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石井慧が格闘家引退を発表「引退後は福岡でアルバイトをしたい」

石井魂 「金メダルを捨てた男」が明かす“最強”への道 [ 石井 慧 ]


 MMAファイターの石井慧(37)が、現役を引退していたことが明らかになった。2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの輝かしい実績を引っ提げ、09年大みそかにMMAデビューしてから約14年でプロ格闘家生活にピリオドを打った。取材に応じた石井は、引退に至った理由を告白。近年はクロアチアに本拠地を移し欧州を中心に活躍していた無頼派の男はなぜ、リングを去る決断を下したのか。

 金メダリストが人知れずオープンフィンガーグローブを脱いでいた。米テキサス州から国際電話で取材に応じた石井は、照れ隠しか声色を変え「タドコロです。石井いわく『引退する』と言っていて、『引退後は福岡に住んで細々とアルバイトをしたい』と言っています」と明かした。

 だが、その裏で体は悲鳴を上げていた。古傷の首や腰、ヒザの負傷に加えて昨年は肋骨も痛め、重度の帯状疱疹(たいじょうほうしん)にも悩まされた。石井は「去年3月の京太郎選手との試合を終えた後、ヒゲを剃ったんです。そこから一気に体の調子が悪くなった。ケガが続いて体調も悪くなって…。しかも、なかなか状況が良くならなかった。それで『ここが潮時かな』って思いました」と振り返る。

 半年以上、練習も行っておらず、引退試合の開催は「しないです。何であんな痛い思いをまたしなきゃいけないんですか?」と否定。昨年8月18日の「PFL8」(ニューヨーク州マジソンスクエア・ガーデン・ザ・シアター)で判定負けしたダニーロ・マルケス(ブラジル)戦がラストマッチとなった。

 現在の生活については「長い間海外生活だったので、身の回りの整理に時間がかかっている状況です。あとは銃のライセンスを取りました」。師匠のミルコにも報告したところ「お前〝引退詐欺〟するつもりだろ」と言われたという。

 今後は周辺の整理がつき次第帰国し「一番住みやすい」と感じている福岡を拠点にする予定だ。「そこでお花屋さんでアルバイトをしようと思っているんです。花の名前や育て方の勉強ができるじゃないですか。だから福岡に引っ越したらアルバイト雑誌を買って面接を受けるつもりです」

 もちろん、自身を形成した柔道界に恩返しをしたい気持ちがある。石井は「僕にできることがあれば…。子供への指導のような、底辺の拡大に少しでも貢献できればと思っております」と神妙に話すと、「あ、東スポさんでも柔道の解説とかで仕事があればぜひ!」と、さっそく売り込みをかけた。

 最後に痛めているヒザが右なのか左なのか問うと「それは言えないですよ。次やる時に〝相手〟に狙われちゃうでしょ。だから言えないです」とちゃかして笑った。リング上だけでなく破天荒なライフスタイルで何かと注目を集めた男は、次なる人生のステージでも話題を振りまいてくれそうだ。

石井慧(Wikipedia)

Satoshi Ishii(Sherdog)

 石井慧についてはこちらを参照。1986年12月19日生まれ。大阪・茨木市出身。2008年北京オリンピック柔道男子100kg超級金メダリスト。MMA戦績25勝13敗1引き分け、キックボクシング戦績3勝1敗。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#08 RENA YouTube   ダニーロ・マルケス マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ 石井慧

『2023 PFL Playoffs 2』試合結果/ハイライト動画


・Renan Ferreira def. Maurice Greene via KO (punches) — 4:46, Round 1.

・Larissa Pacheco def. Olena Kolesnyk via TKO (punches) — 0:14, Round 1.

・Denis Goltsov def. Jordan Heiderman via submission (arm-triangle choke) — 4:16, Round 1.

・Marina Mokhnatkina def. Amber Leibrock via submission (armbar) — 1:45, Round 1.

・Nathan Kelly def. Damion Nelson via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28).

・Danilo Marques def. Satoshi Ishii via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28).

・Maira Mazar def. Kaytlin Neil via split decision (29-28, 28-29, 29-28).

【PFL2023#08】石井慧、マルケスの前蹴り&首相撲を崩しきれず。MMA復帰戦は判定負け(MMAPLANET)

【PFL2023#08】完勝。モフナトキナがレイブロックに何もさせず、腕十字で仕留めてトーナメント決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2023#08】ゴルソフがへイダーマンを寄せ付けずに肩固めで一本勝ち、ヘビー級T決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2023#08】右、右、右、右!! コレスニクを14秒でKOしたパチェコが決勝でモフナトキナと対戦(MMAPLANET)

【PFL2023#08】フェヘイラが打撃で圧倒、右一発でグリーンを沈め、ゴルソフの待つ決勝に駒を進める(MMAPLANET)

 8月18日にニューヨーク州ニューヨークのザ・シアターで開催された『2023 PFL Playoffs 2』の試合結果。今大会はヘビー級と女子フェザー級のトーナメント準決勝が行われ、ヘビー級はヘナン・フェレイラとデニス・ゴルツォフ、女子フェザー級はラリッサ・パチェコとマリーナ・モフナトキナが決勝進出を果たしています。また、ワンマッチで出場した石井慧はダニーロ・マルケスに判定負けしています。



 大会ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#08 ダニーロ・マルケス デミアン・マイア 石井慧

【PFL2023#08】石井慧、マルケスの前蹴り&首相撲を崩しきれず。MMA復帰戦は判定負け

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
石井慧(クロアチア)

サウスポーの石井。オーソドックのマルケスは左手を伸ばして右ミドル、インローを蹴る。石井は左のガードを上げ、左ボディストレートを打つ。前に出るマルケスは右の前蹴りを飛ばし、石井が距離を詰めようとしたところに右ストレートを狙う。石井はマルケスの蹴りに合わせて左ストレートを狙い、マルケスはすぐにバックステップで距離を取る。

インロー・前蹴りで自分の間合いを保つマルケス。石井が細かいパンチからボディロックで組みつくが、首相撲からヒザ蹴りを放って、ケージを背負わない。打撃の攻防に戻ると、マルケスは再びインロー・前蹴りで距離を取って、石井の前進に右ストレートをヒットさせた。

2R、マルケスはインロー。石井は左ボディストレートから顔面への右フックを返し、ボディロックで組もうとするが、マルケスは距離を取る。マルケスは二段の飛びヒザ蹴りを見せて、右の前蹴りで石井のボディを狙う。石井が組みつこうとすると、マルケスは首相撲からヒザ蹴りを放って組みつかせない。

マルケスは前蹴りと右ボディ、組もうとする石井を首相撲にとらえて離れる。この攻防が続くなか、石井も左ミドルを蹴り返し、シングルレッグも見せつつ、そのフェイントから顔面への左ロングフックを狙う。マルケスは前蹴りで距離をとって深追いしない。残り15秒、石井が左右のフックで突進。組ませないマルケスはやはり前蹴りで距離をとる。

3R、石井が左ストレートで前に出て、ダブルレッグで組みつく。そのままボディロックでマルケスをケージに押し込み、テイクダウンを狙う。一旦距離が離れると石井は左ストレートと左フック。シングルレッグ・ボディロックを見せながら左のパンチにつなげ、マルケスをケージまで押し込む。マルケスはそれに首相撲で対応し、初めてダブルレッグも見せるが、石井は組ませない。

ガードを上げて距離を詰める石井はマルケスの右脇を差してケージに押し込む。マルケスが首相撲にとらえると、石井はボディフックと顔面へのアッパーを打ち込見続ける。石井はガードを上げて細かいパンチで前進。マルケスも右ストレートを返すが石井が前に出続ける。1・2Rはマルケスがペースを掴み、3Rに石井が挽回するという試合は――ジャッジ3名とも29-28でマルケスに軍配が上がった。

前蹴りで距離を取り、首相撲でテイクダウンを阻止し続けたマルケス。試合後のマイクでは「練習通りに戦った。彼がテイクダウンを多く仕掛けてくると思って準備してきた。彼のコーナーマンは素晴らしい柔術家だし。僕はデミアン・マイア柔術出身だ」と試合を振り返り「サトシ、サンキュー、ブラザー。君のことを凄く尊敬している。良い試合だった。来年もここで戦っていたい」と締めた。


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石井慧、8.18『2023 PFL Playoffs 2』でダニーロ・マルケスと対戦/石井のPFL出場は3年10ヶ月ぶり

まったく新しい柔道の寝技の教科書


 2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストでMMA26勝13敗1分の石井慧(チーム・クロコップ)が、8月18日(日本時間19日)に3年10カ月ぶりにPFLヘビー級に参戦する。

 K-1、ボクシング、グラップリングのマットで活躍した石井は、MMAは2022年6月の「FNC 6」での40秒 TKO勝ち以来、1年2カ月ぶり。蹴りありのK-1、ボクシングでの近距離の戦い、そしてジョン・ダナハーからも学ぶ最先端のグラップリング、これらがMMAとして、円熟の36歳の石井慧のなかでどんな融合を見せるか。

 米国ニューヨークのMSGザ・シアターで石井が対する、ダニーロ・マルケス(ブラジル)も強豪だ。

 UFC2勝2敗の戦績を持つ37歳のマスケスは、MMA14勝5敗。14勝中11のフィニッシュ(4KO・7SUB)を誇り、2022年2月にUFCライトヘビー級でジャイルトン・アルメイダにTKO負け後、Gladiator Challengeでの一本勝ちを経て、2023年2月からPFLに参戦。チャレンジャーシリーズで勝利し、欠場選手の代役としてリーグ戦に出場。1勝1敗でプレーオフ進出は逃している。

 石井は3月のK-1 World GP 2023『K'Festa 6』で藤本京太郎に判定負けして以来の試合。MMAは昨年6月にクロアチアで開催された『FNC 6』でチャーリー・ミルナーに1R TKO勝ちして以来の試合。


MAIN CARD (ESPN, ESPN+, 9 p.m. ET)

・Renan Ferreira (259.6) vs. Maurice Greene (261.8) – heavyweight semifinal
・Larissa Pacheco (146) vs. Olena Kolesnyk (147.8)* – women’s featherweight semifinal
・Denis Goltsov (243) vs. Jordan Heiderman (247.2) – heavyweight semifinal
・Marina Mokhnatkina (145) vs. Amber Leibrock (145.8) – women’s featherweight semifinal
・Nathan Kelly (145.4) vs. Damion Nelson (145.8)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Satoshi Ishii (240.2) vs. Danilo Marques (248)
・Maira Mazar (125.6) vs. Kaytlin Neil (125.8)
・Daiqwon Buckley (272.4)** vs. Louis Sutherland (250.6)

 『2023 PFL Playoffs 2』前日計量結果。今大会はヘビー級と女子フェザー級の準決勝が行われます。続きを読む・・・
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【Special】PFL2023#08、K-1からMMAに戻った石井慧への想い──by 中村拓己

【写真】石井慧は240.2ポンド(108.95キロ)で計量をパス。プレーオフ準決勝2試合を含め、4試合が組まれたヘビー級出場選手で最軽量だ(C)PFL

18日(金・現地時間)にニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターでPFL2023#08が開催される。
Text by Takumi Nakamura

石井慧が約1年7カ月ぶりにMMAの試合を行う。対戦相手はダニーロ・マルケス、舞台はBellator買収のうわさで話題を集めるPFLだ。

7月17日にK-1プロデューサーを退任し、8月1日からフリーライターとして活動を再開する際、最初に記事を書きたいと思った選手が石井慧だった。


周知のように石井は2021年9月から2023年3月まで約1年半、K-1を主戦場に試合を重ねてきた。その間に石井のマッチメイク担当として、本人と試合のやりとりをしていたのが自分だった。K-1プロデューサー就任前の記者時代に何度か取材したことはあったが、石井と連絡を取り合ったのは、この時が初めてだ。

K-1参戦に向けて石井とミーティングした際、2つだけ石井からリクエストがあった。それは「MMAに活かすために期間を決めてK-1ルールに挑戦したい」、「最終的に京太郎と戦いたい」という極めてシンプルなものだ。

その言葉通り、石井はK-1デビュー戦となった愛鷹亮戦を皮切りに、3大会連続でK-1のリングに上がった。対戦相手の交渉に時間がかかることはなく、MMAやグラップリングの試合オファーもあるなかで、K-1での試合を優先し、K-1以外では「サトシ・イシイ」のリングネームでプロボクシングにも挑戦した。

石井はK-1で3戦3勝(1KO)、ボクシングで2戦1勝1分の成績を残し、今年3月「K’FESTA.6」で京太郎戦を実現させた。京太郎には敗れたものの、この試合を最後にK-1卒業とMMA復帰を表明した。

K-1参戦時のインタビューで石井はこんな言葉を残している。

「K-1ルールは逃げ場所がない。僕が最も得意としているテイクダウンやグラウンドがなく、純粋に打撃だけで戦うルールなので、一番打撃技術の向上に近付けるし、向上するスピードも速い。K-1ルールで学んだことがたくさんあります」

「エキビションマッチではなく勝敗がつく公式戦をやることで、何が使えるのか使えないのか。MMAの試合に出た場合は何が有利なのか不利なのかも分かった」

石井のK-1挑戦を間近で見て感じたことは、石井のMMAへの探求心、そして自分が定めたゴールへ向かう貪欲さだ。

MMAにおいて打撃の技術を覚えたいなら、打撃の練習量を増やしてMMAの試合で試せばいい。試合の感覚を味わうだけなら、勝敗のリスクを背負って公式戦をやる必要もないだろう。

しかし、それをやってしまうのが石井慧なのだ。

MMAファイターとして自分が成長するためには何が必要なのか。

その目標にたどり着くための最短距離はどこなのか。

石井はそれを追い求めてK-1での戦いを選び、駆け抜けた。

今回、石井が対戦するマルケスはMMAの通算戦績が14勝5敗。2020年~2022年にはUFCに参戦して2勝2敗、PFLでは2勝1敗の成績を残している。トップ・オブ・トップではないが、北米MMAの最前線で戦う一人だ。石井にとってはMMAファイターとしての現在地が分かる相手と言っていい。

これから石井がMMAで出す結果と試合でのパフォーマンス、それこそ石井がK-1ルールに挑戦したことの答え合わせだと思う。

だからこそK-1プロデューサーから格闘技ライターに戻った今、誰よりも石井慧のMMAに注目している。

なお17日(木・同)に行われた計量結果は以下の通り。ライト級で組まれていたクリス・ミクサン×エディ・ジョージは前者のライセンスが下りずにキャンセルに。

女子フェザー級準決勝でラリッサ・パチェコと対戦するオレナ・コレスニクが147.8ポンドと計量失敗し、ファイトマネーの20パーセントの譲渡とペナルティ1Pを受けたうえでキャッチウェイト戦を戦うこととなった。

またオープニングバウトのヘビー級マッチ=ルイ・サザーランドとダイクワン・バックリーの試合は、バックリーがヘビー級のリミットよりも7.4ポンド重い272.4ポンドとなり、同様にファイトマネーの20パーセントをサザーランドに支払ったうえで、この一戦はスーパーヘビー級戦として実施される。

■視聴方法(予定)
8月19 日(土・日本時間)
午前8 時00分~DAZN

■ PFL2023#08計量結果

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 259.6ポンド(117.75キロ)
モーリス・グリーン: 261.8ポンド(118.75キロ)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 146ポンド(66.22キロ)
オレナ・コレスニク: 147.8ポンド(67.04キロ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 243ポンド(110.22キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 247.2ポンド(112.12キロ)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 145ポンド(65.77キロ)
アンバー・レイブロック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ケリー: 145.4ポンド(65.95キロ)
デイモン・ネルソン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 248ポンド(112.49キロ)
石井慧: 240.2ポンド(108.95キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・ニール(米国)
マイラ・マザール(ブラジル)

<スーパーヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド: 250.6ポンド(113.67キロ)
ダイクワン・バックリー: 272.4ポンド(123.55キロ)

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【PFL2023#08】女子F級準決へ、モフナトキナ「レギュラーSとプレーオフは戦いのアプローチが違う」

【写真】アスリートとして一流然とした空気を纏っているモフナトキナ (C)PFL

18日(金・現地時間)にニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターでPFL2023#08が開催される。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フェア―級の準決勝が行われる今大会、その女子フェザー級セミファイナルでマリーナ・モフナトキナがアンバー・レイブロックと対戦する。レギュラーシーズン初戦で東よう子に勝利したモフナトキナは、スポーツサンボの世界王者からMMAに転向し、強くなるなめに単身渡米。コロナ期間にATTに入門ならず、女子禁制のサンフォードMMA(現キルクリフFC)に唯一例外として在籍が認めらた。

そのモフナトキナ、レイブロック戦を前に取材すると、この1年で大きく人生が変わっていた。


──昨年8月にキルクリフFCでマリーナにインタビューを受けてもらったのですが、あれから随分と練習、そして生活環境にも変化があったようですね。

「PFLの去年のシーズンが終わってロシアに戻り、今年のシーズン前に米国に戻ってきたの。でも、今はキルクリフFCでなくてラスベガスのシンジゲートMMAで練習しているわ。そう、本当に色々とあって。この間にUFCを契約したミハイル・モクナトキンと結婚をして……」

──それはおめでとうございます。

「ありがとう(笑)。彼の試合も9月のにあるのよ。そう、あなたとフロリダで会ってから本当に色々なことが起こったわ(笑)」

──キルクリフFC唯一の女子ファイターでしたが、シンジゲートでは同性の練習相手もたくさんできたのではないですか。

「正直、男の選手だけと練習をしていたから、フロリダにいる時はケガが絶えなかったわ。なんせ、体が違うから。でもベガスではたくさん女子選手がいて、練習環境が良くなっているのは確かね」

──2週間後にはPFL準決勝でアンバー・レイブロックと戦います(※取材は3日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じよ。MMAの戦績的には似通っているけど、彼女と比べると私の格闘技経験の方が厳しい環境にあっった。サンボ、MMAをこれまでの生涯をかけてやってきたから。その違いを彼女は知ることになると思う。これまでの戦ってきた相手も違うし、そういう点においても私の方が彼女をリードしているわね」

──PFLはポイント制を敷いていて、彼女は初戦のクイックシックスが効いてプレーオフ進出を果たした感があります。2戦目のパチェコ戦は逆に初回、僅か45秒でKO負けを喫しましたし。レイブロックの実力をどのように評価していますか。

「レギュラーシーズンとプレーオフでは、戦いのアプローチの仕方が違ってくるわ。ファイナル進出に向けて、前の2試合のように勝負を急ぐ必要がない。レギュラーシーズは2試合で少しでもボーナスが必要だから、皆ミスをしようがラッシュして戦う。対して今回の試合は時間を掛けることができるし、レスリングやグラップリングのテクニックを十分に駆使することができるはず。そしてミスを減らして、しっかりと勝利を目指すわ。そういう戦いができるように練習をしてきたし、グッドシェイプを保ってきたから」

──ところで今年は日本の東陽子選手、そしてPFLからの期待が高かった。エヴリン・マルチンスを下しての準決勝になります。

「どちらの試合も凄く良い経験になったわ。PFLは短期間で集中して試合があるから、試合と試合の合間も気を抜くことはできないし。そうやって勝ち続ける必要がある状況が、私を成長させてくれた。ヨーコとエブリンと戦うことでは、私はさらに強くなれた」

──では、もう一つの準決勝ラリッサ・パチェコ×オレナ・コレスニクの予想と、ファイナルでどちらと戦いたいかを教えてもらえますか。

「ラリッサの方が経験豊かで、彼女がファイナルに上がってくると思うわ。過去に2度もオレナに勝っているし。オレナ・コレスニクは細かい戦術を持ってラリッサに挑むだろうけど、単にラリッサの方が実力が上で。だから彼女はチャンピオンなわけだし、いずれにしても私はラリッサ・パチェコと決勝で戦うことになるはずよ」

──もちろん準決勝に集中しないといけないですが、100万ドルを手にする自信のほどは?

「私のモチベーションは100万ドルの獲得が第一。それは全ての選手にも共通することのはず。多くの努力と犠牲の上に、戦うことができているから。賞金を手にするために、努力を続けているわけだしね。100万ドルを得られるだけのことはやってきたわ」

──ところでPFLがBellatorを買収したという話が、半ば事実のように伝わっています。そのようにモノゴトが進展した場合、Bellatorがどうなるのかは分からないですが、仮に女子フェザー級戦線にはクリス・サイボーグ、キャット・ジンガーノら強豪選手が所属しています。彼女達がPFL女子フェザー級のロースターに加わると、一気に戦局は変化するかと。

「そういうことは気にしないようにしているから、あまりどういう状況かは分かっていないの。でも、キャリアのためにも試合機会が継続して訪れ、その間も集中してトレーニングできることは絶対にポジティブなことで。それだけ成長できるから。試合が私を強くしてくれるので」

──マリーナ、今日はありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「ありがとう。PFLがアジア、日本で大会を開く日が来ることを願っているわ。その時は絶対に日本に行きたいと思っている。ずっとTVで日本の美しいところを視てきたから」

■視聴方法(予定)
8月19 日(土・日本時間)
午前8 時00分~DAZN

■ PFL2023#08対戦カード

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
モーリス・グリーン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アンバー・レイブロック(米国)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ケリー(米国)
デイモン・ネルソン(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
エディ・ジョージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス(ブラジル)
石井慧(クロアチア)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・ニール(米国)
マイラ・マザール(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
ダイクワン・バックリー(米国)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#05   アスペン・ラッド アンテ・デリア アンバー・レイブロック エヴェリン・マルチンス オレナ・コレスニク カロリーナ・ソベック ジュリア・バッド ダニーロ・マルケス デニス・ゴルソフ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・カッペローザ マテウス・シェッフェウ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ヨーガン・デ・カストロ ラリッサ・パチェコ リズヴァン・クニエフ 東よう子

【PFL2023#05】計量終了 体重オーバーのマルチンスの1P減点がシーズン結果に如何に影響するか……

【写真】東のフィジカルは、やはり一枚落ちる。そんなことは承知のうえだ (C)PFL

16日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#05の計量が、15日(木・同)に行われている。


ヘビー級と女子フェザー級のシーズン2戦目となる同大会もヘビー級でPFLを襲うドラッグテスト陽性結果の嵐に巻き込まれ、ヘビー級で対戦予定だったブルーノ・カッペローザとリズヴァン・クニエフの両者が揃って失格となっている。

そんななか女子フェザー級では2位のマリーナ・モフナトキナと対戦するエヴェリン・マルチンスが147ポンドで計量オーバーした。

現在3Pのマルチンスがペナルティで1P減点となると、彼女が判定勝ちをした場合、モフナトキナと並んで5P止まり。

また昨年の女子ライト級を制している本命ラリッサ・パチェコは現在3Pで、首位のアンバー・レイブロックと対戦。

前者が後者を破ると、レイブロックも6P止まり──捕らぬ狸の皮算用猛々しいが、東よう子が6Pを獲得するとプレーオフ進出の可能性は残っている。

とにかく1勝。それが将来につながる東は144.2ポンドと出場10選手中、最軽量でパスしている。また今大会ではメインカードで、モハメド・アリの孫ビアッジョ・アリ・ウォルシュのアマMMA5戦目=トラヴェル・ミラー戦もマッチアップされている。

【女子フェザー級ランキング】
1位 6p アンバー・レイブロック
2位 5p マリーナ・モフナトキナ
3位 3p ラリッサ・パチェコ
4位 3p エヴェリン・マルチンス
──────────────────────────────────
5位 2p オレナ・コレスニク
6位 0p アスペン・ラッド
7位 0p カロリーナ・ソベック
8位 0p ジュリア・バッド
9位 0p 東よう子
10位 0p マルティナ・インドロヴァ

■視聴方法(予定)
6月17日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■PFL2023#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 251ポンド(113.85キロ)
モーリス・グリーン: 255.4ポンド(115.84キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンバー・レイブロック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 259ポンド(117.48キロ)
マテウス・シェッフェウ: 260.6ポンド(118.2キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国): 145ポンド(65.77キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<アマMMAライト級/3分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.6ポンド(70.57キロ)
トラヴェル・ミラー: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.2ポンド(111.67キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 264.8ポンド(120.11キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 145.4ポンド(65.95キロ)
エヴェリン・マルチンス(ブラジル): 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 250.6ポンド(113.67キロ)
マルセロ・ヌネス: 248.4ポンド(112.58キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジュリア・バッド: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 145ポンド(65.77キロ)
東よう子: 144.2ポンド(65.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
パトリック・ブラディ: 256.8ポンド(116.48キロ)
ジョーダン・ヘイダーマン: 247.8ポンド(112.4キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アイザイア・ピンソン: 247.8ポンド(112.4キロ)
デンゼル・フリーマン: 261.8ポンド(118.75キロ)

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【PFL2023#02】15分間でパンチ3発、ヒットは『0』。回って足を出し続けたマルケスがカストロに判定勝ち

【写真】何でも有りが、何にも無しの展開的な試合に(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-27
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

UFCからの転向組には厳しい戦いが待ち受けていることが多いPFL。カストロは初スマートケージでマルケスと相対する。マルケスが右ロー、続いて右前蹴りから左ハイを繰り出す。ジリジリと圧を掛けるカストロは、1分間手を出さない。マルケスの蹴りの後にワンツーを振るって前に出たカストロが、左右のフックで回るマルケスを追いかける。距離を取って戦うマルケスに対し、カストロも右ローを蹴って距離感を掴みに掛かる。

カストロは左ボディフック、回るマルケスに再び右ローを決める。カストロがローを3発入れ、二段蹴りを見せる。距離を取り、間合いを探るが組むこともないマルケスの狙いが分からない初回だった。

2R、右ローからワンツーフックのコンビを連続で見せるなど、勢いを増したカストロに対し、マルケスは前後の動きを増やす──が、拳の攻撃はない。回って、頭を動かすマルケスが前蹴り、カストロは右ローを入れる。マルケスの左ミドルも、拳の圧がなく怖い攻撃とはならない。レベルチェンジのフェイクから、前蹴りのマルケスがついにダブルレッグへ。フェイントに力がないため、このダブルレッグはカストロが簡単に反応する。

そのカストロが左フックをヒット。それでも動かされていることになるのか、カストロの首回りが汗で光っている。そのまま両者のコンタクトが1分以上ないまま2Rも終わった。

最終回、ジャブから右を伸ばしたマルケス。ようやく拳の勝負に出るか。こうなるとカウンター狙いのカストロは有利かと思われたが、マルケスの動きは変わらず──遠い位置から蹴りを繰り出すのみ。カストロも右ローを入れ、ハイをかわすが詰めることはない。左フックでステップインしたカストロに対し、回ってかわすマルケス。続くローにカストロが右を合わせるも、試合のリズムは変わらない。マルケスは後ろ回し蹴りから右ローを2発。カストロもローを返し、前蹴りをかわす。スイッチしたカストロだが、特に変化はなく試合は残り30秒に。

ブーイングのなか、2人は交わることなくタイムアップを迎えた。15分間の試合、マルケスが出したパンチは3発でヒットは0。テイクダウン&コントロールには厳しい姿勢のMMAだが、スタンドの間合いの取り合いとヒットでなくタッチの打撃をどのように評価すればよいのか。ブレイクを掛けてヒザ立ちアンダーフックから再開があっても良いような試合は3-0でマルケスに凱歌が挙がった。


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BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02   アスペン・ラッド エヴェリン・マルチンス ケイラ・ハリソン ジュリア・バッド ダニーロ・マルケス ビアッジョ・アリ・ウォルシュ ブルーノ・カッペローザ マテウス・シェッフェウ マリーナ・モフナトキナ マルティナ・インドロヴァ ラリッサ・パチェコ リズヴァン・クニエフ 東よう子

【PFL2023#02】計量終了 東よう子&マリーナ・モフナトキナ、モハメド・アリ孫も問題なく揃ってパス

【写真】本計量時のマリーナ・モフナトキナと東 (C)PFL

7日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#02の計量が行われている。

PFL2023年シーズン第2週はヘビー級と新設された女子フェザー級の初戦が組まれている。しかし、アスペン・ラッドと対戦するオレナ・コレスニクが 146.4ポンドと計量をパスせず、ファイトマネーの20パーセントをボッシュされラッド戦は実施される。

昨年まで計量を失敗すると、勝っても3Pは手に出来ず-1Pとなるが、今回プレスリリースではリーグポイントから1Pが奪われるという表記になっている。


ケイラ・ハリソンがいない初めての女子シーズン、そのケイラに初黒星を与え昨年の女子ライト級王者となったラリッサ・パチェコは、元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッドと対戦。

フェイスオフ後にバッドはインタビューで「全ての経験が今に生きている。全ての準備はできているので、私が何者が証明する。ハードな練習をしてきたから15分間動き続ける」と話し、バチェコは「去年の調子を持続し、PFL初の2階級制覇を成し遂げる。それとクィーンと呼ばれるより、チャンピと呼ばれたい。彼女はハングリーで勝利を目指しているけど、私は準備が整っている」とコメントした。

日本から出場する東よう子は、セレモニアル計量でのフェイスオフ後、マリーナ・モフナトキナとしっかりと両手で握手を交わしている。

またアマMMAながらメインカードで組まれたライト級は、モハメド・アリの孫ビアッジョ・アリ・ウォルシュがアイザイア・フィゲロアと対戦。

セレモニアル計量ショーではこの2選手はインタビューを行われおり、アリ・ウォルシュは「地元で全ての力を出しきる。僕はスピードもあって爆発力もあるけど、ただ勝利を目指すよ」と話した。

■視聴方法(予定)
4月8日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<女子フェザー級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 146ポンド(66.22キロ)
ジュリア・バッド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 240.8ポンド(109.22キロ)
マテウス・シェッフェウ: 258ポンド(117.02キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 146.4ポンド(66.4キロ)
アスペン・ラッド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<アマMMAライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アイザイア・フィゲロア: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 260.4ポンド(118.11キロ)
リズヴァン・クニエフ: 249.8ポンド(113.3キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ヌネス: 244.8ポンド(111.03キロ)
モーリス・グリーン: 251.2ポンド(113.94キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス: 249.2ポンド(113.03キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 264.4ポンド(1119.92キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンバー・レイブロック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
エヴェリン・マルチンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 146ポンド(66.22キロ)
東よう子: 144.8ポンド(65.68キロ)

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ACA MMA o UFC   アンドレ・イーウェル ズヴァイアド・ラジシュビリ ダニーロ・マルケス ロクサン・モダフェリ

UFCがアレクシス・デイビス、アンドレ・イーウェル、ディエゴ・リマら15選手をリリース


Collin Anglin(Sherdog)

Hunter Azure(Sherdog)

Dakota Bush(Sherdog)

Fabio Cherant(Sherdog)

Alexis Davis(Sherdog)

Andre Ewell(Sherdog)

Jennifer Gonzalez Araneda(Sherdog)

Zviad Lazishvili(Sherdog)

Dhiego Lima(Sherdog)

Mallory Martin(Sherdog)

Danilo Marques(Sherdog)

Roxanne Modafferi(Sherdog)

Sean Soriano(Sherdog)

Jordan Williams(Sherdog)

David Zawada(Sherdog)

 UFCがコリン・アングリン、ハンター・アジャー、ダコタ・ブッシュ、ファビオ・ケラント、アレクシス・デイビス、アンドレ・イーウェル、ジェニファー・ゴンザレス、ズヴァイアド・ラジシュビリ、ディエゴ・リマ、マロリー・マーティン、ダニーロ・マルケス、ロクサン・モダフェリ、ショーン・ソリアーノ、ジョーダン・ウィリアムズ、ダビッド・ザワダの15選手をリリースしたことを確認したとのこと。

 ロクサン・モダフェリの場合は引退を発表していたのでリリースとは違いますが、所謂UFCのロースターから外れた選手ということで含まれています。

 大半の選手が最近連敗したり負け越したりしていますが、アレクシス・デイビスはUFC戦績8勝6敗で最近は2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でジュリア・ストリアレンコに判定勝ちしています。UFCには12年間在籍し、2014年7月の『UFC 175: Weidman vs. Machida』でロンダ・ラウジーの女子バンタム級王座に挑戦し16秒でKO負けしています。現在37歳で判定決着が多いこともあり再契約出来なかったのかもしれません。

 また、ジェニファー・ゴンザレスがUFCで1試合もせずにリリースされています。これは『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でジョジアニ・ヌネスと対戦予定だったものの、その前にUSADAの薬物検査で禁止薬物の陽性反応が出たためです。続きを読む・・・