキャリアを残せる要因だと確信できた。


──ファイトウィークに入り、現地入りして間もないタイミングでインタビューを受けていただきありがとうございます。

「大丈夫よ。昨夜、アブダビ入りしてしっかりと睡眠をとることができたし、今日も問題なく体を動かすことができたわ……って、あなたのこと見覚えあるわ。確か……」

――7月の終わりにセラBJJで平田樹選手に関して、日本のABEMA用にインタビューをさせていただきました。

「ああ、そうね。Zoomで顔を見て、アレって思ったの(笑)」

――あれから3カ月、本来は9月のパリ大会で対戦予定だったマノン・フィオホと今週末に戦うことになりました。

「マノンのホームタウンであっても、すっごくパリで戦いたかったわ。ただパリを訪れたい、そういう感じだけど。大会終了後に数日間パリで過ごすつもりでいたから。それが凄く楽しみだったの」

――勝負云々でなく、パリを楽しみたかったということですね(笑)。

「それだけじゃないわよ(笑)。彼女は唯一のフランス人女子UFCファイターで、試合順もコメインだった。マノンのホームタウンで戦うという経験を楽しみにしていたし。でも、コーチ陣は中立の土地で戦うことを歓迎しているわね。彼女のケガでパリでの試合はなくなったけど、一度はパリで試合を戦ってみたいと今も思っているわ」

――ところで米国国内で3時間の時差で戦うのと、アブダビに来て8時間の時差で戦うのは体調的に違いは感じられますか。地球は自転しており、西に移動するのと東に移動するのではバイオリズムが違うという医学的見解を以前に読んだことがありまして。

「う~ん、その疑問に答えるにはまだこっちに入って早すぎる気はするけど、現時点で私は何も問題はないわ。飛行機とアブダビで睡眠をとったわけだけど、すこぶる好調よ。それに2020年にファイトアイランドで試合をしていて、アブダビへの遠征も初めてじゃないから、問題なく過ごせているしね。

あの時は朝の4時からの試合だったのが、今回は午後10時からだし。戦う環境としては、今回の方が良くなっているから不便が感じられないのかもね。だからベガスで戦うことではなくて、前回のアブダビで戦うことと比較すると今回は楽になっているのは確かよ」

――今回は中立の地です。基本的にケイトリンは米国での試合が多く、USチャントの後押しがあってもブーイングを受けて戦うことはないです。

「ブーイングされて戦うことを考えると、凄くワクワクするわね。もう7年も前になるけど、UFC以前にHungarian FCっていう大会に出場して、ブダペストで試合をしたの。トーナメント戦で決勝がハンガリーの選手が相手だったから、少しブーイングを受けたわ。でも観客の数自体がとても少なかったから、ブーイングも小さくて(笑)。

きっとパリの大観衆にブーイングされると、最高のクールだったでしょうね。でも、今はアブダビでのファイトを楽しみにしているわ」

――マノンはUAEW出身ですし、ひょっとすると彼女の応援が多いかもしれないですね。

「いずれにしても彼女のファイトスタイルはファンにも受けるし。私はアンダードッグだけど、しっかりと戦うわ」

――確かにマノンはUFCで4勝0敗ですが、ケイトリンも現在4連勝です。アンダードッグに納得していますか。

「確かに彼女はジェニファー・マイアに勝ったけど、フライ級契約でも本来はストロー級の選手との試合も多いわ。5連勝、6連勝、7連勝をしようが対戦相手にどれだけの価値があるのか、大切なことはそこよね」

――マノンのカラテ流ファイトにはどのような印象を持っていますか。

「体が強いわ。そして、あの動きをする選手は凄く少ないわね。ただし、マノンが戦ってきた相手で私のようなフットワークを使って戦える選手はいなかった。真っすぐ前に出て、攻撃が当たる相手ばっかりだったわ。これまでの彼女の試合は、スタイル的に戦いやすい相手が多かった。でも、私はちょっと違う戦い方ができるから」

――マノンのようなスパーリング・パートナーを今回は見つけることはできましたか。

「レフティでキックをたくさん使う。スパーでもドリルでも、そこを頭に入れて練習してきたから大丈夫よ。とにかく蹴りの数が多い。そこは十分に対策を練ってきたわ」

――ところで冒頭で話したようにセラBJJでケイトリンに会った取材は、いつ以来のイーストコーストでのジム取材かというぐらい久方ぶりでした。西海岸やミッドウェスト、あるいはラスベガスやフロリダで取材をしていると米国のジムは一つの場所で、全てのトレーニングをこなせるという印象が強かったです。でもNYで平田選手はマンハッタンやロングアイランドなど、公共交通を使ってクイーンズから1時間もかけて移動していました。

「そうね、ほんとソレがNYのクレイジーなところだわ。私はニュージャージー出身だけど、今はロングアイランドに住んでいて。だからセラBJJはすぐに行けるけど、週に2度ニュージャージーまで車で2時間かけて、スパーリングに行っているの」

――!!!!!! それって片道っていうことですか。

「そうよ。往復で4時間ね。私たちも一か所で練習できないことはないけど、納得できる練習をするには、それだけの移動が私は必要なの。特に女子選手はベストなトレーニング・パートナーを見つけることは男の人より難しいから。

全ての局面で練習パートナーがいる男子選手と、私たちは違うからね。まぁ不満には思うところもあるけど、ベストなトレーニングができないより良いからオプションがあって良かったと思っている。車で片道2時間かけても、マーク・ヘンリーの指導やニュージャージーでのジムメイトとの練習は私に欠かせない。納得できる練習をすることが、一番大切なことだから」

――それだけの想いでケイトリンはMMAを向かい合っているのですね。では、その想いをどのように土曜日の試合でぶつけたいと思っていますか。

「UFCで長く戦い、常に成長してきた姿を見せたい。そして、今も新しい武器を携えていることもね」

――おそらくはUFCはマノン・フィオホのようなニューウェーブの台頭を望んでいるかと思います。ただしこの4連勝対決、勝てばケイトリンにももう1度タイトルショットを戦う機会が巡ってくるのではないでしょうか。

「そうね、5連勝したらそのチャンスがあって然りよね。でも、それは勝ってからの話で、また交渉が必要だし、今回も良い勝ち方が求められるはずよ」

――ケイトリン、今日はありがとうございました。日本のファンに一言お願いできますか。

「私だけでなく、UFCを応援してくれてありがとう。日本からNYにガールズたちが練習に来るんだけど、大歓迎よ。彼女たちとの練習はとても楽しいわ。そして日本のファンの皆には土曜日のショーを楽しみにしてほしい。サポート、ありがとう」

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月23日(日・同)
午前3時00分~PPV
午前3時00分~WOWOWプライム

■UFC280対戦カード

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
イスラム・マカチェフ(ロシア)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ショーン・オマリー(米国)

<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分5R>
ベラル・モハメッド(米国)
ショーン・ブレイディ(米国)

<ミドル/5分3R>
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
ズベア・トホゴフ(ロシア)
ルーカス・アルメイダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブバカル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ガジシ・オマルガジシエフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)
AJ・ドブソン(米国)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
カロル・ホザ(ブラジル)

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AJ・ドブソン Column MMA MMAPLANET UFC UFC271   アレキサンダー・ヘルナンデス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス カーロス・アルバーグ ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ デリック・ルイス デレック・ブルンソン ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボビー・グリーン マナ・マルチネス ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス ロバート・ウィティカー

【UFC271】試合結果 オセアニア・ナイト。アデサニャ、王座防衛。ロクサン・モダフェリ、爽やか幕引き

【写真】上下に蹴りを散らしたチャンピオン。ウィティカーは組んでテイクダウン、バック奪取と攻める姿勢を取り続けた(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターでUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」が開催され、メインでイスラエル・アデサニャがロバート・ウィティカーを下しUFC世界ミドル級王座の5度目の防衛に成功した。

コ・メインではタイ・ツイバサがデレック・ルイスをエルボーで倒しTKO勝ちを収めている。メインはニュージーランド×豪州、ツイバサも豪州人ファイターで、今大会では他にカーロス・アルバーグ&ブラッド・ダイアモンドがニュージーランド、ジェイコブ・マルクーンが豪州でオセニア・ナイトの様相を呈していた。

そのなかでカイラー・フィリップス、ドゥグラス・アンドレージ、よもやKO負けの危機を最終回に迎えたロニー・ローレンスとバンタム級の勝者がそれぞれインパクトを残してる。

また現役ラストファイトを迎えたロクサン・モダフェリは、手数&精度ともにケイシー・オニールに圧倒された序盤から、宣言通りの忍術・根性ファイトで一歩も引かず最終ラウンドを取る内容でスプリット判定負け──すがすがしい表情でケージを下りた。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ドゥグラス・アンドレージ×セルゲイ・モロゾフ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タイ・ツイバサジャレッド・キャノニア

UFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
○イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)5R
判定
詳細はコチラ
×ロバート・ウィティカー(豪州)
<ヘビー級/5分3R>
○タイ・ツイバサ(豪州)2R1分40秒
KO
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×デリック・ルイス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジャレッド・キャノニア(米国)2R4分29秒
TKO
詳細はコチラ
×デレック・ブルンソン(米国)
<ライト級/5分3R>
○ヘナト・モイカノ(ブラジル)2R1分23秒
RNC
詳細はコチラ
×アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
<ライト級/5分3R>
○ボビー・グリーン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
<ヘビー級/5分3R>
○アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)3R
判定
×ジャレッド・ヴァンデラ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ケイシー・オニール(英国)3R
判定
詳細はコチラ
×ロクサン・モダフェリ(米国)
<バンタム級/5分3R>
○カイラー・フィリップス(米国)3R1分48秒
腕ひしぎ腕固め
詳細はコチラ
×マルセロ・ロホ(アルゼンチン)
<ライトヘビー級/5分3R>
○カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)3R
判定
詳細はコチラ
×ファビオ・チェラント(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ロニー・ローレンス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×マナ・マルチネス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジェイコブ・マルクーン(豪州)3R
判定
×AJ・ドブソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)
<バンタム級/5分3R>
○ジェレマイア・ウェルス(米国)1R4分38秒
RNC
×ブラッド・ダイアモンド(ニュージーランド)
<218ポンド契約/5分3R>
○マキシム・グリシン(ロシア)3R
判定
×ウィリアム・ナイト(米国)
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