特に平田三浦を公式にアーセン竿姉妹対決で煽ったのが無能すぎる
国内女子最強決定戦とか煽ればRIZIN信者からウチのCORO嫁の方が強いと叩いてもらえたのに
平田樹vs三浦彩佳というマッチメイク200点、ABEMAの煽りマイナス100点というカードからPPVスタート
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) January 28, 2024
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平田樹vs三浦彩佳というマッチメイク200点、ABEMAの煽りマイナス100点というカードからPPVスタート
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) January 28, 2024
【写真】11月のDEEPではCOROにTKO勝利した元谷。6年連続での大晦日出陣となった(C) MMAPLANET
18日(日)、ABEMAで放送されたRIZIN特番にて、12月31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45の追加カード発表された。
大会まで約2週間、新たに元谷友貴×ヴィンス・モラレス、新井丈×ヒロヤ、那須川龍心×シン・ジョンミンの3カードが追加された。元谷のRIZIN参戦は今年5月の朝倉海戦以来、約7カ月ぶり。11月にDEEPでCOROと再起戦を行い、TKO勝利を収めてのRIZIN凱旋となる。
一方のモラレスはレスリング出身で、2018年11月からはUFCに参戦して8戦3勝5敗のレコードを残しているファイター。今年5月にはXMMAで石原夜叉坊と対戦し、2Rに右のオーバーハンドを効かせると、アナコンダチョークで一本勝ちを収めている。現在は朝倉海のスパーリングパートナーとして来日中で、今回のRIZIN参戦が決まった。元谷がRIZINを離れている間、RIZINバンタム級では岡田遼とのパンクラス×修斗王者対決に勝利した中島太一、初参戦で太田忍を下した佐藤将光、ツイスターで2連勝した後藤丈治らが台頭している。同日にはフアン・アーチュレッタVS朝倉海のバンタム級タイトル戦が組まれており、元谷×モラレスは2024年のタイトル戦線浮上をかけた一戦だ。
修斗世界ストロー級&フライ級王者・新井丈とヒロヤの一戦も決まった。新井は昨年9月に猿丸ジュンジを下して修斗世界ストロー級王座に就くと、今年11月には山内渉をKOしてフライ級王座も戴冠。修斗史上初の2階級同時戴冠を達成した。
一方のヒロヤは朝倉未来1年チャレンジ一期生で、2003年7月からRIZINに参戦し、伊藤裕樹と中村優作に連敗しているものの、いずれもスプリット判定によるもので健闘が光った。修斗で11連勝してRIZIN初参戦となる新井と結果こそ出ていないもののRIZINで戦績を積むヒロヤという対照的なキャリアを歩んできた2人のマッチアップだ
また会見前日のRISE両国大会でRIZIN参戦&MMA挑戦をアピールした那須川龍心の出場も正式に決まり、韓国のシン・ジョンミンと対戦することもアナウンスされた。
The post 【RIZIN45】元谷友貴が元UFCファイターのモラレスと対戦、新井丈×ヒロヤ、那須川龍心×ジョンミンが決定 first appeared on MMAPLANET.<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
Def.2R4分09秒 by TKO
CORO(日本)
まずは距離を詰めるCOROに対し、元谷が右カーフキックを当てる。元也の左フックをかわしたCOROがシングルレッグで組みつく。左腕を差し上げて元谷をケージに押し込んだCOROが、右を打ち込みながら離れた。COROの前蹴りを受けながら元谷がパンチを振るう。左ジャブを突くCOROに、元谷は右ストレートを打ち込んだ。
右スイングでCOROを下がらせた元谷は、パンチでケージに追い込んでからボディロックで組み、グラウンドに持ち込む。ハーフガードのCOROにパンチを落として削る元谷に対し、COROも下から左腕を差し上げている。元谷はCOROのスイープを防いだ。COROは幾度となく下からギロチンを仕掛けるも、これは極まらず。そのまま元谷がトップをキープして初回を終えた。
2R、互いにローを繰り出したあと、COROが左ジャブから蹴りを散らす。しかし元谷がダブルレッグでグラウンドへ。立ち上がろうとするCOROの左足に、自身の左足を掛けて再びグラウンドに引きずり込んだ。元谷はバックからパンチで削りつつ四の字フックで組む。さらに元谷は反転しようとするCOROをうつ伏せにさせて、パンチを連打する。一度は体勢を変えたCOROだが、同じ体勢に戻ってパンチ連打を浴びてしまう。
バックを奪われたままの状態からパンチを打ち返すCOROに対し、元谷もパンチで削りながらバックをキープする。もう一度COROの体を伸ばした元谷が、COROの右腕を掴んで鉄槌を叩き込み続ける。COROの動きが完全に止まり、レフェリーが試合をストップした。
試合後、マイクを握った元谷は「久々のDEEPで、しっかり仕事ができたかなと思います。榊原さん! 年末お願いします」とRIZIN大晦日大会への出場をアピールした。
計量パスしました!
— 元谷友貴 Yuki Motoya (@yuki_motoya) November 10, 2023
いつも通りです!
頑張ります🔥💪#deep116 pic.twitter.com/nL8D8gaYuK
【写真】元谷選手、スミマセン。露出を間違え、北岡選手のみにピンがあたる写真となってしまいました(C)MMAPLANET
明日11日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116 IMPACTのコメインで泉武志と戦う北岡悟。
MMAPLANET恒例となった計量直後の北岡の言葉を貰おうと彼の席に近づくと、隣に座っていた元谷友貴に目を奪われ、思わず元谷に言葉を掛け、北岡インタビューに移ることとなった。そんな両者を前に、話題は自然と減量に特化していった。
──元谷選手、大丈夫ですか。意気込みを話す時も声がかすれていましたね。
元谷 大丈夫です。いつも通りです(笑)。朝の9時で〇.〇キロ残っているのもいつも通りです。
「そんなギリギリ、攻めるんだ。凄いなぁ」
──予備計量無しで、駆け込んできていました。
元谷 ハイ。一発で落とそうと思って。でもクリアをするともうリカバリーできるので。
──今はマイクで話した時とは違い、声も張りが戻りつつありますね。
元谷 ハイ。体重を落としていると、声が出なくなるんですよ。
「分かりますよ、それ」
──北岡選手も目の窪みは凄まじいです。
「あぁ、はい。でも前回より良かったです。NARIAGARIの時は事前の体重がなかなか落ちなくて、デカくなっちゃって。それで結構、大変だったス」
──今日は後ろから見ていると、いつもよりピリついている感はありました。ちょっと誰かに目をやっている目つきとかも、険しかったです。
「そうですか(笑)。特別、その辺りの微差は分からないです」
──対戦相手にイラッとしているところなど、あるのではないかと邪推してしまいました。
「あぁ……別に相手には何もないです」
──話を聞くなら、早くしてくださいというリクエストもありましたし。
「それはこの後の予定があるからです(笑)。15時から整体を受けるので。整体を受けてから、固形の食事を入れるという風になります」
──では前回より、仕上がり具合は良いという理解で良いですか。
「良いと思いますけどね……でも、やってみないと。相手も違いますし、強いし。でも大木(良太)も強かったですよ。僕と戦う前は2敗していたけど、強いと思っていました。あぁ、友達ですよね?」
元谷 えぇ? あぁ、ハイ。
──いやぁ、二人が並んでいると減量の過酷さがヒシヒシと伝わってきます。ただし、リカバリーすると影響はないわけですよね。
「そうですね。自分のなかで数年、試行錯誤したことができ上ってより良くなっています」
──ハイパーダイエット、ハイパーリカバリーと言われていた時代より、相当に減量方法も進化しました。そういうなかで北岡選手の減量とリカバリーも進化していると。
「ハイ。僕はNOTEで公開しているんですけど、温浴施設に行きまくってサウナ慣れしまくっていて」
──つまり普段からサウナに入って、落とすことを習慣づけてやってきたということですか。てっきり温泉愛好家なのだという理解でした。
「いえ、元々は疲労回復だったりコンディショニングのためだったんですけど」
──元谷選手もしっかりと聞き入っていますね。
元谷 ハイ(笑)。
「それが、減量とミックスされて昇華した感じです」
──ではウォーターローディングだけでなく、ドライアウトも習慣づけていると。
「ウォーターローディングにもなっていますしね。そういう風に辻褄があってきて。コンディショニングかつ減量にも関係しているような形ですね。勿論、温浴施設に行くと気持ち良さもあるし、勝手に行き着いて合わせ技なったような感じです」
──こういうポジティブな話をしていると、表情にも精気が戻ってくるのですね。いやぁ、人体は神秘です。
「アハハハハ」
元谷 自分も参考になりました。しっかりと自分も落とします。
──春日井選手が「しんどいことを忘れちゃうんですよ」と苦笑いしていましたが。
元谷 だいたいは覚えているんですけど、本当につらい時のことはどっかに忘れちゃうんです(笑)。でも今回も落ちましたし、なんとかギリギリを攻めていきたいですね。
「下ごしらえが大切なんだよ。最後の調理の前に」
──セコンドと駆け込む姿など、北岡選手は横目で見ているといかがでしたか。
「まぁ、僕は所属選手がいて。彼らがミスることもあるから。もう落ちない時はどうしようもないじゃないですか。『大丈夫か』って声を掛けても、どうなるものじゃない。だから、減量に関してはもう他の人のことはどうしようもないッスよ」
──そういえば北岡選手は計量には、映像を常に撮って追われている方を除けば、誰か選手やトレイナーと来るということがないですね。
「僕は1人できます。デカい大会の時もそうでした。でも、これからRIZINに出る時は奥さんも一緒です。連れて行ってあげます」
──では今回の試合に関しましては、ごちそう様でしめさせていただきます。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
CORO:61.5キロ
<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
泉武志:70.65キロ
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ:43.65キロ
ちびさい KYOKA:42.8キロ
<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
谷岡祐樹:61.65キロ
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ:61.7キロ
鹿志村仁之助:61.4キロ
<メガトン級/5分3R>
誠悟:121.2キロ
ヨコヤ・マクレガー:96.35キロ
<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.75キロ
太田将吾:70.25キロ
<バンタム級/5分2R>
秋元強真:61.55キロ
田口貴親:61.4キロ
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星:67.75キロ
小柴亮太:67.15キロ
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟:65.3キロ
横内おにぎり君:64.65キロ
【写真】あの小走りは計量時間に遅れるという焦りからの行動だったかもしれない(C)MMAPLANET
明日11日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116 IMPACTの計量が、10日(金)に新宿区ホテルローズガーデンのオークルームで行われた。
午後1時の本計量を開始前に、続々と選手が仮計量を済ますなかメインでCOROと戦う元谷友貴とヨコヤ・マクレガーの姿は会場に見られない。メガトン級のヨコヤ・マクレガーはともかく、元谷の姿がないことで緊張した空気も流れていた。
計量開始と同時に元谷はセコンドの春日井たけし、上田貴央とともに現れると小走りで席に着くこともなく、計量台に向う。結果100グラム・アンダーで計量をパスした元谷はCOROと並んで写真に収まると、「DEEPのメインの試合をしたいと思います。頑張ります」とかすれた声でコメントを残した。
10月末に帰国し、計量前日に名古屋から東京に入った元谷は計量当日に3時間ほどの水抜きでリミットまで落とし、宿泊先からタクシーで直行。予備計量をせずにパスというスリリングな計量を終えると、コメインで泉武志と戦う北岡悟の隣に用意された席で即リカバリーに入っていた。
ヨコヤ・マクレガーも計量時間内に会場入りし、22選手が問題なく計量を終えた。そんなDEEPの計量だが、司会者からマイクを受け取りコメントを話すことが多いJ-MMAの計量にあって、赤コーナーと青コーナーにそれぞれスタンドとマイクが用意されており、手渡しする場面がなくなっている。またフェイスオフもないために握手やハグなど、対戦相手と触れるシーンもほぼ見らないようになっていた。
なお上記にあるように全選手がパスした本日の計量だが、オープニングファイトに出場するアマ選手の横内おにぎり君の計量結果はおにぎり一個分が含まれている。
ここで気になる──MMAファイターは計量時にカルバン・クラインを着用する問題。
今回はアンダーウェアで計量台に乗った選手10選手のみカルバン・クラインを履いていたのは泉武志と窪田泰斗の2選手だけだった。MMAPLANETでは引き続き、この問題に向き合っていきたい。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
CORO:61.5キロ
<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
泉武志:70.65キロ
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ:43.65キロ
ちびさい KYOKA:42.8キロ
<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
谷岡祐樹:61.65キロ
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ:61.7キロ
鹿志村仁之助:61.4キロ
<メガトン級/5分3R>
誠悟:121.2キロ
ヨコヤ・マクレガー:96.35キロ
<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.75キロ
太田将吾:70.25キロ
<バンタム級/5分2R>
秋元強真:61.55キロ
田口貴親:61.4キロ
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星:67.75キロ
小柴亮太:67.15キロ
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟:65.3キロ
横内おにぎり君:64.65キロ
【写真】46戦目直前──写真は今日の昼過ぎにしなし本人が送ってくれたモノ。体重は43.5キロだそうだ(C)SATOKO SHINASHI
11日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116で、しなしさとこがちびさいKYOKAと対戦する。
Text by Shojiro Kameike
しなしは今年2月、約3年振りの復帰戦で古林礼名に勝利した。古林戦前には復帰の理由を語ってくれたが、今回のインタビューは「戦い続ける方法」を訊く。しなしさとこ、46歳9カ月の挑戦――試合1週間前の取材で、すでに体はバッキバキだ。
――前回の試合から9カ月振りの試合を控えています。現在のしなし選手にとっては、もっと試合がしたいですか。それとも、これぐらいのペースで試合をするほうが良いのでしょうか。
「もう年齢的に、これぐらいのペースでないと試合できないです(笑)。やっぱりちゃんと準備して試合に臨みたくて。実は前回の試合って、1カ月ぐらいしか練習していなかったんですよ」
――1カ月では十分な準備ができない、ということですか。
「もともと前回の試合が、約3年ぶりの復帰戦だったじゃないですか。その3年の間は週に一度横浜グランドスラムでの練習と、週に一度のフィジカルトレーニングぐらいで。要は3年間、週2回しかトレーニングしていない状態から、まるまる一カ月を練習に充てて試合に出たんです。だから私としては、あまり練習ができていない状態だったといいますか。でも前回の練習期間も含めて10カ月、しっかり練習することができました」
――試合間隔が2~3カ月となったら厳しいですか。
「もう体がもたないです(苦笑)。最近は44キロで試合をする選手も増えてきたみたいで」
――44キロ=DEEPミクロ級ですね。確かにミクロ級の試合も増えてきました。
「佐伯(繁DEEP代表)さんからも『選手が増えてきたから、いつでも試合できるよ』と言われていますけど、私のほうが難しいですね。今は試合間隔を空けて、しっかり練習してから臨みたいので。だから今が一番良いペースですね。もう体重もアンダー、44キロを切っていますから」
――SNSにアップされている写真を見ると、すでに体もバッキバキです。
「私は減量なしで、通常体重が44キロなんですね。今回の対戦相手も減量なしで44キロだと聞いています」
――ちびさいKYOKA選手は公式プロフィールによると身長146センチで、しなし選手は148センチです。しなし選手が体格で上回る試合は、今回が初めてではないでしょうか。
「ビックリしますよね! 今まで私より身長が低い相手はいました。でもその場合は通常体重が重かったり。前回対戦した古林礼名選手も、身長は私より高いうえ通常体重はかなり上で。試合当日はすごく大きかった。私の場合は練習でも、同じぐらいの体格の子と一緒になったことがなくて(笑)」
――しなし選手の場合、そもそも男子選手と練習していることが多いです。
「アハハハ、そうですね。ただ、最近は山崎桃子ちゃんもスパーリングパートナーになってくれて。桃ちゃんとはグランドスラムで一緒に練習していたけど、彼女がグランドスラムを離れてからは、あまり連絡を取っていなかったんです。でも今回の試合が決まる少し前から、彼女とまた練習するようになりました。桃ちゃんも減量なしの44キロですし。もちろん瀧本美咲ちゃんもずっと一緒に練習してくれていて、女子と練習する機会がまた増えましたね」
――そういえば意外といえば意外ですが、山崎選手とは対戦経験がありません。それは練習仲間だったことも理由なのでしょうか。
「そうです。実は今回も対戦相手のリストに桃ちゃんの名前があったんですけど、その前からスパーリングパートナーになっていたので。今は桃ちゃんが所属している坂口道場一族さんへ行かせてもらい、週に一度マンツーマンでスパーリングしています。……日曜日に(笑)」
――アハハハ。他のベテラン女子ファイターに聞いても、格闘技しかない生活を送っているのは素晴らしいことだと思います。
「そうですよねぇ。試合をするのは大変だけど、やっぱり格闘技が好きで。好きだからこそ、皆さんも続けることができているんでしょうし」
――しなし選手の場合、今も食欲旺盛であることが戦い続けていることとリンクしているような気がします。日常生活の中で食欲が落ちることはないですか。
「今も焼肉に行ったら、サシが入ったお肉ばかり食べていますからね。もちろん試合が決まると練習がキツくなるので、食べる量を抑えることはあります。でも食欲が落ちたわけではなくて」
――食べることと戦うことがリンクしている場合、『同じ量を食べられなくなったら戦えなくなる』という怖さのようなものはないですか。
「怖さというか――やっぱり私の場合は、食べていないと44キロにも届かないですからね(笑)。6年ぶりに復帰した時があるじゃないですか。あの時って42キロしかなかったんですよ」
――えっ!? 2014年10月のジ・イェジ戦ですよね。
「はい。食べることもそうですけど、試合ができなくなる怖さ――『あと何試合できるんだろう?』という気持ちは、ずっとあります。もしかしたら次の試合で終わりかもしれないし、逆にあと2~3年は続けられるかもしれない。年齢的なこともあって、それは分からないです。でも急に『今回の試合でおしまい』となっちゃうのは嫌だから、常に1試合1試合を大事にしていきたいという気持ちは強いですね」
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116対戦カード
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
CORO(韓国)
<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
泉武志(韓国)
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
雅駿介(韓国)
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ちびさい KYOKA(韓国)
<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
谷岡祐樹(日本)
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ(日本)
鹿志村仁之助(韓国)
<メガトン級/5分3R>
誠悟(日本)
ヨコヤ・マクレガー(韓国)
<ライト級/5分2R>
佐々木大(日本)
太田将吾(日本)
<バンタム級/5分2R>
秋元強真(日本)
田口貴親(日本)
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星(日本)
小柴亮太(日本
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟(日本)
横内おにぎり君(日本)
【写真】43歳の北岡悟のMMA観、そして人生観(C)DEEP
9月18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP vs BLACK COMBATの対抗戦を北岡悟が振り返るインタビュー最終回。
Text by Manabu Takashima
対抗戦という意識よりも、個と個の戦い。そして、自らが率いるパンクラスイズム勢と自身の取り組みに、対抗戦の結果を投影させる北岡に──11月11日のDEEP116における泉武志戦について尋ねると、一気に口数は減ってしまった。ならばと、思い切って話題のあの事に振ることとした──。
<北岡悟のDEEP vs BLACK COMBAT対抗戦振り返り、Part.02はhttps://mmaplanet.jp/156472から>
──Black Combat勢は現地での注目度も高く、キャリア的にもここでの1敗のダメージが大きいのかという気もしました。あるいは、やはり国民感情で負けられないというのは韓国の方が大きいのか。
「あぁ、なるほど。あれだけの応援団がいるわけですからね。まぁ、日本のファンがそうならないのはしょうがないかとは思います(苦笑)」
──北岡選手が対抗戦という風に見ていないと言われていたのとは対照的に、Black Combat勢は思い切り対抗戦を意識していた。負けられない、と。
「なるほど、なるほど。負けられない度合が違ってくると……。そういうことは現状、僕の中では考えが及ばないのですが、それがあるのはしんどいですね。でも、なるほどとは思います。だから負けられないのかもしれないという話は、なるほどとは思います。
今回の負けに関しては、もっと考えましょって感じじゃないでしょうか。それはこの対抗戦のことだけでなく、自分のジムの選手に対しても毎度思いはします。上手くいくと、これで良いとなるのですが……負けると、直近のパンクラスで矢澤(諒)と松岡(嵩志)と負けて、また考えないといけないとは思っています。そうじゃなくても、ここ2カ月の間は所属選手の結果が良くないので──色々なことは思います」
──とにかく考えると。
「そうですね。考えないといけないし、コツコツと取り組まないといけない。寝技に関してチョット、酒井リョウ選手と大原樹理選手に関してはDEEPで苦労をしてきた2人がチャンピオンになって、今回のメインとコメインで戦った。押しも押されぬ存在になって、こういう風にあっさりと極められてしまった。
まぁ簡単じゃないし、やっぱりチョット……そのう……基本の修練はトップに立ったとしても疎かにしてはいけないなと思います」
──ショックであり、見つめ直す機会になった。ただし、今のMMAはとにかく試合が多く、話題も次へ次へと移りがちで、このショックもすぐに流されてしまう。そのような傾向になるかと思います。
「ハイ、風化していきます。勝って、負けてを繰り返して、毎週のようにイベントが続くから受け止めきれなくなります。で、流していかないといけない。残し続けていると、ダメージが深くなることもあるし。難しいです。受け止めながら、流して。積み重ねていかないといけない。とはいえ、同じようなミスを繰り返すから、螺旋階段のようにちょっとずつ上がっていくしかない」
──対抗戦よりも、イズムの所属選手のことになっていますね。
「そうです(笑)。僕にとっては、そっちの方が大切なので……」
──というなか11月11日に試合が決まりました。
「あぁ……、ハイ」
──いや完全に声が低くなって、これまでとはトーンが違うではないですか。
「良いマッチアップですよ」
──北岡選手が望むべき場所に戻るための、最後の一戦かと。泉選手はそういう相手かと。
「ハイ、そうですね」
──泉選手、成長著しいと思います。それでもMMAにはなりきっていない。
「グラント(ボクタノフ)が、自分が戦った試合の動画を送って来てくれましたよ(笑)」
──あの頃とは……。
「まぁ、参考にはならないことは多いですよね。でも、グラントには感謝して練習をお願いしています。今年の前半、グラップリングの練習をロータスにしにきてくれて」
──泉選手はMMAファイターとして粗いところが短所だけでなく、長所にもなっているかと。
「ハイ。どうせ、俺を相手にするならストライカーになるんでしょ。リーチ差があるから、ジャブをついてって感じでしょ。テイクダウンは切れるからって。そういう感じでしょ、うん」
──MMAで、金網がある。そこで組み勝てないと……。
「ハイ。じゃあ、そういうことで。アハハハハ」
──ご自身の試合になると、本当に口が重くなりますね(苦笑)。
「フフフフフ。ハイ、そういうことでお願いします」
──ここを越えてトップ戦線に戻るという想いは?
「う~ん、まぁ、そういうことですよね。そういうことです」
──試合の2週間前でなく、40日前でも表情も険しくなって試合のことは話してくれないですか(笑)。
「そうですねぇ……。ちゃんと真面目に生きているので」
──では、もうここは話題を変えさせていただいて、7月のDEEP X NARIAGARIで天野心愛さんへの公開プロポーズのことでも尋ねさせてもらうとしましょうか(笑)。
「まぁ、話せる限りは話しますよ(笑)」
──ええ? 記事になるのですが……構いませんか。
「ハイ。そういう付き合いをさせてもらっていると思っているので」
──ありがとうございます(笑)。なかなか勇気のいる公表だったと思います。
「2回目ですしね(笑)」
──いや、それよりも年齢差が……。
「あぁ……」
──公表の前に、3月ぐらいですか……かなり固い表情で交際について教えてくれました。
「高島さんはお嬢さんが3人いて、年齢が変わらないから拒否反応があるかもしれないというのは、チョット思っていました」
──まぁ、あの時も伝えさせていただきましたが、人様の恋愛に口は挟めないです。ただし、自分の娘が43歳の男を連れてきたら拒否反応は間違いない。同時に拒否反応でなくても色々と言われることだと思います。そこをケージの中で公表するのは、ケジメだったのですか。
「違います。ただ単に僕がやりたかったから、やっただけです。皆、分かっていないですよ。僕が壊れている人間だって。僕はただ単にやりたいことをやっただけです。もちろん、メインイベントで勝つということが、今後の格闘技人生で何度やれるか分からないというのもあります。
年齢差のことは、言われてみればそういうことか──と(笑)。色々なことは考えるのに、そういうところは抜けていることがありまして。意外とそれなりにニュースになって、『なるほど、こんなに突っ込みどころがあったのか』と。『教え子に手を出して』とか『相手は学生だ』とか、色々ありましたね」
──年の差云々もありますが、大々的に公表したことは……前回のこともあり、その後の精神的ダメージがあった日々を想うと、老婆心ですが心配にはなりました。
「あぁ、ありましたね。でも逆にそういう覚悟はあります。それは経験しているから。離れられるリスクは全然あるんじゃないですか。そういう経験もしているけど、それはもうしょうがないですよ。経験しているから、どうなるもんじゃない」
──この発表は現役生活、そして実生活で頑張れる要因になるのでしょうか。
「それは勿論、言わずもがなです」
──私は家内に依存している方なので、子供ができるまでこの人のために頑張ろうとかなかった人間なので。その辺りのことが分からなくて。それで張りが生まれるのであれば……。
「張りを生むためにやったわけじゃないですけど……、ただやりたいからやっただけです。プロポーズは」
──MMAファイターとして強くなれる、ポジティブな要素になりましたか。
「あれがどうこうじゃないですけど、彼女のお陰でやれているのは確実なので。恥ずかしながら43歳の北岡悟は19歳の奥さんがあっての北岡悟なので。それが今の北岡悟で。だから、それを隠す気がないからこその発表だったかもしれません。あくまでもジムのなかではジム生だけど、皆が思っているよりは自然なカップルだと思います。
強くなれる……活力ですかね。今の自分のやりくりには必要な存在です」
──押忍。ありがとうございました。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116対戦カード
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
CORO(韓国)
<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
泉武志(韓国)
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
雅駿介(韓国)
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ちびさい KYOKA(韓国)
<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
谷岡祐樹(日本)
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ(日本)
鹿志村仁之助(韓国)
<メガトン級/5分3R>
誠悟(日本)
ヨコヤ・マクレガー(韓国)
<ライト級/5分2R>
佐々木大(日本)
太田将吾(日本)
<バンタム級/5分2R>
秋元強真(日本)
田口貴親(日本)
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星(日本)
小柴亮太(日本
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟(日本)
横内おにぎり君(日本)
【RIZIN】朝倉兄弟が“大改革”の内容を発表「JAPAN TOP TEAM」として海外・外部からコーチを招聘、トップ選手たちに練習参加を呼びかけるhttps://t.co/JL6aTce5dm#RIZIN #朝倉未来 #朝倉海 #格闘技
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) October 14, 2023
朝倉未来と朝倉海が、かねてから発言していた“大改革”の内容が朝倉未来のYouTubeチャンネルにて10月14日(土)に発表された。
「7月にRIZINの試合で負けて、格闘技今後とうしていこうかって翌日に悩んでいて。日が経つにつれて負けたままで終われないってことで環境を変える必要があるなっていう結論が出たわけですよ、いろいろ悩んだ末に。で、今回オーナーの堀さんだったり、弟の海だったり、みんなで考えた結果、ジムの体制を改革することを決めました」と未来。
まず名称を『JAPAN TOP TEAM』とし、「海外のメガジムのような環境を作ることに決めました。海外に行ける人って日本の中でもけっこう限られてるので、仕事とか家族とかがいて。ここにそういうメガジムのような環境があれば、日本人選手全員が強くなれるんじゃないかってことで、ここを海外のようなメガジムにすることが決まりました」と、トライフォース赤坂をメガジムにしていくとする。
「海外からコーチを呼んだり、日本の中でも組み技のトップクラスの人たち、チームをここに呼ぶことが決定したということです」と、紹介されたのはBRAVE GYMの宮田和幸代表とUNITED GYM TOKYOの中村K太郎代表。宮田代表がレスリングを指導するほか、BRAVE GYMと提携して選手が一緒に練習することになり、中村は元々の(国内軽重量級の)練習仲間たちを引き連れてグラップリングの指導と練習を一緒にすることになったという。
さらには「UFCの選手を教えているレスリングコーチや打撃コーチが来月から来る」(海)、「(国内の)MMAのトップ選手が参加してくれることに決まっています。けっこう驚くような名前の選手がいて」(未来)と、海外からコーチを招聘、国内トップ選手が練習に参加することも発表。
「この動画を見て、このチームで練習したいと思う選手、立ち技の選手もウェルカムなので連絡くれれば一緒に練習できます」と、名称通り国内トップの選手たちが集まって練習できる環境を作るということだ。
最後には、今まで通りの練習仲間に加えて、伊澤星花とCOROも加わったことを発表し、この輪を広げていって世界に挑んでいきたいとした。