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【PFL2021#03】試合結果 ヘビー級でフィニッシュ連発。ヴェウドゥムがフェレイラに初回TKO負け

【写真】RIZINベテラン同士の一戦で46秒TKO勝ちしたカッペローザがヘビー級前半戦を折り返し首位に立っている(C)PFL

6日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのPFLバブルことオーシャン・カジノリゾート内オベーション・ホールでPFL2021#03が開催された。

ヘビー級と女子ライト級の前半戦は、ファブリシオ・ヴェウドゥムがヒーナン・フェレイラに敗れるという波乱の幕開けとなった。

テイクダウンからリバーサルを許したヴェウドゥムはすかさず三角絞めから腕を伸ばしに掛かると、パンチを打つフェレイラがタップ。

これをレフェリーが見逃し、技を緩めたところでパウンドの連打を浴びまさかのTKO負けとなった。

6P獲得が3人にヘビー級戦線だが、5Pで4位とプレーオフ当確ラインにあるブランドン・セイルズのウェルラウンダーぶりは、台風の目となる可能性もありそうだ。

女子ではケイラ・ハリソンが相変わらずの安定の強さを見せ、昨年ブラジルで行われた予選トーナメント上がりのマリアナ・モライスを寄せつけずパウンドアウトした。

ランキングでは試合タイム差でラリッサ・パシェコが首位に立っているが、ハリソンとして既に2度勝利した相手だけに、そのパシェコからボーナスを獲得するぐらいの選手が現れないと、今シーズンも圧倒的な強さを見せつけることになりそうだ。

【ヘビー級ランキング】
1位 6p ブルーノ・カッペローザ
2位 6p ヒーナン・フェレイラ
3位 6p デニス・ゴルソフ
4位 5p ブランドン・セイルズ
5位 0p モハメド・ウスマン
6位 0p モハマド・デリース
7位 0p ファブリシオ・ヴェウドゥム
8位 0p アンテ・デリア
9位 -1p ヘイタム・モイル
10位 -1p アリ・イサエフ

【女子ライト級ランキング】
1位 6p ラリッサ・パシェコ
2位 6p ケイラ・ハリソン
3位 3p ジャナ・ファビアン
4位 3p ケイトリン・ヤング
5位 3p テイラー・ゴールダード
6位 0p クレナ・コレスニク
7位 0p シンディ・ダンドワ
8位 0p ローラ・サンチェス
9位 0p マリアナ・モライス
10位 0p ユリア・パジッチ

PFL2021#03
<ヘビー級/5分3R>
○ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)1R2分32秒
TKO
詳細はコチラ
×ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)1R1分23秒
TKO
詳細はコチラ
×マリアナ・モライス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
○ブランドン・セイルズ(米国)2R3分42秒
RNC
詳細はコチラ
×モハメド・ウスマン(米国)
<女子ライト級/5分3R>
○ラリッサ・パシェコ(ブラジル)1R0分51秒
TKO
詳細はコチラ
×ユリア・パジッチ(モンテネグロ)
<ヘビー級/5分3R>
○ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)1R0分46秒
TKO
詳細はコチラ
×アンテ・デリア(クロアチア)
<女子ライト級/5分3R>
○ケイトリン・ヤング(米国)3R
判定
×シンディ・ダンドワ(ベルギー)
<女子ライト級/5分3R>
○ジャナ・ファビアン(豪州)3R
判定
×ローラ・サンチェス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○デニス・ゴルソフ(ロシア)1R4分21秒
TKO
詳細はコチラ
×モハマド・デリース(米国)
<女子ライト級/5分3R>
○テイラー・ゴールダード(米国)3R
判定
×レナ・コレスニク(ウクライナ)
<ウェルター級/5分3R>
○マゴメド・ウマラトフ(ロシア)2R0分07秒
KO
×カイロン・ボーウェン(米国)

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【PFL2021#03】三角極めた(?!)ヴェウドゥムが、タップ後(?!)のパンチでフェレイラにTKO負け……

【写真】(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
Def.1R2分32秒by TKO
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

試合開始とともに、両者が奪取して飛び蹴りを見せる。着地と同時にヴェウドゥムがシングルレッグへ。そのままテイクダウンを奪うと、足を一本抜いていく。フェレイラは足を戻すが、ヴェウドゥムが一度立ち上がり右足を抜く。フェレイラはここも足を戻し、後方に移動して立ち上がろうとする。

これを許さずケージ際でトップコントロールを続けるヴェウドゥムがパスガード、フェレイラが足を一本戻す。それでも圧をかけ、クォーターマウントの形になったヴェウドゥムだが、ここでフェレイラがブリッジでリバーサルを決める。

下になった刹那、三角絞めの態勢に入ったヴェウドゥムが左腕を伸ばしに掛かる。右手で殴り続けるフェレイラは、頭を引き寄せられると一瞬、肩の辺りを平手で叩いたようにも見えたが……ここから鉄槌を連打する。

やがてフェレイラは頭を抜いて、担ぎパスを嫌がったヴェウドゥムが亀になると後方から勢いのあるパンチを続ける。ヴェウドゥムは上を向くが右の鉄槌の連打に動きが完全に止まり──レフェリーが試合を止めた。

別角度からのカメラでも、肩の辺りを3度ではないが、2度は叩いたシーンがハッキリと映し出されている。解説のケニー・フロリアンとランディ・クートゥーはタップだと明言し、ヴェウドゥム陣営も「タップ後に、なぜ殴り続ける」と抗議する。が、そのままウィナーコールに進み、フェレイラが6P獲得とアナウンスされた。

その後もケージ下でヴェウドゥム陣営の講義は続き、インタビューでヴェウドゥム自身も「彼はタップした。僕は対戦相手を尊重しているから、腕を折るか落とすことができたかもしれないけど攻撃を止めた。試合は終わりだ。でも、彼はパンチを頭に続けた。ビデオを見せてほしい」と言い、「ほらタップしているだろ? 」と言葉を続けた。

「見てほら、タップだろう。手を開いて叩けば、タップだ。僕は終わったと思った。だから、攻撃を止めたんだ。なんでレフェリーが試合を続けさせたか分からない。なぜ、止めないんだ。皆、彼がタップしたのは皆が見ている。絞めでタップしたんだ。100パーセント、タップだ。まぁOK、こういうこともある。彼はタップした。とりあえず、家に戻って今後のことを考える。彼には何もいうつもりはない。でも、彼はタップしたことが分かっている。フェアじゃない。タップして頭を殴り続けるのは、フェアじゃない。皆が彼がタップしたと分かっている。でも、OKだ。ヘイッ!」と話してインタビューを終えた。

フェレイラがタップした意志があったかどうか、そして彼は汚い手を使って勝ったのか──。このモラルに関する部分はひとまず置き、レフェリーが試合をストップする前に技を解くことは、大ベテランとしては犯してはいけないミスだったことも確かだ。


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【PFL2021#03】圧勝ケイラ・ハリソン「戴冠式」、「YouTubeバカ」、「私が最強」とまくし立てる

【写真】圧倒的な強さを見せたケイラ・ハリソン。う~ん、今シーズも敵なしか(C)PFL

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R1分23秒by TKO
マリアナ・モライス(ブラジル)

サウスポーの構えからきなり左ハイを見せたハリソンは、組んでケージにモライスを押し込むとヒザを突き上げる。ボディロックから小外刈りを決め、サイドか一気にマウントを取ったハリソンがパンチを連打する。

背中を見せたモライスは殴られながら、上を向きなおすと左のパンチを痛打し続けレフェリーが試合を止めた。

「これはトーナメントじゃなく、私の戴冠式。クィーンは私。あんまり、こういうことを言いたくないけど……ボクシングをやっている世界中のYouTubeバカが、ここで私と何かできると思っているようだけど、私が最強のオンナよ。ここは私の場所、何も気にすることはない」と早口でまくし立てると、ヘッドフォンを外しサッとインタビュースペースを後にした。


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【PFL2021#03】ウスマン弟=モハメド・ウスマン、ブランドン・セイルズにRNCで落とされ黒星スタート

【写真】今は亡きシェーン・デルロサリオを思わせる、ウェルラウンダーぶりを見せたセイルズが評価を一気にあげた(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
ブランドン・セイルズ(米国)
Def.2R3分42秒by RNC
モハメド・ウスマン(米国)

カマル・ウスマン弟のモハメドが、3年前のコンテンダーシリーズを負傷欠場し実に3年半ぶりの実戦復帰となるセイルズと対戦。体格で一回り上回るセイルズはスイッチしつつ左の蹴りを見せる。ウスマンはジャブを伸ばすが、左フックを2発受けて腰が落ちる。それでも右を振るうウスマンに対し、セイルズは足を使って左ジャブ、リードフックを繰り出す。

ウスマンは前に出てスラッピーながら勢いのある左右のフックを振るっていく。そこにヒザ、さらに右カーフを効かせるセイルズはジャブをサークリングでかわすと、右フックを当てる。ウスマンは素早い左フック、左ジャブを見せるも、カーフで前進を阻まれる。ダブルレッグも切り、逆にテイクダウンのフェイクで惑わせて右をヒットさせたセイルズのペースで試合は進む。

ロー、ボディストレートと攻撃を散らすセイルズに対し、ウスマンが左フックに続き、右オーバーハンドを当てる。セイルズは左ミドルを蹴り込み、左ジャブ、そして左ローを蹴る。ウスマンは左を振るって前に出るが、ジャブを貰い初回はセイルズが取った。

2R、初回同様スイッチをして左右のローでセイルズが、ウスマンの前足を削り左フックを入れる。ジャブを返すウスマンに対し、セイルズはボディストレート&ジャブを伸ばす。ウスマンは左フックを当て、さらにジャブを打ち込む。セイルズは組みに行き、離れながら左フック。と、ウスマンの左に右を合わせてダウンを奪う。セイルズはウスマンのシングルを切って、がぶるとそのままギロチンに移行しスタンドでケージに押し込み力を加えていく。

頭を抜いたウスマンだが、セイルズはシングルレッグからバックに回る。ウスマンは胸を合わせて離れてパンチを振るうが、がら空きのアゴに右ショートを被弾して2度目のダウンを喫する。足が効かないウスマンからマウントを奪ってセイルズは、パウンドを落とす。

ウスマンが背中を見せてくるとバックコントロールから殴り、体が伸びたところでもう一度またいでRNCへ。この絞めでウスマンが落ちて、セイルズが5Pを獲得した。

「マットがスリッピーで、防御のどちらでも気になっていた。重いパンチを何発がもらったけど、それは彼が誇りに思うべきだ(笑)。ハードワークで身につけたスキルを披露して、夢を追いかける」と勝者は話した。


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【PFL2021#03】ラリッサ・パシェコ、左フックから馬乗りパンチでユリア・パジッチを秒殺

【写真】会心の勝利に雄叫びをあげたパシェコ(C)PFL

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
Def.1R0分51秒by TKO
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

2019年シーズン2位だったパシェコと、パジッチとプロ4戦目のドイツ在住モンテネグロ人ファイターのパジッチが対戦。

左ジャブを見せるパジッチに対し、パシェコが左ジャブに続く左フックでいきなりダウンを奪う。立ち上がろうとしたパジッチから、落ち倒すようにマウントを奪ったパシェコが右のパンチを続ける。

暴れるパジッチだったが、パシェコの勢いのある右マウントパンチの前に動きを止め、横を向いたところでレフェリーが試合を止めた。


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other MMA PFL2021#03 Report アンテ・デリア ブルーノ・カッペローザ ブログ

【PFL2021#03】ブルーノ・カッペローザの連打に、アンテ・デリア──46秒でケージにもたれて失神

【写真】テンプルを効かされ、追い打ちの左でアゴを打ち抜かれたデリアがケージにもたれたまま意識を失っていた(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
Def.1R0分46秒by TKO
アンテ・デリア(クロアチア)

圧を掛けるカッペローザが蹴りのフェイクに続き、ローを入れる。ジャブで前に出てきたデリアは、バックステップで距離を取ったカッペローザに勢いのあるワンツーを振るっていく。さらにジャブから右を見せ、左ハイを蹴っていくデリア。しかし、続くカッペローザの右がテンプルをかすめると、脳が揺れたか姿勢を乱しラッシュを受ける。ケージを背負ってノーガード、左右のフックを繰り出すダンテのアゴをカッペローザの左が打ち抜く。

この一発で意識が遠のいたダンテをさらにカッペローザのパンチが襲い──ケージにもたれたまま失神、レフェリーが試合を止めた。

衝撃のKO勝ちとなったカッペローザが、ゴルソフに続き6P獲得──この後に出場の4選手にプレッシャーを与えることとなった。


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other MMA PFL2021#03 Report デニス・ゴルソフ ブログ モー・デリース

【PFL2021#03】ヘビー級開幕。1日前出場のデリースをガードの上からの攻撃でゴルソフが圧倒しTKO勝ち

【写真】ガードの上からパンチ、蹴りを入れ続けたゴルソフの前にデリースは疲弊し、心が折れていった(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
Def.1R4分21秒by TKO
モハマド・デリース(米国)

ジャスティン・ウィリスが計量後に欠場が決まり、ポストウェイインを済ませていたデリースの急遽出場がきまった。そのデリースが右ロー、ゴルソフは左ジャブをダブルで届かせる。左右に回ってローを蹴るデリースに対し、ゴルソフはジャブを続ける。ジャブに頭を下げてかわすデリースは、ガードの上からの左ハイに動きを乱す。

右の前蹴りをボディに突き刺したゴルソフはローを蹴り、左ミドル、そしてジャブを当てる。右オーバーハンドをガードし頭を下げて防ごうとしたデリースは、そこに左ハイを2発受けて動きが止まる。ゴルソフはヒザ蹴りを突き上げ、ワンツー、左ハイと落ち着いて追撃を与える。右ストレートから右ロー、ジャブ、手が出ないデリースにロー、ハイ、ジャブをリズムよく続けたゴルソフは、右ハイを側頭部にいれガードの上から左ハイを蹴り込む。

さらにヒザを受けたデリースは笑顔を浮かべたが、心は折れているかのようにワンツーからヒザを2発受け、組まれると簡単に前方に崩される。ゴルソフのパンチに、亀から背中を伸ばしたデリースは、そのまま連打を受けレフェリーが試合を止めた。


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【PFL2021#03】計量終了 ヴェウドゥム「6P取る」。ケイラ・ハリソン「よりデンジャラスになっている」

【写真】運動神経、フィジカル、ケイラが頭一つ以上リードしている (C)PFL

5日(水・現地時間)、6日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾート内オベーション・ホールで開催されるPFL2021#03の計量が行われた。

2021年シーズン、第3弾はヘビー級と女子ライト級という男女・最重量級の開幕戦だ。ヘビー級で最も重かったのはブランドン・セイルズで119.83キロ、最軽量はアンテ・デリアの105.77キロで14キロ以上の差があった。

メインでファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦するヒーナン・フェレイラは「何が起こっても大丈夫なように準備してきた。何が起こるか、明日を見てほしい」とインタビューに答えると、ヴェウドゥムは「まずPFLに感謝の言葉を伝えたい。明日はアメージングな試合をして、6Pを取りに行く。ヘイッ!!」と笑顔を見せた。


2019年に続き2度目の開催となった女子ライト級は、2019年シーズンと比較すると減量が必要とまではいわなくとも、ライト級の体を作ってきたファイターが明らかに増えていた。

そのなかで肉付きが良かったのが、コ・メインでケイラ・ハリソンと対戦するマリアナ・モライスだった。そのモライスは「このチャンスを自分の力で勝ち取る」と短くコメント。

対して、ハリソンは「凄くエキサイトしているわ。まるで明日がクリスマスのようね。私のファイトスタイルはそれほど変わっていないけど、よりウェルラウンダーになり、より自信がつき、より戦いやすくなっている。つまり、よりデンジャラスになっているってことね。前のシーズンでもポイントとかタイムは意識せず、ただケージに入って勝利を目指していた。とにかく1Rなのか、1分なのか、彼女をぶった切るだけね」と余裕綽々、ずば抜けた筋肉量を披露してバックステージに戻った。

■視聴方法(予定)
5月7日(金・日本時間)
午前6時30分~Official YouTube channel

■ PFL2021#03計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 241.4ポンド(109.49キロ)
ヒーナン・フェレイラ: 252ポンド(114.3キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.2ポンド(70.39キロ)
マリアナ・モライス: 153ポンド(69.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン: 239ポンド(108.4キロ)
ブランドン・セイルズ: 264.2ポンド(119.83キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン: 155.8ポンド(70.66キロ)
ローラ・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 240.4ポンド(109.04キロ)
ジャスティン・ウィリス: 257.6ポンド(116.84キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ユリア・パジッチ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 233.2ポンド(105.77キロ)
ブルーノ・カッペロザ: 234ポンド(106.14キロ)

<女子ライト級/5分3R>
シンディ・ダンドワ: 153ポンド(69.39キロ)
ケイトリン・ヤング: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 155.2ポンド(70.39キロ)
テイラー・ゴールダード: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイロン・ボーウェン: 170.8ポンド(77.47キロ)
マゴメド・ウマラトフ: 170.2ポンド(77.2キロ)

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other MMA PFL2021#03 Preview ヒーナン・フェレイラ ファブリシオ・ヴェウドゥム ブログ

【PFL2021#03】208センチのフェレイラと対戦するヴェウドゥム──43歳、「僕の体は31歳、気持ちは18歳」

【写真】あと2年の現役生活、その1年目でヴェウドゥムは4試合を戦うことができるのか──(C)Zuffa/UFC

6日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのPFLバブルことオーシャン・カジノリゾート内オベーション・ホールでPFL2021#03が開催される。

PFL2001年シーズンの第3弾はヘビー級とライトヘビー級のレギュラーシーズン前半戦だ。


2019年優勝のアリ・イサエフとヘイタム・モイルの1戦が流れたヘビー級では、なんといってもファブリシオ・ヴェウドゥムの参戦に注目が集まる。

昨年7月にアレキサンダー・グスタフソンを腕十字で下しながら、UFCとの契約を更新しなかったヴェウドゥムは、残り2年と公言している現役生活の少なくとも1年をPFLで過ごすこととなった。

対戦相手のヒーナン・フェレイラは2メートル8センチの長身を誇り、戦績は6勝2敗──31歳のブラジリアンだ。その長い手足をスタンド、グラウンドで生かしてKO勝ちや三角絞めで一本勝ちをしてきた。

この試合に先立ち3日(月・現地時間)に行われたバーチャル・メディアデーでフェレイラは「KO勝ち」を宣言している。

対してヴェウドゥムはあくまでもこの1戦に集中しているとしながら、PFLに来た理由を「条件が良かったこと。そしてベルトと100万ドル、どちらもモチベーションになっている。ムンジアル、ADCC、UFCに続きPFLのベルトを家に持ち帰り、遺産にしたい」と話した。

12年間生活していた米国からブラジルに戻り、この試合に備えて米国で3カ月のキャンプを張ったヴェウドゥムは「誰もが知っての通り、僕は黒帯の柔術家だ。相手が黒帯かどうかは知らないけど、100パーセント試合は寝技に持ち込む。けれどもスタンドでもグラウンドでもどちらでも戦える準備はできている」と、その言葉に説得力を持たせることができる締まったアゴのラインをしていた。

とはいえ各メディアは43歳という年齢に触れないわけがない。この件について尋ねられ、「年齢は関係ない。僕の体は今31歳、気持ちは18歳だよ」と笑顔を見せたのが如何にもヴェウドゥムらしかった。長身、リーチで優るフェレイラに対し、求められるのはタイイングと距離、そしてスピードとなろう。

■視聴方法(予定)
5月7日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#03対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリアナ・モライス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(米国)
ブランドン・セイルズ(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ブルーノ・カッペロザ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
シンディ・ダンドワ(ベルギー)
ケイトリン・ヤング(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ローラ・サンチェス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジャスティン・ウィリス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
レナ・コレスニク(ウクライナ)
テイラー・ゴールダード(米国)

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【PFL2021#03】第3弾はヘビー級&女子ライト級。PFL初陣ヴェウドゥムの相手は208センチの巨人フェレイラ

【写真】208センチの巨人、ヒーナン・フェレイラがヴェウドゥムのPFL初戦の相手となった (C)LFA

9日(火・現地時間)、PFLが5月6日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾート内オベーション・ホールで開催するPFL2021#03=ヘビー級及び女子ライト級開幕戦のカードを発表した。

これまでPFLでは2021年のレギュラーシーズンをラスベガスで開催するとしていたが、4日(木・同)にアトランティックシティにあるオーシャン・カジノリゾートを最新のバブル=隔離施設として、同リゾートにあるオーシャン・ホールで4月23日大会からイベントを行うことを明らかにしていた。


食事、トレーニングも施設内で事足りる──いわゆるバブルでは、マスク着用、検査を毎日行うだけでなく、ファイターは大会の17日前に現地入りするという徹底ぶりだ。そして6階級を3つのグループに分け、2階級ごとにイベントが進行するPFLのフォーマット、その最後発となるヘビー級と女子ライト級のオープニングのヘッドライナーは、ファブリシオ・ヴェウドゥムに決まった。

昨年7月にアレキサンダー・グスタフソンを腕十字で下し、2年8カ月振りの勝利を手にした43歳の元UFC世界ヘビー級チャンピオンは一回り下の同朋ヒーナン・フェレイラとデカゴンで戦うこととなった。

LFAで1勝1敗──その敗北は後頭部への攻撃による反則負けだ。フェレイラの身長は何と脅威の2メートル越え(※2メートル8センチ)で、リーチは驚愕の212センチ。パンチでのTKO勝ち、三角絞めでの一本勝ちもある一方で、長い手が仇となったか、もう1つの敗戦は腕十字でタップを強いられている。

230センチとサバが読まれていた219センチのジャイアント・シルバ、同じく219センチのチェ・ホンマには及ばないが、普通にMMAファイターとして結果を残しているなかではセミー・シュルト、ステファン・シュトルーフのオランダ勢の211センチ、Combate Americasで活躍しているメキシコ人ファイターのアレハンドロ・ソロルサーノ=210センチ、かつてUFCで活躍したガン・マッギーら209センチのファイターに次ぐ、背の高さを誇るフェレイラだが、リーチを生かした打撃でヴェウドゥムの組みを遮断することが、必勝に通じる。対してはヴェウドゥムがいかに組んで倒すか、ここが最初の見所になるだろう。

さらに2019年シーズン優勝、2008年北京五輪フリースタイル・レスリング125キロ級出場のアリ・イサエフはドイツのヘイタム・モイルと、カマル・ウスマンの実弟モハメド・ウスマンは、メジャー初進出のブランドン・セイルズとのマッチアップが決まった。

イサエフと同様にオリンピアンでもマルチ・ゴールドのケイラ・ハリソンの独走が予想される女子ライト級は、セミでマリアナ・モライスと対戦する。モライスは2020年にブラジルで開かれたPFL国際予選ブラジル・シリーズで優勝している。

それ以前はバンタム級で戦っていたモライスは、フェザー級と飛び越えてライト級で戦ったことになる。しかも3年前にInvicta FCでヴァネッサ・ポルト、そしてKSWではアリアニ・リプスキーに共にRNCで敗れているモライス──つまりは、この時の階級はフライ級だったことになる。

予選での対戦相手も水増し気味のライト級だっただけに、大振りのフックでKO勝ちしたパンチ力が、ケイラとの体格差を越えることは──相当に難しいといわざるを得ないだろう。

■PFL2021#03対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリアナ・モライス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ(ロシア)
ヘイタム・モイル(ドイツ)

<女子ライト級/5分3R>
ジェナ・フェビアン(英国)
ローラ・サンチェス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(米国)
ブランドン・セイルズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジャスティン・ウィリス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
ニック・ローリック(米国)

<ヘビー級/5分3R/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ブルーノ・カッペロザ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ダン・スポーンオレナ・コレスニク(ウクライナ)
テイラー・ゴールダード(米国)

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