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UFC300:第10試合・チャールズ・オリベイラ vs. アルマン・ツァルキヤン

ライト級。オリベイラ1位、ツァルキヤン4位。

元王者オリベイラはヌルマゴが返上したタイトルをチャンドラーと争いKO勝ちで王座獲得。ポイエー、ゲイジー相手に連勝したが、ゲイジー戦は体重オーバーで王座剥奪。22年10月のマカチェフ戦との王座決定戦に出場したものの、肩固めで一本負けして再戴冠はならなかった。6月に8連勝中のベニール・ダリウシュを1RKOして再びマカチェフの王座に挑戦するチャンスを掴んだが、直前練習で顔面をカットし欠場。現在ラマダンで欠場中のマカチェフへの挑戦を待つという選択もある中、記念大会で難敵ツァルキヤンとの対戦を選択した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞はUFC最多の13回(サブミッション・オブ・ザ・ナイトも含めると16回)で、今回30万ドルに増額されたボーナス獲得も狙う。34歳。

ツァルキヤンはUFC8勝2敗。前回、4位のベニール・ダリウシュに1RKO勝ちしてついにトップ5ランカーとなり、王座挑戦圏内に。敗れた相手はUFCデビュー戦で対戦した現王者マカチェフと、接戦となったマテウス・ガムロット戦。バックボーンはレスリングで、あのマカチェフからもテイクダウンを奪っている。ここで勝てば次期挑戦者になる可能性も高くなる重要な一戦。27歳。

会場人気は圧倒的にオリベイラだが、オッズではツァルキヤンがフェイバリット。

オリベイラがローで足を払ってスリップしたツァルキヤン。がぶったオリベイラ。ギロチンで引き込む。タイトに入っているか。足のロックを外そうとするツァルキヤン。外れたがその瞬間に上になりオリベイラマウント!反転しようとしたツァルキヤンだが、バックを取られそうになり正対しマウントに戻る。また反転。今度はリバース成功し、オリベイラのガードに。下からツァルキヤンの左腕をオーバーフックして脇に抱えるオリベイラ。体を起こそうとしたツァルキヤンに下からの蹴りが顔面に入ってしまい反則。ツァルキヤンはそのまま続けようとしたが、レフェリーインターバルを取る。同じポジションから再開。残り50秒。密着したままパウンド・肘を入れるツァルキヤン。フックスイープを狙うオリベイラ。そのまま立った。肘を入れて離れた。ホーン。

1R上になっていた時間はツァルキヤンだが、オリベイラのギロチンが効果的と見てオリベイラのラウンドか?

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MMA o UFC ジェイコブ・マルクーン ジェイミー・ピケット

UFC300:第9試合・ボー・ニッカル vs. コーディ・ブランデージ

ミドル級。

ニッカルはレスリング全米王者。MMAデビューは22年6月で、まだ1年10ヶ月。キャリア5戦すべて1Rフィニッシュ勝利。UFCでも2連勝だが、初戦は当時UFC2勝4敗のジェイミー・ピケット、2戦目はUFCデビュー戦のバレンタイン・ウッドバーンで、このクラスでは全く勝負にならない。28歳。

今回はUFC4勝4敗のブランデージとの試合に。現在2連勝中だが、そのうち1戦はジェイコブ・マルクーン相手に劣勢な展開から、後頭部に肘をもらって反則勝ちを拾った試合。前回は相手の腕十字をリフトして頭から叩きつけてのKO勝ち。29歳。

オッズでは今大会一番の大差でニッカルがフェイバリット。もっと上、ランキング手前くらいの相手との試合が見たかったが、相手から対戦を拒否されているのか。

右ハイを見せたブランデージ。飛び膝。かわしたニッカル。左フック!かすめて膝を着いたブランデージ。ニッカルタックル。スクランブルで上を取ろうとしたブランデージだが、ニッカルすぐに反転してがぶりに。ケージに押し込みまたテイクダウン狙い。投げた。すぐに立つブランデージだがスタンドバックに。両足フックした。チョークを狙うがまだ真後ろではない。反転して正対したブランデージ。ハーフに。しかしマウント。三角マウントにして肘を落とす。反転しようとしたブランデージだがニッカルすぐにバックにつく。残り1分。ハーフバックに。腕を掴んで耐えているブランデージ。動きがないままホーン。

1Rニッカル。しかし初めて1Rで仕留められず。

2R。左ミドルを入れたニッカル。ブランデージミドルを入れるがキャッチしたニッカル。タックルへ。しかし切ったブランデージ。が、またタックルに入るとテイクダウン。ハーフバックからチョークを狙うがブランデージ正対して外した。ハーフで押さえ込みながらパウンドを入れるニッカル。足を抜いてマウントに。体を起こさずに肩固めを狙いつつパウンド。体を起こしてパウンドを入れるとブランデージ亀になりバックマウントの体勢に。仰向けでチョーク。タップアウト。

結局危なげなし。ランカー相手でないと実力は測れない。

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UFC300:第8試合・イリー・プロハースカ vs. アレクサンダル・ラキッチ

ライトヘビー級。プロハースカ4位、ラキッチ5位。

プロハースカはUFCデビューから3戦でライトヘビー級王者に。タイトルを獲得したグローバーテイシェイラ戦は一進一退の試合から5Rにチョークで逆転勝ちして2022年のファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。しかし12月に予定されていたテイシェイラとのダイレクトリマッチを前に、練習中に肩を負傷してタイトルを返上。怪我から約1年での復帰戦となった昨年11月のペレイラとの王座決定戦では、カーフを効かされ、距離を詰めたところでショートのパンチをもらい、タックルに肘連打をもらって潰されてのKO負け。RIZINヘビー級GP決勝のキング・モー戦以来、8年ぶりの敗北を喫した。31歳。

オーストリアのラキッチはUFCデビューから6勝1敗でランキング1位のヤン・ブラホビッチと対戦。勝てば王座挑戦が濃厚となる試合で、2Rを終え両者まだエンジンがかからない中、3Rにバックステップした際に膝の靭帯を断裂。長期欠場に追い込まれ、今回が1年11ヶ月ぶりの復帰戦となる。当初は1月にブラホビッチとの決着戦で復帰予定だったが、ブラホビッチの負傷欠場で流れている。バックボーンはキックボクシングのストライカー。32歳。

オッズは意外にも長期欠場明けのラキッチがフェイバリット。

ラキッチカーフキック。スイッチしたプロハースカにインロー。逆足にカーフ。さらにスイッチしたところにまたカーフ。ガードを下げた構えから飛び込んでいくプロハースカだが、入ったところに右をもらう。また出たがラキッチカーフキック。プロハースカ足が流れた。またカーフ。完全に効いた。蹴られた左足を下げたプロハースカだが、足を引きずっている。飛び込んでパンチを出したがステップがおかしい。今度は右足にもカーフを入れるラキッチ。右を打ち込んだ。また右。プロハースカ詰めてラキッチにケージを背負わせるが、そこから出られない。プロハースカ左で飛び込んだが、ラキッチかわして右を入れる。残り45秒。左ミドルで出たプロハースカ。ヒット。さらにパンチが入り距離を取ろうとするラキッチ。追いかけるプロハースカだが、離際にパンチを入れたラキッチ。残り5秒で組み付いたプロハースカ。ホーン。

1Rラキッチ。プロハースカカーフのダメージが相当あるので厳しい。

2R。ラキッチの右がヒット。プロハースカ左ハイ。しかし詰めたところでまた右をもらった。またカーフ。プロハースカがスイッチすると右足にもカーフをもらう。ラキッチ飛び込んで肘!動きが止まったプロハースカだが、ラキッチ無理に攻めない。パンチで飛び込んだプロハースカだが、ラキッチの右がヒット。プロハースカハイキックから間合いを詰めるが、ラキッチはヘッドムーブでパンチをかわすと右をヒットさせる。しかしプロハースカの右が入りラキッチふらついた!背中を向けて距離を取るラキッチを追いかけパンチを入れるプロハースカ。ケージ際で頭を振って被弾を防ぐラキッチだが、距離を取ろうとして足がもつれる。追いかけてテイクダウンしたプロハースカ。プロハースカ上を取りパウンド連打。ラキッチ背中を向けて立とうとするがバックから殴るプロハースカ。ハーブ・ディーン止めた!

プロハースカ逆転KO勝ち!

カーフをかなり効かされ、ラキッチの右ももらっていたが、前に出て圧を掛け続け、パンチを効かせて逆転勝利。メインの勝者とのタイトル戦をアピール。

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o UFC アーノルド・アレン キック ギガ・チカゼ ショーン・オマリー ピョートル・ヤン

UFC300:第7試合・カルヴィン・ケーター vs. アルジャメイン・スターリング

フェザー級。ケーター8位。これがUFCでのフェザー級初戦となるスターリングはバンタム級の2位。

ケーターは2022年10月のアーノルド・アレン戦で、飛び膝を放って着地した際に膝を負傷。そのまま続行不能でTKO負けとなり、ACLの手術により1年半の長期欠場明け初戦となる。レスリングがバックボーン。長身で、レスリングと打撃を混ぜたスタイル。元キック世界王者のギガ・チカゼに対しては、距離を潰して打撃戦を挑んで消耗させて判定勝ちした。36歳。

スターリングは2021年にピョートル・ヤンからUFC史上初の反則勝ち(グラウンド顔面ヒザ)での王座奪取。そこからヤンとのリマッチを接戦で制すと、ディラショー、セフード相手にも防衛に成功。しかし減量が厳しく、常にフェザー級転向の話がある状態だった。前回はバンタム級での最後の試合と決めた一戦で、新世代のショーン・オマリーに2RKO負けし、王座から陥落しての転向となってしまった。34歳。

すぐに詰めていくスターリング。ケータージャブで牽制。カーフを蹴るスターリング。ケーター右ハイ。パンチをかいくぐって組もうとしたスターリングだが組ませず引き剥がすケーター。ケーター詰めてきたが、スターリングは前蹴り、カーフ。スターリングシングルレッグへ。ケージまで移動しこらえるケーターだが、一瞬倒して立ち際にボディロックからテイクダウンしたスターリング。ケーター寝かされずに立とうとするが、ボディロックしてバックに回ろうとするスターリング。立ったケーター。なおもボディロックを放さずテイクダウンしたスターリング。ハーフバック。また立つとクラッチを切ったケーター。離れた。ジャブで詰めるケーター。スターリングはかいくぐってタックル。シングルレッグからテイクダウン成功。残り時間わずかで鉄槌から足をサバいてパスした。ホーン。

1Rスターリング。

2Rスターリングカーフキック。距離を詰めてタックルの間合いに。ケージを背負わせてタックル。膝を着かせた。ケージを背負って片膝立ちで寝かされないようにこらえているケーター。立った。なおもテイクダウンを狙うスターリング。立ったケーターに膝。投げを狙ったがこらえたケーター。離れる。ケーターが詰めていくとスターリング距離を取る。しかしまた出るとタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン!サイドで押さえ込んだ。肘を入れる。ホーン。

2Rスターリング。しかしエキサイティングでない試合ぶりに会場からはブーイングが。

3R。スターリングすぐにタックル。テイクダウン。バックにつこうとするが、ケーター立ってケージ際に移動。クラッチを切って正対した。なおもテイクダウンを狙うスターリングに、ケーターキムラで引き込もうとしたが、外れて下になる。ケージを背に座った体勢で寝かせようとするスターリング。背中を付けた。ハーフからパスしてサイドに出る。ケーター何もできず。うつ伏せになりタックルに入ったケーターだが、スターリング持ち上げてパワーボム気味に叩きつけると鉄槌連打。ハーフからパウンドを入れる。残り1分。バックに回ろうとしたケーターだがスターリング上をキープ。首を狙ったスターリングだが時間がなく放した。パウンドを入れてタイムアップ。

判定30-27×3でスターリング勝利。

が、固い試合ぶりに会場からはブーイング。もともとバンタム級王者時代もブーイングを浴びていたが…。ケーターが病み上がりの初戦ということもあったが、フェザー級でも危なげなく勝利。ただグラウンドでポジションを取ってもキープまでで、そこから先の攻めがなかった。よりフィジカルが上の選手相手にどこまで行けるか。

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UFC300:第6試合・ホリー・ホルム vs. ケイラ・ハリソン

女子バンタム級。ホルム5位、ハリソンは初参戦。プレリム最注目の一戦。

元王者ホルム。柔道銅メダリストで、当時の女子格闘技のアイコンであり、女子MMAの世界を確立したパイオニアロンダ・ラウジーをハイキックでKOしたのが8年半前の2015年。そこから12戦で5勝6敗1NCと苦戦しているものの、6敗のうち4試合はタイトルマッチ。かつてのストライカーから、現在は組み主体の選手に変貌を遂げている。前戦はマイラ・ブエノ・シウバをケージに押し込んだところにニンジャチョークに捕まり、タイトル陥落したミーシャ・テイト戦以来となる一本負け。今大会最年長の42歳。

女子柔道2タイムオリンピック金メダリストハリソン。2018年にPFLでMMAデビューすると、2019年から開催された女子ライト級リーグ戦を全勝で制して100万ドルを獲得。しかし女子ライト級といいつつ、ほとんどの選手がフェザーから階級を上げての出場で、ハリソンのための階級だった。2021年もまた全勝で2度目の100万ドルを獲得したが、2022年は決勝で過去2度破っている(いずれも判定)ラリッサ・パチェコ相手に苦戦し、判定負けでキャリア初黒星。2023年シーズンは、リーグ戦は女子フェザー級に変更されたがハリソンは出場せず、元UFCのアスペン・ラッドと150ポンド契約ワンマッチで対戦し判定勝ち。Bellatorを買収したPFLでは、Bellator女子フェザー級王者・元UFCフェザー級王者のクリス・サイボーグとの対戦が期待されていたが、ハリソンはPFLとの契約を終えUFCと契約。てっきり空位となった女子フェザー級で戦うのかと思いきや、さらに体重を落としバンタムにはじめて落としての試合となる。33歳。

はたして柔道時代の78kgから61.2kgまで落としたハリソンが、今までと同じように動けるのかどうか。

いつも通り重心を低くしたMMAの構えを見せるホルム。組み付いたハリソンだが、ホルムが脇を差してケージに押し込む。ハリソン払腰で投げた!が、投げられた勢いで上を取り返したホルム。ハリソン立った。なおも脇を差しているホルム。が、ハリソンが潰して上を取る。ハーフから強いパウンド。背中越しに下の手をホールドしてパウンドを入れるハリソン。半身のホルムにPFLでは使えなかった肘を入れる。パウンドラッシュ。なんとかガードに戻して膝で距離を作ろうとするホルムだが、インサイドからパウンドを入れていく。パウンド・肘。下から肘を返すホルムだが、ハリソンはガードの中で立ち上がってパウンドを落とす。ホルム下からホールドして凌ぐ。ホーン。

1Rハリソン。攻め続けたが、2Rも同じように動けるスタミナがあるかどうか。

2R。ジャブ、サイドキックを出していくホルム。ハリソンが詰めると距離を取る。ハリソン右ハイからタックルへ。組み付いた。膝を着いたホルムにギロチン。しかし放した。大外刈りで投げるとマウント!背中を向けたホルムからバックマウントに。体を伸ばしてチョーク。タップアウト!

ハリソン完勝。柔道家らしくスタンドで脇を差されてしまうが、そこで投げて上を取ると盤石。王者ペニントン、1位ペーニャとの対戦をアピールし、年内に王者になると宣言。

オッズで大差のアンダードッグだったとはいえ、ホルムがここまで一方的にフィニッシュされたのはアマンダ・ヌネスにKOされた時以来。

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AB BELLATOR F1 MMA o PFL ベンソン・ヘンダーソン

PFL2024#2:第2試合・エルヴィン・エスピノーザ vs. アダム・ピッコロッティ

ライト級リーグ戦。

Bellator10位ジェイ・ジェイ・ウィルソンがピコロッティと対戦予定だったが、ウィルソン欠場により、計量前日にエスピノーザの出場が決まった。

エスピノーザは補欠戦でアンソニー・ロメロとの対戦が組まれていたが本戦昇格。ニカラグア国籍だが、生まれも育ちもフロリダで、フロリダ国際大学卒業。MMA9戦全勝、PFLにはワンマッチで4度出場し全勝。急遽100万ドルをゲットできるチャンスを手にした。31歳。

ピッコロッティはBellator10勝5敗のベテラン。5敗のうち3敗はシドニーアウトローマンスール・ベルナウイ、ベンソン・ヘンダーソンと、昨年のライト級GPに出場したメンバー(アウトローは後に欠場)。35歳。

エスピノーザタックルへ。ケージに押し込む。ピッコロッティこらえてヒザを入れる。離れた。エスピノーザのミドルをキャッチしたピッコロッティ。テイクダウン。背中を向けたエスピノーザからバックマウント。反転して抜けたエスピノーザ。ピッコロッティさらにタックルに入りテイクダウンへ。エスピノーザギロチンに抱えたが外れてまた下に。また背中を向けたエスピノーザ。ピッコロッティがバックマウント。エスピノーザまた反転するが、ピッコロッティが下から三角。外れたがオモプラッタに移行。前転して解除し立ったエスピノーザ。打撃で出る。左右のパンチで攻める。残り25秒でエスピノーザがタックルへ。受け止めたピッコロッティ。残りわずかでキムラに捕らえて後方に投げたピッコロッティ。そのままマウント。ゴング。

1Rピッコロッティ。

2R。エスピノーザが打撃で出る。ピッコロッティワンツー。スイッチしてジャブ。エスピノーザのワンツーがヒット。離れた。エスピノーザ詰めてパンチを振る。スタンドでは押され気味のピッコロッティ。ミドルをキャッチしたエスピノーザ。離してバックに付いた。ピッコロッティはスタンドバックを取られた体勢からキムラを狙うが、エスピノーザテイクダウン。下からキムラで返そうとするピッコロッティ。エスピノーザ前転して脱出するがピッコロッティ立った。打撃で出るピッコロッティ。残りわずかで組んでいく。スタンドバックに回った。残りわずかで前転したエスピノーザ。ゴング。

2Rは微妙。ややエスピノーザが盛り返したか。

3R。打撃で詰めるエスピノーザ。ピッコロッティ動きが落ちている。後退しながらミドル、アッパーを入れるピッコロッティ。タックルに入るがエスピノーザ切った。ケージに押し込むピッコロッティ。離れたがすぐにパンチで出たエスピノーザ。四つでクラッチすると腹にヒザ。キャッチしようとしたピッコロッティだが切って離れたエスピノーザ。パンチが効いたピッコロッティ。エスピノーザ飛び膝!ピッコロッティダウン!パウンド!KO!

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PFL2024#2:第1試合・マルセロ・ヌネズ vs. ジョーダン・ハイダーマン

ヘビー級ワンマッチ。両者ともに昨年のPFLヘビー級に出場。

ヌネズはリーグ戦1勝(1Rフィニッシュで6点)1敗の3位で準決勝に進出したが、ヘナン・フェレイラとの準決勝は欠場した。35歳。

ハイダーマンはリーグ戦2戦目のみの出場で1RKO勝ちして4位で決勝トーナメント進出。先週リントン・ヴァッセルを破ったデニス・ゴルソフと対戦したが、1R肩固めで敗れている。32歳。

右を打ち込んだハイダーマン。プレスしてケージまで下がらせる。ジャブからワンツー。ヌネスタックルへ。ボディロック。そのままバックに回りテイクダウン。両足をフックしバックマウントに。上になるヌネス。ハイダーマンケージを使って立とうとするが、足を引いてまた寝かせたヌネス。マウントに移行。ケージを蹴って反転したハイダーマン。しかしヌネス返された瞬間に三角!足のフックが浅かったが、三角十字に移行しタップアウト!

ヌネス寝技の強さで勝利。

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PFL2024#2:リアルタイム速報

7時半開始。

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UFC300:オッズ/予想と展望

アレックス・ペレイラ 1.77
ジャマール・ヒル 2.10

ペレイラの初防衛戦。Glory王者ペレイラはUFC4戦目で当時の絶対王者アデサニヤを破りミドル級王者となったがダイレクトリマッチでKO負け。減量が厳しいことからライトヘビー級に階級を上げ、初戦でヤン・ブラホビッチのテイクダウンに苦戦したがスプリット判定勝ち。昨年11月に、負傷で王座返上していたプロハースカと王座決定戦で対戦し、グラウンドへの肘連打でKO勝ちして最短でのUFC2階級制覇を達成した。

ヒルはプロハースカが返上した王座を元王者テイシェイラを破って獲得したものの、UFC290のファイトウィークイベントのバスケットボールの試合で転倒しアキレス腱を断裂。長期欠場となりタイトルを返上した。今回が負傷以来9ヶ月、前回の試合からは1年3ヶ月ぶりの復帰戦。

両者ともストライカーだが、打撃勝負になればペレイラか。あるいはMMAを開始とともに柔術を始め、現在は茶帯ヒルの組技が見られるかもしれないが。

ペレイラKO勝ち。

ジャン・ウェイリー 1.20
ヤン・シャオナン 4.80

UFC初の中国人同士のタイトルマッチ。ストライカーから組みの強さもあるトータルファイターに変貌しているウェイリーに対し、打たれても引かない体の頑丈さが武器のシャオナンは、テイクダウンされるとリカバリーできずに押さえ込まれがちで、グラウンドに穴がある。

ウェイリー判定勝ち。

ジャスティン・ゲイジー 1.57
マックス・ホロウェイ 2.45

BMFタイトルマッチ。前戦でポイエーと対戦したゲイジーは、打撃でポイエーが優勢な展開から、2Rに右ストレートからの右ハイでKO勝ち。

ホロウェイはフェザー級ではヴォルカノフスキー以外には10年間無敗だったが、ヴォルカノフスキーに3連敗中で、タイトル挑戦の機運が高まらない中でポイエーとの暫定王座決定戦以来、ジャスト5年ぶりにライト級に挑むが、このタイミングでヴォルカノフスキーが王座から陥落し、フェザー級王座への挑戦の可能性も高まってきた。しかしこの試合に勝てばライト級でもトップランカーとなり、王者マカチェフに挑戦する話が出てきてもおかしくない。

ゲイジーKO勝ち。

チャールズ・オリベイラ 2.85
アルマン・ツァルキヤン 1.44

元王者オリベイラは昨年10月のアブダビ大会でマカチェフとのリマッチが組まれていたが、直前に目の上をカットし欠場。マカチェフが代役の挑戦者ヴォルカノフスキーに完勝したことで、オリベイラにそのまま次期挑戦権が残るかと思われたが、ブランクもあり強豪ツァルキヤンとの対戦に。

ツァルキヤンはUFCデビュー戦でいきなりマカチェフ戦だったが、マカチェフからテイクダウンを奪うなど、最も苦しめたといっていい内容で健闘。前戦ではベニール・ダリウシュを1RでKOし、ランキングも4位まで上昇した。

ゲイジー vs. ホロウェイの勝者とどちらが次期ライト級挑戦者になるか、試合内容でも争うことになる一戦。

ツァルキヤンKO勝ち。

ボー・ニッカル 1.05
コーディ・ブランデージ 12.00

全米レスリング王者ニッカルはここまでキャリア5戦すべてが1Rフィニッシュ勝利で、もっとも長かった試合でも2分54秒。対するブランデージは、今回の出場者の中で圧倒的に(唯一と言ってもいい)実績のない選手。おそらくニッカルとの対戦をランカークラスの選手が拒否しまくって回ってきたのだろうが、それは仕方ないとしてもメインカードとは。UFCで3連敗の後、ジェイコブ・マルクーンにもバックを取られて肘を打ち込まれ完敗の流れから、マルクーンの肘が後頭部に入り反則勝ちを拾うと、前回は腕十字を掛けてきた相手をスラムで叩きつけKO勝ち。ニッカル相手に勝つ要素はまったくないと思われるが、奇跡を起こせるか。

ニッカルKO勝ち。

イリー・プロハースカ 2.05
アレクサンダル・ラキッチ 1.80

プロハースカはテイシェイラからタイトルを獲得後、肩の大怪我で王座を返上。復帰戦がペレイラとの王座決定戦だったが、2Rにケージに詰めたところでペレイラのショートのパンチで効かされ、タックルに行ったところを肘連打で潰されてKO負けしUFC初黒星。

ラキッチはランキングを3位まで上げ、2022年5月に当時の1位ヤン・ブラホビッチと対戦。優位に試合を進めていたが、3Rにバックステップした際に膝前十字靭帯を断裂(ライトヘビー級怪我人多くない?)し、長期欠場。今回が約2年ぶりの復帰戦となるが、オッズは意外にもラキッチフェイバリット。

プロハースカ判定勝ち。

カルヴィン・ケーター 2.45
アルジャメイン・スターリン1.57

バンタム級王者スターリングのフェザー級復帰初戦。フェザー級で戦うのは13年ぶりだが、もともとバンタム級では減量がかなりきつく、フェザー級転向を常に考えている状態だった。初戦の相手は180cmの長身ケーターで、身長・リーチは前回敗れたショーン・オマリーと同じストライカー。ケーターも前戦で飛び膝から着地した際に膝を負傷して長期欠場しており、1年半ぶりの試合となる。

スターリング判定勝ち。

ホリー・ホルム 4.30
ケイラ・ハリソン 1.24

ボクシングとキックの世界王者だったホルムだが、最近はすっかりグラップリング主体に。しかし相手が柔道2タイムオリンピック金メダリストのハリソンでは分が悪い。原点に戻ってタックルを凌いでの打撃で勝負し、生涯最大の勝利だった柔道銅メダリストロンダ戦の再現なるか。

ハリソンは柔道時代は78kg級。MMAでも主戦場は約70kgのライト級で、フェザーに落としたことも1度しかない。果たしてバンタムまで落とせてちゃんと動けるのか。

ハリソン一本勝ち。

ソディック・ユサフ 2.20
ディエゴ・ロペス 1.70

ロペスはノーランカーだがUFCデビュー戦で無敗のモフサル・エフエロフ相手に互角に近い勝負をして、そこから2連続1Rフィニッシュ勝利し、今回がランカー初挑戦。期待の新星として記念大会に大抜擢された。

相手のユサフは前回初めてメインに登場し、エドソン・バルボーザから序盤にパンチでダウンを奪いKO寸前まで追い込んだが、攻め疲れして以降は盛り返され判定負け。オッズではロペスがフェイバリットになっている。

ジェイリン・ターナー 1.42
ヘナート・モイカ2.95

ライト級10位ターナー vs. 13位モイカノ。ふたりともそこそこハイアベレージだが、化け物揃いのこの階級だと10位~15位あたりから上がっていけない。元王者でも期待の新鋭でもない、ある種今大会唯一の普通の試合。

ジェシカ・アンドラージ 1.74
マリナ・ロドリゲス 2.14

女子ストロー級4位アンドラジ vs. 6位ホドリゲスで、セミのタイトルマッチのバックアップ要員とも思える試合。2人とも2連敗を前回の試合で勝って止めていて、すぐにタイトルに挑戦できるポジションではないが。

ボビー・グリーン 1.54
ジム・ミラー 2.54

2009年のUFC100、2016年のUFC200に続いての記念大会出場となるミラー。当然ただ1人の記録だが、UFC200からの連続出場もミラーのみ。今大会最年少27歳のツァルキヤンがUFC400に出られたとしても、15年後のUFC500に出るのは難しそうなので、当分この記録に並ぶ選手は出てこない。直近6戦5勝1敗で、2017年のポイエー戦以来7年ぶりのランカーとの対戦となる。

デイブソン・フィゲイレード 1.33
コーディ・ガーブラント 3.45

第1試合がフライ級元王者 vs. バンタム級元王者の対戦。前回バンタム転向初戦でランカーのロブ・フォントに判定勝ちしたフィゲイレードに、昨年12月の前戦でノーランカーに勝って7年ぶりの連勝としたガーブラントの対戦。しかしガーブラントが連勝した試合も内容では苦戦しており、全盛期の力が戻っているかは疑問。オッズにもそれが現れている。

第1試合開始は14日朝7時から。速報します。

 

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PFL2024#2:オッズ/展望

(P)インパ・カサンガナイ (15-4) 1.18
(B)アレックス・ポリッツィ(10-3) 5.10
(P)ロバート・ウィルキンソン (17-2) 1.46
(P)トム・ブリース 2.80
(P)クレイ・コラード(24-12) 1.51
(B)パトリッキー・ピットブル (25-12) 2.64
(B)マッズ・バーネル (18-5) 1.42
(P)マイケル・デュフォート (12-4) 2.95
(P)サディブゥ・シィ (16-7-2) 1.65
(P)ジョシュ・シウヴェイラ(12-2) 2.30
(B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ (21-7-1) 2.24
(P)ヤコブ・ネドー (8-1) 1.68
(P)アントニオ・カルロス Jr. (15-5) 1.42
(B)シモン・ビヨン (9-3) 2.95
(P)ブルーノ・ミランダ (16-4) 2.14
(B)ブレント・プリマス (12-3) 1.74
(B)ガジ・ラバダノフ (20-4-2) 1.46
(P)ソロモン・レンフロ (11-4) 2.80
(B)ジェイ・ジェイ・ウィルソン (10-1) 1.56
(B)アダム・ピッコロッティ (14-5) 2.50
エルヴィン・エスピノーザ 1.54
アンソニー・ロメロ 2.54
マルセロ・ヌネズ (10-2) -
TBA -

ライトヘビー級は優勝候補筆頭だった元Bellator王者でランキング2位のフィル・デイヴィスが欠場。Bellator側は5位ヤクシムラドフ、6位ポリッツィ、ランク外の元RIZINビヨンの3人のみの出場となり、全員がアンダードッグ。

PFL側は今年のレギュラーシーズン全階級で唯一、昨年の王者であるカサンガネイが参戦。本来ウェルター級の体格で、Bellatorとの対抗戦では階級下のミドルでBellator王者ジョニー・エブレンに敗れたが、意外と健闘してスプリット判定まで持ち込んだ。他にも、2022年優勝ウィルキンソン、2021年優勝カルロスJr.、昨年準優勝シウヴェイラが出場し、さらに昨年のウェルター級準優勝・2022優勝のシィが2階級上げて出場(PFLはミドル級がないため)する。

ライト級は逆にPFL勢のメンツが弱く、昨年優勝のメルシェは引退したため不出場。準優勝のコラードはBellatorとの対抗戦でAJ・マッキーに秒殺一本負け。あとは昨年ベスト4のミランダ、ウェルター級でベスト4のレンフロ、チャレンジャーシリーズからの昇格のデュフォート。しかしコラードは元Bellator王者でランキング3位のパトリッキー相手にオッズでフェイバリットとなっている。

どちらの階級も絶対的な本命が不在。逆に、メインを除くとオッズで3倍以上差がつく明確な咬ませ犬もいないため、誰が勝ち上がるか読めない。

第1試合開始は13日朝7時半から。速報します。